JP2014021782A - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】例えばシーンに合わせて器官の色を自然な色味で色変換できるようにする。
【解決手段】画像データから顔領域を検出する顔検出部104と、顔検出部104で検出した顔領域から器官領域を検出する器官検出部105と、器官検出部105で検出した器官領域に対して選択した色に対応する補正量を取得する、より詳しくは予めシーン毎に記憶しておいた複数の補正量から、画像処理部24によるシーン判別結果に対応する補正量を選択する補正量算出部106と、補正量算出部106で取得した補正量を用いて前記選択した色を補正する色補正部107と、色補正部107で補正した色で、器官検出部105で検出した器官領域を色変換する色変換部108とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】画像データから顔領域を検出する顔検出部104と、顔検出部104で検出した顔領域から器官領域を検出する器官検出部105と、器官検出部105で検出した器官領域に対して選択した色に対応する補正量を取得する、より詳しくは予めシーン毎に記憶しておいた複数の補正量から、画像処理部24によるシーン判別結果に対応する補正量を選択する補正量算出部106と、補正量算出部106で取得した補正量を用いて前記選択した色を補正する色補正部107と、色補正部107で補正した色で、器官検出部105で検出した器官領域を色変換する色変換部108とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像に含まれる顔の器官に対して色変換を行う画像処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
画像に含まれる顔の器官に対して色変換を行うことで、擬似的に化粧を行ったような効果を得る画像処理が知られている。
特許文献1では、口紅やカラーコンタクトレンズなど化粧部材を用いたときの顔画像を自然な形で表現するシミュレーション描画方法あるいは装置が開示されている。特許文献1では、コンピュータグラフィックを用いて化粧部材を施した顔画像を描く方法において、(1)化粧対象部の画像の各画素を色相、明度、彩度に分解し、(2)前記化粧対象部の各画素の色相を前記化粧部材の色相に合わせ、(3)前記化粧対象部画像の各画素の彩度と明度で定まるトーンの相対関係を保ったまま、該化粧部材の彩度と明度で定まるトーンに変換するようにしている。
特許文献1では、口紅やカラーコンタクトレンズなど化粧部材を用いたときの顔画像を自然な形で表現するシミュレーション描画方法あるいは装置が開示されている。特許文献1では、コンピュータグラフィックを用いて化粧部材を施した顔画像を描く方法において、(1)化粧対象部の画像の各画素を色相、明度、彩度に分解し、(2)前記化粧対象部の各画素の色相を前記化粧部材の色相に合わせ、(3)前記化粧対象部画像の各画素の彩度と明度で定まるトーンの相対関係を保ったまま、該化粧部材の彩度と明度で定まるトーンに変換するようにしている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された手法では、化粧対象部の色相を化粧部材の色相に合わせているため、撮影画像を対象とする場合に、撮影時の照明条件やシーンによっては色変換した領域だけが不自然な色味になってしまうことがあった。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、器官の色を自然な色味で色変換できるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、画像データから顔領域を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段で検出した顔領域から器官領域を検出する器官検出手段と、前記器官検出手段で検出した器官領域に対して色を選択する色選択手段と、前記色選択手段で選択した色に対応する補正量を取得する補正量取得手段と、前記補正量取得手段で取得した補正量を用いて前記色選択手段で選択した色を補正する色補正手段と、前記色補正手段で補正した色で、前記器官検出手段で検出した器官領域を色変換する色変換手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、器官の色を自然な色味で色変換することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した画像処理装置を備える撮像装置として機能する第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1において、103はフォーカスレンズを含む撮影レンズである。101は絞り機能を備えるシャッターである。22は撮像部であり、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等により構成される。23はA/D変換器であり、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。