JP6030042B2 - 携帯端末を利用した新契約申込手続処理システム - Google Patents

携帯端末を利用した新契約申込手続処理システム Download PDF

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本発明は、携帯端末を利用して保険の新契約の申込を行う新契約申込手続処理システムに係り、特に、申込内容の変更を新契約者に容易に認識させ、申込内容点検処理、入金点検処理、告知点検処理の各点検処理を関連付けて証券番号で管理されるデータベースへ申込情報を効率的に移行できる新契約申込手続処理システムに関する。
[従来の技術]
[お客様への保険の提案とお客様の新契約申込]
従来の保険の新契約を申し込む手続の流れは、保険の新契約を申込むお客様に対して、保険会社の営業職員は、営業所のコンピュータで「保障設計書」「意向確認書」「申込書」を作成して、それらを印刷し、更に印刷物である「注意喚起情報」「告知書」を持参する。
営業職員は、「保障設計書」を説明して保険内容を提案し、お客様が保険申込に了解する場合には、「ご契約のしおり/注意喚起情報」を説明して、お客様に「意向確認書」「申込書」「告知書」「重要書類受領確認書」に記入・署名してもらうことになっていた。
[営業職員の契約入力とオフィス長の確認]
更に、保険申込に当たって、お客様には保険料を入金してもらい、保険会社の営業職員としては、上記「申込書」を参照して営業所のコンピュータで保険申込データを作成し、「取扱報告書」を作成して印刷する。
そして、保険会社のオフィス長は、記入・署名のある「申込書」「意向確認書」「告知書」「重要書類受領確認書」(以下「申込書等」)と「取扱報告書」を確認する。
保険申込データは、申込内容を補足するもので、「申込日」「年収」「受取人」「指定代理請求人」「総合取引サービス申込の有無」等が設定される。ここで、「FCコール情報」とは、コールセンターからお客様に対する申込内容を確認する電話のことである。
「取扱報告書」は、「契約者や被保険者の職業」「他社の加入状況」「健康状態や環境面での気づきの有無」等が記載される。
その後の手続としては、保険会社のオフィス内勤が申込書点検・入力の作業と入金点検・入力の作業が並行して行われる。
[オフィス内勤の申込書点検・入力の作業]
申込書点検・入力の作業は、「申込書等」を点検し、申込書等に申込番号のシールを貼付し、申込内容をホストコンピュータに接続する端末装置のコンピュータに入力し、「申込書内容確認票」を作成して印刷し、申込書等と「申込書内容確認票」を点検して、問題がなければ、申込書等が保険会社の本社に送付される。
[オフィス内勤の入金点検・入力の作業]
入金点検・入力の作業は、決済手続における入金補助票と入金の会社控等の伝表類を点検し、入金補助票と会社控をセットにして申込番号のシールを貼付し、ホストコンピュータに接続する端末装置のコンピュータに入金受付を入力し、「検証リスト」を作成して印刷し、「検証リスト」と入金補助票等を点検して、問題がなければ、「検証リスト」と入金補助票等が保険会社の本社に送付される。
[本社の申込書点検・入力処理/告知書点検・入力処理]
保険会社の本社では、営業所から送付された申込書等をスキャニングしてホストコンピュータに入力し、各種点検・入力を行い、また、告知書についてもスキャニングを行ってホストコンピュータに入力し、各種点検・入力を行う。
そして、申込書と告知書について簡易判定が為され、更に査決定される。
[本社の入金点検処理]
また、保険会社の本社では、営業所から送付された「検証リスト」と入金補助票等を点検し、クレジットカード決済の場合で問題がなければ、クレジットカード会社へ伝票を送付する。
尚、上記のような保険の新契約申込の作業に対して、保険申込の処理業務をシステム化して、更に、保険の申込をタブレット等の携帯端末を用いて行い、タブレット等に印刷装置を接続して契約書を印刷するものがある(特許文献1〜4)。
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開平09−016682号公報「契約書作成システムおよび該システムを用いた契約書の作成方法」(エリアリンクス株式会社)[特許文献1]、特開2000−148844号公報「保険業務処理システム、保険申込書作成装置、保険申込書作成方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」(日産火災海上保険株式会社)[特許文献2]、特開2002−175416号公報「自動査定方法及び自動査定システム」(アメリカンライフインシュアランスカンパニー)[特許文献3]、特開2011−065662号公報「手続システムの端末装置及び記憶媒体」(大日本印刷株式会社)[特許文献4]がある。
特許文献1には、販売店等において即時に契約書の作成を可能としつつ、しかも安全性の契約を可能とするシステムが示されており、特に、ペン入力タブレットに印字装置を接続し、契約書を印字することが示されている。
特許文献2には、保険申込書等の申込書に記入される情報を迅速にかつ効率的に、電子的に処理するとともに、紙資源を有効に活用できる保険業務処理システムが示されており、特に、携帯端末装置とプリンタにより、保険申込書を作成して印刷し、お客様の捺印を受けて回収し、重要事項説明書等を顧客に渡すことが示されている。
特許文献3には、顧客の申し込み段階で保険内容のチェックを行い、申し込み内容を電子化することにより、査定処理を自動化する事ができる自動査定方法及び自動査定システムが示されており、特に、募集人端末で申込書が作成され、正式な申込書としてプリンタから印刷されることが示されている。
特許文献4には、代理店やユーザからサービス提供会社へ送信される手続データの改竄や架空の手続のねつ造を牽制することが可能な手続システムが示されており、特に、代理店端末で申込データを作成し、プリンタで紙に印刷することが示されている。
特開平09−016682号公報 特開2000−148844号公報 特開2002−175416号公報 特開2011−065662号公報
しかしながら、従来の保険の新契約の申込を行う手続処理システムでは、お客様を訪問して保険の申込内容を確認した場合に、保険申込内容に変更があっても、変更された内容で契約書を携帯端末装置に接続したプリンタから印刷することになるので、保険申込者に対して保険の変更内容を容易に認識させることができないという問題点があった。
また、従来の方法では、保険申込内容について申込書点検・入力処理、入金点検・入力処理、告知点検・入力処理を個々別々に行われており、関連性を持たせて効率的に処理を行うことができないという問題点があった。
また、従来の方法では、保険申込の事前情報という確定していない情報から申込書点検・入力処理等により確認処理された申込情報へデータ移行し、更に、その申込情報から証券番号で管理される証券情報へのデータ移行を確実にしかも効率的に行うものとはなっていないという問題点があった。
[発明の目的]
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、保険の申込者は容易に申込内容の変更を認識でき、申込内容点検・入力処理、入金点検・入力処理、告知点検・入力処理の各点検・入力処理を関連付ける処理を行い、証券番号で管理されるデータベースへ申込情報を確実にしかも効率的に移行できる新契約申込手続処理システムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、携帯端末とホストコンピュータとを備える新契約申込手続処理システムであって、ホストコンピュータには、作成番号に対応付けて保険申込の事前情報を記憶する第1のデータベースと、申込番号に対応付けて確認処理された申込情報を記憶する第2のデータベースと、証券番号に対応付けて保険情報を記憶する第3のデータベースとが接続され、更に、営業所端末と本社端末が接続され、携帯端末は、ラベル印刷機器と決済機器を有する外部接続機器が接続可能であり、第1のデータベースから保険申込の事前情報を基に、作成番号に対応した意向申込内容確認画面、お客様情報確認画面、重要書類受領確認画面を作成して表示部に表示し、重要書類受領確認画面から入力された保険契約者、被保険者等の署名データを作成番号と共にホストコンピュータに送信し、保険申込の事