JP2005161006A - 使い捨て着用物品 - Google Patents

使い捨て着用物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2005161006A
JP2005161006A JP2004029475A JP2004029475A JP2005161006A JP 2005161006 A JP2005161006 A JP 2005161006A JP 2004029475 A JP2004029475 A JP 2004029475A JP 2004029475 A JP2004029475 A JP 2004029475A JP 2005161006 A JP2005161006 A JP 2005161006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
article
leak
crotch region
lateral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004029475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4342330B2 (ja
JP2005161006A5 (ja
Inventor
Yoshitaka Mishima
祥宜 三嶋
Kaiyo Nakajima
海陽 中嶋
Hibiki Kikuchi
響 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP2004029475A priority Critical patent/JP4342330B2/ja
Priority to TW093130377A priority patent/TWI241183B/zh
Priority to MYPI20044612A priority patent/MY141092A/en
Priority to US10/983,635 priority patent/US7252657B2/en
Priority to EP11151896A priority patent/EP2314265B1/en
Priority to AT04818525T priority patent/ATE525050T1/de
Priority to KR1020067011522A priority patent/KR100779928B1/ko
Priority to EP04818525A priority patent/EP1688114B1/en
Priority to PCT/JP2004/016869 priority patent/WO2005046550A1/ja
Publication of JP2005161006A publication Critical patent/JP2005161006A/ja
Publication of JP2005161006A5 publication Critical patent/JP2005161006A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342330B2 publication Critical patent/JP4342330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/49Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
    • A61F13/495Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers with faecal cavity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/49Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
    • A61F13/494Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Gloves (AREA)

Abstract

【課題】後胴周り域に潰れ難いポケットを形成し、障壁やポケットにおいて排泄物を吸収することができ、後端部からの排泄物の漏れを防ぐことができる使い捨て着用物品を提供する。
【解決手段】使い捨て着用物品10Aでは、コア20が延びる後胴周り域16の部位21が第1部位22と第2部位23とに区分され、第2部位23の中央部分24にコア20を貫通する貫通孔25が形成され、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性が股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向のそれよりも低く、防漏シート19の固定端部34と弾性部材36の縦方向端部37とが第1部位22上に位置している。物品10Aでは、第1部位22が股下域15よりも物品10Aの厚み方向上方に位置し、第2部位23が障壁48とポケット49とを形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、排泄物を吸収、保持する使い捨て着用物品に関する。
横方向へ延びる前後端部と、縦方向へ延びる両側部とを有し、前後端部間に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とが画成され、透液性表面シートおよび不透液性裏面シートと、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材が収縮可能に取り付けられて表面シートの上方へ起立性向を有する一対の不透液性防漏シートと、表裏面シートの間に介在して前胴周り域および股下域に延びる吸液性コアとから構成され、後胴周り域が、後端部の側に位置する第1部位と、股下域の側に位置する第2部位とに区分され、第2部位の剛性が、第1部位と股下域とのそれよりも低く、防漏シートの固定端部と弾性部材の縦方向端部とが、後胴周り域の第1部位上に位置する使い捨て着用物品がある(特許文献1参照)。
第1部位は、表裏面シートとそれらシートの間に介在する帯状の胴周り用弾性部材とから形成されている。第2部位は、表面シートと裏面シートとから形成されている。防漏シートの固定端部は、第1部位に延びる表面シートの外面に固着されている。この物品は、防漏シートに取り付けられた弾性部材の収縮力によって第1部位が股下域の側へ引き寄せられ、第1部位が股下域よりも物品の厚み方向上方に位置することで股下域と第1部位との間に段差が生じ、第2部位が股下域に向かって開口するポケットを形成している。この物品は、排泄物が表面シート上を拡散し、後端部に向かって流動したとしても、排泄物がポケットに収容されるので、後端部からの排泄物の漏れを防ぐことができる。
特開2001−61888号公報
特許文献1に開示の物品では、その着用中に後胴周り域に着用者の体圧がかかると、ポケットが容易に潰れて排泄物がポケットから漏れ出し、排泄物が第1部位を乗り越えて後端部から物品の外側へ漏れてしまう場合がある。また、この物品は、第1部位と第2部位とにコアが存在しないので、第1部位とポケットを形成する第2部位とにおいて排泄物を吸収することができず、排泄物がポケットに残存し、ポケットが潰れると、排泄物がポケットの外側へ容易に漏れ出してしまう。
本発明の目的は、後胴周り域に潰れ難いポケットを形成し、障壁やポケットにおいて排泄物を吸収することができ、後端部からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる使い捨て着用物品を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、横方向へ延びる前後端部と、縦方向へ延びる両側部とを有し、前後端部間に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とが画成され、透液性表面シートおよび不透液性裏面シートと、両側部に位置して縦方向へ延びる一対の不透液性第1防漏シートと、表裏面シートの間に介在して前後端部間に延びる吸液性コアとから構成され、第1防漏シートが、前後端部間に位置して縦方向へ延びる固定側部と、固定側部に並行して縦方向へ延びていて表面シートの上方へ起立性向を有する自由部と、前後端部に位置して横方向へ倒伏した固定両端部とから形成され、縦方向へ延びる伸縮性第1弾性部材が第1防漏シートの自由部に収縮可能に取り付けられた使い捨て着用物品である。
前記前提における本発明の特徴は、コアが延びる後胴周り域の部位が、後端部の側に位置する第1部位と、股下域の側に位置する第2部位とに区分され、第2部位に位置するコアの横方向の曲げ剛性が股下域と第1部位とに位置するコアの横方向のそれよりも低く、第1防漏シートの固定端部と弾性部材の縦方向端部とが後胴周り域の第1部位上に位置していることにある。この物品では、第1防漏シートに取り付けられた第1弾性部材の収縮力によって後胴周り域の第1部位が股下域の側へ引き寄せられ、第1部位が股下域よりも物品の厚み方向上方に位置することで股下域と第1部位との間に段差が生じ、後胴周り域の第2部位が物品の厚み方向へ延びる障壁と股下域と向かい合うポケットとのうちの少なくとも一方を形成する。
本発明は、以下の実施態様を有する。
(1)本発明の実施態様の一例は、コアをその厚み方向へ貫通する貫通孔が第2部位の横方向中央部分に形成されている。この態様の物品は、第2部位の横方向中央部分にコアを貫通する貫通孔が形成され、横方向中央部分にコアが存在しないので、第2部位に位置するコアの横方向の曲げ剛性が股下域と第1部位とに位置するコアの横方向のそれよりも低くなる。
(2)本発明の実施態様の他の一例は、コアを切り欠いた横方向内方へ凹む一対のノッチが第2部位の横方向両側部分に形成されている。この態様の物品は、第2部位の横方向両側部分にコアを切り欠いたノッチが形成され、横方向両側部分にコアが存在しないので、第2部位におけるコアの横方向の曲げ剛性が股下域と第1部位とに位置するコアの横方向のそれよりも低くなる。
(3)本発明の実施態様の他の一例は、コアの坪量と密度と厚み寸法とが股下域と第1および第2部位とにおいて同一である。
(4)本発明の実施態様の他の一例は、物品が前記後胴周り域に位置して横方向へ延びる不透液性第2防漏シートを有し、第2防漏シートが、後胴周り域の第1部位に位置して横方向へ延びる固定端部と、固定端部に並行して横方向へ延びていて後胴周り域の第1部位から第2部位に達する自由部と、物品の両側部の側に位置して縦方向内方へ倒伏した固定両側部とから形成され、横方向へ延びる伸縮性第2弾性部材が第2防漏シートの自由部に収縮可能に取り付けられている。
(5)本発明の実施態様の他の一例は、第2防漏シートが第1防漏シートの間に配置され、第2防漏シートの自由部の横方向両側部分が第1防漏シートの自由部に固着されている。
