JP2006254368A - 色処理装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 色域マッピングにおいて、彩度を線形圧縮すると低彩度部の彩度低下が著しく、色合いが良好な出力画像が得られないし、区間分割による線形圧縮は不連続点が生じ、出力画像に擬似輪郭が生じる原因になる。また、非線形圧縮は、自動かつ一意に変換曲線を求めることができない。
【解決手段】 第一および第二の色域データを取得し、色域データの明度を正規化し(S301)、正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出し(S303)、サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、正規化後の第一および第二の色域データから算出し(S304、S305)、最大彩度点およびサンプル点の彩度から、サンプル点に対応する、正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して(S306、S307)、色変換テーブルを作成する(S309)。
【選択図】 図5
【解決手段】 第一および第二の色域データを取得し、色域データの明度を正規化し(S301)、正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出し(S303)、サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、正規化後の第一および第二の色域データから算出し(S304、S305)、最大彩度点およびサンプル点の彩度から、サンプル点に対応する、正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して(S306、S307)、色変換テーブルを作成する(S309)。
【選択図】 図5
Description
本発明は色処理装置およびその方法に関し、例えば、異なる色域の間で画像データを色変換する色処理に関する。
モニタに表示されたカラー画像をプリンタで出力する際など、色域が異なるデバイス間のカラーマッチングを行う場合、色域を圧縮する処理が行われる。これは、モニタとプリンタの色域が異なるため、モニタでは表現可能であるが、プリンタでは表現不可能な色を、プリンタで表現可能な色に置き換えるためである。
色域の圧縮は、CIELab空間(以下、Lab空間)などのデバイスに依存しない色空間内で行われるのが一般的で、特に、彩度の圧縮は、図1に示すような線形圧縮(a)、区間分割による線形圧縮(b)、あるいは、非線形圧縮(c)などの方法が用いられる。例えば、特開2003-283846公報は、色を維持する領域と色を維持しない領域に分割し、それぞれ異なる変換直線により彩度を圧縮する方法を開示する。
しかし、図1に示すような線形圧縮(a)を行った場合、特に低彩度部の彩度低下が著しく、色合いが良好な出力画像が得られない。これは、人間の視覚特性が、低彩度領域の彩度変化には敏感で、高彩度領域の彩度変化には鈍感であるからである。また、特開2003-283846公報に示される領域分割による圧縮は、図1に示す区間分割による線形圧縮(b)のように、不連続点が生じ、出力画像に擬似輪郭が生じる原因になる。また、図1に示す非線形圧縮(c)を行うには、複雑な数式を用いたり、あるいは、ユーザが手動で調整した複数の点をスプライン曲線で結ぶなどして変換曲線を求める必要があり、自動かつ一意に変換曲線を求めることができない。
本発明は、人間の視覚特性を考慮した色変換テーブルを作成することを目的とする。
また、色域を非線形圧縮するための変換曲線を自動かつ一意に求めることを他の目的とする。
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
本発明にかかる色処理は、第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する際に、第一および第二の色域をそれぞれ示す第一および第二の色域データを取得し、第一および第二の色域データの明度を正規化し、正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出し、サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、正規化後の第一および第二の色域データから算出し、最大彩度点およびサンプル点の彩度から、サンプル点に対応する、正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して、色変換テーブルを作成することを特徴とする。
また、第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する際に、第一および第二の色域をそれぞれ示す第一および第二の色域データを取得し、明度軸上の一点とサンプル点を結ぶ直線と、第一および第二の色域データが示す最外郭の交点を算出し、最外郭の交点およびサンプル点の彩度から、サンプル点に対応する、第二の色域データが示す色域内のマッピング点を計算して、色変換テーブルを作成することを特徴とする。
本発明によれば、人間の視覚特性を考慮した色変換テーブルを作成することができる。
