JP6081164B2 - 読取システム、読取管理装置、読取方法、読取管理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
この仕組みは、適切なスキャンチケットを用いてスキャン動作(原稿の読取動作)を実行するものである。さらに、この仕組みにおいては、スキャンチケットは、スキャン動作に用いられると、その後不要となるため削除される。この仕組みにより、紙文書の電子化と、保存を容易に行うことができる。
上記仕組みにおいては、例えばアンケートに対する複数の回答用紙のような一連の原稿群に対し、スキャンチケットを適用することにより同一条件でスキャンを行うことができる。そして、情報処理装置においては、スキャナにより得られた複数の回答用紙それぞれに対する原稿データを1つのファイルとして管理することができる。
しかしながら、一連の原稿群を複数回に分けてスキャンする場合には、1回目のスキャン終了時点で用いられたスキャンチケットは削除されてしまうため、2回目以降のスキャンを実行する際にはスキャンチケットが存在しない。このため、2回目以降のスキャンを実行する際には、管理者等は、スキャン条件などの情報を手動でスキャナに設定する必要があり、スキャンチケットを用いたスキャン業務の効率化につながらないという問題があった。
図1に示すように、1又は複数のクライアントPC200(例えば、ユーザ毎)、1又は複数の複合機100、スキャンチケットサーバ300は、ローカルエリアネットワーク(LAN)400を介して接続され、情報の送受信を行う。
複合機100は、スキャンチケットの一覧を表示する。ここで、スキャンチケットとは、スキャン動作(原稿の読み取り動作)を実行するためのスキャン条件(読取条件)等の定義を含む情報である。複合機100は、スキャンチケットに含まれるスキャン条件に従ってスキャン動作を実行する。
スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケットを記憶管理するサーバであり、スキャンチケットの発行や登録を行う。また、スキャンチケットサーバ300は、スキャンされたデータ(ファイル)を格納するデータサーバとしての機能を有している。
本実施形態のスキャンシステムでは、スキャンチケットサーバとデータサーバとの機能を同一筺体で有する構成としたが、スキャンチケットサーバとデータサーバとを別筺体にして実現することも可能である。
また、本実施形態のスキャンシステムは、不図示であるが、複合機100にログインするための認証サーバなど、他の装置をさらに有するシステム構成であってもよい。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202または外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)が記憶されている。ROM202または外部メモリ211には、さらに、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイルなど各種データを記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、外部メモリ211へのアクセスを制御する。外部メモリ211としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等が挙げられる。コンパクトフラッシュ(登録商標)は、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続される。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行する。これにより、CRT210上への情報の表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示の入力を可能とする。
本実施形態のPCおよびサーバの機能を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されている。スキャンチケットサーバ300の外部メモリ211に格納されている情報としては、図9に示すユーザマスタ、図10に示す旅行マスタ、図11および図12に示すスキャンチケットマスタが挙げられる。これらについての詳細な説明は後述する。
図3は、図1に示した複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、コントローラユニット316は、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ312と接続している。一方、コントローラユニット316は、LAN(例えば、図1に示したLAN400)や公衆回線(WAN)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。公衆回線としては、例えば、PSTN(Public Switched Telephone Networks)またはISDN(Integrated Services Digital Network)等が挙げられる。