(6)本発明の実施態様の他の一例は、股下域と第1部位とに位置するコアのガーレ法に準拠した横方向の曲げ剛性値が9.4〜28.2mNの範囲にあり、第2部位に位置するコアのガーレ法に準拠した横方向の曲げ剛性値が5.5〜16.5mNの範囲にある。
(7)本発明の実施態様の他の一例は、第1弾性部材を含む第1防漏シートの自由部の90%伸長時における伸長応力が0.02〜0.32Nの範囲にある。
本発明に係る使い捨て着用物品によれば、第1防漏シートに取り付けられた第1弾性部材の収縮力によって後胴周り域の第2部位が部分的に折れ曲がり、後胴周り域の第1部位が股下域の側へ引き寄せられ、第1部位が股下域よりも物品の厚み方向上方に位置することで股下域と第1部位との間に段差が生じ、第2部位が物品の厚み方向へ延びる障壁と股下域と向かい合うポケットとのうちの少なくとも一方を形成する。この物品は、第2部位が障壁を形成すると、物品の着用中に排泄された排泄物が表面シート上を拡散して後端部に向かって流動したとしても、排泄物の流動が第2部位によって阻止されるので、排泄物が第1部位を乗り越えることはなく、後端部からの排泄物の漏れを防ぐことができる。この物品は、第2部位がポケットを形成すると、物品の着用中に排泄された排泄物が表面シート上を拡散して後端部に向かって流動したとしても、排泄物がポケットに収容されるので、排泄物が第1部位を乗り越えることはなく、後端部からの排泄物の漏れを防ぐことができる。この物品は、第1および第2部位に位置するコアが排泄物を吸収し、障壁やポケットに排泄物が残存することはなく、排泄物がポケットから漏れ出すことがない。
コアをその厚み方向へ貫通する貫通孔が第2部位の横方向中央部分に形成された物品では、第2部位の横方向両側部分と横方向中央部分とにコアの厚み寸法に比例する段差が形成され、物品の着用中に後胴周り域に着用者の体圧がかかり、第2部位が物品の厚み方向へ圧縮されたとしても、第2部位の横方向中央部分が重なり合う以前にコアが存在する第2部位の横方向両側部分が重なり合い、横方向両側部分に位置するコアの厚みによって横方向中央部分の重なりが防止される。この物品は、第2部位の横方向両側部分においてポケットが潰れたとしても、第2部位の横方向中央部分においてポケットが潰れることはなく、横方向中央部分におけるポケットの開口状態が維持される。この物品は、後胴周り域に着用者の体圧がかかったとしても、ポケット全体が潰れることはなく、排泄物がポケットから漏れ出すことがないので、排泄物が後端部から物品の外側へ漏れてしまうことはない。この物品は、第1部位と第2部位の横方向両側部分とに位置するコアが排泄物を吸収するので、障壁やポケットに排泄物が残存することはない。
コアを切り欠いた横方向内方へ凹むノッチが第2部位の横方向両側部分に形成された物品では、第2部位の横方向両側部分と横方向中央部分とにコアの厚み寸法に比例する段差が形成され、物品の着用中に後胴周り域に着用者の体圧がかかり、第2部位が物品の厚み方向へ圧縮されたとしても、第2部位の横方向両側部分が重なり合う以前にコアが存在する第2部位の横方向中央部分が重なり合い、横方向中央部分に位置するコアの厚みによって横方向両側部分の重なりが防止される。この物品は、第2部位の横方向中央部分においてポケットが潰れたとしても、第2部位の横方向両側部分においてポケットが潰れることはなく、横方向両側部分におけるポケットの開口状態が維持される。この物品は、後胴周り域に着用者の体圧がかかったとしても、ポケット全体が潰れることはなく、排泄物がポケットから漏れ出すことがないので、排泄物が後端部から物品の外側へ漏れてしまうことはない。この物品は、第1部位と第2部位の横方向中央部分とに位置するコアが排泄物を吸収するので、障壁やポケットに排泄物が残存することはない。
コアの坪量と密度と厚み寸法とが第1および第2部位と股下域とにおいて同一であってコアに貫通孔やノッチが形成された物品では、第1防漏シートに取り付けられた第1弾性部材が収縮したとしても、第1部位と股下域とに位置するコアが不規則に折れ曲がることはなく、第2部位においてコアを確実に折り曲げることができ、第1部位を股下域の側へ確実に引き寄せることができる。また、この物品は、コアが局所的に嵩張ることはなく、コアの剛性が局所的に増加することによる物品の着用感の低下を防ぐことができる。
後胴周り域に位置して横方向へ延びる不透液性第2防漏シートを有する物品は、第2防漏シートの自由部が排泄物に対する障壁を形成するので、物品の着用中に排泄された排泄物が第2部位から形成された障壁を乗り越えて第1部位に達したとしても、排泄物の流動が第2防漏シートの自由部によって阻止され、後端部からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる。
第2防漏シートが第1防漏シートの間に配置され、第2防漏シートの自由部の横方向両側部分が第1防漏シートの自由部に固着された物品は、第1防漏シートの自由部の起立にともなって第2防漏シートの自由部が表面シートの上方へ浮き上がるので、第2防漏シートの自由部が障壁として十分に機能し、後端部からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる。
股下域と第1部位とに位置するコアのガーレ法に準拠した横方向の曲げ剛性値が9.4〜28.2mNの範囲にあり、第2部位に位置するコアのガーレ法に準拠した横方向の曲げ剛性値が5.5〜16.5mNの範囲にある物品は、第1弾性部材の収縮力によってコアが第2部位のみで折れ曲がり、コアが第1部位と股下域とにおいて不規則に折れ曲がることはなく、第1部位を股下域の側へ確実に引き寄せることができ、第2部位によって障壁やポケットを確実に形成することができる。
第1弾性部材を含む第1防漏シートの自由部の90%伸長時における伸長応力が0.02〜0.32Nの範囲にある物品は、第1弾性部材の収縮力が第1部位に十分に作用し、弾性部材の収縮力によって第1部位を股下域の側へ確実に引き寄せることができ、第2部位によって障壁やポケットを確実に形成することができる。
添付の図面を参照し、本発明に係る使い捨て着用物品の詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2は、一例として示す使い捨て着用物品10Aの部分破断斜視図と、表面シート17の側から示す図1の物品10Aの平面図とである。図1では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、厚み方向を矢印Nで示す。図2は、物品10Aを弾性部材36,40,43の収縮力に抗して縦横方向へ展開させた状態で示している。図3,4は、図1の3−3線矢視断面図と、図1の4−4線矢視断面図とであり、図5は、図1の5−5線端面図である。なお、表裏面シート17,18や防漏シート19の内面とは、コア20に対向する面をいい、それらシート17,18,19の外面とは、コア20に非対向の面をいう。
物品10Aは、互いに並行して横方向へ延びる前後端部11,12と、縦方向へ延びる両側部13とを有する。前後端部11,12間には、縦方向へ並ぶ前胴周り域14および後胴周り域16と、それら胴周り域14,16の間に位置する股下域15とが画成されている。物品10Aは、肌当接側に位置する透液性表面シート17と、肌非当接側に位置する不透液性裏面シート18と、両側部13に位置して縦方向へ延びる一対の不透液性第1防漏シート19と、表裏面シート17,18の間に介在してそれらシート17,18の内面に接合された吸液性コア20とから構成されている。コア20は、前後胴周り域14,16と股下域15とに延びている。股下域15の両側部13は、物品10Aの横方向内方へ向かって弧を画いている。物品10Aは、その平面形状が砂時計型を呈する。
コア20が延びる後胴周り域16の部位21は、後端部12の側に位置する第1部位22と、股下域15の側に位置する第2部位23とに区分されている。第2部位23の横方向中央部24には、コア20をその厚み方向へ貫通する貫通孔25が形成されている。貫通孔25では、表面シート17と裏面シート18とが互いに重なり合った状態でそれらシート17,18の内面どうしが固着されている。
表面シート17は、親水性繊維不織布26から形成されている。裏面シート18は、疎水性繊維不織布27と通気不透液性プラスチックフィルム28とをラミネートした複合シートから形成されている。防漏シート19は、撥水処理が施された疎水性繊維不織布29から形成されている。
コア20は、横方向へ延びる両端縁30と、縦方向へ延びる両側縁31とを有する。コア20は、粒子状または繊維状の高吸収性ポリマーとフラッフパルプとの混合物、または、粒子状または繊維状の高吸収性ポリマーとフラッフパルプと熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所定の厚み寸法に圧縮されている。ゆえに、コア20は、その剛性が表裏面シート17,18や防漏シート19の剛性よりも高い。コア20は、それの型崩れを防止するため、全体がティッシュペーパーや親水性繊維不織布等の透液性シート(図示せず)に包被されていることが好ましい。
股下域15と第1および第2部位22,23とに位置するコア20は、その坪量と密度と厚み寸法とが同一である。第2部位23に位置するコア20の横方向の長さ寸法(貫通孔25を含む)は、股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向のそれと同一である。コア20の厚み寸法は、1〜10mmの範囲にあることが好ましい。コア20は、股下域15や第1および第2部位22,23における坪量と密度と厚み寸法とが同一であるにもかかわらず、第2部位23の横方向中央部分24にコア20を貫通する貫通孔25が形成され、横方向中央部分24にコア20が存在しないので、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性が股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向の曲げ剛性よりも低い。
防漏シート19は、肌当接側であって表面シート17の外面の側に配置されている。防漏シート19は、両側部13に位置して縦方向へ延びる固定側部32と、固定側部32に並行して縦方向へ延びていて表面シート17の上方へ起立性向を有する自由部33と、前後端部11,12に位置して物品10Aの横方向内方へ倒伏した固定両端部34とから形成されている。固定側部32と自由部33とは、物品10Aの前後端部11,12間に延びている。後胴周り域16の側に位置する固定端部34は、後端部12のみならず、第1部位22の横方向両側部分35上に位置している。
自由部33の上方には、縦方向へ延びる伸縮性第1弾性部材36が収縮可能に取り付けられている。弾性部材36は、縦方向へ所定の倍率に伸長された状態で自由部33に固着されている。後胴周り域16の側に延びる弾性部材36の縦方向端部37は、第2部位23を越えて第1部位22の横方向両側部分35上に達している。物品10Aが表面シート17を内側にして縦方向へ湾曲すると、弾性部材36が収縮して自由部33が縦方向へ縮み、自由部33が表面シート17の上方へ起立する。図1では、防漏シート19の自由部33が表面シート17の上方へ起立して排泄物に対する障壁を形成している。
