JP2005160086A - 色空間の変換方法、カラー映像の色調節装置、色調節方法およびプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

色空間の変換方法、カラー映像の色調節装置、色調節方法およびプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 カラー映像から、所望の色成分のみを他の色成分の変化なしに調節できる色調節装置を提供すること。
【解決手段】 第1色空間において、任意の画素の色信号が属する色領域の彩度成分の境界値を求め、この求められた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する色空間変換ユニット410と、前記第2色空間において所定の調節変数によって、前記画素の色成分を調節する色成分調節ユニット460と、前記第2色空間を前記彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間に逆変換し、前記色成分調節ユニットで色成分が調節された画素の色信号を出力する色空間逆変換ユニット470とを含むカラー映像の色調節装置。
【選択図】 図4

Description

本発明はカラー映像の色調節に係り、より詳細にはカラー映像において各画素の輝度および色相別に彩度を調節する、または各画素の輝度別に色相を調節する色空間の変換方法、カラー映像の色調節装置、色調節方法およびそのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
一般的に、映像ディスプレイ装置においてカラー映像を表示する場合、機種の異なる装置の間ではそれぞれの特性によって同じカラーを表現しても差が現れるだけでなく、同一機種の装置の間でも差が現れることがある。
機種の異なる装置間または同一機種の装置間において、輝度または色相に応じて同じカラーを完全に同一に表現するためには、繊細なカラーの調節を必要とする。このようなカラーの調節は、機種の異なる装置間、または同一機種の装置間で表示されるカラーの差を補正するとともに、最近ではカラーに対する関心が高まるにつれ、ディスプレイ装置に表示される特定の色を所望の色に変換するという、ユーザの選択的なカラーコントロールの要求に応えている。
カラー映像を扱う装置におけるカラーの調節のための従来技術の例としては、特許文献1ないし特許文献4に開示された方法が挙げられる。
特許文献1に開示された方法では、カラー映像のR、G、B信号をY、I、Q信号に変換し、この変換された信号からYIQ3次元色空間や2次元映像で修正しようとする色領域を選択し、この選択された色領域に属するカラーに対してのみ、補正値のMY、MIおよびMQを加える方法でカラーを調節する。
しかしながら、この方法は調節しようとするカラーの選択が難しく、選択領域と非選択領域との間で色空間の不連続が発生するという問題がある。
特許文献2に開示された方法は、カラープリンタでモニタの映像を再現するために映像のカラーを調節する方法であり、HSL色空間において手動あるいは自動にて、調節しようとするカラーが属するHSLスライスの範囲を調節し、決められたHSLスライス内では変換カーブを利用してそれぞれの色成分を調節する。このとき、このようなHSLスライスを7個まで指定してカラーを調節することができる。しかしながら、HSL色空間は、それぞれの色成分が独立的ではなく、ある程度連動しているため、所望の色成分のみの調節が不可能であり、特に変換カーブを利用する場合、輝度または色相別にカラーを調節することができないという問題がある。
特許文献3に開示された方法は、6色のカラーであるRED(R),GREEN(G),BLUE(B),CYAN(C),MAGENTA(M)およびYELLOW(Y)に対する彩度成分、および、これを調節する関数を表したルックアップテーブルを予め作成し、ある特定のカラーに対して彩度と輝度を調節しようとする場合に、ルックアップテーブルの線形補間を利用してこの特定のカラーを調節する。しかしながら、この方法は多量のルックアップテーブルを保存するために、システムが大容量のメモリを有する必要があり、予めあらゆる場合に対応するルックアップテーブルを保持しておく必要があり、カラーを調節しようとする場合に限界がある。また、色相別の色の調節はできるものの、輝度別の色の調節はできないという問題がある。
特許文献4に開示された方法は、所定の色信号RGBを用いてH、S、Lを表現する色空間に変換し、この色空間で相異なる装置から得られた2つのカラー間の調整を行う。このとき、まず、色空間を6つの領域に区分して、2つのカラーが同じ領域内にあるか否かを判断し、2つのカラーが同じ領域に属している場合には、その領域内で2つのカラーの修正手順に従ってカラー調整を行い、2つのカラーが同じ領域にない場合には、領域を2つのカラーが同一の領域内に位置するように2つの領域を結合して、前記の修正手順が繰り返される。同じ領域にある、色相および彩度が異なる2つのカラーを一致させるために、同じ領域内にある他の点も同様に色相および彩度の変化に比例して調節される。しかしながら、このような方法は調節しようとする色領域が予め決まっているので、カラーを調節する際に、色空間の均一性が著しく低下し、さらに、輝度に対して考慮されていないため、輝度に応じた調節ができないという問題がある。
一方、RGB色空間で組み合わせが可能なすべてのカラーが分布する元のYCbCr色空間を図1に示す。このYCbCr色空間において、Yはカラーの輝度成分を、CbおよびCrはカラーの彩度成分をそれぞれ表す。YCbCr色空間は、カラーの輝度成分と彩度成分とが区分されてはいるが、各輝度によって彩度成分の分布が一定でなく、彩度成分も色相ごとに分布が一定でないため、カラーの各成分を調節する場合、一括的な調節関数を適用してカラーを調節すると、そのカラーを表現できる範囲を超える場合が発生する恐れがある。換言すると、YCbCr色空間において、それぞれの色成分は独立的に存在せず、他の色成分といずれかの関係を有しつつ存在するので、カラーを調節しようとする場合にこのような関係を考慮しなければ、調節後のカラーが表現できなくなる可能性がある。
