JP3878351B2 - 色変換装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
この発明は,入力した彩度データを,出力すべき出力装置が再現可能なように圧縮して出力する色変換装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
色の再現特性は,色データを取り扱う装置のそれぞれにおいて異なる。一の装置において再現できる色であっても他の装置においては再現できないことがある。カラー・マッチング処理を施しても,異なる装置間において色を完全に一致させることはほとんどできない。
【0003】
一の装置において再現できる色データを圧縮(色変換)して,その圧縮した色データを他の装置に与え,他の装置において再現できるようにする処理も行われている。しかしながら,依然として他の装置において再現された色は,一の装置において再現された色とはかなり異なってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は,出力装置において再現できない色を,元の色にできるだけ忠実に再現するようにすることを目的とする。
【0005】
この発明による色変換装置は,彩度データを入力する彩度データ入力手段,上記彩度データ入力手段から入力した彩度データと出力装置の再現可能な最大彩度を表すデータとにもとづいて,彩度についての圧縮しきい値を決定する圧縮しきい値決定手段,および上記圧縮しきい値決定手段によって決定した上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについて上記出力装置の再現可能な彩度を表す彩度データとなるように圧縮し,上記圧縮しきい値未満である上記入力彩度データについて非圧縮する圧縮手段を備えていることを特徴とする。
【0006】
この発明は,上記装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,彩度データを入力し,入力した上記彩度データと出力装置の再現可能な最大彩度を表すデータとにもとづいて,彩度についての圧縮しきい値を決定し,決定した上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについて上記出力装置の再現可能な彩度を表す彩度データとなるように圧縮し,上記圧縮しきい値未満である上記入力彩度データについて非圧縮するものである。
【0007】
この発明によると,上記彩度データが入力される。入力した彩度データと出力装置の再現可能な最大彩度(境界彩度)を表すデータとにもとづいて,上記圧縮しきい値が決定される。上記彩度データが上記圧縮しきい値以上であれば,上記出力装置は,入力した彩度データによって表される彩度を忠実に再現できないことが多いので,再現できるように圧縮される。上記彩度データが上記圧縮しきい値未満であれば上記出力装置は,入力した彩度データによって表される彩度を再現できるので,圧縮処理は行われない。
【0008】
上記出力装置が再現可能な彩度を表すデータについては圧縮されないので,元の彩度データによって表される彩度を上記出力装置において再現できる。上記出力装置が再現できない彩度を表すデータについて圧縮され,不要な圧縮が施されないので元のデータによって表される彩度に近い彩度をもつ画像を再現できる。
【0009】
上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについて上記出力装置の再現可能な彩度を表す彩度データとなるように非線形圧縮することが好ましい。
【0010】
上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについては,非線形圧縮が施されるので,元の階調特性を維持しつつ彩度データの圧縮処理を実現することができる。
【0011】
上記出力装置の再現可能彩度内の上記再現可能彩度近傍であって,一駒分の上記入力彩度データのうち頻度が高い彩度データにもとづいて上記圧縮しきい値を決定することができる。
【0012】
頻度の高い彩度データにもとづいて,圧縮しきい値を決定するので,頻度の高い彩度データについては非圧縮となる。頻度の高いデータは,もとの画像の中でもその割合が高く目立つ部分である。割合が高い領域の彩度データについては,非圧縮となるので,目立つ部分の彩度が変わらないようになる。
【0013】
入力した彩度データに対応する色相データを入力し,上記最大彩度にもとづいて,上記出力装置の再現不可能な彩度データに対応する上記色相データを検出し,検出された上記色相データに対応する上記入力彩度データについて圧縮処理を行うようにしてもよい。
【0014】