前情報に変更があると、作成番号と変更内容のデータをホストコンピュータに送信し、変更内容を反映させた変更事項のデータをホストコンピュータから受信すると、ラベル印刷機器に変更事項を印刷させ、作成番号と入力された告知内容のデータをホストコンピュータに送信し、決済機器で決済手続が為されると、作成番号に決済番号を付与して入金内容のデータをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは、携帯端末からの署名データ、変更内容のデータ、告知内容のデータ、入金内容のデータを受信して第1のデータベースに作成番号に対応付けて記憶し、営業所端末は、第1のデータベースに記憶されたデータに基づいて申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理、入金点検・入力処理のいずれかを開始すると、開始された点検・入力処理に係る申込情報の作成番号が第2のデータベースに登録されているかをホストコンピュータに問い合わせ、登録されていれば作成番号に対応する申込番号を取得し、登録されていなければ未使用の申込番号を取得し、取得した申込番号と点検・入力処理の内容のデータをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは、営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていれば、作成番号と対応する申込番号を営業所端末に送信し、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていなければ、作成番号と未使用の申込番号を営業所端末に送信し、営業所端末から点検・入力処理の内容データを受信し、申込番号と作成番号に対応付けて第2のデータベースに点検・入力処理の内容データを記憶し、本社端末は、申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理及び入金点検・入力処理が終了すると、第2のデータベースに記憶されたデータを第3のデータベースに証券情報に対応付けて保険情報として移行して記憶することを特徴とする。
本発明は、上記新契約申込手続処理システムにおいて、営業所端末が、第1のデータベースに記憶された、作成番号に決済番号が付与された入金内容のデータに基づいて入金点検・入力処理が開始されると、当該入金点検・入力処理に係る申込情報の作成番号が第2のデータベースに登録されているかをホストコンピュータに問い合わせ、登録されていれば作成番号に対応する申込番号を取得し、当該申込番号に決済番号を付与して点検・入力済入金内容のデータをホストコンピュータに送信し、登録されていなければ未使用の申込番号を取得し、取得した申込番号に決済番号を付与して点検・入力済入金内容のデータをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータが、営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていれば、作成番号と対応する申込番号を営業所端末に送信し、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていなければ、作成番号と未使用の申込番号を営業所端末に送信し、営業所端末から決済番号が付与された点検済入金内容のデータを受信し、申込番号と作成番号に決済番号を対応付けて第2のデータベースに点検・入力済入金内容のデータを記憶することを特徴とする。
本発明は、上記新契約申込手続処理システムにおいて、ホストコンピュータが、第2のデータベースから第3のデータベースに保険情報として移行した場合に、第2のデータベースから申込番号に対応するデータを削除して当該申込番号を未使用にすることを特徴とする。
本発明は、上記新契約申込手続処理システムにおいて、ラベル印刷機器が、印刷された申込内容控に対して、お申込内容訂正(変更)控に貼付されるラベルに変更事項を印刷することを特徴とする。
本発明は、上記新契約申込手続処理システムにおいて、携帯端末が、告知内容のデータをホストコンピュータに送信する前に、告知内容確認・署名画面を表示部に表示し、当該告知内容確認・署名画面から入力された被保険者の署名データと告知内容のデータを作成番号と共にホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータが、携帯端末からの告知内容のデータと署名データを受信して第1のデータベースに作成番号に対応付けて記憶することを特徴とする。
本発明は、上記新契約申込手続処理システムにおいて、ホストコンピュータが、第2のデータベースから第3のデータベースに保険情報として移行する場合に、お客様番号に対してお客様情報を管理するお客様データベースを申込情報の保険契約者の情報で検索して該当するお客様番号を取得し、第3のデータベースに証券番号、お客様番号、申込情報を保険情報として記憶することを特徴とする。
本発明は、作成番号に対応付けて保険申込の事前情報を記憶する第1のデータベースと、申込番号に対応付けて確認処理された申込情報を記憶する第2のデータベースと、証券番号に対応付けて保険情報を記憶する第3のデータベースとが接続され、携帯端末、営業所端末と本社端末と通信を行うホストコンピュータで動作する処理プログラムであって、ホストコンピュータの制御部に処理プログラムが読み込まれて実現される処理手段として、営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、第2のデータベースに当該作成番号が登録されていれば、作成番号と対応する申込番号を営業所端末に送信し、第2のデータベースに当該作成番号が登録されていなければ、作成番号と未使用の申込番号を営業所端末に送信し、営業所端末から点検・入力処理の内容データを受信し、申込番号と作成番号に対応付けて第2のデータベースに記憶する手段を有することを特徴とする。
本発明は、上記処理プログラムにおいて、営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていれば、作成番号と対応する申込番号を営業所端末に送信し、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていなければ、作成番号と未使用の申込番号を営業所端末に送信し、営業所端末から決済番号が付与された点検・入力済入金内容のデータを受信し、申込番号と作成番号に決済番号を対応付けて第2のデータベースに点検・入力済入金内容のデータを記憶する手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末が、第1のデータベースから保険申込の事前情報を基に、作成番号に対応した意向申込内容確認画面、お客様情報確認画面、重要書類受領確認画面を作成して表示部に表示し、重要書類受領確認画面から入力された保険契約者、被保険者等の署名データを作成番号と共にホストコンピュータに送信し、保険申込の事前情報に変更があると、作成番号と変更内容のデータをホストコンピュータに送信し、変更内容を反映させた変更事項のデータをホストコンピュータから受信すると、ラベル印刷機器に変更事項を印刷させ、作成番号と入力された告知内容のデータをホストコンピュータに送信し、決済機器で決済手続が為されると、作成番号に決済番号を付与して入金内容のデータをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは、携帯端末からの署名データ、変更内容のデータ、告知内容のデータ、入金内容のデータを受信して第1のデータベースに作成番号に対応付けて記憶し、営業所端末は、第1のデータベースに記憶されたデータに基づいて申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理、入金点検・入力処理のいずれかを開始すると、開始された点検・入力処理に係る申込情報の作成番号が第2のデータベースに登録されているかをホストコンピュータに問い合わせ、登録されていれば作成番号に対応する申込番号を取得し、登録されていなければ未使用の申込番号を取得し、取得した申込番号と点検処理の内容のデータをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは、営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていれば、作成番号と対応する申込番号を営業所端末に送信し、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていなければ、作成番号と未使用の申込番号を営業所端末に送信し、営業所端末から点検・入力処理の内容データを受信し、申込番号に対応付けて第2のデータベースに点検・入力処理の内容データを記憶し、本社端末は、申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理及び入金点検・入力処理が終了すると、第2のデータベースに記憶されたデータを第3のデータベースに証券情報に対応付けて保険情報として移行して記憶する新契約申込手続処理システムとしているので、保険の申込者は容易に申込内容の変更を認識でき、申込内容点検・入力処理、入金点検・入力処理、告知点検・入力処理の各点検・入力処理を第2のデータベースで申込番号により関連付ける処理を行い、証券番号で管理される第3のデータベースへ申込情報を証券情報として確実にしかも効率的に移行できる効果がある。
