JP2002063236A - ソフトウェアの納品システム - Google Patents

ソフトウェアの納品システム

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JP2002063236A
JP2002063236A JP2000251038A JP2000251038A JP2002063236A JP 2002063236 A JP2002063236 A JP 2002063236A JP 2000251038 A JP2000251038 A JP 2000251038A JP 2000251038 A JP2000251038 A JP 2000251038A JP 2002063236 A JP2002063236 A JP 2002063236A
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JP2000251038A
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Akemi Shimoda
あけみ 下田
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、発注仕様に基づいて受注者が作成した
ソフトウェアが納品された場合には、発注者が納品され
た詳細設計書や試験成績書等を印刷して参照したり、実
行モジュールを実際に動作させて確認を行ったりしてい
たので、人手や時間を多く必要とし、さらに、人間が目
で確認するために見逃し・誤りが発生しやすいという問
題があった。 【解決手段】 発注者端末と、受注者端末と、発注者端
末および受注者端末と通信媒体を介して接続された納品
管理装置とを有するソフトウェアの納品システムとし、
この納品管理装置は発注者端末から送信された発注仕様
書ファイルから発注特性情報を抽出する発注仕様書解析
部と、受注者端末から送信された納品物ファイルから納
品特性情報を抽出する納品物解析部と、発注特性情報と
納品特性情報を比較する比較部と、この比較結果に基づ
いて検収結果を発注者端末および前記受注者端末の少な
くとも一方に表示させる検収表示部とを有するものとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアの発
注をした後に納品された納品物一式の内容を確認できる
ソフトウェアの納品システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ソフトウェアの発注は、発注者
がフローチャート等のソフトウェアの構成や、そのソウ
トウェアで使用するデータベースのテーブル名やファイ
ル名等、及び納品物等を記載した発注仕様書を受注者に
渡すことで行なわれている。
【0003】受注者は、この発注仕様書によりソフトウ
ェアの作成と試験を行い、説明書等を作成して発注者に
納品する。この納品は、従来、発注時に納品物件として
指定された設計書やソースコード、実行モジュール等を
フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM等の媒体に電子ファイルで保存した形態で、
または/および印刷物の形態で発注者に届け、発注者が
指定した形態及び数量であることを一覧表で確認し、仕
様が合致しているかについては納品物の一部である詳細
設計書や試験成績書の内容を確認したり、実行モジュー
ルを実際に動作させて確認する等の方法で行われてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の納品では、発注者が印刷物のドキュメントを参照し
たり、実行モジュールを実際に動作させて確認を行うの
で、人手や時間を多く必要とし、さらに、人間が目で確
認するために見逃し・誤りが発生しやすいという問題が
あった。なお、実際には納品された全ての実行モジュー
ルの動作を確認するだけの十分な作業時間を確保でき
ず、機能の一部しか動作試験を行えないというのが現状
である。
【0005】この発明は上述の問題を解決するためのな
されたものであり、受注者が納品した納品物の内容確認
を簡単に行うことができるシステムおよび管理装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明におけるソフト
ウェアの納品システムでは、納品管理装置は発注者端末
から送信された発注仕様書ファイルから発注特性情報を
抽出する発注仕様書解析部と、受注者端末から送信され
た納品物ファイルから納品特性情報を抽出する納品物解
析部と、発注特性情報と納品特性情報を比較する比較部
と、この比較結果に基づいて検収結果を発注者端末およ
び受注者端末の少なくとも一方に表示させる検収表示部
とを有するものとした。
【0007】さらに、発注特性情報および受注特性情報
は、納品物の名称と個数の情報を含むものとした。
【0008】さらに、発注特性情報および受注特性情報
は、ソフトウェアの機能情報とソフトウェアで使用する
データ管理の情報とを含むものとした。
【0009】さらに、納品管理装置は、発注を識別する
