JP2005191854A - 集合住宅管理通話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】住宅情報盤が留守モード時にある場合に、警報監視盤からの呼出に対しても、自動応答をして、その後、警報監視盤からのメッセージを受け付けて記録できる新規な機能を備えた集合住宅管理通話システムを提供する。
【解決手段】住宅情報盤は、通常モードと留守モードとを切換設定する手段と、呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段とを備え、制御手段は、留守モードの実行時に、警報監視盤からの呼出を判別したときには、それに応答した後、警報監視盤から送出されて来るメッセージを、記録手段に記録させる構成にしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅管理通話システムの改良に関する。
近時、集合住宅などにおいては、特許文献1に示すような集合住宅管理通話システムが使用されている。このものでは、少なくとも、管理人室に設置した警報監視盤、集合玄関に設置したロビーインターホン、各住戸に設置され、ドアホン子器を接続した住宅情報盤とを組み合わせて構成されている。
住宅情報盤は、住人の操作設定によって、通常モードと留守モードとを切り替えることができる。通常モードにおいては、少なくとも、ロビーインターホン、ドアホン子器のいずれかから呼出を受けたときには、所定時間呼出音を鳴動し、住人による応答操作があれば呼出元との通話路が形成されて通話可能状態となる。
一方、留守モードにおいては、少なくとも、ロビーインターホン、ドアホン子器のいずれかから呼出を受けたときには、それに応答した後、所定の応答メッセージを送出して呼出元から鳴動させ、呼出元から送出されてくるメッセージを録音するようにしている。
特開平8−322038号公報
しかしながら、上記した従来のシステムでは、住宅情報盤は、留守モード時に警報監視盤から呼出を受けたときには、上記したような処理はせず、通常モード時のような呼出処理を行い、管理人から用件があれば、警報監視盤の操作によって、住宅情報盤のLED表示などにより、管理人からの何らかの用件がある旨を通知するようにしていた。
そのため、管理人は、呼出に対する応答がない事実をもって住人の不在を確認することになり住人の外出状況を把握しにくく、帰宅した住人は、その用件が何であるかを管理人の元に連絡して確認せざるを得ず、不便であった。
本発明は、このような事情を考慮して提案されるものであって、住宅情報盤が留守モード時にある場合に、警報監視盤からの呼出に対しても、自動応答をして、その後、警報監視盤からのメッセージを受け付けて記録できる新規な機能を備えた集合住宅管理通話システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1では、住宅情報盤は、通常モードと留守モードとを切換設定する手段と、呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段とを備え、制御手段は、留守モードの実行時に、警報監視盤からの呼出を判別したときには、それに応答した後、警報監視盤から送出されて来るメッセージを、記録手段に記録させる構成にしている。
請求項2では、制御手段は、通常モードの実行時に、警報監視盤からのメッセージ録音指令を判別したときには、その後に送信されて来るメッセージを記録手段に記録させる構成にしている。
請求項3では、住宅情報盤は、メッセージの有無を表示するメッセージ有無表示手段と警報監視盤からのメッセージ通知指令を判別したときには、メッセージ有無表示手段にメッセージ有りを表示させる制御手段とを備えており、警報監視盤は、呼出先となる住宅情報盤にメッセージ通知指令を送出し、かつ、その住宅情報盤に送出すべきメッセージを、該警報監視盤本体に設けた記録手段に記録する構成とされている。
請求項4では、住宅情報盤は、メッセージの有無を表示するメッセージ有無表示手段と、ロビーインターホンからのメッセージ通知指令を判別したときには、メッセージ有無表示手段にメッセージ有りを表示させる制御手段とを備えており、ロビーインターホンは、呼出先となる住宅情報盤にメッセージ通知指令を送出し、かつ、その住宅情報盤に送出すべきメッセージを、該ロビーインターホンに設けた記録手段に記録する構成とされている。