コントローラユニット316において、CPU301は、複合機100全体を制御するプロセッサである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
ROM303は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムを格納している。ハードディスクドライブ(HDD)304は、システムを制御するための各種プログラムや画像データ等を格納する。
ネットワークインタフェース(Network I/F)305は、ネットワーク(LAN)400に接続し、データの入出力を行う。モデム(MODEM)306は、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)318は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、プリンタポート、RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部である。本実施形態の外部I/F318には、ユーザ認証で必要となる携帯端末のICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319による携帯端末のICカードからの情報読み取りを制御し、該携帯端末のICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
画像バス315は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下の複数のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)310は、例えば、PDL(page description language)コード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。プリンタインタフェース(プリンタI/F)311は、プリンタ312と画像バス315を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、スキャナインタフェース(スキャナI/F)313は、スキャナ314と画像バス315を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
プリンタ312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する。なお、プリンタ312の方式としては、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、いずれの方式を採用してもよい。プリンタ312によるプリント動作の起動は、CPU301からの指示による。なお、プリンタ312の処理対象として、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きの用紙を選択可能とすべく、複合機100は、複数の給紙段を備え、各給紙段に対応した用紙カセットを備えている。
なお、他の例としては、操作部308は、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させる表示部と、各種操作キーとを備えるものであり、タッチパネル機能を備えなくともよい。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始するときなどに用いられる。スタートキーの中央部には、緑と赤との2色LEDが配置されており、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力するときに用いる。リセットキーは、操作部308の設定を初期化するときに用いる。
以上のような構成によって、複合機100は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN400上に送信したり、LAN400から受信した印刷データをプリンタ312により印刷出力したりすることができる。また、複合機100は、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ312により出力したりすることできる。
スキャン制御部401は、例えば複合機100のCPU301がROM303またはHDD304に格納されているプログラムをRAM302に読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。同様に、判定部402、表示制御部403および受付部404は、複合機100のCPU301により実現されるものである。
なお、上記各部は、スキャンシステムが備えるいずれかの装置において実現されればよく、その装置は、上記装置に限定されるものではない。例えば、判定部402は、複合機100に替えて、スキャンチケットサーバ300において実現されてもよい。
判定部402は、スキャン制御部401の制御の下、スキャンが実行されると、読取済枚数と、スキャンチケットに定義されている予定読取枚数とを比較し、残り原稿が存在するか否かを判定する。ここで、読取済枚数とは、スキャンチケットを用いたスキャナ314によるスキャン動作が行われた原稿の枚数である。また、予定読取枚数は、スキャンチケットのスキャン条件でスキャンされるべき原稿群に含まれる原稿の枚数である。以下、スキャン対象となる原稿群を対象原稿群と称する。判定部402は、読取済枚数が予定読取枚数に比べて少ない場合に、残り原稿が存在すると判定する。