本発明の実施の形態に係る新契約申込手続処理システムの概略構成図である。 携帯端末の構成ブロック図である。 処理手段とデータの関係を示す図である。 意向申込内容確認画面の概略を示す図である。 お客様情報確認画面の概略を示す図である。 重要書類受領確認画面の概略を示す図である。 保険契約者、被保険者、商品名等の変更ラベルを示す図である。 主契約・特約等の変更ラベルを示す図である。 特約の続きとその他特約・特則等の変更ラベルを示す図である。 必ずお読みくださいの変更ラベルを示す図である。 解約返還金額表の変更ラベルを示す図である。 告知内容入力画面の概略を示す図である。 営業所端末の構成ブロック図である。 営業所端末の各処理手段の概要を示す図である。 申込内容点検・入力処理手段における配番処理のフローチャートである。 入金点検・入力処理手段における配番処理のフローチャートである。 ホストコンピュータでの配番処理のフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る新契約申込手続処理システムは、タブレット等の携帯端末とホストコンピュータとを備え、それらがネットワークを介して接続し、ホストコンピュータには、作成番号に対応付けて保険申込の事前情報を記憶する第1のデータベースと、申込番号に対応付けて確認処理された申込情報を記憶する第2のデータベースと、証券番号に対応付けて保険情報を記憶する第3のデータベースとを備え、携帯端末は、申込書等の電子データを記憶し、ラベル印刷機器とカード決済機器が接続可能であり、お客様先で保険申込では「申込書」「意向確認書」を印刷することなく携帯端末の画面表示で確認作業を行い、保険申込の事前情報に変更があれば、その変更内容を携帯端末からホストコンピュータに通知し、ホストコンピュータから変更事項に関する情報を携帯端末が受信すると、その変更事項をラベル印刷機器にラベル印刷させ、お申込内容訂正(変更)控に貼付可能とし、カード決済機器で決済されて保険入金があると、携帯端末は入金情報をホストコンピュータに送信し、保険の申込情報について申込内容点検・入力処理、入金点検・入力処理、告知点検・入力処理のいずれかが開始されると、申込番号の配番処理を各点検・入力処理に関連付けて行い、第2のデータベースに保険の申込情報を記憶し、第2のデータベースにおける保険の申込情報について点検が為されると、証券番号が付与されて第3のデータベースに保険情報として記憶されるものである。
これにより、上記システムでは、お客様先で保険申込の事前情報に変更がある場合に、変更内容をホストコンピュータに通知して変更事項に関する情報をホストコンピュータから受信し、ラベル印刷機器にラベル印刷してお申込内容訂正(変更)控に貼付可能としているので、保険の申込者は容易に申込内容の変更を認識できる効果がある。
また、上記システムでは、保険申込内容について申込内容点検・入力処理、入金点検・入力処理、告知点検・入力処理が別々に行われたとしても、各点検・入力処理を関連付ける配番処理を行い、全ての点検・入力処理が為されると第2のデータベースに保険の申込情報を記憶するようにしているので、第1のデータベースから第2のデータベースへの保険の申込情報の移行を確実にしかも効率的に行うことができる効果がある。
[本システム:図1]
本発明の実施の形態に係る新契約申込手続処理システム(本システム)について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る新契約申込手続処理システムの概略構成図である。
本システムは、図1に示すように、携帯端末1と、基地局2a,2bと、公衆ネットワーク3aと、社内ネットワーク3bと、営業所端末4と、本社端末5と、ホストコンピュータ10と、第1のデータベース(第1のDB)20と、第2のデータベース(第2のDB)30と、第3のデータベース(第3のDB)40とを有している。
尚、実際は、公衆ネットワーク3aには複数の基地局2aが接続し、営業職員が個々に携帯端末1を保有しているので、複数の携帯端末1が存在する。
また、社内ネットワーク3bに接続する営業所端末4も営業所毎に1台又は複数台設けられており、本社端末5も作業内容及び作業人員に応じて複数台設けられている。
[本システムの各部]
次に、本システムの各部について具体的に説明する。
[携帯端末1]
携帯端末1は、タブレット等の情報処理を行う端末装置(コンピュータ)であり、ラベル印刷機器とカード決済機器を統合した外部接続機器が接続可能となっている。
携帯端末1は、お客様先では基地局2aを介して公衆ネットワーク3aに接続し、更に、公衆ネットワーク3aに接続するホストコンピュータ10にアクセスする。
また、携帯端末1は、営業所内では基地局2bを介して社内ネットワーク3bに接続し、社内ネットワーク3bに接続するホストコンピュータ10にアクセスする。
携帯端末1の構成及び動作の詳細は後述する。
[基地局2a]
基地局2aは、公衆ネットワーク3aに接続し、携帯端末1と無線通信を行う。基地局2aは、実際には複数設けられている。
[基地局2b]
基地局2bは、社内ネットワーク3bに接続し、携帯端末1と無線通信を行う。基地局2bは、営業所毎に一つ又は複数設けられている。
[公衆ネットワーク3a]
公衆ネットワーク3aは、携帯端末1とホストコンピュータ10との間で通信を行う公的なネットワークであり、携帯電話会社が提供する電話回線のネットワークであってもよいし、インターネットに接続する公衆無線LAN(Local Area Network)のネットワークであってもよい。
[社内ネットワーク3b]
社内ネットワーク3bは、携帯端末1とホストコンピュータ10との間で通信を行う私的なネットワークであり、社内LANのネットワーク等の専用回線が用いられる。
[営業所端末4]
営業所端末4は、社内ネットワーク3bに接続するコンピュータ装置であり、申込内容の点検・入力、入金点検・入力、告知点検・入力の処理を行う。営業所端末4の詳細は後述する。
[本社端末5]
本社端末5は、社内ネットワーク3bに接続するコンピュータ装置であり、本社における保険申込の各種点検・入力処理を行う。本社端末5の詳細は後述する。
[ホストコンピュータ10]
ホストコンピュータ10は、公衆ネットワーク3aと社内ネットワーク3bに接続すると共に、第1のDB20、第2のDB30、第3のDB40が接続されている。
ホストコンピュータ10は、携帯端末1と公衆ネットワーク3a又は社内ネットワーク3bを介してデータのやり取りを行い、営業所端末4及び本社端末5と社内ネットワーク3bを介してデータのやり取りを行う。
ホストコンピュータ10は、携帯端末1により新契約申込の事前情報を第1のDB20に登録し、営業所端末4により新契約案件について申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理、入金点検・入力処理が為されると、第2のDB30に点検済・入力申込内容データ、点検・入力済告知内容データ、点検・入力済入金内容データ(まとめて「点検・入力済申込内容情報」)を記憶し、本社端末5により全点検処理が為されると、第3のDB40に全点検処理等が為された点検・入力済申込内容データ、点検・入力済告知内容データ、点検・入力済入金内容データを保険情報に編集して記憶する。上記各処理の詳細は後述する。
