JP2005165182A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 FBS機能を使用して原稿の読取りを行うに際して、読取り後に、原稿の取り忘れが発生しないように、原稿の取り残しを検知する機構を設けて、オペレータに対して知らせる手段を設ける。
【解決手段】 FBS機能に対応するプラテン21に対しては、原稿をセットしてから原稿押圧板部材25を閉じて、走査装置による読取りの動作に対応させる。前記押圧板部材のヒンジ部26に近接させてセンサS1を設け、プラテン21の所定の位置には原稿のサイズ検知用のセンサS2を配置し、それ等のセンサの情報を制御装置に伝達して、押圧板の開閉と読取りの動作の終了信号を用いて、原稿の取り残しを検知して、警報を出力させるようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像読取装置のプラテン上にセットした原稿が、一定の時間経過後に取り出されない場合に、警告を発してオペレータに気付かせる手段を設けた装置に関する。
複写機やFAX(ファクシミリ装置)、プリンタもしくはそれ等の機能を複合した複合機においては、記録部を設けた装置本体の上部に画像読取装置を設けて、原稿を走査した画像情報を、記録部に向けて伝達して記録紙を作成するように構成している。前記画像読取装置においては、シートものの原稿を搬送しながら読み取るADF(自動原稿搬送装置)と、ブックものの原稿の開いた頁をプラテンに押圧して、前記プラテンの下面に沿って走査装置を移動させながら読み取る、いわゆるフラットベッドスキャナ方式(FBS)の読取り手段とを設けている。前記FBSにおいて、シートものの原稿を読み取る場合には、プラテン上に原稿をセットしてから原稿押圧板部材を閉じて、原稿の画像面をプラテンに向けて均一な力で押圧する状態で、走査装置をプラテンの下面に沿わせて定速で移動させながら、原稿の画像を読み取ってその画像信号をデジタル信号として出力する。
ところが、オフィス等で使用される画像形成装置では、不特定多数の人が使用するものであり、他の仕事と掛け持ちでコピーを取ったりする場合に、作成したコピーのみを持ち帰って、特にシートものの原稿をそのまま忘れたりすることが多くある。そこで、前述したような原稿を持ち帰ることを忘れた場合でも、原稿の取り残しを検知して警報を発する手段を設けることが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平5−27493号公報
前記従来例においては、プラテンカバーの開閉の動作を検知した信号を基準にして、原稿の取り忘れの警報を出力させる機構を用いている。つまり、原稿の読取りの動作が終了してから一定の時間経過後に、カバーが開かれないことが検知されると、原稿の取り忘れが発生したものとして、警報発生手段を動作させるようにしている。しかしながら、オペレータが他の仕事と掛け持ちでコピー作成の仕事をしているときや、コピー作成中に他人から話しかけられたりした場合等で、注意力が集中されない場合には、プラテンカバーを開いても、原稿を取り出さずにそのまま帰ったりすることがある。つまり、原稿が残っていても、プラテンカバーの開閉が検知されていることから、警報機構が動作されない場合がある。
本発明は、原稿の取り忘れを検知するための基準を、プラテンに設けた原稿検知手段の検知信号を用いて行い、原稿押圧板部材(プラテンカバー)の開閉に如何にかかわらず、検知の動作を行い得るようにした装置を提供することを目的としている。
本発明は、プラテンの上にセットした原稿を、原稿押圧板部材により押圧して位置決めし、前記プラテンの下面に沿って定速で移動させる走査装置を用いて、前記原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に関する。
請求項1の発明は、前記原稿押圧板部材の開閉を検知する開閉検知手段と、
前記原稿押圧板部材を閉じる情報に応じて、プラテン上の原稿を検知する原稿検知手段と、前記プラテン上の原稿が読取り動作の終了後に検知された場合に、警告を出力する警告手段と、を設け、
前記警告手段においては、原稿の読取り動作後に一定の時間その原稿の検知信号をホールドし、原稿押圧手段が開閉されない場合に、原稿が残っていることを警告する手段を設けたことを特徴とする。
する。
請求項2の発明は、前記原稿押圧板部材を閉じた際に、原稿検知手段で原稿が検知された情報により、原稿ありの信号をホールドし、