表示制御部403は、スキャンシステムに登録されているスキャンチケット等各種情報を、複合機100の操作部308としてのLCD表示部に表示する。受付部405は、ユーザによる操作部308の操作により入力された情報を受け付ける。
なお、本実施形態においては、ユーザがスキャナ314にかかる操作指示を複合機100の操作部308を介して行う場合を想定して説明するが、本操作は、クライアントPC200から行うことも可能である。この場合には、表示制御部403は、クライアントPC200のCRT210に各種情報を表示し、受付部405は、ユーザによるクライアントPC200のKB209の操作に応じた情報を受け付けてもよい。
以降、対象原稿群に対する初回のスキャンにおいて適用されるスキャンチケットを第1のスキャンチケットと称する。また、対象原稿群のうちスキャンが行われなかった残り原稿に対するスキャンを追加スキャンと称する。追加スキャンにおいて適用されるスキャンチケットを適宜第2のスキャンチケットと称する。第1のスキャンチケットに含まれるスキャン条件および第2のスキャンチケットに含まれるスキャン条件を、それぞれ適宜第1のスキャン条件(第1の読取条件)および第2のスキャン条件(第2の読取条件)と称することとする。第1のスキャンチケットのスキャン条件には、対象原稿群の枚数がスキャンの予定読取枚数として含まれている。これに対し、第2のスキャンチケットのスキャン条件には、残り原稿の枚数がスキャン予定読取枚数として含まれている。なお、各スキャンチケットの生成処理については後述する。
データ管理部412は、スキャナ314によるスキャン動作により得られた原稿データを記憶部に格納し、管理する。データ管理部412はまた、ユーザからの入力データを記憶部に格納し、管理する。削除部413は、スキャナ314により参照されたスキャンチケットを記憶部から削除する。
図5は、第1のスキャンチケット生成処理のフローチャートである。第1のスキャンチケット生成処理は、図4を参照しつつ説明した生成部411により実現される処理である。本処理により、第1のスキャンチケットがスキャンチケットマスタ(図11)に登録される。ここで、スキャンチケットマスタは、記憶部としてのスキャンチケットサーバ300の外部メモリ211等の記憶部に格納されている。スキャンチケットマスタは、第1のスキャンチケットおよび第2のスキャンチケットが格納されるテーブルである。
スキャンチケットサーバ300は、ツアー情報を受信すると、受信したツアー情報を旅行マスタ(図10)に登録する(ステップS500)。ここで、旅行マスタは、スキャンチケットサーバ300の外部メモリ211などの記憶部に格納されている。ツアー情報としては、ツアーコード、ツアー名、ツアー開始日、ツアー終了日、ツアー人数および添乗員の職員IDがあり、図10に示すように、旅行マスタの各フィールド(1000〜1005)にはこれらの情報が登録されている。なお、旅行マスタのスキャンフラグのフィールド1006には、ツアー情報登録時には、デフォルト値として0が自動登録される。
ツアー終了日が取得日よりも前の日にちである場合(ステップS503,YES)、すなわちツアーが終了している場合には、ステップS504以降の処理を行うことにより、第1のスキャンチケットを生成する。
ツアーが終了するとアンケートの回答用紙の回収がなされるため、回収した回答用紙のスキャン動作が可能となる。そこで、本実施形態にかかるスキャンシステムにおいては、旅行マスタに登録されているツアー終了日を、スキャン動作の開始可能なタイミングとして扱うこととした。
このように、スキャンチケットサーバ300は、スキャン動作の開始可能なタイミングが経過した場合にスキャン動作に用いられるスキャンチケットを生成するので、ユーザはスキャンチケットの生成を指示する必要がない。
なお、本実施形態においては、ツアー終了日を読取動作の開始可能なタイミングとすることとしたが、このタイミングは、実施形態に限定されるものではない。開始可能なタイミングは、対象原稿群の種類や利用タイミングなどに応じて、管理者等が適宜設定することができる。
他の例としては、1人のツアー者から複数枚の回答用紙を回収することとしてもよい。この場合には、旅行マスタに、ツアー人数の他に、1人あたりの用紙の枚数を登録するフィールドをさらに設けることとする。そして、スキャンチケットサーバ300は、ツアー人数に1人あたりの枚数を乗じることにより、予定読取枚数を算出し、これをスキャンチケットマスタに登録する。
本実施形態においては、スキャンチケットサーバ300は、旅行マスタに登録されている職員IDを、スキャンチケットのオーナーとしてスキャンチケットマスタに登録することとしている。他の例としては、例えば管理者等の操作により、ツアーの添乗員以外の職員の職員IDをオーナーとして別途登録することとしてもよい。
