JP2014106634A - 読取システム、読取管理装置、画像形成装置、読取方法、読取管理方法、画像形成方法およびプログラム - Google Patents

読取システム、読取管理装置、画像形成装置、読取方法、読取管理方法、画像形成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンチケットを用いた仕組みを用いつつ、一連の原稿群に対するスキャン処理の効率化を図ることのできる読取システムを提供することを目的とする。
【解決手段】読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取システムであって、記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御手段と、前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、読取システム、読取管理装置、画像形成装置、読取方法、読取管理方法、画像形成方法およびプログラムに関する。
近年、原稿を所定の条件でスキャンし、スキャンによって得られた原稿データを所定の格納場所に保存する作業を効率化する仕組みとして、スキャンチケット(スキャン設定を定義したもの)を用いた仕組みが存在する(例えば、特許文献1参照)。
この仕組みは、適切なスキャンチケットを用いてスキャン動作(原稿の読取動作)を実行するものである。さらに、この仕組みにおいては、スキャンチケットは、スキャン動作に用いられると、その後不要となるため削除される。この仕組みにより、紙文書の電子化と、保存を容易に行うことができる。
上記仕組みにおいては、例えばアンケートに対する複数の回答用紙のような一連の原稿群に対し、スキャンチケットを適用することにより同一条件でスキャンを行うことができる。そして、情報処理装置においては、スキャナにより得られた複数の回答用紙それぞれに対する原稿データを1つのファイルとして管理することができる。
特開2011−253454号公報
一方、一連の原稿群を複数回に分けてスキャンするケースも考えられる。例えば、旅行業者が開催するツアー単位のアンケートにおいては、ツアー終了時にその場でツアー客から回答用紙を回収することが望ましい。しかしながら、その場で回答用紙を回収することができないツアー客も存在するため、郵送用の封筒を一緒に渡して、後日アンケートを郵送してもらうケースがある。このようなケースにおいては、ツアー終了時点で回収済みの回答用紙を一度スキャンし、後日残りの回答用紙をスキャンするというように、一連の原稿群を複数回に分けてスキャンすることもある。
しかしながら、一連の原稿群を複数回に分けてスキャンする場合には、1回目のスキャン終了時点で用いられたスキャンチケットは削除されてしまうため、2回目以降のスキャンを実行する際にはスキャンチケットが存在しない。このため、2回目以降のスキャンを実行する際には、管理者等は、スキャン条件などの情報を手動でスキャナに設定する必要があり、スキャンチケットを用いたスキャン業務の効率化につながらないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、スキャンチケットを用いた仕組みを用いつつ、一連の原稿群に対するスキャン処理の効率化を図ることのできる仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取システムであって、記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御手段と、前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、スキャンチケットを用いた仕組みを用いつつ、一連の原稿群に対するスキャン処理の効率化を図ることができる。
スキャンシステムの構成の一例を示す図である。 クライアントPC、スキャンチケットサーバに適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 スキャンシステムの機能構成の一例を示す図である。 第1のスキャンチケット生成処理のフローチャートである。 スキャン制御処理のフローチャートである。 スキャン制御処理のフローチャートである。 スキャン制御処理のフローチャートである。 ユーザマスタの一例を示す図である。 旅行マスタの一例を示す図である。 スキャンチケットマスタの一例を示す図である。 第2のスキャンチケットが登録されたスキャンチケットマスタの一例を示す図である。 スキャンチケット一覧画面の一例を示す図である。 ユーザによりスキャンチケットが選択された状態のスキャンチケット一覧画面の一例を示す図である。 スキャンチケット一覧画面の一例を示す図である。 理由入力ウインドウの一例を示す図である。 枚数不足通知ウインドウの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態における読取処理を実行する画像形成装置としての複合機100、クライアントPC200、読取管理装置としてのスキャンチケットサーバ300含むスキャンシステム(読取システム)の構成の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、1又は複数のクライアントPC200(例えば、ユーザ毎)、1又は複数の複合機100、スキャンチケットサーバ300は、ローカルエリアネットワーク(LAN)400を介して接続され、情報の送受信を行う。
複合機100は、スキャンチケットの一覧を表示する。ここで、スキャンチケットとは、スキャン動作(原稿の読み取り動作)を実行するためのスキャン条件(読取条件)等の定義を含む情報である。複合機100は、スキャンチケットに含まれるスキャン条件に従ってスキャン動作を実行する。
クライアントPC200は、ユーザが使用する端末で、各種ソフトウェアがインストールされている。クライアントPC200はまた、管理者の端末でもある。管理者は、管理者端末としてのクライアントPC200から、スキャンチケットサーバ300にアクセスして、後述する図9のユーザマスタ、図10の旅行マスタのメンテナンスを行うことができる。なお、本実施形態では、スキャンチケットを用いてスキャンされたデータは、データサーバとしてのスキャンチケットサーバ300に送信されるが、クライアントPC200に送信されてもよい。
スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケットを記憶管理するサーバであり、スキャンチケットの発行や登録を行う。また、スキャンチケットサーバ300は、スキャンされたデータ(ファイル)を格納するデータサーバとしての機能を有している。
本実施形態のスキャンシステムでは、スキャンチケットサーバとデータサーバとの機能を同一筺体で有する構成としたが、スキャンチケットサーバとデータサーバとを別筺体にして実現することも可能である。
また、本実施形態のスキャンシステムは、不図示であるが、複合機100にログインするための認証サーバなど、他の装置をさらに有するシステム構成であってもよい。
図2は、図1に示したクライアントPC200、スキャンチケットサーバ300に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202または外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)が記憶されている。ROM202または外部メモリ211には、さらに、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイルなど各種データを記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、外部メモリ211へのアクセスを制御する。外部メモリ211としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等が挙げられる。コンパクトフラッシュ(登録商標)は、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続される。
通信インターフェースコントローラ(通信I/Fコントローラ)208は、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものである。通信I/Fコントローラ208は、ネットワークでの通信制御処理を実行する。通信I/Fコントローラ208は、例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行する。これにより、CRT210上への情報の表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示の入力を可能とする。