上記出力装置において再現不可能な彩度データのみを抽出して圧縮することとなる。再現可能な彩度データについては圧縮されないので,元の彩度を維持することができる。
【0015】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例を示すもので色変換装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0016】
この実施例による色変換装置は,入力装置から与えられるRGBの画像データを,出力装置が再現不可能な場合に再現可能なRGBの画像データに変換して出力するものである。
【0017】
入力装置から出力されるRGB画像データをXYZ表色系の画像データに変換する入力装置用RGB三次元LUT(Look Up Table )およびXYZ表色系の画像データを出力装置に与えるRGB表色系の画像データに変換するための出力装置用RGB三次元LUTがメモリ10に記憶されている。出力装置用RGB三次元LUTは出力装置の色再現域境界のデータも示すこととなる。
【0018】
メモリ10に記憶されている三次元LUTを表すデータは,色再現域境界データ・テーブル作成回路11および後述するXYZ変換回路9に入力する。
【0019】
図2(A)は,色再現域境界データをグラフ化したものである。
【0020】
図2(A)のグラフは,L*** 表色系における色再現域境界データを示している。楕円面(ellipsoid )60内に存在するデータが出力装置において再現可能なL*** 表色系におけるデータである。楕円面60の表面上に存在するデータが出力装置において再現可能な境界のL*** 表色系におけるデータである。楕円面60の外側に存在するデータが出力装置において再現不可能なL*** 表色系におけるデータである。図2(A)においては,境界データの存在位置が便宜上ほぼきれいな楕円面となっているが,実際には,完全な楕円面とはならないことはいうまでもない。
【0021】
図2(B)は,図2(A)に示す楕円面60において,ある所定の明度L* をもつ知覚色度a* およびb* を示すグラフである。
【0022】
楕円61内に存在する知覚色度a* およびb* が,その明度L* において出力装置が再現可能である。楕円61上に存在する知覚色度a* およびb* がその明度L* において出力装置が再現可能な境界の知覚色度である。楕円61の外側に存在する知覚色度a* およびb* が,その明度L* において出力装置が再現不可能となる。
【0023】
図1に戻って,色再現境界を表す楕円面60の明度L* ならびに知覚色度a* およびb* を表すデータがテーブルの形態で色再現域境界データ・テーブル作成回路11において作成される。テーブル作成回路11において,RGB三次元LUTから得られるRGB画像データにおける出力装置の色再現境界データからL*** 表色系における色再現境界データに変換されているのはいうまでもない。
【0024】
入力装置から与えられるRGBの画像データRGBは,XYZ変換回路1に入力する。XYZ変換回路1には,メモリ10からRGB画像データからXYZ表色系の画像データに変換するための入力装置用RGB三次元LUTのデータが与えられる。XYZ変換回路1において,入力装置から与えられたRGBの画像データRGBがXYZ表色系の画像データに変換される。XYZ表色系の画像データは,L*** 変換回路2に入力する。
【0025】
*** 変換回路2において,入力したXYZ表色系の画像データがL*** 表色系の画像データに変換される。L*** 表色系の画像データのうち,明度L* を表す画像データは,フレーム・メモリ4に与えられ,一駒分のデータが記憶される。明度L* を表す画像データは,境界データ算出回路12にも入力する。知覚色度a* およびb* を表す画像データは,彩度および色相変換回路3に入力する。彩度および色相変換回路3において,知覚色度a* およびb* から彩度C*0および色相θ0が算出される。具体的には,彩度C* は,第1式にしたがって算出され,色相θ0は,第2式にしたがって算出される。
【0026】
*0=√(a*2+b*2) …式1
【0027】
θ0=tan-1(b*0/a*0) …式2
【0028】
彩度および色相算出回路3において算出された一駒分の彩度C* を表すデータは,フレーム・メモリ5に入力し,一時的に記憶される。一駒分の色相θ0を表すデータは,フレーム・メモリ6に入力し,一時的に記憶される。彩度C* および色相θ0を表すデータは,境界データ算出回路12にも入力する。
【0029】
境界データ算出回路12において,入力した明度L* をもつ境界の知覚色度a* kおよびb*kが算出される。
【0030】
