JP2005173752A - 本人確認記録管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取引者の本人確認を行った記録結果を実用的な方法で管理する。
【解決手段】 本人確認記録管理システムは、スキャナ102が接続された端末100と、サーバ200とから構成される。取引者は、所定フォーマットの本人確認帳票10に住所、氏名などの必要事項を記載する。オペレータは、スキャナ102で本人確認帳票10のイメージデータを取得し、取引者に身分証明書で記載事項の真偽を確認した上で、氏名、住所などのキー情報を入力する。サーバ200は、これらのデータを確認記録データベース204に登録し、管理する。サーバ200は、確認記録データベースの更新の要否、本人確認の要否を、適宜、端末100のオペレータに提示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関などの取引窓口において、取引者の真偽を確認した結果を、電子的に記録、管理する技術に関する。
金融機関などの取引窓口では、新規口座の開設時その他の取引時に、身分証明書の提示や口頭での質問などによって、取引者が申込書などに記載された本人であるか否かの真偽確認(以下、「本人確認」と称する)を行うことがある。本人を偽って行われる不正な取引を抑制したり、不正な取引が発覚した時の事後的な調査を容易にしたりするためには、これらの本人確認の結果を保管することが好ましい。
本人確認の結果を多数保管するためには、申込書などの用紙をイメージデータ化し、電子データとして保管することが望まれる。用紙への記載事項をイメージデータ化して管理するシステムとしては、取引者によって登録された印影をイメージデータ化し、口座番号等と関連づけて保管するシステムが存在した。
特開2001−291023号公報 特開2003−122922号公報
不正な取引を抑制する等の目的を考慮すると、本人確認の結果については、単に申請書をイメージデータ化して保管するだけでは十分とは言えない。例えば、本人確認の結果の信憑性の確保、本人の住所その他の確認事項の適切な更新、申請書のイメージデータの改竄防止などを、図ることが望ましい。また、本人確認の結果については、その後の取引において適切な利用を図ることも望まれる。例えば、非常に高額の取引など、一定の取引時に、誤りなく本人確認が行われるように図ることが望まれる。
このような課題は、金融機関に限らず、行政機関など、本人確認を必要とする種々の取引に共通であった。本発明は、これらの課題に鑑み、本人確認の結果を電子化して記録、管理するための実用的なシステムを提供することを目的とする。
本発明は、取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理装置として構成することができる。本発明の第1の本人確認記録管理装置は、確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得し、このイメージデータと、取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに保持する。また、確認記録データベースの更新および照会の少なくとも一方について、オペレータに要否を示唆する。第1の本人確認記録管理装置によれば、更新の示唆によって、確認記録データベースの適切な更新を促すことができ、この結果、データベースの記録内容が本人確認に有効活用できない程、古くなることなどを回避することができる。また、照会の示唆によって、種々の状況において確認記録データベースの有効活用を図ることができる。
第1の本人確認記録管理装置において、更新の示唆は、取引内容に関わらず、確認記録データの最終更新時からの経過時間に基づいて行っても良い。同様に、照会の示唆も最終照会時からの経過時間に基づいて行っても良い。確認記録データには、取引者の住所、氏など、変動する可能性がある情報が含まれる。上述の態様によれば、ほぼ所定の期間ごとに、確認記録データの更新または照会を行うことが可能となり、確認記録データの信憑性の向上を図ることができる。
ここで用いられる経過時間は、固定としてもよいし、所定の条件に応じて変動させてもよい。例えば、運転免許証、パスポート、健康保険証などの身分証明書を用いて本人の真偽の確認を行う場合、この身分証明書の種別を表す情報を確認記録データに含めておくことにより、身分証明書の種別に応じて上述の経過時間を変動させてもよい。一例として、経過時間は、これらの身分証明書の更新期間を用いても良い。
