JP2005189437A - 感圧性接着シート付き偏光板 - Google Patents

感圧性接着シート付き偏光板 Download PDF

Info

Publication number
JP2005189437A
JP2005189437A JP2003429501A JP2003429501A JP2005189437A JP 2005189437 A JP2005189437 A JP 2005189437A JP 2003429501 A JP2003429501 A JP 2003429501A JP 2003429501 A JP2003429501 A JP 2003429501A JP 2005189437 A JP2005189437 A JP 2005189437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive sheet
pressure
sensitive adhesive
polarizing plate
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003429501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4248019B2 (ja
Inventor
Hitoshi Takahira
等 高比良
Kenji Hayasaka
健二 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2003429501A priority Critical patent/JP4248019B2/ja
Publication of JP2005189437A publication Critical patent/JP2005189437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4248019B2 publication Critical patent/JP4248019B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract


【課題】 ガラスに対するリワーク性にすぐれるとともに、耐久性が良い感圧性接着シート付き偏光板を提供することを目的とする。

【解決手段】 偏光板に感圧性接着シートを貼り合わせてなり、この感圧性接着シートは、(a)アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%およびこれと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%の(共)重合体、(b)上記(a)成分100重量部あたり2〜20重量部となる割合の親油性の層状珪酸塩、(c)カップリング剤、(d)架橋剤を含有するとともに、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅であることを特徴とする感圧性接着シート付き偏光板。

【選択図】 なし

Description

本発明は、液晶表示装置に用いられる感圧性接着シート付き偏光板およびその製造方法に関するものである。
液晶表示装置では、液晶を注入したガラスセルに偏光板を貼り合わせている(特許文献1参照)。液晶は非常に高価であるのに対し、偏光板は比較的安価であるので、液晶表示装置の製造の際に、偏光板の貼り合わせ不良などが発生すると、高価な液晶を注入したガラスセルまで廃棄したり、偏光板を苦労して剥がし取る必要があった。
このような問題に対して、偏光板のガラスセルへの接着力を下げれば、リワーク性は良くなるが、接着力を下げることにより、液晶表示装置が高温や多湿雰囲気に放置された際に、その耐久性が低下するという問題がある。
特開平9−281336号公報
このように、液晶表示装置を製造する従来の技術では、偏光板のガラスへのリワーク性と耐久性をともに満足させることは難しかった。

本発明は、このような事情に照らし、液晶表示装置を製造するにあたり、偏光板のガラスへのリワーク性にすぐれているとともに、耐久性が良い感圧性接着シート付き偏光板を提供することを目的としている。
なお、リワーク性とは、偏光板を貼り合わせたガラスセルから偏光板を剥がし取る際の剥がしやすさのことであり、リワーク性にすぐれるとは、簡単に手で剥ぎ取ることができることをいう。また、耐久性とは、偏光板を貼り合わせたガラスセルを高温または高温多湿雰囲気に放置した際、偏光板の端部からの浮きや剥がれの発生のし難さのことであり、耐久性が良いとは、偏光板の端部から浮きや剥がれが発生しないことをいう。
本発明者らは、上記の目的を達成するため、鋭意検討した結果、アクリル系モノマーを主成分とするビニル系モノマーに、所定量の親油性の層状珪酸塩、カップリング剤、架橋剤としての多官能(メタ)アクリレートおよび光重合開始剤を含ませた光重合性組成物を調製し、これを光重合させることにより、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅である感圧性接着シートを形成することができ、これを偏光板に貼り合わせるための接着シートとして利用することにより、ガラスへのリワーク性にすぐれ、かつ耐久性が良い感圧性接着シート付き偏光板が得られることを知り、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、偏光板に感圧性接着シートを貼り合わせてなり、この感圧性接着シートは、(a)アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%およびこれと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%の(共)重合体、(b)上記(a)成分100重量部あたり2〜20重量部となる割合の親油性の層状珪酸塩、(c)カップリング剤、(d)架橋剤を含有するとともに、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅であることを特徴とする感圧性接着シート付き偏光板、とくに上記(b)成分の親油性の層状珪酸塩の平均長さが10〜100nmである上記構成の感圧性接着シート付き偏光板に係るものである。
また、本発明は、偏光板に感圧性接着シートを貼り合わせた感圧性接着シート付き偏光板の製造において、上記感圧性接着シートの形成にあたり、(A)アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%およびこれと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%からなるモノマー、(b)上記(A)成分のモノマー100重量部あたり2〜20重量部となる割合の親油性の層状珪酸塩、(c)カップリング剤、(d)架橋剤としての多官能(メタ)アクリレート、(e)光重合開始剤を含む光重合性組成物を、光重合させて、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅である感圧性接着シートを形成することを特徴とする感圧性接着シート付き偏光板の製造方法、とくに上記(b)成分の親油性の層状珪酸塩の平均長さが10〜100nmである上記構成の感圧性接着シート付き偏光板の製造方法に係るものである。
このように、本発明は、偏光板に貼り合わせる感圧性接着シートをアクリル系の(共)重合体をベースとし、これに親油性の層状珪酸塩、カップリング剤および架橋剤を含ませて、良好な視認性、透明性を有するとともに、ガラスへの接着力を適正範囲に規制して、凝集力が高く保持性にすぐれる構成としたことにより、偏光板のガラスへのリワーク性にすぐれ、かつ耐久性が良い感圧性接着シート付き偏光板を提供できる。
本発明における(A)成分のモノマーは、アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%と、これと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%とからなり、とくに好ましくは前者のビニル系モノマー99〜100重量%と、後者の極性基含有モノマー1〜0重量%とからなるものであるのがよい。後者の極性基含有モノマーが3重量%を超えると、接着力が高くなりすぎて、好ましい特性が得られにくい。
アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルには、ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基などのアルキル基を有するアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステルが用いられる。

