JP2002094816A - 画像処理装置およびその制御方法、並びに、画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置およびその制御方法、並びに、画像処理方法Info
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Abstract
サイズの読み取りが可能な測色計を使用すればよいが、
A3サイズの測色計は高価である。そこで、A3サイズの記
録紙を半分のA4サイズに切断し、二枚のサンプル画像に
分けて測色しなければならない。 【解決手段】 約半数のカラーパッチを図に示す(A)を
天として印刷し、残るカラーパッチを図に示す(B)を天
として、A3サイズの記録紙に印刷する。このようにすれ
ば、(A)側のカラーパッチを測色した後、サンプル画像
を反転して測色計にセットし、続いて(B)側のカラーパ
ッチを測色することができる。
Description
その制御方法、並びに、画像処理方法に関し、例えば、
プリンタの色再現処理に関する。
て、色再現効果を向上するための色修正を行う手法とし
て、入力色空間のデータに行列演算を施して出力色空間
のデータを得るカラーマスキング法や、プロファイルと
呼ばれるルックアップテーブル(LUT)によって入力色空
間のデータを出力色空間のデータに変換する方法が多用
されている。
性は強い非線形性を示す。従って、カラーマスキング法
のような大域的な方法、つまり行列の要素を変更すると
出力色空間全体に影響するような色修正方法では、すべ
ての色域でカラープリンタや印刷機の特性を充分に近似
することはできない。また、プロファイルが提供された
としても、カラーマスキング法によりテーブルが求めら
れている場合が多く、色再現の困難さに変わりはない。
い非線形出力特性を精度よく近似し、高精度な色再現を
可能にするプロファイルを提供する方法を、出願人は提
案している。
る場合、測色計により、カラープリンタや印刷機によっ
て印刷されたサンプル画像のカラーパッチの色を測色す
る。この測色の際、測色誤差を抑制するために、定期的
にキャリブレーションが行われる。
測色において、効率的な測色を行うことを目的とする。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
イスにカラーパッチデータを送ってカラーパッチを出力
させ、前記カラーパッチを測色機に読み取らせ、その測
色結果に基づき前記出力デバイスのプロファイルを作成
する画像処理方法であって、前記測色機が測色可能な用
紙サイズの倍以上の用紙に、前記出力デバイスがカラー
パッチを出力可能である場合、前記出力デバイスに、前
記測色機で測色可能なサイズのカラーパッチ群を二つ出
力させるステップを有し、前記二つのカラーパッチ群
は、前記カラーパッチ群を前記測色機に読み取らせる際
の読取開始位置が点対称に配置されていることを特徴と
する。
の出力画像を読み取った結果から、前記出力デバイスに
従属する色空間とデバイスに独立な色空間との間で画像
を双方向に変換するための複数の変換テーブルを作成す
る画像処理装置の制御方法であって、前記出力画像の読
み取り中に、その出力画像の向きの反転を指示すること
を特徴とする。
イスに従属する色空間とデバイスに独立な色空間との間
で画像を双方向に変換するための複数の変換テーブルを
作成するために、出力デバイスの出力画像を読み取る画
像処理装置であって、カラーパッチを測色するための測
色手段と、前記測色手段を前記出力画像上に配置された
カラーパッチ上に移動する移動手段と、前記測色手段お
よび前記移動手段の動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記出力画像の読み取り中に、その出
力画像の向きの反転を指示することを特徴とする。
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
の構成例を示すブロック図である。
は、何らかのデバイスに依存する色空間の画像信号で、
例えば、あるスキャナにより原稿から読み取られた画像
を示すRGB信号であったり、あるプリンタに出力すべきC
MYK信号であってもよい。本実施形態を複写機に適用す
る場合は、入力信号はスキャナで読み取られた画像を示
すRGB信号である。また、プルーフ(試し刷り、校正刷
り)を目的とする場合は、ターゲットである印刷機へ出
力されるCMYK信号である。
部101に入力されて、デバイスに独立な色空間であるLab
色空間の信号に変換される。この変換は、入力色→Lab
変換LUT102を用いるLUT変換により実現される。
入力信号の色空間に対応するテーブルをセットする必要
がある。例えば、スキャナAのRGB色空間に依存する画像