ついで、コントロールパネルの入力キーが押されて、原稿の読取りの動作が行われてから、所定の時間が経過しても原稿を取り出されない場合に、原稿が残っている状態を知らせる警告手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記原稿押圧板部材の開閉を検知する開閉検知手段として、前記原稿押圧板部材の支持部近傍に設けた検知手段の情報を、前記プラテン上の原稿を検知する原稿検知手段として、原稿サイズ検知手段の情報を、各々用い、
前記前記2つの検知手段の情報と、制御装置に設けたタイマーの情報とを総合して、前記制御装置に設定したプログラムにしたがって前記情報の処理を行い、
プラテン上に原稿が残っていることの情報を出力して、警告を出力する手段を動作させることを特徴とする。
前述したように、プラテンカバーの開閉を検知するセンサと、プラテン上にセットした原稿を検知する手段とを設け、読取装置の動作をコントロールする制御装置で、それ等の情報を総合することで、画像読取装置にセットした原稿の取り出し忘れを容易に検知できる。そして、画像読取装置を操作した後で一定の時間が経過してから、プラテン上の原稿を検知する動作を行うことで、原稿を残したままでオペレータが離れることを防止できるとともに、オペレータは画像形成装置の位置を離れてから、取り残した原稿を再び取りに戻る等の余分な動作をする必要がなくなる。
以下に説明する画像読取装置は、任意の構成を有する画像形成装置もしくは、FAX機能を組み合わせた複合機に組み合わせて設けることが可能であり、画像読取装置により読み取った画像情報を、記録紙作成部に送って記録紙として出力させることが可能である。また、原稿を読み取った画像情報を、FAX送信回路を用いて他のFAXに向けて送信することや、パソコン等に接続して原稿の画像情報を入力し、必要に応じて二次加工するために用いることも可能である。なお、以下に説明する実施例では、複写機に設ける画像読取装置の例で説明するが、前記画像読取装置を組み合わせる画像形成装置としては、実施例で説明する複写機に限定するものではなく、従来公知の任意の画像形成装置に組み合わせることが可能である。
図示する例にしたがって、本発明の装置の構成を説明するが、まず、最初に、本発明の給紙装置を適用可能な画像形成装置について、一般的な機構を説明する。図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式を用いて記録紙を作成可能な装置として構成されている。前記画像形成装置1の装置本体の最下部に給紙トレイ2を装着して、給紙ローラ5により用紙を記録部に向けて給紙可能に構成している。また、前記画像形成装置1の装置本体の下部に、1つまたは複数の給紙トレイ等を装着可能とした給紙装置を、別個に組み合わせて設け、その給紙部にサイズの異なる用紙を収容することで、オペレータの要求に容易に対応可能なものとしても良い。以下に説明する実施例では、前記給紙トレイ2内で用紙を載置するボトムプレート3を、図示を省略する付勢手段を用いて上方に押圧し、給紙ローラ5による送り出し位置まで上昇させるもので、前記給紙ローラ5と分離爪4とにより、用紙を1枚ずつ分離して給紙可能としている。
前記装置本体2に配置される用紙搬送路7に対応させて、給紙部に続いて記録部10を設け、前記記録部で用紙にトナー画像を記録したものを、その下流部に設けている定着装置17を通して定着し、作成された記録紙を排出ローラ装置18により排出トレイ19に排出させる。前記記録部10の上流部では、給紙トレイ2から給紙ローラ4により送り出されてくる用紙を、搬送ローラ装置7により用紙搬送路6内を搬送し、記録部10の直前部に設けている搬送ローラ装置8まで搬送する。この実施例では、前記搬送ローラ装置8をレジストローラ手段として用い、搬送ローラ装置7により送られてくる用紙の先端部を、前記ローラ装置8のニップ部に突入させる状態で停止し、上流部に位置する搬送ローラ装置7により、追加送りすることにより用紙にループを形成し、その用紙のループの反力(紙の腰の強さ)で、搬送ローラ装置8のニップ部に対して、用紙の先端部を突入させるような力を加えて、用紙の先端が平行となるよう整合する。そして、前記記録部10で感光体ドラム11に形成されるトナー画像にタイミングを合わせて、搬送ローラ装置8を駆動して、用紙を送り出すような作用を行い、用紙が記録部で斜め送り状態で搬送されないように制御する。
