JP5719123B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明における第1の実施形態について説明する。なお、以下の記載は画像処理装置の本体内部の画像処理を想定して説明を行うが、これはあくまで1つの実施形態を例として示したものであり、本発明は以下の実施に限定されるものではない。
図1に本発明の画像処理方法を実施可能なハードウェア構成100を示す。なお、図1は本実施形態における例であり、本発明は図1の構成に限定されることはない。
以下では、図2を用いて、本実施形態における画像処理の全体構成について説明する。入力画像200は、本実施形態において、例えばデジタルカメラで撮影されたデジタル画像、あるいはアナログカメラで撮影されたフィルムを光学的にスキャンして得られたデジタル画像などが想定される。入力画像200のデータフォーマットについて、本実施形態では特に限定しないが、本実施形態においては説明を簡単にするために、入力画像200の色空間はsRGB(standard RGB)で、各画素値が8bitのRGB成分値で構成されているものとする。
オブジェクト検出部201において、入力画像200中の主要被写体を検出する処理が行われる。オブジェクトである主要被写体の主なものとしては、人物の顔が挙げられる。人物の顔検出手法としては、すでに様々な手法が提案されている。
図2に示すHL色算出部203では、入力画像200のHL色を算出する。HL色の算出方法についても様々な方法が提案されており、本実施形態はいずれの方法を用いても構わない。本実施形態においては、図3に示すフローに基づいて、HL色を算出する方法について説明する。
MeanCb[Y]+=Cb
MeanCr[Y]+=Cr
縮小画像の全ての画素についてS302〜S305の処理が終了すると、輝度ヒストグラム配列HistYは、図4に示すような度数分布を格納している。そこで、S306では、HistYを用いてハイライト輝度値HLYを決定する。本実施形態におけるHLYは、HistY[Y]の値を輝度の小さい方から累積してゆき、累積度数が縮小画像全体の99%に到達した時点の輝度値Yを、ハイライト輝度値HLYとして決定する。なお、HLYを決定するための累積度数割合は、99%に限定されるものではなく、画像の特性などに応じて実験的に定義しても良い。
HLCb=MeanCb[HLY]÷HistY[HLY]
HLCr=MeanCr[HLY]÷HistY[HLY]
ここで算出されたHLCb,HLCr値は、光源推定部204に入力される。
ここでは、光源推定部204の詳細について、図5のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、入力画像から撮影時光源の種類、あるいは色温度を推定する方法を、特に限定するものではない。ここでは一例として、参考文献2に開示されている技術を応用して処理の説明を行う。
ObjYmax=ObjY+Δh
ObjYmin=ObjY−Δh
ここで、Δhは、予め定められた定数であり、ObjYは、オブジェクト色算出部202で算出されたオブジェクト色の輝度成分である。
R’=R×r
G’=G×g
B’=B×b
ただし、本実施形態において、特許文献1と異なり上述したグレー・肌色画素マップを参照し、S503において注目画素がグレーあるいは肌色画素であると判定された場合にのみ、上記逆変換を行う。これにより、本実施形態の方法ではグレー・肌色とは無関係の画素を排除して光源推定を行うことで、処理対象画像中の全画素を用いている特許文献1に比べ、光源推定精度の向上や光源推定に要する処理時間を短縮することが可能となる。
(各部の詳細:第1の色変換)
次に、図2における第1の色変換部205について説明する。第1の色変換部205では、入力画像200に対し、カメラ内部で施されたカラーバランスをキャンセルすることを目的とした色変換を行う。本実施形態では、記憶してある逆変換セット(r_max,g_max,b_max)を入力画像200中の各画素のRGB成分値にそれぞれ乗じることで、第1の色変換を実行することができる。なお、第1の色変換部205では、カメラ内部で施されたカラーバランスを弱める色変換を行ってもよい。
次に図2の第2の色変換部206において、第2の色変換を行う。第2の色変換の目的は、第1の色変換部205により第1の色変換を行うことで、カメラ内部のカラーバランス補正をキャンセルまたは弱めた画像に対して、上述した推定した撮影光源の色温度に基づいて人間の視覚特性を考慮したカラーバランス補正を行うことにある。なお、ここでの“弱めた”とは、適用したカラーバランス補正の一部のみをキャンセルする場合であっても良いし、カラーバランス補正によって変換された値全体を元の値に近づけるようにする場合であっても良い。