請求項5では、住宅情報盤は、通話線で接続された他の住宅情報盤からのメッセージを、記録手段に記録させ、かつ該記録手段から読み出して再生する機能を備えており、制御手段は、他の住宅情報盤からメッセージ録音指令を判別したときには、その後に、他の住宅情報盤から送信されて来るメッセージを上記記録手段に記録させるとともに、再生指令を受付けたときには、上記記録手段に記録されたメッセージを再生出力させる構成にしている。
請求項6では、警報監視盤は、呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段を備えており、制御手段は、ロビーインターホン、住宅情報盤の少なくともいずれかからの呼出に対して応答処理がなかったときには、呼出元に対して応答した後、その呼出元から送出されるメッセージを、記録手段に記録させる構成にしている。
請求項7では、警報監視盤は、通常モードと留守モードとを切換設定する手段と、呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段とを備え、制御手段は、留守モード時に、ロビーインターホン、住宅情報盤の少なくともいずれかからの呼出があったときには、その呼出元から送出されるメッセージを、記録手段に記録させる構成にしている。
本発明の請求項1によれば、住宅情報盤は、留守モード時に、警報監視盤から呼出があったときには、それに応答後、警報監視盤から送出されてくるメッセージを記録するので、管理人は住人が留守であることを容易に確認でき、帰宅した住人も、管理人からのメッセージをその場で確認でき、利便である。
請求項2では、住宅情報盤は、通常モード時に、警報監視盤からのメッセージ記録指令を判別したときには、その後に送出されてくるメッセージを記録するため、留守モードだけではなく、従来はメッセージを記録できなかった通常モードにおいても、メッセージ記録ができるため、利便である。
請求項3では、警報監視盤は、呼出先となる住宅情報盤にメッセージ通知指令を送った後、その住宅情報盤に送出すべきメッセージを記録手段に警報監視盤自身に記録し、呼出先の住宅情報盤では、上記警報監視盤からメッセージ通知指令を受け取ってメッセージ有を表示し、帰宅した住人がこの表示を見て、所定操作をして再生指示を送れば、警報監視盤に記録されたメッセージが当該住宅情報盤に送出されて再生される。
そのため、呼出先となる住宅情報盤が他の住宅情報盤などと通話中で通話路が塞がっていても、その住宅情報盤に対して、メッセージ有りを通知でき、通話が終わった住人がこの通知を確認して、警報監視盤に記録されているメッセージを再生し確認できるので、利便にできる。
請求項4では、ロビーインターホンは、呼出先となる住宅情報盤にメッセージ通知指令を送り、その住宅情報盤に送出すべきメッセージを記録手段にロビーインターホン自身に記録し、呼出先の住宅情報盤では、上記ロビーインターホンからメッセージ通知指令を受け取ってメッセージ有を表示し、帰宅した住人がこの表示を見て、所定操作をして再生指示を送れば、ロビーインターホンに記録されたメッセージが当該住宅情報盤に送出されて再生される。
そのため、呼出先となる住宅情報盤が他の住宅情報盤などと通話中で通話路が塞がっていても、その住宅情報盤に対して、メッセージ有りを通知でき、通話が終わった住人がこの通知を確認して、ロビーインターホンに記録されているメッセージを再生し確認できるので、利便にできる。
請求項5では、住宅情報盤は、他の住宅情報盤からメッセージ記録指令を受けたときには、他の住宅情報盤からのメッセージを記録し、所定の再生指示がされると、記録したメッセージを再生するため、住戸間でのメッセージ伝達が可能となり、利便である。
請求項6では、警報監視盤は、少なくとも、ロビーインターホン、住宅情報盤のいずれかから呼出を受け、応答処理がなかったときには、自動応答後、その呼出元からのメッセージを記録するので、管理人が不在の場合でも、ロビーインターホン、住宅情報盤側からメッセージを伝達することができ、利便である。
請求項7では、警報監視盤でも通常モードと留守モードとを切換設定でき、留守モード時においては、少なくとも、ロビーインターホン、住宅情報盤からの呼出に対して、自動応答後、ロビーインターホン、住宅情報盤側からのメッセージを記録するため、緊急の用事などのため、管理人が管理室を留守にした場合でも、ロビーインターホン、住宅情報盤からのメッセージを確実に伝達できる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明システムの概略構成の一例を示している。
このものは、各住戸には住宅情報盤1を設置し、共同玄関にはロビーインターホン4を設置し、管理人室には警報監視盤5を設置している。そして、集合住宅の適所には映像制御盤3を設置している。
