JP3078900U - 道路用遮光板 - Google Patents

道路用遮光板

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JP3078900U JP2001000082U JP2001000082U JP3078900U JP 3078900 U JP3078900 U JP 3078900U JP 2001000082 U JP2001000082 U JP 2001000082U JP 2001000082 U JP2001000082 U JP 2001000082U JP 3078900 U JP3078900 U JP 3078900U
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light shielding
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東 順 藍
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日大興機械廠有限公司
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(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が簡略化され、かつ強度が高められ、製
造コストの低い道路用遮光板であって、連続的な連結構
造を具えることによって遮光板自身の強度を高め、衝撃
に対する抗力が強く、車両による原因、もしくはその他
の外部からの不当な力によって受ける損傷の程度を緩和
して長い寿命を確保することができるとともに、気候の
影響に対して優れた抗力と強度を具える道路用の遮光板
を提供する。 【解決手段】 金属板によって複数のプレート部21
と、複数の固定部22とを一体に成形して道路用遮光板
2を構成する。該プレート部は連続するほぼN字状を呈
ししており、それぞれのプレート部に遮光面を形成し、
該複数の固定部は、固着手段を設けて地面に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術範囲】
この考案は道路用の遮光板に関わるものであって、特に金属板による一体構造 の遮光板であって、その構造を簡略化し、強度を増して、かつ遮光効果を高める とともに、製造コストを低減することのできる遮光板に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に周知の道路用遮光板を開示する。該遮光板は固定用支柱11と、プラス チック材料によるプレート部10とによって構成される単一の構造体であって、 ベース部12を介してボルト120などの固着部材で道路の中央分離帯などに設 置する。複数の遮光板を特定の角度で所定の間隔を置いて設置し、該プレート部 10の広さを利用して対向車のヘッドランプの光を遮り、運転者の視覚に影響を 与えないようにして運転中の危険性を下げるものである。
【0003】 しかし、周知の遮光板1を構成する部材は固定用支柱11、プレート10、ベ ース部12、およびボルト120であって、部材の数が多いため製造コストを高 めることになる。
【0004】 また、周知の遮光板1は、道路の施工時に設置されるものであるが、複数の遮 光板1を所定の間隔で配設するとともに、個々のプレート部10を所定の角度に 設けて固定し、適宜な遮光面を提供するため、遮光板1を設置する工程は時間を 要する。
【0005】 また、該遮光板1は支柱にプレートを設けた構造であって、間隔をおいて設置 するため、それぞれの遮光板1の間には当然隙間があり、このため移動する車両 のヘッドランプの光が該隙間を通過して対向車の運転手の目に入射されることが あり、完全な遮光効果を提供することができない。
【0006】 また、プレート部10はプラスチック材料を板状に成形したものであって、日 差しや雨に晒され、さらに天気の変化などを受けて、容易に脆くなる。このため 外部からの衝撃を少しでも受けると、容易に破損して道路上に散らばってしまう 。
【0007】 さらに、周知の遮光板1は、広い面積のプレート部10が、地面に立てられた 単一の位置決め支柱11と、接触面積の小さいベース部12とによって地面に取 り付けられる。このため、通過する車両の車体が掠った場合、もしくは不当な外 部からの力が加わった場合には、該遮光板1の位置決め角度が一方向に傾いてし まい、甚だしくはプレート部10が折れ曲がり、破損する場合もある。よって、 その寿命は長くない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、周知の技術における以上の欠点に鑑みてなされたものであって、 簡略化され、強度の高い構造を具え、かつ製造コストの低い道路用遮光板を提供 することを目的とする。
【0009】 また、この考案は一体成形することによって、容易に組み立てて設置すること ができ、施工が簡易な道路用遮光板を提供することを目的とする。
【0010】 また、この考案は連続的な連結構造を具えることによって遮光板自身の強度を 高め、衝撃に対する抗力が強く、車両による原因、もしくはその他の外部からの 不当な力によって受ける損傷の程度を緩和して長い寿命を確保することのできる 道路用遮光板を提供することを目的とする。
【0011】 また、この考案は天気、気候の影響に対して優れた抗力と強度を具え、衝撃に よって容易に破損して地面に散らばることのない道路用遮光板を提供することを 目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この考案による遮光板は、金属板によってほぼN字状に形成され、遮光面を形 成する複数のプレート部が連続してなる構造を有し、複数の固定部をそれぞれの プレート部の下端に形成して、さらに該固定部に固着手段を設けて、該固定部を 地面に固定する。該複数の固定部とプレート部は、金属板によって一体に成形す る。