ビニル系モノマーとしては、上記の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分として、モノマー全体の30重量%以下の割合で、共重合可能な他のモノマーを使用することもできる。具体的には、アルキル基の炭素数が3以下または15個以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルや、酢酸ビニル、スチレンまたはその誘導体、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。

また、極性基含有モノマーには、(メタ)アクリル酸、イタコン酸などのカルボン酸基含有モノマー、2−アクリルアミドプロパンスルホン酸などのスルホン酸基含有モノマーなどの不飽和酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有モノマーなどが用いられる。
本発明における(b)成分の親油性の層状珪酸塩は、(a)成分の(共)重合体に良好に分散して接着シートの凝集力ひいては耐久性の改善に寄与するものであり、結晶構造中に交換性陽イオンを有する層状珪酸塩を親油化処理したものが用いられる。

層状珪酸塩には、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト スチーブンサイトなどのスメクタイト系粘土鉱物、フッ素四ケイ素雲母などのマイカ系粘土鉱物が挙げられ、1種または2種以上を使用できる。とくに好ましくは、平均長さが10〜100nmであるスメクタイト系粘土鉱物が用いられる。
層状珪酸塩の形状は、厚さが約1nm、縦横がそれぞれ0.01〜10μmの範囲の板状であり、その平均長さとは縦横のうちの長い方の平均長さを意味し、この平均長さは、感圧性接着シートのTEM写真により、実測することができる。

層状珪酸塩の平均長さは10〜100nm、好ましくは20〜80nm、さらに好ましくは30〜60nmであるのがよい。この平均長さが10nm未満となると、均一に分散させるのが困難になり、また100nmを超えると、透明性が低下して、偏光板に貼り合わせたのちの輝度が低下する傾向にある。
結晶構造中に交換性陽イオンを有する層状珪酸塩は、層間の交換性陽イオンを有機カチオンなどでイオン交換処理し、層間を親油化する必要がある。

上記の交換性陽イオンとは、層状珪酸塩の結晶層の表面に存在するナトリウムやカルシウムなどの金属イオンのことである。これらのイオンは親水性であるため、親油性のモノマーは層状珪酸塩の層間に侵入することができず、良好な分散物を得ることができない。モノマーを層間に侵入させるためには、交換性陽イオンを親油性のカチオン性界面活性剤などでイオン交換することが必要である。
このような目的で用いられるカチオン性界面活性剤としては、4級アンモニウム塩や4級ホスホニウム塩などを挙げることができる。その1種を単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。

4級アンモニウム塩としては、たとえば、ラウリルトリメチルアンモニウム塩、ステアリルトリメチルアンモニウム塩、トリオクチルアンモニウム塩、ジステアリルジメチルアンモニウム塩、ジステアリルジベンジルアンモニウム塩などや、フメチルジエチルプロピレンオキサイド骨格を有するアンモニウム塩などが挙げられる。

