JP3964666B2 - 使い捨て着用物品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排泄物を吸収、保持する使い捨て着用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平8−196565号公報は、肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、それらシートの間に介在する液吸液性コアとから構成され、縦方向に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、コアが上下に重なる上層コアと下層コアとからなる使い捨て着用物品を開示している。
【0003】
上層コアは、前胴周り域から股下域へ向かって延びる前側コアと、後胴周り域から股下域へ向かって延びる後側コアとから形成されている。この着用物品では、前側コアと後側コアとの互いに対向する内端部が股下域において縦方向へ所与寸法離間し、前側コアと後側コアとの上面を覆う表面シートがそれらコアの内端部で下層コアの側へ向かって折曲されるとともに、表面シートが前後側コアの下面に折り込まれている。
【0004】
この着用物品では、前胴周り域から股下域へ向かって開口可能な第1排泄物収容部が前側コアと下層コアとの間に形成され、後胴周り域から股下域へ向かって開口可能な第2排泄物収容部が後側コアと下層コアとの間に形成されている。この着用物品は、それら排泄物収容部に大便を収容することができるので、着用者の肌に大便が付着してしまうことを防ぐことができるという効果を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に開示の着用物品では、上層コアと下層コアとが物品の前後胴周り域において上下に重なり合っているので、前後胴周り域でのコアの厚み寸法が股下域でのコアのそれよりも大きい。この着用物品では、前後胴周り域においてコアが嵩張るとともに、股下域において上層コアと下層コアとの間に解消不能な段差が形成されるので、物品を着用したときに違和感がある。
【0006】
また、この着用物品では、前側コアと後側コアとの内端部を下層コアの上方へ離間させるための手段がなく、前後側コアの内端部が下層コアに当接して排泄物収容部がその口を開け難く、それら排泄物収容部に大便を収容することができない場合がある。
【0007】
本発明の課題は、着用したときの違和感がなく、排泄物収容部に大便を確実に収容することができる使い捨て着用物品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、第1発明と第2発明とを含み、前胴周り域と、後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、不透液性ベースシートと、前記ベースシート上に位置する吸液性層と、前記吸液性層の両端縁の外側を横方向へ延びるエンドフラップと、前記吸液性層の両側縁の外側を縦方向へ延びるサイドフラップと、近位部及び遠位部を有し該近位部が前記サイドフラップに固定されていて前記吸液性層の上方へ起き上がる性向を有する一対の弾性的に収縮可能な防漏カフとから構成される使い捨て着用物品を対象としている。
【0009】
前記第1発明は、前記吸液性層が、吸液性コアの上下面が透液性シートで包まれることで形成され、前記前胴周り域から前記股下域へ向かって延びる第1吸液性層と、吸液性コアが透液性シートと前記ベースシートとの間に介在することで形成され、前記股下域から前記後胴周り域へ向かって延びる第2吸液性層とから構成され前記第1吸液性層は、該第1吸液性層の近位部が前記前胴周り域の前端部に固定されるとともに、該第1吸液性層の遠位部が前記ベースシートから上方へ離間し該遠位部の両側縁が前記一対の防漏カフの前記遠位部に固定され、これによって、前記第1吸液性層の前記遠位部が前記ベースシートとの間に開口を有し該開口から前記第1吸液性パネルの前記近位部の側へ延びる第1排泄収容部を画成していることを特徴とする。