前後端部11,12は、コア20の端縁30から縦方向外方へ延びる表裏面シート17,18の端部38,39と防漏シート19の固定両端部34とから形成されている。前後端部11,12では、表裏面シート17,18の端部38,39と防漏シート19の端部34とが重なり合い、表裏面シート17,18の内面どうしが固着され、表面シート17の外面と防漏シート19の内面とが固着されている。後胴周り域16の側に位置する防漏シート19の固定端部34は、第1部位22の横方向両側部分35においてその内面が表面シート17の外面に固着されている。前後端部11,12には、コア10の端縁30の縦方向外方に位置して横方向へ延びる帯状の胴周り用弾性部材40が収縮可能に取り付けられている。胴周り用弾性部材40は、表面シート17の端部38と裏面シート18の端部39と間に介在し、横方向へ所定の倍率に伸長させた状態でそれらシート17,18の内面に固着されている。
両側部13は、コア20の側縁31から横方向外方へ延びる表裏面シート17,18の側部41,42と防漏シート19の固定側部32とから形成されている。両側部13では、表面シート17の側部41がコア20の側縁31から横方向外方へわずかに延び、側部41からさらに横方向外方へ裏面シート18の側部42と防漏シート19の側部32とが延びている。両側部13では、表裏面シート17,18の側部41,42と防漏シート19の側部32とが重なり合い、表裏面シート17,18の内面どうしが固着され、表裏面シート17,18の内外面と防漏シート19の内面とが固着されている。両側部13には、コア20の側縁31の横方向外方に位置して縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材43が収縮可能に取り付けられている。脚周り用弾性部材43は、表面シート17の側部41と裏面シート18の側部42との間に介在し、横方向へ所定の倍率に伸長させた状態でそれらシート17,18の内面に固着されている。
後胴周り域16の両側部13には、繊維不織布から形成された可撓性のテープファスナ44が取り付けられている。テープファスナ44は、横方向へ延びる固定端部45と自由端部46とを有する。固定端部45は、裏面シート18の側部42と防漏シート19の固定側部32との間に介在し、それらシート18,10の内面に固着されている。自由端部46の内面には、フック部材(図示せず)が取り付けられている。自由端部46は、物品10Aの横方向内方へ向かって折曲され、フック部材を介して防漏シート19の側部32外面に着脱可能に仮止めされている。なお、自由端部46には、フック部材ではなく、粘着剤が塗布されていてもよい。
前胴周り域14には、テープファスナ44の自由端部46を着脱可能に止着する可撓性のターゲットテープ47が取り付けられている。ターゲットテープ47は、横長矩形を呈し、プラスチックフィルムと、フィルムに取り付けられたループ部材(図示せず)とから形成されている。ターゲットテープ47は、それを形成するフィルムが裏面シート18の外面に固着されている。テープファスナ44の自由端部46に粘着剤を塗布する場合は、ターゲットテープ47にプラスチックフィルムが使用される。
物品10Aを着用するには、後胴周り域16の両側部13を前胴周り域14の両側部13の外側に重ね合わせ、フック部材を介してテープファスナ44の自由端部46をターゲットテープ47に止着して前胴周り域14と後胴周り域16とを連結する。前後胴周り域14,16が連結された物品10Aには、胴周り開口とその下方に一対の脚周り開口とが形成される(図示せず)。
物品10Aは、防漏シート19に取り付けられた弾性部材36の収縮力によって後胴周り域16の第2部位23が部分的に折れ曲がり、第1部位22が股下域15の側へ引き寄せられ、第1部位22が股下域15よりも物品10Aの厚み方向上方に位置している。物品10Aでは、股下域15と第1部位22との間に第2部位23を挟んで厚み方向へ段差が生じ、第2部位23が物品10Aの厚み方向へ延びる障壁48と股下域15と向かい合うポケット49とを形成している。
物品10Aは、その着用中に排泄された排泄物が表面シート17上を拡散して後端部12に向かって流動したとしても、排泄物の流動が障壁48によって阻止されるので、排泄物が後端部12から物品10Aの外側へ漏れてしまうことがない。物品10Aは、第2部位23が障壁48のみならずポケット49を形成し、後端部12に向かって流動する排泄物がポケット49に収容されるので、後端部12からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる。
物品10Aでは、第2部位23の横方向中央部分24にコア20を貫通する貫通孔25が形成されているので、横方向中央部分24と横方向両側部分50とにコア20の厚み寸法に比例する段差が形成され、物品10Aの着用中に後胴周り域16に着用者の体圧がかかり、第2部位23が物品10Aの厚み方向へ圧縮されたとしても、第2部位23の横方向中央部分24が重なり合う以前にコア20が存在する横方向両側部分50が重なり合い、横方向両側部分50に位置するコア20の厚みによって横方向中央部分24の重なりが防止される。物品10Aは、第2部位23の横方向両側部分50においてポケット49が潰れたとしても、横方向中央部分24においてポケット49が潰れることはなく、横方向中央部分24におけるポケット49の開口状態が維持されるので、後胴周り域16に着用者の体圧がかかったとしても、排泄物がポケット49から漏れ出すことはなく、排泄物が後端部12から物品10Aの外側へ漏れてしまうことはない。物品10Aは、第1部位22と第2部位23の横方向両側部分50とに位置するコア20が排泄物を吸収するので、障壁48やポケット49に排泄物が残存することはない。なお、股下域15と前胴周り域14とに排泄された排泄物は、表面シート17を透過してそれら域14,15に位置するコア20に吸収される。
物品10Aでは、股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向の曲げ剛性値が9.4〜28.2mNの範囲にあり、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性値が5.5〜16.5mNの範囲にある。股下域15と第1部位22とにおけるコア20の曲げ剛性値が9.4mN未満では、弾性部材36の収縮力によって股下域15と第1部位22とが不規則に折れ曲がる場合があり、股下域15や第1部位22と着用者の肌との間に隙間が生じ、股下域15や第1部位22に位置するコア20に排泄物を効率よく吸収させることができない。股下域15と第1部位22とにおけるコア20の曲げ剛性値が28.2mNを超過すると、股下域15や第1部位22の剛性が必要以上に増加し、物品10Aの着用感が低下する。第2部位23に位置するコア20の曲げ剛性値が5.5mN未満では、弾性部材36の収縮力によって第2部位23が不規則に折れ曲がり、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない場合がある。第2部位23に位置するコア20の曲げ剛性値が16.5mNを超過すると、第2部位23においてコア20が折れ曲がり難くなり、弾性部材36の収縮力によって第1部位22を股下域15の側へ引き寄せることができず、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない場合がある。なお、股下域15や第1および第2部位22,23に位置するコア20の曲げ剛性値は、ガーレ法(JIS L 1096−01−8.20.1)に準拠して測定した。その測定方法は、以下のとおりである。
(1)物品10Aからコア20を取り出し、第1部位22に位置したコア20を裁断して第1サンプルを作成し、第2部位23に位置したコア20を裁断して第2サンプルを作成するとともに、股下域15に位置したコア20を裁断して第3サンプルを作成した。それらサンプルは、縦方向の寸法と横方向の寸法とが同一である。曲げ剛性の測定には、ガーレ柔軟度試験機を使用した。
(2)第1サンプルの縦方向一端部を試験機のチャックに挟み、第1サンプルの縦方向他端部を試験機の振り子にかけ、試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付けた。試験機のスイッチを入れ、第1サンプルから振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読み、第1剛性値を測定した。次に、第1サンプルの縦方向他端部を試験機のチャックに挟み、第1サンプルの縦方向一端部を試験機の振り子にかけ、試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付けた。次に、試験機のスイッチを入れ、第1サンプルから振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読み、第2剛性値を測定した。測定した第1および第2剛性値の平均を第1部位22に位置するコア20の横方向の曲げ剛性値とした。
(3)第2サンプルの縦方向一端部を試験機のチャックに挟み、第2サンプルの縦方向他端部を試験機の振り子にかけ、試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付けた。試験機のスイッチを入れ、第2サンプルから振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読み、第3剛性値を測定した。次に、第2サンプルの縦方向他端部を試験機のチャックに挟み、第2サンプルの縦方向一端部を試験機の振り子にかけ、試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付けた。次に、試験機のスイッチを入れ、第2サンプルから振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読み、第4剛性値を測定する。測定した第3および第4剛性値の平均を第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性値とした。
(4)第3サンプルの縦方向一端部を試験機のチャックに挟み、第3サンプルの縦方向他端部を試験機の振り子にかけ、試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付けた。試験機のスイッチを入れ、第2サンプルから振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読み、第5剛性値を測定した。次に、第3サンプルの縦方向他端部を試験機のチャックに挟み、第3サンプルの縦方向一端部を試験機の振り子にかけ、試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付けた。次に、試験機のスイッチを入れ、第2サンプルから振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読み、第5剛性値を測定した。測定した第4および第4剛性値の平均を股下域15に位置するコア20の横方向の曲げ剛性値とした。
