JP2005182949A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビームスポットのトラックジャンプの際に、ジャンプ前と後とのアドレス比較を
することで、ジャンプ処理の信頼性の確認を迅速に行える光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスクに照射したビームスポットの反射光を読み取って読取信号を出力する読取部15と、読取信号に基づいて現在のビームスポットのアドレス情報を検出する検出部12と、このアドレス情報を保持する保持部59と、ビームスポットを内周又は外周方向に移動する移動部38,20と、移動完了後のアドレス情報を検出部により検出し保持部が保持する移動前のアドレス情報と比較してビームスポット移動の信頼性を判定する判定部61とをもつ光ディスク装置。
【選択図】図1
することで、ジャンプ処理の信頼性の確認を迅速に行える光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスクに照射したビームスポットの反射光を読み取って読取信号を出力する読取部15と、読取信号に基づいて現在のビームスポットのアドレス情報を検出する検出部12と、このアドレス情報を保持する保持部59と、ビームスポットを内周又は外周方向に移動する移動部38,20と、移動完了後のアドレス情報を検出部により検出し保持部が保持する移動前のアドレス情報と比較してビームスポット移動の信頼性を判定する判定部61とをもつ光ディスク装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ディスク装置に関し、特に、トラックジャンプを行う際にアドレスを確認する光ディスク装置に関する。
最近、デジタル記録媒体としてDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクが普及してきており、これらを再生する光ディスク装置においても、高い信頼性が望まれている。このような光ディスクにおいては、記憶領域が螺旋状のトラック上に設けられており、アドレス情報にトラック番号が含まれている。又、再生時等の早送り早戻し等の処理の際にはモータでピックアップを送った後に、アクチュエータでレンズを適宜傾けることで1トラック毎の微調整(トラックジャンプ)を行っている。従って、トラックジャンプの際も、目標のアドレスへ正確にジャンプしたかどうかを判断する際にトラック番号が所望の番号となっているかどうかが判断される。
特許文献1には、トラックジャンプ処理が命じられるとジャンプを行い、ジャンプが成功したか否かをアドレス情報に基づいて判定する光ディスク装置が示されている。ここで、目標トラックでないと判断されれば、再びジャンプを繰り返すものである。
特開2002−109756号公報。
しかしながら、上述した特許文献1の従来技術では、ジャンプ後のアドレス情報によりジャンプ可否を判定している。しかしこの方法は、1トラックジャンプ後に物理アドレスを検出するものであり、1トラックジャンプした隣接トラックの物理アドレスを検出したのかどうか分からず、別のトラックの物理アドレス検出の可能性も考えられる。従って、1トラックジャンプ後、2度物理アドレスを検出し比較しなければ、物理アドレスが正しいかどうか分からないため、信頼性のある物理アドレス検出に時間がかかる。
本発明は、ビームスポットのトラックジャンプの際に、ジャンプ処理前のアドレスとジャンプ処理後のアドレスとを比較処理することで、ジャンプ処理の信頼性の確認を迅速に行うことができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、光ディスクに照射したビームスポットの反射光を読み取って、読取信号を出力する読取部と、前記読取信号に基づいて現在の前記ビームスポットのアドレス情報を検出する検出部と、前記検出部からの前記アドレス情報を保持する保持部と、前記ビームスポットを前記光ディスクの内周又は外周方向に移動する移動部と、前記移動部が前記ビームスポットの移動を完了した後のアドレス情報を検出部により検出し、前記保持部が保持する移動前の前記アドレス情報と比較して、前記ビームスポットの移動の信頼性を判定する判定部とを具備することを特徴とする光ディスク装置である。