本実施形態のPCおよびサーバの機能を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されている。スキャンチケットサーバ300の外部メモリ211に格納されている情報としては、図9に示すユーザマスタ、図10に示す旅行マスタ、図11および図12に示すスキャンチケットマスタが挙げられる。これらについての詳細な説明は後述する。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機100のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、コントローラユニット316は、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ312と接続している。一方、コントローラユニット316は、LAN(例えば、図1に示したLAN400)や公衆回線(WAN)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。公衆回線としては、例えば、PSTN(Public Switched Telephone Networks)またはISDN(Integrated Services Digital Network)等が挙げられる。
コントローラユニット316において、CPU301は、複合機100全体を制御するプロセッサである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
ROM303は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムを格納している。ハードディスクドライブ(HDD)304は、システムを制御するための各種プログラムや画像データ等を格納する。
操作部インタフェース(操作部I/F)307は、操作部(キーボード)308とのインタフェース部である。また、操作部I/F307は、操作部308に入力されたキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU301に伝える役割をする。
ネットワークインタフェース(Network I/F)305は、ネットワーク(LAN)400に接続し、データの入出力を行う。モデム(MODEM)306は、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)318は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、プリンタポート、RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部である。本実施形態の外部I/F318には、ユーザ認証で必要となる携帯端末のICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319による携帯端末のICカードからの情報読み取りを制御し、該携帯端末のICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)320は、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下の複数のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)310は、例えば、PDL(page description language)コード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。プリンタインタフェース(プリンタI/F)311は、プリンタ312と画像バス315を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、スキャナインタフェース(スキャナI/F)313は、スキャナ314と画像バス315を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部317は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、補正、解像度変換等を行ったりする。画像処理部317は、また画像データの回転を行う。画像処理部317は、また多値画像データおよび2値画像データに対する圧縮伸張処理を行う。多値画像データに対する処理としては、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等がある。2値画像データに対する処理としては、JBIG(Joint Bi-level Image Experts Group)、MMR(Modified Modified READ)、MH(modified huffman)等がある。
スキャナ314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、紙上の画像をラスタイメージデータとして電気信号に変換する。装置使用者が原稿用紙を図示せぬ原稿フィーダのトレイにセットし、操作部308を操作することにより、読み取り起動指示を入力する。CPU301は、読み取り起動指示の入力を受け付けると、スキャナ314と原稿フィーダに指示を与える。原稿フィーダは、指示にしたがい、原稿用紙を1枚ずつフィードし、スキャナ314は、指示にしたがい、フィードに応じて原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する。なお、プリンタ312の方式としては、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、いずれの方式を採用してもよい。プリンタ312によるプリント動作の起動は、CPU301からの指示による。なお、プリンタ312の処理対象として、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きの用紙を選択可能とすべく、複合機100は、複数の給紙段を備え、各給紙段に対応した用紙カセットを備えている。
操作部308は、LCD表示部とタッチパネルシートを有している。タッチパネルシートは、LED表示部上に貼り付けられている。この構成により、操作部308は、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等(いずれも図示せず)を備える。
なお、他の例としては、操作部308は、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させる表示部と、各種操作キーとを備えるものであり、タッチパネル機能を備えなくともよい。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始するときなどに用いられる。スタートキーの中央部には、緑と赤との2色LEDが配置されており、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力するときに用いる。リセットキーは、操作部308の設定を初期化するときに用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、携帯端末内に備えられたICカードに記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機100は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN400上に送信したり、LAN400から受信した印刷データをプリンタ312により印刷出力したりすることができる。また、複合機100は、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ312により出力したりすることできる。
次に、図4を用いて本実施形態におけるスキャンシステムの各機能について説明する。図4は、本実施形態におけるスキャンシステムの機能ブロック図である。本実施形態におけるスキャンシステムは、複合機100(例えば、画像形成装置)で原稿をスキャンするための内容が定義されているスキャンチケットを管理するスキャンシステムである。スキャンシステムは、機能構成として、スキャン制御部(読取制御部)401と、判定部402と、表示制御部403と、受付部404と、生成部411と、データ管理部412と、削除部413とを備えている。
スキャン制御部401は、例えば複合機100のCPU301がROM303またはHDD304に格納されているプログラムをRAM302に読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。同様に、判定部402、表示制御部403および受付部404は、複合機100のCPU301により実現されるものである。