住宅情報盤1の各々は、制御線、通話線、映像線を束ねた伝送ラインL1を通じて映像制御盤3、その住宅情報盤1の設置される住戸の玄関先のドアホン子器6に接続され、映像制御盤3は映像線で構成された伝送ラインL3を通じてロビーインターホン4に接続されるとともに、制御線、通話線を束ねた伝送ラインL2を通じて警報監視盤5に接続される。
また、ロビーインターホン4と警報監視盤5とは、先述した、制御線、通話線を束ねた伝送ラインL2を通じて相互に接続される。
図2は、本発明システムで用いられる住宅情報盤の内部構成の一例を示す図である。この住宅情報盤1は、制御手段を構成するマイコン10、モニタテレビ11、録画回路12、制御線、通話線、映像線を束ねた伝送ラインL1を通じて各種信号を伝送するための伝送入出力回路13、伝送ラインL1を通じて入力された映像信号を制御するために設けられ、モニタテレビ11に映像信号を出力して表示させたり、録画回路12に出力して録画させる機能をなす映像制御回路14、伝送ラインL1を通じてドアホン子器6の制御をするドアホン制御回路15、各呼出元との間での、マイクMIとスピーカSPを用いた通話を制御するための通話制御回路16、ICメモリや録音テープなどで構成されてメッセージ記録手段を構成し、呼出元から入力された音声メッセージを録音する録音回路17、非常時に警報出力する警報音出力回路18、警報監視盤5から音声警報を受信し、これをスピーカSPから出力させる音声警報入力回路19、各種操作キーなどで構成され、通常モードと留守モードとを切換設定するモード切換スイッチ20Aを有する操作部20、LEDなどを有し、メッセージ有無表示手段を構成する表示部21を備える。
この住宅情報盤1は、先述したように、通常モード、留守モードがモード切換スイッチ20Aでの選択操作により選択できる。各々のモード処理については後述する。
図3は、映像制御盤3の内部構成の一例を示す図である。この映像制御盤3は、ロビーインターホン4から映像信号を伝送ラインL3を通じて入力する映像入力回路30、伝送ラインL1を通じて、映像入力回路30で入力され、伝送ラインL1に出力すべき映像信号を増幅する映像増幅回路31を備える。
図4は、ロビーインターホン4の内部構成の一例を示す図である。このロビーインターホン4は、制御手段を構成し、以下の構成要素を制御するマイコン40、伝送ラインL2、L3を通じた各種信号の伝送をするための伝送入出力回路41、各種操作キーを有するキースキャン回路42、表示回路43、カメラ47での撮影によって形成された映像信号を制御する映像制御回路44と、呼出先との間でマイクMIとスピーカSPを使用した通話をするための通話制御回路45、ICメモリや録音テープなどで構成されてメッセージ記録手段を構成する録音回路46を備える。
図5は、警報監視盤5の内部構成の一例を示す図である。この警報監視盤5は、制御手段を構成し、この警報監視盤5を制御するマイコン50と、伝送ラインL1を通じて各種信号を伝送するための伝送入出力回路51、後述するメッセージ録音指令などのための各種操作キーを有するキースキャン回路52、表示回路53、通話制御回路54、ICカードや録音テープなどで構成されてメッセージ記録手段を構成する録音回路55、警報音出力回路56、各住宅情報盤1に音声警報を出力する音声警報出力回路57を備える。
図6は、ドアホン子器6の内部構成の一例を示す図である。このドアホン子器6は、このドアホン子器6を制御するCPU60、伝送ラインL1を通じて各種信号の伝送をするための伝送入出力回路61、映像制御回路62、通話制御回路64、カメラ63、マイクMI、スピーカSP、ICメモリや録音テープなどで構成されてメッセージ記録手段を構成する録音回路65を備える。
これら、ロビーインターホン4、警報監視盤5、ドアホン子器6の各々は、通話したい相手先を指定して、図示しない呼出釦を操作し、その相手先を呼び出したとき、その相手先から、音声メッセージ入力を促す信号を受信すればマイクMIを通じたメッセージ入力を受け付けて、入力されたメッセージを相手先に送出する機能を有する。
また、このとき、後述するような応答メッセージ(応答音)が、音声メッセージ入力を促す信号とともに受信されたときには、音声メッセージ入力を受け付ける前に、受信した応答メッセージをスピーカSPより出力する。
なお、本発明システムにおいては、メッセージ記録とは、音声メッセージの録音のことを例示しているが、これには限られず、文字メッセージなど、音声メッセージ以外の記録であってもよい。