スキャンチケットサーバ300は、より具体的には、スキャンファイルの格納先として予め指定されたフォルダの直下に新たなフォルダを生成する。ここで、予め指定されたフォルダは、例えばスキャンチケットサーバ300の外部メモリ211内の領域に設けられている。スキャンチケットサーバ300は、新規作成したフォルダのフォルダ名にスキャンチケットマスタに登録したツアーコード名を与える。
スキャンチケットサーバ300は、さらに新たに登録したスキャンコードに対応付けて、フィールド1101,1103それぞれに親コード、登録日を登録し、フィールド1105〜1107に予定読取枚数以外のスキャン条件を登録する(ステップS508)。より具体的には、親コードとして、デフォルト値であるNULLが自動登録される。登録日として、当該処理を行っている日、すなわちタイムスタンプが自動登録される。また、本実施形態のスキャンチケットサーバ300においては、スキャン条件として、予定読取枚数の他、出力形式、dpi(解像度)、色がそれぞれ予め定められており、これら規定値が登録される。以上により、新たな第1のスキャンチケットの生成が完了する。
複合機100は、認証に成功すると、図6に示すように、ログイン処理を行う(ステップS600)。ログイン処理は、ユーザマスタからユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を複合機100が管理する領域にログイン情報として格納することにより、ユーザによる複合機100の利用を可能とする処理である。
なお、他の例としては、ICカードにはカードIDが記憶されており、ユーザマスタには、登録ユーザが所持するICカードのカードIDを記憶しておくこととしてもよい。この場合には、カードIDの照合により、ユーザ認証を行うこととする。
また、他の例としては、ユーザマスタは不図示の認証サーバに記憶しておくこととしてもよい。この場合には、複合機100は、認証サーバとの通信によりユーザマスタの情報を取得し、認証を行えばよい。
スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケット一覧要求を受信すると、ログイン情報(職員ID)と、スキャンチケットマスタ(図11)のフィールド1102のオーナーとを比較する。そして、スキャンチケットサーバ300は、ログイン情報とオーナーとが一致するスキャンチケットをスキャンチケットマスタから取得する。スキャンチケットサーバ300は、さらに旅行マスタ(図10)を参照し、スキャンチケットマスタから取得したスキャンチケットに対応するツアー名など複合機100において表示する情報を取得する。そして、スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケットマスタから取得した情報および旅行マスタから取得した情報に基づいて、未処理のスキャンに対応するスキャンチケットに関する情報を含むスキャンチケット一覧を生成する。スキャンチケットサーバ300は、生成したスキャンチケット一覧を複合機100に送信する(ステップS602)。
また、他の例としては、ツアー名などスキャンチケット一覧に含めるべき情報は、スキャンチケットマスタに登録しておくこととしてもよい。この場合には、スキャンチケット一覧を生成する処理において、旅行マスタを参照する処理を不要とすることができる。
続いて、ユーザの操作により、スキャンに適用すべきスキャンチケットが選択される。複合機100は、ユーザによる選択入力を受け付ける(ステップS604)。選択されたスキャンチケットは、13Bに示すスキャンチケット一覧画面1301の1行目1302のように、ハイライト表示される。
なお、図13Aに示すスキャンチケット一覧画面1300には、第1のスキャンチケットマスタのみが表示されている。これに対し、スキャンチケットマスタに第2のスキャンチケットが登録されている場合には、ステップS603において、スキャンチケット一覧画面1300には、第2のスキャンチケットも併せて表示される。
このように、スキャンチケット一覧画面1300には、第1のスキャン条件と第2のスキャン条件とを示す情報が表示されている。さらに、第2のスキャン条件に対応するツアーコードやツアー名は、対応する第1のスキャン条件に対するツアーコード、ツアー名と同一の情報である。すなわち、ツアーコード等の情報は、第1のスキャン条件と第2のスキャン条件との関係を識別可能とする情報である。したがって、閲覧者は、ツアーコード等の情報により、第1のスキャン条件と第2のスキャン条件との関係を把握することができる。なお、当該処理は、表示制御部403による表示制御処理の一例である。
なお、他の例としては、追加スキャンの有無を示す丸の表示にかえて、追加スキャンである場合には、当該スキャンチケットのスキャンスキャンコードなど、スキャンチケットを識別する情報を表示してもよい。
スキャンチケットサーバ300は、スキャン要求を受信すると(ステップS606)、スキャンコードを検索キーとして、スキャンチケットマスタを検索する。スキャンチケットサーバ300は、検索キーと一致するスキャンコードに対応するスキャンチケットを特定する。スキャンチケットサーバ300は、特定したスキャンチケットから、スキャン条件(出力形式、dpi、色、予定読取枚数)と、格納先ディレクトリを読み出す(ステップS607)。次に、スキャンチケットサーバ300は、スキャンコード、スキャン条件および格納先ディレクトリを含むスキャン命令を複合機100に送信する(ステップS608)。
