JPH04196677A - 色推定方法 - Google Patents

色推定方法

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JPH04196677A
JPH04196677A JP2321687A JP32168790A JPH04196677A JP H04196677 A JPH04196677 A JP H04196677A JP 2321687 A JP2321687 A JP 2321687A JP 32168790 A JP32168790 A JP 32168790A JP H04196677 A JPH04196677 A JP H04196677A
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JP
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color
saturation
value
combination
values
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JP2321687A
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Toru Hoshino
透 星野
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分舒] この発明は、例えばカラーハードコピーのカラー画像を
カラーテレビ画像に再現する際に使用される色分解画像
修正装置に連用して好適な色推定方法に関する。
[発明の前景] カラーハードコピーのカラー画像をカラーテレビ画像ぐ
再現する場合、それぞれの表色系が相違する。すなわち
、テレビ画像は加色法によりカラー画像が構成され、そ
の表色系としてはR,G。
B表色系が使用される。これに対して、ハードコピーは
減色法によりカラー画像が構成され、その表色系として
は例えばY、  M、  C座標系が使用される。この
ような場合、これらの表色系で画像データの変換、つ歇
り色修正が行なわれる。
例えば、カラーハードコピーのカラー画像をカラーテレ
ビ画像に再現する場合には、第25図に示すように、イ
エローY、マゼンタM、シアンC、スミにの画像データ
が色分解画像修正装置200に供給され、この修正装置
200より赤R1緑G。
青Bの画像データ(色修正データ)が出力され、この色
修正データがテレビデイスプレィ100に供給される。
ここで、Y、  M、  C,Kの画像データより色修
正データを得る方法としてルックアップテーブルを参照
する方法を用いることが考えられる。このルックアップ
テーブルに格納する色修正データを求める方法として、
例えば特開昭63−254864号公報に記載されるよ
うな方法が提案されている。
すなわち、Y、  M、  C,Kの画像データの各組
み合わせによるカラーバッチを出力して測色して表色系
の値を求めると共に、R,G、  Bの画像データの各
組み合わせによるカラーパッチをカラーテレビデイスプ
レィ上に表示して測色して表色系の値を求める。そして
、カラーテレビデイスプレィ上のカラーバッチを測色し
て求められた表色系の値を用いて、Y、  M、  C
,Kの画像データの各組み合わせに対して、その組み合
わせによるカラーハードコピーのカラーパッチを測色し
て求められる表色系の値と同じまたは近い表色系の値を
得るR、  G、  Bの画像データを補間演算によっ
て求めるものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、−鍛にカラーテレビデイスプレィのR,G、
  Bの画像データによる色再現範囲は、カラーハード
コピーのY、  M、  C,Kによる色再現Ii!囲
よりも広くなっている。
したがって、上述したようにY、  M、  C,Kの
画像データに対して求められた表色系の値を、そのまま
R,G、  Bの画像データに対する表色系の値に対応
させてR,G、  Bの画像データを求めるものによれ
ば、R,G、BのiI像データによる色再現範囲内の狭
い範囲の色しか存在せず、明度や彩度のレンジが狭いも
のとなり、低明度(高濃度)の色や、高彩度の色を再現
できなくなり、コントラストや彩やかさに欠けた画像に
なる欠点があった。
このような不都合を除去するために、Y、  M。
C,Kの画像データによる色再現範囲を拡大写像して、
R,G、  Hの画像データによる色再現範囲に近付け
ることが考えられる。この場合、明度、彩度をどのよう
に拡大写像するかは、変換結果に大きな影響を与えるた
め重要である。
そこで、この発明では、カラーハードコピーのカラー画
像をカラーテレビ画像に再現する場合に、明度、彩度を
良好に再現できるようにすることを目的とするものであ
る。
[!I題を解決するための手段] この発明に係る色推定方法によれば、複数の入力色分解
画像情報の各組み合わせに対する表色系の値を求めると
共に、複数の出力色分解画像情報の各組み合わせに対す
る上記表色系の値を求める。
表色系としてLmu車V*表色系またはL”a本す京表
色系を用いる。
そして入力色分解画像情報の任意の組み合わせに対して
得られた表色系の値のうちL本を、入力色分解画像情報
の各組み合わせに対して求められる表色系の値で構成さ
れる入力側色立体の無彩色軸上の明度の最大値および最
小値の差と、出力色分解画像情報の各組み合わせに対し
て求められる表色系の値で構成される出力側色立体の無
彩色軸上の明度の最大値および最小値の差との比に応じ
て変換する。
また、入力色分解画像情報の任意の組み合わせに対して
得られた表色系の値のうちU*、7本またはa*、5本
を、彩度が、そのときの色相上でそのときの明度および
彩度を通る直線上の入力側色立体の最大彩度値のa倍(
a<1.0)より小さい場合は変換せず、彩度が、上記
直線上の入力側色立体の最大彩度値のa倍以上となる場
合は、色相は一定で、かつ彩度が、入力側色立体の上記
直線上の最大彩度値およびその最大彩度値をa倍した値
の差と、出力側色立体の上記直線上の最大彩度値および
入力側色立体の上記直線上の最大彩度値をa倍した値の
差との比に応じて変換されるように変換する。
さらに、所定の明度範囲において上記彩度が変換される
場合に、LXを彩度の変換量に応じて変換する。
また、少なくとも高明度部で、Lmを彩度の変換量に応
じて彩度増加にともない明度を増加させるよう変換する
そして、複数の出力色分解画像情報の各組み合わせは対
して求められた表色系の値を用いて、上記入力色分解画
像情報の任意に組み合わせに対する上記変換された表色
系の値と同じ値を得る出力色分解画像情報の組み合わせ
を求める。
[作 用] 上述方法によれば、明度方向に関しては、入力側色立体