図2は、YCbCr色空間上におけるこのような問題の一例を示したものであり、図中の点で示されたカラーAおよびカラーCを、輝度に対する考慮なしに同様に彩度を増加させれば、カラーAはカラーBに、カラーCはカラーDにそれぞれ修正される。ここで、低い輝度を有する修正されたカラーDは色領域内に存在するため、ディスプレイ装置で表現することができるが、より高い輝度を有する修正されたカラーBは、色領域の外に位置するため、ディスプレイ装置でこれを表現できなくなる。そこで、カラーBをディスプレイ装置で表現するためにはクリッピングのような別途の処理を施さねばならない。また、YCbCr色空間でそれぞれの色成分の輝度成分および彩度成分は互いの成分値に影響を与えるため、これを調節しようとする場合には、他の成分との関係を考慮して調節しなければならない。
一方、人間の視覚はカラーの輝度成分と彩度成分とを区分して認知するので、映像のカラーを処理するときにも、所定の色信号を輝度成分および彩度成分の信号に表すことが様々な面において有利である。しかし、このような概念を有するHSV色空間やHSI色空間ではそれぞれの色成分が独立的ではないために、これを調節することは容易ではない。
米国特許第4,525,736号明細書 米国特許第6,057,931号明細書 米国特許第6,122,012号明細書 米国特許第6,476,877号明細書
本発明が解決しようとする技術的課題は、カラー映像が属する元の色空間を拡張して、各色成分が独立した、修正された色空間に変換するための色空間の変換方法を提供することである。
また、本発明が解決しようとする他の技術的課題は、カラー映像が属する元の色空間を、各色成分が独立した、修正された色空間に変換した後、カラー映像からユーザが所望の色成分のみを他の色成分の変化なしに調節できる色調節装置および方法を提供することである。
前記の技術的課題を達成するために、本発明による色空間の変換方法は、(a)任意の画素の色信号を輝度成分と彩度成分とに分離する段階と、(b)第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域の彩度成分の境界値を、前記(a)段階で分離された輝度成分および彩度成分を利用して求める段階と、(c)前記(b)段階で得られた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を、彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する段階とを含む。
前記他の技術的課題を達成するために本発明によるカラー映像の色調節装置は、入力されるカラー映像の色成分を画素単位で調節するためのものであり、第1色空間において、任意の画素の色信号が属する色領域の彩度成分の境界値を求め、この求められた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する色空間変換ユニットと、前記第2色空間において所定の調節変数によって、前記画素の色成分を調節する色成分調節ユニットと、前記第2色空間を前記彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間に逆変換し、前記色成分調節ユニットで色成分が調節された画素の色信号を出力する色空間逆変換ユニットとを含む。
前記他の技術的課題を達成するために本発明によるカラー映像の色調節方法は、入力されるカラー映像の色成分を画素単位で調節するためのものであり、(a)第1色空間において任意の画素の色信号が属する色領域に対する彩度成分の境界値を求め、この求められた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する段階と、(b)前記第2色空間において所定の調節変数によって前記画素の色成分を調節する段階と、(c)前記第2色空間を前記彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間に逆変換し、前記(b)段階で色成分が調節された前記画素の色信号を出力する段階とを含む。
前記色空間の変換方法およびカラー映像の色調節方法は、望ましくはコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することで具現される。
本発明によれば、カラー映像の各画素が属する元のYCbCr色空間を拡張して、各色成分が独立した、修正されたYCbCr色空間に変換した後、修正されたYCbCr色空間において任意の画素の輝度に応じて彩度を調節するか、任意の画素の色相に応じて彩度を調節するか、または各画素の輝度に応じて色相を調節することが可能である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の望ましい実施例について詳細に説明する。
図3は、本発明によるカラー映像の色調節方法の一実施例の動作を説明するフローチャートであり、色空間変換段階(320段階ないし350段階)、色調節段階(310段階および360段階)、および色空間逆変換段階(370段階および380段階)を含んでいる。
また、図4は、本発明によるカラー映像の色調節装置の一実施例の構成を示したブロック図であり、映像変換部410、境界値抽出部420、色空間変換部430、調節変数保存部440、調節対象判断部450、色調節部460、および色空間逆変換部470から構成される。図4に示した色調節装置の動作を図3に示したフローチャートと関連付けて説明する。ここで、色調節は画素単位で行われる。
図3および図4を参照して、映像変換部410にはカラー映像が入力され(320段階)、この入力映像の色信号がRGB信号である場合はYCbCr信号に変換し、入力映像の色信号がYCbCr信号である場合はそのまま通過させて境界値抽出部420に提供する。ここで、RGB信号は、例えば、ITU.BT−709標準によって次の数式1で定義されるマトリックス演算を通じてYCbCr信号に変換され、入力映像の色信号は輝度成分Yと彩度成分Cr,Cbとに分離される(330段階)。
Figure 2005160086