102はバリアであり、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した画像処理装置を備える撮像装置として機能する第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1において、103はフォーカスレンズを含む撮影レンズである。101は絞り機能を備えるシャッターである。22は撮像部であり、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等により構成される。23はA/D変換器であり、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。102はバリアであり、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、又はメモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)や夕焼け、夜景、水中等シーンを判別するシーン判別を行う。
15はメモリ制御部であり、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、又はメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
15はメモリ制御部であり、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、又はメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
32はメモリであり、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声のデータを格納するのに十分な記憶容量を備える。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。
13はD/A変換器、28は表示器であり、D/A変換器13でメモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。このようにしてメモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。
13はD/A変換器、28は表示器であり、D/A変換器13でメモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。このようにしてメモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばFROMが用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、後述するフローチャートに示すような処理を実行するためのプログラムのことである。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
52はシステムメモリであり、例えばRAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
52はシステムメモリであり、例えばRAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
60はモード切替スイッチである。61はシャッターボタン、62は第1シャッタースイッチ、64は第2シャッタースイッチである。70は操作部であり、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替えるための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作手段であり、第1シャッタースイッチ62及び第2シャッタースイッチ64により構成される。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記憶媒体25に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作すること等により、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えばメニューボタンが押されると、各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作手段であり、第1シャッタースイッチ62及び第2シャッタースイッチ64により構成される。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記憶媒体25に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作すること等により、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えばメニューボタンが押されると、各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記憶媒体25を含む各部へ供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。
18はメモリカードやハードディスク等の記憶媒体25とのインターフェースである。25はメモリカード等の記憶媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