次に、複合機100は、スキャナ314の図示せぬカウンタによりカウントされたスキャン枚数を、実際にスキャンが行われた読取済枚数として取得する(ステップS612)。
なお、本実施形態では、ステップS608においてスキャンチケットサーバ300よりスキャン命令を送信し、複合機100のスキャン動作を制御するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS602でスキャンチケット一覧を送信する際にスキャン条件も送信してもよい。そして、複合機100でスキャン指示があった場合に、スキャンチケットサーバ300を介することなく、複合機100の内部でスキャン命令を発行し、スキャン動作を制御する構成をとっても良い。
ステップS701では、複合機100は、操作部308のLCD表示部に図15に示す理由入力ウインドウ1500を表示する(ステップS701)。理由入力ウインドウ1500には、ユーザからの理由入力を受け付けるための入力欄1501と、入力された理由を登録するための登録ボタン1502とが設けられている。
なお、ユーザが理由入力不要と考えた場合には、理由の入力は不要である。この場合には、複合機100は、ステップS702,S703の処理を省略し、ステップS704へ処理を移す。
これに対応し、スキャンチケットサーバ300は、スキャンファイルを受信し(ステップS724)、格納先ディレクトリに示される記憶領域に、受信したスキャンファイルを格納する(ステップS725)。なお、スキャンファイルに理由データが追加されている場合には、ステップS725において、理由データはスキャンファイルとして、記憶部に格納される。すなわち、ステップS725は、データ管理部412によるデータ管理処理の一例である。
以上の処理により、第1のスキャン条件に従ったスキャン動作が実行された場合には、第1の原稿データを含むスキャンファイルが格納され、第2のスキャン条件に従ったスキャン動作が実行された場合には、第2の原稿データを含むスキャンファイルが格納される。
ステップS710において、予定読取枚数と読取済枚数とが一致しない場合(ステップS710,NO)、すなわち読取済枚数が予定読取枚数に満たない場合には、複合機100は、予定読取枚数と読取済枚数との差分を算出する(ステップS711)。
なお、本実施形態では、ステップS700、S710、S711の処理について、複合機100で処理するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS612で取得した読取済枚数をスキャンチケットサーバ300に送信し、スキャンチケットサーバ300において、各種処理を実行してもよい。この場合、スキャンチケットサーバ300は、判定の結果を複合機100に返す。また、他の例としては、スキャンチケットサーバ300は、判定の結果によって表示する画面を複合機100に返し、各種ウインドウに表示するようにしてもよい。
次に、複合機100は、操作部308のLCD表示部に図16に示す枚数不足通知ウインドウ1600を表示する(ステップS712)。枚数不足通知ウインドウ1600には、予定読取枚数分のスキャンが完了していない旨をユーザに通知する情報1601等が表示される。
枚数不足通知ウインドウ1600には、さらに、キャンセルボタン1602と、「後で」ボタン1603と、「登録」ボタン1604が表示されている。ユーザにより操作部308を介して「後で」ボタン1603が選択されると、複合機100は、スキャンチケットの生成指示を受け付ける。スキャンチケット生成指示は、残り原稿に対するスキャン(追加スキャン)に対するスキャンチケット(第2のスキャンチケット)を生成することを指示する情報である。ユーザにより「登録」ボタン1604が選択されると、複合機100は、スキャン動作により得られた原稿データを含むスキャンファイルの登録指示を受け付ける。
一方、「登録」ボタン1604が選択されず、キャンセルボタン1602が選択された場合には(ステップS714,NO)、本処理を終了する。
また、ステップS713において、残り原稿に対するスキャンチケットの生成指示を受け付けた場合には(ステップS713,YES)、複合機100は、スキャンチケット生成要求をスキャンチケットサーバ300に送信する(ステップS715)。ここで、スキャンチケット生成要求には、スキャン命令に含まれるスキャンコードと、ステップS711において算出された差分枚数とが含まれている。
なお、ユーザがアンケートをスキャンする前に、ユーザ(例えばツアー客)からメール等でアンケートデータを受信した場合には、管理者がメールで受け取ったファイルを登録する。また、管理者が手動で登録した枚数(手動登録枚数)を記憶させることが考えられる。この場合、「予定読取枚数−読取済枚数−手動登録枚数」が差分枚数として算出される。すなわち、予定読取枚数と読取済枚数との差分に応じた枚数を第2の読取条件とする構成もある。
さらに、スキャンチケットサーバ300は、第2のスキャンチケットに対する残りの情報については、ステップS721において特定した第1のスキャンチケットの対応する情報を引き継ぎ、同一の情報を同一のフィールドにそれぞれ登録する。
