JP2005158528A - 燃料電池セル及び燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸素極層から固体電解質層への元素拡散を有効に抑制できるとともに、支持基板の側面における固体電解質のクラックを防止できる燃料電池セル及び燃料電池を提供する。
【解決手段】ガス通路15を有する支持基板13の一方側主面に固体電解質9、拡散防止層14、酸素側電極11、他方側主面にインターコネクタ12を設けるとともに、拡散防止層14を、固体電解質9と酸素側電極11との間であって、支持基板13の一方側主面にのみ形成してなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池セル及び燃料電池に関し、特に支持基板の一方側主面に固体電解質、拡散防止層、酸素側電極、他方側主面にインターコネクタを設けてなる燃料電池セル及び燃料電池に関するものである。
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。このような燃料電池には、固体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体電解質型など、各種のものが知られているが、中でも固体電解質型の燃料電池は、作動温度が800〜1000℃と高いものの、発電効率が高く、また排熱利用ができるなどの利点を有しており、その研究開発が推し進められている。
固体電解質型燃料電池セルの基本的な構造は、固体電解質層の一方の面に空気等の酸素含有ガスと接する酸素極層(空気極層)を形成し、他方の面に燃料ガス(水素)と接する燃料極層を形成させたものであり、一般に、固体電解質材料としては、希土類元素が固溶したZrO(安定化ジルコニア)が使用され、酸素極形成材料としては、La系ペロブスカイト型酸化物が使用され、更に燃料極形成材料としては、希土類元素が固溶しているZrOとNi等の金属乃至金属酸化物からなるサーメットが使用されている。
ところで、上記の固体電解質型燃料電池セルの製造法として、最近では、所謂共焼結法が採用されるようになってきている。この共焼結法は、固体電解質層と、燃料極層及び酸素極層の少なくとも一層とを同時焼成により形成するというものであり、製造工程数を少なくでき、コストダウンを図ることができるという利点を有している。
しかしながら、共焼結法により固体電解質型燃料電池セルを製造すると、酸素極層中のLaなどの遷移元素が固体電解質層中に拡散してしまい、固体電解質の導電機能が損なわれてしまい、出力密度の低下等の不都合を生じるという問題がある。このような問題を回避するための手段として、固体電解質層と酸素極層との間に拡散防止層を設けることが提案されている(特許文献1,2参照)。
上記の特許文献1,2において、固体電解質層と酸素極層との間に設けられている拡散防止層は、希土類元素(例えばCe、Y、Sm)とZrとを含有する複合酸化物から形成されているものであり、このような拡散防止層を設けることにより、同時焼成に際して酸素極層から固体電解質層(或いは固体電解質層を介しての燃料極層)への元素拡散が防止され、出力密度の低下を回避することが可能となる。
特開2002−15754号公報 特開2002−134132号公報
しかしながら、上記の拡散防止層は、Zrの酸化物成分を含有しているため、安定化ジルコニアを主成分とする固体電解質層と近似した熱膨張係数を有するものの、成分を全く異にする酸素極層との熱膨張係数差が大きく、このため、同時焼成に際して酸素極層と拡散防止層との間で剥離が生じやすく、製造歩留まりが低いという問題があった。この場合、同時焼成により予め固体電解質層上に拡散防止層を形成しておき、その後、拡散防止層上に酸素極層を焼付けて形成する場合も全く同様の問題を生じる。
このような課題を解決すべく、本出願人は、先に、元素拡散防止層を、少なくとも1種の希土類元素とZrとを含有する複合酸化物からなり、且つ開気孔率が30%以上の多孔質層とした燃料電池セルを出願した(特願2003−91908号)。このような燃料電池セルでは、酸素極層から固体電解質層への元素拡散が有効に抑制されるとともに、熱膨張係数差による拡散防止層と酸素極層との剥離が有効に防止され、製造歩留まりが高く且つ優れた耐久性を示すことができる。
しかしながら、従来の燃料電池セルでは、拡散防止層の形成位置については何ら検討されていなかったため、起動停止を繰り返すと、固体電解質にクラックが発生する場合があった。