また、生成部411は、スキャンチケットサーバ300のCPU201がROM202または外部メモリ211に格納されているプログラムをRAM203に読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。同様に、データ管理部412および削除部413は、スキャンチケットサーバ300のCPU201により実現されるものである。
なお、上記各部は、スキャンシステムが備えるいずれかの装置において実現されればよく、その装置は、上記装置に限定されるものではない。例えば、判定部402は、複合機100に替えて、スキャンチケットサーバ300において実現されてもよい。
スキャン制御部401は、スキャンチケットに含まれるスキャン条件にしたがって、スキャン動作(読取動作)を制御する機能部である。
判定部402は、スキャン制御部401の制御の下、スキャンが実行されると、読取済枚数と、スキャンチケットに定義されている予定読取枚数とを比較し、残り原稿が存在するか否かを判定する。ここで、読取済枚数とは、スキャンチケットを用いたスキャナ314によるスキャン動作が行われた原稿の枚数である。また、予定読取枚数は、スキャンチケットのスキャン条件でスキャンされるべき原稿群に含まれる原稿の枚数である。以下、スキャン対象となる原稿群を対象原稿群と称する。判定部402は、読取済枚数が予定読取枚数に比べて少ない場合に、残り原稿が存在すると判定する。
表示制御部403は、スキャンシステムに登録されているスキャンチケット等各種情報を、複合機100の操作部308としてのLCD表示部に表示する。受付部405は、ユーザによる操作部308の操作により入力された情報を受け付ける。
なお、本実施形態においては、ユーザがスキャナ314にかかる操作指示を複合機100の操作部308を介して行う場合を想定して説明するが、本操作は、クライアントPC200から行うことも可能である。この場合には、表示制御部403は、クライアントPC200のCRT210に各種情報を表示し、受付部405は、ユーザによるクライアントPC200のKB209の操作に応じた情報を受け付けてもよい。
生成部411は、スキャン条件を生成し、生成したスキャン条件を含むスキャンチケットを生成する。生成部411は、さらにスキャンチケットを用いたスキャンにおいて、スキャンが行われなかった原稿(残り原稿)が存在する場合には、残り原稿に対するスキャンチケットを新たに生成する。生成部411は、生成したスキャンチケットを記憶部に記憶する。ここで、記憶部は、より具体的には、スキャンチケットサーバ300の外部メモリ211等である。なお、記憶部は、スキャナシステムの備えるいずれの装置に設けられていてもよく、実施形態に限定されるものではない。
以降、対象原稿群に対する初回のスキャンにおいて適用されるスキャンチケットを第1のスキャンチケットと称する。また、対象原稿群のうちスキャンが行われなかった残り原稿に対するスキャンを追加スキャンと称する。追加スキャンにおいて適用されるスキャンチケットを適宜第2のスキャンチケットと称する。第1のスキャンチケットに含まれるスキャン条件および第2のスキャンチケットに含まれるスキャン条件を、それぞれ適宜第1のスキャン条件(第1の読取条件)および第2のスキャン条件(第2の読取条件)と称することとする。第1のスキャンチケットのスキャン条件には、対象原稿群の枚数がスキャンの予定読取枚数として含まれている。これに対し、第2のスキャンチケットのスキャン条件には、残り原稿の枚数がスキャン予定読取枚数として含まれている。なお、各スキャンチケットの生成処理については後述する。
また、第1のスキャン条件でのスキャン動作により得られた原稿データを第1の原稿データ、第2のスキャン条件でのスキャン動作により得られた原稿データを第2の原稿データと称する。
データ管理部412は、スキャナ314によるスキャン動作により得られた原稿データを記憶部に格納し、管理する。データ管理部412はまた、ユーザからの入力データを記憶部に格納し、管理する。削除部413は、スキャナ314により参照されたスキャンチケットを記憶部から削除する。
次に、図5〜図8のフローチャートを用いて、本実施形態にかかるスキャンシステムにおける処理について説明する。なお、フローチャートの各ステップは、各装置のCPUが各装置のROM等の記憶装置に記憶されているプログラムに基づき処理を実行するものとする。また、各処理において用いられる表示画面やデータについては、フローチャートの各ステップ内で説明する。ここでは、ツアーのアンケートに対する回答用紙を対象原稿群とする場合について説明する。
図5は、第1のスキャンチケット生成処理のフローチャートである。第1のスキャンチケット生成処理は、図4を参照しつつ説明した生成部411により実現される処理である。本処理により、第1のスキャンチケットがスキャンチケットマスタ(図11)に登録される。ここで、スキャンチケットマスタは、記憶部としてのスキャンチケットサーバ300の外部メモリ211等の記憶部に格納されている。スキャンチケットマスタは、第1のスキャンチケットおよび第2のスキャンチケットが格納されるテーブルである。
まず、前提として、例えばツアーの添乗員等、スキャンシステムのシステムのユーザは、自身が使用するクライアントPC200等を用いて、ツアー情報を入力する。クライアントPC200は、ツアー情報の入力を受け付けると、これをスキャンチケットサーバ300に送信する。
スキャンチケットサーバ300は、ツアー情報を受信すると、受信したツアー情報を旅行マスタ(図10)に登録する(ステップS500)。ここで、旅行マスタは、スキャンチケットサーバ300の外部メモリ211などの記憶部に格納されている。ツアー情報としては、ツアーコード、ツアー名、ツアー開始日、ツアー終了日、ツアー人数および添乗員の職員IDがあり、図10に示すように、旅行マスタの各フィールド(1000〜1005)にはこれらの情報が登録されている。なお、旅行マスタのスキャンフラグのフィールド1006には、ツアー情報登録時には、デフォルト値として0が自動登録される。
次に、スキャンチケットサーバ300は、システムの時刻を監視し、予め規定されたタイミングになると(ステップS501,YES)、旅行マスタのフィールド1003からツアー終了日を取得する(ステップS502)。なお、本実施形態においては、日付が変わったタイミングを規定されたタイミングとする。続いて、スキャンチケットサーバ300は、自身が旅行マスタからツアー終了日を取得した日にち(取得日)と、取得したツアー終了日とを比較する(ステップS503)。日にちの比較はバッチ処理である。
ツアー終了日が取得日よりも前の日にちである場合(ステップS503,YES)、すなわちツアーが終了している場合には、ステップS504以降の処理を行うことにより、第1のスキャンチケットを生成する。
一方、ステップS503において、ツアー終了日が取得日よりも後の日にちである場合(ステップS503,NO)、すなわち、ツアー終了日が経過していない場合には、他のツアー情報(レコード)中のツアー終了日に対し、取得日との比較処理を行う。
ツアーが終了するとアンケートの回答用紙の回収がなされるため、回収した回答用紙のスキャン動作が可能となる。そこで、本実施形態にかかるスキャンシステムにおいては、旅行マスタに登録されているツアー終了日を、スキャン動作の開始可能なタイミングとして扱うこととした。
このように、スキャンチケットサーバ300は、スキャン動作の開始可能なタイミングが経過した場合にスキャン動作に用いられるスキャンチケットを生成するので、ユーザはスキャンチケットの生成を指示する必要がない。
なお、本実施形態においては、ツアー終了日を読取動作の開始可能なタイミングとすることとしたが、このタイミングは、実施形態に限定されるものではない。開始可能なタイミングは、対象原稿群の種類や利用タイミングなどに応じて、管理者等が適宜設定することができる。
スキャンチケットサーバ300は、ツアー終了日が取得日よりも前の日にちである場合には(503,YES)、旅行マスタのフィールド1000,1004,1005それぞれからツアーコード、ツアー人数および職員IDを取得する(ステップS504)。なお、本実施形態においては、1人のツアー者から1枚の回答用紙を回収することを想定しているため、旅行者数と対象原稿群に含まれる原稿枚数(予定読取枚数)とは等しい値となる。すなわち、スキャンチケットサーバ300は、旅行マスタから取得したツアー人数を、スキャンチケットに含めるべきスキャン動作の予定読取枚数として扱うことができる。