第1の本人確認記録管理装置においては、取引者が行う取引内容および取引履歴に基づき、照会の要否を判断するようにしてもよい。こうすれば、必要とされる本人確認がなされないまま取引が行われるというような過誤を抑制することができる。本人確認が必要とされる取引としては、例えば、金融機関においては、新規口座の開設、多額の金額の取引などが挙げられる。行政機関においては、例えば、個人情報が記載された証明書、謄本、抄本などの発行が挙げられる。取引履歴としては、例えば、金融機関において、「比較的少額の引き出しを、頻繁に行っている」など、不正な取引と推察される行為が挙げられる。
本発明は、上述の構成の他、次に示す第2の本人確認記録管理装置として構成してもよい。第2の本人確認記録管理装置は、イメージデータと対応づけて記録されるキー情報として、確認時に利用した身分証明書を特定する情報を含めることができる。身分証明書としては、運転免許証、パスポート、健康保険証などが挙げられる。運転免許証やパスポートなどについては、更新期間に応じて更に細分化してもよい。第2の本人確認記録管理装置では、身分証明書を特定する情報として、例えば、これらの種別を特定する情報、および身分証明書に付された固有の番号を記録する。こうすることで、確認記録データの内容に疑義が生じた場合、身分証明書を特定する情報を活用して、確認記録データの内容確認を円滑に行うことが可能となる。
本発明は、上述の構成の他、次に示す第3の本人確認記録管理装置として構成しても良い。第3の本人確認記録管理装置は、確認記録データベースには、イメージデータのハッシュ値を記録する。ハッシュ値とは、ハッシュ関数を用いて求められるイメージデータに固有の値である。ハッシュ値を記録することにより、イメージデータの改ざん、即ち確認時に用いられた所定の帳票への記載事項の改ざんを回避することができ、確認記録データの信憑性を向上させることができる。
本発明は、上述の構成の他、次に示す第4の本人確認記録管理装置として構成しても良い。第4の本人確認記録管理装置は、確認記録データの照会時に、オペレータによって入力されたキー情報に対応した確認記録データを検索し、所定の条件下で、イメージデータの有無を切り換えて提示する。オペレータがイメージデータの有無を指示するようにしてもよいし、照会が要求される取引の内容によって切り換えるようにしてもよい。こうすることで、イメージデータの無用な表示を避けることができ、照会時の無駄な待ち時間を抑制することができる。
本発明においては、第1〜第4の本人確認記録管理装置におけるそれぞれの特徴を適宜、組み合わせてもよい。本発明は、これらの各装置に対応する本人確認記録管理方法として構成してもよいし、これを実現するためのコンピュータプログラム、およびこのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として構成しても良い。記録媒体としては、例えば、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
本発明の実施例について以下の順序で説明する。
A.システム構成:
B.本人確認帳票および確認記録データ:
C.確認制御テーブル:
D.取引処理:
A.システム構成
図1は実施例としての本人確認記録管理システムの構成を示す説明図である。便宜上、金融機関の窓口で用いられるシステムを例にとって実施例の内容を説明する。本人確認記録管理システムは、金融機関に限らず、行政機関など取引者の本人確認を要する種々の機関において適用可能である。
本人確認記録管理システムは、スキャナ102が接続された端末100と、サーバ200とをローカルエリアネットワークLANで接続して構成される。端末100には、ネットワークへの接続機能を有するパーソナルコンピュータを用いることができる。端末100の接続台数には制限はない。ローカルエリアネットワークLANに代えて、インターネットなどの広域的なネットワークを用いても良い。また、サーバ200と端末100の機能を統合化し、スタンドアロンの装置として構成しても良い。
このシステムの動作概要は、次の通りである。金融機関の窓口で取引を申し込む際、取引者は、後述するフォーマットの本人確認帳票10に住所、氏名などの必要事項を記載する。本人確認帳票は、取引の申込書と兼用してもよい。窓口のオペレータは、スキャナ102によって、本人確認帳票10のイメージデータを取得する。オペレータは、また、取引者に身分証明書を提示してもらい、本人確認帳票10の記載事項の真偽の確認、即ち本人確認を行う。更に、端末100に表示された画面に、氏名、住所など後々の検索に必要となるキー情報を入力する。こうしてオペレータによって入力されたイメージデータおよびキー情報は、確認記録データとしてサーバ200に登録される。登録された確認記録データは、端末100によって、更新、照会することが可能である。
図中には、端末100およびサーバ200について、上述の動作を実現するための機能ブロックを併せて示した。本実施例では、これらの機能ブロックは、所定のコンピュータプログラムを端末100およびサーバ200にインストールすることで、ソフトウェア的に構築している。これらの機能ブロックは、ハードウェア的に構成しても構わない。