4級ホスホニウム塩としては、たとえば、ドデシルトリフェニルホスホニウム塩、メチルトリフェニルホスホニウム塩、ラウリルトリメチルホスホニウム塩、ステアリルトリメチルホスホニウム塩、ジステアリルジメチルホスホニウム塩、ジステアリルジベンジルホスホニウム塩などが挙げられる。
このような(b)成分の親油性の層状珪酸塩は、(A)成分のアルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマーとこれと共重合可能な極性基含有モノマーとからなるモノマー100重量部に対し、つまりは、(a)成分としての上記モノマーの(共)重合体100重量部に対し、2〜20重量部、好ましくは3〜15重量部、さらに好ましくは4〜10重量部の割合で用いられる。この使用量が2重量部未満では、凝集力が低下し、耐久性の改善効果が得られず、20重量部を超えると、増粘のため、塗布などによるシート成形が難しくなる。
本発明に用いられる(c)成分のカップリング剤は、上記(b)成分の親油性の層状珪酸塩と相互作用することにより、接着シートの凝集力を向上させて、せん断保持性を高くするとともに、ガラスとの密着性を向上させる働きも有しており、これらの相乗効果により偏光板の耐久性を大きく向上させるものである。

なお、前記(A)成分のモノマーのうち、極性基含有モノマーも、上記カップリング剤と同様の効果を発揮し、このモノマーを使用することにより偏光板の耐久性を一段と向上させることができる。しかし、極性基含有モノマーを使用しすぎると、接着力が高くなりすぎてリワーク性が低下するため、前記した適量の使用量とする。
このようなカップリング剤は、とくに限定されないが、分子中に2個以上の異なる反応基を持つ有機珪素単量体が好ましく用いられる。2個の反応基の一つは無機質と化学結合する反応基であり、もう一つは有機材料と化学結合する反応基である。

上記の無機質と化学結合する反応基としては、メトキシ基、エトキシ基、シラノール基などがあり、また有機材料と化学結合する反応基としては、ビニル基、エポキシ基、メタクリル基、アミノ基、メルカプト基などがある。
このようなシランカップリング剤としては、ビニルトリクロルシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
本発明においては、このようなカップリング剤の中から、その1種または2種以上を選択して使用することができるが、その選択は、(a)成分の(共)重合体との相溶性、増粘性、ゲル化の有無などを考慮して、決定すればよい。

このようなカップリング剤の使用量は、(A)成分のモノマー100重量部、つまり、その(共)重合体100重量部に対して、0.05〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部、より好ましくは0.2〜2重量部とする。0.05重量部未満では効果がなく、10重量部を超えると凝集力が上がりすぎて密着力が低下する傾向がある。
本発明に用いられる(d)成分の架橋剤は、感圧性接着剤の凝集力などを高めて加工性を向上させるためのものであり、分子内に(メタ)アクリロイル基からなる官能基を2個以上有する多官能(メタ)アクリレートが用いられる。このような多官能(メタ)アクリレートとしては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、1,2−エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらの多官能(メタ)アクリレートの使用量としては、(A)成分のモノマー100重量部あたり、0.02〜5重量部、好ましくは0.05〜3重量部、さらに好ましくは0.1〜1重量部の範囲とするのがよい。

この範囲内で、2官能の場合は多く、3官能やそれ以上の官能基数の場合は少なくすることができるが、0.02重量部より少ないと架橋剤としての効果がなく、また5重量部より多いと脆くなり、いずれもシート加工性が低下する。
本発明に用いられる(e)成分の光重合開始剤には、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベンゾインエーテル類、アニゾインメチルエーテルなどの置換ベンゾインエーテル類、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェノンアセトフェノンなどの置換アセトフェノン類、2−メチル−2−ヒドロキシプロピオフェノンなどの置換α−ケトール類、2−ナフタレンスルホニルクロリドなどの芳香族スルホニルクロリド類、1−フェノン−1,1−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシムなどの光活性オキシム類がある。
これらの光重合開始剤は、(a)成分のモノマー100重量部あたり、通常0.005〜1重量部、好ましくは0.05〜0.5重量部の割合で用いられる。0.005重量部より少ないと、光重合後に未反応モノマーが多く残存して、接着界面において気泡の発生などを生じやすい。また、1重量部より多いと、光重合物中にこの光重合開始剤が残存して、黄変などの原因となりやすい。
本発明においては、上記の(A)成分のモノマー、(b)成分の親油性の層状珪酸塩、(c)成分のシランカップリング剤および(e)成分の光重合開始剤を、前記した割合で混合し、このプレミックスを超音波ホモジナイザーなどを用いて分散させる。このように調製される分散物の粘度が低い場合、部分的に光重合して、粘度が約500〜5,000センチポイズのコーティング可能なシロップ状にしてもよい。