【0013】 さらに、該プレート部のプレート面には補強リブを設けてプレート部本体の強 度を増加し、また、プレート部の側端縁を円弧状に形成してバリをとり、プレー ト部の強度を高める。
【0014】 また、プレート部の相対するそれぞれのプレート面には、光反射部材を設けて 、夜間などの視界の利かない状況下にあって車両の運転手に走行方向をガイドす るようにしてもよい。
【0015】
【実施例】
この考案の構造と効果を説明するために、具体的な例を挙げ、図示を参照に以 下に詳述する。図2は、図3に開示する遮光板2を構成する遮光板半製品2’の 正面図である。図示によれば、遮光板半製品2’は、適宜な厚さと延展性を有す る金属板を切断して形成し、複数の隣り合う固定部22’と、複数の隣り合うプ レート部21’とを包括してなる。
【0016】 先ず、該金属板の長手方向の相対する二辺(200、201)上において、適 宜な間隔Aを置いて、縦方向に適宜な長さBだけ互い違いに切欠いて、複数の第 一、第二切欠部(20a’、20b’を形成する。その内、第一切欠部20a’ は、切欠くことによって複数のプレート部21’を形成し、第2切欠部20b’ は、切欠くことによって複数の固定部22’を形成する。また、切欠いて形成し たプレート部21’は一端縁のみが互いに連結した左、右プレート(21L、2 1R)に分かれ、また複数の固定部22’には複数のネジ孔220’を形成する 。切欠き処理を完成した金属板は、区分け線210から下方の下段部203に複 数の固定部22’が隣り合って形成され、区分け線210から上方の上段部20 2には複数のプレート部21’が隣り合って形成される。複数の切欠部(29a ’、20b’)は、切欠く方向に対向する側辺に至るまで完全に切断せず、複数 のプレート部21’と、複数の固定部22’が順に連なり、金属板本体から切り 離されることがない。即ち、複数の固定部22’の上端縁となる区分け線210 には、上方に隣り合う2枚のプレート部が延伸して形成される。外区分け線21 0は、プレート部21’の右プレート21Rの下端縁部と、これに連なる他のプ レート部21’の左プレート21Lの下端縁が連接し、このように一枚の金属板 で遮光板半製品2’を形成する。
【0017】 図3にこの考案による道路用遮光板の斜視図を開示する。図に開示する遮光板 2は、遮光板半製品2’を延展させたものである。また、必要に応じて複数のプ レート部21のプレート面に複数の補強リブ21aを形成して遮光板2本体を強 化する。このため不当な外部からの力による破損の発生を減少させて寿命を長く することができる。
【0018】 遮光板半製品2’を据付可能な製品の状態にする場合には、遮光板半製品2’ の最も外側に位置する両固定部22’、22’)をそれぞれ逆の引っ張り方向に (C1、C2)に引っ張り、それぞれの隣り合う複数の第1、第2切欠部(10 a’、20b’図2参照)を前後方向に延展する(図3に開示する20a’、2 0b’)。同時にそれぞれのプレート部21を逐一外側に開いて、前後に連続し たほぼN字状を呈する屈折延伸状の遮光面を形成する。よって、一端縁のみが連 接する左、右プレート(21L、21R)が、それぞれ前後の方向に展開し、最 終的に、左、右プレート(21L、21R)がそれぞれ逆方向に傾斜するプレー ト面が形成される。このため、両方向の車道に対する遮光効果を得ることができ る。
【0019】 図4に、この考案の道路用遮光板2を地面に設置した状態を表す斜視図を開示 する。図に開示するように、図3に開示する遮光板2に引っ張り成形処理を加え て、これを地面に設置する。この場合、図4(a)に開示するように、L字状の 鉄材を固定部に密着させて支持し、固定部にはネジ孔220を穿設し、該L字状 の鉄材23の縦方向に延伸する面には、固定部のネジ孔220に相対する位置に ネジ孔(図示しない)を穿設してボルト(図示しない)とナット3で固定し、ま た、該L字状の鉄材23の底面側の延伸面にもネジ孔(図示しない)を形成して ボルト(図示しない)で地面に固定する。単一の遮光板2上には、複数の遮光作 用を有するプレート部21を有し、また該プレート部21は左、右プレート(2 1L、21R)が連続する固定部22を具える。よって、地面(すなわち中央分 離帯)の長さと幅によって該遮光板2を接続して増設する数を決める。
【0020】 この他、図2に開示する金属板に切欠処理を施した後、必要に応じて該複数の プレート部21のプレート面に光反射シール(図示しない)などを貼着してもよ い。光反射シールを貼着することによって、走行する自動車のヘッドランプの光 が該複数の反射シールによって反射されて、夜間などの暗い中にあっても運転手 に走行方向をガイドすることができる。
【0021】 図5に開示する遮光板2は、側端縁311を面取りして断面が円弧状になるよ うに形成してバリを取り除き、プレート部の強度を高めたものである。その外側 縁211の断面(I―I線)は、図5(b)に開示するとおりである。