ための発注IDを含む発注情報が登録された発注一覧が
記憶された納品情報保存部と、発注者端末または受注者
端末から発注IDを指定した納品状況表示要求があった
場合には、発注情報と比較部での比較結果から納品状況
一覧を作成し、要求のあった発注者端末または受注者端
末に表示させる納品情報表示部を有しているものとし
た。
【0010】さらに、納品管理装置は、比較部での比較
結果を発注者端末および受注者端末に送信する検収結果
連絡部を有しているものとした。
【0011】さらに、納品管理装置は、発注者端末また
は受注者端末から送信されたユーザ情報が予め登録され
たユーザ情報と一致するか否かを識別する利用者識別部
を有しているものとした。
【0012】さらに、納品管理装置は、納品物ファイル
から納品されたソフトウェアの品質評価項目について計
測する品質解析部と、この計測結果を発注者端末または
受注者端末に表示する品質表示部を有しているものとし
た。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示すソフトウェアの納品システムを示
す概要図である。図1中、1はソフトウェアの納品管理
装置であり、インターネット等のコンピュータネットワ
ーク2に接続している。3は発注者が発注仕様書を納品
管理装置1に登録したり検収結果を表示する発注者端末
であり、納品管理装置1と同様にコンピュータネットワ
ーク2に接続している。4は受注者が納品物を納品管理
装置1に登録したり検収結果を表示する受注者端末であ
り、納品管理装置1と同様にコンピュータネットワーク
2に接続している。
【0014】次に納品管理装置1の詳細構成について、
図2のブロック図に基づいて説明する。5は発注者が納
品管理装置1に登録する発注仕様書ファイルであり、6
は発注仕様書ファイル5を記憶する発注仕様書保存部で
ある。この発注仕様書ファイル5には、発注するソフト
ウェアのフローチャートか、または/およびソフトウェ
アの動作概要、そのソフトウェアで使用するデータベー
スのテーブル名やファイル名、データ形式を記載したソ
フトウェア仕様や、納品物の一覧や個数を記載した納品
物仕様が記載されている。なお、各発注仕様書ファイル
には、発注を識別するための発注IDが付加されてい
る。
【0015】7は受注者が納品管理装置1に登録する納
品物ファイルであり、8は納品物ファイル7を記憶する
納品物保存部である。この納品物ファイル7には、発注
者のソフトウェア仕様に基づいて受注者が設計したソフ
トウェアの詳細情報が記録された詳細設計書ファイル、
作成したソフトウェアのソースコードが記録されたソー
スコードファイル、作成した実行モジュールが記録され
た実行モジュールファイル、ソフトウェア作成後に受注
者が行ったソフトウェア動作試験の結果が記録された試
験成績書ファイル等がある。但し、これらのファイルは
発注者の指定に従って納品されるものである為、例え
ば、発注者が詳細設計書の納品指定をしなければ詳細設
計ファイルは納品されない。また、各納品物ファイル7
にも、発注を識別するための発注IDが付加されてい
る。
【0016】9は発注仕様書解析部であり、発注仕様書
ファイル5を解析し発注特性情報を抽出する。具体的に
は、納品物仕様から納品物の名称と個数を抽出し、ソフ
トウェア仕様から機能項目等の内容を抽出する。10は
納品物解析部であり、納品物ファイル7を解析し、納品
特性情報を抽出する。具体的には、納品物ファイル7が
どのような構成、いくつあるかを抽出し、さらに詳細設
計書やソースコードにどのような機能項目等が記載され
ているかを抽出する。11は解析結果比較部であり、発
注仕様書解析部9の発注特性情報と、納品物解析部10
の納品特性情報とを比較し集計する。12は検収結果表
示部であり、解析結果比較部11で比較・集計した結果
を発注者端末3及び受注者端末4に表示する。なお、納
品物ファイル7は、発注者の指定に従って、納品物保存
部8からコンピュータネットワーク2を介して発注者端
末3にダウンロードされる。
【0017】次に、この納品管理装置3の動作について
図3のフローチャートに基づいて説明する。まず、発注
者が作成した発注仕様書ファイル5が発注者端末3から
納品管理装置1に送信され、納品管理装置1は発注仕様
書保存部6に発注仕様書ファイル5を記憶する(ステッ
プS1)。なお、この発注仕様書ファイル5の送信は発
注者が任意のタイミングで行うことができるが、受注者
に発注仕様書を提供した時点で行うのが好ましい。次
に、発注内容に基づいて受注者がソフトウェアの作成や
試験を行い、その結果作成した納品物ファイル7が受注
者端末4から納品管理装置1に送信され、納品管理装置
1は納品物保存部8に納品物ファイル7を記憶する(ス
テップS2)。
【0018】次に、納品物保存部8に納品物ファイル7
が記憶された時点で、発注仕様書解析部9が起動され、
記憶された納品物ファイル7の発注IDを基にして発注
仕様書保存部8を検索し、発注IDが一致した発注仕様
書ファイル5を取り出し、納品物仕様を解析して発注仕
様書に記載している納品物の名称と個数を抽出し、ソフ
トウェア仕様を解析して要求している機能項目やデータ
