JP3244275U - 賞味期限日付管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、たまごをはじめとする各種食品の賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、人為的な誤りの発生を低減し、効率よく賞味期限日付の管理を可能とした賞味期限日付管理システムを提供するものである。【解決手段】本考案の賞味期限日付管理システムは、賞味期限日付管理装置が賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付け、この画像情報をOCR解析して賞味期限日付を特定すると共に、事前に受け付けた台帳情報に含まれる賞味期限日付と比較し、一致しているか第一の照合を行う。また、ラベルに印字されている賞味期限日付の入力情報を受け付け、事前に受け付けた台帳情報に含まれる賞味期限日付と比較し、一致しているか第二の照合を行う。ラベルに印字されている賞味期限日付の入力は、入力者を変えて複数の端末から行うものとしてもよい。【選択図】図3
Description
本願の考案は、「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付管理システムに関するものであり、詳述すると、賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、人為的な誤りの発生を低減し、効率よく賞味期限日付の管理を可能とした賞味期限日付管理システムに関するものである。
従来、食品を包装(収容)する袋や容器には、おいしく食べることができる期限となる賞味期限や、安全に食べることができる期限となる消費期限のいずれかが表示されており、食品の生産(製造)元では、これら賞味期限または消費期限の日付を台帳により管理している。
具体的に、この日付管理作業は、従来、たとえば、次のように行っている。
(1)生産元の責任者は、日付管理台帳の台紙を印刷する。
(2)また、責任者は、商品名・製造日付・賞味期限日付といった台帳記載項目を台紙に記入する。
(3)生産元の作業者は、台紙に記載された賞味期限日付をラベル印字装置に設定し、ラベルを印字した後、製造開始時のラベルを台紙に貼り付ける。
(4)また、作業者は、貼り付けたラベルに印字された賞味期限日付に間違いがないか目視で確認すると共に、間違いがなければ台紙にレ点チェックする。
(5)さらに、生産元の確認者もラベルに印字された賞味期限を目視で確認し、間違いがなければ台紙にレ点チェックする。つまり、作業者と確認者によりダブルチェックを行う。
なお、製造中にラベルロールの追加交換を行ったような場合は、前記(3)乃至(5)の作業を繰り返し行う。
(1)生産元の責任者は、日付管理台帳の台紙を印刷する。
(2)また、責任者は、商品名・製造日付・賞味期限日付といった台帳記載項目を台紙に記入する。
(3)生産元の作業者は、台紙に記載された賞味期限日付をラベル印字装置に設定し、ラベルを印字した後、製造開始時のラベルを台紙に貼り付ける。
(4)また、作業者は、貼り付けたラベルに印字された賞味期限日付に間違いがないか目視で確認すると共に、間違いがなければ台紙にレ点チェックする。
(5)さらに、生産元の確認者もラベルに印字された賞味期限を目視で確認し、間違いがなければ台紙にレ点チェックする。つまり、作業者と確認者によりダブルチェックを行う。
なお、製造中にラベルロールの追加交換を行ったような場合は、前記(3)乃至(5)の作業を繰り返し行う。
(6)作業者は、製造終了時のラベルを台紙に貼り付ける。
(7)また、作業者は、貼り付けたラベルに印字された賞味期限日付に間違いがないか目視で確認すると共に、間違いがなければ台紙にレ点チェックする。
(8)さらに、確認者もラベルに印字された賞味期限を目視で確認し、間違いがなければ台紙にレ点チェックすることによりダブルチェックを行う。
(7)また、作業者は、貼り付けたラベルに印字された賞味期限日付に間違いがないか目視で確認すると共に、間違いがなければ台紙にレ点チェックする。
(8)さらに、確認者もラベルに印字された賞味期限を目視で確認し、間違いがなければ台紙にレ点チェックすることによりダブルチェックを行う。
(9)責任者は、日付管理台帳に間違いがないか内容を確認する。
(10)責任者は、問題がなければ取引先(発注者)へ日付管理台帳をFAX(ファクシミリ)で送信する。
(11)取引先は、FAXで受信した日付管理台帳を目視で確認し、問題がなければレ点チェックする。
(12)生産元及び取引先は共に、問題がなければ日付管理台帳をファイルし、一定期間保管する。
(13)生産元及び取引先は共に、一定期間が過ぎると日付管理台帳を廃棄する。
(10)責任者は、問題がなければ取引先(発注者)へ日付管理台帳をFAX(ファクシミリ)で送信する。
(11)取引先は、FAXで受信した日付管理台帳を目視で確認し、問題がなければレ点チェックする。
(12)生産元及び取引先は共に、問題がなければ日付管理台帳をファイルし、一定期間保管する。
(13)生産元及び取引先は共に、一定期間が過ぎると日付管理台帳を廃棄する。
ところが、以上のような従来における日付管理作業においては、次のような問題がある。
・生産元において、日付管理台帳として用いる台紙の印刷(複写)に手間や費用が掛かる。
・生産元において、台紙へラベルを貼り付ける手間や、貼り付けるラベル(最低2枚/台紙)の費用が掛かる。
・生産元において、台紙への記入の誤りや、台紙へのラベル貼り間違えといった人為的ミスによるリスクがある。
・生産元において、FAXでの送信(通信)に費用が掛かる。
・取引先において、FAXで受信した日付管理台帳の印刷(印字)に費用が掛かる。
・生産元及び取引先において共に、日付チェックを行うために人員を要する。
・生産元及び取引先において共に、日付管理台帳のファイリングや廃棄などの管理に人員を要する。
・生産元及び取引先において共に、日付管理台帳を一定期間保管するスペースを要する。
・生産元及び取引先において共に、日付管理台帳の廃棄に費用が掛かる。
・日付管理の作業手順から外れた台帳作成による台紙エラーがある。
・生産元において、日付管理台帳として用いる台紙の印刷(複写)に手間や費用が掛かる。
・生産元において、台紙へラベルを貼り付ける手間や、貼り付けるラベル(最低2枚/台紙)の費用が掛かる。
・生産元において、台紙への記入の誤りや、台紙へのラベル貼り間違えといった人為的ミスによるリスクがある。
・生産元において、FAXでの送信(通信)に費用が掛かる。
・取引先において、FAXで受信した日付管理台帳の印刷(印字)に費用が掛かる。
・生産元及び取引先において共に、日付チェックを行うために人員を要する。
・生産元及び取引先において共に、日付管理台帳のファイリングや廃棄などの管理に人員を要する。
・生産元及び取引先において共に、日付管理台帳を一定期間保管するスペースを要する。
・生産元及び取引先において共に、日付管理台帳の廃棄に費用が掛かる。
・日付管理の作業手順から外れた台帳作成による台紙エラーがある。
また、従来、賞味期限日付の管理を目的として、種々の手段が提案されている。
たとえば、商品の賞味期限に関する文字情報を画像として読み取り、文字情報の読取日から賞味期限の残日数を計算して、賞味期限日と残日数を音声報知する携帯型の賞味期限報知装置がある(特許文献1を参照)。
また、商品の包装材に印字された賞味期限の画像を撮像すると共に、製造される加工商品毎の賞味期限情報を含む商品データの中から撮像される商品に関する商品データを選択し、実行者が、画像中の賞味期限の日付と商品データの賞味期限の日付とを確認した上で、両賞味期限の日付と同一の日付を入力して第1確認済み製造商品データとして保存する。さらに、確認者が、画像中の賞味期限の日付と商品データの賞味期限の日付と実行者が入力した日付とを確認した上で、3つの賞味期限の日付と同一の日付を入力して第2確認済み製造商品データとして保存するようにした加工食品管理システムもある(特許文献2を参照)。
たとえば、商品の賞味期限に関する文字情報を画像として読み取り、文字情報の読取日から賞味期限の残日数を計算して、賞味期限日と残日数を音声報知する携帯型の賞味期限報知装置がある(特許文献1を参照)。
また、商品の包装材に印字された賞味期限の画像を撮像すると共に、製造される加工商品毎の賞味期限情報を含む商品データの中から撮像される商品に関する商品データを選択し、実行者が、画像中の賞味期限の日付と商品データの賞味期限の日付とを確認した上で、両賞味期限の日付と同一の日付を入力して第1確認済み製造商品データとして保存する。さらに、確認者が、画像中の賞味期限の日付と商品データの賞味期限の日付と実行者が入力した日付とを確認した上で、3つの賞味期限の日付と同一の日付を入力して第2確認済み製造商品データとして保存するようにした加工食品管理システムもある(特許文献2を参照)。
しかしながら、前者は、商品を購入した消費者が賞味期限の残日数を確認するために用いる手段であって、商品を製造する生産者が人為的な誤りなく行う賞味期限日付の管理ではない。
また、後者は、システムが複雑であって効率よく賞味期限日付の管理を可能とするものではないと共に、確認作業は、実行者や確認者による日付の入力だけに頼ったものとなっている。
また、後者は、システムが複雑であって効率よく賞味期限日付の管理を可能とするものではないと共に、確認作業は、実行者や確認者による日付の入力だけに頼ったものとなっている。
本考案は、従来における上記事情に鑑みて開発されたものであり、特に「たまご」をはじめとする各種食品の賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、人為的な誤りの発生を低減し、効率よく「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付の管理を可能とした技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の第一の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品(以下の各態様においても同様)の賞味期限日付を管理するシステムであって、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付手段と、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、前記画像情報の賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システムである。
また、上記目的を達成するために、本考案の第二の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付手段と、ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けるラベル日付受付手段と、受け付けた前記賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを賞味期限照合手段と、を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システムとするものである。
また、上記目的を達成するために、本考案の第三の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付手段と、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、前記ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けるラベル日付受付手段と、前記画像情報の賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、受け付けた前記賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システムとするものである。
本考案は、上記第一の態様又は第三の態様において、前記画像情報受付手段は、前記画像情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第二の態様及び第三の態様において、前記ラベル日付受付手段は、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記賞味期限照合手段は、照合結果を台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第二の態様及び第三の態様において、前記ラベル日付受付手段は、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記賞味期限照合手段は、照合結果を台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記台帳情報の記録から作業に誤りが無いことを承認する承認情報を受け付ける承認情報受付手段をさらに備え、前記承認情報受付手段は、承認情報を台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
さらに、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理手段をさらに備えるものとしてもよい。
さらに、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本考案の第四の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の生産元の作業の責任者が用いる責任者端末と、食品生産元の作業を実施する作業者が用いる作業者端末と、にネットワークを介して通信可能に接続された日付管理装置により、食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、前記責任者端末は、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を入力する手段と、入力した前記台帳情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記作業者端末は、前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、賞味期限日付情報が印字されたラベルを撮影する手段と、撮影した前記ラベルの画像情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記日付管理装置は、前記責任者端末から、前記台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記作業者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記作業者端末へ送信する台帳呼出要求受付手段と、前記作業者端末から、前記画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、前記画像情報の賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システムである。
