JP5225336B2 - 燃料電池セル及び燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池セル及び燃料電池に関するものである。
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。
図3は、従来の固体電解質型燃料電池のセルスタックを示すもので、このセルスタックは、複数の燃料電池セル(1a、1b)を整列集合させ、一方の燃料電池セル1aと他方の燃料電池セル1bとの間に金属フェルトからなる集電部材5を介在させ、一方の燃料電池セル1aの燃料極7と他方の燃料電池セル1bの酸素極11とを電気的に接続して構成されていた。
燃料電池セル(1a、1b)は、円筒状の金属からなる燃料極7の外周面に、固体電解質9、導電性セラミックスからなる酸素極11を順次設けて構成されており、固体電解質9、酸素極11から露出した燃料極7には、酸素極11に接続しないようにインターコネクタ12が設けられ、燃料極7と電気的に接続している。
このインターコネクタ12は、燃料極7の内部を流れる燃料ガスと、酸素極11の外側を流れる酸素含有ガスとを確実に遮断するため緻密で、燃料ガス及び酸素含有ガスで変質しにくい導電性セラミックスが用いられている。
一方の燃料電池セル1aと他方の燃料電池セル1bとの電気的接続は、一方の燃料電池セル1aの燃料極7を、該燃料極7に設けられたインターコネクタ12、集電部材5を介して、他方の燃料電池セル1bの酸素極11に接続することにより行われていた。燃料電池は、上記セルスタックを収納容器内に収容して構成され、燃料極7内部に燃料(水素)を流し、酸素極11に空気(酸素)を流して1000℃程度で発電される。
このような燃料電池セルでは、一般に、燃料極7が、Niと、Yを含有するZrO(YSZ)とからなり、固体電解質9がYを含有するZrO(YSZ)からなり、酸素側電極11がLaMnO系複合酸化物から構成されている。近年では、酸素極11から固体電解質9への元素の拡散を防止するため、固体電解質9と酸索極11の間にCeを含有する反応防止層を形成することが行われている。
しかしながら、従来の燃料電池セルでは、固体電解質9上又は反応防止層上に酸素極11を焼き付けると、酸素極11と固体電解質9又は反応防止層との界面抵抗が高く、長時間に亘って発電を行うと、燃料電池セルの性能低下を引き起こすという問題があった。
上記のような問題を解決する方法として、酸素極11を2層にし、上層部に3相界面を増大させる目的で、粗粒子を三次元網目状に連結させた構造が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−289248号公報
しかしながら、酸素極11を前記2層構造にしても下層部の酸素極と固体電解質9又は反応防止層との機械的接合強度が弱く、長時間に亘って発電を行うと、酸素極11と固体電解質9又は反応防止層との界面に剥離が生じ、これによって、燃料電池セルの性能低下を引き起こす、あるいは下層部の酸素極にて体積拡散で得られた酸素イオンが酸素極粒子間の界面部でイオンの交換がスムーズに行われず出力が充分に引き出せないという問題があった。
本発明は、酸素極(A)と反応防止層(C)の剥離発生を防止、又は酸素極(B)と固体電解質の剥離発生を防止して、発電性能の低下を抑えて高い発電性能を長期に亘って維持できる燃料電池セル及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池セルは、固体電解質の片側に反応防止層(C)を介して酸素極(A)、他側に燃料極が設けられている燃料電池セルにおいて、前記酸素極(A)が2層構造であって、反応防止層(C)に隣接している第1層目の酸素極(A1)が第2層目の酸素極(A2)に比して緻密で、かつイオン伝導性及び電子伝導性を有する粒子(A11)と電子伝導性を有する粒子(A12)との混合成分からなり、前記反応防止層(C)を構成する粒子と前記第1層目の酸素極(A1)の粒子(A11)がCeO 系材料からなるとともに、前記第2層目の酸素極(A2)が前記電子伝導性を有する粒子(A12)からなり、前記電子伝導性を有する粒子(A12)がLaFeO 系材料からなることを特徴とする燃料電池セルに関する。
このような燃料電池セルでは、反応防止層(C)を構成する粒子と第1層目の酸素極(A1)の粒子(A11)がCeO 系材料からなるため、反応防止層表面に酸素極(A)を焼成したり、加熱処理して形成する際に、反応防止層を構成する粒子と酸素極(A1)の粒子(A11)が接合しやすくなり、酸素極(A)と反応防止層(C)との機械的接合強度が強くなり、剥離を防止することができる。
また、第1層目の酸素極(A1)では、酸素極原料の拡散によって生じた酸素イオンが、電子伝導性を有するLaFeO 系材料からなる粒子(A12)間に存在する電子伝導性及びイオン導電性を有するCeO 系材料からなる粒子(A11)をバイパスとして、次の酸素極(A1)の電子伝導性を有するLaFeO 系材料からなる粒子(A12)に移動するため分極抵抗を低減し、高い発電能力を発揮する。
本発明の燃料電池セルにおいては更に、
1.第2層目の酸素極(A2)が、多数の導電性セラミック微粒子が集合した多孔質の粗粒子を三次元網目状に連結してなること
2.反応防止層(C)を構成する粒子と、前記第1層目の酸素極(A1)の粒子(A11)が、それぞれ一般式(1)で表わされるCeOとSmとからなる複合酸化物であること
(CeO1−x(SmO3/2(1)
(1)式中、xは、0<x≦0.3の範囲である。
3.第1層目の酸素極(A1)が、イオン伝導性及び電子伝導性を有する粒子(A11)10〜30質量%と電子伝導性を有する粒子(A12)70〜90質量%とからなること4.第1層目の酸素極(A2)の厚みが3〜20μmであること
が望ましい。
また、本発明の燃料電池は、上記燃料電池セルを収納容器内に収納してなることを特徴とする。このような燃料電池では、上記したように、固体電解質への酸素極への接合強度を向上できるため、長期信頼性を向上できる。