また、色域を非線形圧縮するための変換曲線を自動かつ一意に求めることができる。
さらに、上記色域を非線形圧縮する色変換テーブルによって、画像データを色域マッピングすることで、低彩度部の彩度低下を防ぎ、色合いが良好な出力画像を得ることができる。
以下では、本発明にかかる実施例の画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
[装置の構成]
図2は実施例1の画像処理装置1の構成例を示すブロック図である。
図2は実施例1の画像処理装置1の構成例を示すブロック図である。
第一の色域データ記憶部4は、第一の画像デバイスの色域データを記憶し、第二の色域データ記憶部5は、第二の画像デバイスの色域データを記憶する。ルックアップテーブル(LUT)作成部6は、第一および第二の色域データ記憶部4、5に記憶されている第一および第二の色域データを用いて、第一の画像デバイスの色域の色を第二のデバイスの色域の色に色変換するLUTを作成し、LUT記憶部7に格納する。なお、第一および第二の色域データ記憶部4、5、および、LUT記憶部7は、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリの所定領域に割り当てる。
画像入力部3は、ハードディスクドライブ、CD-ROMなどの光ディスクドライブ、メモリカードリーダなど画像データを記憶する記憶媒体をドライブする画像記憶装置2から画像データを読み込む。なお、画像入力部3には、USB (Universal Serial Bus)やIEEE1394などのシリアルバスインタフェイスを利用することができる。勿論、画像記憶装置2の代りに、ディジタルカメラやスキャナなどの画像入力デバイスを画像入力部3に接続して、画像データを読み込むこともできる。
色変換処理部8は、LUT記憶部7に記憶されたLUTを使用して、画像入力部3が読み込んだ画像データに色変換処理を施す。なお、色変換処理部8は、CPUに画像処理プログラムを供給して、RAMをワークメモリとして画像処理を実行させることで実現してもよい。その画像処理プログラムは、例えばLUT記憶部7を記憶するハードディスクの所定領域に格納すればよい。
画像出力部9は、色変換処理部8により色変換処理された画像データを画像出力装置10に出力する。なお、画像出力部9には、画像入力部3と同様に、USB (Universal Serial Bus)やIEEE1394などのシリアルバスインタフェイスを利用すればよい。
画像出力装置10は、画像出力部9から入力される画像データに基づき、記録紙などに画像を印刷するインクジェットプリンタやレーザビームプリンタなどの画像出力デバイスである。
[色変換処理]
図3は色変換処理部8が実行する色変換処理を示すフローチャートである。
図3は色変換処理部8が実行する色変換処理を示すフローチャートである。
色変換処理部8は、図示しない操作パネルやユーザインタフェイスによって、画像記憶装置2に記憶された画像データの印刷が指示されると、入力条件として第一の画像デバイスの機種、および、必要ならばその入力モード(例えば画像データの色空間、sRGBやAdobeRGBなど)を設定するための設定画面、並びに、第二の画像デバイスである画像出力装置10の出力条件(記録紙の種類、印刷モードなど)を設定するための設定画面を操作パネルまたはユーザインタフェイスに表示する(S201)。
第一の画像デバイスは、印刷すべき画像データを生成した画像入力デバイスである。もし、画像データのヘッダなどに画像入力デバイスの情報が記録されていれば、色変換処理部8は、画像入力部3を介して、印刷すべき画像データのヘッダなどを調べることで、第一の画像デバイスの機種およびその入力モードを識別して入力条件を設定することができる。この場合、色変換処理部8は、入力条件の設定画面の表示は不要、あるいは、設定画面の代りに第一の画像デバイスの情報をユーザが確認するための確認画面を表示すればよい。
入出力条件が設定されると、色変換処理部8は、ユーザによって設定された入出力条件に対応する変換LUTが作成済みで、LUT記憶部7に記憶されているか否かを判定し(S202)、作成済みであれば処理をステップS207に進める。
入出力条件に対応する変換LUTが未作成の場合、色変換処理部8は、LUT作成部6に、第一の色域データ記憶部4に記憶された、入力条件に適合する第一の色域データを読み込ませ(S203)、第二の色域データ記憶部5に記憶された、出力条件に適合する第二の色域データを読み込ませ(S204)、第一および第二の色域データを用いて変換LUTを作成させ、作成した変換LUTをLUT記憶部7に記憶させる(S206)。
次に、色変換処理部8は、LUT記憶部7に記憶された入出力条件に対応する変換LUTを読み込み(S207)、画像入力部3を介して、画像記憶装置2から印刷すべき画像データを読み込み(S208)、読み込んだ画像データを変換LUTを用いて色変換処理し(S209)、色変換処理した画像を画像出力部9を介して画像出力装置10に出力する(S210)。
[色域データ]
図4は色域データの記述形式の一例を示す図である。
図4は色域データの記述形式の一例を示す図である。
一般に、画像出力デバイスは、デバイスRGB空間と呼ばれるデバイス固有の色空間をもち、デバイスRGB値に対応する色を発色する。デバイスRGB値と、その発色を測色したLab値を対にして図4のようにリストすることで、画像出力デバイスの色域データを得ることができる。特に、デバイスRGB値が取り得る範囲(一般には 0≦R≦255、0≦G≦255、0≦B≦255)の点すべてを、あるいは、等間隔にサンプリングした離散点を記述することで、デバイスに依存しない色空間における任意のデバイスの色域を記述することができる。
同様に、画像入力デバイスは、あるLab値をもつ色を入力した場合、あるデバイスRGB値を出力する。従って、そのLab値とデバイスRGB値を図4のようにリストすれば、画像入力デバイスの色域データを得ることができる。
ただし、実施例1において用いる色域データは、図4に示す記述形式に限定されるものではない。例えば、デバイスの種類や測色条件をヘッダに追加できるようにしてもよいし、デバイス固有の色空間としてデバイスRGB空間以外のCMYK空間のような色空間を使用してもよい。すなわち、デバイスの色域を記述できるものであれば、その形式は限定されない。
[変換LUTの作成]
図5は変換LUTの作成処理(S205)を示すフローチャートである。
図5は変換LUTの作成処理(S205)を示すフローチャートである。
まず、第一および第二の色域データの明度範囲を、例えば式(1)によりL*=0から100の範囲に正規化する(S301)。
λ' = λ・100/(L*max - L*min) …(1)
ここで、λは正規化前の明度値
λ'は正規化後の明度値
L*maxは正規化前の色域の最大明度
L*minは正規化前の色域の最小明度
λ' = λ・100/(L*max - L*min) …(1)
ここで、λは正規化前の明度値
λ'は正規化後の明度値
L*maxは正規化前の色域の最大明度
L*minは正規化前の色域の最小明度
図6および7はある色相角の色域を示す図で、図6は正規化前の色域の一例を、図7は正規化後の色域の一例を示す図である。
次に、第一の正規化色域データのサンプル点を一つを取り出して入力点とし(S302)、入力点の明度、色相および彩度を算出し(S303)、算出した明度および色相における、第一の正規化色域で最も彩度の高い点を第一の正規化色域データから算出し(S304)、第二の正規化色域で最も彩度の高い点を第二の正規化色域データから算出する(S305)。
図7には、入力点701、入力点701と等明度における、第一の正規化色域の最大彩度点702、第二の正規化色域の最大彩度点703を示す。つまり、入力点と同じ明度および色相をもつ、第一および第二の色域の最外郭点を算出する。
次に、詳細は後述するが、算出した最大彩度点702および703を用いて彩度変換曲線を算出し(S306)、彩度変換曲線を用いて入力点701の彩度に対する出力点の彩度を算出する(S307)。
次に、第一の正規化色域データの全サンプル点について処理が終了したか否かを判定し(S308)、未了であれば処理をステップS302に戻し、終了であれば処理結果の入力点と出力点の対をLUT形式にしてLUT記憶部7に保存する(S309)。
[色域最外郭点の算出]
ここでは、ステップS304およびS305における、色域最外郭点の算出方法について詳細に説明する。
ここでは、ステップS304およびS305における、色域最外郭点の算出方法について詳細に説明する。
一般に、第一の色域記憶部4、あるいは、第二の色域記憶部5に記憶されている色域データは、図16に示すように、RGBデータが等間隔のグリッドに配置されたデータ、および、当該RGBデータに対応する出力値(Lab値)が羅列されたものである。
上記の色域データに関して、色域の最外郭は、例えば、8ビットデータで与えられたR、G、B値のうち、少なくとも一つのデータが 0または255である点の集合である。従って、色域最外郭のグリッド点において、隣り合う任意の三つのグリッド点からなる三角形の集合が、与えられた色域データの最外郭面になる。
図17から図22はそれぞれR=0、R=255、G=0、G=255、B=0、B=255の時の最外郭面を示す。
そこで、図23に示すように、ステップS302において算出した入力点と、入力点と同明度かつ彩度が0の点(中心点)を結ぶ線分が、上記の最外郭面と交差する交点を算出することで、与えられた色域データにおいて、入力点と同一明度、同一色相角、かつ、最も彩度の高い点を算出することが可能である。
[彩度変換曲線の算出]
図7に示す入力点701の彩度をCin、最大彩度点702の彩度をC1、最大彩度点703の彩度をC2とすると、出力点の彩度Coutは式(2)で与えられる。
Cout = (k2・Cin - ΔE94in)/k1 …(2)
ここで、k1 = 1 + 0.045/2×ΔE94in
k2 = 1 - 0.045/2×ΔE94in
ΔE94in = ΔE94max・Cin/C1
ΔE94max = √{(C1 - C2)/(1 + 0.045・C*)}2
図7に示す入力点701の彩度をCin、最大彩度点702の彩度をC1、最大彩度点703の彩度をC2とすると、出力点の彩度Coutは式(2)で与えられる。
Cout = (k2・Cin - ΔE94in)/k1 …(2)
ここで、k1 = 1 + 0.045/2×ΔE94in
k2 = 1 - 0.045/2×ΔE94in
ΔE94in = ΔE94max・Cin/C1
ΔE94max = √{(C1 - C2)/(1 + 0.045・C*)}2
図8は式(2)によって得られる入出力彩度の関係を示す図で、入力点と出力点の色差ΔE94は、入力点の彩度が大きくなるにつれて増加する。つまり、上記の彩度変換により、無彩色に近い低彩度領域では彩度の圧縮率が小さく、高彩度領域では彩度の圧縮率が大きくなる。
従って、上記の彩度変換によれば、低彩度領域の彩度変化には敏感で、高彩度領域の彩度変化には鈍感である人間の視覚特性を考慮した彩度の非線形圧縮になり、図1に示すような線形圧縮(a)を行った場合に比べて、色合いが良好な出力画像を得ることができる。また、図1に示す区間分割による線形圧縮(b)のように不連続点が生じることはなく、出力画像に擬似輪郭が生じる問題も解決する。さらに、複雑な数式を用いたり、あるいは、ユーザが手動で調整した複数の点をスプライン曲線で結ぶなどして変換曲線を求める必要もなく、自動かつ一意に変換曲線を求めることができる。
ここで、二つの色(L1, a1, b1)と(L2, a2, b2)の色差ΔEおよびΔE94は式(3)(4)で計算する。
ΔE = √{L1 - L2)2 + (a1 - a2)2 + (b1 - b2)2} …(3)
ΔE94 = √{(L1 - L2)2 + ΔC2 + ΔH2} …(4)
ここで、ΔC = {√(a12 + b12) - √(a22 + b22)}/(1 + 0.045・C*)
ΔH = √{ΔE2 - ΔC2 - (L1 - L2)2}/(1 + 0.015・C*)
C* = {√(a12 + b12) + √(a22 + b22)}/2
ΔE = √{L1 - L2)2 + (a1 - a2)2 + (b1 - b2)2} …(3)
ΔE94 = √{(L1 - L2)2 + ΔC2 + ΔH2} …(4)
ここで、ΔC = {√(a12 + b12) - √(a22 + b22)}/(1 + 0.045・C*)
ΔH = √{ΔE2 - ΔC2 - (L1 - L2)2}/(1 + 0.015・C*)
C* = {√(a12 + b12) + √(a22 + b22)}/2
図9から図11はそれぞれ、図1に示す線形圧縮(a)、区間分割による線形圧縮(b)、非線形圧縮(c)における、入力彩度に対する、入力彩度と出力彩度の色差(ΔEおよびΔE94)を示す図である。図9に示す線形圧縮(a)の場合、ΔEは線形に変化するが、ΔE94は低彩度部の変化が急である。つまり、低彩度部における彩度低下が著しいことを示す。また、図10に示す区間分割による線形圧縮(b)の場合、ΔEおよびΔE94の変化も中彩度部で折れ点を有するため、擬似輪郭やトーンジャンプなど画像劣化の原因になる。また、図11に示す非線形圧縮(c)(上記の彩度変換も非線形圧縮である)の場合、視覚特性との相関が高いΔE94の変化が低彩度部から高彩度部に亘ってリニアであり、良好な彩度圧縮が行われると言える。
実施例1は、彩度方向の圧縮をポイントとするもので、明度の圧縮方法は特に限定しない。また、明度の正規化(S301)は、第一の色域データの最大・最小明度と、第二の色域データの最大・最小明度の差を吸収する処理であれば、どのような処理でもよい。
また、明度の正規化を省き、図12に示すように、彩度を圧縮する際に、明度軸上に任意の収束点706を設定し(通常は、第二の色域の明度のダイナミックレンジの中央に設定する)、入力点701と収束点706を結ぶ直線と、各色域の最外郭との交点704および705の彩度を式(2)におけるC1およびC2として、変換曲線を計算すれば、明度も圧縮することができる。
このように、画像入力デバイスの第一の色域の画像データを、画像出力デバイスの第二の色域へマッピングする際に、人間の視覚特性を考慮した非線形圧縮を行う彩度変換曲線(または明度・彩度変換曲線)を自動かつ一意に算出することができる。
以下、本発明にかかる実施例2の画像処理を説明する。なお、実施例2において、実施例1と略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
図13は実施例2の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
入力画像データを記憶しておく画像データ記憶部。1303は画像処理装置1301に入力画像を読み込むための画像入力部。
色分布解析部1304は、画像入力部3が入力した画像データの色分布を解析して、その色分布を第一の色域データとしてLUT作成部1306に出力する。なお、実施例2においては、入力画像データごとに変換LUTが変化するため、LUT作成部1306が作成した変換LUTを保存する構成を備えないが、例えば、一連の画像は一つの変換LUTで変換する場合などを考慮して、RAMやハードディスクなどのメモリに保存するようにしてもよい。
図14は色変換処理部8が実行する色変換処理を示すフローチャートである。
色変換処理部8は、図示しない操作パネルやユーザインタフェイスによって、画像記憶装置2に記憶された画像データの印刷が指示されると、第二の画像デバイスである画像出力装置10の出力条件(記録紙の種類、印刷モードなど)を設定するための設定画面を操作パネルまたはユーザインタフェイスに表示する(S211)。
入出力条件が設定されると、色変換処理部8は、画像入力部3を介して、画像記憶装置2から印刷すべき画像データを読み込み(S212)、色分布解析部11に入力画像データの色分布を解析させる(S213)。色分布解析部11は、色分布を解析し、解析結果に基づき第一の色域を設定し、第一の色域データをLUT作成部6に出力する。
以降の処理(S204からS210)は、図3で説明した処理と同じであるから、その詳細説明を省略する。
図15は色分布解析部11が実行する処理を説明する図で、入力画像データの色分布から色域を設定した様子を示す図である。ただし、簡単のため、a*b*平面で色域を表している。
図15に示す黒丸●は入力画像データの分布点を示し、近接する分布点を頂点とする複数の三角形を形成する。これら三角形は、その内部に分布点を含まない。そして、すべての三角形を合わせると、入力点を包含する多角形が得られる。一般に、上記三角形はDelaunay三角形と呼ばれる。このようにして得た多角形を色域に設定することで、入力画像データの色域データを得ることができる。
このように、実施例2によれば、実施例1と同様の効果があるほか、入力画像データの色域が不明な場合でも、入力画像データから第一の色域データを設定して、色域のマッピング処理を行うことができる。
[変形例]
上記では、画像データの印刷が指示された後、画像処理装置1内で変換LUTを作成する例を説明したが、例えば、上記の方法により変換LUTを作成しLUT記憶部7に保存しておいてもよい。そして、入出力条件に一致する、あるいは、出力条件と画像データの色分布に応じた変換LUTを色変換処理部8に読み込むようにしてもよい。すなわち、色変換LUTが、上記の方法で作成されていれば、その作成タイミングは限定されない。
上記では、画像データの印刷が指示された後、画像処理装置1内で変換LUTを作成する例を説明したが、例えば、上記の方法により変換LUTを作成しLUT記憶部7に保存しておいてもよい。そして、入出力条件に一致する、あるいは、出力条件と画像データの色分布に応じた変換LUTを色変換処理部8に読み込むようにしてもよい。すなわち、色変換LUTが、上記の方法で作成されていれば、その作成タイミングは限定されない。
また、上記では、デバイスに依存しない色空間としてCIELab空間を用いる例を説明したが、例えば、カラーアピアランス空間であるCIECAM02におけるJCH空間を用いてもよい。つまり、デバイスに依存しない色空間を用いれば、その種類は問わない。
また、上記では、画像入力デバイスの色域を画像出力デバイスの色域にマッピングする処理を説明したが、上記のマッピング処理は、コンピュータグラッフィクスのように、モニタなどの画像表示デバイスに表示された画像を画像出力デバイスに出力する際にも適用できる。その場合、画像表示デバイスの色域を第一の色域、画像出力デバイスの色域を第二の色域に設定する。
[他の実施例]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
Claims (12)
- 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する色処理方法であって、
前記第一および第二の色域をそれぞれ示す第一および第二の色域データを取得し、
前記第一および第二の色域データの明度を正規化し、
前記正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出し、
前記サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、前記正規化後の第一および第二の色域データから算出し、
前記最大彩度点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して、前記色変換テーブルを作成することを特徴とする色処理方法。 - 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する色処理方法であって、
前記第一および第二の色域をそれぞれ示す第一および第二の色域データを取得し、
明度軸上の一点と前記サンプル点を結ぶ直線と、前記第一および第二の色域データが示す最外郭の交点を算出し、
前記最外郭の交点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記第二の色域データが示す色域内のマッピング点を計算して、前記色変換テーブルを作成することを特徴とする色処理方法。 - 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色処理方法であって、
前記第一の色域を示す第一の色域データを入力画像データの色分布から算出し、
前記第二の色域を示す第二の色域データを取得し、
前記第一および第二の色域データの明度を正規化し、
前記正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出し、
前記サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、前記正規化後の第一および第二の色域データから算出し、
前記最大彩度点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して、前記色変換テーブルを作成し、
前記色変換テーブルを用いて、前記入力画像データを変換することを特徴とする色処理方法。 - 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する色処理方法であって、
前記第一の色域を示す第一の色域データを入力画像データの色分布から算出し、
前記第二の色域を示す第二の色域データを取得し、
明度軸上の一点と前記サンプル点を結ぶ直線と、前記第一および第二の色域データが示す最外郭の交点を算出し、
前記最外郭の交点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記第二の色域データが示す色域内のマッピング点を計算して、前記色変換テーブルを作成し、
前記色変換テーブルを用いて、前記入力画像データを変換することを特徴とする色処理方法。 - 前記色変換テーブルは、変換前の画像データの彩度と変換後の画像データの彩度の差が、彩度が高くなるにつれて増加するように、前記彩度を非線形に変換することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載された色処理方法。
- 前記色変換テーブルは、変換前の画像データと変換後の画像データの色差ΔE94が、彩度の増加に対して線形に増加するように、前記彩度を変換することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載された色処理方法。
- 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する色処理装置であって、
前記第一および第二の色域をそれぞれ示す第一および第二の色域データを取得する取得手段と、
前記第一および第二の色域データの明度を正規化する正規化手段と、
前記正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出する第一の算出手段と、
前記サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、前記正規化後の第一および第二の色域データから算出する第二の算出手段と、
前記最大彩度点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して、色変換テーブルを作成する作成手段を有することを特徴とする色処理装置。 - 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色変換テーブルを作成する色処理装置であって、
前記第一および第二の色域をそれぞれ示す第一および第二の色域データを取得する取得手段と、
明度軸上の一点と前記サンプル点を結ぶ直線と、前記第一および第二の色域データが示す最外郭の交点を算出する算出手段と、
前記最外郭の交点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記第二の色域データが示す色域内のマッピング点を計算して、色変換テーブルを作成する作成手段を有することを特徴とする色処理装置。 - 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色処理装置であって、
前記第一の色域を示す第一の色域データを入力画像データの色分布から算出する解析手段と、
前記第二の色域を示す第二の色域データを取得する取得手段と、
前記第一および第二の色域データの明度を正規化する正規化手段と、
前記正規化後の第一の色域データのサンプル点の明度、色相および彩度を算出する第一の算出手段と、
前記サンプル点と等明度、等色相の最大彩度点を、前記正規化後の第一および第二の色域データから算出する第二の算出手段と、
前記最大彩度点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記正規化後の第二の色域内のマッピング点を計算して、色変換テーブルを作成する作成手段と、
前記色変換テーブルを用いて、前記入力画像データを変換する変換手段とを有することを特徴とする色処理装置。 - 第一の色域の画像データを、前記第一の色域よりも狭い第二の色域の画像データに変換する色処理装置であって、
前記第一の色域を示す第一の色域データを入力画像データの色分布から算出する解析手段と、
前記第二の色域を示す第二の色域データを取得する取得手段と、
明度軸上の一点と前記サンプル点を結ぶ直線と、前記第一および第二の色域データが示す最外郭の交点を算出する算出手段と、
前記最外郭の交点および前記サンプル点の彩度から、前記サンプル点に対応する、前記第二の色域データが示す色域内のマッピング点を計算して、色変換テーブルを作成する作成手段と、
前記色変換テーブルを用いて、前記入力画像データを変換する変換手段とを有することを特徴とする色処理装置。 - 画像処理装置を制御して、請求項1から請求項6の何れかに記載された色処理を実現することを特徴とするプログラム。
- 請求項11に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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