測定した第1および第3サンプルの曲げ剛性値は9.4〜28.2mN、測定した第2サンプルの曲げ剛性値は5.5〜16.5mNであった。第2サンプルは、その横方向中央部分にコア20を貫通する貫通孔25が形成されたものであり、貫通孔25にコア20が存在しないので、その曲げ剛性値が第1および第3サンプルの曲げ剛性値よりも低くなる。
物品10Aでは、弾性部材36を含む防漏シート19の自由部33の90%伸長時における伸長応力が0.02〜0.32Nの範囲にある。弾性部材36は、防漏シート19の自由部33に固着されているので、その収縮力が自由部33の剛性によって抑制される。しかし、自由部33の伸長応力が前記範囲にあるから、弾性部材36の収縮力が十分に作用し、弾性部材36の収縮力によって後胴周り域16の第1部位22を股下域15の側へ確実に引き寄せることができる。自由部33の伸長応力が0.02N未満では、弾性部材36の収縮力が弱く、第1部位22を股下域15の側へ引き寄せることができず、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない。自由部33の伸長応力が0.32Nを超過すると、第1部位23が股下域15の側に倒伏する場合があり、第2部位23が形成するポケット49がその口を閉じてしまう場合がある。なお、防漏シート19の自由部33の前記伸長応力は、以下の方法で測定した。
(1)防漏シート19の自由部33(弾性部材36を含む)を物品10Aから切り取り、縦寸法200〜290mm、横寸法10〜25mmの伸長応力測定用サンプルを作成した。自由部の伸長応力測定には、島津製作所社製の引張り試験機を使用した。
(2)弾性部材37の収縮によって縮んだ状態のサンプルの縦方向両端部を引張り試験機のチャックで挟み(チャックによるサンプルの挟み寸法:約10mm、チャック間寸法:約100mm)、100mm/minの速度でサンプルを縦方向へ引っ張り、サンプルを90%まで伸長させた後、伸長状態を解除した。再度、試験機を介して100mm/minの速度でサンプルを縦方向へ引っ張り、サンプルを90%まで伸長させ、そのときの試験機にかかる力を測定し、その測定値を防漏シート19の自由部33の伸長応力とした。測定したサンプルの伸長応力は、0.02〜0.32Nである。ここで、サンプルを90%まで伸長させるとは、たとえば、サンプルの縦方向の長さが250mmの場合、250mmに0.9を乗じた値である225mmまで伸ばすことである。
図6,7は、他の一例として示す使い捨て着用物品10Bの部分破断斜視図と、表面シート17の側から示す図6の物品10Bの平面図とであり、図8,9は、図6の8−8線矢視断面図と、図6の9−9線矢視断面図とである。図6では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、厚み方向を矢印Nで示す。図7は、物品10Bを弾性部材36,40,43の収縮力に抗して縦横方向へ展開させた状態で示している。
物品10Bは、横方向へ延びる前後端部11,12と、縦方向へ延びる両側部13とを有する。前後端部11,12間には、前胴周り域14および後胴周り域16と、前後胴周り域14,16の間に位置する股下域15とが画成されている。物品10Bは、透液性表面シート17および不透液性裏面シート18と、両側部13に位置して縦方向へ延びる一対の不透液性第1防漏シート19と、表裏面シート17,18の間に介在してそれらシート17,18の内面に接合された吸液性コア20とから構成されている。
コア20が延びる後胴周り域16の部位21は、後端部12の側に位置する第1部位22と、股下域15の側に位置する第2部位23とに区分されている。第2部位23の横方向両側部50には、コア20を切り欠いた横方向内方へ凹む一対のノッチ51が形成されている。ノッチ51では、表面シート17と裏面シート18とが互いに重なり合った状態でそれらシート17,18の内面どうしが固着されている。
表面シート17は図1のそれと同一の親水性繊維不織布26から形成され、裏面シート18は図1のそれと同一の複合シートから形成されている。防漏シート19は、図1のそれと同一の疎水性繊維不織布29から形成されている。コア20は、図1のそれと同一の混合物であり、前後胴周り域14,16と股下域15とに延びている。コア20は、横方向へ延びる両端縁30と、縦方向へ延びる両側縁31とを有する。
股下域15と第1および第2部位22,23とに位置するコア20は、その坪量と密度と厚み寸法とが同一である。第2部位23に位置するコア20の横方向の長さ寸法(ノッチ51を含む)は、股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向のそれと同一である。コア20は、股下域15や第1および第2部位22,23における坪量と密度と厚み寸法とが同一であるにもかかわらず、第2部位23の横方向両側部分50にコア20を切り欠いたノッチ51が形成され、横方向両側部分50にコア20が存在しないので、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性が股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向の曲げ剛性よりも低い。
防漏シート19は、縦方向へ延びる固定側部32と、表面シート17の上方へ起立性向を有して縦方向へ延びる自由部33と、前後端部11,12に位置して物品10Bの横方向内方へ倒伏した固定両端部34とから形成されている。後胴周り域16の側に位置する固定端部34は、後端部12のみならず、第1部位22の横方向両側部分35上に位置している。自由部33の上方には、縦方向へ延びる伸縮性第1弾性部材36が収縮可能に取り付けられている。弾性部材36の縦方向端部37は、第2部位23を越えて第1部位22の横方向両側部分35上に達している。防漏シート19では、弾性部材36の収縮力によって自由部33が縦方向へ収縮し、自由部33が表面シート17の上方へ起立して排泄物に対する障壁を形成している。
前後端部11,12は、コア20の端縁30から縦方向外方へ延びる表裏面シート17,18の端部38,39と防漏シート19の固定両端部34とから形成されている。前後端部11,12では、シート17,18,19の端部34,38,39が重なり合い、表裏面シート17,18の内面どうしが固着され、表面シート17の外面と防漏シート19の内面とが固着されている。後胴周り域16の側に位置する防漏シート19の固定端部34は、第1部位22の横方向両側部分35においてその内面が表面シート17の外面に固着されている。前後端部11,12には、横方向へ延びる帯状の胴周り用弾性部材40が収縮可能に取り付けられている。
両側部13は、コア20の側縁31から横方向外方へ延びる表裏面シート17,18の側部41,42と防漏シート19の固定側部32とから形成されている。両側部13では、側部41がコア20の側縁31から横方向外方へわずかに延び、側部41からさらに横方向外方へ側部42と側部31とが延びている。両側部13では、シート17,18,19の側部32,41,42が重なり合い、表裏面シート17,18の内面どうしが固着され、表裏面シート17,18の内外面と防漏シート19の内面とが固着されている。両側部13には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材43が収縮可能に取り付けられている。
後胴周り域16の両側部13には、繊維不織布から形成された可撓性のテープファスナ44が取り付けられている。テープファスナ44の固定端部45は、裏面シート16の側部42と防漏シート19の固定側部32との間に介在し、それらシート18,19の内面に固着されている。テープファスナ44の自由端部46の内面には、フック部材(図示せず)が取り付けられている。前胴周り域14には、テープファスナ44の自由端部46を着脱可能に止着する可撓性のターゲットテープ47が取り付けられている。ターゲットテープ47は、プラスチックフィルムと、フィルムに取り付けられたループ部材(図示せず)とから形成されている。この物品10Bを着用する手順は、図1の物品10Aと同一であり、その説明は省略する。
物品10Bは、防漏シート19に取り付けられた弾性部材35の収縮力によって第2部位23が部分的に折れ曲がり、第1部位22が股下域15の側へ引き寄せられ、第1部位22が股下域15よりも物品10Bの厚み方向上方に位置している。物品10Bでは、股下域15と第1部位22との間に厚み方向へ段差が生じ、第2部位23が物品10Bの厚み方向へ延びる障壁48と股下域15と向かい合うポケット49とを形成している。物品10Bは、その着用中に排泄された排泄物が後端部12に向かって流動したとしても、排泄物の流動が障壁48によって阻止されるので、排泄物が後端部12から物品10Bの外側へ漏れてしまうことがない。物品10Bは、第2部位23がポケット49を形成し、後端部12に向かって流動する排泄物がポケット49に収容されるので、後端部12からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる。
物品10Bでは、第2部位23の横方向両側部分50にコア20を切り欠いたノッチ51が形成されているので、横方向中央部分24と横方向両側部分50とにコア20の厚み寸法に比例する段差が形成され、物品10Bの着用中に後胴周り域16に着用者の体圧がかかり、第2部位23が物品10Bの厚み方向へ圧縮されたとしても、第2部位23の横方向両側部分50が重なり合う以前にコア20が存在する横方向中央部分24が重なり合い、横方向中央部分24に位置するコア20の厚みによって横方向両側部分50の重なりが防止される。物品10Bは、第2部位23の横方向中央部分24においてポケット49が潰れたとしても、横方向両側部分50においてポケット49が潰れることはなく、横方向両側部分50におけるポケット49の開口状態が維持されるので、後胴周り域16に着用者の体圧がかかったとしても、排泄物がポケット49から漏れ出すことはなく、排泄物が後端部12から物品10Bの外側へ漏れてしまうことはない。物品10Bは、第1部位22と第2部位22の横方向中央部分24とに位置するコア20が排泄物を吸収するので、障壁48やポケット49に排泄物が残存することはない。