104は顔検出部であり、画像データから全ての顔領域を検出する。顔領域とは、画像の中で顔を構成している領域である。顔領域は、例えば顔の中心及び顔の縦横の大きさとして表され、顔枠として表示される。顔検出部104は、例えば顔の輪郭を基準としてテンプレートマッチングによって顔領域を検出するように構成しても良い。
105は器官検出部であり、顔検出部104で検出した顔領域から全ての器官領域を検出する。器官領域とは、顔領域の中で器官を構成している領域であり、器官とは顔を構成する目、口(唇)、肌、鼻等を表す。例えば、器官領域は器官を構成する画素群の座標として表される。器官検出部105は、目、口、鼻等の輪郭を基準としてテンプレートマッチングによって器官領域を検出するように構成しても良い。
105は器官検出部であり、顔検出部104で検出した顔領域から全ての器官領域を検出する。器官領域とは、顔領域の中で器官を構成している領域であり、器官とは顔を構成する目、口(唇)、肌、鼻等を表す。例えば、器官領域は器官を構成する画素群の座標として表される。器官検出部105は、目、口、鼻等の輪郭を基準としてテンプレートマッチングによって器官領域を検出するように構成しても良い。
106は補正量取得手段である補正量算出部であり、予めシーン毎に記憶しておいた複数の補正量から、画像処理部24によるシーン判別結果に対応する補正量を選択する。補正量算出部106は、例えばシーン判別結果が夕焼けであった場合、夕焼け時の補正量として予め記憶しておいた補正量をそのまま補正量として選択する。
107は色補正部であり、補正量算出部106で取得した補正量を用いて、色を画像に適した色味に補正する。色補正部107は、例えば色に補正量を加算し、加算結果を補正色として算出する。
108は色変換部であり、色補正部107で補正した色(以下、補正色と称する)で、器官検出部105で検出した器官領域を色変換する。色変換部108は、例えば顔領域の画像を走査し、器官領域に該当する画素から読み出した色情報を、補正色で置き換えて色変換を行う。
107は色補正部であり、補正量算出部106で取得した補正量を用いて、色を画像に適した色味に補正する。色補正部107は、例えば色に補正量を加算し、加算結果を補正色として算出する。
108は色変換部であり、色補正部107で補正した色(以下、補正色と称する)で、器官検出部105で検出した器官領域を色変換する。色変換部108は、例えば顔領域の画像を走査し、器官領域に該当する画素から読み出した色情報を、補正色で置き換えて色変換を行う。
以上のようにしたデジタルカメラ100では、中央1点AFや顔AFを用いた撮影が可能である。中央1点AFとは、撮影画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。顔AFとは、顔検出機能によって検出された撮影画面内の顔に対してAFを行うことである。
なお、図1に示したデジタルカメラ100の構成は一例であり、本発明を適用した画像処理装置、撮像装置としての機能を達成できるのであれば、図1に示した構成に限定されるものではない。
なお、図1に示したデジタルカメラ100の構成は一例であり、本発明を適用した画像処理装置、撮像装置としての機能を達成できるのであれば、図1に示した構成に限定されるものではない。
デジタルカメラ100は、画像の再生モード中に、操作部70からユーザの入力によって色変換モードに入る。以下、図2を参照して、色変換モードにおいて、操作部70で行う操作と、操作に応じて表示部28になされる表示の一例について説明する。図2(a)は、デジタルカメラ100の背面部の状態を示す図であり、唇を色変換する例を示す。デジタルカメラ100の背面部には、表示部28と操作部70が備えられている。
顔枠200、201及び202は、対象画像から顔検出部104で検出した顔領域に対応して表示部28に表示される。ユーザは、操作部70を操作して、顔枠200、201及び202から1つを選択して対象顔領域を決定する。図2(a)では、顔枠201が選択され、太枠で表示されている。
器官アイコン203、204及び205は、対象顔領域から器官検出部105で検出した器官を示す。ユーザは、操作部70を操作して、器官アイコン203、204及び205から1つを選択して対象器官領域を決定する。図2(a)では、唇の器官アイコン205が選択され、太枠で表示されている。
色選択メニュー206では、色選択アイコン207、208及び209が表示される。
色選択アイコン207、208及び209は、対象器官領域の色変換に用いる口紅を表すようなアイコンとなっている。ユーザは、操作部70を操作して、色選択アイコン207、208及び209から1つを選択して対象色を決定する。図2(a)では、色選択アイコン209が選択され、太枠で表示されている。
また、表示部28に表示されている対象画像で、対象器官領域に該当する唇の色が補正色で色変換されている。
なお、色選択アイコンは、器官アイコンの選択によって形状が変化する。図2(a)では対象器官領域が唇であり、色選択アイコン207、208及び209は口紅の形状となっている。図2(b)は、対象器官領域が肌である場合の色選択メニュー206を表しており、色選択アイコン210、211及び212はパフを表すようなアイコンとなっている。