と出力側色立体の無彩色軸上の明度の広がりの比に応じ
て、入力色分解画像情報の各組み合わせに対して得られ
た表色系の値のうちLmが変換され、入力側色立体の明
度が拡大写像される。
彩度方向に関しては、入力側色立体と出力側色立体の色
再現範囲が重なる部分の中央部では変換されず、その周
辺部では2つの色立体の彩度の広がりに応じて入力色分
解画像情報の各組み合わせに対して得られた表色系の値
のうち1本、7本またはa*、5本が変換され、入力側
色立体の彩度が拡大写像される。
この拡大写像された表色系の値に対応させて出力色分解
画像情報の組み合わせが求められるので、求められる出
力色分解画像情報による色再現は出力色再現範囲全体を
自然にカバーするものとなり、十分な明度や彩度のレン
ジを有するものとなる。
また、例えば高明度部では、彩度増加にともない明度を
増加させるように彩度を拡大させるので、u隼、■*ま
たは8軍、b富が変換されて彩度が拡大写像される際、
彩度の増加量が抑制される。
これにより、例えば高明度部での拡大写像による彩度の
増加量が多くなって色みの増加が大きくなりすぎること
が防止される。
[実 施 例] 以下、この発明の一実施例として、カラー印刷用のY、
  M、  C,Kの画像データに対応するカラーテレ
ビデイスプレィのR,G、  Bの画像データを得る場
合について、図面を参照しながら説明する。
ここで、Y、  M、  C,K、  R,G、  B
の画像データは、いずれも8ビツトでO〜255の値を
とるものとする。
第1図は、Y、  M、  C,Kの画像データに対応
するR、  G、  Bの画像データを得るようにした
色分解画像修正装置を示すものである。
同図において、イエローY、マゼンタM、シアンC、ス
ミにの画像データ(印刷データ)は第1の色変換手段を
構成するルックアップテーブル211〜213に供給さ
れて、イエローY′、マゼンタM′、シアンC′の画像
データ(圧縮印刷データ)に変換される。
また、この圧縮印刷データY’、M’、C’はカラーマ
スキング装置220に供給されて、赤R1緑G、青Bの
画像データ(表示データ)に変換される。
ルックアップテーブル211〜213には、圧縮印刷デ
ータY’、M’、C’がそれぞれ格納されており、印刷
データ(YとK)、 (MとK)および(CとK)によ
ってそれぞれの圧縮印刷データY’、M’、C’が参照
される。
このY’、M’、C”の画像データは、以下の方法で作
成される。
■まず、8ビツトのY’、M’、C’の画像データによ
る各組み合わせによるカラーパッチを測色し、x、  
y、  z表色系の値を求め、さらにLm。
U軍、v家表色系の値を求める。
この場合、Y’、M”、C’の画像データの各々に対し
て、 0. 64. 128. 192. 255の5
つの量子化レベルをとり、これらの各組み合わせによる
色(5X5X5=125)のカラーパッチを作成する(
第2図に図示)。
そして、カラーパッチを測色計で測定し、以下のように
x、  y、  z表色系の値を求め、さらにLXI 
、  H* 、  v本表色系の値を求める。
ココテ、5X5X5=125の中rIJヲ内挿処理して
9X9X9=729にする。9X9X9=729の色の
カラーパッチを印刷して測色してもよいが、測定数が多
(なり時開がかかる。
このようにしてL電、U本、V車表色系の値がY’、M
′、C’の画像データによる9X9X9掌729の色に
ついて求まる。
このL富、U富、■車表色系の値を、 L”1N1(Y’、  M’、  C’  )U本IN
I(Y’、  M’、  C’  )V本INI(Y’
、  M’、  C’  )とする。
第3Qaは、その値をL本、u’、v本表色系に示した
ものであり、以下これを印刷物の色立体と呼ぶことにす
る。
■次に、Y、  M、  C,Kの画像データの各組み
合わせはよるカラーパッチを測色し、x、  y、  
z表色系の値を求め、さらにL*、 U*、■本表色系
の値を求める。
この場合、等量のY、  M、  Cについては0. 
64、 128. 192.255の5つの量子化レベ
ルをとると共に、それぞれに対してKの画像データも0
,64. 128. 192,255のレベルをとって
カラーパッチを作成する。つまり、第4図に示すように
、 5X5=25のカラーパッチが作成される。
そして、このカラーパッチを、■の処理と同様に、測色
し、x、  y、  z表色系の値を求め、さらにL車
 y * 、  v 軍表色系の値を求める。
0次に、■で求められたi−*、m、v車表色系の値の
すべてがY’、M’、C′の組み合せによる色立体に含
まれるように、Y’、M′、C’の色立体のL本漬の最
小値をより低くするようL車値を低LX値側に比例拡張
しておいて、■で求められたLs、  u*、  ■京
表色系の値に対応するY’、M’、C′の画像データの
組み合わせを算出する。
すなわち、Y、  M、  CとKとの各組み合わせの
色(5X 5 = 2’5 )に対応して求められたし
*。
u*、■本表色系の値を目標値T′として与え、収束演
算によってY’、M’、C’の値を求める。
簡単のため、基本色を2色(例えば、Y’ 、M’)と
して説明する。
第5図はY′、M’座標系である。上述した■の処理に
よって各格子点をL*、u”、v本表色系に写像すると
、第6図に示すようになる。第5図における正方形の頂
点B、  C,G、  Fは、それぞれ第6図における
頂点B’、C’、G’、F′に対応する。
第7図は、■の処理によってY、  M、  CとKと
の組み合わせ(5X5=25個〉をL京、U車。
■車表色系に写像したものである。
まず、Y、  M、  CとKとの画像データの各組み
合わせば対するL*、0本、■車表色系の値が、目標値
T′として与えられる(第6511および第7図参照)
この場合、目標値T′が、第6図に示すように格子点a
′〜d′で囲続れる領域内にあるとき、Y′、M′座標
系におけるY′、M’の組み合わせ(目標値T)は、第
5図に示すように格子点a〜dで囲まれる領域内にある
ものと推定される。
そして、目標値Tが格子点a〜dによって形成される領
域のどこにあるかは、第6図の表色系を第5図の座標系
に対応付けながら、収束演算をして求める。このよらば
収束演算をするのは、第5区の座標系から第6図の表色
系への変換が既知であるにも□拘らず、この逆の変換は
非常に複雑で、未だ良好な変換式が知られていないため
である。
目標値T′が81個の格子点く第6図参照)によって形
成される複数の領域のうちどの領域にあるかを求める。
第9図に示すように領域SO′にあるときには、第8図
5示すように目標値Tは領域SO′に対応した領域SO
にあるものと推定する。
次に、推定された領域SOを4つの領域81〜S4に等
分する。5個の分割点e〜iは既に求められている周囲
の格子点を利用して重み平均によって算出する。そして