このような構成の本発明システムの特徴的な処理について、図7のフローチャートとともに説明する。
すなわち、住宅情報盤1は、先述したような選択操作によって、通常モードと留守モードとを切換できる。留守モード時には以下のような処理をなす。この留守モードは、モード切換スイッチ20Aの操作によるときのみならず、通常モード時に所定時間呼び出しをしても応答がなかった場合に、自動的に留守モードに切り替えるようにしてもよい。
ロビーインターホン4、警報監視盤5、他の住宅情報盤1、ドアホン子器6での呼出操作により、いずれかの住宅情報盤1を呼び出したときには(100)、呼出を受けた住宅情報盤1は呼出元を判定する(101)。
すなわち、ロビーインターホン4、警報監視盤5、他の住宅情報盤1から呼出を受けたときには、呼出元の機種識別コードが送出されてくるから、そのコードに対応する呼出元を、端末器種別登録テーブル(不図示)を参照して判定する。一方、ドアホン子器6から呼出を受けたときには、住宅情報盤1には直接伝送ラインL1を通じて接続されているから、識別コードと対応付けて登録しなくても、ドアホン子器6からの呼出であると判定できる。
そして、呼出元が警報監視盤5ではないと判定すると(102)、従来から実行しているような留守応答、つまり、自動応答後、応答メッセージ受付録音をする(103)。
一方、呼出元が警報監視盤5であると判定すると(102)、応答メッセージ(応答音でもよい)を警報監視盤5に送出する(104)。これとともに、メッセージ入力を受け付けるための制御信号を呼出元に出力する。
すると、警報監視盤5と住宅情報盤1との間では通話路が形成された状態となり、警報監視盤5では送出した応答メッセージ(応答音)が出力され、メッセージ入力機能を実行するようになる。この状態で、警報監視盤5からメッセージ入力がされたときにはそのメッセージを録音する(105)。そして、終了処理をして通話路を開放する(106)。
一方、通常モード時には、住宅情報盤1は、図8に示すような処理をなす。すなわち、ロビーインターホン4、警報監視盤5、他の住宅情報盤1、ドアホン子器6での呼出操作により、いずれかの住宅情報盤1を呼び出したときには(200)、呼出を受けた住宅情報盤1は呼出元を判定する(201)。
ロビーインターホン4、警報監視盤5、他の住宅情報盤1から呼出を受けたときには、呼出元の機種識別コードが送出されてくるから、そのコードに対応する呼出元を、端末器種別登録テーブル(不図示)を参照して判定する。
一方、ドアホン子器6から呼出を受けたときには、住宅情報盤1には直接伝送ラインL1を通じて接続されているから、識別コードと対応付けて登録しなくても、ドアホン子器6からの呼出であると判定できる。
そして、呼出元が警報監視盤5であると判定すると(202)、警報監視盤5からメッセージ録音指令がきているか判定する(203)。このメッセージ録音指令は、メッセージ記録のうちの一概念であるメッセージ録音を指令するための信号を意味し、警報監視盤5の所定操作によりそのCPU50の機能により送出されるものである。
メッセージ録音指令がきていると判定すると、警報監視盤5との通話路を形成してメッセージ入力を受け付けて、その後、警報監視盤5から送出されてくるメッセージを録音する(204)。そして、終了処理をして通話路を開放する(205)。なお、ステップ205の終了処理を始めるタイミングとしては、録音開始してからタイマ計測を始め所定時間経過すると終了処理を始める手法、あるいは、住人がメッセージ入力を終えたら「#」キーの操作などにより強制的に終了処理を開始させる手法などを取ればよい。
一方、警報監視盤5からの呼出ではなかったり(202のN)、警報監視盤5からの呼出であっても録音指令がきていないない場合には(203のN)、通常処理、つまり、従来から実行しているように、所定時間呼びだし、応答があれば通話路を形成する処理をなす(206)。
図9は、本発明システムの第2実施例について説明するための図である。この実施例2では、ロビーインターホン4または警報監視盤5から住宅情報盤1を呼び出した際、呼出先の住宅情報盤1が通話中であって通話路が塞がっている場合でも、呼出先の住人に用件を伝達できる。
