JP2005136733A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定した原稿読み取り枚数よりも多く原稿がスタックされている場合、読み取りした原稿が所定枚数に達したとき、原稿の搬送を停止させ、このとき、搬送を停止した原稿の排除を簡単に行うことができる原稿読取装置を提供する。
【解決手段】複合機10は、原稿をスタックする原稿台14と、原稿台14から原稿を搬送経路内に送り込む分離ローラ18と、分離ローラ18にて送り込まれた原稿を読み取る読取部を備える。さらに、複合機10は分離ローラ18の駆動又は停止を許容する分離ローラクラッチを備えるとともに、枚数設定キーと、枚数設定キーにより、設定した原稿枚数を記憶する記憶部及び制御装置を備える。制御装置は、送り込まれた原稿枚数をカウントし、カウントした枚数が設定した枚数に達したとき、分離ローラ18の駆動を停止させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ及びスキャナーや、それらの複合機に設けられる原稿読取装置に関する。
従来、原稿読取装置として、原稿読み取り枚数を該装置側の制御部に予め設定しておき、読み取りした原稿枚数をカウントして、そのカウント数がその指定した原稿読み取り枚数に達したとき、設定した原稿読み取り枚数よりも、スタックした実際の原稿枚数が多い場合、原稿の搬送を読取部の手前で停止させるようにしたものがある(特許文献1)。このことによって、操作者に継続して、原稿読み取りを行う場合には、スタートボタン等を押下することにより、原稿読み取りを継続させるようにしている。反対に、原稿を読み取る必要がない場合には、読取部の手前で停止させた原稿をカバーを開けて排除するようにしている。
実開平9−216号公報
しかし、この装置では、原稿を読取部直前まで搬送させたとき停止させている。通常、読取部は装置の搬送経路の奥の方にあり、搬送経路は装置のカバーで覆われているため、読取部直前で停止された原稿を排除するためには前記カバーを開けて行う必要があり、使い勝手が悪い問題があった。
本発明の目的は、設定した原稿読み取り枚数よりも多く原稿がスタックされている場合、読み取りした原稿が所定枚数に達したとき、原稿の搬送を停止させ、このとき、搬送を停止した原稿の排除を簡単に行うことができる原稿読取装置を提供する。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿をスタックするスタック部と、前記スタック部から原稿を搬送経路内に送り込む原稿送り込みローラと、同送り込みローラにて送り込まれた原稿を読み取る読取部を備えた原稿読取装置において、前記原稿送り込みローラの駆動又は停止を許容する許容手段と、読み取る原稿枚数を設定する設定手段と、送り込まれた原稿枚数をカウントするカウント手段と、前記カウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したとき、前記許容手段を制御して前記原稿送り込みローラの駆動を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする原稿読取装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、報知手段を備え、前記カウント手段がカウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したとき、前記制御手段は、前記報知手段を報知制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記カウント手段がカウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したときにおける前記制御手段の、前記許容手段に対する制御又は、前記報知手段に対する報知制御のいずれか一方の制御を選択的に無効化する無効化設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、送り込まれた原稿の枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したとき、許容手段を制御して原稿送り込みローラの駆動を停止させるため、原稿を排除する場合には、搬送経路内に送り込まれていないスタックされた原稿を排除すればよい。このため、搬送経路を覆っているカバーを開ける必要がなくなり、原稿排除の使い勝手が向上する。
請求項2の発明によれば、報知手段にて原稿の排除が必要であることを報知することにより、残りの原稿をどうするのかを促すことができる。