他の例としては、1人のツアー者から複数枚の回答用紙を回収することとしてもよい。この場合には、旅行マスタに、ツアー人数の他に、1人あたりの用紙の枚数を登録するフィールドをさらに設けることとする。そして、スキャンチケットサーバ300は、ツアー人数に1人あたりの枚数を乗じることにより、予定読取枚数を算出し、これをスキャンチケットマスタに登録する。
続いて、スキャンチケットサーバ300は、新たに生成する第1のスキャンチケットのスキャンコードを発行し、このスキャンコードをスキャンチケットマスタ(図11)のフィールド1100に登録する。スキャンチケットサーバ300は、新たに登録したスキャンコードに対応付けて、ステップS504において取得した職員IDをスキャンチケットマスタのフィールド1102にオーナーとして登録する。同様に、スキャンチケットサーバ300は、ツアーコードおよびツアー人数(予定読取枚数)を、それぞれスキャンチケットマスタのフィールド1104,1108に登録する(ステップS505)。
本実施形態においては、スキャンチケットサーバ300は、旅行マスタに登録されている職員IDを、スキャンチケットのオーナーとしてスキャンチケットマスタに登録することとしている。他の例としては、例えば管理者等の操作により、ツアーの添乗員以外の職員の職員IDをオーナーとして別途登録することとしてもよい。
続いて、スキャンチケットサーバ300は、複合機100のスキャナ314により得られたスキャンファイルを格納するためのフォルダを生成する(ステップS506)。ここで、スキャンファイルは、スキャナ314による各原稿の読み取り動作に対して得られた原稿データのファイルである。
スキャンチケットサーバ300は、より具体的には、スキャンファイルの格納先として予め指定されたフォルダの直下に新たなフォルダを生成する。ここで、予め指定されたフォルダは、例えばスキャンチケットサーバ300の外部メモリ211内の領域に設けられている。スキャンチケットサーバ300は、新規作成したフォルダのフォルダ名にスキャンチケットマスタに登録したツアーコード名を与える。
次に、スキャンチケットサーバ300は、ステップS506において新たに生成したフォルダへのパスを格納先ディレクトリとしてスキャンチケットマスタのフォルダ1109に登録する(ステップS507)。ここで、格納先ディレクトリは、スキャンチケットに含まれるスキャン条件にしたがったスキャン動作により得られた原稿データを格納する記憶領域を示す格納先データである。
スキャンチケットサーバ300は、さらに新たに登録したスキャンコードに対応付けて、フィールド1101,1103それぞれに親コード、登録日を登録し、フィールド1105〜1107に予定読取枚数以外のスキャン条件を登録する(ステップS508)。より具体的には、親コードとして、デフォルト値であるNULLが自動登録される。登録日として、当該処理を行っている日、すなわちタイムスタンプが自動登録される。また、本実施形態のスキャンチケットサーバ300においては、スキャン条件として、予定読取枚数の他、出力形式、dpi(解像度)、色がそれぞれ予め定められており、これら規定値が登録される。以上により、新たな第1のスキャンチケットの生成が完了する。
図6〜図8は、スキャン制御処理のフローチャートである。まず、ユーザが複合機100のカードリーダ319(図4)に、ICカードが装着された携帯端末をかざす。複合機100のカードリーダ319Aは、このときICカードに記憶されている情報を読み出す。複合機100は、ユーザマスタ900(図9)に記憶されている情報と、ICカードに記憶されている情報との比較により、ユーザ認証を行う。なお、ICカードには、職員ID、職員名およびパスワードが記憶されている。同様に、ユーザマスタ900には、登録ユーザの職員ID、職員名およびパスワードが記憶されている。
複合機100は、認証に成功すると、図6に示すように、ログイン処理を行う(ステップS600)。ログイン処理は、ユーザマスタからユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を複合機100が管理する領域にログイン情報として格納することにより、ユーザによる複合機100の利用を可能とする処理である。
なお、他の例としては、ICカードにはカードIDが記憶されており、ユーザマスタには、登録ユーザが所持するICカードのカードIDを記憶しておくこととしてもよい。この場合には、カードIDの照合により、ユーザ認証を行うこととする。
また、他の例としては、ユーザマスタは不図示の認証サーバに記憶しておくこととしてもよい。この場合には、複合機100は、認証サーバとの通信によりユーザマスタの情報を取得し、認証を行えばよい。
ログイン処理が完了すると、複合機100は、スキャンチケット一覧要求をスキャンチケットサーバ300に送信する(ステップS601)。ここで、スキャンチケット一覧要求は、スキャンチケットサーバ300に登録されているスキャンチケットの一覧を要求する情報である。スキャンチケット一覧要求には、ログイン情報が含まれている。ログイン情報は、職員IDや職員名など職員を特定する情報である。なお、本実施形態においては、ログイン情報は職員IDとする。
スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケット一覧要求を受信すると、ログイン情報(職員ID)と、スキャンチケットマスタ(図11)のフィールド1102のオーナーとを比較する。そして、スキャンチケットサーバ300は、ログイン情報とオーナーとが一致するスキャンチケットをスキャンチケットマスタから取得する。スキャンチケットサーバ300は、さらに旅行マスタ(図10)を参照し、スキャンチケットマスタから取得したスキャンチケットに対応するツアー名など複合機100において表示する情報を取得する。そして、スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケットマスタから取得した情報および旅行マスタから取得した情報に基づいて、未処理のスキャンに対応するスキャンチケットに関する情報を含むスキャンチケット一覧を生成する。スキャンチケットサーバ300は、生成したスキャンチケット一覧を複合機100に送信する(ステップS602)。
本実施形態においては、スキャンチケット一覧に、各スキャンチケットに対応するツアーコード、ツアー名、枚数、日程、添乗員コード、添乗員、追加スキャンの情報を含めることとする。ここで、枚数は、予定読取枚数であり、日程は、ツアー開始日からツアー終了日までの期間である。追加スキャンは、当該スキャンチケットが追加スキャンに対するスキャンチケット(第2のスキャンチケット)か否かを示す情報である。なお、スキャンチケット一覧は、スキャンチケットに関する情報であって、ユーザに提示すべき情報を含むものであればよい。スキャンチケット一覧が含む情報は、実施形態に限定されるものではない。
また、他の例としては、ツアー名などスキャンチケット一覧に含めるべき情報は、スキャンチケットマスタに登録しておくこととしてもよい。この場合には、スキャンチケット一覧を生成する処理において、旅行マスタを参照する処理を不要とすることができる。
続いて、複合機100は、スキャンチケット一覧を受信し、操作部308としてのLCD表示部に、受信したスキャンチケット一覧を表示する(ステップS603)。図13Aは、スキャンチケット一覧画面1300を示す図である。スキャンチケット一覧画面1300には、ツアーCD(ツアーコード)、ツアー名、枚数(予定読取枚数)などスキャンチケットサーバ300から受信した情報が表示されている。
続いて、ユーザの操作により、スキャンに適用すべきスキャンチケットが選択される。複合機100は、ユーザによる選択入力を受け付ける(ステップS604)。選択されたスキャンチケットは、13Bに示すスキャンチケット一覧画面1301の1行目1302のように、ハイライト表示される。
なお、図13Aに示すスキャンチケット一覧画面1300には、第1のスキャンチケットマスタのみが表示されている。これに対し、スキャンチケットマスタに第2のスキャンチケットが登録されている場合には、ステップS603において、スキャンチケット一覧画面1300には、第2のスキャンチケットも併せて表示される。
図14は、第2のスキャンチケット1401を含むスキャンチケット一覧画面1400を示している。第2のスキャンチケット1401の追加スキャンのフィールドには、丸が表示される。このように、第1のスキャンチケットについては、追加スキャンのフィールドは空欄となるのに対し、第2のスキャンチケットについては、追加スキャンのフィールドに丸が表示される。したがって、ユーザは、追加スキャンのフィールドの丸の有無により、表示されているスキャンチケットが追加スキャンに対するものか否かを判別することができる。なお、第2のスキャンチケットについては、枚数として残り原稿の予定読取枚数が表示されている。