尚、ホストコンピュータ10は、一つのコンピュータで実現しているが、複数のコンピュータで分散して処理を行うようにしてもよい。
[第1のデータベース(第1のDB)20]
第1のデータベース(第1のDB)20は、営業所の営業職員によって携帯端末1から保険の新契約申込の事前情報を作成番号に対応付けて記憶する記憶装置である。事前情報としては、営業職員がお客様から聞き取った保険の新契約申込予定者の氏名、住所、生年月日、電話番号、更に保険内容等の情報である。従って、第1のDB20は、保険の新契約申込の事前情報に関するデータベースである。
[第2のデータベース(第2のDB)30]
第2のデータベース(第2のDB)30は、第1のDB20における新契約の事前情報に対して、営業所端末4で申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理、入金点検・入力処理が為されると、申込番号に作成番号を対応付け、点検・入力済申込内容情報を一時的に記憶する。
第2のDB30は、第1のDB20から第3のDB40に適正な処理を行った上でデータを移行するために用いられ、保険の新契約申込情報を管理するデータベースである。
第2のDB30における申込番号は、有限の番号が用意されており、使用されていない申込番号を探して点検・入力済申込内容情報を対応付け、第3のDB40にデータが移行すると、その点検・入力済申込内容情報が削除され、申込番号が未使用となる。
また、第2のDB30で申込番号を使用されていても、第3のDB40に移行することなく特定期間経過した場合には、点検・入力済申込内容情報を削除し、その申込番号を未使用とする。
[第3のデータベース(第3のDB)40]
第3のデータベース(第3のDB)40は、本社端末5で全点検処理が為されると、第2のDB30からデータを移行して、証券番号に対応付けられた保険情報を記憶する。
つまり、第3のDB40は、保険申込情報が点検されて、最終的に証券番号が付されて保険情報として編集されて記憶されるものである。
尚、上記DBの他に、お客様番号に対してお客様情報を管理するお客様データベース(お客様DB)を備えている。第2のDB30から第3のDB40に移行する際に、ホストコンピュータ10は、お客様DBを参照し、保険申込情報の保険契約者の情報によって該当するお客様番号を検索して取得し、第3のDB40に証券番号、お客様番号、保険申込情報を保険情報として記憶し、保険情報を証券番号で管理するようになっている。
更に、本システムにおける携帯端末1、営業所端末4、本社端末5、ホストコンピュータ10について具体的に説明する。
[携帯端末1:図2]
携帯端末1の具体的な構成及び動作について図2を参照しながら説明する。図2は、携帯端末の構成ブロック図である。
携帯端末1は、図2に示すように、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、通信部15と、インタフェース部16とを備え、インタフェース部16にはラベル印刷機器17aとカード決済機器17bを有する外部接続機器17が接続可能となっている。
[制御部11:図3]
制御部11は、記憶部12に記憶する処理プログラムを読み込んで、各種処理手段を実現可能とする。
実現される処理手段は、図3に示すように、保障設計書作成処理手段、申込書作成処理手段、申込手続処理手段、保険申込内容変更処理手段、告知確認処理手段、入金処理手段、契約入力処理手段等である。図3は、処理手段とデータの関係を示す図である。尚、各手段の具体的内容については後述する。
尚、記憶部12に格納された処理プログラムを制御部11が読み込んで、上記各手段を実現しているが、公衆ネットワーク3aと社内ネットワーク3bに接続するホストコンピュータ10に携帯端末11がアクセスして、ホストコンピュータ10で処理プログラムを実行し、実行結果を携帯端末11の表示部13に表示し、また入力部14からの指示をホストコンピュータ10に送信するようにしてもよい。この場合、ホストコンピュータ10の記憶部に処理プログラムが格納され、ホストコンピュータ10の制御部で処理プログラムを実行する。
携帯端末1の処理をホストコンピュータ10に行わせるようにしたが、ホストコンピュータ10とは別のサーバで処理させるようにし、そのサーバがホストコンピュータ10にアクセスする形態であってもよい。
[記憶部12]
記憶部12は、処理プログラムを記憶すると共に、後述する「意向申込内容確認画面」「お客様情報確認画面」「重要書類受領確認画面」「告知内容入力画面」「告知内容確認・署名画面」「決済手続画面」を表示するためのデータを記憶している。
[表示部13,入力部14,通信部15,インタフェース部16]
表示部13は、上記画面を表示する。
入力部14は、表示画面から入力可能なタッチスクリーンで、「重要書類受領確認画面」「告知内容確認・署名画面」で被保険者の自筆の署名を入力する。
通信部15は、基地局2a,2bと無線通信を行う。
インタフェース部16は、外部接続機器17に接続するためのインタフェース部である。
[外部接続機器17]
外部接続機器17は、ラベル印刷機器17aとカード決済機器17bとを備えており、携帯端末1のインタフェース部16に接続される。
ラベル印刷機器17aは、保険申込内容に変更があった場合に、変更に関する事項をラベル印刷する装置である。ラベルは、表面に保険申込内容の変更事項が印刷され、裏面は粘着面に剥離紙が貼り付けられている。当該ラベルは、紙媒体のお申込内容訂正(変更)控に貼付されるものである。
カード決済機器17bは、クレジットカード又はキャッシュカードの決済を行う装置であり、クレジットカード又はキャッシュカードの情報を読み取り、暗証番号を受け付け、携帯端末1に出力する。クレジットカード又はキャッシュカードの情報等は、携帯端末1からホストコンピュータ10に送信される。
[携帯端末1の処理手段]
図3に示す実現される処理手段として、保障設計書作成処理手段、申込書作成処理手段、申込手続処理手段、保険申込内容変更処理手段、告知確認処理手段、入金処理手段、契約入力処理手段等について具体的に説明する。
尚、各手段で取り扱われるデータは、作成番号によって関連付けられている。
[保障設計書作成処理手段]
保障設計書作成処理手段は、第1のDB20のデータを用いて保険申込予定者の「保障設計書」データを作成番号に対応付けて作成する。当該データを基にして「保障設計書」が印刷され、「保障設計書」を持参してお客様を訪問する。
[申込書作成処理手段]
申込書作成処理手段は、第1のDB20のデータに基づいて保険申込予定者の「意向申込内容確認画面」「お客様情報確認画面」「重要書類受領確認画面」のデータを作成番号に対応付けて生成し、「申込控」のデータを作成する。そして、「申込控」のデータを印刷して、「申込控」と印刷物である「ご契約のしおり/注意喚起情報」を持参してお客様を訪問する。
ホストコンピュータ10は、携帯端末1からの要求により、「意向申込内容確認画面」等のデータを作成するのに必要なデータを第1のDB20から読み込んで、携帯端末1に提供する。
ここで、「意向申込内容確認画面」「お客様情報確認画面」「重要書類受領確認画面」について図4〜6を参照しながら説明する。図4は、意向申込内容確認画面の概略を示す図であり、図5は、お客様情報確認画面の概略を示す図であり、図6は、重要書類受領確認画面の概略を示す図である。
[意向申込内容確認画面:図4]
意向申込内容確認画面は、図4に示すように、保険契約を申し込む人の意向(ニーズ)と保険商品の内容が一致しているかどうかを確認する画面である。
具体的には、保険の種類(主契約・特約の保障内容)、保険金額(死亡・高度障害・給付金)、保険期間、保険料、払込期間、払込方法、配当金等を理解しているか、保険商品が総合的にお客様の意向に沿ったものであるかを確認するようになっている。
[お客様情報確認画面:図5]
お客様情報確認画面は、お客様情報として、保険契約者、被保険者、受取人、指定代理請求人等の情報を表示して、お客様に内容を確認してもらうようになっている。