即ち、例えば、支持基板が平板状の場合、その側面に、応力が集中しやすくなるため、特に燃料電池セル側面部に加わる応力は極力減らす必要がある。また、燃料電池セル一本当たりの出力を大きくするためには、発電部面積、即ち酸素側電極層と燃料側電極層が固体電解質層をはさんで重なって形成される部分の面積を大きくする必要がある。そのため、支持基板の側面部まで酸素側電極と燃料側電極とを形成し、さらに、酸素側電極から固体電解質への元素の拡散を確実に防止するために、支持基板の側面にまで拡散防止層を形成した場合、一般に用いられるCeを主成分とする拡散防止層(約13〜14×10−6/℃)と固体電解質(約10〜11×10−6/℃)との熱膨張差により、発電時の温度を変化させて繰り返し発電を行なうと、特に高温時から低温に下げて、再び高温に昇温した際にセルの側面の固体電解質にクラックが発生する虞があった。拡散防止層の形成位置は、支持基板の形状と共に、固体電解質のクラック防止に大きな影響を及ぼす要因となる。
本発明は、酸素極層から固体電解質層への元素拡散を有効に抑制できるとともに、支持基板の側面における固体電解質のクラックを防止できる燃料電池セル及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池セルは、ガス通路を有する支持基板の一方側主面に固体電解質、拡散防止層、酸素側電極、他方側主面にインターコネクタを設けるとともに、前記拡散防止層を、前記固体電解質と前記酸素側電極との間であって、前記支持基板の一方側主面にのみ形成してなることを特徴とする。
本発明の燃料電池セルでは、固体電解質と酸素側電極との間に拡散防止層を形成したため、酸素極層から固体電解質層への元素拡散を有効に抑制できるとともに、板状の支持基板を用いており、支持基板の厚みが小さいため、この側面部分にそもそも応力集中しやすいが、拡散防止層は支持基板の側面には形成されておらず、支持基板の一方側主面にのみ形成されているため、側面部における固体電解質のクラック発生を防止できる。
また、本発明の燃料電池セルでは、支持基板の側面が外方に突出する曲面状であることを特徴とする。このような燃料電池セルでは、側面を曲面状とすることにより、支持基板の側面への応力集中を抑制でき、支持基板の側面に形成された固体電解質へのクラック発生をさらに抑制できる。
また、本発明の燃料電池セルは、支持基板の一方側主面に形成された固体電解質表面の一部に拡散防止層が形成され、該拡散防止層表面の一部に酸素側電極が形成されていることを特徴とする。このような燃料電池セルでは、固体電解質、拡散防止層、酸素側電極の順に形成面積が小さくなるため、酸素側電極から固体電解質層への元素拡散を有効に抑制できる。また、固体電解質、拡散防止層、酸素側電極の順に熱膨張係数が大きくなるが、形成面積がこの順で小さくなるため、応力が緩和され、固体電解質と酸素側電極との剥離を防止できる。
さらに、本発明の燃料電池セルは、拡散防止層は、支持基板の長さ方向全域にわたって形成されていることを特徴とする。このような燃料電池セルでは、製造時に拡散防止層形成位置を確認することなく、例えばスクリーン印刷により容易に形成できるとともに、支持基板長さ方向に均一に形成できるため、燃料電池セルの変形も抑制できる。
また、本発明の燃料電池セルは、導電性支持基板に燃料側電極、固体電解質、酸素側電極が順次設けられていることを特徴とする。このような燃料電池セルでは、支持基板は支持体としての機能を、燃料側電極は電極としての機能のみを有することができ、導電性支持基板と燃料側電極の使用材料の選択幅を広げることができる。
さらに、本発明の燃料電池セルは、分散型発電用として用いられることを特徴とする。例えば、1kW程度の発電性能を有する家庭用の燃料電池システムや、7kW以下の発電性能を有する店舗用の燃料電池システムに用いられる燃料電池セルは小型であり、支持基板自体も薄くなるため、支持基板の側面に発生する応力が大きくなる傾向にあるため、本発明を好適に用いることができる。
本発明の燃料電池は、上記燃料電池セルを収納容器内に複数収納してなることを特徴とする。このような燃料電池では、上記したように、燃料電池セルが、酸素極層から固体電解質層への元素拡散を有効に抑制できるとともに、支持基板の側面における固体電解質のクラックを防止できるため、発電特性が良好で、かつ高い信頼性の燃料電池を得ることができる。
本発明の燃料電池セルでは、固体電解質と酸素側電極との間に拡散防止層を形成したため、酸素側電極から固体電解質への元素拡散を有効に抑制できるとともに、発電の停止−稼働の繰り返しにて生じる昇温−降温の温度差が発生しても、支持基板の側面における固体電解質のクラック発生を防止できる。これにより、製造歩留まりを向上し、コストの低減ができ、発電特性を長期にわたって維持できる。
図1は、本発明の燃料電池セルを示すもので、図において、符号30で示す燃料電池セルは板状かつ柱状であり、その内部には、断面が扁平状で、全体的に見て板状かつ柱状の導電性支持基板13を備えている。導電性支持基板13の内部には、適当な間隔で複数の燃料ガス通路15が軸長方向に貫通して形成されており、燃料電池セル30は、この導電性支持基板13上に各種の部材が設けられた構造を有している。