図2(A)に示すように出力装置の色再現域境界を表す楕円面60を表すデータのうち,図2(B)に示すように,L*** 変換回路2から入力した明度L* をもつ知覚色度a* およびb* を表す楕円61を表すデータが見つけられる。彩度および色相変換回路3から入力した彩度C*0および色相θ0が楕円61の外側にあると,楕円61の境界上に存在する彩度C*kおよび色相θ0が境界データとして見つけられる。たとえば,図2(B)に示すように彩度および色相変換回路3から出力された彩度C*0および色相θ0がA点で示されるものとする。このA点の彩度C*0は,楕円61外であり,出力装置は再現することができない。この場合,楕円61の境界上において色相θ0と同じ色相θ0をもつ知覚色度a*kおよびb*kが算出される。楕円61の境界上に存在するB点の彩度C*kがおよび色相θ0が境界データとして得られる。
【0031】
境界データ検索回路12における検索により見つかった境界彩度C*kを表すデータおよび色相θ0は,規格化彩度発生回路13に入力する。
【0032】
規格化彩度発生回路13において,第3式にしたがって境界彩度C*kによって入力装置から入力した彩度C* が規格化される。これにより規格化彩度Pが得られる。
【0033】
P=C*0/C*k …式3
【0034】
規格化彩度Pは,規格化彩度ヒストグラム発生回路15および比較器14に入力する。
【0035】
規格化彩度ヒストグラム発生回路15は,全画素について規格化彩度の比率を算出し,ヒストグラムを求める回路である。
【0036】
図3は,規格化彩度ヒストグラムの一例である。この図において,横軸が規格化彩度Pであり,縦軸がその規格化彩度の一駒の画像中における頻度である。
【0037】
規格化彩度Pmax は,規格化彩度Pの最大値である。規格化彩度Pが1.0 以上となる入力彩度C* は,出力装置が再現不可能な彩度である。規格化彩度Pが1.0 未満であり,かつその頻度がもっとも大きい規格化彩度(Pxとする)を後述する圧縮しきい値とする。
【0038】
規格化彩度ヒストグラム発生回路15において発生した規格化彩度ヒストグラムを表すデータは,平滑化回路17に入力する。
【0039】
比較器14において,入力した色相θ0を表すデータのうち,1.0 以上の規格化彩度Pをもつ彩度C* を表すデータ(出力装置が再現不可能な彩度データC* )に対応する色相θ0を表すデータが抽出される。抽出された色相θ0を表すデータは,色再現域外色相ヒストグラム発生回路16に入力する。
【0040】
色再現域外色相ヒストグラム発生回路16において,規格化彩度Pが1.0 以上になる彩度値C* を表すデータに対応する色相θ0の頻度を表す色再現域外色相ヒストグラムが発生する。
【0041】
図5に色再現域外色相ヒストグラムの一例が示されている。図5において,横軸は,色相θ0である。縦軸は,その色相θ0の一駒の画像中における頻度である。
【0042】
色再現域外色相ヒストグラム発生回路16において,発生した色再現域外色相ヒストグラムを表すデータも,平滑化回路17に入力する。
【0043】
平滑化回路17において,入力した規格化彩度ヒストグラムおよび色再現域外色相ヒストグラムが平滑化される。平滑化された規格化彩度ヒストグラムを表すデータおよび色再現域外色相ヒストグラムを表すデータは,圧縮関数発生回路18に入力する。
【0044】
圧縮関数発生回路18において,入力した規格化彩度ヒストグラムおよび色再現域外色相ヒストグラムにもとづいて入力彩度値C* を圧縮する圧縮関数I(P,θ)が発生する。
【0045】
圧縮関数発生回路18においては,まず,圧縮彩度関数F(P) および圧縮色相関数H(θ)が生成され,生成されたこれらの圧縮彩度関数F(P) および圧縮色相関数H(θ)にもとづいて圧縮関数I(P,θ)が生成される。
【0046】
図4は,圧縮彩度関数F(P) の一例を示している。横軸は,規格化彩度Pである。縦軸は,圧縮後の規格化彩度を示している。
【0047】
上述したように規格化彩度ヒストグラム(図3)において,規格化彩度Pが1.0 未満であり,かつ1.0 にもっとも近い頻度のピーク値を示す規格化彩度Pxが圧縮しきい値とされる。この圧縮しきい値Px未満の規格化彩度Pについては,非圧縮である。圧縮しきい値Px以上であり最大規格化彩度Pmax 以下の規格化彩度Pについては,非線形圧縮が行われるように圧縮彩度関数F(P) が定められる。圧縮しきい値Px以上であって最大規格化彩度Pmax 以下の規格化彩度Pは,圧縮しきい値Pxから1.0 の間に入るように圧縮される。後述するように出力装置が再現可能なように彩度値C* が圧縮されることとなる。
【0048】
図7は,圧縮色相関数G(θ)の一例である。この圧縮色相関数G(θ)は,次のようにして生成される。
【0049】
図5を参照して,所定のしきい値Th以上のピークの数nが検出される。図5に示す場合では,しきい値Th以上のピークの数nは,3となる。それぞれのピークについての頻度Q(n) が検出される。また,しきい値以上のピークを与える色相θp(n) が検出される。