さらに、スキャンチケットサーバ300は、追加スキャンに対するスキャンチケット(第2のスキャンチケット)が生成された場合には、ツアーコードを検索キーとして、旅行マスタ(図10)を検索する。そして、スキャンチケットサーバ300は、ツアーコードの一致するレコードのフィールド1006に「1」のスキャンフラグを設定する。
図12の第2のスキャンチケットは、図11のスキャンコードST0001の第1スキャンチケットにより、予定読取枚数20枚のうち15枚のスキャンが完了した場合に、5枚の残り原稿に対して生成されたものである。このように、第2のスキャンチケットの予定読取枚数は、対応する第1のスキャンチケットの予定読取枚数と異なる値となっている。すなわち、第2のスキャンチケットに含まれる第2のスキャン条件は、第1のスキャンチケットに含まれる第1のスキャン条件と異なる条件である。また、第2のスキャンチケットの予定読取枚数は、第1のスキャンチケットを用いたスキャン動作により定まる値である。すなわち、第2のスキャンチケットは、第1のスキャンチケットを用いたスキャンの結果に基づいて生成されるものである。
なお、本実施形態においては、第1のスキャンチケットおよび第2のスキャンチケットのいずれもスキャンチケットマスタに登録されることとした。これに対し、他の例としては、第1のスキャンチケットと第2のスキャンチケットとをそれぞれ別のテーブルで管理することとしてもよい。この場合、スキャンチケットサーバ300は、スキャンチケット一覧を生成する際には、それぞれのテーブルからスキャンチケットを取得すればよい。
以上のように、本実施形態にかかるスキャンシステムにおいては、対象原稿群のうち一部の原稿に対するスキャン動作のみが完了した際には、ユーザからの指示に従い、対象原稿群のうち残り原稿に対する第2のスキャンチケットを自動的に生成することができる。すなわち、第2のスキャンチケットを生成するための煩雑なユーザ操作を不要とすることができる。
なお、他の例としては、スキャンフラグの参照に替えて、格納先のフォルダに複数のスキャンファイルが存在するか否かに基づいて、結合すべきファイルが存在するか否かを判定してもよい。
結合すべきファイルが存在する場合には、スキャンチケットサーバ300は、同一フォルダに存在する複数のスキャンファイルを1つのファイルにする結合処理を行う(ステップS801)。すなわち、ステップS801は、データ管理部214によるデータ管理処理の一例である。ステップS801において、データ管理部214は、第1のスキャン条件により得られた第1の原稿データを含むスキャンファイルと、第2の原稿データを含むスキャンファイルとを結合する。
なお、本実施の形態においては、第1の原稿データと第2の原稿データのスキャンファイルとを結合することとした。しかし、各スキャンファイルに格納される第1の原稿データと第2の原稿データとを関連付ければよく、その方法は実施の形態に限定されるものではない。例えば、第1の原稿データと第2の原稿データとを含む2つのスキャンファイルに両者が関連することを示す同一の識別情報を付与することとしてもよい。
このように、本実施形態にかかるスキャンシステムにおいては、同一の対象原稿群に対するスキャンを複数のタイミングで実施した場合であっても、一連の原稿データを同一ファイルとして管理することができ、管理を容易にすることができる。さらに、ユーザは、従来のように、スキャンタイミングが異なることに起因して別ファイルとして生成された複数の原稿データを手作業で紐付けする必要がなく、処理の効率化を図ることができる。
なお、スキャンチケットを削除する処理は、スキャン動作の完了後であればよく、結合処理の後のタイミングに限定されるものではない。例えば、削除処理は、ステップS723において、削除対象となる第1のスキャンチケットに対応する第2のスキャンチケットの生成終了通知が送信された後のタイミングに実行されてもよい。また、スキャンチケットの削除は、ステップS722において生成された第2のスキャンチケットにより、削除対象となる第1のスキャンチケットを上書きする処理を含むものである。
ここで、文書管理システムは、スキャンシステムが備える装置である。本実施形態においては、文書管理システムは、スキャンチケットサーバ300と別個の装置であるものとする。スキャンチケットサーバ300は、登録処理(ステップS804)において、読み出したスキャンファイルを文書管理システムに送信する。
削除されたスキャンチケットのスキャンコードを親コードとして含むスキャンチケットが存在する場合には、格納されているスキャンファイルについて結合処理が実行される可能性がある。そこで、このように、スキャンファイルを文書管理システムに登録することなく、記憶部に残したまま、処理を終了する。
例えば、スキャンチケットマスタに、予定読取枚数に替えて、ツアー人数と、1人あたりの回答用紙の枚数とを登録しておく。ツアー人数と1人あたりの回答用紙の枚数(単位枚数)とを乗じることにより予定読取枚数が得られる。すなわち、ツアー人数と単位枚数とは、予定読取枚数に想到する情報である。
この場合、スキャンシステムは、スキャンチケットマスタに登録されているスキャンチケット(第1のスキャンチケット)を用いてスキャンした結果から、ツアー人数分のアンケートが得られたかを判定する。例えば、回答用紙がツアー者1人につき3枚であったところ、スキャンの結果の45枚のスキャンが完了したとする。この場合には、15人分の回答用紙に対するスキャン動作が完了したと判定する。