本考案は、上記第四の態様において、食品生産元の作業の確認者が用いる確認者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、前記確認者端末は、前記ラベルに印字されている賞味期限日付情報を入力する手段と、入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記日付管理装置は、前記確認者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付けるラベル日付受付手段をさらに備え、前記賞味期限照合手段が、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合するものとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本考案の第五の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の生産元の作業の責任者が用いる責任者端末と、食品生産元の作業を実施する作業者が用いる作業者端末と、にネットワークを介して通信可能に接続された日付管理装置により、賞味期限日付を管理するシステムであって、前記責任者端末は、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を入力する手段と、入力した前記台帳情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記作業者端末は、前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、賞味期限日付情報が印字されたラベルの賞味期限日付を入力する手段と、入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記日付管理装置は、前記責任者端末から、前記台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記作業者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記作業者端末へ送信する台帳呼出要求受付手段と、前記作業者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付けるラベル日付受付手段と、受け付けた前記賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システムとするものである。
本考案は、上記第五の態様において、食品生産作業の確認者が用いる確認者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、前記確認者端末は、前記ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記日付管理装置は、前記ラベル日付受付手段が、前記確認者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付け、前記賞味期限照合手段が、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合するものとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本考案の第六の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の生産元の作業の責任者が用いる責任者端末と、食品生産元の作業を実施する作業者が用いる作業者端末と、にネットワークを介して通信可能に接続された日付管理装置により、賞味期限日付を管理するシステムであって、前記責任者端末は、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を入力する手段と、入力した前記台帳情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記作業者端末は、前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、賞味期限日付情報が印字されたラベルを撮影する手段と、撮影した前記ラベルの画像情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、前記ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記日付管理装置は、前記責任者端末から、前記台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記作業者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記作業者端末へ送信する台帳呼出要求受付手段と、前記作業者端末から、前記画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、前記作業者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付けるラベル日付受付手段と、前記画像情報の賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、受け付けた前記賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システムとするものである。
本考案は、上記第六の態様において、食品生産作業の確認者が用いる確認者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、前記確認者端末は、前記ラベルに印字されている賞味期限日付情報を入力する手段と、入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段とを備え、前記日付管理装置は、前記ラベル日付受付手段が、前記確認者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付け、前記賞味期限照合手段が、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合するものとしてもよい。
本考案は、上記第四の態様又は第六の態様のいずれかにおいて、前記日付管理装置は、前記画像情報受付手段が、前記画像情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、前記日付管理装置は、前記ラベル日付受付手段が、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、前記日付管理装置は、前記賞味期限照合手段が、照合結果を台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、前記日付管理装置は、前記ラベル日付受付手段が、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、前記日付管理装置は、前記賞味期限照合手段が、照合結果を台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、前記責任者端末は、前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の記録から作業に誤りが無いことを承認する承認情報を送信する手段と、をさらに備え、前記日付管理装置は、前記台帳呼出要求受付手段が、前記責任者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記責任者端末へ送信し、前記責任者端末から、前記承認情報を受け付ける承認情報受付手段をさらに備え、前記承認情報受付手段が、承認情報を台帳情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、前記日付管理装置は、前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理手段をさらに備えるものとしてもよい。
さらに、本考案は、上記第四の態様乃至第六の態様のいずれかにおいて、特に「たまご」をはじめとする食品の生産を依頼する取引先が用いる取引先端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、前記取引者端末は、前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段とを備え、前記日付管理装置は、前記台帳呼出要求受付手段が、前記取引者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記取引者端末へ送信するものとしてもよい。
本考案によれば、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、人為的な誤りの発生を低減し、効率よく賞味期限日付の管理を可能とすることができる。
以下、本考案に係る賞味期限日付管理システムの実施の形態の一例について、図面に基づき説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本考案の好適な具体例であるため技術的に種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
なお、以下に述べる実施の形態は、本考案の好適な具体例であるため技術的に種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態に係る賞味期限日付管理システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本賞味期限日付管理システムは、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付管理処理を行う日付管理装置10と、このシステムを用いた賞味期限日付の管理において、食品生産元の責任者が用いる責任者端末20と、食品生産元の作業者が用いる作業者端末30と、食品生産元の確認者が用いる確認者端末40と、食品の生産を依頼する取引先が用いる取引先端末50とが、インターネットなどの所定のネットワークNを介して相互に通信可能に接続して構成される。
図1は、本実施の形態に係る賞味期限日付管理システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本賞味期限日付管理システムは、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付管理処理を行う日付管理装置10と、このシステムを用いた賞味期限日付の管理において、食品生産元の責任者が用いる責任者端末20と、食品生産元の作業者が用いる作業者端末30と、食品生産元の確認者が用いる確認者端末40と、食品の生産を依頼する取引先が用いる取引先端末50とが、インターネットなどの所定のネットワークNを介して相互に通信可能に接続して構成される。
以下の説明においては、日付管理装置10を「サーバ」と呼ぶことがある。
また、ネットワークNは、インターネットに限定されるものではなく、たとえばLAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークであってもよい。
また、ネットワークNは、インターネットに限定されるものではなく、たとえばLAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークであってもよい。
図1に示す日付管理装置10は、責任者端末20、作業者端末30、および確認者端末40から受け付けた情報を保存し、賞味期限の日付管理処理に利用する装置である。また、日付管理装置10は、取引先端末50から受け付けた要求に基づいて、所望の日付管理情報を提供する装置でもある。
この日付管理装置10は、演算処理機能や通信機能を有し、賞味期限日付管理システムにおけるサーバとして機能する。本実施の形態の日付管理装置10は、たとえば、サーバ装置や、パーソナルコンピュータ等の電子機器により実現される。
この日付管理装置10は、演算処理機能や通信機能を有し、賞味期限日付管理システムにおけるサーバとして機能する。本実施の形態の日付管理装置10は、たとえば、サーバ装置や、パーソナルコンピュータ等の電子機器により実現される。
責任者端末20は、特に「たまご」をはじめとする食品の生産元で実施される作業の責任者が操作するコンピュータであって、演算処理機能や通信機能を有する装置であり、たとえば、デスクトップまたはラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどにより実現される。
この責任者端末20は、たとえば、少なくとも賞味期限日付を含む台帳情報を入力する手段と、入力した台帳情報を日付管理装置10へ送信する手段とを有する。また、責任者端末20は、日付管理装置10に対して、台帳情報の呼出しを要求する手段と、日付管理装置10から、台帳情報を受け取る手段と、日付管理装置10に対して、台帳情報の記録に誤りが無いことを確認した承認情報を送信する手段とをさらに有する。
この責任者端末20は、たとえば、少なくとも賞味期限日付を含む台帳情報を入力する手段と、入力した台帳情報を日付管理装置10へ送信する手段とを有する。また、責任者端末20は、日付管理装置10に対して、台帳情報の呼出しを要求する手段と、日付管理装置10から、台帳情報を受け取る手段と、日付管理装置10に対して、台帳情報の記録に誤りが無いことを確認した承認情報を送信する手段とをさらに有する。
作業者端末30は、食品生産元で作業を実施する作業者が操作するコンピュータであり、確認者端末40は、食品生産元の作業者が実施した作業の確認を行う確認者が操作するコンピュータであって、共に演算処理機能、通信機能を有する装置である。作業者端末30は、端末自体に撮像手段(カメラ)を備えるものを用いることが望ましい。なお、当該撮像手段(カメラ)は有線接続又は無線通信接続で作業者端末30と接続されたものを用いることも可能である。
この作業者端末30および確認者端末40は、たとえば、タブレットコンピュータや、スマートフォン、デスクトップまたはラップトップコンピュータなどにより実現されるが、携行しやすいタブレットコンピュータや、スマートフォンまたはラップトップコンピュータが望ましい。
この作業者端末30および確認者端末40は、たとえば、タブレットコンピュータや、スマートフォン、デスクトップまたはラップトップコンピュータなどにより実現されるが、携行しやすいタブレットコンピュータや、スマートフォンまたはラップトップコンピュータが望ましい。
作業者端末30は、たとえば、日付管理装置10に対して、台帳情報の呼出しを要求する手段と、日付管理装置10から台帳情報を受け取る手段と、賞味期限日付情報が印字されたラベルを撮影する手段と、撮影したラベルの画像情報を日付管理装置10へ送信する手段と、ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、入力した賞味期限日付情報を日付管理装置10へ送信する手段とを有する。