境界値抽出部420では、映像変換部410から提供される任意の画素の輝度成分Yと彩度成分Cr,Cbとを利用して、元のYCbCr色空間で、この任意の画素が属する色領域の彩度成分の境界値(Cbmax_y,Crmax_y)を抽出する(340段階)。抽出された境界値から、元のYCbCr色空間における任意の画素の現在の輝度および色相を維持した場合の彩度成分の調整可能な最大値がわかる。なお、境界値抽出部340については、図5および図6を参照して後記する。
色空間変換部430では、境界値抽出部420で抽出された彩度成分の境界値を利用して彩度成分を正規化させることによって、各カラーの色相および輝度に応じて変化する彩度成分を有する元のYCbCr色空間を、あらゆる輝度および色相に対して彩度成分が同一に表示される修正されたYCbCr色空間に変換される。さらに詳しく説明すれば、任意の画素が属する色領域の彩度成分の境界値と、この任意の画素の彩度成分Cr,Cbとの比を利用して、YCbCr色空間を修正されたYCbCr色空間に変換する。修正されたYCbCr色空間において、任意の画素の彩度成分Cr,Cbに対応する彩度成分Cr’,Cb’は任意の画素が属する色領域の彩度成分の境界値(Cbmax_y,Crmax_y)によって次の数式2のように表せる。
Figure 2005160086
色空間変換部430によって得られた修正されたYCbCr色空間は、図9のように示される。図9を参照すれば、この修正されたYCbCr色空間において、高さは輝度Yを、中心軸からの距離は彩度Sを、1つの基準軸、ここではCr軸からの回転角は色相Hをそれぞれ表す。任意の画素の各色成分Y,S,Hを修正されたYCbCr色空間での値に表現すれば、次の数式3のように表せる。
Figure 2005160086
図9に示すように、修正されたYCbCr色空間は、あらゆる輝度および色相に対して画素が有する彩度の値が1に正規化されている円筒形状をしているので、任意の画素の彩度Sは色相Hおよび輝度Yに対してそれぞれ独立的に調節でき、また色相Hは輝度Yに対して独立的に調節することができる。
調節変数保存部440では、メーカーあるいはユーザにより設定された色調節変数を保存している。色調節変数は、彩度成分を調節する彩度調節変数および色相成分を調節する色相調節変数を含んでいる。彩度調節変数は全ての輝度値に対して彩度調節を行わない低彩度保護領域(Low Saturation Protection Region:以下、LSPR)を指定する第1変数C1、およびLSPR以外の領域で彩度成分の調節の程度を表す第2変数C2を含む。また、彩度調節変数には、全ての輝度値を所定の区間に区分した場合に、この区分ごとの彩度成分の調節の程度を表す変数を有することとしてもよい。
また、彩度調節変数は、彩度成分Sが全ての輝度Yに対応して調節される目的の色相、目的の色相を含む所定色相調節領域、および色相調節領域以外の領域との不連続をなくすための緩衝領域を指定する複数の変数を含んでいる。一方、色相調節変数は、全ての輝度Yに対応して色相成分Hを調節される色相調節領域を決定する複数の変数を含んでいる。さらに、色相調節変数は、全ての輝度値Yを所定の区間に区分したときに、各区間に対する色相の調整範囲、調節対象の色相および調節結果の色相を決定する変数を含んでいる。
なお、色調節変数については、図10ないし図14を参照して後記する。
調節対象判断部450では、調節変数保存部440に保存された色調節変数を参照し、修正されたYCbCr色空間で得られる任意の画素の色成分Y,S,Hが、彩度調節対象であるか、色相調節対象であるかを判断する。
色調節部460では、調節対象判断部450で彩度調節対象または色相調節対象と判断された画素の色成分に対して、修正されたYCbCr色空間において、調節変数保存部440に保存された色調節変数を利用して調節を行う。このとき、画素単位で各画素の輝度別に彩度を調節するか、各画素の色相別に彩度を調節するか、または各画素の輝度別に色相を調節することができる。なお、彩度調節および色相調節については、図10ないし図14を参照して後記する。
色空間逆変換部470では、境界値抽出部420で抽出された彩度成分の境界値を利用して、修正されたYCbCr色空間を、元のYCbCr色空間に逆変換し、元のYCbCr色空間における色調節された映像の色成分を求めて出力する。この色空間逆変換は色空間変換部430での正規化過程を逆に行うことによってなされる。さらに詳細に説明すれば、まず、彩度成分の境界値(Cb_max,Cr_max)を計算して、任意の画素の彩度成分(Cb,Cr)をこの境界値で割る。すなわち、Cb/Cb_maxおよびCr/Cr_maxに代入して正規化を行なうことによって、修正されたYcbCr色空間になる。一方、Cb’=Cb/Cb_max、Cr’=Cr/Cr_maxとし、任意の関数によって入力彩度成分が出力彩度成分に変換される場合、(Cb’,Cr’)が(Cb”,Cr”)に変わって彩度調節がなされれば、この値にそれぞれ境界値を乗じて、すなわち、Cb”×Cb_max,Cr”×Cr_maxを行うことによって修正されたYCbCr色空間でのCr,Cb値が元のYCbCr色空間のCr,Cb値に変換される。つまり、境界値で割ることで色空間変換が、境界値を掛けることで色空間逆変換が行なわれる。
図5は、図3に示したフローチャートの境界値抽出段階(340段階)の詳細な過程を説明するフローチャートであり、色領域判断段階(510段階および520段階)および境界値獲得段階(530段階ないし570段階)を含んでいる。
図6は、図4に示した色調節装置の境界値抽出部420の詳細な構成を表したブロック図であり、保存部600、領域判断部610、第1の3次元直線獲得部620、交点獲得部630、第2の3次元直線獲得部640および境界値獲得部650から構成される。図6に示した境界値抽出部420の動作を、図5に示したフローチャートと関連付けて説明する。