続いて、スキャンシステムは、旅行マスタに登録されているツアー人数(例えば20人)と比較して、人数が異なっていた場合に、ツアー人数分のアンケートが得られなかったと判定する。スキャンステムは、さらに、ツアー人数分のアンケートが得られなかった場合には、不足した人数分のスキャンチケットを生成し、登録するようにする。この場合、ユーザごとにアンケートをスキャンさせるため、生成されたスキャンチケットの単位枚数には、1人分のアンケート枚数である「3」が設定され、ツアー人数には、「5」が設定される。
スキャンチケットサーバ300は、特定したスキャンチケットの予定読取枚数と、複合機100から取得した読取済枚数とを比較し、残り原稿が存在する場合に第2のスキャンチケットの生成処理を行うことする。このように、スキャンチケットを生成するか否かを判定する処理は、スキャンチケットが備えるいずれかの装置において実行されればよく、その主体は、実施形態に限定されるものではない。
以上、一実施形態について示した。しかし、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。より具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図5〜図8に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図5〜図8の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図5〜図8の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行してもよい。これによっても、本発明の目的が達成される。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM等を用いることができる。プログラムを供給するための記録媒体としてはまた、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなくともよい。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、以下の処理を行ってもよい。すなわち、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。この処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
Claims (11)
- 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取システムであって、
人数を含む登録情報に基づき読み取り動作の対象となる複数の原稿の枚数を示す予定読取値を決定する第1の決定手段と、
前記第1の決定手段により決定された予定読取値が設定された第1の読取条件を登録する第1の登録手段と、
前記第1の登録手段により登録された前記第1の読取条件であって、指定された前記第1の読取条件を用いて、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御手段と、
前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果と前記第1の読取条件に設定される予定読取値とに基づいて、前記読み取り動作の対象となる原稿のうち読み取りが行われていない残りの原稿を読み取るための予定読取値を決定する第2の決定手段と、
前記第2の決定手段により決定された前記予定読取値が設定された第2の読取条件を登録する第2の登録手段と
を備えることを特徴とする読取システム。 - 前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果と前記第1の読取条件に設定される予定読取値とに基づいて、前記残りの原稿が存在するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記第2の登録手段は、前記判定手段により前記残りの原稿が存在すると判定された場合に、前記第2の読取条件を登録することを特徴とする請求項1に記載の読取システム。 - 前記判定手段により前記残りの原稿が存在すると判定された場合に、前記残りの原稿が存在することを通知する第1の通知手段をさらに備え、
前記第2の登録手段は、前記第1の通知手段による通知に従って、前記第2の読取条件の登録指示に対応する操作を受け付けた場合に、前記第2の読取条件を登録することを特徴とする請求項2に記載の読取システム。 - 前記第1の読取条件での読み取り動作により得られる第1の原稿データと、当該第1の読取条件に基づいて生成された前記第2の読取条件での読み取り動作により得られる第2の原稿データとを関連付けて記憶手段に格納するデータ管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の読取システム。