つぎに、この分散物に、さらに(d)成分の架橋剤である多官能(メタ)アクリレートを混合し、光重合性組成物を調製する。この組成物には、光重合性を損なわない限り、老化防止剤などの公知の各種の添加剤を、加えてもよい。
本発明においては、このように調製される光重合性組成物を、剥離ライナーとしての剥離処理フィルム上に塗布し、紫外線の照射による光重合処理を施して、光重合物からなる厚さが通常5〜100μmの感圧性接着シートを形成する。上記の光重合処理は、窒素ガスなど不活性ガスで置換された酸素の少ない雰囲気中で行われるか、あるいは紫外線透過性のフィルムによる被覆で空気が遮断された状態で行われる。
光重合に使用する紫外線は、波長範囲が約180〜460nmの電磁放射性であるが、これより長波長または短波長の電磁放射性を用いてもよい。紫外線源としては、水銀アーク、炭素アーク、低圧水銀ランプ、中・高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどの一般の照明装置が用いられる。紫外線の強度は、被照射体までの距離や電圧の調整および照射時間(生産性)との兼ね合いで、適宜設定できる。

このような紫外線の照射後、必要により、臭気低減などを目的として、乾燥工程を設けることもできる。乾燥方法および条件は任意であるが、たとえば、熱風式乾燥炉を用いて100〜140℃程度で10〜180秒程度乾燥すればよい。
このようにして剥離ライナー上に形成される感圧性接着シートを偏光板に貼り合わせることにより、本発明の感圧性接着シート付き偏光板を製造する。

また、本発明においては、剥離ライナーである剥離処理フィルムを使用することなく、前記の光重合性組成物を偏光板上に直接塗布し、上記同様に光重合処理することにより、光重合処理と同時に偏光板に感圧性接着シートを貼り合わせることもできる。この場合、感圧性接着シートと偏光板の密着性をより高めることができる。しかし、塗工中に偏光板に傷やしわ、折れなどが発生しないように注意する必要があり、とくに偏光板の変形を防ぐため、乾燥温度は100℃程度を上限にするのが望ましい。
このように製造される本発明の感圧性接着シート付き偏光板は、上記の方法で形成される感圧性接着シートが、(a)アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%およびこれと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%の(共)重合体、(b)上記(a)成分100重量部あたり2〜20重量部となる割合の親油性の層状珪酸塩、(c)カップリング剤、(d)架橋剤を含有するとともに、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅であることを特徴としており、これにより、視認性、透明性、リワーク性および耐久性にすぐれたものとなる。
これに対し、全光線透過率85%未満となったり、ヘイズ値が5を超えると、液晶表示の輝度が低下する。また、ガラスへの接着力が0.1N/25mm幅未満となると、ガラスに対する接着力が低すぎるため、偏光板が剥がれ落ちやすくなり実用上ふさわしくなく、また4N/25mm幅を超えると、リワーク性が低下する。

本発明における感圧性接着シートの好適な全光線透過率は90〜100%、とくに好適な全光線透過率は95〜100%であり、また好適なヘイズ値は0〜3、さらに好適なヘイズ値は0〜1である。また、好適なガラスへの接着力は0.2〜3N/25mm幅、さらに好適なガラスへの接着力は0.3〜2N/25mm幅である。
なお、本発明において、感圧性接着シートの形成は、上記した光重合法に限定されず、他のいかなる方法で形成してもよい。

たとえば、前記(A)成分のモノマーに、(b)成分の親油性の層状珪酸塩、(c)成分のカップリング剤、(d)成分の架橋剤および熱重合開始剤を、必要により適宜の溶剤を用いて混合し、これを剥離ライナー上に塗布するか、または偏光板上に直接塗布し、加熱乾燥後、熱重合処理して、感圧性接着シートを形成してもよい。
上記の熱重合処理を採用するときは、架橋剤として、前記した多官能(メタ)アクリレートを使用する代わりに、外部架橋剤であるポリイソシアネート化合物などの多官能性化合物を添加して、架橋処理するようにしてもよい。