このように、スキャンチケット一覧画面1300には、第1のスキャン条件と第2のスキャン条件とを示す情報が表示されている。さらに、第2のスキャン条件に対応するツアーコードやツアー名は、対応する第1のスキャン条件に対するツアーコード、ツアー名と同一の情報である。すなわち、ツアーコード等の情報は、第1のスキャン条件と第2のスキャン条件との関係を識別可能とする情報である。したがって、閲覧者は、ツアーコード等の情報により、第1のスキャン条件と第2のスキャン条件との関係を把握することができる。なお、当該処理は、表示制御部403による表示制御処理の一例である。
なお、他の例としては、追加スキャンの有無を示す丸の表示にかえて、追加スキャンである場合には、当該スキャンチケットのスキャンスキャンコードなど、スキャンチケットを識別する情報を表示してもよい。
続いて、ユーザによりスキャンボタン1303が選択されると、複合機100は、ユーザによる選択を受け付け、選択中のスキャンチケットを用いたスキャン要求がスキャンチケットサーバ300に送信される(S605)。ここで、スキャン要求は、選択中のスキャンチケットを用いたスキャンの実行を要求する情報である。スキャン要求には、選択中のスキャンチケットのスキャンコードが含まれている。
スキャンチケットサーバ300は、スキャン要求を受信すると(ステップS606)、スキャンコードを検索キーとして、スキャンチケットマスタを検索する。スキャンチケットサーバ300は、検索キーと一致するスキャンコードに対応するスキャンチケットを特定する。スキャンチケットサーバ300は、特定したスキャンチケットから、スキャン条件(出力形式、dpi、色、予定読取枚数)と、格納先ディレクトリを読み出す(ステップS607)。次に、スキャンチケットサーバ300は、スキャンコード、スキャン条件および格納先ディレクトリを含むスキャン命令を複合機100に送信する(ステップS608)。
複合機100は、スキャン命令を受信すると(ステップS609)、スキャン命令に含まれるスキャン条件を設定する(ステップS610)。次に、複合機100は、スキャン条件を用いたスキャン制御を実行し(ステップS611)、スキャナ314は、スキャン動作を行う。これにより、スキャンファイルが生成される。ここで、スキャンファイルには、スキャン動作により得られた1枚または複数枚の原稿に対する原稿データが含まれている。なお、ステップS611のスキャン処理は、図4に示すスキャン制御部401により実現される処理である。
次に、複合機100は、スキャナ314の図示せぬカウンタによりカウントされたスキャン枚数を、実際にスキャンが行われた読取済枚数として取得する(ステップS612)。
以上の処理により、ステップS604において、ユーザにより第1のスキャンチケットが選択された場合には、スキャン制御部401により第1のスキャン条件にしたがったスキャン動作の制御が実行される。その一方で、ステップS604において、ユーザにより第2のスキャンチケットが選択された場合には、スキャン制御部401により第2のスキャン条件にしたがったスキャン動作の制御が実行される。
なお、本実施形態では、ステップS608においてスキャンチケットサーバ300よりスキャン命令を送信し、複合機100のスキャン動作を制御するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS602でスキャンチケット一覧を送信する際にスキャン条件も送信してもよい。そして、複合機100でスキャン指示があった場合に、スキャンチケットサーバ300を介することなく、複合機100の内部でスキャン命令を発行し、スキャン動作を制御する構成をとっても良い。
図7に示すように、ステップS612に続き、複合機100は、スキャナ314による読取済枚数と、スキャン条件として設定された予定読取枚数とを比較する。読取済枚数が予定読取枚数よりも多い場合には(ステップS700,YES)、ステップS701に処理を移す。読取済枚数が予定読取枚数以下である場合には(ステップS700,NO)、ステップS710へ処理を移す。
ステップS701では、複合機100は、操作部308のLCD表示部に図15に示す理由入力ウインドウ1500を表示する(ステップS701)。理由入力ウインドウ1500には、ユーザからの理由入力を受け付けるための入力欄1501と、入力された理由を登録するための登録ボタン1502とが設けられている。
続いて、複合機100は、操作部308を介して、入力欄1501へのユーザからの理由入力を受け付ける(ステップS702)。次に、複合機100は、入力を受け付けた理由データを、対応するスキャン動作により得られたスキャンファイルに追加する(ステップS703)。このように、読取済枚数が予定読取枚数よりも多い場合には、その理由を示すデータをスキャンファイルに追加することができる。これにより、ユーザは、後に付キャンファイルを閲覧する際に、理由データを併せて閲覧し、理由を確認することができる。ここで、ステップS702は、受付部404による受付処理の一例である。
なお、ユーザが理由入力不要と考えた場合には、理由の入力は不要である。この場合には、複合機100は、ステップS702,S703の処理を省略し、ステップS704へ処理を移す。
次に、ユーザにより登録ボタン1502が選択されると、複合機100は、登録指示を受け付ける。ここで、登録指示は、スキャンにより得られた原稿データの記憶部への登録を指示する情報である。登録指示を受け付けた場合には(ステップS704,YES)、複合機100は、スキャン命令に含まれる格納先ディレクトリを参照し、スキャンファイルをスキャンチケットサーバ300に送信する(ステップS705)。なお、複合機100は、このときスキャン命令に含まれるスキャンコードも併せて送信する。
これに対応し、スキャンチケットサーバ300は、スキャンファイルを受信し(ステップS724)、格納先ディレクトリに示される記憶領域に、受信したスキャンファイルを格納する(ステップS725)。なお、スキャンファイルに理由データが追加されている場合には、ステップS725において、理由データはスキャンファイルとして、記憶部に格納される。すなわち、ステップS725は、データ管理部412によるデータ管理処理の一例である。
以上の処理により、第1のスキャン条件に従ったスキャン動作が実行された場合には、第1の原稿データを含むスキャンファイルが格納され、第2のスキャン条件に従ったスキャン動作が実行された場合には、第2の原稿データを含むスキャンファイルが格納される。
一方、ステップS700において、読取済枚数が予定読取枚数以下である場合には(ステップS700,NO)、複合機100はさらに、予定読取枚数と読取済枚数との一致を判定する(ステップS710)。両者が一致している場合には(ステップS710,YES)、ステップS705に進み、スキャンファイルをスキャンチケットサーバ300に送信する。
ステップS710において、予定読取枚数と読取済枚数とが一致しない場合(ステップS710,NO)、すなわち読取済枚数が予定読取枚数に満たない場合には、複合機100は、予定読取枚数と読取済枚数との差分を算出する(ステップS711)。
なお、本実施形態では、ステップS700、S710、S711の処理について、複合機100で処理するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS612で取得した読取済枚数をスキャンチケットサーバ300に送信し、スキャンチケットサーバ300において、各種処理を実行してもよい。この場合、スキャンチケットサーバ300は、判定の結果を複合機100に返す。また、他の例としては、スキャンチケットサーバ300は、判定の結果によって表示する画面を複合機100に返し、各種ウインドウに表示するようにしてもよい。
次に、複合機100は、操作部308のLCD表示部に図16に示す枚数不足通知ウインドウ1600を表示する(ステップS712)。枚数不足通知ウインドウ1600には、予定読取枚数分のスキャンが完了していない旨をユーザに通知する情報1601等が表示される。
枚数不足通知ウインドウ1600には、さらに、キャンセルボタン1602と、「後で」ボタン1603と、「登録」ボタン1604が表示されている。ユーザにより操作部308を介して「後で」ボタン1603が選択されると、複合機100は、スキャンチケットの生成指示を受け付ける。スキャンチケット生成指示は、残り原稿に対するスキャン(追加スキャン)に対するスキャンチケット(第2のスキャンチケット)を生成することを指示する情報である。ユーザにより「登録」ボタン1604が選択されると、複合機100は、スキャン動作により得られた原稿データを含むスキャンファイルの登録指示を受け付ける。