、この分割点e〜iに対応する値をL * 、  u 
1M 、  v 車表色系に変換したときの値を第9図
の表色系にプロットし、プロットされた分割点e′〜i
′によって形成された4つの領域81′〜84′のうち
どの領域に目標値T′があるかを求める。第9図に示す
ように領域32′にあるときには、第8図に示すように
目標値Tは領域S2”に対応した領域S2にあるものと
推定する。
次に、推定された領域S2を4つの領域85〜S8に等
分する。5個の分割点j〜nは既に求められている周囲
の格子点および分割点を利用して重み平均によって算出
する。そして、この分割点j〜nに対応する値をL’、
u事、■車表色系に変換したときの値を第9図の表色系
にプロットし、プロットされた分割点j′〜n′によっ
て形成された4つの領域35’〜S8′のうちどの領域
に目標値T′があるかを求める。第9図に示すように領
域88′にあるときには、第8図に示すように目標値T
は領域88′に対応した領域S8にあるものと推定する
次に、推定された領域S8を4つの領域89〜S12に
等分する。5個の分割点0〜Sは既に求められている周
囲の格子点および分割点を利用して重み平均によって算
出する。そして、この分割点0〜Sに対応する値をL本
、  u*、  ■車表色系に変換したときの値を第9
図の表色系にプロットし、プロットされた分割点0′〜
S′によって形成された4つの領域S9’〜S12′の
うちどの領域に目標値T′があるかを求める。第9図に
示すように領域810′にあるときには、第8図に示す
ように目標値Tは領域810′に対応した領域SIOに
あるものと推定する。
このような領域の分割を繰り返すことによって格子は次
第に小さくなり、ついには収束する。そして、収束した
領域を形成する4つの格子点あるいは分割点を平均する
ことによって目標値Tになる基本色の組み合せが求めら
れる。
以上のようにして求められたY、  M、  C等量と
Kとの組み合せに対するY’、M’、C’の値を用いて
、YとKからY′を、MとKからM′を、CとKからC
′を求めるようにしてY、  M、  C。
KからY’、M′、C’への変換を行なうことになる、 0以上のようにしてY、  M、  CとKの0.64
.128.192,255の量子化レベルの組み合せは
対するY’、M’、C’の画像データが得られるが、そ
の他の量子化レベルに対応したY′。
M’、C’の画像データは、内挿処理によって補間する
すなわち、補間処理は、補間すべき点を含む4つの格子
点のデータに基づいて行なわれる。そして、この補間処
理に際しては、第10図に示すように、入力(Y、K)
が与えられたとき、それを囲む4つの格子点による重み
平均をとる1例えば、U点であれば、格子点e、  f
、  g、  hの各点の出力に重み係数を掛けて、U
′点を求める。
以上の補間処理が格子点を除くO〜255の量子化レベ
ルの各点について行なわれ、入力(Y。
K)の全ての点に対応したY′の画像データが算出され
る。
入力(M、K)、 (C,K)の全ての点に対応したM
′、C′に関しても同様はして算出される。
以上の■〜■の処理によって求められるY′。
M′およびC′の画像データが、それぞれルックアップ
テーブル211.212および213に格納され、 (
Y、K)、 (M、K)および(C,K)でそれぞれ参
照されることになる。
また、第1図におけるカラーマスキング装f220内に
は、圧縮印刷データY′、M′、C′より画像データR
,G、  Bを得るのにルックアップテーブルを備える
ことが考えられる。っ琥り、このルックアップテーブル
には画像データR,G。
Bが格納され、圧縮印刷データY′、M′、C’によっ
て表示データR,G、  Bが参照されることになる。
このR,G、  Bの画像データは、以下の方法で作成
される。
■まず、R,G、  Bの画像データの各組み合わせに
よるカラーバッチをテレビデイスプレィに表示して測色
し、x、  y、  z表色系の値を求め、さらにL本
、U京、V本表色系の値を求める。
この場合、R,G、  Hの画像データの各々に対して
、 0. 64. 128. 192. 255の5つ
の量子化レベルをとり、これらの各組み合わせによる色
(5X5X5=125)を1色ずつテレビデイスプレィ
上に表示し、1色ずつ分光放射計を用いて測色し、以下
のようにX、  Y、  Z表色系の値を求め、さらに
Lg、  u本、  ■車表色系の値を求める。
この式で、Xn、Yn、Znは標準の光D65のx、 
 yとなるようなx、  y、  zの値である。X。
yとx、  y、  zとの関係は次のようになる。
x=X/ (X+Y+Z)y=Y/ (X+Y+Z)D
65の値は、 x=0. 3127、 y=0.329
0であるので、Xn、Yn、Znは次式を満足するもの
となる。
Xn  /  (Xn+Yn+Zn  )  =  0
.  3 1 2 7Yn / (Xn+Yn+Zn 
) = 0. 3290Xn、Yれ、Znの絶対値のレ
ベルを決定しなければならないが、X、  Y、  Z
の測定値のレベルに合わせるようにするため、白色(R
=G=B=255〉を表示したときのx、  y、  
zの値のYにYnをほぼ等しくしている。
なお、5X5X5=125の中間を内挿処理して9X9
X9=729にする。9X9X9=729の色を表示し
て測色してもよいが、測定数が多くなり時間がかかる。
このようにしてL”、u”、  v京表色系の値がR,
G、  Bの画像データによる9X9X9=729の色
について求まる。このL*、  u”、v車表色系の値
を、 L車TV<R,G、  B) U車TV(R,G、  B) v’TV(R,G、  B) とする、第11図は、その値をLm、  u本、  v
*表色系に示したものであり、以下これをテレビデイス
プレィの色立体と呼ぶことにする。
0次に、印刷物の色立体の値から、Lmの最大値および
最小値を求める。
この場合、9X9X9=729の色の中でL本が最大と
なる組み合わせと、LXが最小となる組み合わせを求め
てそのときのL本を求める。
「最大値」 Y’ =M’ =C’ =0で白地についてのL本の値
で、L本INI■axとする。
「最小値」 Y’ =M’ =C’ =255で黒色を印刷したとき
のL本の値で、L車INI謹inとする。
■次に、テレビデイスプレィの色立体の値から、LXの
最大値および最小値を求める。
この場合、gxgx9=729の色の中でL車が最大と
なる組み合わせと、 L軍が最小となる組み合わせを求
めてそのときのLmを求める。
「最大値」 R=G=B=255で白色を表示したときのL本の値で
、 L東TV■axとする。
「最小値」 R=G=B−0で黒色を表示したときのし*の値で、 
L本 Tvminとする。
0次に、印刷物の色立体の値L” INl、  u” 
INl、V”lN1 をL”lN2.  u車IN2.