信号が入力される場合は、スキャナAのRGB色空間に従属
するRGB値とLab値との対応を表す三次元入力-三次元出
力のRGB→Lab変換テーブルを入力色→Lab変換LUT102の
テーブルとしてセットする。同様に、プリンタBのCMYK
色空間に従属する画像信号が入力される場合は、プリン
タBの色空間に従属するCMYK値とLab値との対応を表す四
次元入力-三次元出力のCMYK→Lab変換テーブルを入力色
→Lab変換LUT102のテーブルとしてセットする。
図で、それぞれ8ビットのRGB値とLab値との対応を示し
ている。実際のテーブルには代表的なRGB値をアドレス
とするLab値が格納されているので、入力色→Lab変換部
101は、入力されるRGB値の近傍のLab値をテーブルから
取り出し、取り出したLab値を補間演算することで、入
力されるRGB値に対応するLab値を取得する。
信号は、Lab→デバイスRGB変換部104により、デバイスR
GB→Lab変換LUT105に基づき、デバイスRGB色空間の信号
に変換される。この変換処理の詳細は後述する。
ある場合、その色域はプリンタの色再現域よりも広い場
合が多い。このため、入力色→Lab変換部101から出力さ
れるLab信号を、色空間圧縮変換部103においてプリンタ
107の色再現範囲へマッピング(ガマットマッピング)
した後、Lab→デバイスRGB変換部104に入力するものと
する。ガマットマッピングの具体的な方法は、特開平8-
130655号公報に開示されている均等色空間内において色
空間圧縮処理を行う方法などを用いればよい。
るデバイスRGB色空間の信号は、デバイスRGB→CMYK変換
部106により、プリンタ107に従属なCMYK色空間の信号に
変換された後、プリンタ107に送られる。RGB→CMYK変換
についても様々な方法があり、どのような方法を用いて
も構わないが、例えば、次の変換式を用いる。 C = (1.0 - R) - K M = (1.0 - G) - K Y = (1.0 - B) - K K = min{(1.0 - R), (1.0 - G), (1.0 - B)}
バイスRGB変換部104の詳細について説明する。
れているデバイスRGB値とLab測色値との対応関係に基づ
き信号を変換する。図3はデバイスRGB値⇔Lab測色値の
対応関係を得て、Lab→デバイスRGB変換を行う手順を示
すフローチャートである。勿論、既に、RGB値⇔Lab測色
値の対応関係が得られている場合は、ステップS1および
S2は省略される。
カラーパッチからなるサンプル画像を生成する。そし
て、生成されたサンプル画像のRGB信号をデバイスRGB→
CMYK変換部106を通してプリンタ107に出力し、サンプル
画像109を得る。
プル画像は、デバイスRGB色空間を均等分割するように
作成される。図4の例では、RGBそれぞれ8ビットのRGB色
空間を9×9×9に均等分割して729個のパッチを得る。本
来、プリンタ107に従属な色空間はCMYK色空間である
が、RGB色空間からの変換ルールによりCMYK色空間に変
換可能であるという意味で、RGB色空間をプリンタ107に
従属な色空間であると考える。
ッチ測色部110により測色し、各カラーパッチのLab測色
値を得る。得られたLab測色値は、図5に示されるように
Lab色空間上に分布する。この操作により、カラーパッ
チ生成部108で生成されたRGB値、および、カラーパッチ
測色部110で測色されたLab測色値が得られ、デバイスRG
B→Lab変換LUT105のテーブルを得ることができる。この
デバイスRGB→Lab変換LUT105を用いてLab→デバイスRGB
変換を行う。
法である立方体補間や四面体補間などの補間演算が利用
される。これらの補間演算はLUTの入力側に相当するグ
リッドが等間隔である必要がある。デバイスRGB→Lab変
換LUT105のテーブルにおけるデバイスRGB値は均等に並
んでいるが、Lab測色値は均等に並んではいない。この
ため、Lab値を入力とする場合、デバイスRGB→Lab変換L
UT105のテーブルは等間隔のグリッドをもつLUTを構成し
ない。従って、単純に、Lab値を入力する補間演算を行
うことはできない。そこで、以下の手順により、Lab→
デバイスRGB変換を行う。
値と、入力Lab値との距離d(Lab色差式による色差と等
価)を計算してメモリに格納する。
小さい順にN個のエントリ(●)を選択する。このと
き、距離dが小さい順に下記のように表記する。 ここで、d1 < d2 < d3 < … < dN
る。 RGB = (1/N)×Σi=1 NRGBi×f(di) ここで、f(x) = 1/(1+x4)
ら、上式による計算は、Lab色空間上で、より近傍にあ
るLab測色値に対応するRGB値に、より大きい重みを付け
て補間演算を行っていることになる。
色空間全域において、定数(例えば8)にすることもで
きる。しかし、デバイスRGB→CMYK変換部106における変
換手法によっては、図5に示すように明度L*が低い領域
に測色値が集中するために、Nを定数にすると不都合が
生じることがある。つまり、測色値が集中する領域にお
いては距離dが極めて小さくなり、Nが小さいと、少数の
サンプル点に大きい重みを付けて補間演算が行われ、そ
の結果、デバイスRGB色空間における階調ジャンプ、低
明度領域でのホワイトバランスの崩れ、などの問題を生
じ易い。
値に応じてサンプル点の数を変化させて補間演算を行え
ば、上記の問題を効果的に解決することができる。勿
論、明度が高い領域においても、補間演算に使うサンプ
ル数が制限されることになり、色の濁りなどが生じ難く
なる。なお、図8に示す関数N(L*)の一例は、L*=0で12
8、L*=100で4になる1/4乗関数を示している。
すべてに繰り返し施せば、Lab信号をデバイスRGB信号に
変換することができる。
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
を示すブロック図である。第2実施形態の画像処理装置
は、デバイスに独立な色空間の信号からプリンタ107の
色空間の信号への変換を、入力信号をデバイスに独立な
色空間の信号へ変換する際と同様に、LUTで行う点で第1
実施形態の画像処理装置と異なる。
804を用いて、Lab信号をプリンタ107に従属なCMYK色空
間の信号に変換する。Lab→CMYK変換部803から出力され
るCMYK信号はプリンタ107に送られる。Lab→CMYK変換LU
T804は、次のようにして作成される。
プル画像のRGB信号は、デバイスRGB→CMYK変換部106に
よりプリンタ107に従属なCMYK信号に変換された後、プ
リンタ107に出力され、サンプル画像109が得られる。
チをカラーパッチ測色部110により測色し、各カラーパ
ッチのLab測色値を得る。得られたLab測色値およびカラ
ーパッチ生成部108で生成されたRGB値に基づき、Lab→C
MYK変換LUT作成部810は、Lab→CMYK変換LUT804のテーブ
ルを作成する。
実施形態で説明したデバイスRGB→CMYK変換処理をカラ
ーパッチ生成部108で生成されたRGB値に施して得たCMYK
値と、Lab測色値とからLab→CMYK変換LUT804のテーブル
を作成する。例えば、Lab値を8ビット信号とすると、L*
値は0から255まで、a*およびb*値は-128〜127までであ
る。Labの各範囲を16ステップで刻んでLabのグリッドを
構成すれば、173=4913回の計算によりLab→CMYK変換LUT
804のテーブルができあがる。
空間からデバイスRGB色空間へ変換した後、演算処理に
よりデバイスRGB色空間からCMYK色空間へ変換したが、
これら変換処理を、第2実施形態では一つのLUTで行うこ
とができ、変換処理を効率化することができる。
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
例を示すブロック図で、近年、インターネットで標準的
な色空間になりつつあるsRGB色空間の入力信号を入力す
る構成を有する。sRGB色空間は、XYZ色空間との対応が
定義付けられていて、デバイスに独立な色空間と考える
ことが可能である。そこで、sRGB値をXYZ値やLab値に変
換し、さらに、上述したようなLab色空間からプリンタ
色空間への変換を行えば、プリンタ107により、sRGB色
空間の信号によって表される画像を再現することが可能
になる。
RGB→CMYK変換LUT902を用いて、sRGB色空間の入力信号
をプリンタ107に従属なCMYK色空間の信号に変換する。s
RGB→CMYK変換部901から出力されるCMYK信号はプリンタ
107に送られる。sRGB→CMYK変換LUT902は、次のように
して作成される。
プル画像のRGB信号は、デバイスRGB→CMYK変換部106に
よりプリンタ107に従属なCMYK信号に変換された後、プ
リンタ107に出力され、サンプル画像109が得られる。
チをカラーパッチ測色部110により測色し、各カラーパ
ッチのLab測色値を得る。得られたLab測色値およびカラ
ーパッチ生成部108で生成されたRGB値に基づき、sRGB→
CMYK変換LUT作成部908は、sRGB→CMYK変換LUT902のテー
ブルを作成する。
1実施形態で説明したデバイスRGB→CMYK変換処理をカラ
ーパッチ生成部108で生成されたRGB値に施して得たCMYK
値と、Lab測色値に定義式に従うLab→XYZおよびXYZ→sR
GB変換を施して得たsRGB値とからsRGB→CMYK変換LUT902
のテーブルを作成する。例えば、sRGB信号を8ビット信
号とすると、sRGBの各範囲を16ステップで刻んで17×17
×17のsRGBのグリッドを構成すれば、173=4913回の計算
によりsRGB→CMYK変換LUT902のテーブルができあがる。
プリンタや印刷機がもつ強い非線形出力特性を精度よく
近似し、高精度な色再現を可能にする色変換方法を提供
することができる。従って、デバイスに独立な色空間に
おいて、プリンタや印刷機の特性を良好に反映する色空
間変換を行うため、どのような入力色空間に対しても、
高精度な色再現がプリンタや印刷機で可能になる。
スに独立な色空間をLab色空間として説明したが、他の
均等色空間、例えばLuv色空間を用いてもまったく同様
の効果を得ることができる。
的として、ターゲットである印刷機の出力特性に合わせ
て色変換された画像を、複写機やプリンタでプリントす
る場合がある。このようなプルーフを行うには、上述し
た各実施形態で説明した方法によって、プルーフに用い
られる出力デバイスにサンプル画像データを供給し印刷
させ、得られたサンプル画像の各カラーパッチの測色値
からプロファイルを作成する必要がある。そして、作成
したプロファイルを使用して色変換を施した画像を出力
デバイスでプリントすることになる。
のプロファイルを作成する処理およびその際の測色処理
を第4実施形態として説明する。なお、第4実施形態で説
明するプロファイルの作成は、プルーフ用に限られず、
通常の出力(印刷)にも使用できることは言うまでもな
い。
を行う構成の概要を説明する。図11は色変換モジュール
の構成例を示すブロック図である。
ュール1002によって、出力デバイスにより印刷されたサ
ンプル画像(例えば標準的なIT8や4320CMYK画像)の各
カラーパッチを測色する。測色結果は、オンラインまた
はオフラインでプロファイル生成モジュール1003に供給
され、上記の実施形態で説明した方法により、ICC(Inte
rnational Color Consortium)の定義に従う、出力デバ
イスプロファイルであるプロファイル1101D(Lab→CMYK
変換LUT: BtoA0)およびプロファイル1101S(デバイス
値→Lab変換LUT: AtoB0)が作成される。
象の画像1006、ターゲットデバイスに対応するプロファ
イル(ターゲットデバイス値→Lab変換LUT)1102、出力
デバイスのプロファイル1101Dおよび1101S、並びに、モ
ニタプロファイル1103をカラーマネージメントモジュー
ル(CMM)1007に供給(または指示)して、画像1006に色
変換を施させる。
スのプロファイルの作成について詳細に説明する。図12
は出力デバイスのプロファイルの作成手順を説明する図
で、第2実施形態で説明した処理をさらに簡単に説明す
るための図である。
サンプル画像のデバイスCMYKデータを出力デバイス1010
へ供給し、サンプル画像1011を印刷させる。サンプル画
像には、例えば標準的なIT8や4320CMYK画像などが利用
される。
プル画像1011の各カラーパッチは、測色計1001および測
色モジュール1002により測色され、そのLab測色値はメ
モリ1012に格納される。プロファイル生成モジュール10
03は、ICCプロファイルのAtoB0タグに相当するデバイス
CMYK→Lab変換テーブル1013を生成してメモリ1012に格
納する。
のほかにBtoA0タグが必要になるので、プロファイル生
成モジュール1003は、デバイスCMYK→Lab変換テーブル1
013からLab→デバイスCMYK変換テーブル1014を作成す
る。なお、これらの変換テーブルは、最終的に、出力デ
バイス1010のICCプロファイルとしてメモリ1012に格納
される。
ル1013におけるデバイスCMYK値は均等に並んでいるが、
Lab測色値は均等に並んではいない。Lab値を入力とする
Lab→デバイスCMYK変換テーブル1014を作成する場合、L
ab値を均等に並べる必要がある。そこで、第1実施形態
で説明した方法を用いて、デバイスCMYK→Lab変換テー
ブル1013から、Lab値が均等に並んだLab→デバイスCMYK
変換テーブル1014を作成し、メモリ1012に格納する。
4の作成を説明する図である。Lab→デバイスCMYK変換テ
ーブル1014におけるテーブル入力値(Lab1', Lab2', Lab
3',…)、および、デバイスCMYK→Lab変換テーブル1013
におけるテーブル入力値(CMYK1, CMYK2, CMYK3, …)は
等間隔に配置されている。しかし、デバイスCMYK→Lab
変換テーブル1013におけるLab測定値(Lab1, Lab2, La