図5および図6を参照して、保存部600は、元のYCbCr色空間によって区分される各色領域をなす第1原色P1および第2原色P2に対する空間座標、すなわち3次元座標(Y,Cb,Cr)を保存している。図1に示した元のYCbCr色空間を上から見れば、図7に示すように6個の色領域を表現する6個の原色、すなわちRED、MAGENTA、BLUE、CYAN、GREEN、YELLOWを頂点とする六角形を形成している。この六角形は、第1色領域710ないし第6色領域760からなり、各色領域は第1原色P1および第2原色P2を有する。例えば、第1色領域710はYELLOWとREDを第1原色P1および第2原色P2として有する。3次元座標のビット解像度をそれぞれ8ビットとする場合、必要とする保存容量は8ビット×3×6で、合計18バイトとなる。
領域判断部610に、任意の画素の色信号(Y,Cb,Cr)が入力されると(510段階)、この任意の画素の色信号が属する色領域を判断する(520段階)。このとき、この任意の画素の彩度成分Cr,Cbを利用して、この任意の画素が属する色領域を探すためには、第1色領域710ないし第6色領域760のうち、どの色領域に属しているかを各色領域710ないし760が有する第1原色P1の彩度成分CrP1,CbP1および第2原色P2の彩度成分CrP2,CbP2を利用して次の数式4のように判断する。第1原色P1および第2原色P2の彩度成分は、保存部600から読出される第1原色P1および第2原色P2の空間座標から得られる。
Figure 2005160086
すなわち、任意の画素の彩度成分、すなわち、CrとCbとの比に対する正接値が前記数式4を満たす第1原色P1および第2原色P2よりなる色領域を、任意の画素の色信号が属する色領域と判断する。
第1の3次元直線獲得部620では、領域判断部610で判断された色領域を構成する第1原色P1および第2原色P2を選択し、この選択された第1原色P1と第2原色P2とを結ぶ第1の3次元直線810を求める(530段階)。
交点獲得部630では第1の3次元直線獲得部620で求められた第1の3次元直線810と、任意の画素の色相と同一色相を有する平面との第1交点PC1を求める(540段階)。これをさらに具体的に説明すれば、元のYCbCr色空間を、修正されたYCbCr色空間に変換すれば、図9に示したように円筒形の色空間になって、このときの円筒の高さが輝度となり、円筒の中心線からの距離が彩度となる。そして、この円筒を上から見ると円になるが、円の中心から外へ引いた線分は一定のCr/Cb比率、すなわち、線分の傾きを有するようになり、その線分上の点は同じ色相を有する点となる。例えば、Cr=0.2、Cb=0.4を有する点およびCr=0.3、Cb=0.6を有する点はCr/Cb=0.5であるので、同じ色相を有する。しかし、色相は輝度と無関係なので、Y値はあらゆる値となりえて、すなわち、上から見た円の中の直線は、円筒形の色空間では平面を意味することになる。したがって、任意の画素のようなCr/Cb比率を有する平面は任意の画素の色相と同一色相を有する画素が集まった平面を意味する。
第2の3次元直線獲得部640では、交点獲得部630で求められた第1交点PC1と原点、すなわち(YBLACK,0,0)および(YWHITE,0,0)とをそれぞれ結ぶ第2の3次元直線820および830を求める(550段階)。
境界値獲得部650では、第2の3次元直線獲得部640で求められた第2の3次元直線、例えば820上で任意の画素Piの輝度と同じ輝度を有する第2交点PC2を求め、第2交点PC2の空間座標から任意の画素が属する色領域の彩度成分の境界値(Cbmax_y,Crmax_y)を出力する(560段階および570段階)。
これを、図8を参照しつつ、さらに具体的に説明すれば、領域判断部610で判断された色領域を構成する第1原色P1および第2原色P2を表示する3次元データ座標(Y,Cb,Cr)を利用し、2つの座標を結ぶ第1の3次元直線810を求める。次に、第1の3次元直線810と任意の画素値の色相と同じ色相を有する平面との交点PC1を求め、交点PC1の3次元データ(Ymax,Cbmax,Crmax)を得る。特に、同じ色相を有する平面は、三角形をなし、同じ赤色であっても、輝度によって有する彩度値には差が出る。例えば、WHITEの輝度が1の場合、輝度が0.5である赤色が、最大で0.8の彩度を有するとすれば、輝度が0.4である赤色は、最大で0.9まで彩度を有することができる。すなわち、Ymaxは、彩度が最大であるときの輝度値を意味する。図8に示すように、点PC1は、色相に対応する最大の彩度を表す点となり、その点の輝度がYmaxとなる。次に、任意の画素値の色相と同じ色相を有する平面上に位置する3つの点、すなわち、(0,0,0)、(YWHITE,0,0)、(Ymax,Cbmax,Crmax)よりなる三角形において、任意の画素Piの輝度成分Yと交点PC1の輝度成分Ymaxとの比例関係を利用して、任意の画素が属する色領域の彩度成分の境界値(Cbmax_y,Crmax_y)を求める。このときに利用される比例関係は次の数式5のように表せる。
Figure 2005160086
図10は、図4に示した色調節装置の色調節部460で行われる色調節の実施例を示す図面であり、単一輝度に対して彩度を調節する方法の一例を示している。図10を参照すれば、x軸Sinは所定の入力映像における各画素の正規化された彩度を表し、y軸Soutは調節された映像における各画素の正規化された彩度を表している。彩度を調節するために2つの変数が使われるが、そのうちの1つは低彩度領域の彩度変化を防止するためにLSPRを指定する第1変数C1であり、もう1つはLSPR以外の領域で彩度成分の調節の程度を表す第2変数C2である。ここで、第1変数C1は、0から1の間の値を有し、C1が0になれば保護しようとするLSPRがないことを示し、あらゆる画素の彩度を第2変数C2によって調節することを意味する。逆に、第1変数C1が1であれば、あらゆる領域をLSPRとするということを示し、あらゆる画素の彩度を調節しないことを意味する。第2変数C2は、所定画素の彩度の調節に使われる変数として−1から1の間の値を有し、第2変数C2が−1であれば、LSPRではない画素の彩度をいずれもLSPRの上限彩度にし、第2変数C2が1であればLSPRに属しない画素の彩度をいずれも1にすることを意味する。