請求項3の発明によれば、無効化選択手段にて制御手段の許容手段に対する制御を無効化すると、カウント手段がカウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したときに、強制的に、原稿をさらに搬送経路内に送り込むことができる。又、無効化選択手段にて制御手段の報知手段に対する報知制御を無効化すると、カウント手段がカウントした枚数が設定手段が設定した枚数に達したときに、報知手段による報知が無効化できる。
(第1実施形態)
以下、本発明の画像形成装置を複写機能付きファクシミリ装置(以下、複合機という)に具体化した一実施形態を図1〜図4を参照して説明する。
図2に示すように、原稿読取装置としての複合機10の上部には、原稿を連続的に搬送して表裏両面を読み取るために複数の原稿を連続的に搬送するための原稿給送部11、静止画像を読み取るための原稿載置部12、原稿読み取り機構を備えた原稿読取機構部13が装設されている。また、複合機10の下部には、それぞれ図示しない周知の記録紙供給部、記録部及び記録紙排出部が装設されている。
原稿給送部11は、読取前の複数の原稿を、積層状態で載置するスタック部としての原稿台14と、読取後の原稿を積層状態で載置する原稿排出台15とを備えている。また、原稿給送部11は、原稿台14に載置された複数枚の原稿の前端が当接される開閉可能なシャッター16と、閉鎖状態のシャッター16に前端が当接された複数枚の原稿のうち一番上の原稿に当接して前方へ搬送するピックアップローラ17とを備えている。さらに、原稿給送部11は、ピックアップローラ17によりシャッター16を通過して搬送された原稿を1枚ずつ分離して前方へ送り込む分離ローラ18及び分離パッド18aを備えている。本実施形態の搬送経路は、分離ローラ18から、原稿排出台15への原稿の排出口までが1つの経路となるように構成されている。分離ローラ18は、原稿送り込みローラに相当する。
また、図1及び図2に示すように、原稿給送部11は、搬送経路に沿って順にレジストローラ19、第1給送ローラ20、第2給送ローラ21、表面読取用ローラ22、第3給送ローラ23、裏面読取用ローラ24、第4給送ローラ25を備えている。レジストローラ19、第1給送ローラ20、第2給送ローラ21、第3給送ローラ23及び第4給送ローラ25は、それぞれアイドルローラ19a,20a,21a,23a,25aを備えている。各ローラ17〜25は、1つのステップモータ26(図3に図示)に作動連結されている。分離ローラ18及びレジストローラ19は、それぞれ電磁式のクラッチ27,28(図3に図示)を介してステップモータ26に作動連結されている。さらに、原稿給送部11は、裏面読取用ローラ24に対向配置された密着型イメージセンサ29を備えている。密着型イメージセンサ29は読取部に相当する。
図1に示すように、原稿給送部11の原稿台14には、原稿台14上に載置された原稿の幅に基づいて副走査方向のサイズを検知するための原稿サイズ検知センサDLSが設けられている。また、ピックアップローラ17とシャッター16との間には、シャッター16に当接された原稿の有無を検知する原稿有無検知センサDS1が設けられている。また、分離ローラ18とレジストローラ19との間における分離ローラ18寄りには、搬送される原稿の位置を検知する第1原稿位置検知センサDSSが設けられている。また、レジストローラ19の近傍には、レジストローラ19に原稿の前端が当接したことを検知するためのレジストセンサDRSが設けられている。また、第1給送ローラ20と第2給送ローラ21との間における第2給送ローラ21寄りには、原稿の位置を検知する第2原稿位置検知センサDS2が設けられている。さらに、第3給送ローラ23と裏面読取用ローラ24との間には、原稿の位置を検知する第3原稿位置検知センサDS3が設けられている。複合機10の搬送経路カバーKは、前記各ローラ、前記各種センサ、密着型イメージセンサ29を覆うように配置されるとともに、複合機10の上部ケースUKに対して着脱可能に設けられている。
図2に示すように、原稿載置部12は、上面に原稿を載置するための透明な原稿載置板30と、その原稿載置板30上において開閉回動可能に配設された押え蓋31とを備えている。そして、原稿給送部11の原稿台14及び原稿排出台15は、この原稿載置部12の押え蓋31上に配設されている。
また、図1及び図2に示すように、読取部を構成する原稿読取機構部13は、原稿給送部11の表面読取用ローラ22に対抗配置された透光板32と、この透光板32上を通過する原稿または原稿載置板30上に載置された原稿に光を照射する光源33とを備えている。また、原稿読取機構部13は、原稿からの反射光の光路を変更する第1ミラー34、第2ミラー35及び第3ミラー36と、光源33及び第1〜第3ミラー34〜36を移動させるための図示しない周知の移動機構とを備えている。さらに、原稿読取機構部13は、第3ミラー36からの光を収束させる集光レンズ37と、その集光レンズ37を通して入射した光に基づき原稿の画像を読み取るとともに、その読み取った原稿の画像信号を出力する撮像素子(CCD)38とを備えている。