なお、上記の熱重合処理などの方法では、形成される感圧性接着シート中に揮発成分が残存しやすく、これが偏光板をガラスセルに貼り合わせたのちに、高温に保存されると、揮発してボイドの原因となることがある。これに対して、前記の光重合法ではこのような揮発成分が残存しにくく、本発明の目的にとくに適している。
本発明の感圧性接着シート付き偏光板において、感圧性接着シートを貼り合わせる偏光板には、従来公知ものをいずれも使用できる。

たとえば、親水性高分子フィルムにヨウ素および/または二色性染料を吸着させて延伸したものやポリエン配向フィルムなどの偏光子の片面または両面にトリアセチルモルロースなどの各種のポリマーからなる保護フィルムを設けてなる公知の偏光板が挙げられる。また、この偏光板に位相差板を積層して楕円偏光板や円偏光板としたもの、さらに上記の偏光板に反射板、半透過反射板、視覚補償フィルム、輝度向上フィルムなどの光学層を、1層または2層以上積層したものなどが挙げられる。
以下に、本発明の実施例として「実施例1〜5」を記載し、これと「比較例1〜4」と対比して、本発明を具体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例にのみ限定されるものではない。なお、以下において、部とあるのは重量部を意味する。
2−エチルヘキシルアクリレート100部、光重合開始剤としての2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(チバガイギーコーポレーション製の「イルガキュアー651」)0.1部、親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」、平均長さ50nm)5部、カップリング剤としてのγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン社製の「KBM403」)0.2部を用いて、プレミックスを調製した。

このプレミックスを、超音波ホモジナイザー(Nissei社製の「US−600T」)にて、スメクタイトの粒が見えなくなるまで分散させ、コーティング可能な組成物としたのち、これに架橋剤としてのトリメチロールプロパントリアクリレート(日本化薬社製の「TMPTA」)0.2部を、混合して、光重合性組成物とした。
この光重合性組成物を、剥離ライナーとしてシリコーン離型処理した厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる離型処理フィルム上に塗布したのち、上記と同様の離型処理フィルムでカバーして、酸素による重合阻害が起こらないようにし、光強度100mw/cm2 の高圧水銀ランプにより、60秒間、紫外線を照射して、光重合させた。その後、離型処理フィルムのカバーを剥がし、130℃で180秒間、加熱乾燥を行い、厚さが30μmの光重合物からなる感圧性接着シートを形成した。

このように剥離ライナー上に形成した感圧性接着シートを、ラミネータにより、偏光板に貼り合わせて、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から8部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から15部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
2−エチルヘキシルアクリレート100部を、2−エチルヘキシルアクリレート99部およびアクリル酸1部に変更し、かつ親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から8部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
2−エチルヘキシルアクリレート100部を、2−エチルヘキシルアクリレート97部およびアクリル酸3部に変更し、かつ親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から8部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
比較例1
2−エチルヘキシルアクリレート100部を、2−エチルヘキシルアクリレート95部およびアクリル酸5部に変更し、かつ親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から8部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
比較例2
親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から1部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
比較例3
親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)の量を、5部から8部に変更し、かつカップリング剤としてのγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン社製の「KBM403」)を配合しなかった以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
比較例4
親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト(コープケミカル社製の「ルーセンタイトSPN」)5部を、シリカ充填材(日本アエロジル社の「アエロジルR972」)8部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シート付き偏光板を作製した。
上記の実施例1〜5および比較例1〜4の各感圧性接着シート付き偏光板について、以下の方法により、全光線透過率、ヘイズ値および接着力を測定し、また、破断強度および耐久性の試験を行った。これらの結果は、表1(実施例1〜5)および表2(比較例1〜4)に示されるとおりであった。
なお、表1および表2には、参考のために、光重合に用いた原料組成を示した。両表中の各表示は、下記のとおりである。

2EHA:2エチルヘキシルアクリレート
AA:アクリル酸
ルーセンタイトSPN:親油性の層状珪酸塩であるスメクタイト
アエロジル:日本アエロジル社の「アエロジルR972」
KBM403:γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
TMPTA:トリメチロールプロパントリアクリレート
Irg651:チバガイギーコーポレーション製の「イルガキュアー651」
<全光線透過率>
感圧性接着シートのみについて、フィルム濁度計(日本電色工業社製の「NDM−20D」)を用いて、全光線透過率を測定した。
<ヘイズ値>
感圧性接着シートのみについて、フィルム濁度計(日本電色工業社製の「NDM−20D」)を用いて、ヘイズ値を測定した。
<接着力>
JIS C2107の接着力試験法(180度引き剥がし法)に準じ、測定した。ただし、試験片は、感圧性接着シート付き偏光板を幅25mm、長さ120mmにカットし、離型処理フィルムを剥がしたのち、動式圧着装置を使用して、ガラス板に貼り合わせた。その他は、上記の接着力試験法と同様にして、測定した。
<破断強度>
凝集力・保持性の目安として、破断強度の測定を行った。測定は、JIS C2107の引張り強さおよび伸び試験法に準じて、行った。ただし、試験片は、感圧性接着シートのみを50mm角に切り出し、塗工の幅方向に丸めたものを使用した。