前記記録部10には、感光体ドラム11の周囲に、帯電手段14と書込み手段15、現像装置12と、転写手段としての転写ローラ16等を、所定の配列関係にしたがって設けている。前記記録部10に配置する感光体ドラム11に対しては、放電手段としての帯電ローラ(ブラシ)14に印加される所定の値の電位により、感光体ドラム11の表面を一様に帯電させ、その後に、原稿を走査した光の情報を書込み装置14から照射して、感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。そして、現像装置12の現像ローラ13から、前記静電潜像に対してトナーを供給して付着させて、トナー画像として可視像化し、そのトナー画像を用紙に転写する。前記トナー画像を用紙に転写する位置では、用紙を感光体ドラムと転写ローラ16との間で挟むようにして搬送しながら、前記転写ローラ16に対して所定の値の電圧を印加することにより、トナー画像を用紙に移転させることは、従来の一般的な電子写真方式を用いた画像形成装置の場合と同様にして行われる。
前記トナー画像が転写された用紙は、その下流部に設けられる定着装置18に送られて定着される。前記定着装置18においては、従来公知の熱ローラ方式の定着器と同様に、フレームの内部で用紙に担持されるトナー画像の側に加熱ローラを位置させ、用紙の背面側の加圧ローラにより押圧しながら、定着の動作を行うようにする。前述したようにして定着された用紙は、排出路を通って排出ローラ装置18により排出トレイ19に送り出され、複数の記録紙が連続して排出される状態では、その画像面を下に向けた状態で順次重ねられる。
前記装置本体2の上部に配置する読取装置20のフレーム24の内部では、走査装置23を図の左右方向に移動可能に設けている。前記読取装置20のフレームの上部には、フラットベッドスキャナ(FBS)に対応する大プラテン21と、自動原稿搬送装置(ADF)に対応させた小プラテン22とを設けている。そして、プラテン21にセットしたブックものの原稿に対しては、走査装置23を所定の速度で移動させながら、読取りの動作を行わせる。また、ADF機能を用いて読取りを行う場合には、走査装置23を小プラテン22の位置に停止させた状態で、ADF30の原稿搬送路35内を搬送される原稿の読取りを行うようにする。
前記読取装置20のフレーム内で移動可能に設けられる走査装置23は、図示を省略する駆動機構により、定速で往復移動可能に設けられており、FBS機能を用いてプラテン21上にセットした原稿の読取りを行うようにされる。前記走査装置23は、従来公知の走査装置と同様な機構を用いて構成することが可能なものであり、その構成に本発明の要旨があるものではないことから、その構成の説明を省略しているが、前記走査装置23により読み取った原稿の画像情報は、デジタル信号として出力され、記録部での感光体ドラムらに対する書込み情報として利用する他に、FAX機能を用いて、画像情報の送信にも利用される。前述したような情報の処理の動作を行うことが可能であれば、従来公知の1つのキャリッジを用いた走査装置の他に、ハーフレートおよびフルレートキャリッジの2つのキャリッジを用い、それ等の各キャリッジを連動させるように、駆動手段に組み合わせて構成する走査装置を用いることが可能である。
前記読取装置20の上部には設けるADFは、従来より一般に知られている装置のように、原稿トレイ31と排出トレイ39の間に、横向きの略U字状の原稿搬送路35を設けて、前記原稿搬送路の下部に小プラテン22が位置するように構成される。前記ADF30を用いて原稿の読取りを行う際には、原稿トレイ31にセットした原稿の上のものから、ピックアップローラ32により原稿を取り出して、原稿さばき装置33で分離し、1枚の原稿を原稿搬送路35内で搬送ローラ装置34、36により搬送する。前記原稿搬送路35内を搬送される原稿は、小プラテン22の上下流部で、搬送ローラ装置36、37により定速で搬送され、プラテン22の下部に停止されている走査装置23により読み取られ、デジタル信号として出力される。そして、読取りが終了した原稿は、排出ローラ装置38により排出トレイ39に排出される。
前記ADFと組み合わされて、ブックものの原稿の画像を読み取るためのFBS機能において、図1および図2に説明するように、排出トレイ39を兼ねた原稿押圧板部材25を、プラテン21の上で開閉可能に設けている。前記原稿押圧板部材25は、従来の画像読取装置の場合と同様に、FBS機能に対するプラテンカバーとADF30とを一体化したものを用いており、読取装置20のフレーム24のリヤ側に設けたヒンジ手段26を介して、開閉可能に設けている。なお、以下に説明する実施例において、前記原稿押圧板部材25を開閉可能に支持するところの、前記ヒンジ手段を含む開閉用の支持機構は、従来より公知の任意の機構を用いることが可能である。
前述した通り、前記ADF機能部材とFBS機能部材とを一体化して、読取装置20のフレーム24のリヤ側にヒンジ手段26を介して支持され、フロント側を大きく開き得るように、原稿押圧板部材25を設けている。前記読取装置20に設けたプラテン21を覆うように、原稿押圧板部材25が位置されて、プラテン21にセットした原稿を押圧して保持させ、前記プラテン21の下面に沿って読取装置23を移動させながら、読取りの動作を行うようにする。図2に示す例において、前記フレーム24のフロント側には、コントロールパネル29を配置して、画像読取装置の動作の制御を行うためのボタン類を設けている。