尚、図5のお客様情報確認画面は、保険契約者の情報として、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号等のお客様の情報を確認するための画面となっている。
[重要書類受領確認画面:図6]
重要書類受領確認画面は、図6に示すように、図4の意向申込内容確認画面、図5のお客様情報確認画面での確認作業が行われ、「ご契約のしおり」、「申込控」を受領した場合に、保険契約者が署名してもらう画面である。携帯端末1の表示画面はタッチパネルとなっており、携帯端末1用のペン等を用いて書名欄に契約者が自筆で署名することができる。
[申込手続処理手段]
保険申込予定者のお客様先を訪問し、印刷して持参した「保障設計書」を説明して提案を行い、更に、申込書作成処理手段で生成した「意向申込内容確認画面」を携帯端末1の表示部13に表示してお客様との意向申込内容の確認作業を行い、「お客様情報確認画面」を表示部13に表示してお客様情報の確認作業を行って、「重要書類受領確認画面」を表示部13に表示して、被保険者の自筆の署名を入力部14から入力してもらう。申込書作成処理手段は、被保険者の署名データをホストコンピュータ10に送信する。署名データは暗号化することが望ましい。
ここで、申込手続処理手段は、保険申込予定者の「意向申込内容確認画面」「お客様情報確認画面」「重要書類受領確認画面」の表示を行い、「重要書類受領確認画面」から署名の入力を受け付け、作成番号に対応付けて記憶部12に記憶する処理を行う。
[保険申込内容変更処理手段]
申込手続処理手段で、意向申込内容、お客様情報、申込控に誤りがあると、保険申込内容変更処理手段は、携帯端末1からホストコンピュータ10に作成番号を用いてアクセスして変更内容のデータを送信し、第1のDB20に記憶されている保険申込の事前情報を変更内容のデータにより訂正することを依頼する。
保険申込の事前情報の訂正をホストコンピュータ10が行うと、保険申込内容の変更事項のデータを作成番号と共に携帯端末1に送信する。
保険申込内容変更処理手段は、保険申込内容の変更事項のデータを受信して記憶し、「意向申込内容確認画面」「お客様情報確認画面」等に変更事項を反映させて修正し、携帯端末1に接続する外部接続機器17のラベル印刷機器17aに当該データをラベル形式で出力してラベル印刷を行う。ラベル印刷の際には、作成番号が訂正対象書類のシリアル番号として印刷される。
[ラベル印刷例:図7〜11]
保険内容の変更に関するラベル印刷の例について図7〜11を参照しながら説明する。図7は、保険契約者、被保険者、商品名等の変更ラベルを示す図であり、図8は、主契約・特約等の変更ラベルを示す図であり、図9は、特約の続きとその他特約・特則等の変更ラベルを示す図であり、図10は、必ずお読みくださいの変更ラベルを示す図であり、図11は、解約返還金額表の変更ラベルを示す図である。
各ラベル印刷には、「保障設計書(契約概要)」又は「申込控」に記載されているシリアル番号と同じシリアル番号が印刷される。
このシリアル番号によって、誤りなく訂正すべき「保障設計書(契約概要)」又は「申込控」に対応付けてお申込内容訂正(変更)控に変更ラベルを貼付することができる。
図7のラベル印刷例では、保険契約者の氏名、性別、生年月日、被保険者の氏名、性別、生年月日、契約年齢、商品名、配当金支払方法、保険料払込方法、保険料等が印刷される。
図8のラベル印刷例では、保険の種類及び特約について、その内容、保険期間、保険金額、保険料等が印刷される。
図9のラベル印刷例では、特約の続き、合計死亡保険金額、その他特約・特則等が印刷される。
図10のラベレル印刷例では、「必ずお読みください」の注意事項が印刷される。この「必ずお読みください」の注意事項は、保険契約内容の変更に応じて内容が変更となる。
図11のラベル印刷例では、解約返還金額表が印刷される。解約返還金額表も保険契約内容の変更に応じて内容が変更となる。
[告知確認処理手段]
告知確認処理手段は、記憶部12から告知内容入力画面データを読み込み、「告知内容入力画面」を表示部13に表示し、告知内容の入力を受け付け、受け付けた告知内容に基づいて告知内容確認・署名画面データを生成し、「告知内容確認・署名画面」を表示部13に表示して、被保険者の署名を受け付ける処理を行う。
告知確認処理手段は、「告知内容入力画面」で入力され、「告知内容確認・署名画面」で受け付けたデータをホストコンピュータ10に送信する。
[告知内容入力画面:図12]
「告知内容入力画面」は、図12に示すように、告知内容を入力可能な画面となっており、被保険者に告知内容を記入してもらう。図12は、告知内容入力画面の概略を示す図である。
告知内容は、例えば、過去5年以内の受診・入院・手術等について回答するものであり、該当する病名があれば、その病名を記入し、初めて受診した年月を記入する。
[告知内容確認・署名画面]
告知内容の入力が完了すると、告知確認処理手段は、「告知内容確認・署名画面」を表示する。尚、「告知内容確認・署名画面」は、図6の「重要書類受領確認画面」と同様の画面が表示される。
そして、「告知内容確認・署名画面」で、署名を受け付ける。
[入金処理手段]
入金処理手段は、決済手続の画面データを記憶部12から読み出し、表示部13に「決済手続の画面」を表示し、決済手続を促す。
決済手続は、外部接続機器17のカード決済機器17bを用いてキャッシュカードやクレジットカードのデータを読み取り、署名が必要であれば、携帯端末1の表示部13で署名を行う。
入金処理手段は、決済手続が為されると、作成番号に対して決済番号を付与し、入金内容のデータをホストコンピュータ10に送信すると共に記憶部12に記憶し、外部接続機器17のラベル印刷機器17aを用いて入金処理のお客様用の控を印刷する。
ホストコンピュータ10では、第1のDB20に作成番号に対応付けて決済番号を記憶する。
[契約入力処理手段]
契約入力処理手段は、記憶部12から「取扱報告内容の入力画面」のデータを読み込み、当該データを表示部13の表示画面に表示し、取扱報告内容を入力し、営業職員が表示画面で署名を行って、作成番号に対応付けて取扱報告内容のデータと署名データをホストコンピュータ10に送信すると共に記憶部12に記憶する。尚、「取扱報告内容の入力画面」を生成するためのデータはホストコンピュータ10から提供される。
取扱報告内容とは、契約者や被保険者の職業、他社の加入状況、健康状態や環境面での気づきの有無等をいう。
また、契約入力処理手段では、取扱報告書で気づきがなければ、契約入力内容に従って取扱報告内容の入力が為され、次の工程に進むことになる。気づきがあれば、オフィス内勤が、印刷してある取扱報告補足書に記入する。
契約入力処理の終了後に、営業所のオフィス長が携帯端末1を用いて取扱内容に問題がないかを確認し、問題がなければ、オフィス長が署名を表示部13の表示画面で行い、作成番号に対応付けて署名データをホストコンピュータに送信する。
[営業所端末4の構成及び動作:図13]
次に、本システムにおける営業所端末4の構成及び動作について図13を参照しながら説明する。図13は、営業所端末の構成ブロック図である。
営業所端末4は、図13に示すように、制御部41と、記憶部42と、インタフェース部43とを備え、インタフェース部43に社内ネットワーク3b、表示部44、入力部45が接続されている。
尚、以下の各処理手段を営業所端末4で実現しているが、携帯端末1を用いて実現してもよい。
[営業所端末4の処理手段:図14]
営業所端末4の制御部41は、記憶部42に記憶された処理プログラムを読み込んで、図14に示すように、申込内容点検・入力処理手段、告知点検・入力処理手段、入金点検・入力処理手段を実現可能としている。尚、申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理、入金点検・入力処理は並列に行われるものであり、処理の順位は定まっていない。図14は、営業所端末の各処理手段の概要を示す図である。
[申込内容点検・入力処理手段]
申込内容点検・入力処理手段は、申込手続処理手段で申込手続が完了した保険契約について、ホストコンピュータ10にアクセスして第1のDB20から申込内容のデータを読み込み、申込内容点検画面データを生成し、当該申込内容点検画面を表示部43に表示させて、オフィス内勤が申込内容を点検し点検内容を入力する点検・入力処理を行い、点検・入力済申込内容データを記憶部42に記憶する。