色選択アイコン207、208及び209は、対象器官領域の色変換に用いる口紅を表すようなアイコンとなっている。ユーザは、操作部70を操作して、色選択アイコン207、208及び209から1つを選択して対象色を決定する。図2(a)では、色選択アイコン209が選択され、太枠で表示されている。
また、表示部28に表示されている対象画像で、対象器官領域に該当する唇の色が補正色で色変換されている。
なお、色選択アイコンは、器官アイコンの選択によって形状が変化する。図2(a)では対象器官領域が唇であり、色選択アイコン207、208及び209は口紅の形状となっている。図2(b)は、対象器官領域が肌である場合の色選択メニュー206を表しており、色選択アイコン210、211及び212はパフを表すようなアイコンとなっている。
次に、図3Aを参照して、システム制御部50の制御下で、図2で説明した操作及び表示が行われる処理フローを説明する。
処理が開始されると、ステップS300で、操作部70からのユーザの操作を受け付け、対象画像を選択する。対象画像は、予め撮像部22により撮像され、記憶媒体25に記憶されている画像から選択される。
次にステップS301で、対象画像を表示部28に表示する。
処理が開始されると、ステップS300で、操作部70からのユーザの操作を受け付け、対象画像を選択する。対象画像は、予め撮像部22により撮像され、記憶媒体25に記憶されている画像から選択される。
次にステップS301で、対象画像を表示部28に表示する。
次にステップS302で、顔検出部104は、対象画像に含まれる顔を検出して、顔毎に顔領域を算出する。
次にステップS303で、顔が検出されたか否かを判定する。顔が検出された場合はステップS304に進み、検出されなかった場合は本処理を終了する。
次にステップS304で、表示部28に表示されている対象画像に、ステップS302において検出された顔領域に顔枠を重ね合わせて表示する。図2(a)の例では、顔枠200、201及び202を表示する。
次にステップS305で、操作部70からの入力により、顔枠から1つを対象顔領域として選択し、表示部28において対象顔領域を太枠で表示する。図2(a)の例では、顔枠201を太枠で表示する。
次にステップS303で、顔が検出されたか否かを判定する。顔が検出された場合はステップS304に進み、検出されなかった場合は本処理を終了する。
次にステップS304で、表示部28に表示されている対象画像に、ステップS302において検出された顔領域に顔枠を重ね合わせて表示する。図2(a)の例では、顔枠200、201及び202を表示する。
次にステップS305で、操作部70からの入力により、顔枠から1つを対象顔領域として選択し、表示部28において対象顔領域を太枠で表示する。図2(a)の例では、顔枠201を太枠で表示する。
次にステップS306で、器官検出部105は、対象画像の対象顔領域に含まれる器官を検出して、器官毎に器官領域を算出する。
次にステップS307で、器官が検出されたか否かを判定する。器官が検出された場合はステップS308に進み、検出されなかった場合は本処理を終了する。
次にステップS308で、表示部28に表示されている対象画像に、ステップS306において検出された器官領域に対応する器官アイコンを重ね合わせて表示する。図2(a)の例では、器官アイコン203、204及び205を表示する。
次にステップS309で、操作部70からの入力により、器官アイコンから1つを対象器官領域として選択し、表示部28において対象器官領域を太枠で表示する。図2(a)の例では、器官アイコン205を太枠で表示する。
次にステップS307で、器官が検出されたか否かを判定する。器官が検出された場合はステップS308に進み、検出されなかった場合は本処理を終了する。
次にステップS308で、表示部28に表示されている対象画像に、ステップS306において検出された器官領域に対応する器官アイコンを重ね合わせて表示する。図2(a)の例では、器官アイコン203、204及び205を表示する。
次にステップS309で、操作部70からの入力により、器官アイコンから1つを対象器官領域として選択し、表示部28において対象器官領域を太枠で表示する。図2(a)の例では、器官アイコン205を太枠で表示する。
次にステップS310で、表示部28に表示されている対象画像に、色選択メニュー及び対象器官領域に対応する色選択アイコンを重ね合わせて表示する。図2(a)の例では、色選択メニュー206と、色選択アイコン207、208及び209とを表示する。
次にステップS311で、操作部70からの入力により、色選択メニューに表示された色選択アイコン(本例の場合は唇)から1つを選択して対象色を決定し、表示部28において色選択アイコンを太枠で表示する。
次にステップS311で、操作部70からの入力により、色選択メニューに表示された色選択アイコン(本例の場合は唇)から1つを選択して対象色を決定し、表示部28において色選択アイコンを太枠で表示する。
次にステップS312で、画像処理部24によりシーン判別を行い、対象画像が夕焼け、夜景、屋内等のうちいずれのシーンに該当するかを判別する。
次にステップS313で、補正量算出部106は、ステップS312において判別したシーンに対応する補正量を選択する。