導電性支持基板13は、図1に示されている形状から理解されるように、平坦状の主面nと主面nの両端の外方に突出する曲面状の側面mとからなっている。主面nの両面は互いにほぼ平行に形成されており、主面nの一方の面(下面)と両側の側面mを覆うように燃料側電極7が設けられており、さらに、この燃料側電極7を覆うように、緻密質な固体電解質9が積層されており、この固体電解質9の上には、燃料側電極7と対面するように、主面nのみに拡散防止層14が積層され、その拡散防止層14の上面に酸素側電極11が積層されている。また、燃料側電極7及び固体電解質9が積層されていない他方の主面nの表面には、インターコネクタ12が形成されている。図1から明らかな通り、燃料側電極7及び固体電解質9は、インターコネクタ12の両サイドにまで延びており、導電性支持基板13の表面が外部に露出しないように構成されている。
そして、本発明の燃料電池セルでは、図2に示すように、拡散防止層14が、固体電解質9と酸素側電極11との間であって、支持基板13の一方側主面にのみ形成されている。即ち、拡散防止層14は、支持基板13の側面には形成されていない。
また、支持基板13の一方側主面に形成された固体電解質9表面の一部に拡散防止層14が形成され、該拡散防止層14表面の一部に酸素側電極11が形成されている。言い換えると、固体電解質9は、支持基板13の他方側主面の一部と一方側表面全面に形成されており、この固体電解質の表面に、固体電解質の面積よりも形成面積の小さい拡散防止層14が形成され、この拡散防止層14の表面に、拡散防止層14の面積よりも形成面積の小さい酸素側電極11が形成されている。
固体電解質9、拡散防止層14、酸素側電極11の順に形成面積が小さくなるため、酸素側電極11から固体電解質層9への元素拡散を有効に抑制できる。また、固体電解質9、拡散防止層14、酸素側電極11の順に熱膨張係数が大きくなるが、形成面積がこの順で小さくなるため、応力が緩和され、固体電解質9と酸素側電極11との剥離を防止できる。尚、拡散防止層14は一般にCeを主成分とするもので、熱膨張係数は13〜14×10−6/℃であり、固体電解質は10〜11×10−6/℃であり、LaSrCoFe系ペロブスカイト型酸化物からなる酸素側電極は15〜20×10−6/℃である。
また、固体電解質9及び拡散防止層14は、支持基板13のガス通路15の形成方向の長さと同一、即ち長さ方向に全域にわたって形成され、酸素側電極11は、拡散防止層14の長さ方向の一部に形成されている。
上記のような構造の燃料電池セルでは、燃料側電極7の酸素側電極11と対面している部分が燃料側電極として機能して発電する。即ち、酸素側電極11の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ導電性支持基板13内のガス通路15に燃料ガス(水素)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより発電する。
かかる発電によって生成した電流は、導電性支持基板13に取り付けられているインターコネクタ12を介して集電される。
導電性支持基板13は、燃料ガスを燃料側電極7まで透過させるためにガス透過性であること、及びインターコネクタ12を介しての集電を行うために導電性であることが要求されるが、このような要求を満たすと同時に、同時焼成により生じる不都合を回避するために、鉄属金属成分と特定の希土類酸化物とから導電性支持基板13を構成する。
鉄族金属成分は、導電性支持基板13に導電性を付与するためのものであり、鉄族金属単体であってもよいし、また鉄族金属酸化物、鉄族金属の合金もしくは合金酸化物であってもよい。鉄族金属には、鉄、ニッケル及びコバルトがあり、本発明では、何れをも使用することができるが、安価であること及び燃料ガス中で安定であることからNi及び/またはNiOを鉄族成分として含有していることが好ましい。
希土類酸化物成分は、導電性支持基板13の熱膨張係数を固体電解質9の熱膨張係数に近づけるためであり、Y,Lu,Yb,Tm,Er,Ho,Dy,Gd,Sm,Prからなる群より選択された少なくとも1種の元素を含む希土類酸化物であることが好ましい。特に、鉄族金属の酸化物との固溶、反応が殆どなく、また、熱膨張係数が固体電解質9よりわずかに小さい点から、Y、Ybが好ましい。
本発明においては、特に、導電性支持基板13の熱膨張係数を固体電解質9と近似させるという点で、上述した鉄族成分は、導電性支持基板13中に35〜65体積%の量で含まれ、希土類酸化物は、導電性支持基板13中に35〜65体積%の量で含まれていることが好適である。尚、導電性支持基板13中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