前記画像読取装置において、プラテン21の下面には、原稿の有無および原稿サイズの検知を行うためのセンサS2を設けている。また、前記ヒンジを設けているフレーム24の所定の位置には、原稿押圧板部材25の開閉の情報を得るためのセンサS1を設けており、前記2種類のセンサの検知情報と、コントロールパネルを介して入力されたコピーに必要な情報は、画像形成装置の制御手段に入力されて、記録紙の作成等の動作のための情報として利用される。前記プラテン21に対して配置するセンサS2では、用紙サイズを検知するためには、複数個のセンサを組み合わせて設け、それ等のセンサの検知情報を総合して原稿の紙サイズを設定するデータとして用いられることは、周知の通りである。そこで、本実施例では、最小サイズの原稿の検知を行うセンサの検知情報を、原稿の有無の情報として用い、以下に説明するように、プラテン上に載置している原稿の検知情報の出力と、置き忘れを防止するための信号の処理のための動作を行わせる。
前記図1、2に説明したように、FBS機能を用いて原稿の画像の読取りを行う画像読取装置において、オペレータが原稿を用いて記録紙を作成する際には、次のような手順で動作が行われる。なお、記録紙の作成や、FAX送信もしくはプリンタに向けて画像情報を送信する機能を動作させるためには、図3に説明するように、制御手段40を構成することができる。前記制御手段40においては、制御回路41に対して原稿押圧板部材の開閉検知手段(センサS1)および原稿検知手段(センサS2)の情報を入力する。前記制御回路41には、タイマー42と警告出力手段43を接続し、さらに、操作部にはコントロールパネル29のボタンを押して、必要とする情報を入力する。そして、前記制御回路41に入力された信号、情報と、制御回路41に設定しているプログラムにしたがって、情報を処理する動作を行い、原稿の取り忘れの状態を検知し、警告手段43から警報を出力してオペレータに知らせる動作を行うようにする。
前記記録紙の作成の際の動作の順序を、フローチャートに示すステップにしたがって説明すると、図4のフローチャートに説明するように、
まず、ステップAでは、プラテンカバーを開いて、原稿のないことを確認し、
プラテン21上の所定の位置に原稿をセットする(ステップB)。
その後に、原稿押圧板部材25を閉じて原稿を押圧して保持させる(ステップC)。
ついで、コントロールパネルのボタンを用い、記録紙の作成に要する情報(縮拡率、枚数、濃度の情報等)を入力し、複写の動作を行う(ステップD)。
前記複写の動作が終了すれば、原稿押圧板部材25を開いて原稿を露出させる(ステップE)ようにする。
そして、プラテン21の上から原稿を取り出す(ステップF)。
その後に、原稿押圧板部材25を閉じることで、一連の記録紙作成の動作が終了する(ステップG)。
前記ステップA〜Gにしたがって行う動作において、ステップEでの読取り後に原稿押圧板部材を開く動作と、ステップGでの原稿押圧板部材を閉じる動作とで、前記原稿押圧板部材25の開閉が検知されて、その検知信号が制御装置に伝達される。そして、前記原稿押圧板部材の開閉の動作とともに、プラテン21に対して設けている原稿検知センサS2が、プラテン21上の原稿を検知する動作を、その原稿押圧板部材の開閉の都度行うようにしている。したがって、前記ステップEで、コピー作業を行った後で、原稿押圧板部材を開いたことの情報が入力されないと、当然原稿を取り出すことが忘れられていることになる。そこで、前記ステップDの後でステップEでの情報が入力されないときには、前記ステップDの動作の後で所定の時間が経過すれば、原稿が残っている状態で警告を出力する警告手段を動作させる。前記警告としては、ランプを点滅させる光信号や、ブザーを鳴らす等の警告の動作を行わせることができるが、その他に、コントロールパネルの表示窓に、原稿の取り残しを表示する手段を追加すれば、より有効である。
前述したように設定したステップにしたがって、画像読取装置において原稿の画像の読取りを行っている時に、センサS2を用いて原稿の検知を行うようにする。前記原稿の取り忘れの情報を得るためには、例えば、前記ステップDの動作の後に所定の時間経過したタイミングで、センサS2を用いて原稿の検知を行わせることができる。前記信号の処理の動作は、ステップA〜Gにしたがって、前記図3の制御手段の回路で行われ、オペレータが原稿を取り出すことを忘れた場合には、そのことを警告手段43の信号により知らせる。なお、前記図3において、開閉検知手段と、原稿検知手段とは、それぞれセンサS1、S2を使用して、センサのその検知信号を用いることで説明しているが、前記2つの検知手段として、画像読取装置に設けられている一般的な検知手段の他に、前記制御のための専用のセンサを用いることも可能である。