点検・入力処理を終了すると、申込内容点検・入力処理手段は、申込書内容確認票のデータを作成し、社内ネットワーク3bに接続するプリンタで印刷し、点検済申込内容データをホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10は、点検・入力済申込内容データを受信すると、第2のDB30に申込番号に対応付けて記憶する。
申込内容点検・入力処理手段は、点検・入力処理において、申込内容の配番処理を行う。配番処理の具体的内容については後述する。
[告知点検・入力処理手段]
告知点検・入力処理手段は、告知確認処理手段で確認された保険契約について、ホストコンピュータ10にアクセスして第1のDB20から告知内容のデータを読み込み、告知点検画面データを生成し、当該告知点検画面を表示部43に表示させて、オフィス内勤が告知内容を点検し点検内容を入力する点検・入力処理を行い、点検・入力済告知内容データを記憶部42に記憶する。点検・入力処理を終了すると、告知点検・入力処理手段は、点検・入力済告知内容データをホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10は、点検・入力済告知内容データを受信すると、第2のDB30に申込番号に対応付けて記憶する。
告知点検・入力処理手段は、点検・入力処理において、申込内容の配番処理を行う。
[配番処理(1):図15]
ここで、申込内容点検・入力処理手段と告知点検・入力処理手段における配番処理について図15を参照しながら説明する。図15は、申込内容点検・入力処理手段における配番処理のフローチャートである。尚、図15では、申込内容点検・入力処理手段における配番処理を説明するが、告知点検・入力処理手段における配番処理も同様の処理となっている。
申込内容点検・入力処理手段は、図15に示すように、ホストコンピュータ10にアクセスし(S11)、第2のDB30に当該点検案件の作成番号が登録されているか否かを問い合わせる(S12)。ホストコンピュータ10は、その問い合わせに対して第2のDB30を検索し、該当する作成番号が登録されているか否かを回答する。この回答には、作成番号が登録されている場合には、対応する申込番号を含めるものとする。
申込内容点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10からの回答を受信し(S13)、作成番号が登録されているか否かを判定する(S14)。作成番号が登録されていれば(Yesの場合)、作成番号に対応する申込番号を読み取り(S15)、申込内容点検画面に表示させる(S16)。
また、判定処理S14において、点検案件の作成番号が第2のDB30に登録されていない場合(Noの場合)、申込内容点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10に未使用の申込番号を要求する(S17)。
ホストコンピュータ10は、その要求に対して第2のDB30を検索し、使用されていない申込番号を検索して、その申込番号に作成番号を対応付けて、申込番号を営業所端末4に送信する。
申込内容点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10から申込番号を受信する(S18)と、申込内容点検画面に表示させる(S16)。
以上のようにして配番処理(1)が為される。
[入金点検・入力処理手段]
入金点検・入力処理手段は、入金処理手段で決済手続が完了した保険契約について、ホストコンピュータ10にアクセスして第1のDB20から決済内容のデータを読み込み、入金点検画面データを生成し、当該入金点検画面を表示部43に表示させて、オフィス内勤が入金内容を点検し点検内容を入力する点検・入力処理を行い、点検・入力済入金内容データを記憶部42に記憶する。
点検・入力処理を終了すると、入金点検・入力処理手段は、検証リストのデータを作成し、社内ネットワーク3bに接続するプリンタで印刷し、点検・入力済入金内容データをホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10は、点検・入力済入金内容データを受信すると、第2のDB30に申込番号に対応付けて記憶する。
入金点検・入力処理手段は、点検・入力処理において、申込内容の配番処理を行う。
[配番処理(2):図16]
次に、入金点検・入力処理手段における配番処理について図16を参照しながら説明する。図16は、入金点検・入力処理手段における配番処理のフローチャートである。
入金点検・入力処理手段は、図16に示すように、ホストコンピュータ10にアクセスし(S21)、第2のDB30に当該点検案件の作成番号が登録されているか否かを問い合わせる(S22)。ホストコンピュータ10は、その問い合わせに対して第2のDB30を検索し、該当する作成番号が登録されているか否かを回答する。この回答には、作成番号が登録されている場合には、対応する申込番号を含める。
入金点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10からの回答を受信し(S23)、作成番号が登録されているか否かを判定する(S24)。作成番号が登録されていれば(Yesの場合)、ホストコンピュータ10に対して、作成番号に対応する申込番号に決済番号を対応付けるよう要求する(S25)。そして、作成番号に対応する申込番号を読み取り(S26)、入金点検画面に表示させる(S27)。
また、判定処理S24において、点検案件の作成番号が第2のDB30に登録されていない場合(Noの場合)、入金点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10に未使用の申込番号を要求する(S28)。
ホストコンピュータ10は、その要求に対して第2のDB30を検索し、使用されていない申込番号を検索して、その申込番号に作成番号を対応付けて、申込番号を営業所端末4に送信する。
入金点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10から申込番号を受信する(S29)と、入金点検・入力処理手段は、ホストコンピュータ10に対して、当該申込番号に決済番号を対応付けるよう要求する(S30)。ホストコンピュータ10は、第2のDB30で申込番号に決済番号を対応付ける。
そして、入金点検・入力処理手段は、入金点検画面に申込番号を表示させる(S27)。
以上のようにして配番処理(2)が為される。
[本社端末5の構成及び動作]
次に、本システムにおける本社端末5の構成及び動作について説明する。
本社端末5は、営業所端末4で申込内容点検処理、告知点検処理、入金点検処理が為されて、第2のDB30に点検済申込内容データ、点検済告知内容データ、点検済入金内容データが記憶されると、本社職員によって全点検が行われる。
全点検とは、申込の親権者の自署、申込の続柄「その他」の妥当性、取扱報告書の取扱自署等を点検するものである。
具体的には、本社端末5は、ホストコンピュータ10にアクセスし、第2のDB30に記憶されているデータについて点検処理を行い、点検が正常に終了すると、点検終了した申込番号のデータをホストコンピュータ10に送信する。
[ホストコンピュータ10の動作]
ホストコンピュータ10は、大規模なデータ処理を行うためのコンピュータであり、制御部と、記憶部と、インタフェース部を備えている。
インタフェース部には、公衆ネットワーク3aと社内ネットワーク3bに接続すると共に、第1のDB20、第2のDB30、第3のDB40に接続している。
ホストコンピュータ10は、記憶部に記憶されている処理プログラムを制御部に読み込んで様々な処理を実現可能としている。
ホストコンピュータ10の制御部で実現される処理手段としては、携帯端末1に対応する手段と、営業所端末4に対応する手段と、本社端末5に対応する手段とがある。
[携帯端末1に対応する手段]
携帯端末1に対応する手段としては、保険申込予定内容の登録処理手段と、申込書作成対応手段と、申込手続処理対応手段と、保険申込内容変更対応手段と、告知情報受付手段と、入金情報受付手段と、契約入力対応手段等とを有している。
[保険申込予定内容の登録処理手段]
保険申込予定内容の登録処理手段は、携帯端末1から送信された保険申込予定者のデータに作成番号を付して第1のDB20に記憶すると共に、申込予定の保険内容のデータも作成番号に対応付けて第1のDB20に記憶する。