次にステップS314で、色補正部107は、対象色の口紅に補正量を加算して、補正色を算出する。
次にステップS315で、色変換部108は、対象画像の対象顔領域を走査して、対象器官領域に該当する画素から色情報を読み出して補正色に置き換える。
次にステップS316で、表示部28に色変換後の対象画像を表示して、本処理を終了する。
次にステップS313で、補正量算出部106は、ステップS312において判別したシーンに対応する補正量を選択する。
次にステップS314で、色補正部107は、対象色の口紅に補正量を加算して、補正色を算出する。
次にステップS315で、色変換部108は、対象画像の対象顔領域を走査して、対象器官領域に該当する画素から色情報を読み出して補正色に置き換える。
次にステップS316で、表示部28に色変換後の対象画像を表示して、本処理を終了する。
以上述べた第1の実施形態では、対象画像のシーンに応じて補正量を選択することにより、シーンに合わせて器官の色を自然な色味で色変換することができる。
なお、予めシーン毎に記憶した補正量を算出するのであれば、上記の手法に限定されるものではない。また、唇及び口紅を例としたが、それに限定されるものではなく、他の器官に対しても本発明は適用される。
なお、予めシーン毎に記憶した補正量を算出するのであれば、上記の手法に限定されるものではない。また、唇及び口紅を例としたが、それに限定されるものではなく、他の器官に対しても本発明は適用される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。デジタルカメラ100の構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施形態において、補正量算出部106は、被写体毎に予め記憶された適正肌色情報を用いて、色補正に用いる補正量を算出する。より具体的には、画像の顔領域の色分布から代表肌色の算出を行い、代表肌色と適正肌色情報とを用いて補正量を算出する。例えば代表肌色は、色情報の中間値や平均値等の統計処理で求められる値であって良い。また、適正肌色情報は、被写体が望ましい色温度及び設定下で撮影されたときの肌の色情報である。
次に、第2の実施形態を説明する。デジタルカメラ100の構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施形態において、補正量算出部106は、被写体毎に予め記憶された適正肌色情報を用いて、色補正に用いる補正量を算出する。より具体的には、画像の顔領域の色分布から代表肌色の算出を行い、代表肌色と適正肌色情報とを用いて補正量を算出する。例えば代表肌色は、色情報の中間値や平均値等の統計処理で求められる値であって良い。また、適正肌色情報は、被写体が望ましい色温度及び設定下で撮影されたときの肌の色情報である。
次に、図3Bを参照して、システム制御部50の制御下で、図2で説明した操作及び表示が行われる処理フローを説明する。
ステップS300〜ステップS311までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
ステップS317で、画像処理部24により対象顔領域に含まれる被写体を特定する。ここでの処理は、例えば顔領域及び器官領域に対応する画像データを用いたテンプレートマッチングで行うことができる。
次にステップS313で、補正量算出部106は、対象顔領域を走査して代表肌色を算出し、代表肌色から、被写体毎に予め記憶された適正肌色を減算して補正量を算出する。
ステップS314〜ステップS316までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
ステップS300〜ステップS311までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
ステップS317で、画像処理部24により対象顔領域に含まれる被写体を特定する。ここでの処理は、例えば顔領域及び器官領域に対応する画像データを用いたテンプレートマッチングで行うことができる。
次にステップS313で、補正量算出部106は、対象顔領域を走査して代表肌色を算出し、代表肌色から、被写体毎に予め記憶された適正肌色を減算して補正量を算出する。
ステップS314〜ステップS316までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
以上述べた第2の実施形態では、被写体の肌色に応じて補正量を選択することにより、照明条件に合わせて器官の色を自然な色味で色変換することができる。
なお、被写体の色分布から取得した肌色情報と、適正肌色情報とを用いて補正量を算出するのであれば、この手法に限定されるものではない。
なお、被写体の色分布から取得した肌色情報と、適正肌色情報とを用いて補正量を算出するのであれば、この手法に限定されるものではない。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。デジタルカメラ100の構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
被写体の健康状態や化粧の有無等で補正量算出を行う器官の色情報が影響を受ける場合、補正量算出部106の補正量算出結果に影響を与えかねない。