また、つかみの間隔を10mmにし、引張り速度は50mm/分にし、試験片破断時の最大荷重を測定した。その他は、上記の試験法と同様にして、測定した。
<耐久性>
試験片は、感圧性接着シート付き偏光板を幅50mm、長さ150mmにカットし、離型処理フィルムを剥がしたのち、ガラス板に貼り合わせ、50℃,5気圧のオートクレーブ中に30分間放置して接着させた。

この偏光板を貼り合わせたガラス板を、60℃,90%RHに3日間放置後、外観を目視にてチェックし、以下の判断基準で評価した。

○:外観良好(貼り合わせた偏光板の端部に浮きや剥がれが発生していない)
×:外観不良(貼り合わせた偏光板の端部に浮きや剥がれが発生した)
表1 ┌──────────┬───────────────────┐
│ │ 実施例 │
│ ├───┬───┬───┬───┬───┤
│ │ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │ 5 │
├──────────┼───┼───┼───┼───┼───┤
│2EHA │100│100│100│ 99│ 97│
│ │ │ │ │ │ │
│AA │ 0 │ 0 │ 0 │ 1 │ 3 │
│ │ │ │ │ │ │
│ルーセンタイトSPN│ 5 │ 8 │ 15│ 8 │ 8 │
│ │ │ │ │ │ │
│アエロジル │ − │ − │ − │ − │ − │
│ │ │ │ │ │ │
│KBM403 │0.2│0.2│0.2│0.2│0.2│
│ │ │ │ │ │ │
│TMPTA │0.2│0.2│0.2│0.2│0.2│
│ │ │ │ │ │ │
│Irg651 │0.1│0.1│0.1│0.1│0.1│
├──────────┼───┼───┼───┼───┼───┤
│全光線透過率(%) │ 90│ 90│ 90│ 90│ 90│
│ │ │ │ │ │ │
│ヘイズ値 │0.7│0.7│0.7│0.7│0.7│
│ │ │ │ │ │ │
│接着力(N/25mm幅)│0.7│0.2│0.1│ 2 │ 4 │
├──────────┼───┼───┼───┼───┼───┤
│破断強度(N/cm2 )│ 30│ 35│ 37│ 40│ 45│
│ │ │ │ │ │ │
│耐久性 │ ○ │ ○ │ ○ │ ○ │ ○ │
└──────────┴───┴───┴───┴───┴───┘



表2 ┌──────────┬───────────────┐
│ │ 比較例 │
│ ├───┬───┬───┬───┤
│ │ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │
├──────────┼───┼───┼───┼───┤
│2EHA │ 95│100│100│100│
│ │ │ │ │ │
│AA │ 5 │ 0 │ 0 │ 0 │
│ │ │ │ │ │
│ルーセンタイトSPN│ 8 │ 1 │ 8 │ − │
│ │ │ │ │ │
│アエロジル │ − │ − │ − │ 8 │
│ │ │ │ │ │
│KBM403 │0.2│0.2│ − │0.2│
│ │ │ │ │ │
│TMPTA │0.2│0.2│0.2│0.2│
│ │ │ │ │ │
│Irg651 │0.1│0.1│0.1│0.1│
├──────────┼───┼───┼───┼───┤
│全光線透過率(%) │ 90│ 90│ 90│ 85│
│ │ │ │ │ │
│ヘイズ値 │0.7│0.7│0.7│1.2│
│ │ │ │ │ │
│接着力(N/25mm幅)│ 9 │0.2│ 0.08 │0.2│
├──────────┼───┼───┼───┼───┤
│破断強度(N/cm2 )│ 50│ 10│ 15│ 15│
│ │ │ │ │ │
│耐久性 │ ○ │ × │ × │ × │
└──────────┴───┴───┴───┴───┘
上記の表1および表2の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜5の感圧性接着シート付き偏光板は、感圧性接着シートの全光線透過率が90%、ヘイズ値が0.7、接着力が0.1〜4N/25mm幅の範囲にあり、視認性、透明性、リワーク性にすぐれるとともに、破断強度が30〜45N/cm2 で、耐久性に格段にすぐれていることがわかる。これに対して、本発明とは異なる比較例1〜4の感圧性接着シート付き偏光板は、上記特性のいずれか、とくにリワーク性か耐久性かのいずれかに劣っている。