物品10Bでは、股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向の曲げ剛性値が9.4〜28.2mNの範囲にあり、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性値が5.5〜16.5mNの範囲にある。股下域15と第1部位22とに位置するコア20の曲げ剛性値が9.4mN未満では、弾性部材36の収縮力によって股下域15と第1部位22とが不規則に折れ曲がる場合があり、股下域15や第1部位22に位置するコア20に排泄物を効率よく吸収させることができない。股下域15と第1部位22とに位置するコア20の曲げ剛性値が28.2mNを超過すると、股下域15や第1部位22の剛性が必要以上に増加し、物品10Bの着用感が低下する。第2部位23に位置するコア20の曲げ剛性値が5.5mN未満では、弾性部材36の収縮力によって第2部位23が不規則に折れ曲がり、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない場合がある。第2部位23に位置するコア20の曲げ剛性値が16.5mNを超過すると、第2部位23においてコア20が折れ曲がり難くなり、弾性部材36の収縮力によって第1部位22を股下域15の側に引き寄せることができず、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない場合がある。
股下域15や第1および第2部位22,23に位置するコア20の曲げ剛性値は、ガーレ法(JIS L 1096−01−8.20.1)に準拠して測定した。曲げ剛性値の測定方法は、図1の物品10Aのそれと同一である。なお、第2部位23に位置するコア20から作成した第2サンプルは、コア20を切り欠いた一対のノッチ51が形成されたものであり、ノッチ51にコア20が存在しないので、その曲げ剛性値が第1および第3サンプルの曲げ剛性値よりも低くなる。
物品10Bでは、弾性部材36を含む防漏シート19の自由部33の90%伸長時における伸長応力が0.02〜0.32Nの範囲にある。自由部33の伸長応力が0.02N未満では、弾性部材36の収縮力が弱く、第1部位23を股下域15の側へ引き寄せることができず、後胴周り域16の第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない。自由部33の伸長応力が0.32Nを超過すると、第1部位22が股下域15の側に倒伏する場合があり、第2部位23が形成するポケット49がその口を閉じてしまう場合がある。なお、自由部33の伸長応力の測定方法は、図1の物品10Aのそれと同一である。
図10,11は、他の一例として示す使い捨て着用物品10Cの部分破断斜視図と、表面シート17の側から示す図10の物品10Cの平面図とであり、図12,13は、図10の12−12線矢視断面図と、図10の13−13線矢視断面図とである。図10では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、厚み方向を矢印Nで示す。図11は、物品10Cを弾性部材36,40,43,56の収縮力に抗して縦横方向へ展開させた状態で示している。
物品10Cは、横方向へ延びる前後端部11,12と、縦方向へ延びる両側部13とを有する。前後端部11,12間には、前胴周り域14および後胴周り域16と、前後胴周り域14,16の間に位置する股下域15とが画成されている。物品10Cは、透液性表面シート17および不透液性裏面シート18と、両側部13に位置して縦方向へ延びる一対の不透液性第1防漏シート19と、後胴周り域16に位置して横方向へ延びる不透液性第2防漏シート52と、表裏面シート17,18の間に介在してそれらシート17,18の内面に接合された吸液性コア20とから構成されている。
コア20が延びる後胴周り域16の部位21は、後端部12の側に位置する第1部位22と、股下域15の側に位置する第2部位23とに区分されている。第2部位23の横方向中央部24には、コア20をその厚み方向へ貫通する貫通孔25が形成されている。貫通孔25では、表面シート17と裏面シート18とが互いに重なり合った状態でそれらシート17,18の内面どうしが固着されている。
表面シート17は図1のそれと同一の親水性繊維不織布26から形成され、裏面シート18は図1のそれと同一の複合シートから形成されている。第1および第2防漏シート19,52は、図1のそれと同一の疎水性繊維不織布29から形成されている。コア20は、図1のそれと同一の混合物であり、前後胴周り域14,16と股下域15とに延びている。コア20は、横方向へ延びる両端縁30と、縦方向へ延びる両側縁31とを有する。
股下域15と第1および第2部位22,23とに位置するコア20は、その坪量と密度と厚み寸法とが同一である。第2部位23に位置するコア20の横方向の長さ寸法(貫通孔25を含む)は、股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向のそれと同一である。コア20は、股下域15や第1および第2部位22,23における坪量と密度と厚み寸法とが同一であるにもかかわらず、第2部位23の横方向中央部分24にコア20を貫通する貫通孔25が形成され、横方向中央部分24にコア20が存在しないので、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性が股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向の曲げ剛性よりも低い。
第1防漏シート19は、縦方向へ延びる固定側部32と、表面シート17の上方へ起立性向を有して縦方向へ延びる自由部33と、前後端部11,12に位置して物品10Bの横方向内方へ倒伏した固定両端部34とから形成されている。後胴周り域16の側に位置する固定端部34は、後端部12のみならず、第1部位22の横方向両側部分35上に位置している。自由部33の上方には、縦方向へ延びる伸縮性第1弾性部材36が収縮可能に取り付けられている。弾性部材36の縦方向端部37は、第2部位23を越えて第1部位22の横方向両側部分35上に達している。防漏シート19では、弾性部材36の収縮力によって自由部33が縦方向へ収縮し、自由部33が表面シート17の上方へ起立して排泄物に対する障壁を形成している。
第2防漏シート52は、第1防漏シート19の間に配置されている。防漏シート52は、第1部位22に位置して横方向へ延びる固定端部53と、固定端部53と並行して横方向へ延びていて第1部位22から第2部位23に達する自由部54と、物品10Cの両側部13の側に位置して縦方向内方へ倒伏した固定両側部55とから形成されている。自由部54の上方には、横方向へ延びる伸縮性第2弾性部材56が収縮可能に取り付けられている。弾性部材56は、横方向へ所定の倍率に伸長された状態で自由部54に固着されている。自由部54の横方向両側部分57は、第1防漏シート19の自由部33に固着されている。固定側部55は、表面シート17の端部38と第1防漏シート19の固定端部34との間に介在し、それらシート17,19の端部34,38内外面に固着されている。防漏シート52の自由部54は、防漏シート19の自由部33の起立にともなって表面シート17の上方へ浮き上がり、表面シート17から離間している。自由部54は、排泄物の縦方向への流動を阻止する障壁を形成する。
前後端部11,12は、コア20の端縁30から縦方向外方へ延びる表裏面シート17,18の端部38,39と防漏シート19の固定両端部34とから形成されている。前後端部11,12では、シート17,18,19の端部34,38,39が重なり合い、表裏面シート17,18の内面どうしが固着され、表面シート17の外面と防漏シート19の内面とが固着されている。後胴周り域16の側に位置する防漏シート19の固定端部34は、第1部位22の横方向両側部分35においてその内面が表面シート17の外面に固着されている。前後端部11,12には、横方向へ延びる帯状の胴周り用弾性部材40が収縮可能に取り付けられている。
両側部13は、コア20の側縁31から横方向外方へ延びる表裏面シート17,18の側部41,42と防漏シート19の固定側部32とから形成されている。両側部13では、側部41がコア20の側縁31から横方向外方へわずかに延び、側部41からさらに横方向外方へ側部42と側部31とが延びている。両側部13では、シート17,18,19の側部32,41,42が重なり合い、表裏面シート17,18の内面どうしが固着され、表裏面シート17,18の内外面と防漏シート19の内面とが固着されている。両側部13には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材43が収縮可能に取り付けられている。
後胴周り域16の両側部13には、繊維不織布から形成された可撓性のテープファスナ44が取り付けられている。テープファスナ44の固定端部45は、裏面シート16の側部42と防漏シート19の固定側部32との間に介在し、それらシート18,19の内面に固着されている。テープファスナ44の自由端部46の内面には、フック部材(図示せず)が取り付けられている。前胴周り域14には、テープファスナ44の自由端部46を着脱可能に止着する可撓性のターゲットテープ47が取り付けられている。ターゲットテープ47は、プラスチックフィルムと、フィルムに取り付けられたループ部材(図示せず)とから形成されている。この物品10Cを着用する手順は、図1の物品10Aと同一であり、その説明は省略する。
物品10Cは、防漏シート19に取り付けられた弾性部材35の収縮力によって第2部位23が部分的に折れ曲がり、第1部位22が股下域15の側へ引き寄せられ、第1部位22が股下域15よりも物品10Cの厚み方向上方に位置している。物品10Cでは、股下域15と第1部位22との間に厚み方向へ段差が生じ、第2部位23が物品10Cの厚み方向へ延びる障壁48と股下域15と向かい合うポケット49とを形成している。物品10Cは、その着用中に排泄された排泄物が後端部12に向かって流動したとしても、排泄物の流動が障壁48によって阻止されるので、排泄物が後端部12から物品10Cの外側へ漏れてしまうことがない。物品10Cは、第2部位23がポケット49を形成し、後端部12に向かって流動する排泄物がポケット49に収容されるので、後端部12からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる。
物品10Cでは、第2部位23の横方向中央部分24にコア20を貫通する貫通孔25が形成されているので、横方向中央部分24と横方向両側部分50とにコア20の厚み寸法に比例する段差が形成され、物品10Cの着用中に後胴周り域16に着用者の体圧がかかり、第2部位23が物品10Cの厚み方向へ圧縮されたとしても、第2部位23の横方向中央部分24が重なり合う以前にコア20が存在する横方向両側部分50が重なり合い、横方向両側部分50に位置するコア20の厚みによって横方向中央部分24の重なりが防止される。物品10Cは、第2部位23の横方向両側部分50においてポケット49が潰れたとしても、横方向中央部分24においてポケット49が潰れることはなく、横方向中央部分24におけるポケット49の開口状態が維持されるので、後胴周り域16に着用者の体圧がかかったとしても、排泄物がポケット49から漏れ出すことはなく、排泄物が後端部12から物品10Cの外側へ漏れてしまうことはない。物品10Cは、第1部位22と第2部位23の横方向両側部分50とに位置するコア20が排泄物を吸収するので、障壁48やポケット49に排泄物が残存することはない。