【0022】 以上の説明は、この考案の好ましい実施例を挙げたものであって、この考案の 実施範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る均等の効果を有す る変更、もしくは修正は、いずれもこの考案の請求の範囲に含まれるものとする 。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案による遮光板2は製造上、金属板を 切り欠いて、これを引っ張って延展処理を加えるだけで遮光板2を一体成形する ことができる、よって、周知の遮光板1の製造処理に比して製造工程が簡単で、 コストも低い。また、この考案による遮光板2を地面に設置する場合は、遮光作 用を有するプレート部21と、プレート部21を地面に固定する固定部と一体に 成形するため、周知の遮光板1のようにそれぞれの構成部材に組み立て処理を加 える工程を省くことができ、固定部22のネジ孔220を利用して固定ボルトで 螺着するだけで遮光板2を地面に固定できるので、周知の遮光板1に比して設置 の工程が簡単で、速く設置できる。
【0024】 さらに、この考案による遮光板2のプレート部21は、周知の遮光板1に比し て、二倍の遮光効果を有する。しかも、周知の遮光板1のプレート部10は、左 右方向に傾斜したプレート面を有し、間隔を置いて地面に設置されるので、それ ぞれのプレート面との間に隙間が発生する。よって、移動するヘッドランプから 照射される光が直接該隙間から対向車線を走行する運転手の目に入射されること を避けるためには、周知の遮光板1の設置密度を高めなければならない。このた めにコストが増加するのみならず、設置のための施工が時間を要する。周知の遮 光板1においてプレート部10の幅を広くしても前記の欠点を解決することがで きるが、ただし、プレート部10の幅を広くすると、走行する車両にぶつかる危 険性が増す。これに比して、この考案の遮光板2は前後方向に傾斜し、かつ連続 したプレート面によって遮光面を構成するので、完全な遮光効果を得ることがで きる。
【0025】 また、この考案による遮光板2は一体に成形されるので、固定部22によって プレート部21を支持するのみならず、複数のプレート部21が連続した構造に よって、それぞれのプレート部21同士の支持効果を得ることができる。さらに プレート部21に複数の補強リブ21a’を設けることによって、この考案の遮 光板2は車両から受ける衝撃、もしくはその他不当な外部からの衝撃による影響 を緩和することができ、その連続構造と金属材質の延展性によって衝撃をうけて 地面に散ることもない。同時に、金属材料を使用することによって、気候に対す る耐久性を高めることができる。 さらに、プレート部21に複数の光反射シールを設けることによって光の反射 効果をも具え、夜間などの視界が利かない場合において、車両の走行方向をガイ ドすることができる。
【0026】 以上のようにこの考案によれば、構造が簡略化され、かつ強度が高められ、製 造コストの低い道路用遮光板を提供することができ、さらに、容易に組み立てて 設置することができ、施工が簡易な道路用遮光板を提供することができる。 また、この考案は連続的な連結構造を具えることによって遮光板自身の強度を 高め、衝撃に対する抗力が強く、車両による原因、もしくはその他の外部かの不 当な力によって受ける損傷の程度を緩和して長い寿命を確保することができると ともに、気候の影響に対しても優れた抗力と強度を具える。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の道路用遮光板を地面に設置した状態を表
す斜視図である。
【図2】この考案による遮光板の半製品の斜視図であ
る。
【図3】この考案による道路用遮光板の斜視図である。
【図4】この考案による道路用遮光板を地面に設置した
状態を表す(a)斜視図と、(b)部分拡大図である。
【図5】この考案による遮光板の半製品の(a)正面図
と、(b)I−I線断面図である。
【符号の説明】
1,2 遮光板 2 遮光板の半製品 3,120 ナット 10 プレート部 11 固定支柱 12 ベース部 21 プレート部 22 固定部 200,201長手方向の相対する二辺 202 上段部 203 下段部 210,210’区分け線 220,220’ネジ孔 20a,20a’第一切欠部 20b,20b’第2切欠部 21L 左プレート 21R 右プレート A 間隔 B 長さ C1,C2 引っ張り方向

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板によって複数のプレート部と、複
    数の固定部とを一体に成形してなる道路用遮光板におい
    て、 該プレート部は連続するほぼN字状を呈しており、か
    つ、それぞれのプレート部にて遮光面を形成し、 該複数の固定部は、固着手段を設けて地面に固定するこ
    とを特徴とする道路用遮光板。
  2. 【請求項2】 前記プレート部のプレート面に補強リブ
    を設けて該プレート部の強度を強化することを特徴とす
    る請求項1に記載の道路用遮光板。
  3. 【請求項3】 前記プレート部のプレート面に光反射部
    材を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の
    道路用遮光板。
  4. 【請求項4】 前記固定部に設ける固着手段がL字状の
    鉄材によってなり、ボルトで地面に固定することを特徴
    とする請求項1に記載の道路用遮光板。
  5. 【請求項5】 前記プレート部の側端縁が円弧状に加工
    されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の道路用遮光板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220054922A (ko) 2020-10-26 2022-05-03 주식회사 끝까지한다 단백질 소재를 이용한 즉석식품 및 그 제조방법

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