Claims (4)

  1. 偏光板に感圧性接着シートを貼り合わせてなり、この感圧性接着シートは、(a)アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%およびこれと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%の(共)重合体、(b)上記(a)成分100重量部あたり2〜20重量部となる割合の親油性の層状珪酸塩、(c)カップリング剤、(d)架橋剤を含有するとともに、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅であることを特徴とする感圧性接着シート付き偏光板。
  2. (b)成分の親油性の層状珪酸塩は、平均長さが10〜100nmである請求項1に記載の感圧性接着シート付き偏光板。
  3. 偏光板に感圧性接着シートを貼り合わせた感圧性接着シート付き偏光板の製造において、上記感圧性接着シートの形成にあたり、(A)アルキル基の炭素数が4〜14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするビニル系モノマー97〜100重量%およびこれと共重合可能な極性基含有モノマー3〜0重量%からなるモノマー、(b)上記(A)成分のモノマー100重量部あたり2〜20重量部となる割合の親油性の層状珪酸塩、(c)カップリング剤、(d)架橋剤としての多官能(メタ)アクリレート、(e)光重合開始剤を含む光重合性組成物を、光重合させて、全光線透過率が85〜100%、ヘイズ値が0〜5、ガラスへの接着力が0.1〜4N/25mm幅である感圧性接着シートを形成することを特徴とする感圧性接着シート付き偏光板の製造方法。
  4. (b)成分の親油性の層状珪酸塩は、平均長さが10〜100nmである請求項3に記載の感圧性接着シート付き偏光板の製造方法。
JP2003429501A 2003-12-25 2003-12-25 感圧性接着シート付き偏光板 Expired - Lifetime JP4248019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429501A JP4248019B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 感圧性接着シート付き偏光板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429501A JP4248019B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 感圧性接着シート付き偏光板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005189437A true JP2005189437A (ja) 2005-07-14
JP4248019B2 JP4248019B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34788139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003429501A Expired - Lifetime JP4248019B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 感圧性接着シート付き偏光板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4248019B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008088395A (ja) * 2006-09-07 2008-04-17 Sekisui Chem Co Ltd 移動体通信端末用両面粘着シート、及び、移動体通信端末
JP2008189857A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nitto Denko Corp 粘着テープ
WO2008102616A1 (ja) * 2007-02-20 2008-08-28 Nitto Denko Corporation クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材及び基板処理装置のクリーニング方法
JP2009276451A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Nitto Denko Corp 粘着型光学フィルムおよび画像表示装置
EP2153972A2 (en) 2008-08-04 2010-02-17 Fujifilm Corporation Method for producing optical film, optical film, polarizer, optical compensatory film, antireflection film and liquid crystal display device
JP2011122104A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Saiden Chemical Industry Co Ltd 偏光板用粘着剤組成物
US8809454B2 (en) 2006-02-23 2014-08-19 Lintec Corporation Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet using the same
JP2016525160A (ja) * 2013-06-28 2016-08-22 エルジー・ハウシス・リミテッドLg Hausys,Ltd. 光学用粘着フィルム、光学用粘着フィルムの製造方法およびこれを含むタッチスクリーンパネル