上記のような鉄族金属成分と希土類酸化物とから構成される導電性支持基板13は、燃料ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35乃至50%の範囲にあることが好適である。また、導電性支持基板13の導電率は、300S/cm以上、特に440S/cm以上であることが好ましい。
また、導電性支持基板13の主面nの長さは、通常、15〜35mm、側面mの長さ(弧の長さ)は3〜8mmであり、導電性支持基板13の厚みは(主面nの両面の間隔)は2.5〜5mmであることが望ましい。このような支持基板13は小型の燃料電池セルであり、例えば、1kW程度の発電性能を有する家庭用の燃料電池システムや、7kW以下の発電性能を有する店舗用の燃料電池システムに用いることができるが、支持基板13自体も薄くなるため、支持基板13の側面に応力集中しやすくなるため、本発明を好適に用いることができる。
本発明において、燃料側電極7は、電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスから形成される。例えば、希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶しているCeOと、Ni及び/またはNiOとから形成される。
燃料側電極7中の希土類元素が固溶したZrO含量は、35乃至65体積%の範囲にあるのが好ましく、またNi或いはNiO含量は、65乃至35体積%であるのがよい。さらに、この燃料側電極7の開気孔率は、15%以上、特に20乃至40%の範囲にあるのがよく、その厚みは、1〜30μmであることが望ましい。例えば、燃料側電極7の厚みがあまり薄いと、性能が低下するおそれがあり、またあまり厚いと、固体電解質9と燃料側電極7との間で熱膨張差による剥離等を生じるおそれがある。
また、図1の例では、この燃料側電極7は、インターコネクタ12の両サイドにまで延びているが、酸素側電極11に対面する位置に存在して燃料側電極が形成されていればよいため、例えば酸側素電極11が設けられている側の主面nにのみ燃料側電極7が形成されていてもよい。また、インターコネクタ12は、固体電解質9が設けられていない側の導電性支持基板13の主面n上に直接設けることもでき、この場合にはインターコネクタ12と導電性支持基板13との間の電位降下を抑制できる。
また、インターコネクタ12と導電性支持基板13との間に、インターコネクタ12、導電性支持基板13間の熱膨張係数差を軽減する等のために燃料側電極7と類似する組成からなる層21を形成しても良い。尚、図1では、インターコネクタ12と導電性支持基板13との間に、燃料側電極7と類似する組成からなる層21を形成した状態を示した。
この導電性支持基板13の外面に設けられた固体電解質9は、3〜15モル%のY、Sc、Yb等の希土類元素を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなる緻密質なセラミックスが用いられている。希土類元素としては、安価であるという点からYが好ましい。LaGaO系固体電解質であっても良い。固体電解質9の厚みは、ガス透過を防止するという点から5〜50μmであることが好ましい。
また、固体電解質9と酸素側電極11との間に形成されている拡散防止層14は元素としてCeを含有する。特に、Smが固溶したCeOからなることが望ましい。さらに、Smが固溶したCeOは、30モル%以下のSmO1.5が固溶したCeOからなることが望ましい。特に、電気抵抗を低減するという点から、10〜20モル%のSmO1.5が固溶したCeOからなることが望ましい。さらに、これに拡散を遮断または抑制する効果を高くするために、他の希土類元素の酸化物を含有するものであっても良い。また、拡散防止層14は主面にのみ有れば良く、側面mに存在する場合には、発電の停止等による温度変化に対して応力集中が側面mに発生しクラックが発生してしまう。
酸素側電極11は、所謂ABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成される。かかるペロブスカイト型酸化物としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物、特にAサイトにLaを有するLaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも1種が好適であり、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaFeO系酸化物が特に好適である。尚、上記ペロブスカイト型酸化物においては、AサイトにLaと共にSrなどが存在していてもよいし、さらにBサイトには、FeとともにCoやMnが存在していてもよい。
また、酸素側電極11は、ガス透過性を有していなければならず、従って、酸素側電極11を形成する導電性セラミックス(ペロブスカイト型酸化物)は、開気孔率が20%以上、特に30乃至50%の範囲にあることが好ましい。
このような酸素側電極11の厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが望ましい。
上記の酸素側電極11に対面する位置において、燃料側電極7と類似組成からなる層21を介して導電性支持基板13上に設けられているインターコネクタ12は、導電性セラミックスからなるが、燃料ガス(水素)及び酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が使用される。また、導電性支持基板13の内部を通る燃料ガス及び導電性支持基板13の外部を通る酸素含有ガスのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好適である。
かかるインターコネクタ12の厚みは、ガスのリーク防止と電気抵抗という点から、10〜200μmであることが好ましい。即ち、この範囲よりも厚みが薄いと、ガスのリークを生じやすく、またこの範囲よりも厚みが大きいと、電気抵抗が大きく、電位降下により集電機能が低下してしまうおそれがあるからである。
インターコネクタ12の外面(上面)には、P型半導体16を設けることが好ましい。即ち、この燃料電池セルから組み立てられるセルスタックでは、インターコネクタ12には、導電性の集電部材が接続されるが、集電部材をインターコネクタ12に直接接続すると、非オーム接触により、電位降下が大きくなってしまい、集電性能が低下してしまう。
しかるに、集電部材を、P型半導体16を介してインターコネクタ12に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし、集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。
このようなP型半導体16としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物を例示することができる。具体的には、インターコネクタ12を構成するLaCrO系酸化物よりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体16の厚みは、一般に、30乃至100μmの範囲にあることが好ましい。
以上のような燃料電池セルの製法について説明する。先ず、Ni等の鉄族金属或いはその酸化物粉末と、Yなどの希土類酸化物の粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いて押出成形により導電性支持基板成形体を作製し、これを乾燥する。尚、導電性支持基板成形体として、導電性支持基板成形体を900〜1000℃で仮焼した仮焼体を用いてもよい。
次に例えば所定の調合組成に従いNiO、Yが固溶したZrO(YSZ)の素原料を秤量、混合する。この後、混合した粉体に、有機バインダー及び溶媒を混合して燃料側電極用スラリーを調製する。
さらに、希土類元素が固溶したZrO粉末に、トルエン、バインダー、市販の分散剤を加えてスラリー化したものをドクターブレード等の方法により、7〜75μmの厚さに成形してシート状の固体電解質成形体を作製する。得られたシート状の固体電解質成形体上に燃料側電極用スラリーを塗布して燃料側電極成形体を形成し、この燃料側電極成形体側の面を導電性支持基板成形体に積層する。尚、燃料側電極用スラリーを導電性支持基板成形体の所定位置に塗布し乾燥して、燃料側電極用スラリーを塗布した固体電解質成形体を導電性支持基板成形体に積層しても良い。
また、例えば、SmO1.5が固溶したCeO粉末を800〜900℃にて2〜6時間、熱処理を行い、その後湿式解砕して凝集度を5〜35に調整し、拡散防止層成形体用の原料粉末を調整した。湿式解砕は溶媒を用いて10〜20時間ボールミルすることが望ましい。凝集度が調製された拡散防止層成形体の原料粉末に、溶媒としてトルエンを添加し、拡散防止層用スラリーを作製し、このスラリーを固体電解質成形体上の主面nにのみ塗布して拡散防止層の塗布膜を形成し、厚み1〜20μmの拡散防止層成形体を作製した。尚、シート状の拡散防止層成形体を作製し、これを固体電解質成形体上に積層してもよいがこの際には、側面mに拡散防止層シートが形成されないように積層しなければならない。また、本願発明の固体電解質成形体とは、固体電解質仮焼体も含む概念であり、固体電解質仮焼体に拡散防止層成形体を形成しても良い。
また、インターコネクタ用材料(例えば、LaCrO系酸化物粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、インターコネクタ用シートを作製し、導電性支持基板成形体の露出面に積層する。
次いで、上記の積層成形体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1400〜1600℃で同時焼成した。
さらに、酸素側電極用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)、溶媒及び増孔剤を含有するスラリーをディッピング等により拡散防止層上に塗布する。また、インターコネクタの所定の位置に、必要により、P型半導体層用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と溶媒を含むスラリーを、ディッピング等により塗布し、1000〜1300℃で焼き付けることにより、図1に示す構造の本発明の燃料電池セル30を製造できる。
尚、上記のようにして形成された固体電解質成形体の拡散防止層成形体上に、酸素側電極用スラリー、必要によりインターコネクタ成形体上にP型半導体層形成用スラリーをディッピング等により塗布し、酸素含有雰囲気中、1400〜1600℃で同時焼成することにより、図1に示す構造の本発明の燃料電池セル30を製造することもできる。
燃料電池セル30は、図3に示すように、複数整列され、隣接する一方の燃料電池セル30と他方の燃料電池セル30との間に、金属フェルト及び/又は金属板からなる集電部材55を介在させ、両者を互いに電気的に接続することによりセルスタックが構成されている。即ち、一方の燃料電池セル30の支持基板13は、インターコネクタ12、P型半導体16及び集電部材55を介して、他方の燃料電池セル30の酸素極層11に電気的に接続されている。
このようなセルスタックを、所定の収納容器内に複数収容することにより燃料電池が構成される。この収納容器には、外部から水素等の燃料ガスを燃料電池セル30に導入する導入管、及び空気等の酸素含有ガスを燃料電池セル30の外部空間に導入するための導入管が設けられており、燃料電池セルが所定温度(例えば、600乃至900℃に加熱されることにより発電し、使用された燃料ガス、酸素含有ガスは混合燃焼され、収納容器外に排出される。
尚、上記形態では、燃料側電極とは別個に支持基板を設けた例について説明したが、燃料側電極を支持体としても良い。
先ず、平均粒径0.5μmのNiO粉末と、平均粒径0.9μmのY粉末を焼成―還元後における体積比率が、Niが48体積%、Yが52体積%になるように混合し、有機バインダーと溶媒にて作製した杯土を押出し成型法にて成形し、乾燥、脱脂して導電性支持基板成形体を作製した。
次に平均粒径0.5μmのNiO粉末とYが固溶したZrO粉と有機バインダーと溶媒を混合した燃料側電極用スラリーを作製し、前記導電性支持基板成形体上に、スクリーン印刷法にて塗布、乾燥して、燃料側電極用のコーティング層を形成した。次に8mol%のスカンジウムが固溶したマイクロトラック法による粒径が0.8μmのZrO粉末(凝集度3の固体電解質原料粉末)と有機バインダーと溶媒とを混合して得られたスラリーを用いて、ドクターブレード法にて厚み30μmの固体電解質用シートを作製した。前記固体電解質用シート上に燃料側電極用スラリーを塗布し、この燃料側電極用スラリー塗布膜面側を燃料側電極のコーティング層上に貼り付け、乾燥した。
次に、上記のように成形体を積層した積層成形体を1000℃にて仮焼処理した。
次にCeOを85モル%、SmO1.5を15モル%含む複合酸化物(SDC)を、溶媒としてイソプロピルアルコール(IPA)を用いて振動ミル又はボールミルにて粉砕し、900℃にて仮焼処理を行い、再度ボールミルにて解砕処理し、セラミック粒子の凝集度を約13に調製し拡散防止層原料粉末を得た。凝集度は、レーザー光散乱法で求めた平均粒径(マイクロトラック法にて測定した平均粒径)と、比表面積から求めた擬似的球の直径から算出した。この粉体にアクリル系バインダーとトルエンを添加し、混合して作製した拡散防止層のスラリーを、得られた積層仮焼体の固体電解質仮焼体上に、表1に示すように、厚み(焼成後の厚み)、ガス流路と直交する方向の長さ(幅)となるようにスクリーン印刷法にて塗布し、拡散防止層成形体を作製した。尚、表1には、支持基板仮焼体の側面への形成有無も記載し、拡散防止層成形体の長さは、支持基板仮焼体の長さとした。
また、LaCrO系酸化物と、有機バインダーと溶媒を混合したスラリーを作製し、これを、露出した導電性支持基板仮焼体上に積層し、大気中1485℃で同時焼成した。