光源33及び第1ミラー34は、移動機構によって副走査方向に移動配置される第1キャリッジ39に支持されている。第2及び第3ミラー35,36は、同じく副走査方向に移動配置される第2キャリッジ40に支持されている。第1キャリッジ39は、移動機構により第2キャリッジ40の2倍の移動速度で移動される。そして、第1キャリッジ39及び第2キャリッジ40は、その移動範囲のほぼ中央に設定された待機位置P1から、透光板32の真下に対向位置する読取位置P2とに移動配置される。また、原稿載置板30の原稿給送部11側における端部の真下に対向位置する位置P3と、原稿載置板30の反対側における端部の真下に対抗位置する位置P4との間を移動される。
以上のように構成された原稿給送部11と原稿読取機構部13とは原稿自動読取装置(ADF)を構成し、第1及び第2キャリッジ39,40を読取位置P2に配置した状態で、透光板32上を通過する原稿を読み取る。また、原稿載置部12と原稿読取機構部13とはフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し、第1及び第2キャリッジ39,40を位置P3から位置P4まで移動させることにより、原稿載置板30上に載置された原稿を読み取る。
次に、本実施形態の電気的構成について説明する。
図3に示すように、複合機10は、各センサDLS,DS1,DSS,DRS,DS2,DS3と、原稿読み取り用のスタートボタン41とから入力する各信号に基づいて、ステップモータ26、分離ローラクラッチ27、レジストローラクラッチ28、密着型イメージセンサ29及び撮像素子38を制御する制御装置42を備えている。また、ストップボタン45から入力する信号により、制御装置42は、ステップモータ26を停止させる。制御装置42は、MPU、ROM,RAM等を備えると共に、原稿の副走査方向におけるサイズ等を記憶するための記憶部43を備えている。また、制御装置42は、原稿が分離ローラ18から繰り込まれた原稿の枚数をカウントするようにされており、記憶部43のカウント領域(図示しない)にそのカウント数を記憶する。制御装置42は、制御手段及びカウント手段に相当し、分離ローラクラッチ27は許容手段に相当する。
枚数設定キー50は、原稿枚数を入力するためのテンキーからなる。枚数設定キー50にて設定された原稿枚数データは、記憶部43の原稿枚数設定領域(図示しない)に格納される。本実施形態では、枚数設定キー50と、枚数設定キー50により設定した原稿枚数を記憶する記憶部43及び制御装置42は設定手段を構成する。報知手段としての報知装置44は、制御装置42に電気的に接続されている。報知装置44は、アラームや、ディスプレイからなり、制御装置42の報知制御により、アラームであれば、鳴動させ、ディスプレイであれば、警告表示させる。
制御装置42は、前記各種センサの検出信号に基づいて、原稿台14上に載置された複数の原稿を一枚ずつ搬送経路に送り込み、搬送経路に沿って搬送している間に、撮像素子38、密着型イメージセンサ29にて原稿の表面及び裏面の読み取りを行なわせ、読み取りが行なわれた原稿を原稿排出台15に順次排出する読取制御を実行する。
次に、複合機10の処理動作について、図4及び図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、以下のSはステップを表す。
図4は原稿繰り込み処理のフローチャートである。スタートボタン41を押下すると、S100において、原稿台14上の原稿の有無の検出を、制御装置42は原稿有無検知センサDS1の検出信号に基づいて行う。原稿が無いと判定すると、このフローチャートを終了する。S100において、原稿が有ると判定すると、S110において、ステップモータ26をオフ(停止状態)からオン(運転状態)とし、S120において、原稿読取が終了したか否かを原稿読取終了フラグを参照して判定する。なお、後述するS180から、S100を介してS110に移行してきた場合には、S110では、引き続き、ステップモータ26をオン状態に継続する。なお、原稿読取終了フラグについては、図5の動作フローチャートにおいて後述する。この判定が「NO」の場合、S190にジャンプする。また、S120の判定が「YES」の場合、制御装置42はレジストローラクラッチ28をオフ(非係合状態)からオン(係合状態)にし、さらに、分離ローラクラッチ27をオフからオンとする。