【0010】
【0011】
前記第2発明は、前記吸液性層が、吸液性コアの上下面が透液性シートで包まれることで形成され、前記前胴周り域から前記股下域へ向かって延びる第1吸液性層と、吸液性コアの上下面が透液性シートで包まれることで形成され、前記後胴周り域から前記股下域へ向かって延びる第3吸液性層と、吸液性コアが透液性シートと前記ベースシートとの間に介在することで形成され、前記股下域に延びる第4吸液性層とから構成され、前記第1及び第3吸液性層は、該第1及び第3吸液性層の近位部が前記前胴周り域の前端部及び前記後胴周り域の後端部にそれぞれ固定されるとともに、該第1及び第3吸液性層の遠位部が前記ベースシートから上方へ離間し該遠位部の両側縁が前記一対の防漏カフの前記遠位部にそれぞれ固定され、これによって、前記第1及び第3吸液性層の前記遠位部が前記ベースシートとの間に開口を有し該開口から前記第1及び第3吸液性層の前記近位部の側へそれぞれ延びる第1及び第2排泄収容部を画成していることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、本発明にかかる使い捨て着用物品の詳細を開放型の使い捨ておむつを例として説明すると、以下のとおりである。
【0014】
図1,2は、おむつ1Aの部分破断斜視図と、図1のA−A線矢視断面図とであり、図3,4は、図1のB−B線矢視断面図と、着用状態で示す図1のおむつ1Aの斜視図とである。図1では、横方向を矢印Xで示し、縦方向を矢印Yで示す。図4では、着用者22を二点鎖線で示す。なお、第1および第2吸液性層5a,5bの上面とは、肌当接側に位置する面をいい、それら吸液性層5a,5bの下面とは、肌非当接側に位置する面をいう。
【0015】
おむつ1Aは、不透液性ベースシート4と、ベースシート4上に位置する吸液性層3とを主要な構成部材とする。おむつ1Aは、それら部材の他に、肌当接側に位置する実質的に不透液性の防漏カフ13を有する。
【0016】
おむつ1Aは、縦方向に前胴周り域6および後胴周り域8と、それら胴周り域6,8の間に位置する股下域7とを備え、吸液性層3の両端縁9の外側を横方向へ延びるエンドフラップ11と、吸液性層3の両側縁10の外側を縦方向へ延びるサイドフラップ12とを有する。おむつ1Aでは、股下域7に延びるサイドフラップ12がおむつ1Aの横方向内方へ向かって弧を画き、その平面形状が実質的に砂時計型を呈する。
【0017】
透液性シート2は、親水性繊維不織布から形成されている。ベースシート4は、対向面が固着された互いに重なり合う疎水性繊維不織布と通気不透液性プラスチックフィルムとから形成されている。防漏カフ13は、疎水性繊維不織布から形成されている。
【0018】
防漏カフ13は、サイドフラップ12に位置して股下域7から前後胴周り域6,8へ向かって縦方向へ延びている。カフ13は、サイドフラップ12に固定されて縦方向へ延びる近位部13aと、吸液性層3の上方へ起立性向を有して縦方向へ延びる遠位部13bと、おむつ1Aの横方向内方へ倒伏した状態でエンドフラップ11に固定された両端部13cとを有する。遠位部13bには、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材14が伸長状態で取り付けられている。弾性部材14は、遠位部13bの一部に被覆されている。
【0019】
吸液性層3は、おむつ1Aの内側に位置して股下域7から前後胴周り域6,8ヘ向かって延びている。吸液性層3は、前胴周り域6と股下域7との境界を示す横方向境界線L1近傍において縦方向へ2つに分かれ、前胴周り域6の側に位置する第1吸液性層5aと、股下域7と後胴周り域8とに位置する第2吸液性層5bとに分割されている。
【0020】
第1吸液性層5aのコアは、その上面と下面とを含む全面が透液性シート2に包被されている。第1吸液性層5aは、前胴周り域6の前端部においてベースシート4に固定されてエンドフラップ11の側を横方向へ延びる近位部15と、近位部15を除く残余の遠位部16とを有する。遠位部16は、ベースシート4に固定されておらず、ベースシート4から上方へ離間している。遠位部16は、その両側縁10近傍が防漏カフ13の遠位部13bに固定されている。