上記のような処理を用いた結果得られた画像の特徴を、図11を用いて説明する。図11は、横軸が色差、縦軸が輝度を示しており、白丸は第2の色変換部206に入力された、色かぶりを起こしている画像のグレー軸を示し、黒丸は第2の色変換後の画素値を示している。白丸は色かぶりを生じているため、輝度軸からずれた位置に存在している。
第1の実施形態では、光源推定部204における逆変換方法(S503)について、縮小画像中のグレーもしくは肌色と判定された画素のRGB成分値に逆変換係数を乗じる方法のみを説明した。しかし、この方法では、カメラのカラーバランス補正の逆変換は可能だが、その他の画像処理要素を逆変換することには限界がある。
R’=R×r+r1
G’=G×g+g1
B’=B×b+b1
上記において、逆変換係数は(r,g,b,r1,g1,b1)の6種類になる。これらの係数を所定間隔で変化させながら、S503の逆変換を行うことにより、第1の実施形態に比べて、光源推定精度を向上させることが可能となる。なお、ここでの所定間隔とは、r,g,bが0.5〜1.5を範囲として0.1間隔で指定され、r1,g1,b1が−10〜+10を範囲として1間隔で指定されることが例として挙げられる。しかし、本実施形態はこれに限定されるものではない。
R’=R×r^r2
G’=G×g^g2
B’=B×b^b2
上記においてr2,g2,b2は階乗の係数になる。式6において、逆変換係数は(r,g,b,r2,g2,b2)の6種類になる。これらの係数を所定間隔で変化させながら、S503の逆変換を行うことにより、第1の実施形態に比べて、光源推定精度を向上させることが可能となる。
第1の実施形態では、第1の色変換部205による第1の色変換は、逆変換処理によって求めた係数(r_max,g_max,b_max)を用い、入力画像200に対して係数を乗じる方法について説明した。本実施形態では、第1の色変換を、オブジェクト色算出部202において検出したオブジェクト色を用いて行う方法について説明する。なお、本実施形態においても説明を簡略化するために、処理対象とするオブジェクトは人物の顔領域として、説明を行う。
PixCb’=PixCb+(EstCb−ObjCb)
PixCr’=PixCr+(EstCr−ObjCr)
式7を用いることで、図14(a)に示すようにYCbCr空間において、注目画素(白丸)を全て同一方向にシフトすることができる。なお図14(a)において、縦軸は輝度、横軸は色差を示している。
PixCb’=PixCb+(EstCb−ObjCb)×W
PixCr’=PixCr+(EstCr−ObjCr)×W
ここでWは、
PixY<ObjYの場合 W=PixY/ObjY
それ以外の場合 W=(255−PixY)/(255−ObjY)
式8は、注目画素の輝度値PixYとオブジェクトの輝度値ObjYを比較し、輝度が0あるいは255に近づくに従って、シフト量を減衰してゆくことを意味している。この場合のシフトベクトルを図示すると、図14(b)のようになる。図14(b)において、シフトベクトル1701〜1703は、ObjYの位置を基準として輝度が低く、あるいは高くなるに従って、シフトベクトルの長さが短くなっている。このようなシフトベクトルを用いて第1の色変換処理を行ったとしても、本実施形態の範疇に含まれる。
第1の実施形態では、第2の色変換部206における順応率Din,Doutは、所定の固定値を設定することとしていたが、本実施形態では、特に撮影時光源の順応率Dinを、推定した撮影時色温度を用いて変化させることについて説明する。
第1の実施形態においては、図2で示すように、入力画像200に対して、まず第1の色変換を施した後、第2の色変換を施す処理例について説明した。しかし、このように異なる処理を直列に接続し、それぞれの処理において各画素単位に複雑な演算処理を行うと、多くの処理時間を要してしまう。
次に、3DLUT生成部2007の処理について、図17のフローチャートに従って説明を行う。なお、本実施形態では簡略化のために、sRGB空間におけるRGB各成分が17グリッド(総グリッド数は17^3=4913点)の3DLUTを生成するものとするが、本実施形態はこれに限定するものではない。
R’=R×r_max
G’=G×g_max
B’=B×b_max
次に、S2103において、求めたR’G’B’値を公知の変換式を用いてXYZ値に変換し、さらにS2104において、第1の実施形態に説明したようにCIECAM02を用いてJCh空間に変換する。そして、さらにS2105でXYZ空間に逆変換する。この際に用いられるのが、第2の色変換パラメータ2111である。
入力画像はデジタルカメラで撮影された画像でなくてもよい。デジタルカメラ等から入力されたデジタル画像を、表示用、あるいはプリント用の解像度に変換したものを入力画像として、上記処理を行ってもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (15)