ベースのテーブル名等の内容を抽出する(ステップS
3)。
【0019】次に、納品物解析部10が起動され、記憶
された納品物ファイル7の内容を解析し納品物の名称と
個数を抽出する(ステップS4)。これは、例えば、納
品物ファイル7として、詳細設計書ファイル、ソースフ
ァイル、実行モジュールファイル、試験成績書ファイル
が各1個納品された場合には、詳細設計書が1式、ソー
スコードが1式、実行モジュールが1式、試験成績書が
1式というような抽出である。
【0020】また、同じく納品物解析部10では、詳細
設計書ファイルやソースファイルの内容を解析して機能
項目や使用しているデータベースのテーブル名等を抽出
する(ステップS5)。次に、解析結果比較部11で、
発注仕様書解析部9から送られた納品物の名称および個
数と、納品物解析部10から送られた納品物の名称およ
び個数との比較を行い(ステップS6)、次に、発注仕
様書解析部9から送られた機能項目等と、納品物解析部
10から送られた機能項目等とを比較し(ステップS
7)、ステップS6とステップS7の比較が終了した後
に、その結果から検収結果表示部12で検収一覧表を作
成し、発注者端末3および受注者端末4が納品管理装置
1にアクセスしたタイミングで、それぞれの端末に表示
する(ステップS8)。
【0021】図4は、ステップS8で発注者端末3およ
び受注者端末4に表示される検収一覧表を示した図であ
る。図4中、13は納品物一覧である。13aは発注仕
様書ファイル5から抽出した納品物の品名欄、13bは
発注仕様書ファイル5から抽出した納品物の数量欄、1
3cは納品物ファイル7から抽出した納品物の品名欄、
13dは納品物ファイル7から抽出した納品物の数量
欄、13eは検収結果欄である。なお、検収結果欄13
eには、納品物の品名欄13aに記載の納品物と数量欄
13bに記載の数量とが、納品物の品名欄13cに記載
の納品物と数量欄13dに記載の数量とにそれぞれ一致
する場合には、「OK」が表示され、異なる場合には「N
G」が表示される。また、13fは総合結果欄であり、
各納品物に対応した検収結果欄13eが全て「OK」で
あれば「OK」が表示される。
【0022】また、14は機能一覧である。14aは発
注仕様書ファイル5から抽出した機能の機能ID欄、1
4bは発注仕様書ファイル5から抽出した機能の機能名
称欄、14cは納品物ファイル7から抽出した機能の機
能ID欄、14dは納品物ファイル7から抽出した機能
の機能名称欄、14eは検収結果欄である。なお、検収
結果欄14eには、機能ID欄14aに記載の機能ID
と機能名称欄14bに記載の機能名称とが、機能ID欄
14cに記載の機能IDと機能名称欄14dに記載の機
能名称とにそれぞれ一致する場合には、「OK」が表示さ
れ、異なる場合には「NG」が表示される。また、14
fは総合結果欄であり、各機能IDに対応した検収結果
14eが全て「OK」であれば「OK」が表示される。
【0023】さらに、15はデータベース一覧である。
15aは発注仕様書ファイル5から抽出したデータベー
スのデータベースID欄、15bは発注仕様書ファイル
5から抽出したデータベースのデータベース名欄、15
cは発注仕様書ファイル5から抽出したテーブルのテー
ブルID欄、15dは発注仕様書ファイル5から抽出し
たテーブルのテーブル名欄、15eは納品物ファイル7
から抽出したデータベースのデータベースID欄、15
fは納品物ファイル7から抽出したデータベースのデー
タベース名欄、15gは納品物ファイル7から抽出した
テーブルのテーブルID欄、15hは納品物ファイル7
から抽出したテーブルのテーブル名欄、15iは検収結
果欄である。なお、検収結果欄15iには、データベー
スID欄15aに記載されたデータベースIDとデータ
ベース名欄15bに記載されたデータベース名とテーブ
ルID欄15cに記載されたテーブルIDとテーブル名
欄15dに記載されたテーブル名とが、データベースI
D欄15eに記載されたデータベースIDとデータベー
ス名欄15fに記載されたデータベース名とテーブルI
D欄15gに記載されたテーブルIDとテーブル名欄1
5hに記載されたテーブル名とにそれぞれ一致する場合
には、「OK」が表示され、異なる場合には「NG」が表
示される。また、15jは総合結果欄であり、各テーブ
ル名に対応した検収結果15iが全て「OK」であれば
「OK」が表示される。
【0024】このように、このシステムでは、電子で納
品された納品物から必要項目を抽出し、発注内容と整合
性がとれているかを判断し表示してくれるので、受注者
・発注者の納品処理負荷が軽減され、納品処理ミスも防
止される。さらに、納品されたソフトウェアが発注した
機能を有するか否かも客観的に確認できる。
【0025】なお、この実施の形態では、解析し表示す
る機能項目として機能とデータベースの場合を取り上げ
たが、オブジェクト指向設計でソフトウェアを作成する
場合には、機能一覧の代りにオブジェクト一覧及びメソ
ッド一覧を解析・抽出して表示したり、ソフトウェアで
使用するファイル名等を表示しても当然によい。
【0026】また、1つの納品物ファイルをディレクト
リで分割区域を作成し、各分割区域にソースコードや詳
