JP2005169951A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録素子基板と、記録素子基板の側周部を囲むように収容して配置されるプレートと、この上に配置され、記録素子基板に対する電気配線部が形成された電気配線テープ部材と、プレートに囲まれた記録素子基板の周りの空間を埋める第1の封止材と、上記電気配線部の部分を被覆する第2の封止材と、が具えられるインクジェット記録ヘッドの構成にあって、第2の封止材を支えるのに利用されていた電気配線テープの薄型化による剛性低下に対しても、電気接続部の応力集中が緩和されるようにする。
【解決手段】 電気配線テープの張り出し部分H1305を介し、第2の封止材H1308を支える支持部材として、プレートH1401’に突起H1402を設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、記録媒体の被記録面に対してインクを吐出し、記録動作を行うインクジェット記録ヘッドに関し、特にインクを吐出するために利用されるエネルギを発生するための記録素子が形成された基板にフレキシブルフィルム基板が実装されるインクジェット記録ヘッドに適用して好適なものである。
インクジェット記録装置は、ノンインパクト記録方式の記録装置であり、記録時における騒音がほとんどないこと、様々な種類の記録媒体に対して高精細な画像を高速で記録可能であることなど、優れた特長をもつ。このようなことから、プリンタ、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどのパーソナルもしくはオフィスユースの記録装置だけでなく、さらに近年では各種処理装置と複合的に組み合わせた捺染装置や印刷装置など産業目的の記録装置にも広く採用されている。
インクジェット記録は、微細な吐出口から微少量のインクを例えば滴として吐出させ、これを記録媒体に付与して記録を行うもので、代表的な方式としては、通電に応じて発熱する電気熱変換素子(ヒータ)を用い、インクを加熱発泡させることにより生じる圧力を利用して記録を行うものがある。これは、電気熱変換素子および配線等を高密度に多数配置したインクジェットヘッド用基板を容易かつ精度高く製造することができることから、記録の高精彩化および高速化を実現できるものである。さらにこれにより、インクジェットヘッドないしはこれを用いる記録装置の一層のコンパクト化を図ることができる。
インクジェット記録方式では、インクを吐出するためのノズルないし吐出口を有するインクジェット記録ヘッドと、このヘッドに対してインクを供給する供給系とから構成されるのが一般的である。そして電気熱変換素子を用いたインクジェット記録ヘッドでは、電気熱変換素子をノズルを構成する液路内に設け、これに記録信号となる電気パルスを与えることによりインクに熱エネルギを付与し、そのときのインクの相変化により生じる発泡(沸騰)時の気泡圧力をインクの吐出に利用するのである。
かかる熱エネルギを利用するタイプのインクジェット記録ヘッドには、電気熱変換素子が配列された基板の主平面に対して、平行な方向に記録液を吐出させる形態のもの(エッジシュータと称される)と、垂直な方向にインクを吐出させる形態のもの(サイドシュータと称される)がある。ここで、サイドシュータ型のものを例に挙げ、インクジェット記録ヘッドの具体的な構成について説明する。
図1〜図3はサイドシュータ型の記録ヘッドの代表例を示す斜視図である。なお、この構成は、基本的に、後述する本発明を好ましく適用できるものである。
インクジェット記録ヘッドH1000は、概して、記録素子ユニットH1002とインク供給ユニットH1003とタンクホルダH2000とからなっている。ここで、図3に示すように、記録素子ユニットH1002は、第1の記録素子基板H1100、第2の記録素子基板H1101、基台である第1のプレートH1200、可撓性の配線部材である電気配線テープH1300、電気コンタクト基板H2200、および記録素子基板の収容部である第2のプレートH1400で構成され、これらが一体に組み立てられてインク供給ユニットH1300に取り付けられる。また、インク供給ユニットH1003は、インク供給部材H1500、流路形成部材H1600、ジョイントシール部材H2300、フィルタH1700およびシールゴムH1800から構成され、これらが一体に組み立てられてタンクホルダH2000に収納される。
ここで、記録素子ユニットH1002の構成について説明する。
記録素子ユニットH1002は、概ね以下の工程を経て作製される。
工程1:第1のプレートH1200と第2のプレートH1400との接合によるプレート接合体の形成。
工程2:プレート接合体への、2つの記録素子基板H1100およびH1101のマウント。
工程3:電気配線テープH1300の電極端子H1302と各記録素子基板の電極部との位置合せ、および電気配線テープの上記プレート接合体への接合。
工程4:電気配線テープH1300の電極端子H1302と各記録素子基板の電極部との接続。
工程5:上記電気接続部の封止。