まず、サーバ200の機能ブロックについて説明する。確認記録データベース204は、オペレータによって登録された確認記録データ、即ち、本人確認帳票10のイメージデータおよびキー情報を保持するデータベースである。確認制御テーブル208は、確認記録データの更新や照会の要否を端末100のオペレータに提示するための条件を記録したテーブルである。確認制御テーブル208の内容については、後述する。データベース管理部202は、確認記録データベース204へのデータの書き込み、読み出し機能、および確認制御テーブル208を参照する機能を奏する。通信制御部206は、端末100との、ローカルエリアネットワークLANを介した通信を制御する。
端末100の機能ブロックについて説明する。図示する各機能ブロックは、主制御部110の制御下で同期、連携して動作する。通信制御部111は、サーバ200との、ローカルエリアネットワークLANを介した通信を制御する。イメージ入力部112は、スキャナ102を制御しイメージデータを取得する。OCR処理部113は、イメージデータのOCR処理を行う。コマンド入力部114は、キーボードその他の入力デバイスに対するオペレータの操作を通じて、種々のコマンドおよびキー情報の入力などを受け付ける。
表示制御部115は、確認記録データの登録用の画面、照会用の画面など端末100における種々の画面の表示を制御する。取引制御部116は、適宜、サーバ200と通信しながらオペレータの操作に応じて、種々の取引を実行する。この取引には、例えば、新規口座の開設、引き出し、預け入れ、振込などが含まれる。登録処理部117は、確認記録データをサーバ200に登録する機能、既に登録された確認記録データを更新する機能を奏する。検索処理部118は、サーバ200に検索条件を送信することで、確認記録データベース204を照会する機能を奏する。本実施例の端末100およびサーバ200は、これらの機能ブロックで提供される機能により、先に説明した動作を実現する。
B.本人確認帳票および確認記録データ
図2は本人確認帳票10を例示する説明図である。本人確認帳票10は、帳票ごとの識別番号11、日付記入欄12、新規、更新などの種別記入欄13、口座情報欄14、個人情報欄15、職員記入欄16を有している。口座情報欄14には、店番、口座の科目、口座番号が加入可能である。個人情報欄15には、氏名、住所が記入可能である。職員記入欄16には、本人確認用に提示を求めた身分証明書の種別および番号、本人確認を行った確認者の氏名が記入可能である。ここに示したのは一例に過ぎず、更に多くの情報を記入可能としてもよいし、図中のいずれかの記入事項を省略しても構わない。
図3は確認記録データベース204の内容を示す説明図である。確認記録データベース204には、各取引者の確認記録データが登録されている。確認記録データは、登録情報、確認情報、データ識別情報、画像情報に大別される。登録情報、確認情報、データ識別情報は、それぞれキャラクタデータである。画像情報は、イメージデータであるが、確認記録データには、イメージデータの保管場所を表すパス情報が記録されている。画像情報として、イメージデータのハッシュ値を併せて記録するようにしてもよい。ハッシュ値を管理することにより、イメージデータの事後的な改ざん、例えば、本人確認帳票の記載事項の改ざんを抑止することができる。
登録情報には、図示する項目が含まれる。登録データ種別とは、新規、更新の種別を意味する。本実施例では、確認記録データの更新時には、旧データと更新後のデータの双方を保存する。最初に登録された初代のデータについては登録データ種別が「新規」となり、その後の更新データについては「更新」となる。更新データについては、その「世代」も併せて記録されている。
確認情報は、本人確認帳票10の職員記入欄16に対応する情報、即ち身分証明書の種別および番号、確認者の氏名が登録される。これらの情報は、不正な取引が発覚した時に、確認記録データの信憑性を事後的に調査するのに有効活用できる。データ識別情報において、入力識別機器は、確認記録データを入力した端末100の識別番号を意味する。サーバ識別IDは、確認記録データを受け付けたサーバ200の識別情報である。この情報は、例えば、サーバ200が複数用意されており、サーバ間で確認記録データの授受が可能なシステムで、有用となる。
C.確認制御テーブル
図4は確認制御テーブル208の内容を例示する説明図である。確認制御テーブル208は、端末100で取引が行われる時に、サーバ200が、端末100の画面に、確認記録データの更新や照会の要否を提示させるために参照するテーブルである。確認制御テーブル208には、確認要否テーブル208a、更新時期テーブル208bが含まれる。