【0021】
第2吸液性層5bのコアは、透液性シート2とベースシート4との間に介在し、それらシート2,4のうちの少なくとも一方に固定されている。第2吸液性層5bのコアは、その上面が透液性シート2に被覆され、その下面がベースシート4に被覆されている。
【0022】
エンドフラップ11には、横方向へ延びる帯状の胴周り用弾性部材17が伸長状態で取り付けられている。サイドフラップ12には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材18が伸長状態で取り付けられている。後胴周り域8のサイドフラップ12には、横方向内方へ延びるテープファスナ19が取り付けられている。前胴周り域6におけるベースシート4の外面には、テープファスナ19の止着域となる矩形のターゲットテープ20が取り付けられている。テープファスナ19は、その自由端部に粘着剤(図示せず)が塗布され、粘着剤を介してサイドフラップ12に仮着されている。テープファスナ19とターゲットテープ20とは、可撓性を有するプラスチックフィルムから形成されている。
【0023】
おむつ1Aを着用するには、後胴周り域8のサイドフラップ12を前胴周り域6のサイドフラップ12の外側に重ね合わせ、粘着剤を介してテープファスナ19の自由端部をターゲットテープ20に止着し、前胴周り域6と後胴周り域8とを連結する。前後胴周り域6,8が連結されたおむつ1Aには、胴周り開口とその下方に一対の脚周り開口とが形成される。
【0024】
おむつ1Aでは、それが透液性シート2を内側にして縦方向へ湾曲すると、弾性部材14が収縮して防漏カフ13の遠位部13bが吸液性層3の上方へ起立する。おむつ1Aでは、起立したカフ13の遠位部13bが排泄物に対する障壁を形成し、股下域7からの排泄物の漏れを防ぐことができる。
【0025】
おむつ1Aでは、ベースシート4と第1吸液性層5aの遠位部16との間に前胴周り域6から股下域7へ向かって開口する排泄物収容部21(第1排泄物収容部)が画成されている。おむつ1Aでは、起立したカフ13の遠位部13bによって第1吸液性層5aの遠位部16がベースシート4の上方へ持ち上げられるので、第1吸液性層5aの遠位部16がベースシート4に当接することはなく、排泄物収容部21がその口を閉じてしまうことを防ぐことができる。おむつ1Aでは、排泄物のうちの大便が排泄物収容部21に収容され、着用者22の股間部と大便との接触を第1吸液性層5aが阻止するので、大便が着用者22の股間部に付着してしまうことを防ぐことができる。
【0026】
おむつ1Aでは、第1吸液性層5aの遠位部16がベースシート4の上方へ離間することで、第1吸液性層5aの遠位部16と第2吸液性層5bとの間に段差が生じている。しかし、おむつ1Aでは、着用者22の体圧が第1吸液性層5aにかかると、図4に二点鎖線で示すように、第1吸液性層5aの遠位部16と第2吸液性層5bとが重なることなく、第1吸液性層5aの遠位部16がベースシート4に当接し、それら吸液性層5a,5bの間に生じた段差が解消される。おむつ1Aでは、前後胴周り域6,8において吸液性層3が嵩張ることはなく、着用者22の体圧によって第1吸液性層5aと第2吸液性層5bとの段差が解消されるので、着用したおむつ1Aに対する違和感がない。
【0027】
前胴周り域6のエンドフラップ11では、透液性シート2の端部2aとベースシート4の端部4aとが第1吸液性層5aの端縁9から縦方向外方へ延び、それらシート2,4の端部2a,4aが互いに重なり合った状態で固定されている。後胴周り域8のエンドフラップ11では、透液性シート2の端部2aとベースシート4の端部4aとが第2吸液性層5bの端縁9から縦方向外方へ延び、それらシート2,4の端部2a,4aが互いに重なり合った状態で固定されている。胴周り用弾性部材17は、透液性シート2の端部2aとベースシート4の端部4aとの間に介在し、それらシート2,4の端部2a,4aに固定されている。