以下に、上述の各工程をさらに詳しく説明する。
工程1
第1のプレートH1200には、第1の記録素子基板H1100にブラックのインクを供給するためのインク供給口H1201と第2の記録素子基板H1101にシアン、マゼンタおよびイエローのインクを供給するためのインク供給口H1201が形成されている。第2のプレートH1400は各インク供給口H1201が露出するように第1プレートH1200に接合される。ここで、第2プレートH1400と第1プレートH1200とが接合し、インク供給口H1201が露出した部分に、二つの記録素子基板H1100およびH1101が入るデバイスホールH1401が形成される。
工程2
第1の記録素子基板H1100および第2の記録素子基板H1101は、このデバイスホールH1401内で露出した第1プレートH1200の部分に位置精度高く接着固定される。このときの位置決めは、第1プレートH1200に形成されたX方向位置基準面H1204とY方向位置基準面H1205とに対して行われる。なお、インクを吐出するための吐出口を複数有する記録素子基板は、サイドシュータ型のインクジェット記録ヘッドに採用される公知の構造を有する。
工程3
電気配線テープH1300は、ベースフィルム、銅箔配線、および配線を保護するカバーフィルムあるいはソルダーレジストの積層体からなる。ベースフィルムは、例えばポリイミド樹脂で厚さ25〜125μmに形成されている。一方、銅箔配線は厚さ35μmに形成され、二つの記録素子基板と電気コンタクト基板H2200とを結ぶ所定の形状のトレースを有する。電気配線テープH1300の記録素子基板組み込み部は、デバイスホールH1401と略同一形状のデバイスホールH1304が形成されており、記録素子基板の電極部に対応するデバイスホールの二つの辺には、接続端子として表面が金でメッキされた電気端子H1302の列が延在する。電気配線テープH1300は、カバーフィルムの側において第2プレートH1400の表面に熱硬化型エポキシ樹脂接着層を介して固定される。電気配線テープH1300のベースフィルムは、記録素子ユニットのキャッピング部材などが当接するために平滑な面となっている。
工程4
電気配線テープH1300と二つの記録素子基板との電気接続は、電気配線テープの電気端子H1302と、例えば各記録素子基板の電極部上に予め設けられたバンプとに対し、シングルポイントのインナーリードボンディング(Inner Lead Bonding;以下、ILBと略す)を施すことにより行われる。
工程5
ILB後、電気接続部が露出すると、吐出口から飛散した微細なインク滴もしくは記録媒体上より跳ね上がったインク滴が電極部に付着して、電極部やその下地金属を腐食するおそれがあるので、電極部はエポキシ樹脂等の封止性およびイオン遮断性に優れた封止材H1308(図2)により被覆され、封止されている。また、インク供給口H1201から各吐出口H1107まで密閉性の高いインク連通路が形成されるよう、各記録素子基板の周囲とデバイスホールとの隙間部分を含めて、封止材H1307により被覆される。
ここで、各記録素子基板の周囲に適用される封止材(第1の封止材)H1307には、流動性が高く、かつ硬化後に各記録素子基板に対し硬化収縮などの応力を与えない弾力性の高いものが選定される。一方、電気接続部に対する封止材(第2の封止材)H1308には、吐出口の形成面に付着したインク滴を適時払拭するためのゴムなどのワイパーブレードに対する磨耗耐久性や、記録媒体が万が一接触した場合に剥がれが生じないような耐久性を考慮して、硬質のものが選定される。
この後、電気配線テープの電気入力側である電気端子接続部H1303と、記録装置本体から電気信号を伝えるための電気コンタクト基板H2200とは、例えばACF(An-isotrophic Conductive Film)により接続され、この端子接続部分も上述した封止材などで被覆される。
以上の工程を経て作製された記録素子ユニットH1002と、インク供給ユニットH1003とを、ジョイントシール部材H2300を介して接合するとともに、第1のプレートに形成した2箇所のビス止め部1206にそれぞれ設けられたビス固定位置H1207を通して、インク供給ユニットH1003のビス止めボス部1517にビスH2400を螺着することで固定する。この際、第1のプレートに形成した位置基準面H1204、H1205および裏面側の平面がインク供給ユニットH1003側の突き当て部H1509、H1510およびH1511に突き当たる。これにより、X方向(主走査方向)、Y方向(副走査方向)およびZ方向(インク吐出方向)の記録素子ユニットH1002の位置決めがなされる。また、電気コンタクト基板H2200は、その端子位置決め穴H1309および端子結合穴H1310に対し、インク供給ユニットH1003の端子固定部H1512に設けた端子位置決めピンH1515および端子結合ピンH1516が嵌入することで、位置決め・固定される。