確認要否テーブル208aは、取引者が申し込んだ取引内容に応じて本人確認の要否、およびその方法を規定している。図中の例では、新規口座開設時、即ち、端末100でオペレータによって「新規開設」取引の実行指示が入力された時に、確認記録データの全項目について確認が必要である。また、確認方法は、取引者への身分証明書の提示による。確認時には、端末100の画面には、本人確認帳票10のイメージデータの表示が必要である。大口取引、即ち200万円以上の取引額の取引が指示された場合には、氏名、住所を、取引者に口頭で確認することが要求される。イメージデータの表示は不要である。
確認要否テーブル208aの条件は、取引内容に基づくものだけではなく、取引の履歴に基づくものも含まれる。例えば、所定額の取引頻度が規定値Nthを上回る場合には、不審者による取引と判断し、氏名、住所などの個人情報を身分証明書、および本人確認帳票のイメージデータによって確認することが要求される。この条件における所定額、取引頻度、規定値Nthは任意に設定可能である。
更新時期テーブル208bは、身分証明書の種別に応じて、確認記録データの更新時期の設定値、即ち再確認時期を記録する。この例では、本人確認時に運転免許証を用いた場合は3年、パスポートは5年、健康保険証は1年という更新時期が規定されている。これらの身分証明書の更新時期に併せて、例えば、運転免許証を3年/5年というように細分化して設定しても良い。
D.取引処理
図5は取引処理ルーチンのフローチャートである。取引者からの取引の申し込みがあった場合、オペレータの端末操作に従って、サーバ200が実行する処理である。この処理が開始されると、サーバ200は、端末100から取引科目を入力する(ステップS10)。そして、確認要否テーブル208aの条件を参照し(ステップS11)、本人確認の要否を判定する(ステップS12)。本人確認が必要とされる場合には、端末100に本人確認処理を実行させ(ステップS20)、その後、各種取引処理を実行する(ステップS40)。本人確認処理の内容については後述する。
本人確認不要と判断された場合(ステップS12)、サーバ200は、更新時期テーブル208bを参照し(ステップS13)、更新時期に至っているか否かを判断する(ステップS14)。更新時期に至らない場合、即ち、確認記録データの最終登録日または更新日からの経過日数が、更新時期テーブル208bに記録された再確認時期よりも短い場合には、確認記録データの更新は不要と判断し、取引者が申し込んだ各種取引処理を実行する(ステップS40)。
更新時期に至っている場合、即ち、確認記録データの最終登録日または更新日からの経過日数が、更新時期テーブル208bに記録された再確認時期を超えている場合には、確認記録データの更新が必要と判断する。サーバ200は、「本人確認を行ってください」など、確認記録データの更新を促すメッセージを端末100に表示させ、確認可否に関する入力を待つ。
この間、端末100では、オペレータがこのメッセージに基づき、取引者に対して身分証明書の提示を求める。取引者が身分証明書を提示できる場合には、オペレータは端末100に「確認可能」を入力し、そうでない場合には「確認不可」を入力する。端末100は、この入力をサーバ200に送信する。サーバ200は、端末100から。「確認可能」という応答を受けた場合には本人確認処理を実行させ(ステップS15、S20)、その後、各種取引処理を実行する(ステップS40)。「確認不可」という応答を受けた場合には、本人確認処理を行わずに各種取引処理を実行する(ステップS40)。
図6は本人確認処理のフローチャートである。図5のステップS20に対応する処理であり、この時点で、端末100が実行する処理である。この処理が開始されると、端末100は、メニューを表示し、処理内容についてオペレータの指定入力を受ける(ステップS21)。本実施例では、「新規登録」、「登録更新」、「照会」の3つのメニューを設けるものとした。
オペレータが、「登録更新」または「照会」を選択した場合(ステップS22)、確認記録データベース204に登録されているデータの照会を行う。端末100は、このために必要となるキー情報、出力レベルの入力を受け付け(ステップS23)、サーバ200に送信する。出力レベルとは、確認記録データの表示態様の指定情報である。本実施例では、「情報のみ」、「含イメージデータ」、「履歴表示」の3つのレベルを設けた。出力レベルとして、「情報のみ」が選択された場合には、確認記録データのうちイメージデータを省略した、キャラクタデータが提示される。「含イメージデータ」が選択された場合には、イメージデータも併せて提示される。「履歴表示」が選択された場合には、最新のデータのみならず、過去のデータも閲覧可能となる。