  v本IN2に変換する。
すなわち、印刷物の色立体のLXの最大値および最小値
がテレビデイスプレィの色立体のLmの最大値および最
小値となるように、次式のように線形に変換する。
X(L車 lNl−L ”  lN1m1n)  + 
 L ’  TVminそれに合わせて、u本、 v車
も、次式のように変換する。
■次に、Lmが等間隔になるグレイ段階チャートをテレ
ビデイスプレィに表示する。
つまり、 U*、 V本 =0で、 L車が20〜10
0の範囲、かつ5量子化レベルの間隔となるグレイ段階
チャートを表示する(第12図参照)。
この場合、色立体のデータとして、L”TV(R。
G、    B)、    u”TV(R,G、   
 B)、    v  車 TV (R,G。
B)を用い、収束演算によってグレイ段階チャートの各
ステップにおけるR、  G、  Bの値を求める。
収束演算は第5図〜第9図で説明したのと同様であるの
で、説明は省略する。
そして、上述したように求められる各ステップにおける
R、  G、  Bの画像データからテレビデイスプレ
ィ上にグレイ段階チャートを表示する。
[相]次に、LXが等間隔になるグレイ段階チャートの
印刷物を作成する。
つまり、 U*、 V車=0で、 L電が20〜1゜O
の範囲、かつ5量子化レベルの間隔となるグレイ段階チ
ャートを作成する(第12図参照)。
この場合、印刷物の色立体のデータL車夏N2  (Y
’、  M’、  C’  )、  u車lN2(Y’
、  M’、  C′)、v” lN2(Y”、M’、
C’ )を用い、収束演算によってグレイ段階チャート
の各ステップにおけるY’、M”、C’の値を求める。
収束演算は第5図〜第9図で説明したの1と同様である
ので、説明は省略する。
蒙な、上述したように求められる各ステップにおけるY
’、M’、C’の画像データから製版印刷工程を経て印
刷され、グレイ段階チャートが作成される。
0次に、テレビデイスプレィ上のグレイ段階チャートと
印刷物のグレイ段階チャートとを比較し、印刷物のチャ
ート′の各ステップの境界の判別の可、不可がテレビデ
イスプレィ上のチャートと同じになるか確認し、同じに
なっていない場合には、次のように印刷物の色立体のL
本1 u*、■本表色系の値を変換する。
x  (L ” IN:)g+ax −L本 lN2m
1n> +L車 IN2mtnここで、定数γの値を変
更し、L本IN3.  u”IN3.  v”lN3に
計算し直し、[株]の操作をL車IN2、  u車IN
2.  v車IN2の代わりにL”lN3.u” IN
3.  v” lN3をあてはめて行ない、再びテレビ
デイスプレィ上のチャートと比較する。
そして、以上の[株]および■の操作を繰り返し、その
ときのL車1N3.  u本IN3.  v車IN3を
以下の操作で用いることにする。
0次に、Y′、M’、C′の各組み合わせに対するR、
  G、  Hの組み合わせ(色修正データ)を求める
すなわち、上述のようにして求められるY′。
M′、C’の各組み合わせの色(32X32X32=3
2768)に対するL本、U*、V車表色系の値り車I
N3.  u車rN3.  v”lN3をテレビデイス
プレィの色立体(第11図に図示)に目標値T′として
与え、収束演算によってY”、M′、C′の各組み合わ
せに対するR、  G、  Bの値を求める。
この段階で、テレビデイスプレィの色再現範囲は、印刷
物の色再現範囲に比べて、高明度部を中心に広くなって
いるが、低明度部の一部では逆に印刷物の方が広くなっ
ている部分もある(第13図参照)。
そのため、低明度部においては、目標値T′がテレビデ
イスプレィの色再現範囲の外になる場合があり、目標値
T′をテレビデイスプレィの色再現範囲内に変換する。
この変換は、以下のようにして行なう。
すなわち、Y′、M’、C′の各組み合わせに対して求
まるL車IN3.  u”lN3.  v’TlN3の
値がテレビデイスプレィの色立体(第11図に図示)に
目標値T′として与えられる。このときの、L京、 0
本、 7本の値を、 それぞれL車T’、u車T′。
V車T′とする。 また、  U車T’+v′  で求
まる彩度値をrT’ 、arctan (v” T′/
u ’ T’ )で求まる色相角をθT′とするとき、
そのL”IN3、θT’ Eおけるテレビデイスプレィ
の色立体の彩度の最大値r TVmaxT’のa倍(a
<1.0)、例えば約2/3倍した彩度値r TVmi
dT’を閾値とする(第13図参照)。
rT’がrTV■idT’以下となる場合には変換せず
に、 L車 T”=L本 T′、  U車 丁# =u
軍 T′、 V*T#=v本T′、 rT−=rT’、
 θT#=θT′とする。
また、rT’がrTVmidT’より大きい場合には、
L” T” = 1.’ T′、 、9T″=er  
とす6と共(、=、rT“を次式のようにする。
X(rT”  −r  丁VmidT’  )  + 
 r TVmidT′この式で、 r INmaxT′
は、そのL”T′、θT′における印刷物の色立体の彩
度の最大値である(第13図参照)。
なお、 U草T”、 V車T″は、 θT″ =θT′
、 かつrT″が上述式となるような値となる。
以上のように、L”T′、  u車T’、v車T’  
(目標値T’)より変換されたL*T〜、 u車丁“、
V寧T″〈目標値T″)は、いずれもテレビデイスプレ
ィの色再現範囲内に入ることになる。
また、このように求められるL*T“、  u”T′。
v”T′ (目標値T″)を、以下に示す[例1]〜[
例3]の方法により、テレビデイスプレィの色再現範囲
内で外側に広げる操作を行なう。
なお彩度の最大値は次のようにして求めた。
色立体の外面となる組み合わせの値のみを明度LX、彩
度彩度1栢 色立体の外面になる面は8面あり、Y’,M’。
C′またはB,  G.  Rがすべて0または最大に
なる面である.そして色相θ.明度り本が含まれる格子
上の位置を探し出し、その周囲の4点の彩度の値から重
み付は平均して求める。
[例1] L”T″、θT″における印刷物(入力側)の色立体の
彩度の最大値をr IN曙axT″とじ、テレビデイス
プレィ(出力側)の色立体の彩度の最大値をr TVm
axT″とじて、 r INmaxT″がr TVma
xT″以下であるときにはr Am1dT″z r I
N園axT“とじ、rINmaxT−がr TVmax
T″より大きいときにはr AmaxT−= r TV
maxT−とする、 そして、 r AmaxT“を1
倍(a<1.0)、例えば約1/3倍した彩度値r^■
idT″を閾値とする(第14図に図示)。
rT“がr Am1dT″以下となる場合には変換せず
に、 L車T”2=L軍T″、 u*T“ 2=u車T
″、 V車T″2=v車T″、rT″2=rT″、θ丁
#2=θT″とする。
また、rT“がrAAm1dT″り大きい場合には、L
車T″2=L*T″、 θT″2=θT″とすると共に