しかる後に、これら記録素子ユニットH1002とインク供給ユニットH1003との組み立て体にタンクホルダH2000を取り付けることによって、図1に示すようなインクジェット記録ヘッドH1000が完成する。そしてタンクホルダH2000にインクタンク(不図示)を取り付けると、インクはインク供給ユニットH1003のフィルタH1700からインク流路形成部材H1600のインク流路H1501を介して供給され、さらにインク導入口H1602から記録素子ユニットH1002に導入することが可能となる。
なお、上述したインクジェット記録ヘッドは、ブラックインク吐出用の部分とカラーインク吐出用の部分とを一体にした記録ヘッドについて説明を行ったが、それらを別体にした各色毎の記録素子基板を有するインクジェット記録ヘッドを構成する際にも、同様の製法を採用することができるものである。
しかし上述したインクジェット記録ヘッドにおいては、信頼性を低下させるおそれのある次のような問題があった。
上述のように、電気配線テープH1300と記録素子基板との相互の電気接続部を被覆する第2の封止材H1308は、硬く耐久性に富んでいるものが採用されている。従って、記録素子基板の外周を封止している軟らかい第1の封止材H1307の上にこの第2の封止材H1308が位置する部分では、第1の封止材H1307の変形に伴って局部的外力が加わることでひび割れが生じることがあり、このひび割れ部分からインクが沁み込み、電気接続部を腐食させ得る。
このような問題を解決するために、電気配線テープの電気端子H1302列の両脇のデバイスホールH1304との隙間部に電気配線テープのベースフィルムを張り出させ、当該張り出し部H1305の上に第2の封止材H1308が電気接続部を被覆すると同時に塗布されるようにすることで、上記問題を解決する方法が提案されている(特許文献1参照)。そしてこの文献では、特に剛性を高める場合は延在部H1305に導体層を入れることが開示されている。
特開2002−187273号公報
しかしながら、インクジェット記録装置の広範な普及に伴って、これに用いられる記録ヘッドの低廉化が一層望まれており、そのためには各構成要素の低廉化が不可欠である。そしてその一環として、比較的高価な部材である電気配線テープ1300を構成するベースフィルムや銅箔層を薄くする場合、上記構成のままでは上述した問題を完全に防ぐことができなくなるおそれが高くなる。
図4を用いてこの問題を説明する。同図(a)は記録素子ユニットの電気配線テープおよびデバイスホールの周辺をインク吐出口H1007の群H1108が形成された面(記録媒体との対向面)側から見た模式図、同図(b)はそのIVB−IVB線の模式的断面図である。
図4(a)に示すように、特許文献1に開示された技術を適用した場合、第1の記録素子基板H1100の電極部H1104に接続される電気配線テープH1300の電気端子H1302の列の両側に向けて、第1の記録素子基板H1100とデバイスホールH1401との間の部分上の空間を覆うように電気配線テープのベースフィルムを張り出し、第2の封止材H1308が電気接続部を被覆するとともに当該張り出し部H1305の上にも塗布されるようになる。
しかしながら、図4(b)に示すように、第1の封止材H1307が変形(例えば硬化収縮)した場合、これに伴って電気配線テープH1300のデバイスホールH1304の隅にある張り出し部H1305がデバイスホール底面に向かって矢印で示すように変形する。しかし、第2の封止材H1308は硬質のものであるためにその変形に追従できず、局部的に応力集中が生じて、接続安定性を損ねる結果となり得るのである。
このような問題点に鑑み、本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、下記手段により上述した問題を解決し、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを提供するに至った。
そのために、本発明のインクジェット記録ヘッドは、インクを吐出するための記録素子および該記録素子を駆動するための電力供給を受容する電極部を有し、基台上に配置された記録素子基板と、
該記録素子基板の側周部を囲むように前記記録素子基板を収容して前記基台上に配置された収容部と、
該収容部上に配置され、前記記録素子基板の前記電極部に接続される配線部が形成された可撓性の配線部材と、
前記収容部に囲まれた前記記録素子基板の周りの空間を埋める第1の封止材と、
前記記録素子基板の前記電極部およびこれに対する前記配線部材の前記配線部の部分を被覆する第2の封止材と、
前記空間に配置され、前記基台上で前記第2の封止材を支持する支持部材と、
を具えたことを特徴とする。