本発明によれば、トラックジャンプするとしないとに関わらず、常に現在のアドレス情報に基づくトラック位置を把握し記憶領域に格納しておく。そして、トラックジャンプ命令があるとトラックジャンプ後のアドレス情報によるトラック番号と、トラックジャンプ前のトラック番号とを比較して、トラックジャンプの分だけトラック番号が異なっているかどうかを確認することで、トラックジャンプの信頼性を確認する。これにより、ジャンプ後に何度もアドレス情報を確認するということがないので、迅速なトラックジャンプ、更に、トラックジャンプを用いる早送り早戻し処理が可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る光ディスク装置の構成の一例を示すブロック図、図2は、本発明に係る光ディスク装置のピックアップの構成の一例を示す説明図、図3は、本発明に係る光ディスク装置のウォブルPLL部・アドレス検出部の構成の一例を示すブロック図である。
<本発明に係る光ディスク装置>
(構成と動作)
本発明に係る光ディスク装置は、図1及び図2に示すような構成を有している。ここで、光ディスクDはユーザデータを記録可能な光ディスクあるいは読出し専用の光ディスクであるが、本実施形態では記録可能な光ディスクとして説明を行う。記録可能な光ディスクとしては、DVD−R、DVD−RAM、CD−R、CD−RW等の光ディスクがある。
(構成と動作)
本発明に係る光ディスク装置は、図1及び図2に示すような構成を有している。ここで、光ディスクDはユーザデータを記録可能な光ディスクあるいは読出し専用の光ディスクであるが、本実施形態では記録可能な光ディスクとして説明を行う。記録可能な光ディスクとしては、DVD−R、DVD−RAM、CD−R、CD−RW等の光ディスクがある。
光ディスクDの表面にはスパイラル状にランドトラック及びグルーブトラックが形成されており、このディスクDはスピンドルモータ13によって回転駆動される。光ディスクDに対する情報の記録、再生は、ピックアップ15によって行われる。ピックアップ15は、スレッドモータ30とギアを介して連結されており、このスレッドモータ30はデータバス39に接続されるスレッドモータドライバ31により制御される。スレッドモータ30の固定部に図示しない永久磁石が設けられており、図示しない駆動コイルが励磁されることにより、ピックアップ15が光ディスクDの半径方向に移動する。
ピックアップ15には、図2に示すように対物レンズ22が設けられる。対物レンズ22は駆動コイル21の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能で、又、駆動コイル20の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能であって、レーザ光のビームスポットを移動することで、後述するように、トラックジャンプを行うことができる。
変調回路19は、情報記録時にホスト装置44からインタフェース回路43を介して供給されるユーザデータを8−14変調(EFM)して、EFMデータを提供する。レーザ制御回路18は情報記録時(マーク形成時)に、変調回路19から供給されるEFMデータに基づいて、書き込み用信号を半導体レーザダイオード28に提供する。又、レーザ制御回路18は、情報読取り時に書き込み信号より小さい読取り用信号を半導体レーザダイオード28に提供する。
半導体レーザダイオード28は、レーザ制御回路18から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード28から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ25、ハーフプリズム24、対物レンズ22を介して光ディスクD上に照射される。光ディスクDからの反射光は、対物レンズ22、ハーフプリズム24、集光レンズ27を介して、光検出器26に導かれる。
光検出器26は4分割の光検出セルからなり、信号A,B,C,DをRFアンプ12に供給する。RFアンプ12は、(A+D)−(B+C)であるトラッキングエラー信号TEをトラッキング制御部38に供給し、(A+C)−(B+D)であるフォーカスエラー信号FEをフォーカシング制御部37に供給する。更に、RFアンプ12は、(A+D)−(B+C)であるウォブル信号WBをウォブルPLL部/アドレス検出部36に供給し、(A+D)+(B+C)であるRF信号をデータ再生部35に供給する。
一方、フォーカシング制御部37の出力信号は、フォーカシング駆動コイル21に供給される。これにより、レーザ光が光ディスクDの記録膜上に常時ジャストフォーカスとなる制御がなされる。又、トラッキング制御部38は、トラッキングエラー信号TEに応じてトラック駆動信号を生成し、トラッキング方向の駆動コイル20に供給される。