この際、賞味期限日付情報を入力する手段は、ラベルを目視して確認した賞味期限日付の入力を受け付けるものとしてもよいし、自ら撮影したラベルの画像を目視して確認した賞味期限日付を入力するものとしてもよい。
この際、賞味期限日付情報を入力する手段は、ラベルを目視して確認した賞味期限日付の入力を受け付けるものとしてもよいし、自ら撮影したラベルの画像を目視して確認した賞味期限日付を入力するものとしてもよい。
一方、確認者端末40は、たとえば、ラベルに印字されている賞味期限日付の入力を受け付ける手段と、入力した賞味期限日付情報を日付管理装置10へ送信する手段とを有する。
この際、賞味期限日付情報を入力する手段は、ラベルを目視して確認した賞味期限日付の入力を受け付けるものとしてもよいし、作業者が撮影したラベルの画像を目視して確認した賞味期限日付を入力するものとしてもよい。
この際、賞味期限日付情報を入力する手段は、ラベルを目視して確認した賞味期限日付の入力を受け付けるものとしてもよいし、作業者が撮影したラベルの画像を目視して確認した賞味期限日付を入力するものとしてもよい。
また、取引先端末50は、食品の生産を依頼する取引先が操作するコンピュータであって、演算処理機能や通信機能を有する装置であり、たとえば、デスクトップまたはラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどにより実現される。
この取引先端末50は、たとえば、日付管理装置10に対して台帳情報の呼出しを要求する手段と、日付管理装置10から台帳情報を受け取る手段とを有する。
この取引先端末50は、たとえば、日付管理装置10に対して台帳情報の呼出しを要求する手段と、日付管理装置10から台帳情報を受け取る手段とを有する。
なお、図1の例においては、責任者端末20、作業者端末30、確認者端末40および取引先端末50は、それぞれ1つずつしか示されていないが、その数は特に限定されずに複数であってもよい。また、食品生産元の端末(責任者端末20、作業者端末30、確認者端末40)は、1つの端末を共有して使用してもよい。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る日付管理装置(サーバ)10のハードウェア構成を示すブロック図である。
日付管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、を備えている。
図2は、本実施形態に係る日付管理装置(サーバ)10のハードウェア構成を示すブロック図である。
日付管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記憶されているプログラム、または記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。すなわち、CPU11は、プログラムに従って各種の処理を実行する、サーバ全体の動作を制御するプロセッサである。また、プログラムは、たとえば、日付管理装置10の各部を動作させるためのオペレーティングシステム(システムソフトウェア)や、後述の機能ブロックを実現するためのアプリケーションソフトウェアといったプログラムである。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。
入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、および通信部19が接続されている。
CPU11、ROM12およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。
入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、および通信部19が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス、マイク、カメラ等で構成され、受け付けた指示操作に応じて各種情報を入力する。なお、たとえば、タッチパネルにより、出力部16と入力部17とを一体にして実現してもよい。
入力部17は、キーボードやマウス、マイク、カメラ等で構成され、受け付けた指示操作に応じて各種情報を入力する。なお、たとえば、タッチパネルにより、出力部16と入力部17とを一体にして実現してもよい。
記憶部18は、サーバが情報処理を実行するために必要な各種データを記憶するものであって、たとえば、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成される。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置との間で通信を行う。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置との間で通信を行う。
なお、日付管理装置10には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディアが適宜装着されるドライブを備えるものとしてもよい。このドライブにより、リムーバブルメディアから読み出されたプログラムを記憶部18にインストールすることができる。
また、リムーバブルメディアは、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
また、リムーバブルメディアは、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、日付管理装置10は単体で動作する装置に限らず、ネットワークNを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムや、クラウドサーバでもよい。
<日付管理装置10>
図3は、本実施の形態においてサーバとして機能する日付管理装置10の構成例を説明するブロック図である。
日付管理装置10は、台帳情報受付部111と、台帳呼出要求受付部112と、画像情報受付部113と、画像情報解析部114と、ラベル日付受付部115と、賞味期限照合部116と、承認情報受付部117と、台帳情報管理部118とを有する。また、日付管理装置10は、台帳情報DB181を有する。
図3は、本実施の形態においてサーバとして機能する日付管理装置10の構成例を説明するブロック図である。
日付管理装置10は、台帳情報受付部111と、台帳呼出要求受付部112と、画像情報受付部113と、画像情報解析部114と、ラベル日付受付部115と、賞味期限照合部116と、承認情報受付部117と、台帳情報管理部118とを有する。また、日付管理装置10は、台帳情報DB181を有する。
台帳情報受付部111は、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける機能を有する手段であり、受け付けた台帳情報ごとに識別番号を付して記憶部18の台帳情報DB181に記憶するものである。
本実施の形態において、台帳情報受付部111は、責任者端末20から台帳情報を受け付けるものとなっている。
本実施の形態において、台帳情報受付部111は、責任者端末20から台帳情報を受け付けるものとなっている。
台帳呼出要求受付部112は、台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を要求のあった端末へ送信する機能を有する手段である。つまり、台帳呼出要求受付部112は、台帳情報DB181に記憶する台帳情報の呼出し要求を受け付けるものである。
本実施の形態において、台帳呼出要求受付部112は、作業者端末30や確認者端末40から3所望の台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を作業者端末30や確認者端末40へ送信するものである。この台帳情報には、作業者端末30からの呼出し要求の場合、少なくとも賞味期限日付情報が含まれたものとなっており、確認者端末40からの呼出し要求の場合、少なくとも後述するラベルの画像情報が含まれたものとなっている。
本実施の形態において、台帳呼出要求受付部112は、作業者端末30や確認者端末40から3所望の台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を作業者端末30や確認者端末40へ送信するものである。この台帳情報には、作業者端末30からの呼出し要求の場合、少なくとも賞味期限日付情報が含まれたものとなっており、確認者端末40からの呼出し要求の場合、少なくとも後述するラベルの画像情報が含まれたものとなっている。
また、本実施の形態において、台帳呼出要求受付部112は、責任者端末20や取引先端末50からも所望の台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を責任者端末20や取引先端末50へ送信するものである。この台帳情報には、要求時に応じて、賞味期限日付情報や、後述するラベルの画像情報、画像賞味期限日付情報、入力賞味期限日付情報、承認情報などが含まれたものとなっている。
画像情報受付部113は、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付けると共に、当該画像情報にタイムスタンプを付して記憶部18の台帳情報DB181に記憶する機能を有する手段である。画像情報受付部113で受け付けた画像情報は、台帳情報の一部として台帳情報DB181に記憶される。
本実施の形態において、画像情報受付部113は、作業者端末30から、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付けるものとなっている。
本実施の形態において、画像情報受付部113は、作業者端末30から、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付けるものとなっている。
画像情報解析部114は、画像情報受付部113で受け付けた画像情報を解析して賞味期限日付を特定すると共に、特定した賞味期限日付(以下、「画像賞味期限日付情報」という場合がある。)を記憶部18の台帳情報DB181に記憶する。つまり、画像情報解析部114では、OCR(光学式文字認識)のような画像解析によって、ラベルの画像情報中に含まれる賞味期限日付部分を、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換するものである。画像情報解析部114で解析された画像賞味期限日付情報は、台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に記憶される。
ラベル日付受付部115は、ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けると共に、当該賞味期限日付情報(以下、「入力賞味期限日付情報」という場合がある。)にタイムスタンプを付して記憶部18の台帳情報DB181に記憶する機能を有する手段である。つまり、ラベル日付受付部115は、賞味期限日付が印字されているラベルから視覚的に得た賞味期限日付の入力情報を受け付け、タイムスタンプを付して、台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に記憶するものである。
本実施の形態において、ラベル日付受付部115は、作業者端末30および確認者端末40からそれぞれ、入力賞味期限日付情報を受け付けるものとなっている。
本実施の形態において、ラベル日付受付部115は、作業者端末30および確認者端末40からそれぞれ、入力賞味期限日付情報を受け付けるものとなっている。
賞味期限照合部116は、画像情報の賞味期限日付と、台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、照合結果を記憶部18の台帳情報DB181に記憶する機能を有する手段である。
また、賞味期限照合部116は、受け付けた賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、照合結果を記憶部18の台帳情報DB181に記憶する機能を有する手段でもある。
また、賞味期限照合部116は、受け付けた賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、照合結果を記憶部18の台帳情報DB181に記憶する機能を有する手段でもある。
つまり、賞味期限照合部116は、画像情報解析部114で解析して特定した画像賞味期限日付情報と、台帳情報DB181に記憶する賞味期限日付情報とを比較し、一致するか否か確認すると共に、ラベル日付受付部115で受け付けた入力賞味期限日付情報と、台帳情報DB181に記憶する賞味期限日付情報とを比較し、一致するか否か確認するものである。賞味期限照合部116での照合結果は、台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に記憶される。
承認情報受付部117は、台帳情報の記録から作業の内容に誤りが無いことを承認する承認情報を受け付けると共に、当該承認情報を記憶部18の台帳情報DB181に記憶する機能を有する手段である。
本実施の形態において、承認情報受付部117は、責任者端末20から、台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を責任者端末20へ送信すると共に、責任者端末20から、承認情報を受け付けるものとなっている。承認情報受付部117で受け付けた承認情報は、台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に記憶される。
本実施の形態において、承認情報受付部117は、責任者端末20から、台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を責任者端末20へ送信すると共に、責任者端末20から、承認情報を受け付けるものとなっている。承認情報受付部117で受け付けた承認情報は、台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に記憶される。
台帳情報管理部118は、承認情報受付部117での承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に台帳情報DB181に記憶する台帳情報を削除する機能を有する手段である。
本実施の形態において、台帳情報DB181は、台帳情報受付部111で受け付けた台帳情報や、画像情報受付部113で受け付けた画像情報、画像情報解析部114で特定した画像賞味期限日付情報、ラベル日付受付部115で受け付けた入力賞味期限日付情報、賞味期限照合部116での照合結果、承認情報受付部117で受け付けた承認情報などを関連付けて記憶する手ものとなっている。
本実施の形態において、台帳情報DB181は、台帳情報受付部111で受け付けた台帳情報や、画像情報受付部113で受け付けた画像情報、画像情報解析部114で特定した画像賞味期限日付情報、ラベル日付受付部115で受け付けた入力賞味期限日付情報、賞味期限照合部116での照合結果、承認情報受付部117で受け付けた承認情報などを関連付けて記憶する手ものとなっている。