サーバ200は、端末100で指定されたキー情報に基づき、確認記録データベース204を検索し、出力レベルに応じて確認関連情報を用意する。「情報のみ」が指定されている場合は、確認関連情報はキャラクタデータのみとなり、「含イメージデータ」が指定されている場合には、確認関連情報にはイメージデータも含まれることとなる。サーバ200が本人確認必要と判断している場合(図5のステップS12)には、オペレータが指示した出力レベルに関わらず、確認要否テーブル208aに規定に応じて出力レベルを設定してもよい。例えば、大口取引を行う過程で、本人確認を行う場合には、オペレータが「含イメージデータ」を指定している場合でも、イメージデータ不要と判断し、キャラクタデータのみを提示するようにしてもよい。
端末100は、サーバ200から、確認関連情報を受け取り、画面に表示する(ステップS24)。オペレータがメニューで「照会」を選択している場合には(ステップS25)、端末100は、本人確認処理を終了する。
オペレータが、「登録更新」を選択している場合(ステップS25)、および「新規登録」を選択している場合(ステップS22)には、新たなデータの登録処理を実行する。端末100は、スキャナ102を用いて本人確認帳票をスキャンし、イメージデータを取得する(ステップS26)。この際、識別番号などのOCR処理を実行してもよい。
端末100は、このイメージデータを画面上に表示するとともに、確認記録データとして登録すべきキー情報の入力を受け付ける(ステップS27)。これらのキー情報は、身分証明書などによって取引者の申請事項の真偽を確認した上で、オペレータが入力する。
キー情報の入力が完了すると、端末100は、イメージデータ、およびそのハッシュ値、キー情報をサーバ200に送信し、サーバ200に確認記録データベース204への登録処理を行わせる(ステップS28)。
図7は表示画面の遷移例の説明図である。左上の画面20は、メニュー画面である。メニューとして、「新規登録」のボタン21、「更新登録」のボタン22、「照会」のボタン23が設けられ、更に「取消」のボタン24が設けられている。
「新規登録」のボタン21をクリックすると、矢印Cに沿って、登録用の画面30に移行する。この画面30には、キー情報の入力領域31、イメージデータの表示領域32、確認者の氏名を入力する確認者入力領域33、登録ボタン34、取消ボタン35が設けられている。オペレータが、入力領域31でキー情報を入力し、領域33に氏名を入力した後、登録ボタン34をクリックすると、確認記録データがサーバ200に送信される。
メニュー表示の画面20で、「更新登録」のボタン22、または「照会」のボタン23をクリックすると、矢印A1に沿って、検索条件入力用の画面40に移行する。この画面には、出力レベルの指定領域41、キー情報の入力領域42、実行ボタン43、取消ボタン44が設けられている。キー情報の入力領域42には、口座に関する情報と、カナ氏名のみを例示したが、この他の項目を含めても良い。
画面40で実行ボタン43がクリックされると、「更新登録」が選択されている場合には矢印Bに沿って登録用の画面30に移行する。登録用の画面30は、既に説明した通りである。更新登録の時には、確認記録データの内容が各領域に表示される。オペレータは、これを編集することで新たな登録データを設定することができる。
「照会」が選択されている場合には、画面40で実行ボタン43がクリックされると、矢印A2に沿って照会用の画面50に移行する。画面50には、キー情報の表示領域51、イメージデータの表示領域52、取消ボタン53が設けられている。出力レベルとして「情報のみ」が指定されている場合には、表示領域52へのイメージデータの表示は省略される。イメージデータの表示を省略することによって、ネットワークにかかる負荷を軽減するとともに、照会用の画面の表示速度を向上させることができる。
以上で説明した実施例の本人確認記録管理システムによれば、確認記録データの更新および確認の要否をオペレータに提示することができる。更新の要否を提示することにより、確認記録データの内容が古くなり過ぎることを回避でき、その信憑性の維持を図ることができる。また、本人確認の要否をオペレータに提示することにより、本人確認が要求される取引が、過誤により本人確認がなされないまま行われることを回避できる。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、上述の実施例で説明した特徴部分、確認情報の入力、確認記録データの更新および本人確認の要否の提示、イメージデータの表示有無の切り換え、イメージデータのハッシュ値の登録などの特徴のうち、一部を省略したシステムとしてもよい。
実施例としての本人確認記録管理システムの構成を示す説明図である。 本人確認帳票10を例示する説明図である。 確認記録データベース204の内容を示す説明図である。 確認制御テーブル208の内容を例示する説明図である。 取引処理ルーチンのフローチャートである。 本人確認処理のフローチャートである。 表示画面の遷移例の説明図である。
符号の説明
10...本人確認帳票
11...識別番号
12...日付記入欄