次に、平均粒径2μmのLa0.6Sr0.4Co0.6Fe0.4粉末と、イソプロピルアルコールからなる混合液を作製し、積層焼結体の拡散防止層の表面に噴霧塗布し、酸素側電極成形体を形成するとともに、インターコネクタの表面にP型半導体成形体を形成し、1050℃で焼き付け、酸素側電極及びP型半導体を形成し、図1に示す燃料電池セルを作製した。
なお、作製した燃料電池セルの寸法は幅25mm×長さ200mmで、導電性支持基板の厚さ(n−n間の距離)は3mm、開気孔率35%、燃料側電極の厚さは10μm、開気孔率24%、酸素側電極の厚さは50μm、開気孔率40%、相対密度は97%であった。酸素側電極の形成面積を幅20mm×長さ150mmとした。
次に、この燃料電池セルの内部に水素ガスを流し、850℃で導電性支持基板及び燃料側電極の還元処理を施した。
得られた燃料電池セルについて、酸素側電極を構成する元素La、Sr、Co、Feの固体電解質への拡散を、EPMA(X線マイクロアナライザ)にて面分析したところ、拡散防止層を有する本発明の燃料電池セルでは、固体電解質には、La、Sr、Co、Feが拡散していないことを確認した。
得られた燃料電池セルの燃料ガス通路に燃料ガスを流通させ、セルの外側に酸素含有ガスを流通させ、燃料電池セルを電気炉を用いて750℃まで加熱し、発電試験を行った。このときの発電特性を確認した。更に、発電評価終了後に支持体側に還元性ガス、酸素側電極側に空気を流した状態にて室温まで降ろし、再度、750℃迄昇温し、再び室温まで下げてセルの側面に形成されている固体電解質のクラック発生を確認した。
Figure 2005158528
この表1から、拡散防止層を形成しなかった試料No.1では酸素側電極成分が固体電解質側へ拡散し、ランタンジルコネートやストロンチウムジルコネートといった絶縁層が生成し、発電特性が得られていないことが判る。また、曲面状の側面mに拡散防止層を形成した(固体電解質の表面全面に形成)試料No.2では高い発電特性を発現するものの、昇降温の繰り返しにより支持基板の側面に形成された固体電解質、拡散防止層にクラックが発生した。
一方、支持基板の側面に拡散防止層のない試料No.3〜6では昇降温の繰り返しを行っても側面mにクラックの発生が認められなかった。また、試料No.3、4とNo.5、6を比較することにより、拡散防止層の形成面積は空気極よりも大きい方が望ましいことがわかる。
本発明の燃料電池セルを示すもので、(a)は横断面図、(b)は斜視図である。 本発明の燃料電池セルを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は側面図である。 燃料電池セルからなるセルスタックを示す縦断面図である。
符号の説明
7・・・燃料側電極
9・・・固体電解質
11・・・酸素側電極
12・・・インターコネクタ
13・・・導電性支持基板
14・・・拡散防止層
15・・・燃料ガス通路

Claims (7)

  1. ガス通路を有する支持基板の一方側主面に固体電解質、拡散防止層、酸素側電極、他方側主面にインターコネクタを設けるとともに、前記拡散防止層を、前記固体電解質と前記酸素側電極との間であって、前記支持基板の一方側主面にのみ形成してなることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 支持基板の側面が外方に突出する曲面状であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池セル。
  3. 支持基板の一方側主面に形成された固体電解質表面の一部に拡散防止層が形成され、該拡散防止層表面の一部に酸素側電極が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池セル。
  4. 拡散防止層は、支持基板の長さ方向全域にわたって形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  5. 導電性支持基板に燃料側電極、固体電解質、酸素側電極が順次設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  6. 分散型発電用として用いられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃料電池セル。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の燃料電池セルを収納容器内に複数収納してなることを特徴とする燃料電池。
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