【0050】
図6は,図5に示すヒストグラムのうち,一つのピーク値についてのヒストグラムを抜き出したものである。求められたピーク頻度Q(n) ごとに,ピーク頻度Q(n) に係数Kw(たとえば,0.7 )を掛けた頻度を取る色相値θwL(n) (但しθ>θp(n) )およびθwR(n) (但しθ<θp(n) )が算出される。算出されたθwR(n) からθwL(n) の間では,圧縮色相関数は,1.0 とされる。
【0051】
次に,ピーク頻度Q(n) を係数Kgw(たとえば,e-2)を掛けた頻度を取る色相値が算出される。θgwL(n)(但しθ>θp(n) )およびθgwR(n)(但しθ<θp(n) )が算出される。
【0052】
θ<θwR(n) の場合には,圧縮色相関数G(θ)は,第4式および第5式から得られる第6式となる。
【0053】
θp(n-1)<θ<θwR(n) …式4
【0054】
dr(n)=θwR(n)−θgwR(n) …式5
【0055】
G(θ)=Exp[−2(θ−θwR(n))/dr(n)] …式6
【0056】
同様にして,θ>θwL(n)の場合の圧縮色相関数が求められる。
【0057】
圧縮色相関数G(θ)は,次式のようになる。
【0058】
θp(n-1)<θ<θgwR(n) …式7 のときは,
【0059】
dr(n)=θwR(n)−θgwR(n) …式8 であり,
【0060】
Gn(θ)=Exp[−2(θ−θwR(n))/dr(n)] …式9 となる。
【0061】
θwR(n)≦θ≦θwL(n) …式10 のときは,
【0062】
Gn(θ)=1.0 …式11 となる。
【0063】
θwL(n)<θ<θp(n+1) …式12 のときは,
【0064】
dl(n)=θwL(n)−θgwL(n) …式13 であり,
【0065】
Gn(θ)=Exp[−2(θ−θwL(n))/dl(n)] …式14 となる。
【0066】
すべてのピーク頻度についての圧縮色相関数H(θ)は,第15式によって表される。
【0067】
H(θ)=ΣGn(θ) …式15
【0068】
さらに,圧縮色相関数H(θ)においてH(θ)=0の場合には,圧縮彩度関数F(P) は,FL(P) として,出力装置において再現可能であり,第16式および第17式によって定義される。
【0069】
FL(P)=1.0(但し,1.0<P≦Pmax) …式16
【0070】
FL(P)=P(但し,0≦P≦1.0) …式17
【0071】
最終的に圧縮関数I(P,θ)は,第18式によって定義される。
【0072】
I(P,θ)=(1−H(θ))×FL(P)+H(θ)F(P) …式18
【0073】
求められた圧縮関数I(P,θ)の一例が図8に示されている。
【0074】
再び,図1に戻って,圧縮関数発生回路18において上述のようにして生成された圧縮関数I(P,θ)は,彩度圧縮回路7に入力する。
【0075】
彩度圧縮回路7には,フレーム・メモリ5から読み出される入力彩度値C* を表すデータおよびフレーム・メモリ6から読み出される入力色相値θ0を表すデータも入力している。
【0076】
彩度圧縮回路7において,まず,規格化彩度Pに圧縮関数I(P,θ)が掛けられ,圧縮用規格化彩度値P1が得られる。得られた圧縮規格化彩度値P1に第19式にしたがって境界彩度値C*kが掛けられる。これにより出力装置において再現可能な圧縮された彩度値C*1が彩度圧縮回路7において得られる。
【0077】
*1=P1×C*k …式19
【0078】
彩度圧縮値C*1を表すデータは,L*** 変換回路8に入力する。L*** 変換回路8には,フレーム・メモリ4から読み出された明度L* を表すデータおよびフレーム・メモリ6から読み出された色相θ0を表すデータも入力する。
【0079】
*** 変換回路8において,入力した画像データがL*** 表色系の画像データに変換される。L*** 表色系の画像データは,XYZ変換回路9に入力する。XYZ変換回路9において,L*** 表色系の画像データがXYZ表色系のデータに変換される。XYZ表色系の画像データはRGB変換回路19に入力し,RGB画像データR1,G1,B1に変換されて出力され,出力装置に与えられる。
【0080】
再現可能なRGB画像データR1,G1,B1が出力装置に入力することとなる。
【0081】
入力装置から入力された彩度データのうち出力装置が再現可能な彩度を表すデータについては圧縮されないので,元の彩度データによって表される彩度が出力装置に与えられる。元の入力彩度データによって表される彩度を出力装置において再現できる。出力装置が再現できない彩度を表すデータについてのみ圧縮され,不要な圧縮が施されないので元のデータによって表される彩度に近い彩度をもつ画像を再現できる。
【0082】
図4から分かるように圧縮しきい値以上である入力彩度データについては,非線形圧縮が施されるので,元の階調特性を維持しつつ彩度データに圧縮処理を実現することができる。
【0083】
上述した実施例においては,出力装置において再現可能な彩度データのうち頻度の高い彩度データにもとづいて,圧縮しきい値Pxを決定している。このため,頻度の高い彩度データについては非圧縮となる。頻度の高いデータは,もとの画像の中でもその割合が高く目立つ部分である。割合が高い領域の彩度データについては,非圧縮となるので,目立つ部分の彩度が色変換の前後で変わらないようになる。
【0084】
上述した実施例においては,入力した彩度データに対応する色相θ0を入力し,最大彩度にもとづいて,出力装置の再現不可能な彩度データに対応する色相データを検出し,検出された色相θ0に対応する入力彩度データについて圧縮処理を行うようにしている。
【0085】
出力装置において再現不可能な彩度データについて圧縮することができる。再現可能な彩度データについては圧縮されないので,元の彩度を維持することができる。元の画像に比較的忠実な色をもつ画像を出力装置から出力することができる。
【0086】
図9から図12は,上述した色変換を,コンピュータを用いて行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0087】
上述したように色変換処理は,ハードウエアを用いて処理することができるが,コンピュータを用いてソフトウエアによって処理することもできる。この処理手順について簡単に説明する。
【0088】
まず,コンピュータに入力装置からRGB画像データが入力する(ステップ21)。入力したRGBの画像データがXYZ表色系の画像データに変換される(ステップ22)。XYZ表色系の画像データは,さらに,L*** 表色系の画像データに変換される(ステップ23)。一駒分の画像すべてについて色変換処理が終了しているかどうかがチェックされる(ステップ24)。一駒分の画像のすべてについて色変換処理が終了していれば(ステップ24でYES),終了フラグがセットされる(ステップ25)。一駒分の画像のすべてについて色変換処理が終了していなければ(ステップ24でNO),終了フラグはリセットされる(ステップ26)。
【0089】
第1式および第2式を用いて,知覚色度a* およびb* から彩度C* および色相θが算出される(ステップ27)。
【0090】
さらに,図2(B)に示すように出力装置の再現域境界の彩度C*kが検索される(ステップ28)。つづいて,入力彩度C*0および境界彩度C*kから第3式を用いて規格化された彩度Pが算出される(ステップ29)。
【0091】
次に規格化彩度ヒストグラムおよび色再現域外色相ヒストグラムの生成処理に移行する。
【0092】
まず,算出された規格化彩度Pが順次カウントされ,規格化彩度ヒストグラムが生成されていく(ステップ31)。終了フラグがセットされるまで,ステップ21からの処理が繰り返される(ステップ32)。終了フラグがセットされると(ステップNO),一駒分の規格化彩度ヒストグラムが生成されたこととなる。生成された規格化彩度ヒストグラムは,移動平均などにより平滑化される(ステップ33)。
【0093】
つづいて,規格化された彩度Pの最大値Pmax が算出される(ステップ41)。さらに,1.0 以下の規格化された彩度Pのうち,1.0 にもっとも近いピーク値をもつ規格化された彩度Pxが算出される(ステップ42)。算出された彩度Pxが圧縮しきい値となる。その後,図4に示すような圧縮彩度関数F(P) が生成される(ステップ43)。
【0094】
次に,色再現域外色相ヒストグラムが生成される。
【0095】
規格化彩度Pが1.0 より大きい彩度を表すデータに対応する色相についてカウント処理が行われる(ステップ35,36)。終了フラグがセットされるまで,ステップ21からの処理が繰り返される(ステップ37)。終了フラグがセットされると(ステップ37でNO),一駒分の画像データについてのカウント処理が終了したこととなり,図5に示すような色再現域外色相ヒストグラムが得られる。得られた色再現域外色相ヒストグラムが平滑化される(ステップ38)。
【0096】
色再現域外ヒストグラムが生成されると,圧縮色相関数H(θ)が生成される。
【0097】
色再現域外ヒストグラムの色相のピーク頻度Q(n) が検出される(ステップ44)。検出されたピーク頻度Q(n) がしきい値以上かどうかが確認される(ステップ45)。最終的にしきい値以上のピーク頻度Q(n) が検出される(ステップ46)。
【0098】
ピーク頻度Q(n) が検出されると,第4式から第6式を参照して算出されたように図7に示すような色相幅(QwR(n) からQwL(n) までの幅)が検出される(ステップ47)。
【0099】
その後第7式から第14式を参照して算出されたように第15式に示す圧縮色相関数H(θ)が生成される(ステップ48)。
【0100】
圧縮彩度関数F(P) および圧縮色相関数H(θ)が生成されると,第18式にしたがって,圧縮関数I(P,θ)が生成される(ステップ49)。
【0101】
生成された圧縮関数I(P,θ)に規格化された彩度Pとから圧縮係数P1が算出される(ステップ50)。
【0102】
入力彩度値C*0が圧縮係数P1を用いて圧縮され,圧縮された彩度C*1が得られる(ステップ51)。圧縮された彩度と,色相θと,明度L* とがL*** 変換され,L*** 表色系の画像データが得られる(ステップ52)。
【0103】
*** 表色系の画像データがXYZ表色系の画像データに変換される(ステップ53)。出力装置が出力できるように,XYZ表色系の画像データがRGBの画像データに変換される(ステップ54)。
【0104】
出力装置が表示可能な彩度をもつ画像データが得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】色変換装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は,L*** 表色系における色再現域境界を示しており,(B)は,所定の明度をもつ知覚色度a* およびb* の色再現域境界を示している。
【図3】規格化ヒストグラムの一例を示している。
【図4】圧縮彩度関数の一例を示している。
【図5】色再現域外色相ヒストグラムの一例を示している。
【図6】色再現域外色相ヒストグラムの一例を示している。
【図7】圧縮色相関数の一例を示している。
【図8】圧縮関数の一例を示している。
【図9】色変換の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】色変換の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】色変換の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】色変換の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7 彩度圧縮回路
10 メモリ
11 色再現域境界データ・テーブル作成回路
12 境界データ検索回路
13 規格化彩度発生回路
14 比較器
15 規格化彩度ヒストグラム発生回路
16 色再現域外色相ヒストグラム発生回路
17 平滑化回路
18 圧縮関数発生回路
60 楕円面
61 楕円

Claims (4)

  1. 彩度データを入力する彩度データ入力手段,
    出力装置の再現可能彩度内における再現可能な最大彩度近傍であって,上記彩度データ入力手段から入力した一駒分の入力彩度データのうち頻度が高い彩度データにもとづいて,彩度についての圧縮しきい値を決定する圧縮しきい値決定手段,および
    上記圧縮しきい値決定手段によって決定した上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについて上記出力装置の再現可能な彩度を表す彩度データとなるように圧縮し,上記圧縮しきい値未満である上記入力彩度データについて非圧縮する圧縮手段,
    を備えた色変換装置。
  2. 上記圧縮手段は,上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについて上記出力装置の再現可能な彩度を表す彩度データとなるように非線形圧縮するものである,
    請求項1に記載の色変換装置。
  3. 上記彩度データ入力手段から入力した彩度データに対応する色相データを入力する色相データ入力手段,および
    上記最大彩度にもとづいて,上記出力装置の再現不可能な彩度データに対応する上記色相データを検出する色相データ検出手段,および
    上記色相データ検出手段によって検出された上記色相データに対応する上記入力彩度データについて圧縮処理を行うように上記圧縮手段を制御する圧縮制御手段,
    をさらに備えた請求項1に記載の色変換装置。
  4. 彩度データを入力し,
    出力装置の再現可能彩度内における再現可能な最大彩度近傍であって,入力した一駒分の彩度データのうち頻度が高い彩度データにもとづいて,彩度についての圧縮しきい値を決定し,
    決定した上記圧縮しきい値以上である上記入力彩度データについて上記出力装置の再現可能な彩度を表す彩度データとなるように圧縮し,上記圧縮しきい値未満である上記入力彩度データについて非圧縮する,
    色変換方法。
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