この処理により、原稿台14上から一枚の原稿が搬送経路に送り込まれる(S130)。さらに、S140において、制御装置42は、搬送経路内に送り込んだ原稿の後端を第1原稿位置検知センサDSSが検出すると、カウント数をインクリメントする。このように、本実施形態では、このように原稿が読取終了毎に1枚ずつ、搬送経路内に送り込まれることになる。
次の原稿繰り込み処理のS150において、制御装置42は、カウント数が設定原稿枚数に達しているか否かを判定する。設定原稿枚数は、スタートボタン41を押下する以前において、枚数設定キー50により、設定されていて、記憶部43の原稿枚数設定領域に格納されている。制御装置42はこの設定原稿枚数とカウント数とを比較して判定する。制御装置42は、設定原稿枚数にカウント数が達していない場合には、S200において、分離ローラクラッチ27及びレジストローラクラッチ28をオンからオフとし、S120に戻る。この処理により、分離ローラ18及びレジストローラ19は、停止する。
S150において、カウント数が設定原稿枚数に達している場合には、S160において、制御装置42は、カウント数をリセットして、分離ローラクラッチ27及びレジストローラクラッチ28をオンからオフとする。この処理により、分離ローラ18及びレジストローラ19は停止する。続いて、S170において、制御装置42は報知装置44を報知制御する。制御装置42の報知制御により、アラームであれば、鳴動することにより、ディスプレイであれば、警告表示により、原稿台14にセットされた原稿が設定原稿枚数よりも多いことを報知する。 S180では、スタートボタン41又はストップボタン45のいずれかが押下されるか否かを判定する。スタートボタン41が押下された場合には、スタートボタン41から入力された信号に基づいて制御装置42は、S180の判定を「YES」とし、S100に戻る。また、ストップボタン45が押下された場合、ストップボタン45から入力された信号に基づいて制御装置42は、S180の判定を「NO」とし、S190において、ステップモータ26をオフ(停止状態)にして、このフローチャートを終了する。
図5は、制御装置42が実行する原稿の読取処理のフローチャートである。この読取処理は、密着型イメージセンサ29による裏面読取位置BP(図1に図示)、及び、撮像素子38による表面読取位置FP(図1に図示)に原稿を搬送する制御処理である。
読取処理において、制御装置42は、先ずS300で、第2原稿位置検知センサDS2により、搬送経路内を搬送されている原稿の前端を検知し、原稿の前端が表面読取位置FPに達した時点から、撮像素子38による原稿表面の読み取りを開始する。なお、S300で、第2原稿位置検知センサDS2により、搬送経路内を搬送されている原稿の前端を検知したとき、原稿読取終了フラグをリセットする。
次に、制御装置42は、S310において、第3原稿位置検知センサDS3により原稿の前端を検知し、原稿の前端が裏面読取位置BPに達した時点から、密着型イメージセンサ29による原稿裏面の読み取りを開始する。
次に、制御装置42は、S320において、第2原稿位置検知センサDS2により、原稿の後端を検知する。そして、S320で原稿の後端を検知したときには、次に、S330で、ステップモータ26の駆動ステップ数を用いて、原稿の後端が表面読取位置FPに達したか否かを判断する。制御装置42は、S330で原稿の後端が表面読取位置FPに達していたときには、次にS340で、撮像素子38による原稿表面の読み取りを終了する。
S340で原稿表面の読み取りを終了した後、制御装置42は、S350で、第3原稿位置検知センサDS3により、搬送されている原稿の後端を検知し、原稿の後端が裏面読取位置BPに達した時点で密着型イメージセンサ29による原稿裏面の読み取りを終了する。この密着型イメージセンサ29による原稿裏面の読み取りを終了をもって、本実施形態では原稿の読取終了としており、原稿読取終了フラグをセットする。図4におけるS120の読取終了の判定は、原稿読取終了フラグがセットされている場合に、「YES」と判定し、リセットされている場合には「NO」と判定する。以上の読取処理により、原稿の表面及び裏面の画像の読み取りが終了する。
上記のように、第1実施形態によれば、原稿台14にスタックした原稿の枚数が設定原稿枚数よりも多い場合、報知装置44にて、ユーザーに報知して、その旨を報知し、原稿台14に残った原稿を繰り込むのか、どうかを促すことができる。そして、原稿を繰り込まない場合、次に撮像素子38や、密着型イメージセンサ29で読み込まれるべき原稿は、搬送経路内に繰り込まれていないため、原稿台14上から、原稿を極めて簡単に排除することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図3、第6図を参照して説明する。第2実施形態のハード構成は、第1実施形態と略同じ構成であるため、第1実施形態と同一構成については同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。図3に示すように第2実施形態では、第1実施形態の構成に対してさらに、一対の選択ボタン51a,51bを制御装置42に接続しているところが、異なっている。