- 画像のハイライト色に基づいて、前記画像の撮影時の光環境の色温度を推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて、前記画像に対する第一の色補正を行う第一の色補正手段と、
前記推定手段により推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて決定された色順応の度合いを用いて、前記第一の色補正手段による前記第一の色補正を施した画像に対し第二の色補正を行う第二の色補正手段と
を有し、
前記色順応の度合いは、人間の視覚特性に基づき決定され、
前記色順応の度合いは、前記第二の色補正の補正量を制御し、
所定の色温度に対応する色順応の度合いを最大として、前記撮影時の光環境の色温度と前記所定の色温度との差異が大きくなるほど、前記第二の色補正手段における色順応の度合いは減少し、
前記撮影時の光環境下の色温度と前記所定の色温度との差異に応じた前記色順応の度合いの減少は、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度よりも小さい場合より、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度以上である場合の方が小さくなり、
人間の視覚特性に基づき決定される色順応の度合いに基づき、前記画像において第一の輝度値を有する画素は、前記第一の輝度値よりも小さい第二の輝度値を有する画素よりも、前記第二の色補正手段における色補正の補正量が大きく、
前記第一の輝度値を有する画素と前記第二の輝度値を有する画素は、色相と彩度が等しいことを特徴とする画像処理装置。 - 画像のハイライト色に基づいて、前記画像の撮影時の光環境の色温度を推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて、色補正パラメータの第一の組を算出する第一の算出手段と、
前記推定手段により推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて決定された色順応の度合いを含む色補正パラメータの第二の組を算出する第二の算出手段と、
色補正パラメータの前記第一の組と前記第二の組とを用いて、前記画像に対する色補正を行う色補正手段と
を有し、
前記色順応の度合いは、人間の視覚特性に基づき決定され、
前記色順応の度合いは、前記色補正の補正量を制御し、
所定の色温度に対応する色順応の度合いを最大として、前記撮影時の光環境の色温度と前記所定の色温度との差異が大きくなるほど、前記色補正手段における色順応の度合いは減少し、
前記撮影時の光環境下の色温度と前記所定の色温度との差異に応じた前記色順応の度合いの減少は、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度よりも小さい場合より、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度以上である場合の方が小さくなり、
人間の視覚特性に基づき決定される色順応の度合いに基づき、前記画像において第一の輝度値を有する画素は、前記第一の輝度値よりも小さい第二の輝度値を有する画素よりも、前記色補正手段における色補正の補正量が大きく、
前記第一の輝度値を有する画素と前記第二の輝度値を有する画素は、色相と彩度が等しいことを特徴とする画像処理装置。 - 前記推定手段は、
前記画像に含まれるオブジェクトの色を算出するオブジェクト色算出手段と、
前記オブジェクト色算出手段によって算出された前記オブジェクトの色と前記ハイライト色とに基づいて、前記画像に含まれるグレー画素と前記オブジェクトの肌色画素とを特定する特定手段と、
を有し、
前記推定手段は、少なくとも前記特定されたグレー画素と肌色画素とに基づいて、前記撮影時の光環境の色温度を推定することを特徴とする請求項1または2に記載に画像処理装置。 - 前記第一の色補正手段は、
前記推定手段にて推定された撮影時の光環境の色温度と肌色の軌跡に基づいて、前記撮影時の光環境の色温度に対応するオブジェクトの色を算出するオブジェクト色算出手段を有し、
前記第一の色補正手段は、前記オブジェクト色算出手段によって算出されたオブジェクトの色と前記画像に含まれるオブジェクトの色とに基づいて、前記第一の色補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記色順応の度合いの減少は、前記撮影時の光環境下の色温度が肌色の色温度よりも小さい場合より、前記撮影時の光環境下の色温度が前記肌色の色温度以上である場合の方が小さくなることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記第二の色補正手段は、CIECAM02を用いて前記第二の色補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 画像のハイライト色に基づいて、前記画像の撮影時の光環境の色温度を推定する推定工程と、