枚数不足通知ウインドウ1600を表示した後、複合機100は、「後で」ボタン1603の選択の有無に対応するスキャンチケットの生成指示の有無を判定する。残り原稿に対するスキャンチケットの生成指示を受け付けない場合には(ステップS713,NO)、複合機100は、さらに「登録」ボタン1604の選択の有無に対応する登録指示の受け付けの有無を判定する。登録指示を受け付けた場合には(ステップS714,YES)、ステップS705に進む。
一方、「登録」ボタン1604が選択されず、キャンセルボタン1602が選択された場合には(ステップS714,NO)、本処理を終了する。
また、ステップS713において、残り原稿に対するスキャンチケットの生成指示を受け付けた場合には(ステップS713,YES)、複合機100は、スキャンチケット生成要求をスキャンチケットサーバ300に送信する(ステップS715)。ここで、スキャンチケット生成要求には、スキャン命令に含まれるスキャンコードと、ステップS711において算出された差分枚数とが含まれている。
スキャンチケットサーバ300は、複合機100からスキャンチケット生成要求を受信する(ステップS720)。スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケットマスタを参照し、受信したスキャンチケット生成要求に含まれるスキャンコードを含むスキャンチケット、すなわち複合機100において用いられた第1のスキャンチケットを特定する(ステップS721)。続いて、スキャンチケットサーバ300は、特定された第1のスキャンチケットに含まれる情報をもとに、追加スキャンのスキャン条件(第2のスキャン条件)を含む第2のスキャンチケットを生成する(ステップS722)。そして、スキャンチケットサーバ300は、生成した第2のスキャンチケットをスキャンチケットマスタに新たなレコードとして格納する。
より具体的には、スキャンチケットサーバ300は、新たなスキャンコードを発行し、スキャンチケットマスタの新たなレコードのフィールド1100に登録する。さらに、スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケット生成要求に含まれているスキャンコードを親コードとしてフィールド1101に登録する。ここで、親コードは、第2のスキャンチケットを第1のスキャンチケットに関連付ける関連データである。スキャンチケットサーバ300は、また当該処理実行時のタイムスタンプを登録日としてフィールド1103に追加する。スキャンチケットサーバ300は、またスキャンチケット生成要求に含まれている差分枚数を予定読取枚数としてフィールド1108に登録する。
なお、ユーザがアンケートをスキャンする前に、ユーザ(例えばツアー客)からメール等でアンケートデータを受信した場合には、管理者がメールで受け取ったファイルを登録する。また、管理者が手動で登録した枚数(手動登録枚数)を記憶させることが考えられる。この場合、「予定読取枚数−読取済枚数−手動登録枚数」が差分枚数として算出される。すなわち、予定読取枚数と読取済枚数との差分に応じた枚数を第2の読取条件とする構成もある。
さらに、スキャンチケットサーバ300は、第2のスキャンチケットに対する残りの情報については、ステップS721において特定した第1のスキャンチケットの対応する情報を引き継ぎ、同一の情報を同一のフィールドにそれぞれ登録する。
さらに、スキャンチケットサーバ300は、追加スキャンに対するスキャンチケット(第2のスキャンチケット)が生成された場合には、ツアーコードを検索キーとして、旅行マスタ(図10)を検索する。そして、スキャンチケットサーバ300は、ツアーコードの一致するレコードのフィールド1006に「1」のスキャンフラグを設定する。
図12は、追加スキャンに対応するスキャンチケット、すなわち第2のスキャンチケットが登録されたスキャンチケットマスタを示す図である。図12に示すスキャンチケットマスタには、スキャンコード「ST0001」を親コードとする新たな第2のスキャンチケットが登録されている。なお、図11に示す「ST0001」をスキャンコードとする第1のスキャンチケットは、後述する処理(図8のステップS802)においてスキャンチケットマスタから削除される。このため、「ST0001」をスキャンコードとする第1のスキャンチケットは、図12に示すスキャンチケットマスタには、登録されていない。
図12の第2のスキャンチケットは、図11のスキャンコードST0001の第1スキャンチケットにより、予定読取枚数20枚のうち15枚のスキャンが完了した場合に、5枚の残り原稿に対して生成されたものである。このように、第2のスキャンチケットの予定読取枚数は、対応する第1のスキャンチケットの予定読取枚数と異なる値となっている。すなわち、第2のスキャンチケットに含まれる第2のスキャン条件は、第1のスキャンチケットに含まれる第1のスキャン条件と異なる条件である。また、第2のスキャンチケットの予定読取枚数は、第1のスキャンチケットを用いたスキャン動作により定まる値である。すなわち、第2のスキャンチケットは、第1のスキャンチケットを用いたスキャンの結果に基づいて生成されるものである。
なお、本実施形態においては、第1のスキャンチケットおよび第2のスキャンチケットのいずれもスキャンチケットマスタに登録されることとした。これに対し、他の例としては、第1のスキャンチケットと第2のスキャンチケットとをそれぞれ別のテーブルで管理することとしてもよい。この場合、スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケット一覧を生成する際には、それぞれのテーブルからスキャンチケットを取得すればよい。
次に、スキャンチケットサーバ300は、第2のスキャンチケットの生成終了通知を複合機100に送信する(ステップS723)。複合機100は、生成終了通知を受信すると(ステップS730)、操作部308のLCD表示部に残り原稿に対する追加スキャンに用いられる第2のスキャンチケットが生成された旨の情報(生成終了通知)を表示する(ステップS731)。
以上のように、本実施形態にかかるスキャンシステムにおいては、対象原稿群のうち一部の原稿に対するスキャン動作のみが完了した際には、ユーザからの指示に従い、対象原稿群のうち残り原稿に対する第2のスキャンチケットを自動的に生成することができる。すなわち、第2のスキャンチケットを生成するための煩雑なユーザ操作を不要とすることができる。
図8は、図7のスキャンファイル格納処理(ステップS725)に続くフローチャートである。スキャンチケットサーバ300は、ステップS724においてスキャンファイルとともに受信したスキャンコードを検索キーとしてスキャンマスタを参照し、スキャンチケットを特定する。そして、スキャンチケットサーバ300は、特定したスキャンチケットのツアーコードを検索キーとして旅行マスタを参照し、ツアー情報を特定する。スキャンチケットサーバ300は、特定したツアー情報のフィールド1006のスキャンフラグが「1」か否かを判定する。なお、スキャンフラグは、第2のスキャンチケットが生成された場合に、「1」となるものである。したがって、スキャンフラグを参照することにより、既に同一の対象原稿群に対するスキャンファイルが記憶部に記憶されているか否か、すなわち今回得られたスキャンファイルに結合すべきファイルが存在するか否かを判定することができる。
なお、他の例としては、スキャンフラグの参照に替えて、格納先のフォルダに複数のスキャンファイルが存在するか否かに基づいて、結合すべきファイルが存在するか否かを判定してもよい。
ステップS800において、スキャンフラグに「1」が設定されている場合には、結合すべきファイルが存在するとして(ステップS800,YES)、ステップS801へ処理を移す。スキャンフラグに「0」が設定されている場合には、結合すべきファイルが存在しないとして(ステップS800,NO)、ステップS802へ処理を移す。
結合すべきファイルが存在する場合には、スキャンチケットサーバ300は、同一フォルダに存在する複数のスキャンファイルを1つのファイルにする結合処理を行う(ステップS801)。すなわち、ステップS801は、データ管理部214によるデータ管理処理の一例である。ステップS801において、データ管理部214は、第1のスキャン条件により得られた第1の原稿データを含むスキャンファイルと、第2の原稿データを含むスキャンファイルとを結合する。
なお、本実施の形態においては、第1の原稿データと第2の原稿データのスキャンファイルとを結合することとした。しかし、各スキャンファイルに格納される第1の原稿データと第2の原稿データとを関連付ければよく、その方法は実施の形態に限定されるものではない。例えば、第1の原稿データと第2の原稿データとを含む2つのスキャンファイルに両者が関連することを示す同一の識別情報を付与することとしてもよい。