物品10Cでは、第2防漏シート52の自由部54が排泄物に対する障壁を形成しているので、物品10Cの着用中に排泄された排泄物が障壁48を乗り越えて第1部位22に達したとしても、排泄物の流動が防漏シート52の自由部54によって阻止される。物品10Cは、第2防漏シート52の自由部54の横方向両側部分57が第1防漏シート19の自由部33に固着され、自由部33の起立にともなって自由部54が表面シート17の上方へ浮き上がっているので、第2防漏シート52の自由部54が障壁として十分に機能し、後端部12からの排泄物の漏れを確実に防ぐことができる。
物品10Cでは、股下域15と第1部位22とに位置するコア20の横方向の曲げ剛性値が9.4〜28.2mNの範囲にあり、第2部位23に位置するコア20の横方向の曲げ剛性値が5.5〜16.5mNの範囲にある。股下域15と第1部位22とに位置するコア20の曲げ剛性値が9.4mN未満では、弾性部材36の収縮力によって股下域15と第1部位22とが不規則に折れ曲がる場合があり、股下域15や第1部位22に位置するコア20に排泄物を効率よく吸収させることができない。股下域15と第1部位22とに位置するコア20の曲げ剛性値が28.2mNを超過すると、股下域15や第1部位22の剛性が必要以上に増加し、物品10Cの着用感が低下する。第2部位23に位置するコア20の曲げ剛性値が5.5mN未満では、弾性部材36の収縮力によって第2部位23が不規則に折れ曲がり、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない場合がある。第2部位23に位置するコア20の曲げ剛性値が16.5mNを超過すると、第2部位23においてコア20が折れ曲がり難くなり、弾性部材36の収縮力によって第1部位22を股下域15の側に引き寄せることができず、第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない場合がある。股下域15や第1および第2部位22,23に位置するコア20の曲げ剛性値は、ガーレ法(JIS L 1096−01−8.20.1)に準拠して測定した。曲げ剛性値の測定方法は、図1の物品10Cのそれと同一である。
物品10Cでは、弾性部材36を含む防漏シート19の自由部33の90%伸長時における伸長応力が0.02〜0.32Nの範囲にある。自由部33の伸長応力が0.02N未満では、弾性部材36の収縮力が弱く、第1部位23を股下域15の側へ引き寄せることができず、後胴周り域16の第2部位23によって障壁48やポケット49を形成することができない。自由部33の伸長応力が0.32Nを超過すると、第1部位22が股下域15の側に倒伏する場合があり、第2部位23が形成するポケット49がその口を閉じてしまう場合がある。なお、自由部33の伸長応力の測定方法は、図1の物品10Cのそれと同一である。
それら図示の物品10A,10B,10Cは、第2部位23が物品10A,10B,10Cの厚み方向へ延びる障壁48と股下域15と向かい合うポケット49とを形成しているが、弾性部材36の伸長応力によっては第2部位23が障壁48とポケット49とのうちのいずれか一方を形成する場合がある。たとえば、弾性部材36の収縮力によって第1部位22が股下域15の側へわずかに引き寄せられた場合は、第2部位23が後端部12の側へ傾斜し、第2部位23が障壁48のみを形成する。また、弾性部材36の収縮力によって第1部位22が第2部位を越えて股下域15にまで引き寄せられた場合は、第2部位23が股下域15の側へ傾斜し、第2部位23がポケット49のみを形成する。
表面シート17には、親水性繊維不織布の他に、多数の開孔を有する疎水性繊維不織布、微細な多数の開孔を有するプラスチックフィルムのいずれかを使用することもできる。裏面シート18には、疎水性繊維不織布、通気不透液性プラスチックフィルム、2枚以上の疎水性繊維不織布をラミネートした複合不織布のいずれかを使用することもできる。裏面シート18や防漏シート19,52には、高い耐水性を有するメルトブローン不織布の両面または片面に高い強度と良好な柔軟性とを有するスパンボンド不織布を重ね合わせた複合不織布(SM不織布、SMS不織布、SMMS不織布)を使用することもできる。
繊維不織布には、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンボンド、ケミカルボンドの各製法により製造された不織布を使用することができる。不織布の構成繊維には、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリスチレン系を使用することができる。構成繊維には、芯鞘型複合繊維、並列型複合繊維、異型中空繊維、微多孔繊維、接合型複合繊維を使用することもできる。
表裏面シート17,18どうしの固着、シート17,18に対する防漏シート19,52の固着、シート17,18に対するコア20の接合、シート17,18,19,52に対する弾性部材37,41,44,56の固着には、接着剤、または、ヒートシールやソニックシール等の熱による溶着手段を利用することができる。接着剤には、ホットメルト型接着剤やアクリル系接着剤、ゴム系接着剤を使用することができる。
接着剤は、表面シート17や裏面シート18、防漏シート19,52にスパイラル状や波状、ジグザグ状、ドット状、縞状のうちのいずれかの態様で塗布されていることが好ましい。接着剤をそれらの態様でシート17,18,19,52に塗布すると、それらシート17,18,19,52に接着剤が塗布された塗布域と接着剤が塗布されていない非塗布域とが形成され、それらシート17,18,19,52どうしが断続的に固着され、コア20がシート17,18に断続的に接合されるとともに、弾性部材37,41,44,56がシート17,18,19,52に断続的に固着される。
一例として示す使い捨て着用物品の部分破断斜視図。 表面シートの側から示す図1の物品の平面図。 図1の3−3線矢視断面図。 図1の4−4線矢視断面図。 図1の5−5線端面図。 他の一例として示す使い捨て着用物品の部分破断斜視図。 表面シートの側から示す図6の物品の平面図。 図6の8−8線矢視断面図。 図6の9−9線矢視断面図。 他の一例として示す使い捨て着用物品10Cの部分破断斜視図。 表面シートの側から示す図10の物品の平面図。 図10の12−12線矢視断面図。 図10の13−13線矢視断面図。
符号の説明
10A 使い捨て着用物品
10B 使い捨て着用物品
10C 使い捨て着用物品
11 前端部
12 後端部
13 両側部
14 前胴周り域
15 股下域
16 後胴周り域
17 透液性表面シート
18 不透液性裏面シート
19 不透液性第1防漏シート
20 吸液性コア
21 部位
22 第1部位
23 第2部位
24 横方向中央部分
25 貫通孔
32 固定側部
33 自由部
34 固定両端部
35 横方向両側部分
36 伸縮性第1弾性部材
37 縦方向端部
48 障壁
49 ポケット
50 横方向両側部分
51 ノッチ
52 不透液性第2防漏シート
53 固定端部
54 自由部
55 固定両側部
56 伸縮性第2弾性部材
57 横方向両側部分

Claims (8)

  1. 横方向へ延びる前後端部と、縦方向へ延びる両側部とを有し、前記前後端部間に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とが画成され、透液性表面シートおよび不透液性裏面シートと、前記両側部に位置して縦方向へ延びる一対の不透液性第1防漏シートと、前記表裏面シートの間に介在して前記前後端部間に延びる吸液性コアとから構成され、前記第1防漏シートが、前記前後端部間に位置して縦方向へ延びる固定側部と、前記固定側部に並行して縦方向へ延びていて前記表面シートの上方へ起立性向を有する自由部と、前記前後端部に位置して横方向へ倒伏した固定両端部とから形成され、縦方向へ延びる伸縮性第1弾性部材が、前記第1防漏シートの自由部に収縮可能に取り付けられた使い捨て着用物品において、
    前記コアが延びる前記後胴周り域の部位が、前記後端部の側に位置する第1部位と、前記股下域の側に位置する第2部位とに区分され、前記第2部位に位置する前記コアの横方向の曲げ剛性が、前記股下域と前記第1部位とに位置する前記コアの横方向のそれよりも低く、前記第1防漏シートの固定端部と前記第1弾性部材の縦方向端部とが、前記後胴周り域の第1部位上に位置し、
    前記第1部位が、前記第1弾性部材の収縮力によって前記股下域の側へ引き寄せられて該股下域よりも前記物品の厚み方向上方に位置し、前記第2部位が、前記物品の厚み方向へ延びる障壁と前記股下域と向かい合うポケットとのうちの少なくとも一方を形成していることを特徴とする前記物品。
  2. 前記コアをその厚み方向へ貫通する貫通孔が、前記第2部位の横方向中央部分に形成されている請求項1記載の物品。
  3. 前記コアを切り欠いた横方向内方へ凹む一対のノッチが、前記第2部位の横方向両側部分に形成されている請求項1記載の物品。
  4. 前記コアの坪量と密度と厚み寸法とが、前記股下域と前記第1および第2部位とにおいて同一である請求項2または請求項3に記載の物品。
  5. 前記物品が、前記後胴周り域に位置して横方向へ延びる不透液性第2防漏シートを有し、前記第2防漏シートが、前記後胴周り域の第1部位に位置して横方向へ延びる固定端部と、前記固定端部に並行して横方向へ延びていて前記後胴周り域の第1部位から第2部位に達する自由部と、前記物品の両側部の側に位置して縦方向内方へ倒伏した固定両側部とから形成され、横方向へ延びる伸縮性第2弾性部材が、前記第2防漏シートの自由部に収縮可能に取り付けられている請求項1ないし請求項4いずれかに記載の物品。
  6. 前記第2防漏シートが、第1防漏シートの間に配置され、前記第2防漏シートの自由部の横方向両側部分が、前記第1防漏シートの自由部に固着されている請求項5記載の物品。
  7. 前記股下域と前記第1部位とに位置する前記コアのガーレ法に準拠した横方向の曲げ剛性値が、9.4〜28.2mNの範囲、前記第2部位に位置する前記コアのガーレ法に準拠した横方向の曲げ剛性値が、5.5〜16.5mNの範囲にある請求項1ないし請求項6いずれかに記載の物品。
  8. 前記第1弾性部材を含む前記第1防漏シートの自由部の90%伸長時における伸長応力が、0.02〜0.32Nの範囲にある請求項1ないし請求項7いずれかに記載の物品。
JP2004029475A 2003-11-14 2004-02-05 使い捨て着用物品 Expired - Fee Related JP4342330B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029475A JP4342330B2 (ja) 2003-11-14 2004-02-05 使い捨て着用物品