細設計仕様、試験成績書を記憶させるようにしても当然
によい。
【0027】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2における納品管理装置の構成を示すブロック図で
あり、図2の納品管理装置において、納品状況を表示で
きる機能を追加したものである。なお、図5では、図2
に記載のものと同一の構成および相当する構成には同一
の符号を付し、説明を省略する。図5中、16は複数の
発注内容が登録された発注一覧であり、17は解析結果
比較部11で比較・集計した検収結果であり、18は発
注一覧16と検収結果17を記憶する納品状況保存部で
ある。なお、発注一覧16への発注内容の登録は、発注
者端末3から送信された発注仕様書ファイル5が発注仕
様書保存部6に記憶されるのと同じタイミングで行われ
る。また、発注一覧16には、発注ID、品名、発注仕
様書の名称、発注者等の情報が登録される。
【0028】19は納品状況表示部であり、発注者もし
くは受注者が任意の時点で発注者端末3もしくは受注者
端末4から発注一覧の発注IDを指定して行った納品状
況表示要求に従って、検収結果17から必要データを抽
出し、発注内容と組み合わせて納品状況表を作成し、表
示要求をした発注者端末3もしくは受注者端末4に表示
する。
【0029】図6は、発注者端末3もしくは受注者端末
4に表示される納品状況表を示す図である。図6中、2
0は納品状況表、20aは発注ID欄、20bは品名
欄、20cは発注仕様書の名称と発注仕様書ファイルが
納品管理装置1のどこに登録したかを示す登録場所欄、
20dは発注者と発注担当者名とからなる発注側表示
欄、20eは受注者と受注担当者名とからなる受注側表
示欄、20fは発注書の発行日欄、20gは納品物の納
品管理装置1における登録場所と納品物ファイルの登録
日とからなる納品物欄、20hは検収結果と検収日と詳
細確認ボタン20iからなる検収欄である。
【0030】なお、納品物欄の登録日と検収欄は、すで
に納品物ファイル7が納品物保存部8に記憶されている
場合には表示されるが、まだ記憶されていない場合には
空欄となる。また、検収欄20hは、すでに納品物ファ
イル7が納品物保存部8に記憶されている場合に、詳細
確認ボタン20iをクリックすると、図4のような検収
一覧表が表示される。
【0031】このようにすることで、発注者もしくは受
注者は、目的とする発注案件についての納品状況を任意
の時点で確認することが可能となる。
【0032】実施の形態3.実施の形態1および2の納
品システムでは、発注者が納品管理装置にアクセスしな
ければ納品状況を確認できないので、受注者がソフトウ
ェアを作成し納品した時点と、発注者が納品されたこと
を知る時点に時間的ズレが生じてしまい、検収後に行う
支払い処理と即時に連携できないことがある。さらに、
受注者は納品物ファイル送信後に一覧表で検収状態を確
認したい場合には検収一覧表が表示されるまで端末を納
品管理装置に接続していなければならず、無駄な通信費
用を要してしまうことになる。図7は、この発明の実施
の形態3における納品管理装置の構成を示すブロック図
であり、図5の納品管理装置において、納品物の検収が
なされたらタイムリーにそのことを発注者・受注者に知
らせることを可能としたものである。なお、図7では、
図5に記載のものと同一の構成および相当する構成には
同一の符号を付し、説明を省略する。
【0033】図7中、21は検収結果連絡部であり、内
部に発注者・受注者の氏名と電子メールアドレスとを対
応付けたアドレス対応表を有している。次に、動作につ
いて説明する。解析結果比較部11での比較結果は納品
状況保存部18に送られる。納品状況保存部18では、
比較結果に付加された発注IDに基づいて発注一覧を検
索し、この発注IDに対応する発注者名・受注者名を抽
出して、比較結果と共に検収結果連絡部21に送る。検
収結果連絡部21では、発注者名・受注者名からアドレ
ス対応表を用いてそれぞれの電子メールアドレスを抽出
して、電子メールソフトウェアの送信先に設定し、比較
結果から図4に記載したものと同等の検収一覧表を生成
し、電子メールソフトウェアのメッセージ記入欄に記入
し、発注者端末および受注者端末に送信する。
【0034】このようにすることで、受注者は納品物フ
ァイルが納品管理装置1に送信され、検収結果が作成で
きた時点で、その結果を確認できるので、その後の作
業、特に、支払い作業をタイムラグなしに円滑に進める
ことができる。また、受注者の通信費用も軽減できる。
【0035】なお、この実施の形態では電子メールで発
注者端末・受注者端末に検収情報等を送付するようにし
たが、他の通信手段、例えば、FTP等のファイル転送
ソフトウェアを用い、図4に記載の一覧表と同等なもの
が記載した一覧表ファイルを送信するようにしてもよ
い。
【0036】実施の形態4.インターネット等の一般的
なコンピュータネットワークを使用した場合には、納品
管理装置の情報が公開されたり、納品物ファイルを第三
者の端末に取得されてしまうことを防止する必要があ
る。図8は、この発明の実施の形態4における納品管理