このように、本実施形態にかかるスキャンシステムにおいては、同一の対象原稿群に対するスキャンを複数のタイミングで実施した場合であっても、一連の原稿データを同一ファイルとして管理することができ、管理を容易にすることができる。さらに、ユーザは、従来のように、スキャンタイミングが異なることに起因して別ファイルとして生成された複数の原稿データを手作業で紐付けする必要がなく、処理の効率化を図ることができる。
続いて、スキャンチケットサーバ300は、複合機100において用いられたスキャンチケットをスキャンチケットマスタから削除する(ステップS802)。すなわち、ステップS802は、削除部413による削除処理の一例である。このように、削除部413は、既にスキャン動作が完了した場合に、完了したスキャン動作において参照されたスキャン条件を含むスキャンチケットを削除する。
なお、スキャンチケットを削除する処理は、スキャン動作の完了後であればよく、結合処理の後のタイミングに限定されるものではない。例えば、削除処理は、ステップS723において、削除対象となる第1のスキャンチケットに対応する第2のスキャンチケットの生成終了通知が送信された後のタイミングに実行されてもよい。また、スキャンチケットの削除は、ステップS722において生成された第2のスキャンチケットにより、削除対象となる第1のスキャンチケットを上書きする処理を含むものである。
続いて、スキャンチケットサーバ300は、ステップS802において削除したスキャンチケットのスキャンコードを親コードとして含むスキャンチケットがスキャンチケットマスタに存在するか否かを判定する。対象とするスキャンチケットが存在しない場合には(ステップS803,NO)、スキャンチケットサーバ300は、スキャンファイルを格納先から読み出し、これを文書管理システムに登録する(ステップS804)。スキャンチケットサーバ300は、さらにスキャンファイルを記憶部から削除する(ステップS805)。なお、スキャンチケットサーバ300は、このときスキャンファイルとともに、スキャンファイルのフォルダも削除してもよい。
ここで、文書管理システムは、スキャンシステムが備える装置である。本実施形態においては、文書管理システムは、スキャンチケットサーバ300と別個の装置であるものとする。スキャンチケットサーバ300は、登録処理(ステップS804)において、読み出したスキャンファイルを文書管理システムに送信する。
ステップS803において、対象とするスキャンチケットが存在する場合には(ステップS803,YES)、処理を終了する。また、他の例としては、この場合には、スキャンチケット一覧画面を複合機100に表示してもよい。
削除されたスキャンチケットのスキャンコードを親コードとして含むスキャンチケットが存在する場合には、格納されているスキャンファイルについて結合処理が実行される可能性がある。そこで、このように、スキャンファイルを文書管理システムに登録することなく、記憶部に残したまま、処理を終了する。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
そうした第1の変更例について説明する。本実施形態にかかるスキャンシステムは、スキャンチケットマスタに登録されている予定読取枚数と読取済枚数とを比較することにより、残り原稿の有無を判定したが、残り原稿の有無を判定する処理は、実施形態に限定されるものではない。
例えば、スキャンチケットマスタに、予定読取枚数に替えて、ツアー人数と、1人あたりの回答用紙の枚数とを登録しておく。ツアー人数と1人あたりの回答用紙の枚数(単位枚数)とを乗じることにより予定読取枚数が得られる。すなわち、ツアー人数と単位枚数とは、予定読取枚数に想到する情報である。
この場合、スキャンシステムは、スキャンチケットマスタに登録されているスキャンチケット(第1のスキャンチケット)を用いてスキャンした結果から、ツアー人数分のアンケートが得られたかを判定する。例えば、回答用紙がツアー者1人につき3枚であったところ、スキャンの結果の45枚のスキャンが完了したとする。この場合には、15人分の回答用紙に対するスキャン動作が完了したと判定する。
続いて、スキャンシステムは、旅行マスタに登録されているツアー人数(例えば20人)と比較して、人数が異なっていた場合に、ツアー人数分のアンケートが得られなかったと判定する。スキャンステムは、さらに、ツアー人数分のアンケートが得られなかった場合には、不足した人数分のスキャンチケットを生成し、登録するようにする。この場合、ユーザごとにアンケートをスキャンさせるため、生成されたスキャンチケットの単位枚数には、1人分のアンケート枚数である「3」が設定され、ツアー人数には、「5」が設定される。
第2の変更例としては、本実施形態にかかるスキャンシステムは、図7に示すように、複合機100において、差分枚数を算出し、ユーザからのスキャンチケット生成指示に応じて第2のスキャンチケットの生成を行うか否かを判定した。しかし、これらの処理は、スキャンチケットサーバ300において行ってもよい。例えば、スキャンチケットサーバ300は、複合機100からスキャンコードと、読取済枚数とを取得する。そして、スキャンチケットサーバ300は、スキャンコードを検索キーとして、スキャンチケットマスタを検索し、スキャンチケットを特定する。
スキャンチケットサーバ300は、特定したスキャンチケットの予定読取枚数と、複合機100から取得した読取済枚数とを比較し、残り原稿が存在する場合に第2のスキャンチケットの生成処理を行うことする。このように、スキャンチケットを生成するか否かを判定する処理は、スキャンチケットが備えるいずれかの装置において実行されればよく、その主体は、実施形態に限定されるものではない。
第3の変更例としては、本実施形態のスキャンシステムにおいては、スキャン動作の後、残り原稿が存在するか否かを判定し、残り原稿が存在する場合にのみ、第2のスキャンチケットを生成することとした。しかし、常に対象原稿群に対し複数回のスキャン動作が実行されるような原稿群も考えられる。スキャンシステムは、複数回のスキャン動作が実行されるような原稿群を対象とする場合には、残り原稿の有無の判定を行うことなく、第2のスキャンチケットを生成することとしてもよい。
さらに、第4の変更例としては、本実施形態のスキャンシステムにおいては、第2のスキャンチケットに含まれる親コードにより第1のスキャンチケットと第2のスキャンチケットとの関係を特定する。しかし、例えば、スキャンシステムにおいて扱う原稿群が1つのみである場合など、第1のスキャンチケットと第2のスキャンチケットとの関係を管理する必要がない場合も考えられる。この場合には、第1のスキャンチケットと第2のスキャンチケットとを関連付ける関連データとしての親コードは必須の情報ではない。すなわち、第2のスキャンチケットは、親コードを含まなくてもよい。
第5の変更例としては、本実施のスキャンシステムにおいては、第2のスキャンチケットに親コードとして含まれるチケットコードにより、第1のスキャンチケットと第2のスキャンチケットとの関連付けを管理した。しかし、関連付けの方法は、これに限定されるものではない。例えば、関連する第1のスキャンチケットおよび第2のスキャンチケットの両方に対し、関連を示す同一の情報を別途付与することとしてもよい。
第6の変更例としては、本実施の形態におけるスキャンチケットサーバ300の機能を複合機100が備えるものとしてもよい。すなわち、この場合、複合機100は、スキャンチケットを記憶し、自身の備える記憶部に記憶し、スキャンチケットを管理する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成される。
以上、一実施形態について示した。しかし、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。より具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図5〜図8に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図5〜図8の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図5〜図8の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行してもよい。これによっても、本発明の目的が達成される。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM等を用いることができる。プログラムを供給するための記録媒体としてはまた、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなくともよい。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、以下の処理を行ってもよい。すなわち、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。この処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できる。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 複合機、200 クライアントPC、300 スキャンチケットサーバ、401 スキャン制御部、402 生成部、403 表示制御部、404 受付部、411 生成部、412 データ管理部、413 削除部