TW093130377A TWI241183B (en) 2003-11-14 2004-10-07 Disposable wearing article
MYPI20044612A MY141092A (en) 2003-11-14 2004-11-05 Disposable wearing article
US10/983,635 US7252657B2 (en) 2003-11-14 2004-11-09 Disposable wearing article having waste-receiving pocket
AT04818525T ATE525050T1 (de) 2003-11-14 2004-11-12 Tragbarer einwegartikel
KR1020067011522A KR100779928B1 (ko) 2003-11-14 2004-11-12 일회용 착용 물품
EP11151896A EP2314265B1 (en) 2003-11-14 2004-11-12 Disposable wearing article
EP04818525A EP1688114B1 (en) 2003-11-14 2004-11-12 Disposable wearing article
PCT/JP2004/016869 WO2005046550A1 (ja) 2003-11-14 2004-11-12 使い捨て着用物品

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003385161 2003-11-14
JP2004029475A JP4342330B2 (ja) 2003-11-14 2004-02-05 使い捨て着用物品

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005161006A true JP2005161006A (ja) 2005-06-23
JP2005161006A5 JP2005161006A5 (ja) 2007-03-08
JP4342330B2 JP4342330B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=34575967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004029475A Expired - Fee Related JP4342330B2 (ja) 2003-11-14 2004-02-05 使い捨て着用物品

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7252657B2 (ja)
EP (2) EP1688114B1 (ja)
JP (1) JP4342330B2 (ja)
KR (1) KR100779928B1 (ja)
AT (1) ATE525050T1 (ja)
MY (1) MY141092A (ja)
TW (1) TWI241183B (ja)
WO (1) WO2005046550A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302024A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Uni Charm Corp 使い捨てのおむつ
JP2009082483A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
WO2010109979A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2013517859A (ja) * 2010-01-28 2013-05-20 グラトフェルター ファルケンハーゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 柔軟性のある高吸収性を有する材料
RU2498791C2 (ru) * 2008-08-29 2013-11-20 Кимберли-Кларк Ворлдвайд, Инк. Одноразовое впитывающее изделие, имеющее плотно прилегающие ножные края
JP2015024049A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
WO2021192999A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
WO2021193000A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
JP7518029B2 (ja) 2021-03-25 2024-07-17 花王株式会社 吸収性物品

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480246B1 (ko) * 2002-11-07 2005-04-07 삼성전자주식회사 중앙 기지국에서 생성된 다파장 광의 루프백을 이용하는수동형 광통신망
DE60323810D1 (de) 2003-02-12 2008-11-13 Procter & Gamble Bequem Windel
ES2347827T5 (es) 2003-02-12 2014-10-24 The Procter & Gamble Company Núcleo absorbente para un artículo absorbente
US7066921B2 (en) * 2003-12-22 2006-06-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable undergarment with body conforming fit and containment pocket
US7918839B2 (en) 2005-10-14 2011-04-05 The Procter & Gamble Company Absorbent article including barrier leg cuff structure and an elastically stretchable side panel
US20070225670A1 (en) * 2006-03-14 2007-09-27 Connell Thomas J Diapers for improving male genital health and methods of using the same
JP5074703B2 (ja) * 2006-04-06 2012-11-14 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
EP2157956B1 (en) 2007-06-18 2013-07-17 The Procter and Gamble Company Disposable absorbent article with sealed absorbent core with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material
JP2010529898A (ja) 2007-06-18 2010-09-02 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 実質的に連続的に分布した吸収性粒子状ポリマー材料を備える使い捨て吸収性物品及び方法
WO2009134780A1 (en) 2008-04-29 2009-11-05 The Procter & Gamble Company Process for making an absorbent core with strain resistant core cover
US9044359B2 (en) 2008-04-29 2015-06-02 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with absorbent particulate polymer material distributed for improved isolation of body exudates
EP2329803B1 (en) 2009-12-02 2019-06-19 The Procter & Gamble Company Apparatus and method for transferring particulate material
EP2532328B1 (en) 2011-06-10 2014-02-26 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making absorbent structures with absorbent material
MX2013014585A (es) 2011-06-10 2014-03-31 Procter & Gamble Pañales desechables.
EP2717822B1 (en) 2011-06-10 2019-06-05 The Procter and Gamble Company Absorbent core for disposable absorbent articles
CA2838432C (en) 2011-06-10 2018-02-27 The Procter & Gamble Company Absorbent structure for absorbent articles
EP2532329B1 (en) 2011-06-10 2018-09-19 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making absorbent structures with absorbent material
DE202012013608U1 (de) 2011-06-10 2018-04-30 The Procter & Gamble Company Absorptionsstruktur für Absorptionsartikel
ES2484695T5 (es) 2011-06-10 2018-02-13 The Procter & Gamble Company Pañal desechable que tiene una unión reducida entre el núcleo absorbente y la lámina de respaldo
MX348890B (es) 2012-11-13 2017-07-03 Procter & Gamble Artículos absorbentes con canales y señales.