b3, …)は等間隔に並んでいるわけではない。
のLab測定値から補間する。例えば、図13のLab1'は次式
により補間される。 Lab1' = a/(a+b)×(CMYK2 - CMYK1) + CMYK1 = b/(a+b)×CMYK1 + a/(a+b)×CMYK2 ここで、a = Lab1' - Lab1 b = Lab2 - Lab1'
は、例えばパーソナルコンピュータなどにソフトウェア
として供給され実現される。そして、モニタ1004に表示
されるユーザインタフェイスにより、測色処理の実行を
指示することができる。
プロファイル生成モジュール1003により実行される。オ
ペレータが測色の開始を指示すると、ステップS21で、
図15に一例を示すウィンドウが表示され、オペレータは
測色機、測色パラメータ(測色光源、測色視野および色
空間)およびサンプル画像(カラーチャート)の種類を
ポップアップメニューから選ぶ。
れると、ステップS22で、図16に一例を示すウィンドウ
が表示され、オペレータは指示に従いサンプル画像を測
色台にセットする。
れると、ステップS23で、図17に一例を示すウィンドウ
が表示され、オペレータは指示に従い、サンプル画像の
測色範囲の左上をセットする。続いて、図18および図19
に一例を示すウィンドウが表示され、オペレータは指示
に従い、サンプル画像の測色範囲の右上および右下をセ
ットする。
測色計1001および測色モジュール1002によりサンプル画
像のカラーパッチが順に測色される。そして、ステップ
S25の判定により、サンプル画像のすべてのカラーパッ
チの測色が終了するまでステップS24の処理が繰り返さ
れる。
ズの記録紙に928のカラーパッチが印刷された例であ
る。
を読み取る場合、A3サイズの読み取りが可能な測色計を
使用すればよいが、A3サイズの測色計は高価である。そ
こで、A3サイズの記録紙を半分のA4サイズに切断し、二
枚のサンプル画像に分けてA4サイズの測色が可能な測色
計1001で測色する。なお、最初からA4サイズ二枚に分け
てサンプル画像を印刷してもよいが、A3サイズなどより
大きなサイズの記録紙にサンプル画像を印刷した方が、
その特性をより正確に反映することができる。
切断するのは、決して効率的な作業とは言えない。そこ
で、図21に一例を示すように、約半数のカラーパッチを
図に示す(A)を天として印刷し、残るカラーパッチを図
に示す(B)を天として、A3サイズの記録紙に印刷する。
このようにすれば、(A)側のカラーパッチを測色した
後、サンプル画像を反転して測色計1001にセットし、続
いて(B)側のカラーパッチを測色することができる。
パッチの測色が終了したと判定すると、ステップS26で
サンプル画像を反転する否かを判定し、反転する場合は
ステップS27で図22に一例を示すウィンドウが表示さ
れ、オペレータは指示に従い、サンプル画像を反転して
測色台にセットする。
了すると、ステップS26で、測色結果がカラー表示され
る。
分に切断することなく、A4サイズまでの読み取りが可能
な測色計1001を用いてA3サイズのサンプル画像を読み取
ることができる。従って、サンプル画像の読み取りを効
率的に行うことができるとともに、サンプル画像の保管
も容易になる。
み取りを説明したが、4320CMYK画像の場合は、A3サイズ
の記録紙五枚になるので、図23に一例を示すように、IT
8の場合と同様に各サンプル画像のカラーパッチの並び
を反転しておく。従って、4320CMYK画像を読み取る場合
は、ステップS26でサンプル画像の反転または交換する
か否かを判定し、ステップS27でサンプル画像の反転ま
たは交換を指示することになる。なお、図23に示す各サ
ンプル画像の右上に表示された1/5から5/5はサンプル画
像の数およびその順番を示す番号である。
をA4サイズで読み取る例を説明したが、B4サイズのサン
プル画像をB5サイズで読み取る、A2サイズの画像をA3サ
イズで読み取るなども本実施形態の範疇である。
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
の記憶媒体には、先に説明した(図Xおよび/または図
Yに示す)フローチャートに対応するプログラムコード
が格納されることになる。
プロファイルを提供するための測色において、効率的な
測色を行うことができる。
ロック図、
デバイスRGB→Lab変換を行う手順を示すフローチャー
ト、
す図、
図、
ロック図、
ブロック図、
示すブロック図、
明する図、
明する図、
例を示す図、
例を示す図、
例を示す図、
例を示す図、
例を示す図、
例を示す図、
Claims (12)
- 【請求項1】 出力デバイスにカラーパッチデータを送
ってカラーパッチを出力させ、前記カラーパッチを測色
機に読み取らせ、その測色結果に基づき前記出力デバイ
スのプロファイルを作成する画像処理方法であって、 前記測色機が測色可能な用紙サイズの倍以上の用紙に、
前記出力デバイスがカラーパッチを出力可能である場
合、前記出力デバイスに、前記測色機で測色可能なサイ
ズのカラーパッチ群を二つ出力させるステップを有し、 前記二つのカラーパッチ群は、前記カラーパッチ群を前
記測色機に読み取らせる際の読取開始位置が点対称に配
置されていることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 前記測色機に前記二つのカラーパッチ群
を読み取らせる際に、一つ目のカラーパッチ群の読み取
りが終了すると、前記二つのカラーパッチ群が出力され
た用紙の向きを180度回転させることをユーザに報知す
ることを特徴とする請求項1に記載された画像処理方
法。 - 【請求項3】 出力デバイスの出力画像を読み取った結
果から、前記出力デバイスに従属する色空間とデバイス
に独立な色空間との間で画像を双方向に変換するための
複数の変換テーブルを作成する画像処理装置の制御方法
であって、 前記出力画像の読み取り中に、その出力画像の向きの反
転を指示することを特徴とする制御方法。 - 【請求項4】 前記出力画像には、互いに対向する向き
に配置された二組のカラーパッチ群が印刷されているこ
とを特徴とする請求項3に記載された制御方法。 - 【請求項5】 前記二組のカラーパッチ群の一方を読み
取った後、もう一方のカラーパッチ群の読み取りを開始
する前に、前記出力画像の向きの反転を指示することを
特徴とする請求項4に記載された制御方法。 - 【請求項6】 前記出力画像はA3サイズであり、前記二
組のカラーパッチ群はそれぞれA4サイズとして印刷され
ていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載さ
れた制御方法。 - 【請求項7】 出力デバイスに従属する色空間とデバイ
スに独立な色空間との間で画像を双方向に変換するため
の複数の変換テーブルを作成するために、出力デバイス
の出力画像を読み取る画像処理装置であって、 カラーパッチを測色するための測色手段と、 前記測色手段を前記出力画像上に配置されたカラーパッ
チ上に移動する移動手段と、 前記測色手段および前記移動手段の動作を制御する制御
手段とを有し、 前記制御手段は、前記出力画像の読み取り中に、その出
力画像の向きの反転を指示することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項8】 前記出力画像には、互いに対向する向き
に配置された二組のカラーパッチ群が印刷されているこ
とを特徴とする請求項7に記載された画像処理装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記二組のカラーパッ
チ群の一方を読み取った後、もう一方のカラーパッチ群
の読み取りを開始する前に、前記出力画像の向きの反転
を指示することを特徴とする請求項8に記載された画像
処理装置。 - 【請求項10】 前記出力画像はA3サイズであり、前記
二組のカラーパッチ群はそれぞれA4サイズとして印刷さ
れていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載
された画像処理装置。 - 【請求項11】 出力デバイスにカラーパッチデータを
送ってカラーパッチを出力させ、前記カラーパッチを測
色機に読み取らせ、その測色結果に基づき前記出力デバ
イスのプロファイルを作成する画像処理のプログラムコ
ードが記録された記録媒体であって、前記プログラムコ
ードは少なくとも、 前記測色機が測色可能な用紙サイズの倍以上の用紙に、
前記出力デバイスがカラーパッチを出力可能である場
合、前記出力デバイスに、前記測色機で測色可能なサイ
ズのカラーパッチ群を二つ出力させるステップのコード
を有し、 前記二つのカラーパッチ群は、前記カラーパッチ群を前
記測色機に読み取らせる際の読取開始位置が点対称に配
置されていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項12】 出力デバイスの出力画像を読み取った
結果から、前記出力デバイスに従属する色空間とデバイ
スに独立な色空間との間で画像を双方向に変換するため
の複数の変換テーブルを作成する画像処理装置を制御す
るプログラムコードが記録された記録媒体であって、前
記プログラムコードは少なくとも、 前記出力画像の読み取り中に、その出力画像の向きの反
転を指示するステップのコードを有することを特徴とす
る記録媒体。
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