[申込書作成対応手段]
申込書作成対応手段は、第1のDB20に登録されたデータに基づいて作成番号に対応する「保障設計書」データ、「意向申込内容確認画面」データ、「お客様情報確認画面」データ、「重要書類受領確認画面」データ、「申込控」データ等を作成するために必要なデータを第1のDB20から読み込んで、携帯端末1に送信する。
[申込手続処理対応手段]
申込手続処理対応手段は、携帯端末1の「重要書類受領確認画面」で被保険者が入力した署名データを携帯端末1から受信し、作成番号に対応付けて第1のDB20に登録する。
[保険申込内容変更対応手段]
保険申込内容変更対応手段は、携帯端末1から申込内容の変更(訂正)の依頼があると、変更内容のデータを受信し、第1のDB20の対応する作成番号の申込内容データを変更し、保険申込内容の変更事項のデータを携帯端末1に送信する。
[告知情報受付手段]
告知情報受付手段は、携帯端末1の「告知内容入力画面」で入力された告知内容のデータと、「告知内容確認・署名画面」で入力された署名データを携帯端末1から受信し、作成番号に対応付けて第1のDB20に登録する。
[入金情報受付手段]
入金情報受付手段は、携帯端末1から作成番号に決済番号を付与された入金内容データを受信し、作成番号に対応付けて第1のDB20に登録する。
[契約入力対応手段]
契約入力対応手段は、「取扱報告内容の入力画面」データを作成するのに必要なデータを第1のDB20から読み込み、携帯端末1に送信し、携帯端末1からの取扱報告内容データと営業職員の署名データを受信し、作成番号に対応付けて第1のDB20に登録する。
[営業所端末4に対応する手段]
営業所端末4に対応する手段として、申込内容点検対応手段と、告知点検対応手段と、入金点検対応手段とを有している。
[申込内容点検対応手段]
申込内容点検対応手段は、営業所端末4からの要求により申込内容点・入力検処理に必要な保険の新契約申込データを提供し、営業所端末4からの点検・入力済申込内容データを受信して申込番号に対応付けて第2のDB30に記憶する。
点検・入力済申込内容データを申込番号に対応付ける配番処理については後述する。
[告知点検対応手段]
告知点検対応手段は、営業所端末4からの要求により告知点検・入力処理に必要な保険の告知内容データを提供し、営業所端末4からの点検・入力済告知内容データを受信して申込番号に対応付けて第2のDB30に記憶する。
点検・入力済告知内容データを申込番号に対応付ける配番処理については後述する。
[入金点検対応手段]
入金点検対応手段は、営業所端末4からの要求により入金点検・入力処理に必要な保険の決済内容データを提供し、営業所端末4からの点検・入力済入金内容データを受信して申込番号に対応付けて第2のDB30に記憶する。
点検・入力済入金内容データを申込番号に対応付ける配番処理については後述する。
[ホストコンピュータにおける配番処理:図17]
次に、ホストコンピュータ10における配番処理について図17を参照しながら説明する。図17は、ホストコンピュータでの配番処理のフローチャートである。
ホストコンピュータ10の制御部は、営業所端末4から第2のDB30に作成番号が登録されているか否かの問い合わせがあるか判定し(S31)、問い合わせがなければ(Noの場合)、判定処理S31を繰り返す。
営業所端末4からの問い合わせがあった場合(Yesの場合)、第2のDB30に作成番号が登録されているか否かを判定する(S32)。
第2のDB30に作成番号が登録されていれば(Yesの場合)、ホストコンピュータ10の制御部は、作成番号と対応する申込番号を営業所端末4に通知し(S33)、処理を終了する。
第2のDB30に作成番号が登録されていなければ(Noの場合)、ホストコンピュータ10の制御部は、作成番号が第2のDB30に登録されていないことを通知する(S34)。更に、申込番号の要求(配番要求)が営業所端末4からあるか否かを判定し(S35)、要求がなければ(Noの場合)、判定処理S31に戻る。
判定処理S35で、営業所端末4から申込番号の要求があれば(Yesの場合)、ホストコンピュータ10の制御部は、未使用の申込番号を検索して、検索した申込番号を営業所端末4に通知して(S36)、処理を終了する。
その後に、ホストコンピュータ10は、営業端末4から点検・入力処理の内容データを受信し、申込番号と作成番号に対応付けて第2のデータベースに点検・入力処理の内容データ(点検・入力済申込内容データ又は点検・入力済告知内容データ)を記憶する。
尚、判定処理S32でNoの場合に、処理S34で営業所端末4に作成番号が登録されていないことを通知し、処理S35で営業所端末4から申込番号の要求を受け付けるようにしているが、処理S34,S35を省略して処理S36を行ってもよい。
以上は、申込内容点検対応手段、告知点検対応手段における配番処理を説明したが、入金点検対応手段における配番処理の場合は、処理S33と処理S36の後に、第2のDB30に申込番号に決済番号を対応付ける処理を追加することになる。つまり、ホストコンピュータ10は、営業端末4から決済番号が付与された点検・入力処理の内容データを受信し、申込番号と作成番号に決済番号を対応付けて第2のデータベースに点検・入力処理の内容データ(点検・入力済入金内容のデータ)を記憶する。
[本社端末5に対応する手段]
本社端末5に対応する手段として、全点検対応手段とを有している。
全点検対応手段は、申込の親権者の自署、申込の続柄「その他」の妥当性、取扱報告書の取扱自署等の点検に必要なデータを第2のDB30から読み込み、本社端末5に提供し、本社端末5で点検されたデータを受信する。
全点検対応手段で正常な点検が為されると、第2のDB30に記憶した申込番号に対応する新契約申込内容のデータを第3のDB40に移行する。
第2のDB30から第3のDB40へのデータ移行に際して、ホストコンピュータ10の制御部は、お客様番号に対してお客様情報を管理するお客様データベースを申込情報の保険契約者の情報で検索して該当するお客様番号を取得し、第3のDB40に証券番号、お客様番号、申込情報を保険情報として記憶し、保険情報を証券番号で管理する。
また、第2のDB30から第3のDB40にデータの移行が完了すると、特定の期間(例えば1ヶ月)経過後に、第2のDB30で申込番号に対応したデータが削除され、申込番号が未使用となる。
このようにして、第1のDB20に保険の新契約申込の事前情報が登録されて必要な処理が為され、第2のDB30で申込情報として点検等が為されて、証券番号で管理される保険情報データベースの第3のDB40に新契約申込内容のデータを容易に移行できるものである。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、保険の申込者は申込内容の変更をラベル印刷機器17aでラベル印刷されてお申込内容訂正(変更)控に貼付できるため、変更事項を容易に認識でき、申込内容点検処理、入金点検処理、告知点検処理の各々独立の点検処理を第2のDB30における申込番号によって一時的に関連付ける処理を行い、証券番号で管理される第3のDB40へ申込情報を保険情報として確実にしかも効率的に移行できる効果がある。
また、本システムによれば、第1のDB20における保険申込の事前情報という確定していない情報から申込書点検・入力処理等により確認処理された申込情報を第2のDB30にデータ移行し、更に、その申込情報から証券番号で管理される証券情報を第3のDB40にデータ移行するようにしているので、保険申込の事前情報が申込情報を介して証券情報に確実にしかも効率的にデータ移行できる効果がある。
本発明は、保険の申込者は容易に申込内容の変更を認識でき、申込内容点検処理、入金点検処理、告知点検処理の各点検処理を関連付ける処理を行い、証券番号で管理されるデータベースへ申込情報を効率的に移行できる新契約申込手続処理システムに好適である。
1...携帯端末、 2a,2b...基地局、 3a...公衆ネットワーク、 3b...社内ネットワーク、 4...営業所端末、 5...本社端末、 10...ホストコンピュータ、 11...制御部、 12...記憶部、 13...表示部、 14...入力部、 15...通信部、 16...インタフェース部16、 17...外部接続機器、 17a...ラベル印刷機器、 17b...カード決済機器、 20...第1のデータベース(第1のDB)、 30...第2のデータベース(第2のDB)、 40...第3のデータベース(第3のDB)、 41...制御部、 42...記憶部、 43...インタフェース部、 44...表示部、 45...入力部