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04223403A (ja) * 1990-12-25 1992-08-13 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 粘着剤層を有する偏光板
JPH0720314A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Sekisui Chem Co Ltd 偏光板固定構造物
JP2002363522A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Nitto Denko Corp 透明性粘着剤組成物とその粘着シート
JP2002365522A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Ricoh Co Ltd 合焦制御装置
JP2003034781A (ja) * 2001-05-15 2003-02-07 Soken Chem & Eng Co Ltd 光学部材用粘着剤及び該粘着剤を設けた光学部材
JP2003183457A (ja) * 2001-12-18 2003-07-03 Nitto Denko Corp 外部衝撃緩和性にすぐれた透明粘着剤組成物
JP2003327926A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Nitto Denko Corp 粘着型光学フィルム、光学フィルム用粘着剤組成物および画像表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04223403A (ja) * 1990-12-25 1992-08-13 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 粘着剤層を有する偏光板
JPH0720314A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Sekisui Chem Co Ltd 偏光板固定構造物
JP2003034781A (ja) * 2001-05-15 2003-02-07 Soken Chem & Eng Co Ltd 光学部材用粘着剤及び該粘着剤を設けた光学部材
JP2002363522A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Nitto Denko Corp 透明性粘着剤組成物とその粘着シート
JP2002365522A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Ricoh Co Ltd 合焦制御装置
JP2003183457A (ja) * 2001-12-18 2003-07-03 Nitto Denko Corp 外部衝撃緩和性にすぐれた透明粘着剤組成物
JP2003327926A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Nitto Denko Corp 粘着型光学フィルム、光学フィルム用粘着剤組成物および画像表示装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8809454B2 (en) 2006-02-23 2014-08-19 Lintec Corporation Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet using the same
JP2008088395A (ja) * 2006-09-07 2008-04-17 Sekisui Chem Co Ltd 移動体通信端末用両面粘着シート、及び、移動体通信端末
JP2008189857A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nitto Denko Corp 粘着テープ
WO2008102616A1 (ja) * 2007-02-20 2008-08-28 Nitto Denko Corporation クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材及び基板処理装置のクリーニング方法
JP2009276451A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Nitto Denko Corp 粘着型光学フィルムおよび画像表示装置
EP2153972A2 (en) 2008-08-04 2010-02-17 Fujifilm Corporation Method for producing optical film, optical film, polarizer, optical compensatory film, antireflection film and liquid crystal display device
JP2011122104A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Saiden Chemical Industry Co Ltd 偏光板用粘着剤組成物
JP2016525160A (ja) * 2013-06-28 2016-08-22 エルジー・ハウシス・リミテッドLg Hausys,Ltd. 光学用粘着フィルム、光学用粘着フィルムの製造方法およびこれを含むタッチスクリーンパネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP4248019B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI392715B (zh) 樹脂組成物、光學構件用黏著劑和光學構件用黏著劑之製造方法
JP6001241B2 (ja) 光学フィルム用粘着剤組成物、光学フィルム用粘着剤層、粘着型光学フィルムおよび画像表示装置
JP5143561B2 (ja) アクリル系粘着剤組成物
TWI750317B (zh) 光硬化性樹脂組成物、有機el顯示元件用密封劑、有機el顯示元件、量子點裝置用密封劑及量子點裝置
JP4856083B2 (ja) アクリル系粘着剤組成物
JP6523098B2 (ja) 粘着性組成物、粘着剤、粘着シートおよび表示体
JP5456761B2 (ja) 帯電防止性粘着剤組成物、これを用いた偏光板及び表面保護フィルム
TWI529234B (zh) Adhesive layer for optical film, optical film with adhesive layer, image display device and peeling method of optical film
KR100657090B1 (ko) 투명한 감압성 접착제 조성물 및 그의 감압성 접착제 시이트
JP4911985B2 (ja) 樹脂組成物、光学部材用粘着剤、光学部材用粘着剤の製造方法
JP2007536427A (ja) 帯電防止性能を有するアクリル系粘着剤組成物
JP5937694B2 (ja) 透明両面粘着シート及びこれを用いた画像表示装置
JP2010508386A (ja) 光開始剤基を含有する偏光板用アクリル系粘着剤組成物
JPWO2019031496A1 (ja) 粘着剤層、粘着剤層付光学フィルム、光学積層体、および画像表示装置
JP4583749B2 (ja) 感圧性接着シート
JP4248019B2 (ja) 感圧性接着シート付き偏光板
JP2005344008A (ja) 剥離可能な感圧性接着シート
KR20180018311A (ko) 광학 필름용 점착제 조성물, 이를 이용한 점착제층, 광학부재 및 화상 표시 장치
JPH0790028A (ja) 光重合性組成物、それを用いた接着性テープおよび粘着性テープ
JP2007332276A (ja) 粘着剤組成物
TW202012567A (zh) 光硬化性黏著片材、黏著片材積層體、圖像顯示裝置用積層體及圖像顯示裝置
JP2002363522A (ja) 透明性粘着剤組成物とその粘着シート
KR20190066527A (ko) 광학 필름용 점착제 조성물, 점착제층, 광학 부재 및 화상표시장치
JP5758088B2 (ja) 光学フィルム用粘着剤組成物、光学フィルム用粘着剤層、粘着型光学フィルムおよび画像表示装置
JP4001776B2 (ja) ガラス割れ防止用透明積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4248019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150123

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term