- 前記第1の読取条件に設定されている予定読取値より、前記結果により得られる原稿群の値が大きい場合に、読取装置でユーザに通知する第2の通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の読取システム。
- 前記第2の通知手段による通知後、ユーザによる入力情報の登録指示を受け付けた場合に、前記第2の読取条件を登録することなく、前記第1の読取条件での読み取りによる処理を完了することを特徴とする請求項5に記載の読取システム。
- 前記第1の読取条件に設定されている予定読取値は、前記読み取り動作の対象となる原稿の予定読取枚数であって、
前記第2の決定手段で決定される予定読取値は、前記読み取り動作の対象となる原稿の予定読取枚数と、前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果より得られる読取済枚数とに従って決定される、前記残りの原稿の予定読取枚数であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の読取システム。 - 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取管理装置であって、
人数を含む登録情報に基づき読み取り動作の対象となる複数の原稿の枚数を示す予定読取値を決定する第1の決定手段と、
前記第1の決定手段により決定された予定読取値が設定された第1の読取条件を登録する第1の登録手段と、
前記第1の登録手段により登録された前記第1の読取条件を前記読取装置に送信する送信手段と、
前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果と前記第1の読取条件に設定される予定読取値とに基づいて、前記読み取り動作の対象となる原稿のうち読み取りが行われていない残りの原稿を読み取るための予定読取値を決定する第2の決定手段と、
前記第2の決定手段により決定された前記予定読取値が設定された第2の読取条件を登録する第2の登録手段と
を備えることを特徴とする読取管理装置。 - 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取システムが実行する読取方法であって、
人数を含む登録情報に基づき読み取り動作の対象となる複数の原稿の枚数を示す予定読取値を決定する第1の決定ステップと、
前記第1の決定ステップにおいて決定された予定読取値が設定された第1の読取条件を登録する第1の登録ステップと、
前記第1の登録ステップにおいて登録された前記第1の読取条件であって、指定された前記第1の読取条件を用いて、前記読取装置による読み取り動作を実行させる読取制御ステップと、
前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果と前記第1の読取条件に設定される予定読取値とに基づいて、前記読み取り動作の対象となる原稿のうち読み取りが行われていない残りの原稿を読み取るための予定読取値を決定する第2の決定ステップと、
前記第2の決定ステップにおいて決定された前記予定読取値が設定された第2の読取条件を登録する第2の登録ステップと
を含むことを特徴とする読取方法。 - 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理する読取管理装置が実行する読取管理方法であって、
人数を含む登録情報に基づき読み取り動作の対象となる複数の原稿の枚数を示す予定読取値を決定する第1の決定ステップと、
前記第1の決定ステップにおいて決定された予定読取値が設定された第1の読取条件を登録する第1の登録ステップと、
前記第1の登録ステップにおいて登録された前記第1の読取条件を前記読取装置に送信する送信ステップと、
前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果と前記第1の読取条件に設定される予定読取値とに基づいて、前記読み取り動作の対象となる原稿のうち読み取りが行われていない残りの原稿を読み取るための予定読取値を決定する第2の決定ステップと、
前記第2の決定ステップにおいて決定された前記予定読取値が設定された第2の読取条件を登録する第2の登録ステップと
を備えることを特徴とする読取管理方法。 - 読取装置による原稿の読み取りのために参照される読取条件を管理するコンピュータに、
人数を含む登録情報に基づき読み取り動作の対象となる複数の原稿の枚数を示す予定読取値を決定する第1の決定ステップと、
前記第1の決定ステップにおいて決定された予定読取値が設定された第1の読取条件を登録する第1の登録ステップと、
前記第1の登録ステップにおいて登録された前記第1の読取条件を前記読取装置に送信する送信ステップと、
前記第1の読取条件での前記読取装置による読み取り動作の結果と前記第1の読取条件に設定される予定読取値とに基づいて、前記読み取り動作の対象となる原稿のうち読み取りが行われていない残りの原稿を読み取るための予定読取値を決定する第2の決定ステップと、
前記第2の決定ステップにおいて決定された前記予定読取値が設定された第2の読取条件を登録する第2の登録ステップと
を実行させるためのプログラム。
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