ゆえに、本実施形態に係る日付管理装置10は、補助記憶装置に記憶された各種のプログラム(OS、アプリケーションなど)が主記憶装置にロードされ、CPU11により実行されることによって、台帳情報受付部111、台帳呼出要求受付部112、画像情報受付部113、画像情報解析部114、ラベル日付受付部115、賞味期限照合部116、承認情報受付部117、台帳情報管理部118を含む装置として機能する。
次に、本考案の一実施形態に係る賞味期限日付管理システムでの処理の流れを説明する。
本実施の形態では、賞味期限日付が印字されたラベルを撮影した画像情報に基づく日付のチェック(照合)と、このラベルに印字された賞味期限日付を目視で確認して入力した賞味期限日付情報に基づく2回の日付のチェック(照合)を行う場合について説明する。
本実施の形態では、賞味期限日付が印字されたラベルを撮影した画像情報に基づく日付のチェック(照合)と、このラベルに印字された賞味期限日付を目視で確認して入力した賞味期限日付情報に基づく2回の日付のチェック(照合)を行う場合について説明する。
図4および図5は、本考案の一実施形態に係る賞味期限日付管理処理の一例を示すシーケンス図である。図4は、賞味期限日付を管理する台帳情報の入力から賞味期限日付のチェックまでの第一の処理の流れを説明し、図5は、賞味期限日付のチェック後の台帳情報の確認(承認)、および台帳情報の削除を含む第二の処理の流れを説明する。
まず、本システムの利用を享受するため、各利用者は、責任者端末20および取引先端末50にインストールされたWebブラウザを用いて本システムへログインし、役割を選択すると共に、氏名を入力することで、本システムを利用した作業の実施を可能とする。
さらに、作業者端末30および確認者端末40の通信機能を用いて本システムのサイトにアクセスし、事前に専用アプリケーションソフトをインストール(ダウンロード)し、当該専用アプリケーションソフトを用いて本システムへログインし、役割を選択すると共に、氏名を入力することで、本システムを利用した作業の実施を可能とする。
さらに、作業者端末30および確認者端末40の通信機能を用いて本システムのサイトにアクセスし、事前に専用アプリケーションソフトをインストール(ダウンロード)し、当該専用アプリケーションソフトを用いて本システムへログインし、役割を選択すると共に、氏名を入力することで、本システムを利用した作業の実施を可能とする。
初めに、責任者端末20は、責任者が新規台帳情報を入力するための台紙情報を日付管理装置10に対して要求し、日付管理装置10から台紙情報を受け付ける(受信する)。
そして、ステップS301において、責任者端末20は、日付管理装置10より送信された台紙情報を受信した台紙画面を表示し、本システムを利用して管理する食品の商品名や製造日、出荷日、賞味期限といった台帳情報の入力を受け付け、この台紙情報を日付管理装置10に対して送信(返信)する。
ステップS302において、日付管理装置10は、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を責任者端末20から受け付け、台帳情報DB181に登録する。
ステップS302において、日付管理装置10は、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を責任者端末20から受け付け、台帳情報DB181に登録する。
次に、ステップS303において、作業者端末30は、作業者が実施する作業の詳細を確認するため、日付管理装置10に対して台帳情報の呼出しを要求する。
ステップS304において、日付管理装置10は、作業者端末30から台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を作業者端末30へ送信(返信)する。
また、ステップS305において、作業者端末30は、日付管理装置10から台帳情報を受信し、台帳画面を表示する。作業者は、受信した台帳情報を台帳画面において確認し、賞味期限日付をラベル印字装置にセットして、商品に付すラベルに印字する。
ステップS304において、日付管理装置10は、作業者端末30から台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を作業者端末30へ送信(返信)する。
また、ステップS305において、作業者端末30は、日付管理装置10から台帳情報を受信し、台帳画面を表示する。作業者は、受信した台帳情報を台帳画面において確認し、賞味期限日付をラベル印字装置にセットして、商品に付すラベルに印字する。
引き続き、ステップS306において、作業者端末30は、賞味期限日付情報が印字されたラベルの撮影指示を受け付けることでラベルを撮影し、撮影したラベルの画像情報を日付管理装置10へ送信する。
ステップS307において、日付管理装置10は、作業者端末30から画像情報を受け付け、この画像情報にタイムスタンプを付して、台帳情報DB181に記憶された該当する台帳情報と関連付けて登録する。
また、ステップS308において、日付管理装置10は、受け付けた画像情報を解析して賞味期限日付を特定し、画像情報より特定した画像賞味期限日付情報と、台帳情報DB181に記憶する台帳情報に含まれる賞味期限日付情報とが一致するかチェック(照合)する。
この画像解析は、たとえば、Google(登録商標)社が提供する画像認識サービスのCloud Vision APIを利用するものであってもよい。
この画像解析は、たとえば、Google(登録商標)社が提供する画像認識サービスのCloud Vision APIを利用するものであってもよい。
このようにラベルの画像情報から読み取った画像賞味期限日付情報と、台帳情報に含まれる賞味期限日付情報とを、機械的に比較・照合することで、確認ミスや入力ミスといった人為的な誤りが生じるおそれを無くして、効率よく賞味期限日付の確認を行うことができる。ゆえに、生産(製造)開始時に賞味期限の照合を行えば、誤った賞味期限日付が印字されたラベルを商品に付すことがなく、作業の手間や時間、ラベル費用、印字費用などを無駄にせずに済むこととなる。
また、この照合結果を台帳情報DB181に管理台帳と関連付けて記憶しておくことで、必要に応じて照合結果を視覚的に容易に確認することができる。しかも、照合結果を、たとえば、〇印などの記号を用いて表示すれば、照合結果の良否を一目で確認することができるものとなる。
ステップS309において、作業者端末30は、作業者が撮影したラベル画像を表示し、ラベルに印字されている賞味期限日付の入力を受け付けると共に、入力賞味期限日付情報を日付管理装置10へ送信する。
ステップS310において、日付管理装置10は、作業者端末30から入力賞味期限日付情報を受け付け、この入力賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して、台帳情報DB181に記憶された該当する台帳情報と関連付けて登録する。
そして、ステップS311において、日付管理装置10は、受け付けた入力賞味期限日付情報と、台帳情報DB181に記憶する台帳情報に含まれる賞味期限日付情報とが一致するかチェック(照合)する。
このようにラベルに印字されている入力賞味期限日付情報と、台帳情報に含まれる賞味期限日付情報とを比較・照合することで、結果が相違していた場合、作業者によるラベル印字装置への賞味期限日付情報の設定や、作業者による賞味期限日付の入力に誤りがあったことになるので、その確認と共に、必要な対応・対策を講じることができる。つまり、照合結果の相違の頻度等から、作業者の処理能力低下等の判断材料とすることも可能である。
しかも、ラベルの画像情報から読み取った画像賞味期限日付情報と台帳情報に含まれる賞味期限日付情報との照合と、ラベルに印字されている入力賞味期限日付情報と台帳情報に含まれる賞味期限日付情報との照合を併用することで、一層効率良く賞味期限日付の管理作業を行うことができる。
この照合結果もまた、台帳情報DB181に管理台帳と関連付けて記憶しておくことが望ましい。
この照合結果もまた、台帳情報DB181に管理台帳と関連付けて記憶しておくことが望ましい。
また、ステップS312において、確認者端末40は、作業者が実施した作業を確認するため、日付管理装置10に対して台帳情報の呼出しを要求する。
ステップS313において、日付管理装置10は、確認者端末40から台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を確認者端末40へ送信(返信)する。
ステップS313において、日付管理装置10は、確認者端末40から台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を確認者端末40へ送信(返信)する。
ステップS314において、確認者端末40は、日付管理装置10から台帳情報を受信し、台帳画面を表示する。
ステップS315において、確認者端末40は、作業者が撮影したラベル画像を含む台帳情報を表示し、ラベルに印字されている賞味期限日付の入力を確認者より受け付けると共に、入力賞味期限日付情報を日付管理装置10へ送信する。
ステップS315において、確認者端末40は、作業者が撮影したラベル画像を含む台帳情報を表示し、ラベルに印字されている賞味期限日付の入力を確認者より受け付けると共に、入力賞味期限日付情報を日付管理装置10へ送信する。
また、ステップS316において、日付管理装置10は、確認者端末40から入力賞味期限日付情報を受け付け、この入力賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して、台帳情報DB181に記憶された該当する台帳情報と関連付けて登録する。
そして、ステップS317において、日付管理装置10は、受け付けた入力賞味期限日付情報と、台帳情報DB181に記憶する台帳情報に含まれる賞味期限日付情報とが一致するかチェック(照合)する。
そして、ステップS317において、日付管理装置10は、受け付けた入力賞味期限日付情報と、台帳情報DB181に記憶する台帳情報に含まれる賞味期限日付情報とが一致するかチェック(照合)する。
このようにラベルに印字されている入力賞味期限日付情報と、台帳情報に含まれる賞味期限日付情報との照合を、担当者を変えて二回行うことで、より一層正確に賞味期限日付の管理作業を行うことができる。
この照合結果もまた、台帳情報DB181に管理台帳と関連付けて記憶しておくことが望ましい。
この照合結果もまた、台帳情報DB181に管理台帳と関連付けて記憶しておくことが望ましい。
引き続き、ステップS318において、責任者端末20は、作業者および確認者が実施した作業を確認するため、日付管理装置10に対して台帳情報の呼出しを要求する。
ステップS319において、日付管理装置10は、責任者端末20から台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を責任者端末20へ送信(返信)する。
ステップS319において、日付管理装置10は、責任者端末20から台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を責任者端末20へ送信(返信)する。
ステップS320において、責任者端末20は、日付管理装置10から台帳情報を受信し、台帳画面を表示する。
また、ステップS321において、責任者端末20は、作業者および確認者が実施した作業を記録する台帳情報に誤りが無く、これを承認する意思表示としての承認情報の入力を責任者から受け付け、これを日付管理装置10へ送信する。
また、ステップS321において、責任者端末20は、作業者および確認者が実施した作業を記録する台帳情報に誤りが無く、これを承認する意思表示としての承認情報の入力を責任者から受け付け、これを日付管理装置10へ送信する。
ステップS322において、日付管理装置10は、責任者端末20から承認情報を受け付け、この承認情報を台帳情報DB181に記憶された該当する台帳情報と関連付けて登録し、この台帳情報を所定期間保管する。
この際、承認情報を含む台帳情報にタイムスタンプを付すものとしてもよい。さらに、この台帳情報の正当性を示すため、台帳情報に電子署名を付加するものとしてもよい。電子署名は、あるファイル情報が、署名者によって確認された後に改竄されていないことを証明するための技術である。ゆえに、タイムスタンプと電子署名を組合せることで、電子ファイル情報が、ある時間に署名者によって承認され、それ以降に偽造も改竄もされていないことを確認することが可能となる。
この際、承認情報を含む台帳情報にタイムスタンプを付すものとしてもよい。さらに、この台帳情報の正当性を示すため、台帳情報に電子署名を付加するものとしてもよい。電子署名は、あるファイル情報が、署名者によって確認された後に改竄されていないことを証明するための技術である。ゆえに、タイムスタンプと電子署名を組合せることで、電子ファイル情報が、ある時間に署名者によって承認され、それ以降に偽造も改竄もされていないことを確認することが可能となる。
このように承認情報を受け付け、台帳情報DB181に管理台帳と関連付けて記憶しておくことで、台帳情報を単に目視で確認するだけでなく、賞味期限日付の管理作業が適切に行われていることを明確に示すことができる。
また、ステップS323において、取引先端末50は、生産元の作業状況を確認するため、日付管理装置10に対して台帳情報の呼出しを要求する。
ステップS324において、日付管理装置10は、取引先端末50から、台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を取引先端末50へ送信(返信)する。
ステップS325において、取引先端末50は、日付管理装置10から台帳情報を受信し、台帳画面を表示する。これにより、取引先は、生産元の作業状況を適宜確認することができると共に、製造完了を確認することができる。
この際、取引先端末50から確認情報を受け付け、この確認情報を該当する台帳情報と関連付けて台帳情報DB181に登録するものとしてもよい。
ステップS324において、日付管理装置10は、取引先端末50から、台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を取引先端末50へ送信(返信)する。
ステップS325において、取引先端末50は、日付管理装置10から台帳情報を受信し、台帳画面を表示する。これにより、取引先は、生産元の作業状況を適宜確認することができると共に、製造完了を確認することができる。
この際、取引先端末50から確認情報を受け付け、この確認情報を該当する台帳情報と関連付けて台帳情報DB181に登録するものとしてもよい。
そして、ステップS326において、日付管理装置10は、責任者端末20から承認情報を受け付けてから所定期間経過した後、該当する台帳情報を台帳情報DB181から削除する。
このように所定期間経過した台帳情報を自動的に削除することで、台紙の廃棄に手間や費用を掛かけることなく、効率よく簡単に台帳情報を整理することができる。しかも、台帳情報の削除を実行する基準日を、後述する台帳情報入力画面240で入力された製造日とすることで、台帳情報の管理を信頼性高く、安定して行うことができる。