Claims (15)

  1. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取システムであって、
    記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御手段と、
    前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成手段と
    を備えることを特徴とする読取システム。
  2. 前記第1の読取条件は、前記対象原稿群に対する予定読取枚数を含み、
    前記生成手段は、前記第1の読取条件に示される前記予定読取枚数と、前記読取装置において、前記第1の読取条件に従い既に読み取られた読取済枚数との差分に応じた枚数を、前記残り原稿に対する予定読取枚数として含む前記第2の読取条件を生成することを特徴とする請求項1に記載の読取システム。
  3. 前記第1の読取条件に示される前記予定読取枚数と、前記読取済枚数とに基づいて、前記残り原稿が存在するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記判定手段により前記残り原稿が存在すると判定された場合に、前記第2の読取条件を生成することを特徴とする請求項2に記載の読取システム。
  4. 前記第1の読取条件での読み取り動作により得られる第1の原稿データと、前記第2の読取条件での読み取り動作により得られる第2の原稿データとを関連付けて前記記憶手段に格納するデータ管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の読取システム。
  5. 前記生成手段は、前記第2の読取条件を前記第1の読取条件に関連付ける関連データを前記第2の読取条件に対応付けてさらに前記記憶手段に格納し、
    前記関連データに基づいて、前記第1の読取条件と前記第2の読取条件の関係を識別可能に前記第2の読取条件を示す情報を表示装置に表示する表示制御手段と、
    ユーザから前記表示装置に示された前記第2の読取条件を示す情報の選択を受け付ける受付手段と
    をさらに備え、
    前記読取制御手段は、前記受付手段が選択を受け付けた前記第2の読取条件で前記残り原稿に対する読取動作を実行させることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の読取システム。
  6. 前記第1の読取条件での読取動作が完了した場合に、前記記憶手段から前記第1の読取条件を削除する削除手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の読取システム。
  7. 前記記憶手段は、前記対象原稿群の読み取り動作を開始可能なタイミングをさらに記憶し、
    前記生成手段は、前記タイミングが経過した場合に、前記対象原稿群に対する前記第1の読取条件を生成し、生成した前記第1の読取条件を前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の読取システム。
  8. 前記第1の読取条件は、前記対象原稿群の予定読取枚数を含み、
    前記第1の読取条件に示される前記予定読取枚数と、前記読取装置において、前記第1の読取条件に従い既に読み取られた読取済枚数とを比較し、前記読取済枚数が前記予定読取枚数に比べて多い場合に、前記読取済枚数が多い理由のユーザからの入力を受け付ける受付手段と、
    ユーザから入力された理由データを、前記記憶手段に格納するデータ管理手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の読取システム。
  9. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取管理装置であって、
    記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件を前記読取装置に送信する送信手段と、
    前記読取装置における前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成手段と
    を備えることを特徴とする読取管理装置。
  10. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件で読取処理を実行する画像形成装置であって、
    前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御手段と、
    前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成する生成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取システムが実行する読取方法であって、
    記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御ステップと、
    前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成ステップと
    を含むことを特徴とする読取方法。
  12. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取管理装置が実行する読取管理方法であって、
    記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件を前記読取装置に送信する送信ステップと、
    前記読取装置における前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成ステップと
    を含むことを特徴とする読取管理方法。
  13. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件で読取処理を実行する画像形成装置が実行する画像形成方法であって、
    前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御手段と、
    前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成する生成手段と
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  14. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理するコンピュータに、
    記憶手段に記憶されている、前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件を前記読取装置に送信する送信ステップと、
    前記読取装置における前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成し、前記第2の読取条件を前記記憶手段に格納する生成ステップと
    を実行させるためのプログラム。
  15. 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件で読取処理を実行するコンピュータに、
    前記読取装置による読み取り動作の対象となる複数枚の原稿を含む対象原稿群に対する第1の読取条件で、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御ステップと、
    前記第1の読取条件での読み取り動作の結果に基づいて、前記対象原稿群の複数の原稿のうち読み取りが行われていない残り原稿に対する読取条件であって、前記第1の読取条件と異なる第2の読取条件を生成する生成ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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