TWM451949U (zh) * 2012-11-19 2013-05-01 Taiwan Paiho Ltd 尿布
EP2740452B1 (en) 2012-12-10 2021-11-10 The Procter & Gamble Company Absorbent article with high absorbent material content
US9216118B2 (en) 2012-12-10 2015-12-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and/or pockets
US8979815B2 (en) 2012-12-10 2015-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
EP2740450A1 (en) 2012-12-10 2014-06-11 The Procter & Gamble Company Absorbent core with high superabsorbent material content
US10639215B2 (en) 2012-12-10 2020-05-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and/or pockets
PL2740449T3 (pl) 2012-12-10 2019-07-31 The Procter & Gamble Company Artykuł chłonny o wysokiej zawartości materiału chłonnego
US9216116B2 (en) 2012-12-10 2015-12-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
EP2813201B1 (en) 2013-06-14 2017-11-01 The Procter and Gamble Company Absorbent article and absorbent core forming channels when wet
US9987176B2 (en) 2013-08-27 2018-06-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
CA2922316A1 (en) 2013-08-27 2015-03-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
FR3010631A1 (fr) 2013-09-16 2015-03-20 Procter & Gamble Articles absorbants avec canaux et signaux
US11207220B2 (en) 2013-09-16 2021-12-28 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and signals
EP3351225B1 (en) 2013-09-19 2021-12-29 The Procter & Gamble Company Absorbent cores having material free areas
PL2886092T3 (pl) 2013-12-19 2017-03-31 The Procter And Gamble Company Wkłady chłonne z obszarami tworzącymi kanały i zgrzewami osłony c
US9789009B2 (en) 2013-12-19 2017-10-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles having channel-forming areas and wetness indicator
EP2905001B1 (en) 2014-02-11 2017-01-04 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making an absorbent structure comprising channels
EP2949300B1 (en) 2014-05-27 2017-08-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with absorbent material pattern
EP2949302B1 (en) 2014-05-27 2018-04-18 The Procter and Gamble Company Absorbent core with curved channel-forming areas
EP2949301B1 (en) 2014-05-27 2018-04-18 The Procter and Gamble Company Absorbent core with curved and straight absorbent material areas
ES2643577T3 (es) 2014-05-27 2017-11-23 The Procter & Gamble Company Núcleo absorbente con diseño de material absorbente
JP5859086B1 (ja) * 2014-09-30 2016-02-10 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
DE112016001234T5 (de) 2015-03-16 2017-12-14 The Procter & Gamble Company Absorptionsartikel mit verbesserten kernen
RU2017133027A (ru) 2015-03-16 2019-04-16 Дзе Проктер Энд Гэмбл Компани Абсорбирующие изделия повышенной прочности
JP6542390B2 (ja) 2015-05-12 2019-07-10 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company 改善されたコア−バックシート接着を有する吸収性物品
US10543129B2 (en) 2015-05-29 2020-01-28 The Procter & Gamble Company Absorbent articles having channels and wetness indicator
EP3167859B1 (en) 2015-11-16 2020-05-06 The Procter and Gamble Company Absorbent cores having material free areas
EP3238676B1 (en) 2016-04-29 2019-01-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with profiled distribution of absorbent material
EP3238678B1 (en) 2016-04-29 2019-02-27 The Procter and Gamble Company Absorbent core with transversal folding lines
JP6370344B2 (ja) 2016-07-28 2018-08-08 花王株式会社 使い捨ておむつ
CN106109098A (zh) * 2016-08-22 2016-11-16 广东茵茵股份有限公司 分层式一次性吸湿用品
WO2018143921A1 (en) 2017-01-31 2018-08-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with body side pocket
KR102166751B1 (ko) 2017-07-31 2020-10-16 킴벌리-클라크 월드와이드, 인크. 배리어 영역을 제공하는 신체측 라이너를 구비한 흡수 용품
US10758430B1 (en) * 2018-01-08 2020-09-01 Quixotic Innovations, LLC Stay wet potty training liner
US20220192898A1 (en) 2019-06-11 2022-06-23 Essity Hygiene And Health Aktiebolag Absorbent article and method for manufacturing absorbent article
JP2021153712A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3848599A (en) * 1973-10-12 1974-11-19 Kendall & Co Contourable diaper
US4501586A (en) * 1980-11-17 1985-02-26 Personal Products Company Absorbent structure with reservoir
US4413996A (en) * 1981-07-14 1983-11-08 Taylor Kevin D Diaper with liquid retaining chamber
US5062840B1 (en) * 1989-05-22 1995-01-03 John N Holt Disposable diapers
US5026363A (en) * 1989-12-27 1991-06-25 Rmed International, Inc. Flushable diaper device and method
JPH0544115A (ja) 1991-08-02 1993-02-23 Kao Corp 紡糸用油剤
JPH0544115U (ja) * 1991-11-19 1993-06-15 ユニ・チヤーム株式会社 使い捨ておむつ
JP3217582B2 (ja) * 1994-03-24 2001-10-09 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
JP3012472B2 (ja) * 1995-01-13 2000-02-21 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
JP3130438B2 (ja) * 1995-01-27 2001-01-31 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
SE511903C2 (sv) * 1996-06-28 1999-12-13 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande alster innefattande en absorptionskropp med förbättrade vätskeinsläppsegenskaper
US6152904A (en) * 1996-11-22 2000-11-28 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent articles with controllable fill patterns
JP3375282B2 (ja) * 1998-05-08 2003-02-10 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
JP3592591B2 (ja) 1999-08-27 2004-11-24 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
TW532150U (en) * 2001-02-15 2003-05-11 Uni Charm Corp Disposable diaper
JP3964666B2 (ja) * 2001-12-17 2007-08-22 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て着用物品

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302024A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Uni Charm Corp 使い捨てのおむつ
JP2009082483A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
RU2498791C2 (ru) * 2008-08-29 2013-11-20 Кимберли-Кларк Ворлдвайд, Инк. Одноразовое впитывающее изделие, имеющее плотно прилегающие ножные края
WO2010109979A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2013517859A (ja) * 2010-01-28 2013-05-20 グラトフェルター ファルケンハーゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 柔軟性のある高吸収性を有する材料
JP2015024049A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
WO2021192999A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
WO2021193000A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
JP2021153713A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
JP2021153714A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
JP7362527B2 (ja) 2020-03-25 2023-10-17 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
JP7455628B2 (ja) 2020-03-25 2024-03-26 大王製紙株式会社 連結式使い捨て着用物品
JP7518029B2 (ja) 2021-03-25 2024-07-17 花王株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4342330B2 (ja) 2009-10-14
EP1688114B1 (en) 2011-09-21
EP2314265B1 (en) 2012-08-22
WO2005046550A1 (ja) 2005-05-26
US20050107761A1 (en) 2005-05-19
TW200522921A (en) 2005-07-16
TWI241183B (en) 2005-10-11
EP1688114A4 (en) 2010-04-14
KR20060103523A (ko) 2006-10-02
EP2314265A1 (en) 2011-04-27
EP1688114A1 (en) 2006-08-09
MY141092A (en) 2010-03-15
ATE525050T1 (de) 2011-10-15
KR100779928B1 (ko) 2007-11-28
US7252657B2 (en) 2007-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4342330B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP4473032B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP4786536B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP4230971B2 (ja) 排泄物処理パッド及びそのパッドを備えたパンツ
JP3978406B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4392170B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4856244B2 (ja) 少なくとも二つのウェブ材料を互いに結合するための接合部
JP4261420B2 (ja) 使い捨ておむつ
US8377027B2 (en) Waist elastic members for use in absorbent articles
KR20040101945A (ko) 일회용 착용 물품
JP3978390B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2005013268A (ja) パンツ型の使い捨て着用物品
JP2007267942A (ja) 使い捨ておむつ
JP4354827B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP2004194820A (ja) 使い捨ておむつ
JP4266174B2 (ja) 排泄物処理パッド
JP4299648B2 (ja) 使い捨て排泄物処理物品
KR20200006618A (ko) 탄성중합체 패널을 구비한 흡수 용품
JP7078460B2 (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ
JP2006150107A (ja) 使い捨て排泄処理物品
JPH11235357A (ja) 使い捨ておむつ
JP2020156590A (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ及びその製造方法
JP2020130652A (ja) 吸収体及びそれを備える吸収性物品
JP3210987U (ja) 使い捨てのパンツ型おむつ
JP4253625B2 (ja) パンツ型の使い捨て着用物品

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4342330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees