JP2006101444A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006101444A
JP2006101444A JP2004287994A JP2004287994A JP2006101444A JP 2006101444 A JP2006101444 A JP 2006101444A JP 2004287994 A JP2004287994 A JP 2004287994A JP 2004287994 A JP2004287994 A JP 2004287994A JP 2006101444 A JP2006101444 A JP 2006101444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
mode
color
image forming
color image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004287994A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Saida
忠明 齋田
Akito Mori
昭人 森
Nobuo Sekiguchi
信夫 関口
Keita Takahashi
圭太 高橋
Takashi Nagaya
隆 長屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004287994A priority Critical patent/JP2006101444A/ja
Priority to US11/222,833 priority patent/US20060066887A1/en
Publication of JP2006101444A publication Critical patent/JP2006101444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/233Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity according to characteristics of the data to be reproduced, e.g. number of lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/2338Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity according to user specified instructions, e.g. user selection of reproduction mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/2369Selecting a particular reproducing mode from amongst a plurality of modes, e.g. paper saving or normal, or simplex or duplex
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/333Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor
    • H04N2201/33307Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor of a particular mode
    • H04N2201/33378Type or format of data, e.g. colour or B/W, halftone or binary, computer image file or facsimile data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract


【課題】 入力された原稿画像がカラー画像かまたは白黒画像かを判別する判別機構を有する画像形成装置において、原稿画像がカラー画像と判別された場合にも好適なカラー画像形成モードを適用して画像を形成する。
【解決手段】 m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとをあらかじめ選択しておく。そして、入力された原稿画像がカラー画像であると判定されると、あらかじめ選択されたカラー画像形成モードにて画像を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラー画像を形成可能な画像形成装置およびその制御方法に関する。
従来のYMCK(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)4色トナーで画像を形成す画像形成モードと、さらに、淡色トナーを組み合わせた5色以上のトナーで画像を形成する画像形成モードとを切り替えて、画像形成を行なうカラー画像形成装置が提案されている(特許文献1)。
特開2004-145150号公報。
一方で、原稿画像が白黒画像であるか、またはカラー画像であるかを判別機構によって判別し、判別された画像の種類に応じて、自動的に、白黒画像形成モードと、カラー画像形成モードとを切り替えるカラー画像形成装置も検討されている。このカラー画像形成装置によれば、一般に、カラー画像と判定された場合にのみ、カラー用のトナーが使用されるため、これらのトナーなどの消耗部材を長寿命化させることができる。なお、白黒画像であるか、またはカラー画像であるかを自動で判別する機構をACS(自動色選択)機構と呼ぶことにする。
このACS機構を採用するカラー画像形成装置に、特許文献1に記載されている4色での画像形成モードおよび5色以上でのカラー画像形成モードなど、複数のカラー画像形成モードを適用することを考えてみると、現在のACS機構では、原稿画像に応じて白黒かカラー画像かは判別できるものの、原稿画像に応じて4色で画像形成すべきか、それとも5色で画像形成すべきかまでは判別することができない。
よって、何らかの手段によって、4色で画像形成すべきか、それとも5色で画像形成すべきかを決定しなければならない。好ましくは、4色で画像形成すべきか、それとも5色で画像形成すべきかをユーザに選択させる必要があるが、画像形成のたびにユーザに選択させたのでは、ユーザを煩わせるおそれがある。
一方で、ACS機構を無効化または取り除き、白黒画像形成モードと、4色カラー画像形成モードと、5色カラー画像形成モードとを初期設定によって切り替えるようにしてもよいが、これでは、白黒画像についても4色カラー画像形成モードまたは5色カラー画像形成モードが使用されるおそれがあり、カラー用の消耗材が浪費されるおそれがある。
従って、ACS機構を採用するカラー画像形成装置においても、m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとを、ユーザの希望に応じて容易に切り替えられることが望ましいといえる。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題の少なくとも1つを解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
上記課題を解決すべく、本発明によれば、m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとをあらかじめ選択しておく。そして、入力された原稿画像がカラー画像であると判定されると、あらかじめ選択されたカラー画像形成モードにて画像を形成する。一方で、入力された原稿画像が白黒画像であると判定されると、白黒用の画像形成モードにて画像を形成する。
本発明によれば、入力された原稿画像がカラー画像かまたは白黒画像かを判別する判別機構を有する画像形成装置において、原稿画像がカラー画像と判別された場合には、あらかじめ選択されたカラー画像形成モードを適用して画像を形成するので、ユーザは、画像形成のたびに、カラー画像形成モードを選択する手間を省けるようになる。また、原稿画像が白黒画像と判別された場合は、白黒用の画像形成モードが適用されるので、白黒画像にもかかわらずカラー用の消耗材が使用されてしまうといった不都合を抑制できる。よって、カラー用の消耗材の長寿命化を期待できる。
以下に本発明の上位概念、中位概念および下位概念の理解に役立つ一実施形態を示す。なお、以下の実施形態に含まれる概念について、そのすべてが特許請求の範囲に記載されているとは限らない。ただし、これは特許発明の技術的範囲から意識的に除外したのではなく、特許発明と均等の関係にあるため特許請求の範囲には記載していない場合があることを理解していただきたい。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態に係る画像形成装置の例示的なブロック図である。画像形成装置は、たとえば、電子写真方式、インクジェット方式またはその他の方式を採用するカラープリンタ、カラー複写機、カラーファクシミリ装置またはカラー複合機などである。
選択部101は、m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとをあらかじめ選択させるカラー画質選択部110を備えている。
なお、カラー画質選択部110は、カラー/白黒判定部130が有効の場合であって、入力された原稿画像がカラー画像であると判定された場合に適用される画像形成モードとして、第1のカラー画像形成モードにて画像形成するか、または第2のカラー画像形成モードにて画像形成するかを指定する第1の指定部と、カラー/白黒判定部130が無効の場合に適用される画像形成モードとして、第1のカラー画像形成モード、第2のカラー画像形成モード、または白黒画像形成モードのいずれかを指定する第2の指定部とに分けて構成することができる。また、画像形成処理を中断してカラー画像形成モードをユーザに選択させるための選択部もカラー画質選択部110に含まれてもよい。さらに、文字領域に適用されるカラー画像形成モードを選択させるための選択部や、写真領域に適用されるカラー画像形成モードを選択させるための選択部なども、カラー画質選択部110に含まれてもよい。具体的なユーザインタフェースの一例については図9を用いて後述する。
選択部110は、たとえば、制御プログラムを記憶したROM、制御プログラムを実行するCPU、ワークエリアを提供するRAMおよびユーザインタフェースとなる入出力機器(タッチパネルディスプレイなど)によって実現される。
なお、文字優先の画像形成を行なう文字モードと写真画質優先の画像形成を行なう写真モードとを選択するための文字/写真選択部111と、カラー/白黒判定部130の動作を有効/無効を切り替える有効無効切り替え部112と、原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とを認識し、文字領域と写真領域とに異なる画像形成モードを適用する個別モード、または画像の全体に同一の画像形成モードを適用する全体モードを選択する領域/全体選択部113の少なくともひとつをオプションとして備えてもよい。たとえば、これらは、カラー画質選択部110とともに、またはカラー画質選択部110に代えて備えていてもよい。
画像入力部102は、原稿画像を入力するためのリーダーユニットである。判定部103は、入力された原稿画像がカラー画像であるか、または白黒画像であるかを判定するカラー/白黒判定部130を備えている。すなわち、カラー/白黒判定部130は、上述のACS機構に相当する。
なお、判定部103には、原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とを認識する領域認識部131をオプションとして備えていてもよい。この領域認識結果は、文字領域と写真領域とに個別の画像形成モードを適用する際に有用となる。
画像形成部104は、入力された原稿画像がカラー画像であると判定されると、カラー画質選択部110によってあらかじめ選択されたカラー画像形成モードにて画像を形成し、一方で、入力された原稿画像が白黒画像であると判定されると、白黒用の画像形成モードにて画像を形成する。画像形成部104は、たとえば、プリンタエンジンと、プリンタエンジンを制御する制御ユニットなどから構成される。
図2は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。ステップS201において、カラー画質選択部110は、m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとをあらかじめ選択する。この事前選択処理は、工場出荷時に初期設定として実行してもよいし、ユーザインタフェース上の任意のキーが操作されたときに設定画面を表示することで、いずれかのカラー画像形成モードをユーザに選択させるようにしてもよい。
ステップS202において、画像入力部102は、原稿画像を入力する。ステップS203において、カラー/白黒判定部130は、入力された原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する。カラー画像であればステップS204に進み、白黒画像であればステップS205に進む。なお、カラー/白黒判定部130が動作するのは、有効/無効切り替え部112によって、判定部130が有効に設定されているときである。もし、判定部130が無効に設定されていれば、上述の第2の指定部によって指定された画像形成モードが適用されて画像が形成されることはいうまでもない。
ステップS204において、画像形成部104は、入力された原稿画像がカラー画像であると判定されると、あらかじめ選択部101において選択されたカラー画像形成モードにて画像を形成する。
入力された原稿画像が白黒画像であると判定されると、ステップS205において、画像形成部104は、白黒用の画像形成モードにて画像を形成する。
このように本実施形態によれば、入力された原稿画像がカラー画像かまたは白黒画像かを判別する判別機構を有する画像形成装置において、カラー画像が判別された場合には、あらかじめ選択されたカラー画像形成モードを適用して画像を形成するので、ユーザは、画像形成のたびにカラー画像形成モードを選択する必要がなくなり、手間を省けるようになる。また、白黒画像が判別された場合は、白黒用の画像形成モードが適用されるので、白黒画像にもかかわらずカラー用の消耗材が使用されてしまうといった不都合を抑制できる。よって、カラー用の消耗材の長寿命化を期待できる。
図3は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。とりわけ、画像形成装置が、文字/写真選択部111を含む場合の制御方法を示している。
ステップS301において、文字/写真選択部111は、文字画質を優先する文字モードと、写真画質を優先する写真モードとをあらかじめ選択する。この事前選択処理は、工場出荷時に初期設定として実行してもよいし、ユーザインタフェース上の任意のキーが操作されたときに、設定画面を表示することで、いずれかのカラー画像形成モードをユーザに選択させるようにしてもよい。
ステップS302において、画像入力部102は、原稿画像を入力する。ステップS303において、カラー/白黒判定部130は、入力された原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する。なお、判定部130が動作するのは、あらかじめ切り替え部112によって動作を有効とされているときであり、これは上述したとおりである。カラー画像であればステップS304に進む。白黒画像であればステップS307に進み、画像形成部104は、白黒画像形成モードにて画像を形成する。
ステップS307において、画像形成部104は、事前に文字モードが選択されているかどうかを判定する。文字モードが選択されていれば、ステップS305に進み、画像形成部104は、第1のカラー画像形成モードにより画像を形成する。一方で、写真モードが選択されていれば、ステップS306に進み、画像形成部104は、第2のカラー画像形成モードにより画像を形成する。
なお、第2の画像形成モードは、第1の画像形成モードに比し高画質で画像を形成できるので写真モードでの画像形成に好適であり、一方で、第1の画像形成モードが相対的に文字モードに好適であることは当業者なら理解できるであろう。すなわち、ユーザが文字モードを選択するときは、相対的に低画質での画像形成を望んでいると考えられ、反対に、写真モードを選択する時は、相対的に高画質での画像形成を望んでいると考えられるからである。
このように本実施形態によれば、ACS機構等が有効に動作している場合であっても、ユーザの希望を反映させつつ、消耗材の長寿命化の観点からも好ましい画像形成モードを好適に適用できる。
図4は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。画像形成装置が、領域認識部131と、領域/全体選択部113を含む場合の制御方法を示している。
ステップS401において、領域/全体選択部113は、文字領域と写真領域とでは異なる画像形成モードを適用する個別モードか、それとも双方の領域で同一の画像形成モードを適用する全体モードかを事前選択する。
ステップS402において、画像入力部102は、原稿画像を入力する。ステップS403において、カラー/白黒判定部130は、入力された原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する。なお、判定部130が動作するのは、あらかじめ切り替え部112によって動作を有効とされているときであり、これは上述したとおりである。カラー画像であればステップS404に進む。白黒画像であればステップS409に進み、画像形成部104は、白黒画像形成モードにて画像を形成する。
ステップS404において、画像形成部104は、文字領域と写真領域とにそれぞれ異なる画像像形成モードを適用するよう選択されているかを判定する。領域ごとに異なる画像形成モードを適用する場合は、ステップS405に進む。一方、同一の画像形成モードを適用する場合は、ステップS408に進み、画像形成部104は、事前選択された画像形成モードにて画像を形成する。この事前選択処理は、ステップS201と同様に、ステップS401において実行されているものとする。
ステップS405において、画像形成部104は、領域認識部131を起動して、入力された原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とを認識する。
ステップS406において、画像形成部104は、一旦、画像形成処理を中断して、少なくとも写真領域に適用されるカラー画像形成モード(第1または第2のカラー画像形成モード)をユーザに選択させるための選択画面をユーザインタフェース上に表示し、ユーザによる選択を受け付ける。この際に、文字領域に適用されるカラー画像形成モードも選択画面を通じてユーザに選択させてもよい。文字領域に適用されるカラー画像形成モードが選択されない場合は、通常、第1の画像形成モードが適用されることが好ましいだろう。一般に、文字領域については、高画質が要求されないからである。
ステップS407において、画像形成部104は、選択されたカラー画像形成モードに従って、文字領域と写真領域とにそれぞれ異なる画像形成モードによる画像形成を実行する。
本実施系形態によれば、ACS機構を有する画像形成装置において、写真領域と文字領域とについて異なる画像形成方法を適用する場合であっても、ユーザの意思を好適に反映させて画像を形成できるようになる。
とくに、ユーザインタフェースとして、文字モードと写真モードとの切り替えキーが存在する場合には、当該キーだけでは、原稿画像の全体に渡って同一の画像形成モード(すなわち、文字モード/写真モード、第1のカラー画像形成モード/第2のカラー画像形成モード)が適用されるに過ぎない。すなわち、原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とに対しそれぞれ異なるカラー画像形成モードを選択することができない。本実施形態によれば、原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とに対しそれぞれ異なるカラー画像形成モードを適用する機能と、ACS機構とを有する画像形成装置においても、ACS機構によってカラー画像が検出された場合には、ユーザに好みのから画像形成モードを各領域ごとに選択させることが可能となる。
図5は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。とりわけ、何らかの理由によって、複数あるカラー画像形成モードのうちどれを使用するかが事前に決定されていない場合に、ユーザに何れかのカラー画像形成モードを選択させるようにしたものである。すなわち、図5は、図4の上位概念に相当する方法を示している。
ステップS501において、画像入力部102は、原稿画像を入力する。ステップS502において、カラー/白黒判定部130は、入力された原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する。カラー画像であればステップS503に進む。白黒画像であればステップS507に進み、画像形成部104は、白黒画像形成モードにて画像を形成する。なお、カラー/白黒判定部130が動作するのは、有効/無効切り替え部112によって、判定部130が有効に設定されているときである。もし、判定部130が無効に設定されていれば、上述の第2の指定部によって指定された画像形成モードが適用されて画像が形成されることはいうまでもない。
ステップS503において、画像形成部104は、カラー画像に適用されるカラー画像形成モードが事前に決定済みであるかどうかを判定する。たとえば、RAMまたはROMなどの記憶手段に事前決定済みの情報が存在するか否かを判定する。あるいは、上述のように、文字領域と画像領域とで異なるカラー画像形成モードが適用され、かつ、それぞれの領域にいずれのカラー画像形成モードを適用するかを事前に設定することのできないユーザインタフェースを画像形成装置が採用している場合には、事前決定済みではないと判定する。事前決定済みであれば、ステップS506に進み、画像形成部104は、事前決定されたカラー画像形成モードにて画像を形成する。
事前決定済みでなければ、ステップS504に進み、画像形成部104は、一旦画像形成動作を停止して、第1または第2のカラー画像形成モードをユーザに選択させるための選択画面をユーザインタフェース上に表示し、ユーザによる選択を受け付ける。
ステップS505において、画像形成部104は、選択されたカラー画像形成モードに従って画像形成を実行する。
本実施形態によれば、ACS機構を備える画像形成装置において、何らかの理由によりカラー画像に適用されるカラー画像形成モードが選択されていない場合であっても、ユーザにカラー画像形成モードを選択させて、好適に画像形成を実行できるようになる。
図6は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。とりわけ、ACS機構によりカラー画像が検出されたきに実行されるカラー画像形成モードを固定的に割り当てておくものである。
ステップS601において、画像入力部102は、原稿画像を入力する。ステップS602において、カラー/白黒判定部130は、入力された原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する。カラー画像であればステップS603に進み、画像形成部104は、カラー画像の場合に固定的に割り当てられている第1または第2のカラー画像形成モードに従ってカラー画像を形成する。とりわけ、カラー画像の品質を重視する使用環境では、第2のカラー画像形成モードにてカラー画像を形成するよう固定的に割り当てておくことが好ましいだろう。なお、カラー/白黒判定部130が動作するのは、有効/無効切り替え部112によって、判定部130が有効に設定されているときである。もし、判定部130が無効に設定されていれば、上述の第2の指定部によって動的に選択された画像形成モードが適用されて画像が形成されることはいうまでもない。
一方で、白黒画像であればステップS604に進み、画像形成部104は、白黒画像形成モードにて画像を形成する。
このように本実施形態によれば、入力された原稿画像がカラー画像かまたは白黒画像かを判別する判別機構を有する画像形成装置において、カラー画像が判別された場合には、固定的に割り当てられたカラー画像形成モードを適用して画像を形成するので、ユーザは、画像形成のたびにカラー画像形成モードを選択する必要がなくなり、手間を省けるようになる。また、白黒画像が判別された場合は、白黒用の画像形成モードが適用されるので、白黒画像にもかかわらずカラー用の消耗材が使用されてしまうといった不都合を抑制できる。よって、カラー用の消耗材の長寿命化を期待できる。
[第2の実施形態]
以下では、上述の実施形態に関するより具体的な実施例を説明する。
図7は、実施形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のフルカラー画像形成装置の概略断面図である。このフルカラー画像形成装置は、上部にデジタルカラー画像リーダ部1Rを有し、下部にデジタルカラー画像プリンタ部1Pを有する。
リーダ部1Rにおいて、原稿はフルカラーCCDセンサによって読み取られ、カラー色分解された画像信号が得られる。カラー色分解画像信号は、通常、何らかの画像処理が施されたのちプリンタ部1Pに送出される。
プリンタ部1Pには、リーダ部1Rからの信号のほか、コンピュータからの画像信号、FAX装置からの画像信号なども同様に送出されてくるが、ここでは、一例として、リーダ部1Rからの画像信号に基づきプリンタ部1Pが動作するものとして説明する。
プリンタ部1Pにおいて、2つの感光ドラム1a、1bは像担持体である。この画像形成装置は、ロータリ現像方式を採用しており、2つのロータリ2a、2bが備えられている。ロータリ2aには、3個の現像装置21、22、23が備えられており、それぞれ色の異なるトナーを装填されている。また、ロータリ2bにも、3個の現像装置24、25、26が備えられており、それぞれ色の異なるトナーを装填されている。
この例においては、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の従来のカラー複写機にて使用する4色に加えて、淡いマゼンタ(淡M)と淡いシアン(淡C)の2色を加えた6色による画像形成を行なうものとする。なお、現像装置の数は4個以上であればいくつでも構わない。
淡色のトナーを用いて形成された1画素(ドット)は、通常の濃度のトナーを用いて形成された1画素よりも目立たなくなるという特徴があり、この結果粒状感の無い非常に滑らかな画像を再現できる。すなわち、高画質化が達成される。なお、淡いシアンと淡いマゼンタは、それぞれシアンとマゼンタと同じ顔料を用いて、含まれる顔料の量のみ異なるトナーである。
この例では、現像装置21〜26には、マゼンタトナー(M)、シアントナー(C)、イエロートナー(Y)、ブラックトナー(K)、さらには、淡いマゼンタトナー(Lm)、淡いシアントナー(Lc)が装填可能とされる。
画像形成処理を簡潔に説明すると、リーダ部1Rからの画像信号が、光信号に変換され、感光ドラム1a、1bの面に投影され、潜像が形成される。
次に、ロータリ2a、2bを回転させ、所定の現像装置を感光ドラム1a、1b上の現像位置に移動させ、その後に現像装置を作動させて、感光ドラム1a、1b上の潜像を現像し、感光ドラム1a、1b上に可視像(トナー像)を形成する。感光ドラム1a、1b上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト3に一次転写され、そしてこの中間転写ベルト3上でそれぞれのトナー像が順次重ねられる。
最終的に、中間転写ベルト3上のトナー像が転写材に転写され、画像が形成される。
ここで、第1のカラー画像形成モードの一例である、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックを使用する4色画像形成モードについて説明する。感光ドラム1aには、マゼンタトナーを収容したマゼンタ現像装置21とイエロートナーを収容したイエロー現像装置22とが配置される。一方、感光ドラム1bには、シアントナーを収容したシアン現像装置24とブラックトナーを収容したブラック現像装置25とが配置される。これにより、中間転写ベルト3が2回転する間に、前述の色順で4色の画像形成が可能となる。
なお、現像装置23には淡いシアントナー、現像装置26には淡いマゼンタトナーが装填可能であるが、4色画像形成モードでは使用されず、第2のカラー画像形成モードの一例である5色または6色画像形成モードにおいて使用される。6色画像形成モードでは、中間転写ベルト3が3周することで6色全ての画像形成が終了する。
図8は、実施形態に係る画像形成装置の制御部のブロック図である。リーダコントローラ801は、上述のリーダ部1Rの各機構を制御する制御装置である。おもに、CPU、ROOMおよびRAM等により構成される。リーダコントローラ801は、リーダ部1Rの走査ミラー、露光ランプを移動させたり、画像読み取りのためのCCDセンサ802を制御したりする。さらに、CCDセンサ802により得られたRGB画像信号を画像処理部803に転送する。
画像処理部803は、リーダコントローラ801、または外部IF804から出力されるRGB画像信号を受信して、MCYK(LcLm)信号に変換して、プリンタコントローラ805に出力する。なお、4色の画像信号を出力するか、6色の画像信号を出力するかは、どのカラー画像形成モードが選択されているかに依存する。
プリンタコントローラ805は、画像出力部803から出力されるMCYK(LcLm)信号を受信し、その信号に応じてプリンタエンジン806を駆動する。プリンタエンジン806は、上述の感光ドラム1a,1b、ロータリ2a,2b、および搬送機構などである。
ユーザインタフェース(IF)ユニット807は、表示部と入力部とを含み、ユーザに情報を提示したり、ユーザからの指示を入力したりするために使用される。たとえば、表示装置とキー入力装置などから構成される。
CPU808は、ROM809に記憶されている制御プログラムと、ユーザIFフェース807から入力される指示とに基づいて、画像形成装置を統括的に制御する制御回路である。RAM810は、ワークエリアとして使用される記憶装置である。
上述のACS機能(自動カラーモード選択機能)は、たとえば、次のようにして実現できる。リーダコントローラ801から出力される原稿画像のデジタルRGB画像信号を受信すると、画像処理部803は、たとえば、シフトメモリによってRGB画像信号の色間、画素間のずれを補正する。続いて、補色変換回路によってRGB画像信号をMCY画像信号へと変換する。さらに、黒抽出回路によって、MCY画像信号から画像の黒色領域を抽出し、抽出した黒色領域に対するK(ブラック)画像信号を出力する。画像処理部803またはCPU808は、黒抽出回路によって判別された黒色領域に基づいて、フルカラー画像であるか、または白黒画像であるかを判別することができる。すなわち、画像処理部803は、原稿画像にしめる黒領域が所定面積以上であれば、白黒画像と判定し、そうでなければフルカラー画像と判定し、判定結果をCPU808に伝達する。
図9は、実施形態に係る画像形成装置のユーザインタフェース(操作部)の一例を示す図である。なお、ユーザIFユニット807に関する入出力処理の制御はCPU808が実行する。また、ユーザIFユニット807を通じて入力された設定内容は、CPU808がRAM810またはROM809に記憶して保持するものとする。
901は、表示装置である。表示装置901に、設定モードに応じて表示内容を表示することで、モード設定が容易になる。たとえば、カーソルキー911〜914の押し下げに応じて、CPU808は、表示装置901に表示されるカーソルを移動させるように表示制御する。そして、OKキー910が押し下げられたことを検出すると、CPU808は、カーソルにより選択されている設定内容を記憶装置に記憶する。なお、表示装置901を、タッチパネルで構成することも可能である。
902は、はテンキーであり、画像形成枚数の設定やモード設定など、主に数値入力のために使用される。903は、クリア/ストップキーであり、設定された画像形成枚数のクリアを指示したり、画像形成動作の停止を指示したりするために使用される。904は、リセットキーであり、設定された画像形成枚数や動作モードや選択給紙段等のモードを規定値に戻すためのものである。905は、スタートキーであり、押下げられると画像形成動作の開始が指示される。
なお、画像形成装置の画像形成モードとしては、たとえば、黒トナーのみを用いて画像を形成するBWモード、Y、M,C,Kの4色のトナーを用いて画像を形成する4Cモード(通常画質モード)、Y、M,C,K、Lc,Lmの6色のトナーを用いて画像を形成する6Cモード(高画質モード)が存在する。そのため、ユーザインタフェースには、カラーモード選択キー921〜923が用意されている。カラーモード選択キー921は、BWモードを選択するためのキーである。カラーモード選択キー922は、通常画質モードを選択するためのキーである。また、カラーモード選択キー923は、高画質モードを選択するためのキーである。
920は、ACSモード設定キーであり、原稿画像が白黒画像かフルカラー画像かの自動判別を実行するか否かを選択するためのキーである。ACSモード設定キー920を操作することで、ACS機構の有効/無効を切り替えることができる。ちなみに、ACSモード設定キー920によって、ACSモードが無効から有効に切り替えられると、カラーモード選択キー921〜923のいずれも使用が禁止されるように、CPU808は制御してもよい。
LED930〜934は、設定されたACSモードに応じて点灯する。たとえば、ACS機構が有効に設定されていれば、LED930が点灯する。BWモードが有効に設定されていれば、LED931が点灯する。4Cモード(通常画質モード)が有効に設定されていれば、LED933が点灯する。6Cモード(高画質モード)が有効に設定されていれば、LED934が点灯する。
ユーザインタフェースには、写真画像に適した写真モードや文字画像に適した文字モードを選択するための設定キー941,942が設けられている。文字モード設定キー941が押し下げられると、文字モードが選択される。文字モードが選択されると、画像処理部803において黒文字判定と文字のコントラストを強調する処理を実行されるので、文字品位の高いプリント画像が得られる。写真モード設定キー942が押し下げられると、階調性の良い写真モードが選択される。
図10は、実施形態においてプリントモード設定に関する初期状態を登録するための画面の例を示す図である。設定画面キー906が押し下げられると、CPU808は、表示装置901に図10の画面を表示する。これは、ユーザの設定を受け付ける画面のうちのひとつである。この画面はユーザによるモード設定の手間を軽減するために設けられている。すなわち、ユーザが画像形成のたびに設定操作を行なわないときに、自動的に採用される初期設定の情報をこの画面を通じてCPU808は取得する。取得された初期設定の情報はROM809などに記憶しておくことができる。
有効に設定されているACS機構により原稿画像がフルカラー画像であると判定されたときの画像形成モードとして、4Cモード(通常画質モード)を事前に指定するための指定キー1001と、6Cモード(高画質モード)を事前に指定する指定キー1002とが設けられている。
なお、文字写真モードキー1003は、オプションである。文字写真モードキー1003が選択されると、次のように画像形成装置は動作する。CPU808は、有効に設定されているACS機構により原稿画像がフルカラー画像と判定されると、RAM810などに記憶されている文字モード設定キー941と写真モード設定キー942の設定内容を参照する。文字モード設定キー941によって、文字モードが設定されていれば、画像形成装置は、通常画質モードで画像形成を実行する。一方、写真モードに設定されていれば、高画質モードで画像を形成する。
自動カラー選択禁止キー1004もオプションである。自動カラー選択禁止キー1004が選択されると、CPU808は、ACS機構を無効化し、カラーモード選択キー921〜923によってBWモード、4Cモードまたは6Cモードのいずれかを必ず選択させるように制御する。すなわち、ACSモード設定キー920は、操作を受け付けないように制御される。
図11、実施形態に係る画像形成装置の制御方法についての例示的なフローチャートである。この例では、文字写真モードキー1003がユーザインタフェース上に備えられていないものとして説明する。
ステップS1101において、CPU808は、スタートキー905によって画像形成が指示されたか否かを判定する。画像形成が指示された場合、CPU808は、リーダコントローラ801に画像読み取り命令を発行して、ステップS1102に進む。リーダコントローラ801は、CCDセンサ802などを制御して原稿画像を読み取り、RGB画像信号を生成して画像処理部803に送出する。
ステップS1102において、CPU808は、ACSモード設定キー920によって、ACS機構が有効に設定されているかを判定する。たとえば、画像形成の開始が指示される前に、ACSモード設定キー920が押し下げられると、CPU808は、RAM810に記憶されるACSモードフラグが1または0に設定する。ここで、1はACS機構が有効であることを意味し、0はACS機構が無効であることを意味する。よって、CPU808は、このフラグをチェックすることでACS機構が有効に設定されているか否かを判定できる。ACS機構が有効に設定されていれば、ステップS1103に進む。ACSが無効であれば、ステップS1107に進む。
ステップS1103において、CPU808は、画像処理部803に含まれるACS機構に対して、原稿画像の種類判別命令を発行する。画像処理部803に含まれるACS機構は、当該命令を受信すると、原稿画像の黒領域に応じて白黒画像かフルカラー画像かを判定し、判定結果をCPU808に送信する。CPU808は、受信した判定結果に応じて、白黒画像かフルカラー画像かを判定する。フルカラー画像であれば、ステップS1104に進む。
一方、白黒画像であれば、ステップS1108に進み、CPU808は、画像処理部803と、プリンタコントローラ805に白黒画像を形成するよう命令を発行する。画像処理部803は、白黒画像の形成に適した画像処理を行ない、得られた画像信号をプリンタコントローラ805に送出する。プリンタコントローラ805は、画像処理部803からの画像信号に応じて、黒トナーだけを使用するようにプリンタエンジン806を制御し、白黒画像を形成する。
ステップS1104において、CPU808は、RAM810またはROM809から初期設定情報を読み出す。初期設定情報は、上述の初期状態を登録するための画面(図10)を介して登録されたものである。
ステップS1105において、CPU808は、読み出された初期設定情報に基づいて、通常画質モードに設定されているか否かを判定する。通常画質モードであれば、ステップS1106に進み、CPU808は、画像処理部803と、プリンタコントローラ805とに、それぞれ通常画質モードでカラー画像を形成するよう命令を発行する。画像処理部803は、カラー画像の形成に適した画像処理を行なって得られたYMCK画像信号をプリンタコントローラ805に送出する。プリンタコントローラ805は、画像処理部803からのYMCK画像信号に応じて、4つのトナーを使用するようにプリンタエンジン806を制御し、カラー画像を形成する。
一方、通常画質モードでなければ(すなわち、高画質モードであれば)、ステップS1110に進み、CPU808は、画像処理部803と、プリンタコントローラ805に高画質のカラー画像を形成するよう命令を発行する。画像処理部803は、高画質のカラー画像の形成に適した画像処理を行ない、得られたYMCKLcLm画像信号をプリンタコントローラ805に送出する。プリンタコントローラ805は、画像処理部803からのYMCKLcLm画像信号に応じて、YMCKLcLmの6つのトナーを使用するようにプリンタエンジン806を制御し、カラー画像を形成する。
上述のステップS1102において、ACS機構が無効に設定されていると判定された場合は、ステップS1107に進み、CPU808は、カラーモード設定キー921によってBWモードに設定されているか否かを判定する。BWモードに設定されている場合は、ステップS1108に進み、白黒画像を形成する。
一方、BWモードでなければ、ステップS1109に進み、CPU808は、カラーモード設定キー923によって高画質モード(6C)に設定されているか否かを判定する。高画質モードであれば、ステップS1110に進み、高画質のカラー画像を形成する。一方、高画質モードでなければ、ステップS1106に進み、通常画質のカラー画像を形成する。
このように本実施形態によれば、入力された原稿画像がカラー画像かまたは白黒画像かを判別するACS機構を有する画像形成装置において、カラー画像が判別された場合には、あらかじめ初期設定において選択されたカラー画像形成モードを適用して画像を形成するので、ユーザは、画像形成のたびにカラー画像形成モードを選択する必要がなくなり、手間を省けるようになる。また、ACS機構によって白黒画像が判別された場合は、白黒用の画像形成モードが適用されるので、白黒画像にもかかわらずカラー用の消耗材が使用されてしまうといった不都合を抑制できる。よって、カラー用の消耗材の長寿命化を期待できる。
図12は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法についての他の例示的なフローチャートである。この例では、文字写真モードキー1003がユーザインタフェース上に備えられているものとして説明する。なお、図11で説明した部分については説明を省略する。
ACS機構が有効であり、かつ、原稿画像がフルカラー画像と判定された場合は、ステップS1104において、初期設定情報が読み出される。ステップS1105において、CPU808は、初期設定情報により通常画質モードにあらかじめ設定されているか否かを判定する。通常画質モードにあらかじめ設定されていなければ、ステップS1201に進む。
ステップS1201において、CPU808は、初期設定情報により高画質モードにあらかじめ設定されているかどうかを判定する。高画質モードであれば、ステップS1110に進み、高画質モードにてカラー画像を形成する。
一方、高画質モードに設定されていなければ、ステップS1202に進み、CPU808は、文字/写真モードの設定キー941,942の設定内容を参照し、あらかじめ文字モードに設定されているか否かを判定する。文字モードに設定されていれば、ステップS1106に進み、通常画質モードにてカラー画像を形成する。一方、文字モードに設定されていなければ(すなわち写真モードに設定されていれば)、ステップS1110に進み、高画質モードにてカラー画像を形成する。
本実施形態によれば、 ACS機構、文字モードおよび写真モードを有する画像形成装置において、ACS機構が有効に設定されている場合であっても、ユーザの希望を反映させつつ、消耗材の長寿命化の観点からも好ましい画像形成モードを好適に適用できる。すなわち、高画質モードは、通常画質モードに比し高画質で画像を形成できるので写真モードでの画像形成に好適であり、一方で、通常画質モードが相対的に文字モードに好適であることは当業者なら理解できるであろう。すなわち、ユーザが文字モードを選択するときは、相対的に低画質での画像形成を望んでいると考えられ、反対に、写真モードを選択する時は、相対的に高画質での画像形成を望んでいると考えられるからである。
すでに図4および図5を用いて説明したように、原稿画像を文字領域と写真領域とに分離し、それぞれ個別の画像形成モードを適用する場合は、文字モード設定キー941や写真モード設定キー942の設定状態を参照しても、それぞれの領域にどの画像形成モードを適用するかを決定できない。したがって、ACS機構と領域分割機能とが有効に設定されている場合にも、何らかの対処方法が必要である。
図13は、実施形態にかかる画像形成装置における画像形成モードを選択するための例示的なユーザインタフェースを示す図である。上述のステップS406やステップS504において、CPU808は、ユーザIFユニット807の表示装置901に、図13に示されたユーザインタフェースを表示し、写真領域に適用する画像形成モードをユーザに選択させる。この例では、写真領域についてのみ画像形成モードを選択しているが、文字領域についてもこの前後に表示されるユーザインタフェースにおいて画像形成モードを選択できるようにしてもよい。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、電子写真方式の画像形成装置に関して説明してきたが、インクジェット方式や、オフセット印刷方式など他の画像形成方式を採用する画像形成装置に対しても本発明を適用できることはいうまでもない。
また、上述の実施形態では、カラー画像形成モードとして第1のカラー画像形成モードと第2のカラー画像形成モードの2種類を説明したが、本発明はこれに限定されることはない。すなわち、3種類以上のカラー画像形成モードを有する画像形成装置にも本発明は適用できる。
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。たとえば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
なお、本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラム(本実施形態では図2〜6、11または12に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム若しくは装置に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の例示的なブロック図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。 図3は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。 図4は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。 図5は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。 図6は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す他の例示的なフローチャートである。 図7は、実施形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のフルカラー画像形成装置の概略断面図である。 図8は、実施形態に係る画像形成装置の制御部のブロック図である。 図9は、実施形態に係る画像形成装置のユーザインタフェース(操作部)の一例を示す図である。 図10は、実施形態においてプリントモード設定に関する初期状態を登録するための画面の例を示す図である。 図11、実施形態に係る画像形成装置の制御方法についての例示的なフローチャートである。 図12は、実施形態に係る画像形成装置の制御方法についての他の例示的なフローチャートである。 図13は、実施形態にかかる画像形成装置における画像形成モードを選択するための例示的なユーザインタフェースを示す図である。

Claims (14)

  1. m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとをあらかじめ選択させる選択手段と、
    前記カラー画像形成モードが選択されたあとで、原稿画像を入力する画像入力手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する判定手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、あらかじめ選択された前記カラー画像形成モードにてカラー画像を形成し、一方で、入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定されると、単色のトナーまたはインクを使用する白黒画像形成モードにて白黒画像を形成する画像形成手段と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、
    前記判定手段の動作を有効にするか無効にするかを切り替える切り替え手段と、
    前記判定手段が有効の場合であって、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定された場合に適用される画像形成モードとして、前記第1のカラー画像形成モードにて画像形成するか、または前記第2のカラー画像形成モードにて画像形成するかを指定する第1の指定手段と、
    前記判定手段が無効の場合に適用される画像形成モードとして、前記第1のカラー画像形成モード、前記第2のカラー画像形成モード、または前記白黒画像形成モードのいずれかを指定する第2の指定手段と、
    を含み、
    前記画像形成手段は、前記判定手段が有効の場合であって、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定された場合に、前記第1の指定手段によって指定された前記カラー画像形成モードにてカラー画像を形成し、入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定されると、前記白黒画像形成モードにて白黒画像を形成し、一方で、前記判定手段が無効の場合には、前記第2の指定手段により指定された前記画像形成モードによって画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 文字画質を優先する文字モードと、写真画質を優先する写真モードとのうちいずれかをあらかじめ選択させる選択手段と、
    原稿画像を入力する画像入力手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する判定手段と、
    前記文字モードがあらかじめ選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードによりカラー画像を形成し、一方で、前記写真モードがあらかじめ選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードによりカラー画像を形成する画像形成手段と
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  4. 原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とにそれぞれ異なる画像像形成モードを適用する個別モードと原稿画像の全体にわたり同一の画像形成モードを適用する全体モードとのいずれかをあらかじめ選択する第1の選択手段と、
    原稿画像を入力する画像入力手段と、
    前記個別モードが選択されている場合に、前記入力された前記原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とを認識する認識手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する判定手段と、
    前記個別モードが選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であった場合は、画像形成処理を中断して、少なくとも前記写真領域に適用される画像形成モードとしてm(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとのいずれかを選択させる第2の選択手段と、
    前記第2の選択手段により選択された前記画像形成モードを前記写真領域に適用して画像を形成する画像形成手段と
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記個別モードが選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であった場合は、画像形成処理を中断して、前記文字領域に適用される画像形成モードとして前記第1のカラー画像形成モードと、前記第2のカラー画像形成モードとのいずれかを選択させる第3の選択手段とをさらに備え、
    前記画像形成手段は、前記第2の選択手段により選択された前記画像形成モードを前記写真領域に適用して画像を形成しつつ、前記第3の選択手段により選択された前記画像形成モードを前記文字領域に適用して画像を形成することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記全体モードが選択されている場合に適用される画像形成モードとして、前記第1のカラー画像形成モードと、前記第2のカラー画像形成モードのいずれかをあらかじめ選択させる第4の選択手段をさらに備え、
    前記画像形成手段は、前記全体モードがあらかじめ選択されているときに、前記原稿画像がカラー画像と判定された場合には、前記第4の選択手段により選択された前記画像形成モードを適用して画像を形成することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 単色のトナーまたはインクを使用して画像を形成する白黒画像形成モードと、m(mは4以上の自然数)色のトナーを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーを使用する第2のカラー画像形成モードとを有する画像形成装置であって、
    原稿画像を入力する画像入力手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する判定手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像である場合に、前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかが決定されているか否かを判別する判別手段と、
    前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかが決定されていない場合に、前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかを選択させる選択手段と、
    前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかが決定されていない場合に入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定された場合は、選択された前記カラー画像形成モードにて画像を形成し、一方で、入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定された場合は、前記白黒画像形成モードにて画像を形成する画像形成手段と
    を有する画像形成装置。
  8. 単色のトナーまたはインクを使用して画像を形成する白黒画像形成モードと、m(mは4以上の自然数)色のトナーを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーを使用する第2のカラー画像形成モードとを有する画像形成装置であって、
    原稿画像を入力する画像入力手段と、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段を有効にするか無効にするかを設定する設定手段と、
    有効に設定された前記判定手段によって、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、固定的に割り当てられた前記第1のカラー画像形成モードまたは前記第2の形成モードにて画像を形成し、一方で、入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定されると、白黒画像形成モードにて画像を形成し、または前記判定手段が無効に設定されているときは動的に選択された前記第1のカラー画像形成モードまたは前記第2の形成モードにて画像を形成する画像形成手段と
    を有する画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は、
    有効に設定された前記判定手段によって、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、前記第2のカラー画像形成モードにて画像を形成することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の制御方法であって、
    m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとをあらかじめ選択させるステップと、
    原稿画像を入力するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、あらかじめ選択された前記カラー画像形成モードにて画像を形成し、一方で、入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定されると、白黒用の画像形成モードにて画像を形成するステップと
    を有する画像形成装置の制御方法。
  11. 画像形成装置の制御方法であって、
    文字画質を優先する文字モードと、写真画質を優先する写真モードとのうちいずれかをあらかじめ選択させるステップと、
    原稿画像を入力するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定するステップと、
    前記文字モードがあらかじめ選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、m(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードにより画像を形成し、一方で、前記写真モードがあらかじめ選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であると判定されると、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードにより画像を形成するステップと
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 画像形成装置の制御方法であって、
    原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とにそれぞれ異なる画像像形成モードを適用する個別モードと双方の領域に同一の画像形成モードを適用する全体モードとのいずれかをあらかじめ選択するステップと、
    原稿画像を入力するステップと、
    前記個別モードが選択されている場合に、前記入力された前記原稿画像に含まれる文字領域と写真領域とを認識するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定するステップと、
    前記個別モードが選択されているときに、入力された前記原稿画像がカラー画像であった場合は、画像形成処理を中断して、少なくとも前記写真領域に適用される画像形成モードとしてm(mは4以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーまたはインクを使用する第2のカラー画像形成モードとのいずれかを選択させるステップと、
    選択された前記画像形成モードを前記写真領域に適用して画像を形成するステップと
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. 単色のトナーまたはインクを使用して画像を形成する白黒画像形成モードと、m(mは4以上の自然数)色のトナーを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーを使用する第2のカラー画像形成モードとを有する画像形成装置の制御方法であって、
    原稿画像を入力するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像である場合に、前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかが決定されているか否かを判別するステップと、
    入力された前記原稿画像がカラー画像である場合であって、前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかが決定されている場合には、決定されている前記カラー画像形成モードにて画像を形成し、一方、前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかが決定されていない場合に、前記第1のカラー画像形成モードと前記第2のカラーモードの何れを適用するかを選択させ、選択された前記カラー画像形成モードにて画像を形成するステップと、
    入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定された場合は、前記白黒画像形成モードにて画像を形成するステップと
    を有する画像形成装置の制御方法。
  14. 単色のトナーまたはインクを使用して画像を形成する白黒画像形成モードと、m(mは4以上の自然数)色のトナーを使用する第1のカラー画像形成モードと、n(nは、m+1以上の自然数)色のトナーを使用する第2のカラー画像形成モードと、入力された原稿画像がカラー画像であるかまたは白黒画像であるかを判定する判定機構を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記判定機構を有効にするか無効にするかを設定するステップと、
    前記判定機構が有効に設定されている場合に、前記画像形成装置に入力された原稿画像がカラー画像であると判定されると、前記第1のカラー画像形成モードにて画像を形成し、一方で、入力された前記原稿画像が白黒画像であると判定されると、白黒画像形成モードにて画像を形成するステップと
    を有する画像形成装置の制御方法。
JP2004287994A 2004-09-30 2004-09-30 画像形成装置及びその制御方法 Pending JP2006101444A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004287994A JP2006101444A (ja) 2004-09-30 2004-09-30 画像形成装置及びその制御方法
US11/222,833 US20060066887A1 (en) 2004-09-30 2005-09-12 Image forming apparatus and control method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004287994A JP2006101444A (ja) 2004-09-30 2004-09-30 画像形成装置及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006101444A true JP2006101444A (ja) 2006-04-13