一方、第2変数C2が−1から1の間の値を有する場合には、図10に示したように、2つの領域に分けて各領域に対する傾きを求め、傾きを利用して調節された彩度Soutを出力し、特に第2変数C2が0である場合には、任意の画素の彩度成分は調節されずにそのまま出力される。図10に示された彩度調節方法は一実施例に過ぎず、これ以外にも多様な変形例が実施可能である
図10に示された方法によって彩度を調節する方法を次の数式6で表せる。
Figure 2005160086
前記の数式6を参照すれば、修正されたYCbCr色空間で数式3によって得られる任意の画素の彩度成分SinとLSPRを指定する第1変数とを比較し、任意の画素の彩度成分SinがLSPRを指定する第1変数と同じであるか、小さければ、調節された彩度成分Soutは任意の画素の彩度成分Sinと同一である。すなわち、任意の画素の彩度成分Sinに対して彩度調節を行わない。一方、任意の画素の彩度成分Sinが、LSPRを指定する第1変数より大きい場合には、2つの領域に分け、各領域の傾きに基づいて彩度調節を行って調節された彩度成分Soutを出力する。
一方、メーカーあるいはユーザは、あらゆる輝度および色相に応じて、LSPRを指定する変わらない第1変数C1と、彩度調節(Saturation Control:SC)を表す変化する第2変数C2とを有している。
図11は、図10に示された方法に基づいた輝度別の彩度調節方法の一例を示す図面であり、輝度に応じて第2変数は変化する。図11を参照すれば、全体の輝度を8つの区間に分け、各区間の中間値を第2変数SC1〜SC8として決定し、各区間の中間値の間の第2変数は、各区間の中間値を結ぶことで行われる線形補間よって決定される。ここで、最小輝度区間YBLACK、最大輝度区間YWHITE、第1区間および第2区間では、第2変数が0であり、彩度を調節しないことが分かる。
ここで、輝度の区間はメーカーあるいはユーザが任意に決定することができる。
図12は、図10に示された方法に基づいた色相別の彩度調節方法の一例を示す図面であり、色相に応じて第2変数は変化する。図12を参照すれば、3つの色相に関連した変数を利用して、彩度を調節しようとする色相の範囲を決定することが示されている。3つの色相に関連した変数は、それぞれ目標色相(target hue:以下、Ht)、目標マージン角(target margin angle:以下、Ata)、そして変換マージン角(transition margin angle:以下、Atr)である。図12に示されたHD、HDU、HDL、HTU、HTLとHt、Ata、Atrとの関係は次の数式7に示すとおりである。
Figure 2005160086
ここで、HDUからHDLまでの領域は、Htを含む色相調節領域を意味し、HTUからHDUまでの領域およびHDLからHTLまでの領域は、色相調節領域と色相調節領域以外の領域との不連続をなくすための緩衝領域を表している。
結果的に、各画素に適用される第2変数の値は次の数式8のように決定される。
Figure 2005160086
ここで、SCLightnessは輝度に応じて変化する第2変数SCαの値を表し、SCHueは適用する色相に応じて変化する第2変数のゲインSCGainを表している。SCαは−1と1との間の値を、SCGainは0と1との間の値を有する。
図13は、図4に示した色調節装置の色調節部460で行われる色調節の第2の実施例を示す図面であり、固定された輝度に対して色相を調節する方法の一例を示している。
図13を参照すれば、4つの値が色相を調節するために用いられ、このうち、2つは調節しようとする色相の範囲を決定する変数で、他の2つは調節対象の色相および調節結果の色相を指定する変数である。このとき、調節対象の色相および調節結果の色相を指定する変数は、色相の調整範囲内に存在しなければならない。
色相の調節は、任意の画素の輝度とは無関係に独立的になされる。同様に、メーカーまたはユーザは、調節しようとする色相の範囲H1,H2を、あらゆる輝度に対して同一に決定でき、調節対象の色相Aと調節結果の色相A’とを指定する変数を設定することができる。図13では、調節しようとする色相の範囲を指定して、その範囲に属する画素に対して他の色成分(輝度、彩度)は変化させず、色相のみを調節する場合を示している。ここで、色相Aが色相A’に調節されたとき、H1とH2との間の色相の調整範囲に存在する色相成分は、色相Aから色相A’への変化と比例して色相の調節範囲内で調節される。
図13で示した色相の調節方法は次の数式9のように表せる。
Figure 2005160086
前記の数式9によれば、修正されたYCbCr色空間で数式3によって得られる任意の画素の色相成分HinがH1とAとの間に存在する場合、およびAとH2との間に存在する場合に分けて調節された色相成分Houtを出力する。
図14は、図13に示された方法に基づいて輝度別に色相を調節する方法を示す図面であり、このような色相の調節は任意の画素の輝度に応じて独立的になされる。
図14を参照すれば、調節しようとする色相の範囲、すなわち、H1およびH2を設定し、全体の輝度を8つの区間に分けて各区間の中間値に、調節対象の色相A1〜A8およびこれに対応する調節結果の色相A1’〜A8’を設定し、各領域の中間値の間の輝度に対応する色相調節変数は、各領域の中間値を結ぶことで行われる線形補間によって決定される。ここで、最小輝度区間YBLACK、最大輝度区間YWHITE、第1区間から第2区間、および第7区間から第8区間では、色相を調節しないことが分かる。
本発明は、コンピュータが実行可能なプログラムコードを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体として具現することが可能である。このコンピュータが読み取り可能な記録媒体には、コンピュータシステムによって読込まれるデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータが読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光情報記録装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じて転送)の形態で具現されることも含む。また、コンピュータが読み取り可能な記録媒体はネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存されて実行することもできる。そして、本発明を具現するために機能的するプログラム、コードおよびコードセグメントは本発明が属する技術分野のプログラマーであれば容易に推論可能である。