【0028】
サイドフラップ12では、透液性シート2の側部2bが第1吸液性層5a,と第2吸液性層5bとの両側縁10から横方向外方へわずかに延び、透液性シート2の側部2bからさらに横方向外方へベースシート4の側部4bと防漏カフ13の近位部13aとが延びている。サイドフラップ12では、それらシート2,4,12の側部2b,4b,13aが互いに重なり合った状態で固定されている。脚周り用弾性部材18は、ベースシート4の側部4bと防漏カフ13の近位部13aとの間に介在し、それらシート4,13の側部4b,13aに固定されている。
【0029】
図5,6は、他の実施の形態を示すおむつ1Bの部分破断斜視図と、図5のC−C線矢視断面図とである。図5では、横方向を矢印Xで示し、縦方向を矢印Yで示す。このおむつ1Bは、不透液性ベースシート4と、前胴周り域6の側に位置する第1吸液性層5aと、股下域7と後胴周り域8とに位置する第2吸液性層5bとから構成され、サイドフラップ12を縦方向へ延びる実質的に不透液性の防漏カフ13を有する点において図1のそれと同一である。このおむつ1Bが図1のそれと異なる点は、以下のとおりである。
【0030】
おむつ1Bでは、第1吸液性層5aのコアを包被する透液性シート2と第2吸液性層5bのコアの上面を被覆する透液性シート2とが一連につながっており、透液性シート2が第1吸液性層5aの遠位部16から第1吸液性層5aの下面の側へ向かって折曲されるとともに、第1吸液性層5aの近位部15から第2吸液性層5bの側へ折り返して後胴周り域8のエンドフラップ11に達している。透液性シート2は、図6に示すように、第1吸液性層5aの下面に断面Z字状に折り込まれている。第1吸液性層5aでは、遠位部16がベースシート4に固定されておらず、遠位部16の両側縁10近傍が防漏カフ13の遠位部13bに固定されていない。
【0031】
このおむつ1Bでは、大便が股下域7に排泄されると、その質量で第2吸液性層5bが着用者22の股間部から下方へ離間し、図6に仮想線で示すように、第1吸液性層5aの遠位部16がベースシート4の上方へ離間する。おむつ1Bでは、ベースシート4の上方へ離間した第1吸液性層5aの遠位部16とベースシート4との間に前胴周り域6から股下域7へ向かって開口する排泄物収容部21(第1排泄物収容部)が画成される。おむつ1Bでは、大便を排泄物収容部21に収容することができるので、大便が着用者22の股間部に付着してしまうことを防ぐことができる。大便が排泄される以前のおむつ1Bでは、第1吸液性層5aと第2吸液性層5bとの間に段差が生じることはなく、前後胴周り域6,8においてそれら吸液性層5a,5bが嵩張ることもないので、着用したおむつ1Bに対する違和感がない。
【0032】
図7,8は、他の実施の形態を示すおむつ1Cの部分破断斜視図と、図7のD−D線矢視断面図とであり、図9,10は、図7のE−E線矢視断面図と、着用状態で示す図7のおむつ1Cの斜視図とである。図7では、横方向を矢印Xで示し、縦方向を矢印Yで示す。図10では、着用者22を二点鎖線で示す。
【0033】
おむつ1Cは、不透液性ベースシート4と、吸液性層3とから構成され、実質的に不透液性の防漏カフ13を有する点において図1のそれと同一である。このおむつ1Cが図1のそれと異なる点は、以下のとおりである。
【0034】
吸液性層3は、前胴周り域6と股下域7との境界を示す横方向境界線L1近傍と、後胴周り域8と股下域7との境界を示す横方向境界線L2近傍とにおいて縦方向へ3つに分かれ、前胴周り域6の側に位置する第1吸液性層5aと、後胴周り域8の側に位置する第3吸液性層5cと、股下域7に位置する第4吸液性層5dとに分割されている。
【0035】