本発明によれば、比較的高価な部材である電気配線テープ等の配線部材を構成するベースフィルムや銅箔層が薄くなることで危惧されていた、電気接続部の応力集中が緩和され信頼性を高めることができる。すなわち、第2の封止材を支える支持部材を設けたことで、配線部材を薄くして低廉化を図っても、記録素子基板と配線部材の接続部分の信頼性および製造安定性を向上させることができる。特に、例えば比較的廉価な材料で形成できる収容部(第2のプレート)の記録素子基板の収容空間を画成するデバイスホール内側に突起を設ける構成とすれば、部品点数を増やすことがなく、また部品コストの上昇もないために、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを廉価に提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図5は本発明の第1の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図、図6(a)は記録素子ユニットの電気配線テープおよびデバイスホールの周辺を第1の記録素子H1100のインク吐出口H1007の群H1108が形成された面(記録媒体との対向面)側から見た模式図、図6(b)はそのVIB−VIB線の模式的断面図である。これらの図において、図1〜図4の各部と同様に構成できる部分については対応箇所に同一符号を付してある。
本実施形態が図4の構成と異なるのは、第2のプレートH1400’に形成する第1および第2の記録素子基板H1100およびH1101用の各デバイスホールH1401’の四隅に、電気配線テープH1300のデバイスホール張り出し部H1304に対応した突起H1402を設けたことである。突起H1402は、セラミックや樹脂あるいは金属等の母材から第2のプレートH1400’を成型するときに、その型によって一体に形成されるようにすればよい。本実施形態では、アルミナ(Al)のグリーンシートの打ち抜き型を変更することで、容易かつ廉価に形成することができた。
このようにして形成した第2のプレートH1400’を用いて、上述した工程により記録素子ユニットH1002を組み立てることで、図6(b)に示すように電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305が第2のプレートの突起H1402によって支えられることになる。従って、第1の封止材H1307に硬化収縮が生じても、これによる張り出し部H1305の下方への撓みひいては第2の封止材H1308を変形させようとする力が生じず、よって記録素子基板と電気配線テープとの電気接続部に局部的に応力が集中することがなくなり、接続安定性を損ねることもない。これにより、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを得ることができるようになった。
なお、本実施形態では、電気配線テープ側に張り出し部H1305が設けられ、これを介して第2の封止材H1308を支える構成とした。この構成は、電気接続部に向けて積極的な張り出し部分を形成することで、封止材H1308周縁部付近に電気配線テープ端部の段差が位置しないようになし、以って封止材H1308の被覆性を安定かつ良好にする上で好ましい構成である。しかし、そのような段差による封止材H1308の剥がれ等が問題とならないのであれば、電気配線テープ側に張り出し部H1305を設けず、第2のプレートの突起H1402上が封止材H1308で直接被覆されるようにすること、すなわち第2のプレートの突起H1402上が封止材H1308を直接支えるようにすることもできる。これは、後述する第2および第3の実施形態においても同様である。
また、本実施形態では、第2のプレートH1400’のデバイスホールH1401’の各隅部に対して、ほぼ角型の突起H1402を設けているが、電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305ないしは第2の封止材H1308を有効に支え得るものであれば突起の形状はこれに限られない。例えば、角型の縁部に対して斜面または曲面の面取りが施されたような形状であってもよく、かかる形状であっても第2のプレートの成型時に一体かつ容易に形成できるものであり、同様の効果を得ることが可能である。
なお、第2のプレートH1400’は、記録素子ユニットの他の各部の構成に影響を及ぼさず、従ってその基本設計や製造工程に顕著な変更を要するものではない。従って、適用される記録素子基板H1100およびH1101についても、サイドシュータ型インクジェット記録ヘッドとして公知の構造を有するものを採用できるが、図7および図8を用いて簡単に説明する。
図7は第1の記録素子基板H1100を示し、ブラックインク用として用いられる。また図8は第2の記録素子基板H1101を示し、カラーインク用として用いられる。両基板とも、厚さ0.5mm〜1mmのシリコン基板H1110に、各色ごとのインク流路として長溝状の貫通口からなるインク供給口H1102が設けられ、このインク供給口に対してインク供給ユニットH1003のインク導入口H1602(図3)から対応するインクが導入される。また、各色のインク供給口H1102を挟んだ両側にそれぞれ1列ずつ、配列ピッチを1/2だけY方向にずらした千鳥状の配列を有する吐出エネルギ発生手段である電気熱変換素子H1103の列が設けられている。この電気熱変換素子に対応する位置には、インク流路壁H1106によって形成される液路と、この液路に連通するとともに記録媒体に向けてインクを吐出するためのインク吐出口H1107の群H1108が形成されている。なお、カラーインク用の第2の記録素子基板H1101は、イエロー、マゼンタおよびシアンの3色に対して各2列ずつの吐出口を有した一体構成となっているが、別体に構成されるものでもよい。