そこで、第3の実施形態では、目の色情報を用いた例を説明する。本実施形態での目の色情報としては、少なくとも色相値が求められるものとする。
図5は、目の構成要素の中で本実施形態の説明に関わる部位を示したものである。瞳孔部502は、外光を取り込む機能を果たし、色が主に黒色の部位である。虹彩部501は、瞳孔部502の外周を構成し、色が遺伝性の要因で決定される部位である。白目部503は、虹彩部501の外周を構成し、色が主に白色の部位である。
本実施形態における目の色情報としては、虹彩部501の色情報であることが好ましい。この理由は、中間の明度、且つ高い彩度ほど精度良く色相が算出できるという明度、彩度、色相の関係性に基づき、虹彩部501の方が、明度が基本的に高い白目部503より優位である点と、瞳孔部502よりストロボ発光時にも赤目や金目現象といった色情報への弊害を受けにくい点が挙げられる。
次に、第3の実施形態を説明する。デジタルカメラ100の構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
被写体の健康状態や化粧の有無等で補正量算出を行う器官の色情報が影響を受ける場合、補正量算出部106の補正量算出結果に影響を与えかねない。
そこで、第3の実施形態では、目の色情報を用いた例を説明する。本実施形態での目の色情報としては、少なくとも色相値が求められるものとする。
図5は、目の構成要素の中で本実施形態の説明に関わる部位を示したものである。瞳孔部502は、外光を取り込む機能を果たし、色が主に黒色の部位である。虹彩部501は、瞳孔部502の外周を構成し、色が遺伝性の要因で決定される部位である。白目部503は、虹彩部501の外周を構成し、色が主に白色の部位である。
本実施形態における目の色情報としては、虹彩部501の色情報であることが好ましい。この理由は、中間の明度、且つ高い彩度ほど精度良く色相が算出できるという明度、彩度、色相の関係性に基づき、虹彩部501の方が、明度が基本的に高い白目部503より優位である点と、瞳孔部502よりストロボ発光時にも赤目や金目現象といった色情報への弊害を受けにくい点が挙げられる。
第3の実施形態において、補正量算出部106は、器官検出部105により被写体の目が検出される際に、被写体毎に予め記憶された目の虹彩の適正色情報を用いて、色補正に用いる補正量を算出する。例えば目の虹彩の適正色情報は、被写体が望ましい色温度及び設定下で撮影されたときの目の虹彩の色情報である。
次に、図3Cを参照して、システム制御部50の制御下で、図2で説明した操作及び表示が行われる処理フローを説明する。
ステップS300〜ステップS311までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
ステップS317の処理は第2の実施形態で説明したとおりである。
次にステップS318で、補正量算出部106は、被写体毎に予め記憶された目の虹彩の適正色情報を用いて、色補正に用いる補正量を算出する。この具体的な処理は図4を用いて後述する。
ステップS314〜ステップS316までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
ステップS300〜ステップS311までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
ステップS317の処理は第2の実施形態で説明したとおりである。
次にステップS318で、補正量算出部106は、被写体毎に予め記憶された目の虹彩の適正色情報を用いて、色補正に用いる補正量を算出する。この具体的な処理は図4を用いて後述する。
ステップS314〜ステップS316までの処理は第1の実施形態で説明したとおりである。
図4は、ステップS318の補正量算出処理の詳細を示すフローチャートである。図4の処理もシステム制御部50の制御下で行われる。
ステップS401で、器官検出部105により登録被写体の目が検出されたか否かを判定する。登録被写体の目の検出がされた場合はステップS402に進み、検出されなかった場合はステップS406に進む。
ステップS402で、登録被写体の目の虹彩部501の抽出を行う。目の虹彩部501の抽出の例として、被写体の目の検出結果から目の位置情報とサイズ情報を取得し、その領域内の画素を走査し、白目部503や瞳孔部502とのエッジ検出によりそれぞれのエッジに挟まれる部分を虹彩部501として抽出することが考えられる。次にステップS403で、登録被写体の目の虹彩部の代表色情報を取得する。目の虹彩部の代表色情報は、虹彩部領域の画素データの中間値や平均値等の統計処理から算出を行うことが考えられる。そして、ステップS404で、登録被写体の目の虹彩部の適正色情報を取得する。
一方、ステップS406で、第2の実施形態と同様、登録被写体の代表肌色を取得する。そして、ステップS407で、第2の実施形態と同様、登録被写体の適正肌色情報を取得する。
ステップS405で、適正色情報から代表色情報を減算することで、補正量を算出する。
ステップS401で、器官検出部105により登録被写体の目が検出されたか否かを判定する。登録被写体の目の検出がされた場合はステップS402に進み、検出されなかった場合はステップS406に進む。