本発明について前記した実施例を参考にして説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当業者であればこれにより、多様な変形および均等な他の実施例を実施可能である。したがって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲に記載された技術的思想によって定められる。
本発明は装置間の相異なる特性によるカラーの差を補正する場合、または装置に表示されるカラーをユーザが所望のカラーに変換する場合において幅広く適用され、映像ディスプレイ装置に関係なく提供されるカラー映像の特定のカラーを、詳細に調節することができる。
元のYCbCr色空間を示す図面である。 元のYCbCr色空間上で色調節の一例を示す図面である。 本発明によるカラー映像の色調節方法の一実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明によるカラー映像の色調節装置の一実施例の構成を示したブロック図である。 図3において境界値抽出段階の詳細な動作を説明するフローチャートである。 図4における境界値抽出部の詳細な構成を示したブロック図である。 元のYCbCr色空間における第1色領域ないし第6色領域を説明する図面である。 任意の色領域を構成する第1原色および第2原色の3次元座標を利用して境界値を求める過程を説明する図面である。 修正されたYCbCr色空間を示す図面である。 図4の色調節部で行われる彩度調節方法を説明する図面である。 図10に示した方法に基づいた輝度に応じた彩度の調節方法を説明する図面である。 図10に示した方法に基づいた色相に応じた彩度の調節方法を説明する図面である。 図4の色調節部で行われる色相の調節方法を説明する図面である。 図13に示した方法に基づいた輝度に応じた色相調節方法を説明する図面である。
符号の説明
410 映像変換部
420 境界値抽出部
430 色空間変換部
440 調節変数保存部
450 調節対象判断部
460 色調節部
470 色空間逆変換部

Claims (35)

  1. (a)任意の画素の色信号を輝度成分と彩度成分とに分離する段階と、
    (b)第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域の彩度成分の境界値を、前記(a)段階で分離された輝度成分および彩度成分を利用して求める段階と、
    (c)前記(b)段階で得られた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を、彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する段階と、
    を含むことを特徴とする色空間の変換方法。
  2. 前記(b)段階は、
    (b1)前記第1色空間を区分した各色領域に含まれる第1原色および第2原色の空間座標を保存する段階と、
    (b2)前記画素の彩度成分を利用して、前記第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域を判断する段階と、
    (b3)前記画素の色信号が属する色領域に含まれる第1原色および第2原色の空間座標を利用して、前記画素の輝度成分に対して彩度成分の境界値を求める段階と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の色空間の変換方法。
  3. 前記(b3)段階は、
    (b31)前記画素の色信号が属する色領域に含まれる第1原色および第2原色の空間座標から第1直線を求める段階と、
    (b32)前記第1直線と、前記画素の色相成分と同じ色相成分を有する平面との第1交点を求める段階と、
    (b33)前記第1交点と、空間座標(Yblack,0,0)および(Ywhite,0,0)とをそれぞれ結ぶ第2直線を求める段階と、
    (b34)前記第2直線上において前記画素の輝度成分と同じ輝度成分を有する第2交点を求め、前記第2交点の空間座標から前記画素が属する色領域の彩度成分の境界値を求める段階と、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の色空間の変換方法。
  4. 前記(c)段階では、前記彩度成分の境界値として前記画素の彩度成分を正規化することで、前記第1色空間を、彩度成分および色相成分を独立して調節可能な前記第2色空間に変換すること、
    を特徴とする請求項1に記載の色空間の変換方法。
  5. (a)任意の画素の色信号を輝度成分と彩度成分とに分離する段階と、
    (b)第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域の彩度成分の境界値を、前記(a)段階で分離された輝度成分および彩度成分を利用して求める段階と、
    (c)前記(b)段階で得られた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を第2色空間に変換する段階と、
    を含む色空間の変換方法を実行させるプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な録媒体。
  6. 入力されるカラー映像の色成分を画素単位で調節する色調節装置であって、
    第1色空間において、任意の画素の色信号が属する色領域の彩度成分の境界値を求め、この求められた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する色空間変換ユニットと、
    前記第2色空間において所定の調節変数によって、前記画素の色成分を調節する色成分調節ユニットと、