Family

ID=36098694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004287994A Pending JP2006101444A (ja) 2004-09-30 2004-09-30 画像形成装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060066887A1 (ja)
JP (1) JP2006101444A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159435A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4125208B2 (ja) * 2003-09-29 2008-07-30 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2006254368A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Canon Inc 色処理装置およびその方法
US20080187244A1 (en) * 2007-02-02 2008-08-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method
US20080320384A1 (en) * 2007-06-25 2008-12-25 Ramesh Nagarajan Automated addition of images to text
JP5284138B2 (ja) * 2009-02-20 2013-09-11 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP5071532B2 (ja) * 2010-07-09 2012-11-14 ブラザー工業株式会社 スキャナ装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11112791A (ja) * 1997-04-10 1999-04-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000047846A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Alps Electric Co Ltd カラー印刷方法
US6498910B2 (en) * 2000-04-07 2002-12-24 Konica Corporation Image forming with light and dark hue toners
JP4399129B2 (ja) * 2001-06-14 2010-01-13 シャープ株式会社 画像形成装置
JP3582649B2 (ja) * 2001-08-03 2004-10-27 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷方法、印刷装置の制御プログラムおよび印刷装置の制御プログラムを記録した媒体
JP4289851B2 (ja) * 2001-11-14 2009-07-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
US7724400B2 (en) * 2003-04-02 2010-05-25 Lexmark International, Inc. Simple and configurable all-in-one operator panel
JP2005059362A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Canon Inc 色分解データ生成方法および画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159435A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
US8243295B2 (en) 2007-12-27 2012-08-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method that converts a transfer speed of the image data signal according to a transfer speed of a destination processor

Also Published As

Publication number Publication date
US20060066887A1 (en) 2006-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4380602B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
KR100742047B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 장치의 표시 제어 방법, 및 기록 매체
JP5111222B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5111227B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、プログラム
US20060066925A1 (en) Image forming apparatus, image processor, image processing method, and storage medium storing program
JP4902331B2 (ja) 画像処理装置、サーバ装置、表示方法、データ処理方法、記憶媒体、プログラム
US20170228621A1 (en) Image forming method, image forming system and image forming apparatus
US20100309496A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US8564833B2 (en) Control apparatus, controlling method, program and recording medium
JP4979498B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2007068040A (ja) 画像形成装置
EP2048866B1 (en) Security printing adapted to printer capabilities
JP2010137467A (ja) 画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラム
US20060066887A1 (en) Image forming apparatus and control method therefor
JP4488939B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置およびプログラム
JP2005295333A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
EP1542449A2 (en) Print control apparatus and print control method
JP2011141404A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および、プログラム
US11563872B2 (en) Image forming apparatus, non-transitory computer readable recording medium storing color correction control program, and color correction control method in image forming apparatus
JP7318381B2 (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
JP2003191539A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2014199984A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2005303835A (ja) 画像処理装置および原稿読取装置
JP2000003084A (ja) 2色カラーモード付きカラー画像形成装置及びこれを備えた複写機
JP5080761B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070925