さらに、電気熱変換素子H1103の配列方向(図のY方向)に直交する方向(図のX方向)の記録素子基板の2つの辺に沿って、第1の記録素子基板上に形成された電気熱変換素子や第1の記録素子基板に作り込まれた駆動回路と外部との電気的接続を行うための電極部H1104が形成されている。電極部H1104には、電気配線テープH1300の端子H1302と接続を行うためのAu等のボール状バンプ(スタッドバンプ)H1105が、例えばワイヤーボンディング装置を適用して形成されている。
なお、インクを吐出するために利用されるエネルギを発生する素子としては、通電に応じてインクを加熱発泡させる熱エネルギを発生する電気熱変換素子に限られず、その他のものでもよい。
さて、図5に示した構成の記録素子ユニットH1102を用いて組み立てた記録ヘッドH1100は、プリンタ、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどの装置に搭載可能であり、さらには各種処理装置と複合的に組み合わせた産業記録装置にも搭載可能なものである。そして、このインクジェット記録ヘッドを用いることによって、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど種々の記録媒体に記録を行うことができる。なお、本明細書において、「記録」とは、文字や図形などの意味を持つ画像を記録媒体に対して付与することだけでなく、パターンなどの意味を持たない画像を付与することも意味する。
図9は上記インクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置の一構成例を示す模式的斜視図である。
図示の装置において、キャリッジ500は無端ベルト501に固定され、かつガイドシャフト502に沿って移動可能になっている。無端ベルト501はプーリ503および504に巻回され、プーリ503にはキャリッジ駆動モータ504の駆動軸が連結されている。従って、キャリッジ500は、モータ504の回転駆動に伴いガイドシャフト502に沿って往復方向(A方向)に主走査される。キャリッジ500上には、カートリッジ形態の上記インクジェット記録ヘッドH1000が搭載され、さらに使用するインク色に対応した個数のインクタンク404が搭載される。
また、図示の装置には、キャリッジの主走査方向上の移動位置を検出するなどの目的でリニアエンコーダ506が設けられている。リニアエンコーダ506の一方の構成要素としてはキャリッジ500の移動方向に沿って設けられたリニアスケール507があり、このリニアスケール507には所定密度で、等間隔にスリットが形成されている。一方、キャリッジ500には、リニアエンコーダ506の他方の構成要素として、例えば、発光部および受光センサを有するスリットの検出系508および信号処理回路が設けられている。従って、リニアエンコーダ506からは、キャリッジ500の移動に伴って、インク吐出タイミングを規定するための吐出タイミング信号およびキャリッジの位置情報が出力される。
プリント媒体としての記録紙Pは、キャリッジ500のスキャン方向と直交する矢印B方向に間欠的に搬送される。記録紙Pは搬送方向上流側の一対のローラユニット509および510と、下流側一対のローラユニット511および512とにより支持され、一定の張力を付与されて記録素子ユニットH1102の吐出口形成面に対する平坦性を確保した状態で搬送される。各ローラユニットに対する駆動力は、図示しない用紙搬送モータから伝達される。
以上のような構成によって、キャリッジ500の移動に伴いインクジェット記録ヘッドの吐出口の配列幅に対応した幅のプリントと用紙Pの搬送とを交互に繰り返しながら、用紙P全体に対するプリントが行われる。
なお、キャリッジ500は、プリント開始時またはプリント中に必要に応じてホームポジションで停止する。このホームポジションには、各インクジェットヘッドの吐出口が設けられた面(吐出口面)をキャッピングするキャップ部材513が設けられ、このキャップ部材513には吐出口から強制的にインクを吸引して吐出口の目詰まり等を防止するための吸引回復手段(不図示)が接続されている。また、記録素子ユニットH1102の吐出口形成面を払拭するためのワイピング部材550が昇降可能に設けられている。
(第2の実施形態)
図10は本発明の第2の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図であり、図1〜図4の各部と同様に構成できる部分については対応箇所に同一符号を付してある。