第1吸液性層5aのコアと第3吸液性層5cのコアとは、その上面と下面とを含む全面が透液性シート2に包被されている。第1吸液性層5aと第3吸液性層5cとは、ベースシート4に固定されてエンドフラップ11の側を横方向へ延びる近位部15と、近位部15を除く残余の遠位部16とを有する。それら吸液性層5a,5cの近位部15は、ベースシート4に固定されている。それら吸液性層5a,5cの遠位部16は、ベースシート4に固定されておらず、ベースシート4から上方へ離間している。それら吸液性層5a,5cの遠位部16は、その両側縁10近傍が防漏カフ13の遠位部13bに固定されている。
【0036】
第4吸液性層5dのコアは、透液性シート2とベースシート4との間に介在し、それらシート2,4のうちの少なくとも一方に固定されている。第4吸液性層5dのコアは、その上面が透液性シート2に被覆され、その下面がベースシート4に被覆されている。第4吸液性層5dのコアを被覆する透液性シート2は、エンドフラップ11まで達しておらず、第4吸液性層5dの両端縁から縦方向外方へわずかに延びている。
【0037】
おむつ1Cでは、ベースシート4と第1吸液性層5aの遠位部16との間に前胴周り域6から股下域7へ向かって開口する第1排泄物収容部21が画成され、ベースシート4と第3吸液性層5cの遠位部16との間に後胴周り域8から股下域7へ向かって開口する第2排泄物収容部23が画成されている。おむつ1Cでは、大便がそれら排泄物収容部21,23に収容され、着用者22の股間部と大便との接触をそれら吸液性層5a,5cが阻止するので、大便が着用者22の股間部に付着してしまうことを防ぐことができる。このおむつ1Cでは、大便が後胴周り域8へ向かって移動したとしても、大便を第2排泄物収容部23に収容することができるので、前胴周り域6のみならず、後胴周り域8でも大便の付着を防ぐことができる。
【0038】
おむつ1Cでは、起立したカフ13の遠位部13bによって第1吸液性層5aと第3吸液性層5cとの遠位部16がベースシート4の上方へ持ち上げられるので、それら吸液性層5a,5cの遠位部16がベースシート4に当接することはなく、それら排泄物収容部21,23がその口を閉じてしまうことを防ぐことができる。
【0039】
おむつ1Cでは、それら吸液性層5a,5cの遠位部16と第4吸液性層5dとの間に段差が生じているが、着用者22の体圧がそれら吸液性層5a,5cにかかると、図10に仮想線で示すように、それら吸液性層5a,5cの遠位部16と第4吸液性層5dとが重なることなく、第1吸液性層5aと第3吸液性層5cとの遠位部16がベースシート4に当接し、それら吸液性層5a,5c,5dの段差が解消される。おむつ1Cでは、前後胴周り域6,8において吸液性層5a,5cが嵩張ることはなく、着用者22の体圧によってそれら吸液性層5a,5c,5dの段差が解消されるので、着用したおむつ1Cに対する違和感がない。
【0040】
透液性シート2には、親水性繊維不織布の他に、多数の開孔を有する疎水性繊維不織布、微細な多数の開孔を有する透液性プラスチックフィルムのいずれかを使用することができる。ベースシート4には、疎水性繊維不織布と通気不透液性プラスチックフィルムとを重ね合わせた複合シートの他に、疎水性繊維不織布、通気不透液性プラスチックフィルム、疎水性繊維不織布を重ね合わせた複合不織布のいずれかを使用することができる。
【0041】
ベースシート4や防漏カフ13には、高い耐水性を有するメルトブローン法による繊維不織布を、高い強度と良好な柔軟性とを有するスパンボンド法による繊維不織布で挟んだ複合不織布を使用することもできる。
【0042】
不織布としては、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンポンド、ケミカルボンド、エアースルー、の各製法により製造されたものを使用することができる。不織布の構成繊維としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、の各繊維、ポリエチレン/ポリプロピレンやポリエチレン/ポリエステルからなる芯鞘型複合繊維または並列型複合繊維を使用することができる。
【0043】