、rT″2を次式のようにする。
X(rT“−r Am1d’l” ) 十r Am1d
T″なお、 U車T=2、 V富T″2は、 θT−2
=θT−1かつrT″2が上述式となるような値となる
このように求められるL’T″2.u”T″2.  v
本T″2(目標値T″2)は、テレビデイスプレィの色
再現範囲内で彩度が増加されたものとなる。
[例2〕 色相角θT″での色立体の断面上で、L”T″、rT″
を通る直線を考える(第15図参照)、この直線は次式
で示すようになる。この式でrは彩度を示している。
L*=bXr+c     ・ ・ ・ (1)この直
線上での印刷物の色立体の彩度の最大値、テレビデイス
プレィの色立体の彩度の最大値等によって求まる移動量
だけ、直線上外側に移動することになる。
ここで、上述した直線の意味は、この線上に沿って目標
値を移動させることになるから、どのくらい明度を増減
させながら彩度を増加させるかを決定するものというこ
とになる。
(1)式は、L*T″の値に応じて以下のように定めら
れる。
L本T″ ≦70では、 b=。
c=L本T# で、 L車=bXr+C =L”T″          ・ ・ ・ (1a)
とされる。
L本T〜〉70では、 b= (L車0−70>/30X0. 15c=L本0 で、 L本=bXr十c ;(L”0−70)/30x0. 15Xr+L車0・
 ・ ・ (1b) とされる、ただし、L’0は、そのときのr=oにおけ
るL本の値であり、 (1b)式のL本、rに、それぞ
れL”T″、rT“を代入することで、以下のように求
められる。
第17図は、上述のように定められる直線の状態変化を
示したものである。
次に、このように目標値T″で定められた直線上での印
刷物(入力側)の色立体の彩度の最大値をr INma
xT″とし、テレビデイスプレィ(出力側)の色立体の
彩度の最大値をrTV■axT″とじて、rINmax
T″がr TVmaxT″以下であるときにはr^wa
xT”  =  r INmaxT# と じ、  r
 INmaxT″ がr TVmaxT−より大きいと
きにはr AmaxT−= r TVmaxT″とする
そして、r Am1dT″を1倍(a<1.0)、例え
ば約1/3倍した彩度値r^m1dT″を閾値とする(
第16図に図示)。
rT“がr A+++idT″以下となる場合には変換
せずに、 L*T=2=L本T″、 U車T“2= u
 ” T”、 ■*T″2=v’T″、 rT”2=r
T“、 θT“2=θT″とする。
また、rT″がr^−1dT’より大きい場合には、L
”T″2=L”T″、 θT″2=θT″とすると共に
、rT″2を次式のようにする。
x (r T−−r Am1dT−) +r As1d
T“色相角は一定でθT″2=θT″とする。なお、U
車T#2、V車丁#2は、θT−2=θT#、かつrT
−2が上述式となるような値となる。
さらに、彩度値がrT“からrT″2に直線上を移動し
たときの明度値の変化量は、b(rT“−rT″2)で
あるので、 L車T″2=L車T″−b(rT″ −rT“2)とす
る。
この場合、L’T″≦70ではb=oであるため明度値
は変化せず、L*T″〉70ではb>oであるため明度
値は増加する。
このように求められるL*T“2.u”T“2.  v
車T″2(目標値T″2)は、テレビデイスプレィの色
再現範囲内で彩度が増加されたものとなる。
なお、例1は、 (1)式の直線の式を、L車=L”T
″に固定したことに相当する。第18図は、例1におけ
る直線の状態変化を示したものである。
[例3コ 色相角8丁“での色立体の断面上で、L”T″、rT〜
を通る直線を考える(第15図参照)。この直線は次式
で示すようになる。この式でrは彩度を示している。
L本 =bXr+c     +    (1)この直
線上での印刷物の色立体の彩度の最大値、テレビデイス
プレィの色立体の彩度の最大値等によって求まる移動量
だけ、直線上外側に移動することになる。
ここで、上述した直線の意味は、この線上に沿って目標
値を移動させることになるから、どのくらい明度を増減
させながら彩度を増加させるかを決定するものというこ
とになる。
(1)式は、L本T“の値に応じて以下のように定めら
れる。
L’T”<50では、 b= (50−L車0)/Box(−0,15)c=L
京 O で、 L本=bXr+c −(50−L”O)/30X(0,15)Xr+L車O
・ ・ ・ (1a) とされる、ただし、L”0は、そのときのr=0におけ
るL車の値であり、 (1a)式のL*、 rに、それ
ぞれL*T#、rT“を代入することで、以下のように
求められる。
50≦L車T″ ≦70では、 b=。
cwL車T− で、 L車=L*T″            ・ ・ ・ 
(1b)とされる。
L富T“〉70では、 b= (L本0−70)/30X0. 15c=L本0 で、 L車=bXr十〇 =(L本 0−70)/30x0.  15Xr+L”
0・  ・ (1c ) とされる、ただし、L”0は、そのときのr=oにおけ
るL車の値であり、 (IC)式のL8、rに、それぞ
れL”T″、rT″を代入することで、以下のように求
められる。
第19図は、上述のように定められた直線の状態変化を
示したものである。
次に、このように目標値T″で定められた直線上での印
刷物(入力側)の色立体の彩度の最大値をrlN■ax
T“とし、テレビデイスプレィ(出力側)の色立体の彩
度の最大値をr TVmaxT″とじて、rIN■ax
T″がrTV謹axT″以下であるときにはrA調ax
T″= r rNg+axT′″とじ、r INmax
T“がr TVmaxT−より大きいときにはr^■a
xT“=rTV−axT〜とする。
そして、r AmaxT″を8倍(a<1.0)、例え
ば約1/3倍した彩度値r AmtdT″を閾値とする
(第16図に図示)。
rT“がrA■idT“以下となる場合には変撓せずに
、 L車T″2= L * T”、 u”T”2=u”
T“、 V本T#2=v軍T#、rT”2=rT−1θ
T“2=θ丁#とする。
家た、 rT″がr^m1dT′ より大きい場合には
、L”T″2=L本T″、 θT″2;θT″とすると
共に、rT“2を次式のようにする。
X(rT−−r  ^m1dT”  )  +  r 
 へm1dT−色相角は一定でθT″2=θ丁″とする
。なお、U本T″2、v”T”2は、θT−2=θ丁#
、かつrT#2が上述式となるような値となる。
さらに、彩度値がrT“からrT“2に直線上を移動し
たときの明度値の変化量は、b(rT″−rT“2)で
あるので、 L車T#2= L電T”−b(rT“−rT−2)とす
る。
この場合、L*T〜く50ではb<oであるため明度値
は低下し、50≦L’T″≦70ではb=。
であるため明度値は変化せず、L”T″〉70ではb>
oであるため明度値は増加する。
このように求められるI、’T“2.u”T″2.  
V本T″2(目標値T″2)は、テレビデイスプレィの
色再現範囲内で彩度が増加されたものとなる。
なお、この[例1]〜[例3]では、テレビデイスプレ
ィの色再現範囲いっばいまで彩度を増加させることにな
るが、勿論最大まで増加させなくともよ(、希望に応じ
て増加量を調整すればよい。
次に、Y′、M’、C’の各組み合わせに対して上述し
たように求められるL”T″2.u”T“2゜v”T=
2をテレビデイスプレィの色立体(第11図に図示〉に
目標値T“2として与え、収束演算によって、R,G、
  Bを求める。収束演算は第5図〜第9因で説明した
と同様であるので、説明は省略する。
これにより、Y′、M’、C’の各組み合わせによる再
現色を、例えばテレビデイスプレィで再現するためのR
,G、  Bの組み合わせが求められる。
以上のよう■〜@の処理によって求められるY′、M′
、C′の画像データの各組み合わせに対するR、  G
、  Bの画像データがカラーマスキング装置220内
のルックアップテーブル(LUT)に格納され、Y′、
M′、C’の画像データでそれぞれ参照されることにな
る。
つぎに、Y’、M’、C’の画像データよりR2O,B
の画像データを得るカラーマスキング装置220の一例
について説明する。
ところで、LUTに全てのY’、M′、C”の画像デー
タの組み合わせに対応すjR,a、  Bの画像データ
を格納するとすれば、LUTの容量が膨大となる。
そこで、本出願人は、メモリ容量の削減化を図るため、
Y′、M’、C′の画像データで形成される色空間を複
数の基本格子に分割し、LUTにはその頂点C位置する
Y′、M′、C’のiI像データの組み合わせに対する
R、  G、  Hの画像データを格納し、Y’、M’
、C′の画像データの組み合わせに対するR、  G、
  Hの画像データが存在しないときには、このY’、
M′、C’の画像データ(補間点)が含まれる基本格子
の頂点のRlG、  Bの画像データの重み平均によっ
てR,G。
Bの画像データを得ることを提案した。
この意味で、上述したようにY’、M′、C’の画像デ
ータの32 x’32 X 32 = 32768個の
組み合わせに対応するR、  G、  Bの画像データ
のみが求められ、これがLOTに格納される。
例えば、第20図に示すように、頂点A〜Hで構成され
る基本格子内に補間点Pが存在する場合には、それぞれ
その頂点に対して対角位置の頂点と補間点pとで作られ
る直方体の体積が、頂点A〜HのR,G、  Bの画像
データに対する重み係数として使用される。
すなわち、この補間点Pが含まれる基本格子の頂点A〜
HのR,G、  Bの画像データをRi、  Gi、B
i  (i=1〜8)、頂点A−HのR,G。
Bの画像データに対する重み係数をAi  (i=1〜
8)とすれば、補間点PのR,G、  Bの画像データ
Rρ、Gρ、BPは次式によって算出される。
RP = (14,Ai )、>、At RiGp =
 (1/;>、Ai )、>、AiGiBp=(し→、
A i 、)、>、A i B i・・  (2) このような補間処理では、補間点のR,G、  Bの画
像データRp、cp、、Bρを算出する場合Cは、それ
ぞれについて8回の乗算累積処理が必要となる。
本出願人は、この乗算累積処理の回数を少なくできる補
間処理を提案した。
第21図に示すように、頂点A−Hで構成される基本格
子に対して、 1点鎖線によって計6個の五角錐が形成
される。補間点Pの座標が(5,1゜2)であるときに
は、この補間点Pは第22図に示すように頂点A、  
B、  C,Gによって形成される五角錐Tに含まれる
ことわかる。
五角錐Tが決定されると、第22区に示すように、次に
補間点Pと頂点A、  B、  C,Gとが結ばれて、
計4個の新たな五角錐が形成され、それぞれの体積VB
CGP、  V^CGP、  VABGP、  VAB
GPが求められる。これらの体積と頂点A、  B、 
 C,GのRlG、  Bの画像データR^〜RG、G
A〜GG、BA 5−BGとから、補間点PのR,G、
  Bの画像データRρ、Gρ、 Bpは次式によって
算出される。
V ABCGは五角錐Tの体積である。
Rρ=1/■^BCG (V BCGP −RA+VA
CGP= RB +VABGP、 RC+VABCP−
RG )GP = 1 /VABCG (VBCGP、
 GA+ V ACGP・GB +VABGP−GC+
VABCP−GG )Bp = 1 /VABCG(V
BCGPBA+VACGP−BB +VABGP−BC
十VABCP、 BG )・・  (3) 補間点Pの座標が興なれば、使用する五角錐Tも興なる
ことになる。例えば、補間点Pの座標が、P(3,1,
5)であるときには、この補間点Pは、第23図に示す
ように、頂点A、  C,D、  Gによって形成され
る五角錐Tに含まれるので、この五角錐Tが使用される
このように、五角錐を利用しての補間処理では、4回の
乗算累積処理によって補間点のR,G、  Bの画像デ
ータRp、Gp、  Bpを算出できる。
第24図はカラーマスキング装置の具体構成例である。
同図において、20は色修正データ記憶手段であり、こ
の記憶手段20を構成するルックアップテーブル(ML
UT>21R〜21Bには、それぞれR,G、  Bの
色修正データが格納される。
ところで、MLUT21 R〜21Bとしては、例えば
256にビット容量のROMが使用され、上述したよう
にY’、M’、C’の画像デー□りの最小レベルから最
大レベルまでの閏の32点だけが抽出され、MLUT2
1 R〜21Bのそれぞれには32x32x32=京2
768点の画像データが格納される。
この場合、Y′、M”、C’の画像データは8ビツトで
あり、256階調を有しており、32点の配分は、例え
ば0から順に「8」ずつ区切って0、 8. 16. 