    前記第2色空間を前記彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間に逆変換し、前記色成分調節ユニットで色成分が調節された画素の色信号を出力する色空間逆変換ユニットと、
    を含むことを特徴とするカラー映像の色調節装置。
  7. 前記色空間変換ユニットは、
    前記第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域に対する彩度成分の境界値を、前記画素の色信号から分離される輝度成分および彩度成分を利用して求める境界値抽出部と、
    この得られた彩度成分の境界値を利用して、前記画素の彩度成分を正規化し、前記第1色空間を前記第2色空間に変換する色空間変換部と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載のカラー映像の色調節装置。
  8. 前記境界値抽出部は、
    前記第1色空間を区分した各色領域に含まれる第1原色および第2原色の空間座標を保存する保存部と、
    前記画素の彩度成分を利用して、前記第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域を判断する色領域判断部と、
    前記保存部に保存された前記画素の色信号が属する色領域に含まれる第1原色および第2原色の空間座標を利用して、前記画素の輝度成分に対する彩度成分の境界値を求める境界値獲得部と、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のカラー映像の色調節装置。
  9. 前記色空間変換部では、前記彩度成分の境界値を利用して前記画素の彩度成分を正規化することによって前記第1色空間を前記第2色空間に変換すること、
    を特徴とする請求項7に記載のカラー映像の色調節装置。
  10. 前記色成分調節ユニットは、
    彩度成分を調節する彩度調節変数および色相成分を調節する色相調節変数のうち少なくとも1つ以上を保存する調節変数保存部と、
    前記彩度調節変数または色相調節変数を参照して、前記画素の色成分を調節するか否かを判断する調節対象判断部と、
    前記調節対象判断部において、前記画素の色成分を調節すると判断した場合、前記調節変数保存部に保存された前記彩度調節変数または色相調節変数によって、前記画素の色成分を調節する色調節部と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載のカラー映像の色調節装置。
  11. 前記彩度調節変数は、
    全ての輝度値に対して彩度調節を行わない低彩度保護領域を指定する第1変数と、前記低彩度保護領域以外の領域おける彩度成分の調節の程度を表す第2変数と、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  12. 前記彩度調節変数は、
    全ての輝度値を所定の区間に分け、各区間において彩度調節を行わない低彩度保護領域を指定する第1変数と、前記低彩度保護領域以外の領域における彩度成分の調節の程度を表す第2変数と、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  13. 前記彩度調節変数は、
    全ての輝度値に対して彩度成分が調節される目的の色相と、前記目的の色相を含む色相調節領域と、前記色相調節領域および前記色相調節領域以外の領域の不連続をなくすための緩衝領域とを指定する複数の変数を含むこと、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  14. 前記色相調節変数は、
    全ての輝度値に対して色相成分が調節される色相調整領域、前記色相調節領域内の調節対象の色相、および調節結果の色相を決定する複数の変数を含むこと、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  15. 前記色相調節変数は、
    全ての輝度値を所定の区間に区分し、各区間に対する色相の調整範囲、調節対象の色相および調節結果の色相を決定する複数の変数を含むこと、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  16. 前記色調節部では、前記第2色空間の全ての輝度値に対して彩度調節を行わない低彩度保護領域を指定する第1変数、および前記低彩度保護領域以外の領域における彩度成分の調節の程度を表す第2変数によって前記画素の彩度成分を調節すること、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  17. 前記色調節部では、前記第2色空間の全ての輝度値を所定の区間に分け、各区間に対して彩度調節を行わない低彩度保護領域を指定する第1変数、および前記低彩度保護領域以外の領域における彩度成分の調節の程度を表す第2変数によって前記画素の彩度成分を調節すること、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  18. 前記色調節部では、前記第2色空間の全ての輝度値に対して彩度成分が調節される目的の色相、前記目的の色相を含む色相調節領域、および前記色相調節領域と前記色相調節領域以外の領域との不連続をなくすための緩衝領域を指定する複数の変数によって前記画素の彩度成分を調節すること、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  19. 前記色調節部では、前記第2色空間の全ての輝度値に対する色相の調節範囲、前記色相の調節範囲以内の調節対象の色相、および調節結果の色相を決定する複数の変数によって前記画素の色相成分を調節すること、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  20. 前記色調節部では、全ての輝度値を所定の区間に区分し、各区間に対する色相の調節範囲、調節対象の色相、および調節結果の色相を決定する複数の変数によって前記画素の色相成分を調節すること、