吸液性コアは、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物、または、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子と熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所要の厚みに圧縮されている。コアは、それの型崩れやポリマー粒子の脱落を防止するため、全体がティッシュペーパーに被覆されていることが好ましい。ポリマー粒子としては、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系のものを使用することができる。
【0044】
透液性シート2およびベースシート4の固定や防漏カフ13の固定、吸液性層3の固定、弾性部材14,17,18の固定には、ホットメルト型接着剤、または、ヒートシールやソニックシール等の熱による溶着手段を利用することができる。
【0045】
この発明は、着用時に前後胴周り域を連結する開放型のおむつの他に、前後胴周り域があらかじめ連結されて胴周り開口と脚周り開口とが形成されたパンツ型のおむつにも実施することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明にかかる使い捨て着用物品によれば、大便が股下域に排泄されると、その質量で第3吸液性層が着用者の股間部から下方へ離間するとともに、第1吸液性層の遠位部がベースシートの上方へ離間し、ベースシートと第1吸液性層の遠位部との間に前胴周り域から股下域へ向かって開口する第1排泄物収容部が画成される。この着用物品では、大便を第1排泄物収容部に収容することができるので、大便が着用者の股間部に付着してしまうことを防ぐことができる。大便が排泄される以前の着用物品では、第1吸液性層と第3吸液性層との間に段差が生じることはなく、着用した物品に対する違和感がない。また、この着用物品では、第1排泄物収容部に収容された大便をベースシートの外面から視認することができるので、物品を着用した状態で大便の排泄の有無を確認することができ、物品の交換時の判断が容易である。
【0047】
第1吸液性層の遠位部両側が防漏カフの遠位部に固定された物品では、起立したカフの遠位部によって第1吸液性層の遠位部がベースシートの上方へ持ち上げられるので、第1吸液性層の遠位部がベースシートに当接することはなく、第1排泄物収容部がその口を閉じてしまうことを防ぐことができ、大便を第1排泄物収容部に確実に収容することができる。この着用物品では、前後胴周り域において吸液性層が嵩張ることはなく、着用者の体圧が第1吸液性層にかかると、第1吸液性層の遠位部と第3吸液性層との間に生じた段差が解消されるので、着用した物品に対する違和感がない。
【0048】
吸液性層が第1,第3,第4吸液性層に分割された物品では、第1排泄物収容部の他に、ベースシートと第3吸液性層の遠位部との間に後胴周り域から股下域へ向かって開口する第2排泄物収容部が画成される。この物品では、大便を第1排泄物収容部と第2排泄物収容部とに収容することができるので、前胴周り域のみならず、後胴周り域でも大便の付着を防ぐことができる。
【0049】
吸液性層が第1,第3,第4吸液性層に分割され、かつ、第1吸液性層と第3吸液性層との遠位部両側が防漏カフの遠位部に固定された物品では、起立したカフの遠位部によって第1吸液性層と第3吸液性層との遠位部がベースシートの上方へ持ち上げられるので、第1吸液性層と第3吸液性層との遠位部がベースシートに当接することはなく、それら排泄物収容部がその口を閉じてしまうことを防ぐことができ、大便をそれら排泄物収容部に確実に収容することができる。この着用物品では、前後胴周り域において吸液性層が嵩張ることはなく、着用者の体圧が第1吸液性層と第3吸液性層とにかかると、それら吸液性層の遠位部と第4吸液層との間に生じた段差が解消されるので、着用した物品に対する違和感がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 おむつの部分破断斜視図。
【図2】 図1のA−A線矢視断面図。
【図3】 図1のB−B線矢視断面図。