 ・・・、240,248の合計32個となるように等
分に行なわれ、33点目となる249以上255までは
使用されないか、若しくは248として扱われる。
このような各配分点の、つまり基本格子間隔が8量子化
レベルである基本格子の頂点のR,G。
Bの画像データが上述した■〜0の処理で算出され、こ
の算出された画像データがMLLIT21 R〜21B
に格納される。
丈な、60は重み係数記憶手段を構成するルックアップ
テーブル(WLUT)である、WLUT60には、各補
間点に対応した重み係数が格納される。
立方体を利用しての補間処理の場合、上述したように基
本格子間隔が8量子化レベルであるとき、8回の重み係
数の合計は、 8×8×8=512 となるが、これが256となるように正規化される、ま
た、WL’UT60として、 8ビツトの汎用ICを使
用できるように、重み係数の最大値は255とされる。
例えば、補間点Pが、第20図の頂点Aと同じ位置にあ
った場合、重み係数P1〜P8は次のようになる。
Pi、 P2. P3. P4. P5. P6. P
7.  P8255、 O、O、0、0、O、0、1(
512,0,0,0,0,0,0,0)となり、重み係
数の総和は、常に256となる。
また、五角錐を利用しての補間処理の場合、上述したよ
うに基本格子間隔が8量子化レベルであるとき、4回の
重み係数の合計は、 8X8X8/6=512/6 となるが、これが256となるように正規化される0才
た、WLtJT60として、 8ビツトの汎用ICを使
用できるように、重み係数の最大値は255とされる0
例えば、補間点Pが、第21図の頂点Aと同じ位置にあ
った場合、重み係数VBCGP。
VACGP、  V^BGP、  V ABCPは次の
ようになる。
V BCGP、  V ACGP、  V ABGP、
  V ABCP255、   0.   0.   
1(512/6.   0.   0.   0)とな
り、重み係数の総和は、常に256となる。
Y’、M’、C’の画像データは、アドレス信号形成手
段40を構成するルックアップテーブル(PLUT)4
1Y〜41Cに供給されると共に5、:ノPLUT41
 Y 〜41.Cにはコントローラ50より振り分は信
号が供給される。
P LUT41 Y 〜41 CからはY′、M’、C
’の画像データの上位5ビツト(補間点Pが含まれる基
本格子の頂点の基準点を表す)に対応した5ビツトのア
ドレス信号が出力され、それぞれMLUT21R〜21
Bに供給される。
立方体を利用しての補間処理の場合、振り分は信号は基
づいて、補間点Pが含訟れる基本格子の8個の頂点がM
LUT21R〜21Bで順次指定されるように、5ビツ
トのアドレス信号が順次出力される。
五角錐を利用しての補間処理の場合、振り分は信号に基
づいて、補間点Pが含腋れる五角錐の4傷の頂点がML
UT21R〜21Bで順次指定されるように、5ビツト
のアドレス信号が順次出力される。
MLLIT21R〜21Bより出力されるR、  G。
Bの画像データは、それぞれ乗算累積手段30を構成す
る乗算器(MTL)31R〜31Bに供給される。
また、PLUT41 Y〜41CからはY′、M′、C
′の画像データの下位3ビツト(補間点Pの基本格子内
の位置を表す)が重み係数指定信号として出力され、こ
の重み係数指定信号はWLUT60に供給される。この
WLUT60にはコントローラ50より振り分は信号が
供給され、この振り分は信号に基づいて重み係数が順次
出力される。
立方体を利用しての補間処理の場合、補間点Pが含まれ
る基本格子の8個の頂点がMLtJT21R〜21Bで
順次指定されるのに対応して、8個の重み係数P1〜P
8が順次出力される。
五角錐を利用しての補間処理の場合、補間点Pが合波れ
る五角錐の4個の頂点がMLUT21R〜21Bで順次
指定されるのに対応して、4層の重み係数が順次出力さ
れる。
WLUT60より出力される重み係数はMTL31R〜
31Bに供給される。そして、このMTL31R〜31
Bでは、 MLUT21R〜21Bより出力されるR、
  G、  Bの画像データ(8ビツト)と、WLLI
T60からの重み係数(8ビツト)との乗算が行なわれ
る。
MTL31R〜31Bの上位8ビツトの乗算出力は、そ
れぞれ累積器(ALU)32R〜32Bに供給されて加
算処理される。このALU32R〜32Beは、コント
ローラ5oよりリセット信号が供給される。
立方体を利用しての補間処理の場合、補間点Pが含まれ
る基本格子の8個の頂点に対応して順次加算処理が行な
われて、その結果が後述するラッチ回路でラッチされる
たびにリセットされる。
五角錐を利用しての補間処理の場合、補間点Pが含まれ
る五角錐の4個の頂点に対応して順次加算処理が行なわ
れて、その結果が後述するラッチ回路でラッチされるた
びにリセットされる。
上述したように、立方体を利用しての補間処理の場合の
8個の重み係数の総和、および三角錐を利用しての補間
処理の場合の4個の重み係数の総和は256となるよう
にされている。本例においては、MTL31 R〜31
Bの乗算出力の上位8ビツトが使用され、いわゆる8ビ
ツトシフトが行なわれるので、これによって(2)式に
おける1/シA1および(3)式における1 / V 
ABCGノ処理が行なわれることとなる。
乗算累積手段30を構成するALU32R〜32Bの出
力は、それぞれラッチ回N71R〜71Bに供給される
。このラッチWJN71R〜71Bにはコントローラ5
0よりラッチパルスが供給される。
立方体を利用しての補間処理の場合、補間点Pが食味れ
る基本格子の8fIIの頂点に対応して順次加算処理さ
れた結果がラッチされる。
三角錐を利用しての補間処理の場合、補間点Pが含まれ
る三角錐の4個の頂点に対応して順次加算処理された結
果がラッチされる。
したがって、このラッチ回路71R〜71Bからは、立
方体を利用しての補間処理の場合には(2〉式で示され
、三角錐を利用しての補間処理の場合には(3〉式で示
される補間点PのR2O。
Bの画像データが出力される。
なお、本実施例においては、カラーハードコピーの色分
解両像の基本色をY、  M、  C,Kの4色として
説明したが、Y、  M、  Cの3色の場合にも同様
に本方法を適用できる。その場合には、Y′1M’、C
’に直接にY、  M、  Cのデータを用いればよく
、そのときは、Y、  M、  C,KからY′。
M’、C’を求めるための部分が除かれることになる。
このように本例においては、明度方向に関しては、印刷
物(入力側)の色立体と、テレビデイスプレィ(出力側
)の色立体の無彩色軸上の明度の広がりの比に応じて、
Y’、M′、C’の各組み会わせに対して得られた表色
系の値のうちLmが変換され、印刷物の色立体の明度が
拡大写像される。家な、彩度方向に関しては、印刷物の
色立体と、テレビデイスプレィの色立体の重なる部分の
中央部では変換されず、その周辺部では2つの色立体の
彩度の広がりに応じて、Y’、M”、C’の各組み合わ