なお、上記基準日は、たとえば、責任者端末20からの承認情報の受け付け時や、取引先端末50からの確認情報の受け付け時など、任意の日付を設定するようにすることもできる。
なお、上記基準日は、たとえば、責任者端末20からの承認情報の受け付け時や、取引先端末50からの確認情報の受け付け時など、任意の日付を設定するようにすることもできる。
上述した賞味期限日付管理システムでの処理において、本システムへログイン方法は、たとえば、図6に示すように行うことができる。
図6は、責任者が専用アプリケーションソフトを起動させたときに、責任者端末20に表示される本システムを利用するための認証画面210の構成の例を示す模式図である。
図6は、責任者が専用アプリケーションソフトを起動させたときに、責任者端末20に表示される本システムを利用するための認証画面210の構成の例を示す模式図である。
図6において、この認証画面210には、ログインするための生産地の拠点コード入力ボックス211と、ログインするためのパスワード入力ボックス212と、ログインを選択するログインボタン213が示されている。
したがって、責任者は、生産地の拠点コード入力ボックス211に生産地を識別する拠点生産地コードを入力すると共に、パスワード入力ボックス212に事前に設定したパスワードを入力し、ログインボタン213を選択(クリック)する。これにより、本システムが提供する様々なサービスを利用することが可能となる。
したがって、責任者は、生産地の拠点コード入力ボックス211に生産地を識別する拠点生産地コードを入力すると共に、パスワード入力ボックス212に事前に設定したパスワードを入力し、ログインボタン213を選択(クリック)する。これにより、本システムが提供する様々なサービスを利用することが可能となる。
本システムにおいて責任者端末20で行う作業の選択方法は、たとえば、図7に示すように行うことができる。
図7は、ログイン後に表示される作業選択画面230の構成の例を示す模式図である。
図7は、ログイン後に表示される作業選択画面230の構成の例を示す模式図である。
図7において、この作業選択画面230には、台帳情報の新規入力作業を選択する台帳情報新規入力ボタン231と、作業の状況を確認する台帳情報ステータス確認ボタン232が示されている。
したがって、台帳情報の新規入力作業を要求する責任者は台帳情報新規入力ボタン231を選択し、作業の状況を確認することを要求する責任者は台帳情報ステータス確認ボタン232を選択する。
したがって、台帳情報の新規入力作業を要求する責任者は台帳情報新規入力ボタン231を選択し、作業の状況を確認することを要求する責任者は台帳情報ステータス確認ボタン232を選択する。
また、ステップS301において、責任者端末20で行う台帳情報の新規入力方法は、たとえば、図8に示すように行うことができる。
図8は、作業選択画面230において台帳情報新規入力ボタン231を選択した後に責任者端末20に表示される、台帳情報入力画面240の構成の例を示す模式図である。つまり、責任者端末20が日付管理装置10に対して新規台帳情報の入力を要求することで、新規台帳情報を入力するために日付管理装置10から受け取る台紙情報の構成の一例を示すものである。
図8は、作業選択画面230において台帳情報新規入力ボタン231を選択した後に責任者端末20に表示される、台帳情報入力画面240の構成の例を示す模式図である。つまり、責任者端末20が日付管理装置10に対して新規台帳情報の入力を要求することで、新規台帳情報を入力するために日付管理装置10から受け取る台紙情報の構成の一例を示すものである。
図8において、この台帳情報入力画面240には、商品名を入力する商品名入力ボックス241と、製造日を入力する製造日入力ボックス242と、賞味期限を入力する賞味期限入力ボックス243と、出荷日を入力する出荷日入力ボックス244と、これらの情報の登録を要求する登録ボタン245が示されている。
したがって、責任者は、本システムを利用して管理する食品の商品名や製造日、賞味期限、出荷日といった所定の台帳情報を各入力ボックスへ入力した後、登録ボタン245を選択することで、新たな台帳情報が作成されることとなる。この新たな台帳情報は、たとえば、台帳No.のような識別情報と共に、台帳情報DB181へ登録(記憶)される。
一方、作業者や確認者が携行可能なモバイル端末を用いて本システムを利用する場合は、たとえば、図9に示すように行うことができる。
図9は、専用アプリケーションソフトを用いて本システムにログインした後に作業者端末30や確認者端末40に表示される担当者選択画面310の構成の例を示す模式図である。ゆえに、作業者としての役割を担当する者は作業者選択ボタン313を選択し、確認者としての役割を担当する者は確認者選択ボタン312を選択すると共に、自分の氏名を担当者氏名入力ボックス314に入力し、OKボタン315を押す。これにより、処理する作業の流れと、作業の担当者を特定することができる。この際、担当者氏名入力ボックス314への担当者氏名の入力は、ポップアップウィンドウを用いて選択ボタンを選択することにより行うものとすることができる。
図9は、専用アプリケーションソフトを用いて本システムにログインした後に作業者端末30や確認者端末40に表示される担当者選択画面310の構成の例を示す模式図である。ゆえに、作業者としての役割を担当する者は作業者選択ボタン313を選択し、確認者としての役割を担当する者は確認者選択ボタン312を選択すると共に、自分の氏名を担当者氏名入力ボックス314に入力し、OKボタン315を押す。これにより、処理する作業の流れと、作業の担当者を特定することができる。この際、担当者氏名入力ボックス314への担当者氏名の入力は、ポップアップウィンドウを用いて選択ボタンを選択することにより行うものとすることができる。
なお、専用アプリケーションソフトを用いて本システムへログインする際は、図6に示す責任者端末20での認証画面と同様の内容が表示されるものとなるので、詳細な説明は省略する。
また、ステップS303において、作業者端末30で行う台帳情報の呼出し要求は、たとえば、図10に示すように行うことができる。
図10は、担当者選択画面310において作業者選択ボタン313を選択した後に作業者端末30に表示される、台帳情報検索画面320の構成の例を示す模式図である。
図10において、台帳情報検索画面320には、作業を行う商品名を入力する商品名入力ボックス321と、製造日を入力する製造日入力ボックス322と、賞味期限を入力する賞味期限入力ボックス323と、出荷日を入力する出荷日入力ボックス324と、これらの情報に該当する台帳情報の検索を要求する検索ボタン325が示されている。
図10は、担当者選択画面310において作業者選択ボタン313を選択した後に作業者端末30に表示される、台帳情報検索画面320の構成の例を示す模式図である。
図10において、台帳情報検索画面320には、作業を行う商品名を入力する商品名入力ボックス321と、製造日を入力する製造日入力ボックス322と、賞味期限を入力する賞味期限入力ボックス323と、出荷日を入力する出荷日入力ボックス324と、これらの情報に該当する台帳情報の検索を要求する検索ボタン325が示されている。
したがって、作業者は、少なくとも1以上の入力ボックスへ所定のキーワードを入力した後、検索ボタン325を選択することで、作業を行う台帳情報を呼出すことができる。
図10において、商品名入力ボックス321に「JDたまご10個」というキーワードが入力された例が示されている。
図10において、商品名入力ボックス321に「JDたまご10個」というキーワードが入力された例が示されている。
また、ステップS305において、作業者端末30で行う台帳情報の確認方法は、たとえば、図11に示すように行うことができる。
図11は、台帳情報検索画面320において商品名入力ボックス321に「JDたまご10個」というキーワードを入力し、検索ボタン325を押した後に作業者端末30に表示される、検索結果画面330の構成の例を示す模式図である。
図11は、台帳情報検索画面320において商品名入力ボックス321に「JDたまご10個」というキーワードを入力し、検索ボタン325を押した後に作業者端末30に表示される、検索結果画面330の構成の例を示す模式図である。
図11において、検索結果画面330には、台帳No.が「115」、商品名が「JDたまご10個」、製造日が「5月6日」、賞味期限が「2023年5月20日」、出荷日が「5月7日」、およびステータスが責任者による承認が未だであることを示す「未」、といった台帳の詳細情報331が示されている。これにより、作業者は台帳情報の詳細を確認することができる。
そして、作業者は、この詳細情報331にしたがって、示されている賞味期限の日付をラベル印字装置にセットして、商品に付すラベルを印字する。
そして、作業者は、この詳細情報331にしたがって、示されている賞味期限の日付をラベル印字装置にセットして、商品に付すラベルを印字する。
また、ステップS306において、作業者端末30で行うラベルの撮影方法は、たとえば、図12に示すように行うことができる。
図12は、検索結果画面330において、詳細情報331を選択(タップ)することで作業者端末30に表示される、撮影画面340の構成の例を示す模式図である。
図12は、検索結果画面330において、詳細情報331を選択(タップ)することで作業者端末30に表示される、撮影画面340の構成の例を示す模式図である。
図12において、撮影画面340には、「台帳No.115」といった台帳番号情報341と、「賞味期限日が2023年5月20日であることを確認し、撮影を行ってください」といった注意事項情報342と、撮影を実行する撮影ボタン343が示されている。
したがって、作業者は、作業者端末30が備える撮像(カメラ)機能を用いて、事前に印字したラベルの賞味期限表示欄を撮影する。つまり、ラベルの賞味期限表示欄が鮮明に写るように作業者端末30のカメラを向けて、撮影ボタン343を押す(タップする)。
したがって、作業者は、作業者端末30が備える撮像(カメラ)機能を用いて、事前に印字したラベルの賞味期限表示欄を撮影する。つまり、ラベルの賞味期限表示欄が鮮明に写るように作業者端末30のカメラを向けて、撮影ボタン343を押す(タップする)。
また、ステップS306では、撮影した画像情報を管理装置10へ送信する。作業者端末30で行うラベルの送信方法は、たとえば、図13に示すように行うことができる。
図13は、撮影画面340において、撮影ボタン343を押すことで作業者端末30に表示される、撮影画像確認画面350の構成の例を示す模式図である。
図13は、撮影画面340において、撮影ボタン343を押すことで作業者端末30に表示される、撮影画像確認画面350の構成の例を示す模式図である。
図13において、撮影画像確認画面350には、撮影画像情報351と、登録ボタン352が示されている。
したがって、作業者端末30で撮影した撮影画像情報351において賞味期限日が鮮明に写っているのであれば、作業者が登録ボタン352を押す(タップする)ことで、この画像情報は管理装置10へ送信されるものとなる。この画像情報もまた、たとえば、台帳No.のような識別情報と共に、台帳情報DB181へ登録(記憶)される。
したがって、作業者端末30で撮影した撮影画像情報351において賞味期限日が鮮明に写っているのであれば、作業者が登録ボタン352を押す(タップする)ことで、この画像情報は管理装置10へ送信されるものとなる。この画像情報もまた、たとえば、台帳No.のような識別情報と共に、台帳情報DB181へ登録(記憶)される。
また、ステップS309において、作業者端末30で行うラベルに印字されている賞味期限日付の入力方法は、たとえば、図14に示すように行うことができる。
図14は、撮影画像確認画面350において、登録ボタン352を押して画像を送信することで作業者端末30に表示される、日付入力画面360の構成の例を示す模式図である。
図14は、撮影画像確認画面350において、登録ボタン352を押して画像を送信することで作業者端末30に表示される、日付入力画面360の構成の例を示す模式図である。
図14において、日付入力画面360には、登録画像情報361と、画像情報を解析して特定した賞味期限日付情報を示すOCR結果日付表示ボックス362と、登録画像情報361を確認して作業者が賞味期限日付を入力する作業者入力日付表示ボックス363とが示されている。
したがって、作業者は、作業者端末30に表示された日付入力画面360の登録画像情報361を目視して、作業者入力日付表示ボックス363にその賞味期限日付を入力する。
この図14において、結果日付表示ボックス362には、画像情報を解析して特定した「2023年5月20日」が示されている。
したがって、作業者は、作業者端末30に表示された日付入力画面360の登録画像情報361を目視して、作業者入力日付表示ボックス363にその賞味期限日付を入力する。
この図14において、結果日付表示ボックス362には、画像情報を解析して特定した「2023年5月20日」が示されている。
この際、作業者入力日付表示ボックス363への賞味期限日付の入力は、作業者入力日付表示ボックス363を選択(タップ)することで、テンキーをポップアップ表示させ、作業者が目視で確認した賞味期限日付を、テンキーを用いて入力するようにしてもよいし、カレンダーコントロールのポップアップ機能を用いて入力するものとしてもよい。
カレンダーコントロールを用いた賞味期限日付の入力方法は、たとえば、図15に示すように行うことができる。
図15は、日付入力画面360において、作業者入力日付表示ボックス363を選択(タップ)することで表示される、カレンダーウィンドウ364の構成の例を示す模式図である。
図15は、日付入力画面360において、作業者入力日付表示ボックス363を選択(タップ)することで表示される、カレンダーウィンドウ364の構成の例を示す模式図である。
図15において、日付入力画面360には、2023年5月を示すカレンダーウィンドウ364が表示された状態が示されている。
ゆえに、作業者は、ポップアップ表示されたカレンダーウィンドウ364において、登録画像情報361を目視で確認した賞味期限日付である20日を選択(タップ)する。
図15において、カレンダーウィンドウ364には、作業者が選択(タップ)した20日が○印で囲まれた状態が示されている。これにより、カレンダーウィンドウ364を閉じることで、作業者入力日付表示ボックス363に選択した日付が自動的に入力されるものとなる。
なお、日付の選択後、カレンダーウィンドウ364を閉じる場合は、カレンダーウィンドウ364の右下に表示されている完了ボタン364aを選択する。
ゆえに、作業者は、ポップアップ表示されたカレンダーウィンドウ364において、登録画像情報361を目視で確認した賞味期限日付である20日を選択(タップ)する。
図15において、カレンダーウィンドウ364には、作業者が選択(タップ)した20日が○印で囲まれた状態が示されている。これにより、カレンダーウィンドウ364を閉じることで、作業者入力日付表示ボックス363に選択した日付が自動的に入力されるものとなる。
なお、日付の選択後、カレンダーウィンドウ364を閉じる場合は、カレンダーウィンドウ364の右下に表示されている完了ボタン364aを選択する。
さらに、ステップS309において、作業者端末30で行う入力賞味期限日付情報の日付管理装置10へ送信方法は、たとえば、図16に示すように行うことができる。
図16は、日付入力画面360において、作業者入力日付表示ボックス363に賞味期限日付が入力された状態の例を示す模式図である。すなわち、作業者入力日付表示ボックス363には、テンキーを用いて入力した賞味期限日付、もしくはカレンダーコントロールのポップアップ機能を用いて入力した賞味期限日付が示されている。
そして、作業者は、登録ボタン365を押すことで、この入力賞味期限日付情報は管理装置10へ送信されるものとなる。この入力賞味期限日付情報もまた、たとえば、台帳No.のような識別情報と共に、台帳情報DB181へ登録(記憶)される。
図16は、日付入力画面360において、作業者入力日付表示ボックス363に賞味期限日付が入力された状態の例を示す模式図である。すなわち、作業者入力日付表示ボックス363には、テンキーを用いて入力した賞味期限日付、もしくはカレンダーコントロールのポップアップ機能を用いて入力した賞味期限日付が示されている。
そして、作業者は、登録ボタン365を押すことで、この入力賞味期限日付情報は管理装置10へ送信されるものとなる。この入力賞味期限日付情報もまた、たとえば、台帳No.のような識別情報と共に、台帳情報DB181へ登録(記憶)される。
なお、ステップS312において、確認者端末40で行う台帳情報の呼出し要求は、たとえば、図10に示す作業者端末30で行う台帳情報の呼出し要求と同じであるので、その説明は省略する。
また、ステップS314において、確認者端末40で行う台帳情報の確認方法もまた、たとえば、図11に示す作業者端末30で行う台帳情報の確認方法と同じであるので、その説明は省略する。
さらに、ステップS315において、確認者端末40で行うラベルに印字されている賞味期限日付の入力方法もまた、たとえば、図14乃至図16に示す作業者端末30で行うラベルに印字されている賞味期限日付の入力方法と同じであるので、その説明は省略する。
また、ステップS314において、確認者端末40で行う台帳情報の確認方法もまた、たとえば、図11に示す作業者端末30で行う台帳情報の確認方法と同じであるので、その説明は省略する。
さらに、ステップS315において、確認者端末40で行うラベルに印字されている賞味期限日付の入力方法もまた、たとえば、図14乃至図16に示す作業者端末30で行うラベルに印字されている賞味期限日付の入力方法と同じであるので、その説明は省略する。
一方、ステップS321において、責任者端末20で行う承認情報の入力、および日付管理装置10へ送信の方法は、たとえば、図17に示すように行うことができる。
図17は、図7に示す作業選択画面230において台帳情報ステータス確認ボタン232を選択(クリック)した後に責任者端末20に表示される、台帳明細画面250の構成の例を示す模式図である。
図17は、図7に示す作業選択画面230において台帳情報ステータス確認ボタン232を選択(クリック)した後に責任者端末20に表示される、台帳明細画面250の構成の例を示す模式図である。
図17において、台帳明細画面250には、承認の状況を示すステータス欄251と、台帳No.欄252と、商品名欄253と、製造日欄254と、賞味期限欄255と、賞味期限設定欄256と、出荷日欄257と、承認明細欄258と、承認ボタン259が設けられている。
具体的に、ステータス欄251には「未承認」、台帳No.欄252には「115」、商品名欄253には「JDたまご10個」、製造日欄254には「2023年5月6日」、賞味期限欄255には「2023年5月20日」、賞味期限設定欄256には「14日間」、出荷日欄257には「2023年5月7日」と示されている。また、承認明細欄258には、明細No.が「1」、時刻が「13時30分」、確認が、確認者による確認があったことを示す「○」、承認が、責任者による承認が未だであることを示す「未」が示されている。これにより、責任者は作業の状況を確認し、この台帳内容の承認を判断することができる。
具体的に、ステータス欄251には「未承認」、台帳No.欄252には「115」、商品名欄253には「JDたまご10個」、製造日欄254には「2023年5月6日」、賞味期限欄255には「2023年5月20日」、賞味期限設定欄256には「14日間」、出荷日欄257には「2023年5月7日」と示されている。また、承認明細欄258には、明細No.が「1」、時刻が「13時30分」、確認が、確認者による確認があったことを示す「○」、承認が、責任者による承認が未だであることを示す「未」が示されている。これにより、責任者は作業の状況を確認し、この台帳内容の承認を判断することができる。
そして、責任者は、承認ボタン259を押すことで、この台帳内容を確認したことを示す承認情報が日付管理装置10へ送信されるものとなる。この承認情報もまた、たとえば、台帳No.のような識別情報と共に、台帳情報DB181へ登録(記憶)される。
なお、上述した実施の形態においては、画像情報に基づく日付のチェックが一回、入力した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックが二回、の合計三回の賞味期限日付のチェックを行うものとして説明したが、チェックの方法や回数はこれに限定しなくてもよい。つまり、画像情報に基づく日付のチェックと、入力した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックを一回ずつ行うものや、入力した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックを二回またはそれ以上行うものとしてもよい。
具体的には、作業者が送信した画像情報に基づく日付のチェックと、確認者が入力・送信した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックによる合計二回のチェックでもよい。また、作業者が入力・送信した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックと、確認者が入力・送信した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックによる合計二回のチェックでもよい。また、作業者が送信した画像情報に基づく日付のチェックと、作業者が入力・送信した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックによる合計二回のチェックであってもよい。さらに、製造の開始前と終了後に、作業者が送信した画像情報に基づく日付のチェックと、確認者が入力・送信した賞味期限日付情報に基づく日付のチェックをそれぞれ実施する合計四回のチェックであってもよい。
また、図示しないが、取引先においても責任者と同様に、取引先端末50を用いてこのシステムにログインし、発注した商品を検索することで、当該商品の台帳情報を確認することができるものとなっている。
次に、日付管理装置10での詳細な日付管理処理の流れについて説明する。
図18乃至図20は、本考案の実施形態に係る日付管理処理の一例をそれぞれ示すフローチャート図である。
具体的には、図18は、責任者端末20から台帳情報の入力要求、および台帳情報確認要求があった場合の処理の流れを説明するものである。また、図19は、作業者端末30から台帳情報要求、画像情報の送信、および入力賞味期限日付情報の送信が場合の処理の流れを説明するものである。さらに、図20は、確認者端末40から台帳情報要求、および入力賞味期限日付情報の送信が場合の処理の流れを説明するものである。
図18乃至図20は、本考案の実施形態に係る日付管理処理の一例をそれぞれ示すフローチャート図である。
具体的には、図18は、責任者端末20から台帳情報の入力要求、および台帳情報確認要求があった場合の処理の流れを説明するものである。また、図19は、作業者端末30から台帳情報要求、画像情報の送信、および入力賞味期限日付情報の送信が場合の処理の流れを説明するものである。さらに、図20は、確認者端末40から台帳情報要求、および入力賞味期限日付情報の送信が場合の処理の流れを説明するものである。
ステップS401において、台帳情報受付部111は、責任者として本システムの利用要求のあった責任者端末20から、本システムで管理する台帳情報の入力要求を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。すなわち、役割として責任者の選択があった後、台帳情報の新規入力要求を受け付けた否か判定する。台帳情報受付部111が、台帳情報の入力要求を受け付けた場合(S401でYES)、ステップS402へ進み、そうでない場合(S401でNO)は、ステップS405へ進む。
ステップS402において、台帳情報受付部111は、台紙情報を責任者端末20へ送信する。
ステップS402において、台帳情報受付部111は、台紙情報を責任者端末20へ送信する。
引き続き、ステップS403において、台帳情報受付部111は、責任者端末20から台帳情報を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。すなわち、台帳情報の入力要求に伴って送信した台紙情報に、商品名や製造日、出荷日、賞味期限日付といった所定の情報が入力されたか否か判定する。台帳情報受付部111が、台帳情報を受け付けた場合(S403でYES)、ステップS404へ進み、そうでない場合(S403でNO)は、台帳情報を入力するように注意喚起するメッセージを責任者端末20へ送信すると共に、ステップS403での判定を繰り返し行う。
そして、ステップS404において、台帳情報受付部111は、受け付けた台帳情報を台帳情報DB181へ登録し、サーバ10での動作は終了する(END)。
そして、ステップS404において、台帳情報受付部111は、受け付けた台帳情報を台帳情報DB181へ登録し、サーバ10での動作は終了する(END)。
また、ステップS405において、承認情報受付部117が、責任者端末20から本システムで管理する台帳情報の確認要求を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。すなわち、役割として責任者の選択があった後、台帳情報のステータス確認要求を受け付けた否か判定する。承認情報受付部117が、台帳情報の確認要求を受け付けた場合(S405でYES)、ステップS406へ進み、そうでない場合(S405でNO)は、サーバ10での動作は終了する(END)。
ステップS406において、承認情報受付部117は、台帳情報を責任者端末20へ送信する。
ステップS406において、承認情報受付部117は、台帳情報を責任者端末20へ送信する。
また、ステップS407において、承認情報受付部117は、責任者端末20から承認情報を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。すなわち、台帳情報の確認要求に伴って送信した台帳情報の内容が承認されたか否か判定する。承認情報受付部117が、承認情報を受け付けた場合(S407でYES)、ステップS408へ進み、そうでない場合(S407でNO)は、サーバ10での動作は終了する(END)。
ステップS408において、承認情報受付部117は、受け付けた承認情報を台帳情報DB181へ登録する。
ステップS408において、承認情報受付部117は、受け付けた承認情報を台帳情報DB181へ登録する。
引き続き、ステップS409において、台帳情報管理部118は、承認情報の受け付け後、所定期間経過したか否か判定する処理を行う。台帳情報管理部118が、所定期間経過したと判断した場合(S409でYES)、ステップS410へ進み、そうでない場合(S409でNO)は、ステップS409での判定を所定期間が経過するまで繰り返し行う。
そして、ステップS410において、台帳情報管理部118は、所定期間経過した台帳情報を台帳情報DB181から削除する処理を行い、サーバ10での一連の動作は終了する(END)。
そして、ステップS410において、台帳情報管理部118は、所定期間経過した台帳情報を台帳情報DB181から削除する処理を行い、サーバ10での一連の動作は終了する(END)。
次に、ステップS501において、台帳呼出要求受付部112は、作業者として本システムの利用要求のあった作業者端末30から本システムで管理する台帳情報の呼出し要求を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。すなわち、役割として作業者の選択があった後、台帳情報の検索を受け付けた否か判定する。台帳呼出要求受付部112が、台帳情報の呼出し要求を受け付けた場合(S501でYES)、ステップS502へ進み、そうでない場合(S501でNO)は、サーバ10での一連の動作は終了する(END)。
ステップS502において、台帳呼出要求受付部112は、要求のあった台帳情報を作業者端末30へ送信する。
ステップS502において、台帳呼出要求受付部112は、要求のあった台帳情報を作業者端末30へ送信する。
また、ステップS503において、画像情報受付部113は、作業者端末30から賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。
すなわち、要求のあった台帳情報の送信に伴って、当該台帳情報に含まれる賞味期限日付が印字されたラベルの撮影を促し、画像情報の登録(送信)があったか否か判定する。画像情報受付部113が、画像情報を受け付けた場合(S503でYES)、ステップS504へ進み、そうでない場合(S503でNO)は、ラベルを撮影して画像情報を登録(送信)するように注意喚起するメッセージを作業者端末30へ送信すると共に、ステップS503での判定を繰り返し行う。
すなわち、要求のあった台帳情報の送信に伴って、当該台帳情報に含まれる賞味期限日付が印字されたラベルの撮影を促し、画像情報の登録(送信)があったか否か判定する。画像情報受付部113が、画像情報を受け付けた場合(S503でYES)、ステップS504へ進み、そうでない場合(S503でNO)は、ラベルを撮影して画像情報を登録(送信)するように注意喚起するメッセージを作業者端末30へ送信すると共に、ステップS503での判定を繰り返し行う。
ステップS504において、画像情報受付部113は、受け付けた画像情報を台帳情報DB181へ登録する。つまり、画像情報受付部113は、台帳呼出要求受付部112が送信した台帳情報の識別情報に基づいて、受け付けた画像情報を台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録する。
引き続き、ステップS505において、画像情報解析部114は、受け付けた画像情報を解析して賞味期限日付を特定する。
なお、受け付けた画像情報が、解析不可能な印字である等により正しく賞味期限日付を特定できない場合は、再度撮影しなおすか、目視により賞味期限日を手入力することができる。
引き続き、ステップS505において、画像情報解析部114は、受け付けた画像情報を解析して賞味期限日付を特定する。
なお、受け付けた画像情報が、解析不可能な印字である等により正しく賞味期限日付を特定できない場合は、再度撮影しなおすか、目視により賞味期限日を手入力することができる。
また、ステップS506において、賞味期限照合部116は、画像情報の賞味期限日付と、台帳情報DB181に登録されている台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する。つまり、賞味期限照合部116は、台帳呼出要求受付部112が送信した台帳情報の識別情報に基づいて、当該台帳情報に含まれる賞味期限日付を特定し、画像情報解析部114が特定した賞味期限日付と一致するか否か照合する。
そして、ステップS507において、賞味期限照合部116は、その照合結果を、当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録する。
そして、ステップS507において、賞味期限照合部116は、その照合結果を、当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録する。
引き続き、ステップS508において、ラベル日付受付部115は、作業者端末30からラベルに印字されている賞味期限日付(ラベル日付)の入力を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。
すなわち、画像情報の受け付けに伴って、当該画像情報に含まれる賞味期限日付の入力を促し、ラベル日付情報(入力賞味期限日付情報)の登録(送信)があったか否か判定する。ラベル日付受付部115が、ラベル日付情報を受け付けた場合(S508でYES)、ステップS509へ進み、そうでない場合(S508でNO)は、ラベル日付情報を登録(送信)するように注意喚起するメッセージを作業者端末30へ送信すると共に、ステップS508での判定を繰り返し行う。
すなわち、画像情報の受け付けに伴って、当該画像情報に含まれる賞味期限日付の入力を促し、ラベル日付情報(入力賞味期限日付情報)の登録(送信)があったか否か判定する。ラベル日付受付部115が、ラベル日付情報を受け付けた場合(S508でYES)、ステップS509へ進み、そうでない場合(S508でNO)は、ラベル日付情報を登録(送信)するように注意喚起するメッセージを作業者端末30へ送信すると共に、ステップS508での判定を繰り返し行う。
ステップS509において、ラベル日付受付部115は、受け付けたラベル日付情報を台帳情報DB181へ登録する。つまり、ラベル日付受付部115は、ラベル日付情報を当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録する。
また、ステップS510において、賞味期限照合部116は、受け付けたラベル日付情報より特定される賞味期限日付と、台帳情報DB181に登録されている台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する。
そして、ステップS511において、賞味期限照合部116は、その照合結果を、当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録し、サーバ10での動作は終了する(END)。
また、ステップS510において、賞味期限照合部116は、受け付けたラベル日付情報より特定される賞味期限日付と、台帳情報DB181に登録されている台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する。
そして、ステップS511において、賞味期限照合部116は、その照合結果を、当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録し、サーバ10での動作は終了する(END)。
次に、ステップS601において、台帳呼出要求受付部112は、確認者として本システムの利用要求のあった確認者端末40から本システムで管理する台帳情報の呼出し要求を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。すなわち、役割として確認者の選択があった後、台帳情報の検索を受け付けた否か判定する。台帳呼出要求受付部112が、台帳情報の呼出し要求を受け付けた場合(S601でYES)、ステップS602へ進み、そうでない場合(S601でNO)は、サーバ10での一連の動作は終了する(END)。
ステップS602において、台帳呼出要求受付部112は、要求のあった台帳情報を確認者端末40へ送信する。
ステップS602において、台帳呼出要求受付部112は、要求のあった台帳情報を確認者端末40へ送信する。
また、ステップS603において、ラベル日付受付部115は、確認者端末40からラベルに印字されている賞味期限日付(ラベル日付)の入力を受け付けたか(受信したか)否か判定する処理を行う。
すなわち、台帳情報の送信に伴って、台帳情報に含まれる画像情報の賞味期限日付の入力を促し、ラベル日付情報(入力賞味期限日付情報)の登録(送信)があったか否か判定する。ラベル日付受付部115が、ラベル日付情報を受け付けた場合(S603でYES)、ステップS604へ進み、そうでない場合(S603でNO)は、ラベル日付情報を登録(送信)するように注意喚起するメッセージを確認者端末40へ送信すると共に、ステップS603での判定を繰り返し行う。
すなわち、台帳情報の送信に伴って、台帳情報に含まれる画像情報の賞味期限日付の入力を促し、ラベル日付情報(入力賞味期限日付情報)の登録(送信)があったか否か判定する。ラベル日付受付部115が、ラベル日付情報を受け付けた場合(S603でYES)、ステップS604へ進み、そうでない場合(S603でNO)は、ラベル日付情報を登録(送信)するように注意喚起するメッセージを確認者端末40へ送信すると共に、ステップS603での判定を繰り返し行う。
ステップS604において、ラベル日付受付部115は、受け付けたラベル日付情報を台帳情報DB181へ登録する。つまり、ラベル日付受付部115は、ラベル日付情報を、送信した台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録する。
また、ステップS605において、賞味期限照合部116は、受け付けたラベル日付情報より特定される賞味期限日付と、台帳情報DB181に登録されている台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する。
そして、ステップS606において、賞味期限照合部116は、その照合結果を、当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録し、サーバ10での動作は終了する(END)。
また、ステップS605において、賞味期限照合部116は、受け付けたラベル日付情報より特定される賞味期限日付と、台帳情報DB181に登録されている台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する。
そして、ステップS606において、賞味期限照合部116は、その照合結果を、当該台帳情報に関連付けて台帳情報DB181に登録し、サーバ10での動作は終了する(END)。
このように本考案の賞味期限日付管理システムによれば、生産元および取引先が共に、紙代含む印刷代の削減や、台帳保管場所のコスト削減、賞味期限日付誤りの根絶、確認担当者の人数削減、SDGsへの取り組みに配慮した環境負荷削減、台帳検索時間の短縮、日付管理台帳データの共有化、といった様々な効果を得ることができる。また、生産元においては、FAX通信費用の削減、ラベルの削減、及びラベル貼付けミスの低減、といったさらなる効果を得ることができる。
なお、上述した一連の処理は例示に過ぎず、特に限定されない。つまり、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるかは、特に上述の例に限定されない。
また、上述した実施の形態は、本考案の理解を容易にするための例示に過ぎず、本考案を限定して解釈するためのものではない。ゆえに、本考案は上述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は、本考案に含まれるものである。
本考案は、たまご製品をはじめとする各種食品における賞味期限日付の管理システムに幅広く利用、適用することができる。
10 日付管理装置(サーバ)
20 責任者端末
30 作業者端末
40 確認者端末
50 取引先端末
111 台帳情報受付部
112 台帳呼出要求受付部
113 画像情報受付部
114 画像情報解析部
115 ラベル日付受付部
116 賞味期限照合部
117 承認情報受付部
118 台帳情報管理部
181 台帳情報DB(データベース)
20 責任者端末
30 作業者端末
40 確認者端末
50 取引先端末
111 台帳情報受付部
112 台帳呼出要求受付部
113 画像情報受付部
114 画像情報解析部
115 ラベル日付受付部
116 賞味期限照合部
117 承認情報受付部
118 台帳情報管理部
181 台帳情報DB(データベース)
上記目的を達成するために、本考案の第一の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品(以下の各態様においても同様)の賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、賞味期限日付管理の人為的な誤りの発生を低減し、効率よく賞味期限日付の管理を可能とした賞味期限日付管理装置であって、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付部と、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付ける画像情報受付部と、受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析部と、前記画像情報の賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合部と、上記各部を制御するプロセッサとを備えることを特徴とする賞味期限日付管理装置である。
また、上記目的を達成するために、本考案の第二の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、賞味期限日付管理の人為的な誤りの発生を低減し、効率よく賞味期限日付の管理を可能とした賞味期限日付管理装置であって、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付部と、前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付部と、ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けるラベル日付受付部と、受け付けた前記賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを賞味期限照合部と、上記各部を制御するプロセッサとを備えることを特徴とする賞味期限日付管理装置とするものである。
また、上記目的を達成するために、本考案の第三の態様は、特に「たまご」をはじめとする食品の賞味期限日付の管理作業における手間やコスト、人員を低減すると共に、賞味期限日付管理の人為的な誤りの発生を低減し、効率よく賞味期限日付の管理を可能とした賞味期限日付管理装置であって、少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付部と、前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付部と、賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付ける画像情報受付部と、受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析部と、前記ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けるラベル日付受付部と、前記画像情報の賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、受け付けた前記賞味期限日付と前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合部と、上記各部を制御するプロセッサとを備えることを特徴とする賞味期限日付管理装置とするものである。
本考案は、上記第一の態様又は第三の態様において、前記画像情報受付部は、前記画像情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶部に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第二の態様及び第三の態様において、前記ラベル日付受付部は、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶部に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記賞味期限照合部は、照合結果を台帳情報記憶部に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第二の態様及び第三の態様において、前記ラベル日付受付部は、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶部に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記賞味期限照合部は、照合結果を台帳情報記憶部に記憶するものとしてもよい。
また、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記台帳情報の記録から作業に誤りが無いことを承認する承認情報を受け付ける承認情報受付部をさらに備え、前記承認情報受付部は、承認情報を台帳情報記憶部に記憶するものとしてもよい。
さらに、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理部をさらに備えるものとしてもよい。
さらに、本考案は、上記第一の態様乃至第三の態様のいずれかにおいて、前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理部をさらに備えるものとしてもよい。
Claims (20)
- たまごをはじめとする食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、
少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、
前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付手段と、
賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、
受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、
前記画像情報の賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、