13...種別記入欄
14...口座情報欄
15...個人情報欄
16...職員記入欄
20、30、40、50...画面
21〜24...ボタン
31...入力領域
32...表示領域
33...確認者入力領域
34...登録ボタン
35...取消ボタン
41...指定領域
42...入力領域
43...実行ボタン
44...取消ボタン
51...表示領域
52...表示領域
53...取消ボタン
100...端末
102...スキャナ
110...主制御部
111...通信制御部
112...イメージ入力部
114...コマンド入力部
115...表示制御部
116...取引制御部
117...登録処理部
118...検索処理部
200...サーバ
202...データベース管理部
204...確認記録データベース
206...通信制御部
208...確認制御テーブル
208a...確認要否テーブル
208b...更新時期テーブル

Claims (15)

  1. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理装置であって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャナ部と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを、保持する確認記録データベースと、
    前記確認記録データベースの更新および照会の少なくとも一方について、オペレータに要否を示唆する運用支援部とを備える本人確認記録管理装置。
  2. 請求項1記載の本人確認記録管理装置であって、
    前記運用支援部は、前記確認記録データの最終更新時および最終照会時の少なくとも一方からの経過時間に基づいて、前記示唆を行う本人確認記録管理装置。
  3. 請求項2記載の本人確認記録管理装置であって、
    前記確認記録データには、前記真偽の確認に利用された身分証明書の種別を表す情報が含まれ、
    前記示唆の判断基準となる経過時間は、前記身分証明書の種別に応じて設定されている本人確認記録管理装置。
  4. 請求項1記載の本人確認記録管理装置であって、
    前記運用支援部は、前記取引者が行う取引内容および取引履歴に基づき、前記照会の要否を判断する本人確認記録管理装置。
  5. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理装置であって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャナ部と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを、保持する確認記録データベースとを有し、
    前記キー情報は、前記確認時に利用した身分証明書を特定する情報を含む本人確認記録管理装置。
  6. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理装置であって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャナ部と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを、保持する確認記録データベースとを有し、
    前記確認記録データベースは、前記イメージデータのハッシュ値を該イメージデータと関連づけて記録する本人確認記録装置。
  7. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理装置であって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャナ部と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを、保持する確認記録データベースと、
    オペレータによって入力されたキー情報に対応した確認記録データを検索し、所定の条件下で、前記イメージデータの有無を切り換えて提示する検索処理部とを有する本人確認記録管理装置。
  8. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理方法であって、コンピュータが実行する工程として、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャン工程と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納する格納工程と、
    前記確認記録データベースの更新および照会の少なくとも一方について、オペレータに要否を示唆する運用支援工程とを備える本人確認記録管理方法。