上記フォーカシング制御及びトラッキング制御がなされることで、光検出器26の光検出セルの出力信号の和信号RFは、記録情報に対応して光ディスクDのトラック上に形成されたピットなどからの反射率の変化が反映される。この信号は、データ再生部35に供給される。
データ再生部35は、PLL回路16からの再生用クロック信号に基づき、記録データを再生する。又、データ再生部35は信号RFの振幅を測定する機能を有し、該測定値はCPU40によって読み出される。
上記トラッキング制御部38によって対物レンズ22が制御されているとき、対物レンズ22が光ディスクの最適位置となるように、スレッドモータ30が制御されることで、ピックアップ15が制御される。
又、モータ制御回路14、トラッキング制御回路38、レーザ制御回路18、PLL回路16、データ再生部35、フォーカシング制御部37、トラッキング制御部38等は、サーボ制御回路として1つのLSIチップ内に構成することができ、又、これら回路はバス39を介してCPU40によって制御される。CPU40はインタフェース回路43を介してホスト装置44から提供される動作コマンドに従って、この光ディスク記録再生装置を総合的に制御する。又、CPU40は、RAM41を作業エリアとして使用し、ROM42に記録された本発明を含むプログラムに従って所定の動作を行う。
又、更に、図3に示すように、ウォブルPLL部/アドレス検出部36は、ウォブルPLL回路51と、同期信号検出部56と、アドレス領域先頭検出部57と、アドレス保持部58と、1トラックジャンプ前アドレス保持部59と、アドレス比較部60と、信頼性判定部61とを有している。ここで、ウォブルPLL回路51は、ウォブル信号が供給されるA/D回路52と、その出力を積分する積分回路53と、その出力をD/A変換するD/A回路55と、変換された信号に基づいて発振信号をA/D回路52に供給するVCO回路54とを有している。ウォブルPLL部/アドレス検出部36は、後に詳細に説明するように、ウォブル信号Wに基づきトラックジャンプ時の信頼性を判断して、トラックアドレス出力ADと共に信頼性フラグFをデータバス39に出力する。
(トラックジャンプ)
上述した構成を持ち、再生処理及び記録処理を行う光ディスク装置は、以下のように、トラックジャンプを行い、更に、このトラックジャンプの信頼性を確認するものである。図4は、本発明に係る光ディスク装置のウォブルPLL部・アドレス検出部の信号読取り時の信号波形の一例を示す波形図、図5は、本発明に係る光ディスク装置が扱う光ディスクの記録トラックの周辺レイアウトの一例を示す説明図、図6は、本発明に係る光ディスク装置が扱う光ディスクのウォブル信号の次世代DVD物理アドレスフォーマットの一例を示す説明図、図7は、本発明に係る光ディスク装置のジャンプ時のアドレス読取を行わない場合のトラックジャンプの一例を示す概念図、図8は、本発明に係る光ディスク装置のジャンプ時のアドレス読取を行う場合のトラックジャンプの一例を示す概念図、図9は、本発明に係る光ディスク装置のジャンプ時のアドレス読取動作の一例を示すフローチャートである。
上述した構成を持ち、再生処理及び記録処理を行う光ディスク装置は、以下のように、トラックジャンプを行い、更に、このトラックジャンプの信頼性を確認するものである。図4は、本発明に係る光ディスク装置のウォブルPLL部・アドレス検出部の信号読取り時の信号波形の一例を示す波形図、図5は、本発明に係る光ディスク装置が扱う光ディスクの記録トラックの周辺レイアウトの一例を示す説明図、図6は、本発明に係る光ディスク装置が扱う光ディスクのウォブル信号の次世代DVD物理アドレスフォーマットの一例を示す説明図、図7は、本発明に係る光ディスク装置のジャンプ時のアドレス読取を行わない場合のトラックジャンプの一例を示す概念図、図8は、本発明に係る光ディスク装置のジャンプ時のアドレス読取を行う場合のトラックジャンプの一例を示す概念図、図9は、本発明に係る光ディスク装置のジャンプ時のアドレス読取動作の一例を示すフローチャートである。