選択ボタン51aを押下すると、枚数設定キー50により設定した設定原稿枚数よりも、原稿台14にスタックした原稿の方が多い場合に、報知装置44であるアラームにて報知し、原稿台14の原稿をそのまま繰り込む制御モードが選択される。選択ボタン51bを押下すると、枚数設定キー50により設定した設定原稿枚数よりも、原稿台14にスタックした原稿の方が多い場合に、原稿台14の原稿を繰り込まずに、分離ローラクラッチ27をオフして、分離ローラ18を一旦停止した状態にするモードが設定される。選択ボタン51b,51bは無効化設定手段に相当する。
図6は、第2実施形態の原稿繰り込み処理のフローチャートである。なお、第1実施形態の図4のフローチャートと同じ処理については同一ステップ符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態では、S150において、「YES」と判定された場合、S155において、前記した2つのモードのうち、どちらのモードが設定されたか否かを判定する。原稿台14の原稿を繰り込まずに、分離ローラクラッチ27をオフして、分離ローラ18を一旦停止した状態にするモードが設定されている場合には、制御装置42は、S160、S180等の処理を行う。すなわち、第1実施形態と同様の処理を行う。又、報知装置44であるアラームにて報知し、原稿台14の原稿をそのまま繰り込む制御モードが設定されている場合には、S210において、制御装置42は報知装置44を報知制御する。制御装置42の報知制御により、アラームを鳴動することにより、原稿台14にセットされた原稿が設定原稿枚数よりも多いことを報知し、S100に移行する。従って、この場合、第1実施形態と異なって、強制的(自動的)に、原稿台14上の原稿は、搬送経路内に繰り込まれることになる。
なお、第2実施形態においても、図5の処理を行うが、第1実施形態で説明しているので、説明を省略する。
このように、第2実施形態では、ユーザーにより、上記した2つのモードを選択することができる。
なお、第1実施形態、第2実施形態は、原稿の両面を読み取るようにしたが、一面側のみを読み取る原稿読取装置に具体化してもよい。又、本発明を複合機ではなく、コピー機や、ファクシミリ装置に具体化してもよい。
第1実施形態の複合機における原稿給送部及び読取部を示す縦断面図。 複合機の上部を示す縦断面図。 複合機の電気的構成を示すブロック図。 第1実施形態制御装置42が実行する原稿繰り込み処理のフローチャート。 同じく読取処理のフローチャート。 第2実施形態の制御装置42の原稿繰り込み処理のフローチャート。
符号の説明
10…複合機
13…原稿読取機構部(読取部)
14…原稿台(スタック部)
18…分離ローラ(原稿送り込みローラ)
27…分離ローラクラッチ(許容手段)
29…密着型イメージセンサ(読取部)
42…制御装置(制御手段)
44…報知装置(報知手段)
51a,51b…選択ボタン(無効化設定手段)

Claims (3)

  1. 原稿をスタックするスタック部と、前記スタック部から原稿を搬送経路内に送り込む原稿送り込みローラと、同送り込みローラにて送り込まれた原稿を読み取る読取部を備えた原稿読取装置において、前記原稿送り込みローラの駆動又は停止を許容する許容手段と、読み取る原稿枚数を設定する設定手段と、送り込まれた原稿枚数をカウントするカウント手段と、前記カウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したとき、前記許容手段を制御して前記原稿送り込みローラの駆動を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 報知手段を備え、前記カウント手段がカウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したとき、前記制御手段は、前記報知手段を報知制御することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記カウント手段がカウントした枚数が前記設定手段が設定した枚数に達したときにおける前記制御手段の、前記許容手段に対する制御又は、前記報知手段に対する報知制御のいずれか一方の制御を選択的に無効化する無効化設定手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。
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