本実施形態が図5の構成と異なるのは、図4と同様の形状のデバイスホールH1401をもつ第2のプレートH1400を用いる一方、第1および第2の記録素子基板H1100およびH1101用の各デバイスホールH1401の四隅に、電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305の下部に位置するよう、第2のプレートのデバイスホールH1401の深さと同等の高さの支持部材H1403を配置したことである。本例では、アクリル製の微小な略立方体(0.6mm×0.6mm×0.6mm)形状を有する支持部材H1403を作製し、第1および第2のプレートH1200およびH1400が組み立てられた後、各デバイスホールH1401の四隅に支持部材H1403を接着して形成した。
その他は上述した工程と同様にして記録素子ユニットH1002を組み立てることで、電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305が指示部材H1403によって支えられることになる。従って、第1の封止材H1307に硬化収縮が生じてもこれによる下方への撓みが生じず、よって記録素子基板と電気配線テープとの電気接続部に局部的に応力が集中することがなくなり、接続安定性を損ねることもない。これにより、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを得ることができるようになる。
(第3の実施形態)
図11は上記第2の実施形態の変形例としての第3の実施形態を示す。この例では、上述した電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305の裏側、すなわちデバイスホールH1401に対面する側に、上記第2の実施形態と同様、デバイスホールの深さと同等のアクリル製の支持部材H1403を配置することで同様の効果を得るものである。
すなわち、その他は上述した工程と同様にして記録素子ユニットH1002を組み立てることで、電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305が指示部材H1403によって支えられることになる。従って、第1の封止材H1307に硬化収縮が生じてもこれによる下方への撓みが生じず、よって記録素子基板と電気配線テープとの電気接続部に局部的に応力が集中することがなくなり、接続安定性を損ねることもない。これにより、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを得ることができるようになる。
なお、電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305ないしは第2の封止材H1308を有効に支え得るものであれば、支持部材の形状は略立方体状のものに限られないのは勿論である。また、その材質もアクリルに限られることなく、廉価かつ容易に作製可能なものとすることができ、例えば、金属、セラミックあるいは成型容易な樹脂などを用いてもよい。
(第4の実施形態)
図12は本発明の第4の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図である。本実施形態では、図4と同様の形状のデバイスホールH1401をもつ第2のプレートH1400を用いる一方、電極配線テープの張り出し部H1305の角状に突出させた部分を、裏側すなわち、第2のプレートH1400のデバイスホールH1401側に折り曲げて形成し、この折り曲げ部H1306を、電気配線テープのデバイスホール張り出し部H1305ないしは第2の封止材H1308を支える支持部材としたものである。その折り曲げ量としては、デバイスホールH1400と同等の高さとなるように0.6mmとすれば、上述と同様の組み立て後、第1の封止材H1307に硬化収縮が生じても、折り曲げ部H1306の先端が電極配線テープを支えて下方への撓みを阻止するので、記録素子基板と電気配線テープとの電気接続部に局部的に応力が集中することがなくなり、接続安定性を損ねることもない。これにより、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを得ることができるようになる。
なお、折り曲げ量としては、折り曲げ部H1306の先端が第1のプレートH1200の上面に完全に着地したものとしなくてもよい。要は、電気配線テープとの電気接続部に局部的に好ましくない応力集中が生じない程度に、電気配線テープの変形を許容する量であればよい。
本発明を適用可能なインクジェット記録ヘッドの一例を示す斜視図である。 図1のインクジェット記録ヘッドの主たる構成要素である記録素子ユニット、インク供給ユニットおよびタンクホルダーを分解して示す斜視図である。 図2に対して記録素子ユニットおよびインク供給ユニットをさらに分解して示す斜視図である。 (a)は従来の記録素子ユニットの電気配線テープおよびデバイスホールの周辺を記録媒体との対向面側から見た模式図、(b)はそのIVB−IVB線の模式的断面図である。 本発明の第1の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図である。 (a)図5の記録素子ユニットの電気配線テープおよびデバイスホールの周辺を記録媒体との対向面側から見た模式図、(b)はそのVIB−VIB線の模式的断面図である。 本発明を適用可能なインクジェット記録ヘッドの第1の記録素子基板の構成を説明するための斜視図である。 本発明を適用可能なインクジェット記録ヘッドの第2の記録素子基板の構成を説明するための斜視図である。 本発明を適用したインクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置の概略構成例を示す模式的斜視図である。 本発明の第2の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図である。 本発明の第4の実施形態による記録素子ユニットの分解斜視図である。
符号の説明
H1000 記録ヘッドカートリッジ
H1001 記録ヘッド部
H1002 記録素子ユニット
H1003 インク供給ユニット
H1100 第1の記録素子基板
H1101 第2の記録素子基板
H1102 インク供給口
H1103 電気熱変換素子
H1104 電極部
H1105 バンプ
H1106 インク流路壁
H1107 吐出口
H1108 吐出口群
H1110 シリコン基板
H1200 第1のプレート
H1201 インク供給口
H1204 X方向基準面
H1205 Y方向基準面
H1206 ビス止め部
H1207 ビス固定位置
H1300 電気配線テープ
H1301 外部信号入力端子
H1302 電極端子
H1303 電極端子接続部
H1304 デバイスホール
H1305 デバイスホール張り出し部
H1306 屈曲部
H1307 第1の封止材
H1308 第2の封止材
H1309 端子位置決め穴
H1310 端子結合穴
H1400、H1400’ 第2のプレート
H1401、H1401’ デバイスホール
H1402 突起
H1403 支持部材
H1500 インク供給部材
H1501 インク流路
H1502 タンク位置決め穴
H1503 第1の穴
H1504 第2の穴
H1508 係合部
H1509 X方向突き当て
H1510 Y方向突き当て
H1511 Z方向突き当て
H1512 端子固定部
H1515 端子位置決めピン
H1516 端子結合ピン
H1517 ビス止めボス部
H1518 接着剤塗布部
H1600 流路形成部材
H1601 装着ガイド
H1602 インク導入口
H1603 ビス止めボス部
H1604 Z方向基準面
H1605 接着剤塗布部
H1700 フィルタ
H1800 シールゴム
H2000 タンクホルダ
H2200 電気コンタクト基板
H2300 ジョイントシール部材
H2400 ビス

Claims (7)

  1. インクを吐出するための記録素子および該記録素子を駆動するための電力供給を受容する電極部を有し、基台上に配置された記録素子基板と、
    該記録素子基板の側周部を囲むように前記記録素子基板を収容して前記基台上に配置された収容部と、
    該収容部上に配置され、前記記録素子基板の前記電極部に接続される配線部が形成された可撓性の配線部材と、
    前記収容部に囲まれた前記記録素子基板の周りの空間を埋める第1の封止材と、
    前記記録素子基板の前記電極部およびこれに対する前記配線部材の前記配線部の部分を被覆する第2の封止材と、
    前記空間に配置され、前記基台上で前記第2の封止材を支持する支持部材と、
    を具えたことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記配線部材は、前記空間上に張り出した部分を有し、前記支持部材は当該張り出し部分を介して前記第2の封止材を支持することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記支持部材はセラミック、金属および樹脂のいずれかから形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記支持部材は、前記空間を画成する前記収容部の突起として一体に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記配線部材は、前記空間上に張り出した部分を有し、前記支持部材は当該張り出し部分を前記基台に向けて折り曲げて形成された部分であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記記録素子は、インクを吐出するために利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する電気熱変換素子を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記基台は、前記記録素子基板に対してインクを供給するための供給口が形成された部材であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
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