前記図4のフローチャートの説明において、ステップDの読取りの動作を行い、タイマーに設定した所定の時間経過後にも原稿押圧板部材を開かない場合には、原稿検知センサS2に対して、制御回路からは原稿の有無の検知の動作を指令することができる。前記原稿検知センサS2では、画像読取装置を使用中に、プラテンカバーの白色シートが汚れたりすることで、光センサの検知情報に正確性を期待できないという不都合が発生する。そのようなプラテンのシートの劣化に対しては、シートの汚れに対応させた補正データを、前記制御データに対して追加して設定しておき、原稿の検知情報を正確に補正できるようにすれば、白色シートの汚れと原稿を検知した情報との違いを、容易に判別可能とすることができる。
なお、前記原稿押圧板部材の開閉の動作を、前記開閉検知手段からの情報として得た後では、走査装置を動作させて読取りを行ってから、原稿の取り残しの情報をオペレータに知らせるタイミングは、任意の時間間隔に設定可能である。実際には、できるだけ短い時間として設定すれば、オペレータが装置の近くにいると考えられることから、大きい音を出力する必要がなく、オフィス内に大きな音を響かせたりすることがなくなる。また、前記警告を音で表示する場合には、単なる騒音としないように、音質を工夫する等の対策を講じること良い。
画像形成装置の構成を示す説明図である。 画像読取装置の構成を示す説明図である。 制御回路の説明図である。 制御の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置、 2 給紙トレイ、 5 給紙ローラ、
6 用紙搬送路、 7・8 搬送ローラ装置、 10 記録部、
11 感光体ドラム、 12 現像装置、 14 帯電ブラシ、
15 書込み装置、 16 転写ローラ、 17 定着装置、
18 排出ローラ装置、 19 排出トレイ、 20 原稿押圧板部材、
21・22 プラテン、 23 走査装置、 24 フレーム、
25 原稿押圧板部材、 26 ヒンジ手段、 29 コントロールパネル、
30 ADF、 31 原稿トレイ、 34 搬送ローラ装置、
35 原稿搬送路、 39 排出トレイ、 40 制御手段、
41 制御回路、 42 タイマー、 43 警告手段。

Claims (3)

  1. プラテンの上にセットした原稿を、原稿押圧板部材により押圧して位置決めし、
    前記プラテンの下面に沿って定速で移動させる走査装置を用いて、前記原稿の画像情報を読み取る画像読取装置であって、
    前記原稿押圧板部材の開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿押圧板部材を閉じる情報に応じて、プラテン上の原稿を検知する原稿検知手段と、
    前記プラテン上の原稿が読取り動作の終了後に検知された場合に、警告を出力する警告手段と、を設け、
    前記警告手段においては、原稿の読取り動作後に一定の時間その原稿の検知信号をホールドし、原稿押圧手段が開閉されない場合に、原稿が残っていることを警告する手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿押圧板部材を閉じた際に、原稿検知手段で原稿が検知された情報により、原稿ありの信号をホールドし、
    ついで、コントロールパネルの入力キーが押されて、原稿の読取りの動作が行われてから、所定の時間が経過しても原稿を取り出されない場合に、原稿が残っている状態を知らせる警告手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿押圧板部材の開閉を検知する開閉検知手段として、前記原稿押圧板部材の支持部近傍に設けた検知手段の情報を、前記プラテン上の原稿を検知する原稿検知手段として、原稿サイズ検知手段の情報を、各々用い、
    前記前記2つの検知手段の情報と、制御装置に設けたタイマーの情報とを総合して、前記制御装置に設定したプログラムにしたがって前記情報の処理を行い、
    プラテン上に原稿が残っていることの情報を出力して、警告を出力する手段を動作させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
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