装置の構成を示すブロック図であり、第三者によるアク
セスを防止するようにしたものである。なお、図8で
は、図7に記載のものと同一の構成および相当する構成
には同一の符号を付し、説明を省略する。図8中、22
は利用者に予め与えられた識別IDとパスワードからな
るユーザ情報を保存する利用者データベースであり、2
3は利用者が登録されたものか否かを判別し、登録して
いない場合にはアクセスを拒否する利用者識別部であ
る。
【0037】次に、動作について説明する。まず、納品
管理装置1はコンピュータネットワークに接続された端
末からアクセス要求があった場合には、識別IDとパス
ワードとからなるユーザ情報の入力を促す画面を相手端
末に表示させる。その後、この画面に対応した識別ID
とパスワードが端末から送られてきた場合には、利用者
識別部23は利用者データベース22を検索し、この識
別IDとパスワードが利用者データベース22に登録さ
れたものか否かを判別し、登録されてある場合にのみ、
納品物ファイル7の登録やダウンロード、発注一覧や検
収結果の表示を許可する。また、登録されていない場合
には、その旨を表示するメッセージを端末に送信する。
【0038】このようにすることで、コンピュータネッ
トワーク2が一般に公開されたネットワークであって
も、予め登録された発注者及び受注者のみが発注仕様書
や納品物ファイル等にアクセス可能となり、情報の安全
性やソフトウェアの著作権を保護することができる。
【0039】実施の形態5.一般に、ソフトウェアで
は、一つの機能が大きくなりアルゴリズムが複雑になれ
ばなるほど、潜在する不具合も増加し、品質が低下する
ものである為、ソフトウェアの構造から将来的な不具合
発生の確率を推測することが可能である。図9は、この
発明の実施の形態5における納品管理装置の構成を示す
ブロック図であり、ソフトウェアのアルゴリズムの複雑
性や機能項目数等から品質評価を行えるようにしたもの
である。なお、図9では、図8に記載のものと同一の構
成および相当する構成には同一の符号を付し、説明を省
略する。
【0040】図9中、24は品質解析部である。25は
納品状況保存部18に記憶された品質評価結果である。
26は品質評価結果25を受注者別等に集計して表示す
る品質評価表示部である。次に、動作について説明す
る。品質解析部24は、納品物保存部8に記憶された納
品物ファイル7である詳細設計書ファイルやソースコー
ドファイルを解析し、複雑度、設計仕様の規模、機能項
目の数等の品質評価項目について計測する。なお、複雑
度としては、1関数当りのコード行数・条件分岐数・条
件分岐等のネスト数があり、設計仕様の規模としては、
ソースの総ステップ数等があり、機能項目の数としては
設計仕様書やソースに記載された機能文の数がある。
【0041】なお、この計測結果は納品状況保存部18
に品質評価結果25として記憶される。この状態で、発
注者が納品管理装置1にアクセスし、品質評価表示を要
求した場合には、品質評価表示部26が納品状況保存部
18から品質評価結果25を読み込み、評価一覧表を生
成して発注者端末3に表示する。
【0042】このようにすることで、発注者は納品され
たソフトウェアの品質の目安を知ることができ、ソフト
ウェアを運用中に発生するトラブルの将来的頻度の予測
が可能になるので、例えば、運用前により細かい試験を
行う等により将来に備えることができる。また、受注者
のソフトウェア作成能力レベルや、今後発注した場合に
出来上がるソフトウェアの品質の予測が可能になり、発
注者にとっては今後誰に発注すればよいかの目安とな
る。また、受注者は自社で作成するソフトウェア製品の
品質の傾向を知り、今後の品質改善活動へと展開するこ
とも可能となる。
【0043】
【発明の効果】このように、この発明では、受注者・発
注者の納品処理負荷が軽減されるという効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるソフトウェ
アの納品システムを示す概要図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるソフトウェ
アの納品管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 納品管理装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 発注者端末および受注者端末に表示される検
収一覧表を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるソフトウェ
アの納品管理装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 発注者端末もしくは受注者端末に表示される
納品状況表を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるソフトウェ
アの納品管理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4におけるソフトウェ