    を特徴とする請求項10に記載のカラー映像の色調節装置。
  21. 入力されるカラー映像の色成分を画素単位で調節するための方法であって、
    (a)第1色空間において任意の画素の色信号が属する色領域に対する彩度成分の境界値を求め、この求められた彩度成分の境界値を利用して、前記第1色空間を彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する段階と、
    (b)前記第2色空間において所定の調節変数によって前記画素の色成分を調節する段階と、
    (c)前記第2色空間を前記彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間に逆変換し、前記(b)段階で色成分が調節された前記画素の色信号を出力する段階と、
    を含むことを特徴とするカラー映像の色調節方法。
  22. 前記(a)段階は、
    (a1)前記画素の色信号を輝度成分と彩度成分とに分離する段階と、
    (a2)前記第1色空間において前記画素の色信号が属する色領域に対する彩度成分の境界値を前記(a)段階で分離された輝度成分および彩度成分を利用して求める段階と、
    (a3)前記(b)段階で得られた彩度成分の境界値を利用して前記画素の彩度成分を正規化し、前記第1色空間を前記第2色空間に変換する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項21に記載のカラー映像の色調節方法。
  23. 前記(a2)段階は、
    (a21)前記画素の彩度成分を利用して前記第1色空間で前記画素の色信号が属する色領域を判断する段階と、
    (a22)前記画素の色信号が属する色領域に含まれる第1原色および第2原色の空間座標を利用して、前記画素の輝度成分に対して彩度成分の境界値を求める段階と、
    を含むことを特徴とする請求項22に記載のカラー映像の色調節方法。
  24. 前記(a3)段階では、前記彩度成分の境界値を利用して前記画素の彩度成分を正規化することによって前記第1色空間を前記第2色空間に変換すること、
    を特徴とする請求項22に記載のカラー映像の色調節方法。
  25. 前記(b)段階では、前記調節変数は、彩度成分を調節する彩度調節変数および色相成分を調節する色相調節変数のうち少なくとも1つ以上を含むこと、
    を特徴とする請求項21に記載のカラー映像の色調節方法。
  26. 前記彩度調節変数は、
    全ての輝度値に対して彩度調節を行わない低彩度保護領域を指定する第1変数と、前記低彩度保護領域以外の領域おける彩度成分の調節の程度を表す第2変数と、
    を含むことを特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  27. 前記彩度調節変数は、
    全ての輝度値を所定の区間に分け、各区間において彩度調節を行わない低彩度保護領域を指定する第1変数と、前記低彩度保護領域以外の領域における彩度成分の調節の程度を表す第2変数と、
    を含むことを特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  28. 前記彩度調節変数は、
    全ての輝度値に対して彩度成分が調節される目的の色相と、前記目的の色相を含む色相調節領域と、前記色相調節領域および前記色相調節領域以外の領域の不連続をなくすための緩衝領域とを指定する複数の変数を含むこと、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  29. 前記色相調節変数は、
    全ての輝度値に対して色相成分が調節される色相調整領域、前記色相調節領域内の調節対象の色相、および調節結果の色相を決定する複数の変数を含むこと、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  30. 前記色相調節変数は、
    全ての輝度値を所定の区間に区分し、各区間に対する色相の調整範囲、調節対象の色相および調節結果の色相を決定する複数の変数を含むこと、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  31. 前記(b)段階では、前記第2色空間の前記彩度調節変数によって、前記画素の彩度成分を輝度に応じて調節すること、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  32. 前記(b)段階では、前記第2色空間の前記彩度調節変数によって、前記画素の彩度成分を色相に応じて調節すること、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  33. 前記(b)段階では、前記第2色空間の前記彩度調節変数によって、前記画素の彩度成分を輝度および色相に応じて調節すること、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  34. 前記(b)段階では、前記第2色空間の前記色相調節変数によって、前記画素の色相成分を輝度に応じて調節すること、
    を特徴とする請求項25に記載のカラー映像の色調節方法。
  35. (a)第1色空間において任意の画素の色信号が属する色領域に対する彩度成分の境界値を求め、この求められた彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間を彩度成分および色相成分を独立して調節可能な第2色空間に変換する段階と、
    (b)前記第2色空間において所定の調節変数によって前記画素の色成分を調節する段階と、
    (c)前記第2色空間を前記彩度成分の境界値を利用して前記第1色空間に逆変換し、前記(b)段階で色成分が調節された前記画素の色信号を出力する段階と、
    を含むカラー映像の色調節方法を実行させるプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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