図4は、信号読取り時の信号波形図であり、光ディスク記録媒体のアドレッシング方法として、記録トラックをウォブル変調で対応した時の各信号関係を示している。蛇行した記録トラックからデジタルデータを再生していく(又は、デジタルデータを記録していく)が、このとき記録されたデータは指定された位置に記録されている。そして、物理アドレス情報は、ウォブルPLL部/アドレス検出部36により、記録トラックのウォブル71に応じたウォブル信号Wを読み出して復調することで得られる。図4は、トラック上の読取りビーム72と検出されたウォブル信号W、ウォブル変調で情報を埋め込む場合の変調規則を示している。ウォブル信号Wのサイン波(NPW)をビット情報“0”とし、コサイン波(IPW)を“1”として用いて、アドレス情報が記録されている。
又、図5は、光ディスク記録媒体の記録トラックがランド/グルーブ共に使われる構造に対する、物理アドレス情報のレイアウトを示した図である。ウォブル変調によるアドレッシングは、グルーブトラックで行うため、ランドトラックに記録再生でも正しいアドレッシングが構成されていなければならない。そこでゾーン方式という構造が採用され、光ディスク記録媒体をラジアル方向で複数ゾーンに分割し、各ゾーン内は記録容量が一定のセグメントパケットを構成し、そこに物理アドレス情報である“ゾーン番号”“トラック番号”“セグメント番号”がグルーブトラックのウォブル変調で埋め込まれる。ゾーンが変わると、記録密度が略等しい単位でセグメントを構成する分割角度を変更して、記録容量を最適化している。図5のような構成にすると、ランド/グルーブ方式でも、グルーブウォブルによるアドレス情報は、トラック番号を除けば隣接トラック間では同じ値になり、ランドトラックでも物理アドレス情報が読み出せる。トラック番号は、ランド用とグルーブ用を配置することでランドでもグルーブでも情報が得られるように構成されるため、問題は生じない。
(物理アドレス情報)
又、図6は、物理アドレスのデータ構造を全体の関係図で示した図である。物理アドレス情報は、WDU(Wobble Data Unit)17組(81〜83)構成されたWAP(Wobble Address in Periodic position)と呼ばれる集合体84乃至86に埋め込まれる。このWAPが連結してトラックウォブルが出来上がるため、WAPで決められる周期が物理アドレスデータの埋めこまれた周期になる。物理アドレスデータ85は、39ビットで構成され、各情報87が示すように、“セグメント情報(Segment Information)”、“セグメントアドレス(Segment address)”、“ゾーンアドレス(Zone address)”、“パリティアドレス(Parity address)”、“グルーブアドレス(Groove address)”、“ランドアドレス(Land address)”を3ビットづつに分割させ、各WDUに分配させ変調処理によって埋めこまれる。すなわち、ここに、ゾーン番号89、トラック番号90、セグメント番号91が格納されている。アドレス情報が埋め込まれるWDU82は3ビットであり、1ビットは4ウォブルで対応させている。このため、WDUの先頭4ウォブルはIPW構成として、WDUの先頭識別が容易になる構成をとっている。結果として各WDU82のアドレス情報埋め込み以降68ウォブルはNPWと規定している。このため、アドレスデータ全体は39ビットであることから、必要なWDU82は13ユニットとなり、先頭WDUはWAPの同期信号84が配置され、後方WDU83の3ユニットは、無変調のユニット(Unity field)86で構成される。
又、図6は、物理アドレスのデータ構造を全体の関係図で示した図である。物理アドレス情報は、WDU(Wobble Data Unit)17組(81〜83)構成されたWAP(Wobble Address in Periodic position)と呼ばれる集合体84乃至86に埋め込まれる。このWAPが連結してトラックウォブルが出来上がるため、WAPで決められる周期が物理アドレスデータの埋めこまれた周期になる。物理アドレスデータ85は、39ビットで構成され、各情報87が示すように、“セグメント情報(Segment Information)”、“セグメントアドレス(Segment address)”、“ゾーンアドレス(Zone address)”、“パリティアドレス(Parity address)”、“グルーブアドレス(Groove address)”、“ランドアドレス(Land address)”を3ビットづつに分割させ、各WDUに分配させ変調処理によって埋めこまれる。すなわち、ここに、ゾーン番号89、トラック番号90、セグメント番号91が格納されている。アドレス情報が埋め込まれるWDU82は3ビットであり、1ビットは4ウォブルで対応させている。このため、WDUの先頭4ウォブルはIPW構成として、WDUの先頭識別が容易になる構成をとっている。結果として各WDU82のアドレス情報埋め込み以降68ウォブルはNPWと規定している。このため、アドレスデータ全体は39ビットであることから、必要なWDU82は13ユニットとなり、先頭WDUはWAPの同期信号84が配置され、後方WDU83の3ユニットは、無変調のユニット(Unity field)86で構成される。