アの納品管理装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態5におけるソフトウェ
アの納品管理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 納品管理装置、 2 コンピュータネットワーク、
3 発注者端末、4 受注者端末、 5 発注仕様書
ファイル、 6 発注仕様書保存部、7 納品物ファイ
ル、 8 納品物保存部、 9 発注仕様書解析部、1
0 納品物解析部、 11 解析結果比較部、 12
検収結果表示部、13 納品物一覧、 14 機能一
覧、 15 データベース一覧、16 発注一覧、 1
7 検収結果、 18 納品状況保存部、19 納品状
況表示部、 20 納品状況表、 21 検収結果連絡
部、22 利用者データベース、 23 利用者識別
部、 24 品質解析部、25 品質評価結果、 26
品質評価表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 9/44 G06F 19/00 300N 19/00 300 9/06 620J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注者端末と、受注者端末と、前記発注
    者端末および前記受注者端末と通信媒体を介して接続さ
    れた納品管理装置とを有するソフトウェアの納品システ
    ムであって、前記納品管理装置は前記発注者端末から送
    信された発注仕様書ファイルから発注特性情報を抽出す
    る発注仕様書解析部と、前記受注者端末から送信された
    納品物ファイルから納品特性情報を抽出する納品物解析
    部と、前記発注特性情報と前記納品特性情報を比較する
    比較部と、この比較結果に基づいて検収結果を前記発注
    者端末および前記受注者端末の少なくとも一方に表示さ
    せる検収表示部とを有することを特徴とするソフトウェ
    アの納品システム。
  2. 【請求項2】 発注特性情報および受注特性情報は、納
    品物の名称と個数の情報を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の納品システム。
  3. 【請求項3】 発注特性情報および受注特性情報は、ソ
    フトウェアの機能情報と前記ソフトウェアで使用するデ
    ータ管理の情報とを含むことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のソフトウェアの納品システム。
  4. 【請求項4】 納品管理装置は、発注を識別するための
    発注IDを含む発注情報が登録された発注一覧が記憶さ
    れた納品情報保存部と、発注者端末または受注者端末か
    ら発注IDを指定した納品状況表示要求があった場合に
    は、前記発注情報と比較部での比較結果から納品状況一
    覧を作成し、要求のあった発注者端末または受注者端末
    に表示させる納品情報表示部を有していることを特徴と
    する請求項1から請求項3にいずれかに記載のソフトウ
    ェアの納品システム。
  5. 【請求項5】 納品管理装置は、比較部での比較結果を
    発注者端末および受注者端末に送信する検収結果連絡部
    を有していることを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれかに記載のソフトウェアの納品システム。
  6. 【請求項6】 納品管理装置は、発注者端末または受注
    者端末から送信されたユーザ情報が予め登録されたユー
    ザ情報と一致するか否かを識別する利用者識別部を有し
    ていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    かに記載のソフトウェアの納品システム。
  7. 【請求項7】 納品管理装置は、納品物ファイルから納
    品されたソフトウェアの品質評価項目について計測する
    品質解析部と、前記計測結果を発注者端末または受注者
    端末に表示する品質表示部を有していることを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれかに記載のソフトウェ
    アの納品システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002268865A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Sharp Corp 管理方法、管理システム、複合装置、発注装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2010250678A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Hitachi Software Eng Co Ltd 納品物作成支援システム及び支援方法

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