  9. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理方法であって、コンピュータが実行する工程として、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャン工程と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納する格納工程とを有し、
    前記キー情報は、前記確認時に利用した身分証明書を特定する情報を含む本人確認記録管理方法。
  10. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理方法であって、コンピュータが実行する工程として、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャン工程と、
    該イメージデータのハッシュ値を求めるハッシュ値算出工程と、
    前記イメージデータと、前記ハッシュ値と、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納する格納工程とを有する本人確認記録方法。
  11. 取引者の真偽の確認結果を管理する本人確認記録管理方法であって、コンピュータが実行する工程として、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するスキャン工程と、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納する格納工程と、
    オペレータによって入力されたキー情報に対応した確認記録データを検索し、所定の条件下で、前記イメージデータの有無を切り換えて提示する検索処理工程とを有する本人確認記録管理方法。
  12. コンピュータによって取引者の真偽の確認結果を管理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するためのプログラムコードと、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納するためのプログラムコードと、
    前記確認記録データベースの更新および照会の少なくとも一方について、オペレータに要否を示唆するためのプログラムコードとを備えるコンピュータプログラム。
  13. コンピュータによって取引者の真偽の確認結果を管理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するためのプログラムコードと、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納するためのプログラムコードとを有し、
    前記キー情報は、前記確認時に利用した身分証明書を特定する情報を含むコンピュータプログラム。
  14. コンピュータによって取引者の真偽の確認結果を管理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するためのプログラムコードと、
    該イメージデータのハッシュ値を求めるためのプログラムコードと、
    前記イメージデータと、前記ハッシュ値と、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納するためのプログラムコードとを有するコンピュータプログラム。
  15. コンピュータによって取引者の真偽の確認結果を管理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記確認時に用いられた所定の帳票のイメージデータを取得するためのプログラムコードと、
    前記イメージデータと、前記取引者を特定するための所定のキー情報とを対応づけた確認記録データを確認記録データベースに格納するためのプログラムコードと、
    オペレータによって入力されたキー情報に対応した確認記録データを検索し、所定の条件下で、前記イメージデータの有無を切り換えて提示するためのプログラムコードとを有するコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158970A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置およびそれを用いた自動取引システム
JP2016153936A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 沖電気工業株式会社 取引システム、情報処理端末、及びプログラム
CN110546663A (zh) * 2017-03-08 2019-12-06 锡克拜控股有限公司 用于在数据库中登记信息的高级方法、系统和装置

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