前記推定工程にて推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて、前記画像に対する第一の色補正を行う第一の色補正工程と、
前記推定工程にて推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて決定された色順応の度合いを用いて、前記第一の色補正工程により前記第一の色補正を施した画像に対し、第二の色補正を行う第二の色補正工程と
を有し、
前記色順応の度合いは、人間の視覚特性に基づき決定され、
前記色順応の度合いは、前記色補正の補正量を制御し、
所定の色温度に対応する色順応の度合いを最大として、前記撮影時の光環境の色温度と前記所定の色温度との差異が大きくなるほど、前記第二の色補正工程における色順応の度合いは減少し、
前記撮影時の光環境下の色温度と前記所定の色温度との差異に応じた前記色順応の度合いの減少は、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度よりも小さい場合より、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度以上である場合の方が小さくなり、
人間の視覚特性に基づき決定される色順応の度合いに基づき、前記画像において第一の輝度値を有する画素は、前記第一の輝度値よりも小さい第二の輝度値を有する画素よりも、前記第二の色補正工程における色補正の補正量が大きく、
前記第一の輝度値を有する画素と前記第二の輝度値を有する画素は、色相と彩度が等しいことを特徴とする画像処理方法。 - 画像のハイライト色に基づいて、前記画像の撮影時の光環境の色温度を推定する推定工程と、
前記推定工程にて推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて、色補正パラメータの第一の組を算出する第一の算出工程と、
前記推定工程にて推定された撮影時の光環境の色温度に基づいて決定された色順応の度合いを含む色補正パラメータの第二の組を算出する第二の算出工程と、
色補正パラメータの前記第一の組と前記第二の組とを用いて、前記画像に対する色補正を行う色補正工程と
を有し、
前記色順応の度合いは、人間の視覚特性に基づき決定され、
前記色順応の度合いは、前記色補正の補正量を制御し、
所定の色温度に対応する色順応の度合いを最大として、前記撮影時の光環境の色温度と前記所定の色温度との差異が大きくなるほど、前記色補正工程における色順応の度合いは減少し、
前記撮影時の光環境下の色温度と前記所定の色温度との差異に応じた前記色順応の度合いの減少は、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度よりも小さい場合より、前記撮影時の光環境下の色温度が前記所定の色温度以上である場合の方が小さくなり、
人間の視覚特性に基づき決定される色順応の度合いに基づき、前記画像において第一の輝度値を有する画素は、前記第一の輝度値よりも小さい第二の輝度値を有する画素よりも、前記色補正工程における色補正の補正量が大きく、
前記第一の輝度値を有する画素と前記第二の輝度値を有する画素は、色相と彩度が等しいことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 前記第二の色補正手段は、前記第一の色補正を施した前記画像をJCh色空間へ変換することにより、前記第二の色補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像に含まれるオブジェクトは、人間の顔であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記所定の色温度は、肌色の色温度であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 色補正パラメータの前記第二の組は更に、前記推定された撮影時の光環境の色温度に対応する白点を用いて計算されることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記第二の算出手段は、CIECAM02を用いて色補正パラメータの前記第二の組を算出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記第一の色補正手段による、前記画像に含まれる画素に対して実行された色補正のシフト量は、前記画素の輝度値と前記画像に含まれるオブジェクトの輝度値とが離れるほど小さくなることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
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