【図4】 着用状態で示す図1のおむつの斜視図。
【図5】 他の実施の形態を示すおむつの部分破断斜視図。
【図6】 図5のC−C線矢視断面図。
【図7】 他の実施の形態を示すおむつの部分破断斜視図。
【図8】 図7のD−D線矢視断面図。
【図9】 図7のE−E線矢視断面図。
【図10】 着用状態で示す図7のおむつの斜視図。
【符号の説明】
1A 開放型の使い捨ておむつ(使い捨て着用物品)
1B 開放型の使い捨ておむつ(使い捨て着用物品)
1C 開放型の使い捨ておむつ(使い捨て着用物品)
2 透液性シート
3 吸液性層
4 不透液性ベースシート
5a 第1吸液性層
5b 第2吸液性層
5c 第3吸液性層
5d 第4吸液性層
6 前胴周り域
7 股下域
8 後胴周り域
9 両端縁
10 両側縁
11 エンドフラップ
12 サイドフラップ
13 防漏カフ
13a 近位部
13b 遠位部
13c 両端部
15 近位部
16 遠位部
21 排泄物収容部(第1排泄物収容部)
23 第2排泄物収容部
Claims (2)
- 前胴周り域と、後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、不透液性ベースシートと、前記ベースシート上に位置する吸液性層と、前記吸液性層の両端縁の外側を横方向へ延びるエンドフラップと、前記吸液性層の両側縁の外側を縦方向へ延びるサイドフラップと、近位部及び遠位部を有し該近位部が前記サイドフラップに固定されていて前記吸液性層の上方へ起き上がる性向を有する一対の弾性的に収縮可能な防漏カフとから構成される使い捨て着用物品において、
前記吸液性層は、吸液性コアの上下面が透液性シートで包まれることで形成され、前記前胴周り域から前記股下域へ向かって延びる第1吸液性層と、吸液性コアが透液性シートと前記ベースシートとの間に介在することで形成され、前記股下域から前記後胴周り域へ向かって延びる第2吸液性層とから構成され、
前記第1吸液性層は、該第1吸液性層の近位部が前記前胴周り域の前端部に固定されるとともに、該第1吸液性層の遠位部が前記ベースシートから上方へ離間し該遠位部の両側縁が前記一対の防漏カフの前記遠位部に固定され、これによって、前記第1吸液性層の前記遠位部が前記ベースシートとの間に開口を有し該開口から前記第1吸液性層の前記近位部の側へ延びる第1排泄収容部を画成していることを特徴とする前記着用物品。 - 前胴周り域と、後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、不透液性ベースシートと、前記ベースシート上に位置する吸液性層と、前記吸液性層の両端縁の外側を横方向へ延びるエンドフラップと、前記吸液性層の両側縁の外側を縦方向へ延びるサイドフラップと、近位部及び遠位部を有し該近位部が前記サイドフラップに固定され、前記吸液性層の上方へ起き上がる性向を有する一対の弾性的に収縮可能な防漏カフとから構成される使い捨て着用物品において、
前記吸液性層は、吸液性コアの上下面が透液性シートで包まれることで形成され、前記前胴周り域から前記股下域へ向かって延びる第1吸液性層と、吸液性コアの上下面が透液性シートで包まれることで形成され、前記後胴周り域から前記股下域へ向かって延びる第3吸液性層と、吸液性コアが透液性シートと前記ベースシートとの間に介在することで形成され、前記股下域に延びる第4吸液性層とから構成され
前記第1及び第3吸液性層は、該第1及び第3吸液性層の近位部が前記前胴周り域の前端部及び前記後胴周り域の後端部にそれぞれ固定されるとともに、該第1及び第3吸液性層の遠位部が前記ベースシートから上方へ離間し該遠位部の両側縁が前記一対の防漏カフの前記遠位部にそれぞれ固定され、これによって、前記第1及び第3吸液性層の前記遠位部が前記ベースシートとの間に開口を有し該開口から前記第1及び第3吸液性層の前記近位部の側へそれぞれ延びる第1及び第2排泄収容部を画成していることを特徴とする前記着用物品。
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