ステップS402で、登録被写体の目の虹彩部501の抽出を行う。目の虹彩部501の抽出の例として、被写体の目の検出結果から目の位置情報とサイズ情報を取得し、その領域内の画素を走査し、白目部503や瞳孔部502とのエッジ検出によりそれぞれのエッジに挟まれる部分を虹彩部501として抽出することが考えられる。次にステップS403で、登録被写体の目の虹彩部の代表色情報を取得する。目の虹彩部の代表色情報は、虹彩部領域の画素データの中間値や平均値等の統計処理から算出を行うことが考えられる。そして、ステップS404で、登録被写体の目の虹彩部の適正色情報を取得する。
一方、ステップS406で、第2の実施形態と同様、登録被写体の代表肌色を取得する。そして、ステップS407で、第2の実施形態と同様、登録被写体の適正肌色情報を取得する。
ステップS405で、適正色情報から代表色情報を減算することで、補正量を算出する。
以上述べた第3の実施形態では、遺伝性の要因で色が決定される人体の目の虹彩の色情報を用いて補正量算出を行うことによって、被写体の健康状態や化粧の有無等で補正量算出を行う器官の色情報が影響を受けにくいようにすることが可能になる。
なお、上記の手法は一例であり、画像データのうち目の色情報と、予め記憶した目の適正色情報とを用いて補正量を算出するのであれば、上記の手法に限定されるものではない。
なお、上記の手法は一例であり、画像データのうち目の色情報と、予め記憶した目の適正色情報とを用いて補正量を算出するのであれば、上記の手法に限定されるものではない。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
22:撮像部、24:画像処理部、28:表示部、50:システム制御部、100:デジタルカメラ、104:顔検出部、105 器官検出部、106:補正量算出部、107:色補正部、108:色変換部
Claims (9)
- 画像データから顔領域を検出する顔検出手段と、
前記顔検出手段で検出した顔領域から器官領域を検出する器官検出手段と、
前記器官検出手段で検出した器官領域に対して色を選択する色選択手段と、
前記色選択手段で選択した色に対応する補正量を取得する補正量取得手段と、
前記補正量取得手段で取得した補正量を用いて前記色選択手段で選択した色を補正する色補正手段と、
前記色補正手段で補正した色で、前記器官検出手段で検出した器官領域を色変換する色変換手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像データのシーン判別を行うシーン判別手段を備え、
前記補正量取得手段は、予めシーン毎に記憶しておいた補正量から、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応する前記補正量を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記補正量取得手段は、前記画像データの被写体の色分布から取得した肌色情報と、予め記憶した適正肌色情報とを用いて前記補正量を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記補正量取得手段は、前記器官検出手段で被写体の目が検出された場合、前記被写体の目の色情報と、予め記憶した目の適正色情報とを用いて前記補正量を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記器官検出手段は、器官領域として目、口、肌のうち少なくともいずれか一つを検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記器官検出手段で検出した器官領域から色補正の対象とする対象器官領域を選択する対象器官領域選択手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 撮像手段と、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 画像データから顔領域を検出するステップと、
前記検出した顔領域から器官領域を検出するステップと、
前記検出した器官領域に対して色を選択するステップと、
前記選択した色に対応する補正量を取得するステップと、
前記取得した補正量を用いて前記選択した色を補正するステップと、
前記補正した色で、前記検出した器官領域を色変換するステップとを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 画像データから顔領域を検出する顔検出手段と、
前記顔検出手段で検出した顔領域から器官領域を検出する器官検出手段と、
前記器官検出手段で検出した器官領域に対して色を選択する色選択手段と、
前記色選択手段で選択した色に対応する補正量を取得する補正量取得手段と、
前記補正量取得手段で取得した補正量を用いて前記色選択手段で選択した色を補正する色補正手段と、
前記色補正手段で補正した色で、前記器官検出手段で検出した器官領域を色変換する色変換手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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