Claims (8)

  1. 携帯端末とホストコンピュータとを備える新契約申込手続処理システムであって、
    前記ホストコンピュータには、作成番号に対応付けて保険申込の事前情報を記憶する第1のデータベースと、申込番号に対応付けて確認処理された申込情報を記憶する第2のデータベースと、証券番号に対応付けて保険情報を記憶する第3のデータベースとが接続され、更に、営業所端末と本社端末が接続され、
    前記携帯端末は、ラベル印刷機器と決済機器を有する外部接続機器が接続可能であり、前記第1のデータベースから保険申込の事前情報を基に、作成番号に対応した意向申込内容確認画面、お客様情報確認画面、重要書類受領確認画面を作成して表示部に表示し、前記重要書類受領確認画面から入力された保険契約者、被保険者の署名データを前記作成番号と共に前記ホストコンピュータに送信し、前記保険申込の事前情報に変更があると、作成番号と変更内容のデータを前記ホストコンピュータに送信し、前記変更内容を反映させた変更事項のデータを前記ホストコンピュータから受信すると、前記ラベル印刷機器に変更事項を印刷させ、作成番号と入力された告知内容のデータを前記ホストコンピュータに送信し、前記決済機器で決済手続が為されると、作成番号に決済番号を付与して入金内容のデータを前記ホストコンピュータに送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記携帯端末からの前記署名データ、前記変更内容のデータ、前記告知内容のデータ、前記入金内容のデータを受信して前記第1のデータベースに作成番号に対応付けて記憶し、
    前記営業所端末は、前記第1のデータベースに記憶されたデータに基づいて申込内容点検・入力処理、告知点検・入力処理、入金点検・入力処理のいずれかを開始すると、開始された点検・入力処理に係る申込情報の作成番号が前記第2のデータベースに登録されているかを前記ホストコンピュータに問い合わせ、登録されていれば前記作成番号に対応する申込番号を取得し、登録されていなければ未使用の申込番号を取得し、取得した申込番号と前記点検・入力処理の内容のデータを前記ホストコンピュータに送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が前記第2のデータベースに登録されていれば、前記作成番号と対応する申込番号を前記営業所端末に送信し、当該作成番号が前記第2のデータベースに登録されていなければ、前記作成番号と未使用の申込番号を前記営業所端末に送信し、前記営業所端末から前記点検・入力処理の内容データを受信し、前記申込番号と前記作成番号に対応付けて前記第2のデータベースに前記点検・入力処理の内容データを記憶し、
    前記本社端末は、前記申込内容点検・入力処理、前記告知点検・入力処理及び前記入金点検・入力処理が終了すると、前記第2のデータベースに記憶されたデータを前記第3のデータベースに証券情報に対応付けて保険情報として移行して記憶することを特徴とする新契約申込手続処理システム。
  2. 営業所端末は、第1のデータベースに記憶された、作成番号に決済番号が付与された入金内容のデータに基づいて入金点検・入力処理が開始されると、当該入金点検・入力処理に係る申込情報の作成番号が第2のデータベースに登録されているかをホストコンピュータに問い合わせ、登録されていれば前記作成番号に対応する申込番号を取得し、当該申込番号に前記決済番号を付与して点検・入力済入金内容のデータを前記ホストコンピュータに送信し、登録されていなければ未使用の申込番号を取得し、取得した申込番号に前記決済番号を付与して前記点検・入力済入金内容のデータを前記ホストコンピュータに送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が前記第2のデータベースに登録されていれば、前記作成番号と対応する申込番号を前記営業所端末に送信し、当該作成番号が前記第2のデータベースに登録されていなければ、前記作成番号と未使用の申込番号を前記営業所端末に送信し、前記営業所端末から前記決済番号が付与された前記点検・入力済入金内容のデータを受信し、前記申込番号と前記作成番号に前記決済番号を対応付けて前記第2のデータベースに前記点検・入力済入金内容のデータを記憶することを特徴とする請求項1記載の新契約申込手続処理システム。
  3. ホストコンピュータは、第2のデータベースから第3のデータベースに保険情報として移行した場合に、前記第2のデータベースから申込番号に対応するデータを削除して当該申込番号を未使用にすることを特徴とする請求項1又は2記載の新契約申込手続処理システム。
  4. ラベル印刷機器は、印刷された申込内容控に対して、お申込内容訂正(変更)控に貼付されるラベルに変更事項を印刷することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の新契約申込手続処理システム。
  5. 携帯端末は、告知内容のデータをホストコンピュータに送信する前に、告知内容確認・署名画面を表示部に表示し、当該告知内容確認・署名画面から入力された被保険者の署名データと前記告知内容のデータを作成番号と共に前記ホストコンピュータに送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記携帯端末からの前記告知内容のデータと前記署名データを受信して前記第1のデータベースに前記作成番号に対応付けて記憶することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の新契約申込手続処理システム。
  6. ホストコンピュータは、第2のデータベースから第3のデータベースに保険情報として移行する場合に、お客様番号に対してお客様情報を管理するお客様データベースを申込情報の保険契約者の情報で検索して該当するお客様番号を取得し、第3のデータベースに証券番号、お客様番号、申込情報を保険情報として記憶することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の新契約申込手続処理システム。
  7. 作成番号に対応付けて保険申込の事前情報を記憶する第1のデータベースと、申込番号に対応付けて確認処理された申込情報を記憶する第2のデータベースと、証券番号に対応付けて保険情報を記憶する第3のデータベースとが接続され、携帯端末、営業所端末と本社端末と通信を行うホストコンピュータで動作する処理プログラムであって、
    前記ホストコンピュータの制御部に前記処理プログラムが読み込まれて実現される処理手段として、
    前記営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、前記第2のデータベースに当該作成番号が登録されていれば、前記作成番号と対応する申込番号を前記営業所端末に送信し、前記第2のデータベースに当該作成番号が登録されていなければ、前記作成番号と未使用の申込番号を前記営業所端末に送信し、前記営業所端末から点検・入力処理の内容データを受信し、前記申込番号と前記作成番号に対応付けて前記第2のデータベースに前記点検・入力処理の内容データを記憶する手段を有することを特徴とする処理プログラム。
  8. 請求項7記載の処理プログラムであって、
    営業所端末からの作成番号の登録の問い合わせに対して、当該作成番号が第2のデータベースに登録されていれば、前記作成番号と対応する申込番号を前記営業所端末に送信し、当該作成番号が前記第2のデータベースに登録されていなければ、前記作成番号と未使用の申込番号を前記営業所端末に送信し、前記営業所端末から決済番号が付与された点検・入力済入金内容のデータを受信し、前記申込番号と前記作成番号に前記決済番号を対応付けて前記第2のデータベースに前記点検・入力済入金内容のデータを記憶する手段を有することを特徴とする処理プログラム。
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