このようなトラックウォブル変調で物理アドレスが埋め込まれた記録トラックには、情報データが記録されるが、この場合の記録データ92は、77376バイトのデータに対して、先頭に71バイトのVFO(再生動作時、データ復調用チャネルクロックを生成し易いようにするための一定周波数信号)、後方にはデータブロック接続処理を行うための“PA領域(PA field)”、“リザーブ領域(Reserved field)”、“バッファ領域(Buffer field)”の計22バイトが記録される。トータルで77469バイトが7Physical segment(9996ウォブル)に記録される。このような約束事で情報データが“Physical segment”アドレスデータを使って指定された場所に記録されることになり、Physical segmentのアドレスデータ読出しが重要になる。
光ディスクのウォブルには、以上のような構成により物理アドレスが記録されている。このような光ディスクのウォブルから物理アドレスを読み出す場合は、ウォブル信号Wから同期信号を検出し、この同期信号に応じたタイミング信号を生成させ、このタイミング信号に応じて、アドレス情報をウォブル信号から抜き出し復調して取得するものである。
(アドレス情報の取得方法)
次に、上記したウォブル信号に基づくアドレス情報の取得のタイミングについて、本発明の方法を用いない場合と、本発明の方法を用いる場合とについて、それぞれ説明する。
次に、上記したウォブル信号に基づくアドレス情報の取得のタイミングについて、本発明の方法を用いない場合と、本発明の方法を用いる場合とについて、それぞれ説明する。
初めに図7を用いて本発明のアドレス情報の取得方法を用いない場合を説明する。図7において、現在いるトラックポイントP1から隣のトラックポイントP2に1トラックジャンプする場合、物理アドレスの検出は、トラックポイントP2から始めることとなる。ここで、トラックポイントP2が物理アドレス領域外の場所であった場合、トラックポイントP3から物理アドレス検出を行うこととなる。そして、物理アドレスの信頼性を確認するべく、更に図中のトラックポイントP4の物理アドレスを検出し、トラックポイントP3との比較により、トラックジャンプの到達点が正しいということが確認できることになる。
しかし、このような方法では、物理アドレス検出の信頼性確保のためには、トラックポイントP3又はトラックポイントP4の物理アドレスを検出する時間を必要とする。
一方、本発明のアドレス情報の取得方法を説明する。光ディスクのウォブル信号の次世代DVD物理アドレスフォーマットは、図6に示したように、物理アドレスは、“ゾーン番号”、“トラック番号”、“セグメント番号”で構成されており、1WAPで1物理アドレスを構成している。その中のトラック番号は、同一ゾーン内では隣接するトラック番号のハミング距離=1という性質を用いることで、1トラックジャンプ時の物理アドレスの信頼性を確認することができる。
すなわち、本発明のアドレス情報の取得方法においては、図3のアドレス検出部36により、図8に示すように行われるもので、これらの手順は、同時に図9のフローチャートによっても説明される。初めに、現在いる記録トラックポイントPAのそれぞれの物理アドレスがレジスタ等により常にアドレス保持部58により保持される(S11)。次に、一例として、ユーザの早送りや早戻し等の操作に応じてスレッドモータ30等によりピックアップ15が移動された後に、トラックジャンプが必要となった場合、CPU40等から位置トラックジャンプ命令Jのコマンドがアドレス検出部36の1トラックジャンプ前アドレス保持部59により供給され、アドレス58に保持されたジャンプ前のアドレスが保持される(S11)。これと同時に、CPU40等から位置トラックジャンプ命令Jのコマンドがトラッキング制御部38に与えられることで、トラッキング制御部38によりトラッキング制御信号CTRが駆動コイル20に供給される。これにより、対物レンズ22が変位してビームスポットがトラックポイントPAからトラックポイントPBへとトラックジャンプされる(S12)。