せに対して得られた表色系の値のうちU*、V本が変換
され、印刷物の色立体の彩度が拡大写像される。
この場合、彩度方向に関して、印刷物の色立体よりテレ
ビデイスプレィの色立体の方が小さい場合には、印刷物
の色立体がテレビデイスプレィの色立体内に入るように
圧縮写像されてから、拡大写像が行なわれる。
そして、このように拡大写像された表色系の値に基づい
て、Y’、M’、C’の各組み合わせに対応したR、 
 G、  Hの組み合わせが求められるので、求められ
るR、  G、  Bの画像データによるテレビデイス
プレィでの色再現は、テレビデイスプレィの色再現範囲
を自然にカバーするものとなり、十分な明度や彩度のレ
ンジを有するものとすることができる。
跋な、本例においては、例えば高明度部あるいは低明度
部では直線の傾きが正■たは負とされ、彩度が拡大写像
される際、彩度の増加量が抑制されるので、色みの増加
が大きくなりすぎ不自然な色再現となることを防止する
ことができる。
なお、上述実施例においては、表色系としてLX 、 
 u *、  v 1表色系を用いたものであるが、L
8.4本、 b車表色系を用いるものにも同様に適用す
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、明度方向に関
しては、入力側色立体と出力側色立体の無彩色軸上の明
度の広がりに応じて、入力色分解画像情報の各組み合わ
せに対して得られた表色系の値のうちLXが変換され、
入力側色立体の明度が拡大写像される。また、彩度方向
に関しては、入力側色立体と出力側色立体の色再現範囲
が重なる部分の中央部では変換されず、その周辺部では
2つの色立体の彩度の広がりに応じて入力色分解画像情
報の各組み合わせに対して得られた表色系の値のうち0
本、7本またはa*、b車が変換され、入力側色立体の
彩度が拡大写像される。そして、この拡大写像された表
色系の値に対応させて出力色分解画像情報の組み合わせ
が求められるので、求められる出力色分解画像情報によ
る色再現は出力色再現範囲を自然にカバーするものとな
り、十分な明度や彩度のレンジを有するものとできる。
また、例えば高明度部では、彩度の増加にともない明度
を増加させるように彩度を拡大させるので、U*、7本
またはa*、b車が変換されて彩度が拡大写像される際
、彩度の増加量が抑制され、色みの増加が大きくなりす
ぎ不自然な色再現となることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第19図はこの発明に係る色推定方法の説明の
ための図、第20図〜第23図は補間処理の説明のため
の図、第24図はカラーマスキング装置の構成図、第2
5図は従来方法の説明のための図である。 100・・・テレビデイスプレィ 200・・・色分解画像修正装置 211〜213 ・・・ルックアップテーブル 220  ・ カラーマスキング装置 色分解画像修正装置の説明図 第1図 明度し* 入71に 子帛間方理の説明図 第10図 目標 Y′。 L零 20 25−−=−−−−=−95100u* 
 0 0 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ 00v8 0 0 ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ OOグレイ段階チャ
ート 第12図 0    彩度 目標値T′の付与 第6図 Y:M鴇穐奈 第8図 S( 日几度3よひ−身彰度亥ホv&i仝示 第9図 第13図 第14図 旧月贋己 第18図 例3にあ・]7ろ直線のイ友、態変化 第19図 第21図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入力色分解画像情報の各組み合わせに対す
    る表色系の値を求めると共に、複数の出力色分解画像情
    報の各組み合わせに対する上記表色系の値を求め、 上記表色系としてL^*u^*v^*表色系またはL^
    *a^*b^*表色系を用い、 上記入力色分解画像情報の任意の組み合わせに対して得
    られた表色系の値のうちL^*を、上記入力色分解画像
    情報の各組み合わせに対して求められる表色系の値で構
    成される入力側色立体の無彩色軸上の明度の最大値およ
    び最小値の差と、上記出力色分解画像情報の各組み合わ
    せに対して求められる表色系の値で構成される出力側色
    立体の無彩色軸上の明度の最大値および最小値の差との
    比に応じて変換し、 上記入力色分解画像情報の任意の組み合わせに対して得
    られた表色系の値のうちu^*、v^*またはa^*、
    b^*を、彩度が、そのときの色相上でそのときの明度
    および彩度を通る直線上の上記入力側色立体の最大彩度
    値のa倍(a<1.0)より小さい場合は変換せず、彩
    度が、上記直線上の上記入力側色立体の最大彩度値のa
    倍以上となる場合は、色相は一定で、かつ彩度が、上記
    入力側色立体の上記直線上の最大彩度値およびその最大
    彩度値をa倍した値の差と、上記出力側色立体の上記直
    線上の最大彩度値および上記入力側色立体の上記直線上
    の最大彩度値をa倍した値の差との比に応じて変換され
    るように変換し、 さらに、所定の明度範囲において上記彩度が変換される
    場合に、上記L^*を上記彩度の変換量に応じて変換し
    、 少なくとも高明度部で上記L^*を上記彩度の変換量に
    応じて彩度増加にともない明度を増加させるよう変換し
    、 上記複数の出力色分解画像情報の各組み合わせに対して
    求められた表色系の値を用いて、上記入力色分解画像情
    報の任意に組み合わせに対する上記変換された表色系の
    値と同じ値を得る上記出力色分解画像情報の組み合わせ
    を求めることを特徴とする色推定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004007698A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Eastman Kodak Co 限られた色域ディジタル画像から拡張色域ディジタル画像を構築する方法
KR100552695B1 (ko) * 2003-11-20 2006-02-20 삼성전자주식회사 칼라영상의 색조절방법 및 장치
JP2007248936A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置およびその方法、プログラム、記録媒体、集積回路
JP2010130562A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sony Corp 色域拡大方法および表示装置

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