を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、
少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、
前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付手段と、
ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けるラベル日付受付手段と、
受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、
を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、
少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、
前記台帳情報の呼出し要求を受け付ける台帳呼出要求受付手段と、
賞味期限日付が印字されたラベルの画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、
受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、
前記ラベルに印字された賞味期限日付の入力情報を受け付けるラベル日付受付手段と、
前記画像情報の賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、
を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システム。 - 前記画像情報受付手段は、前記画像情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1又は3に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記ラベル日付受付手段は、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項2又は3に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記賞味期限照合手段は、照合結果を台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記台帳情報の記録から作業に誤りが無いことを承認する承認情報を受け付ける承認情報受付手段をさらに備え、前記承認情報受付手段は、承認情報を台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の賞味期限日付管理システム。
- たまごをはじめとする食品の生産元の作業の責任者が用いる責任者端末と、食品生産元の作業を実施する作業者が用いる作業者端末と、にネットワークを介して通信可能に接続された日付管理装置により、食品の賞味期限日付を管理するシステムであって、
前記責任者端末は、
少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を入力する手段と、
入力した前記台帳情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記作業者端末は、
前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、
前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、
賞味期限日付情報が印字されたラベルを撮影する手段と、
撮影した前記ラベルの画像情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記責任者端末から、前記台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、
前記作業者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記作業者端末へ送信する台帳呼出要求受付手段と、
前記作業者端末から、前記画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、
受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、
前記画像情報の賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、
を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の生産元の作業の確認者が用いる確認者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、
前記確認者端末は、
前記ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、
入力した賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記確認者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付けるラベル日付受付手段、
をさらに備え、
前記賞味期限照合手段が、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する、
ことを特徴とする請求項9に記載の賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の生産元の作業の責任者が用いる責任者端末と、食品生産元の作業を実施する作業者が用いる作業者端末と、にネットワークを介して通信可能に接続された日付管理装置により、賞味期限日付を管理するシステムであって、
前記責任者端末は、
少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を入力する手段と、
入力した前記台帳情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記作業者端末は、
前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、
前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、
賞味期限日付が印字されたラベルの賞味期限日付を入力する手段と、
入力した賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記責任者端末から、前記台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、
前記作業者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記作業者端末へ送信する台帳呼出要求受付手段と、
前記作業者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付けるラベル日付受付手段と、
受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、
を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の生産作業の確認者が用いる確認者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、
前記確認者端末は、
前記ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、
入力した賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記ラベル日付受付手段が、前記確認者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付け、
前記賞味期限照合手段が、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する、
ことを特徴とする請求項11に記載の賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の生産元の作業の責任者が用いる責任者端末と、食品生産元の作業を実施する作業者が用いる作業者端末と、にネットワークを介して通信可能に接続された日付管理装置により、賞味期限日付を管理するシステムであって、
前記責任者端末は、
少なくとも賞味期限日付情報を含む台帳情報を入力する手段と、
入力した前記台帳情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記作業者端末は、
前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、
前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、
賞味期限日付情報が印字されたラベルを撮影する手段と、
撮影した前記ラベルの画像情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
前記ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、
入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記責任者端末から、前記台帳情報を受け付ける台帳情報受付手段と、
前記作業者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記作業者端末へ送信する台帳呼出要求受付手段と、
前記作業者端末から、前記画像情報を受け付ける画像情報受付手段と、
受け付けた前記画像情報を解析して賞味期限日付を特定する画像情報解析手段と、
前記作業者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付けるラベル日付受付手段と、
前記画像情報の賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合すると共に、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する賞味期限照合手段と、
を備えることを特徴とする賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の生産作業の確認者が用いる確認者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、
前記確認者端末は、
前記ラベルに印字されている賞味期限日付を入力する手段と、
入力した前記賞味期限日付情報を前記日付管理装置へ送信する手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記ラベル日付受付手段が、前記確認者端末から、前記賞味期限日付情報を受け付け、
前記賞味期限照合手段が、受け付けた前記賞味期限日付と、前記台帳情報に含まれる賞味期限日付とを照合する、
ことを特徴とする請求項13に記載の賞味期限日付管理システム。 - 前記日付管理装置は、前記画像情報受付手段が、前記画像情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項9又は13に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記日付管理装置は、前記ラベル日付受付手段が、前記賞味期限日付情報にタイムスタンプを付して台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記日付管理装置は、前記賞味期限照合手段が、照合結果を台帳情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の賞味期限日付管理システム。
- 前記責任者端末は、
前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、
前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、
前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の記録から作業に誤りが無いことを承認する承認情報を送信する手段と、
をさらに備え、
前記日付管理装置は、
前記台帳呼出要求受付手段が、前記責任者端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記責任者端末へ送信し、
前記責任者端末から、前記承認情報を受け付ける承認情報受付手段をさらに備え、
前記承認情報受付手段が、承認情報を台帳情報記憶手段に記憶する、
ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の賞味期限日付管理システム。 - 前記日付管理装置は、
前記承認情報の受け付けに伴い、所定期間経過後に前記台帳情報を削除する台帳情報管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の賞味期限日付管理システム。 - たまごをはじめとする食品の生産を依頼する取引先が用いる取引先端末と、さらにネットワークを介して通信可能に接続され、
前記取引先端末は、
前記日付管理装置に対して、前記台帳情報の呼出しを要求する手段と、
前記日付管理装置から、前記台帳情報を受け取る手段と、
を備え、
前記日付管理装置は、
前記台帳呼出要求受付手段が、前記取引先端末から、前記台帳情報の呼出し要求を受け付け、当該台帳情報を前記取引先端末へ送信する、
ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の賞味期限日付管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002374U JP3244275U (ja) | 2023-07-05 | 2023-07-05 | 賞味期限日付管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002374U JP3244275U (ja) | 2023-07-05 | 2023-07-05 | 賞味期限日付管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3244275U true JP3244275U (ja) | 2023-10-24 |
Family
ID=88417700
Family Applications (1)
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JP2023002374U Active JP3244275U (ja) | 2023-07-05 | 2023-07-05 | 賞味期限日付管理システム |
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