その後、アドレス比較部60は、1トラックジャンプ前アドレス保持部59からの1トラック前のアドレスと、アドレス保持部58からの1トラックジャンプ後のアドレスとを比較することで、トラック番号を比較する(S14)。このとき、光ディスクの外周側へのビームスポットの移動の際は、アドレス情報に含まれるトラック番号が移動分だけ増えたかどうか、光ディスクの内周側へのビームスポットの移動の際は、トラック番号が移動分だけ減ったかどうかを判断する。そして、アドレス比較部60の判断結果が信頼性判定部61に供給され、信頼性判定部61がトラック番号が1トラックの変化を確認すれば、信頼性フラグFを例えば、“1”として、CPU40又はトラッキング制御部38に供給する。これにより、ジャンプが成功した場合はジャンプ処理を終了し、これにより、ジャンプが成功しなかった場合は、ステップS11に戻り、再び、トラックジャンプ処理を行うものである(S15)。
すなわち、トラックジャンプによるトラックポイントPBが物理アドレス領域であれば、トラックポイントPBでのアドレス情報を検出することで、トラックジャンプが正しく行えたと判断することが可能となる。又、トラックジャンプによるトラックポイントPBが物理アドレス領域外であれば、トラックポイントPCでのアドレス情報を検出することで、トラックジャンプが正しく行えたと判断することが可能となる。
すなわち、本発明のアドレス情報の取得方法によれば、図7の本発明の方法を用いない場合よりも、トラックジャンプの信頼性をより迅速に確認することが可能となり、更に、1トラックジャンプ位置が正しいことを確認することができる。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
D…光ディスク、12…RFアンプ回路、13…回転モータ、14…モータ制御回路、15…ピックアップ、16…PLL回路、17…エラー訂正回路、36…ウォブルPLL部・アドレス検出部、37…フォーカシング回路、38…トラッキング制御部、40…CPU、41…RAM、42…ROM、43…インタフェース回路、44…ホスト装置。
Claims (7)
- 光ディスクに照射したビームスポットの反射光を読み取り読取信号を出力する読取部と、
前記読取信号に基づいて現在の前記ビームスポットのアドレス情報を検出する検出部と、
前記検出部からの前記アドレス情報を保持する保持部と、
前記ビームスポットを前記光ディスクの内周又は外周方向に移動する移動部と、
前記移動部が前記ビームスポットの移動を完了した後のアドレス情報を検出部により検出し、前記保持部が保持する移動前の前記アドレス情報と比較して、前記ビームスポットの移動の信頼性を判定する判定部と、を具備することを特徴とする光ディスク装置。 - 前記保持部は、前記ビームスポットの移動の有無に関わらず、常に現在のアドレス情報を保持することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記判定部が信頼性を判定する際の前記ビームスポットの移動は1トラックの移動であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記判定部が信頼性を判定する際の前記ビームスポットの移動は1トラックの移動であり、前記判定部は移動前のトラック番号と移動後のトラック番号が1トラック異なっているかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記検出部は、前記読取部が読取った読取信号から前記ディスクのウォブルの変化に対応するウォブル信号に基づいて、前記アドレス情報を検出することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記移動部は、前記判定部が前記ビームスポットの移動が失敗であると判定する時、再び前記ビームスポットの移動を行うことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記判定部は、前記光ディスクの外周側への前記ビームスポットの移動の際は、前記アドレス情報に含まれるトラック番号が移動分だけ増えたかどうか、前記光ディスクの内周側への前記ビームスポットの移動の際は、前記トラック番号が移動分だけ減ったかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
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