すなわち、ロビーインターホン4または警報監視盤5から用事があり、住宅情報盤1を呼び出した際、その住宅情報盤1の通話路が塞がっている場合には、住宅情報盤1からは報知音を鳴動させ、呼出元では、応答メッセージ(応答音でもよい)鳴動後、メッセージ録音処理に入る。このとき、呼出元では、マイクMIを通じて入力されたメッセージが、録音回路46、55に録音される。録音が終了すれば終了処理に入り、住宅情報盤1に対してメッセージ通知指令を送出する。なお、録音終了処理を始めるタイミングとしては、録音開始してからタイマ計測を始め所定時間経過すると終了処理を始める手法、あるいは、住人がメッセージ入力を終えたら「#」キーの操作などにより強制的に終了処理を開始させる手法などを取ればよい。
すると、住宅情報盤1では、表示部21にメッセージ有が表示され、通話の終わった住人が所定の再生操作をすると、再生指示信号を送出して、ロビーインターホン4または警報監視盤5に再生指示をなす。再生指示を受けたロビーインターホン4または警報監視盤5は、録音回路46、55よりメッセージを読み出し、その住宅情報盤1との通話路を形成してそのメッセージを送出する。これを受けた住宅情報盤1はスピーカSPよりメッセージを出力する。
図10は、本発明システムの第3実施例について説明するための図である。この実施例3では、住宅情報盤同士でメッセージ伝達ができる。すなわち、操作部20の所定操作により、住宅情報盤1(#1)で呼出先の他の住宅情報盤1(#2)を指定し、送出すべきメッセージの録音を行えば、その呼出先(#2)に対して、メッセージ録音指令信号を送出する。
これを受けた他の住宅情報盤1(#2)は、住宅情報盤1(#1)からのメッセージ送出を受け付け、送出されてきたメッセージを録音回路17に録音し、メッセージ有を表示部21により通知する。
これを見た住宅情報盤1(#2)側の住人は、所定の再生操作をすれば、その住宅情報盤2(#2)の録音回路17に録音させているメッセージを再生する。
図11、12は、本発明システムの第4実施例について説明するための図である。この実施例4では、住宅情報盤1あるいはロビーインターホン4の側から警報監視盤5を呼び出した際に、管理人などが急用などのため不在の場合でも確実にメッセージ伝達ができる。
すなわち、図11では、住宅情報盤1またはロビーインターホン4から警報監視盤5を呼び出した際、所定時間の間に応答がなかった場合には、警報監視盤5は自動応答し通話路を形成して応答メッセージ(応答音でもよい)を送出するとともに、メッセージ入力を受け付けるための制御信号を出力する。
すると、これを受けた呼出元では、警報監視盤5からの応答メッセージ(応答音)が出力され、マイクMIを通じたメッセージ入力が可能となり、入力されたメッセージを警報監視盤5に送出する。警報監視盤5では、送出されたメッセージを録音回路55に録音する。録音回路55に録音されたメッセージは、警報監視盤5での所定操作により再生可能である。
また、図12では、警報監視盤5では、キースキャン回路の操作キーの所定操作により、通常モード、留守モードの設定ができるようにしており、通常モードでは、従来と同様に、所定時間管理人を呼び出すのみではあるが、留守モード時に、住宅情報盤1あるいはロビーインターホン4の側から呼出を受けた場合には、自動応答をして応答メッセージを送出し、住宅情報盤1あるいはロビーインターホン4で入力されたメッセージを警報監視盤5が録音する処理をなす。
本発明システムの概略構成の一例を示す図 本発明システムで用いられる住宅情報盤の内部構成の一例を示す図 本発明システムで用いられる映像制御盤の内部構成の一例を示す図 本発明システムで用いられるロビーインターホンの内部構成の一例を示す図 本発明システムで用いられる警報監視盤の内部構成の一例を示す図 本発明システムで用いられるドアホン子器の内部構成の一例を示す図 第1実施例の留守モード時の動作の一例について説明するためのフローチャート 第1実施例の通常モード時の動作の一例について説明するためのフローチャート 第2実施例の動作の一例について説明するための図 第3実施例の動作の一例について説明するための図 第4実施例の動作の一例について説明するための図 第4実施例の動作の他例について説明するための図
符号の説明
1 住宅情報盤
4 ロビーインターホン
5 警報監視盤
10,40,50 CPU
17,46,55 録音回路
20 操作部
20A モード切換スイッチ
21 表示部

Claims (7)

  1. 管理人室などに設置された警報監視盤と、共同玄関などに設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住宅情報盤とを組み合わせて構成した集合住宅管理通話システムにおいて、
    上記住宅情報盤は、
    通常モードと留守モードとを切換設定する手段と、
    呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、留守モードの実行時に、上記警報監視盤からの呼出を判別したときには、それに応答した後、上記警報監視盤から送出されて来るメッセージを、上記記録手段に記録させる構成にしている集合住宅管理通話システム。
  2. 請求項1において、
    上記制御手段は、通常モードの実行時に、上記警報監視盤からのメッセージ録音指令を判別したときには、その後に送信されて来るメッセージを上記記録手段に記録させる構成にしている集合住宅管理通話システム。
  3. 管理人室などに設置された警報監視盤と、共同玄関などに設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住宅情報盤とを組み合わせて構成した集合住宅管理通話システムにおいて、
    上記住宅情報盤は、メッセージの有無を表示するメッセージ有無表示手段と、上記警報監視盤からのメッセージ通知指令を判別したときには、上記メッセージ有無表示手段にメッセージ有りを表示させる制御手段とを備えており、
    上記警報監視盤は、呼出先となる住宅情報盤に上記メッセージ通知指令を送出し、かつ、その住宅情報盤に送出すべきメッセージを、該警報監視盤本体に設けた記録手段に記録する構成とされている、集合住宅管理通話システム。
  4. 管理人室などに設置された警報監視盤と、共同玄関などに設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住宅情報盤とを組み合わせて構成した集合住宅管理通話システムにおいて、
    上記住宅情報盤は、メッセージの有無を表示するメッセージ有無表示手段と、上記ロビーインターホンからのメッセージ通知指令を判別したときには、上記メッセージ有無表示手段にメッセージ有りを表示させる制御手段とを備えており、
    上記ロビーインターホンは、呼出先となる住宅情報盤に上記メッセージ通知指令を送出し、かつ、その住宅情報盤に送出すべきメッセージを、該ロビーインターホンに設けた記録手段に記録する構成とされている、集合住宅管理通話システム。
  5. 共同玄関などに設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住宅情報盤とを組み合わせて構成した集合住宅管理通話システムにおいて、
    上記住宅情報盤は、通話線で接続された他の住宅情報盤からのメッセージを、記録手段に記録させ、かつ該記録手段から読み出して再生する機能を備えており、
    上記制御手段は、他の住宅情報盤からメッセージ録音指令を判別したときには、その後に、他の住宅情報盤から送信されて来るメッセージを上記記録手段に記録させるとともに、再生指令を受付けたときには、上記記録手段に記録されたメッセージを再生出力させる構成にしている、集合住宅管理通話システム。
  6. 管理人室などに設置された警報監視盤と、共同玄関などに設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住宅情報盤とを組み合わせて構成した集合住宅管理通話システムにおいて、
    上記警報監視盤は、
    呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段を備えており、
    上記制御手段は、上記ロビーインターホン、上記住宅情報盤の少なくともいずれかからの呼出に対して応答処理がなかったときには、上記呼出元に対して応答した後、その呼出元から送出されるメッセージを、上記記録手段に記録させる構成にしている集合住宅管理通話システム。
  7. 管理人室などに設置された警報監視盤と、共同玄関などに設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住宅情報盤とを組み合わせて構成した集合住宅管理通話システムにおいて、
    上記警報監視盤は、
    通常モードと留守モードとを切換設定する手段と、
    呼出元からのメッセージを記録手段に記録させるメッセージ録音モードを実行する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、留守モード時に、上記ロビーインターホン、上記住宅情報盤の少なくともいずれかからの呼出があったときには、その呼出元から送出されるメッセージを、上記記録手段に記録させる構成にしている集合住宅管理通話システム。
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