以上詳述したように、本発明の燃料電池セルでは、酸素極を特定の成分から構成される2層構造にすることにより、酸素極(A)と反応防止層(C)の剥離発生を防止、又は酸素極(B)と固体電解質の剥離発生を防止でき、燃料電池セルの発電性能の低下を抑えて高い発電性能を長期に亘って維持できる。
本発明の燃料電池セルを示す斜視図。 本発明の燃料電池セルの発電に携わる部位を示す横断面図。 従来の燃料電池セルからなるセルスタックを示す横断面図。
本発明の燃料電池セルは、固体電解質の片側に反応防止層(C)を介して酸素極(A)、他側に燃料極が設けられている燃料電池セルにおいて、酸素極(A)が2層構造であって、反応防止層(C)に隣接している第1層目の酸素極(A1)が第2層目の酸素極(A2)に比して緻密で、かつイオン伝導性及び電子伝導性を有する粒子(A11)と電子伝導性を有する粒子(A12)との混合成分からなり、前記反応防止層(C)を構成する粒子と前記第1層目の酸素極(A1)の粒子(A11)がCeO 系材料からなるとともに、第2層目の酸素極(A2)が電子伝導性を有する粒子(A12)からなり、電子伝導性を有する粒子(A12)がLaFeO 系材料からなることを特徴とする
図1は、燃料電池セルの斜視図である。図1において、符号30で示す燃料電池セルは、平行に延在する一対の平坦面と該平坦面から両側の接続面である円弧状接続面を有する形状の導電性支持基板31を備えている。導電性支持基板31の内部には、適当な間隔で複数の燃料ガス通路31aが形成されており、燃料電池セル30は、この導電性支持基板31上に各種の部材が設けられた構造を有している。
導電性支持基板31には、図1に示されている形状から理解されるように、平坦部の一方の面と両側の円弧状接続面を覆うように燃料極32が設けられており、さらに、この燃料極32を覆うように、緻密質な固体電解質33が積層されており、この固体電解質33の上には、燃料極32と対面するように、反応防止層37を介して酸素極34が積層されている。また、燃料極32及び固体電解質33が積層されていない他方の平坦面には、インターコネクタ35が形成されている。図1から明らかな通り、燃料極32及び固体電解質33は、インターコネクタ35の両サイドにまで延びており、導電性支持基板31の表面が外部に露出しないように構成されている。また、上記のような本発明の燃料電池セルについて、発電に携わる部位の横断面を図2に示す。
上記のような構造の燃料電池セルでは、燃料極32の酸素極34と対面している部分が燃料極として作動して発電する。即ち、酸素極34の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ導電性支持基板31内のガス通路31aに燃料ガス(水素)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより、酸素極34また燃料極32で電極反応を生じることによって
発電する。
かかる発電によって生成した電流は、導電性支持基板31に取り付けられているインターコネクタ35を介して集電される。
上記のような構造を有する本発明の燃料電池セル30において、導電性支持基板31は、燃料ガスを燃料極32まで透過させるためにガス透過性であること、及びインターコネクタ35を介しての集電を行うために導電性であることが要求されるが、このような要求を満たすと同時に、同時焼成により生じる不都合を回避するために、鉄属金属成分と特定の希土類酸化物とから導電性支持基板31が構成されるのが望ましい。
鉄族金属成分は、導電性支持基板31に導電性を付与するためのものであり、鉄族金属単体であってもよいし、また鉄族金属酸化物、鉄族金属の合金もしくは合金酸化物であってもよい。鉄族金属には、鉄、ニッケル及びコバルトがあり、本発明では、何れをも使用することができるが、燃料ガス中で安定であること、入手の容易さと価格の点からNi及び/またはNiOを鉄族成分として含有していることが好ましい。
希土類酸化物成分は、導電性支持基板31の熱膨張係数を固体電解質33の熱膨張係数(約10.8×10−6/℃)に近づけるためであり、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prからなる群より選択された少なくとも1種の元素を含む希土類酸化物であることが好ましい。特に、鉄族金属の酸化物との固溶、反応が殆どなく、また、熱膨張係数が固体電解質33と殆ど同程度であるという点から、Y、Ybが好ましい。
本発明においては、特に、導電性支持基板31の熱膨張係数を固体電解質33と近似させるという点で、上述した鉄族成分は、導電性支持基板31中に65〜35体積%の量で含まれ、希土類酸化物は、導電性支持基板31中に35〜65体積%の量で含まれていることが好適である。尚、導電性支持基板31中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
また、導電性支持基板31は、燃料ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35乃至50%の範囲にあることが好適である。また、導電性支持基板31の導電率は、300S/cm以上、特に440S/cm以上であることが好ましい。
本発明において、燃料極32は、電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスから形成される。例えば、希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶しているCeOと、Ni及び/またはNiOとから形成することができる。
燃料極32中の希土類元素が固溶したZrOの含有量は、35〜65体積%の範囲にあるのが好ましく、またNi或いはNiOの含有量は、65〜35体積%であるのが好ましい。さらに、この燃料極32の開気孔率は、15%以上、特に20〜40%の範囲にあるのが好ましく、その厚みは、1〜30μmであることが好ましい。
例えば、燃料極32の厚みがあまり薄いと、性能が低下するおそれがあり、またあまり厚いと、固体電解質33と燃料極32との間で熱膨張差による剥離等の不都合を生じるおそれがある。
また、図1の例では、この燃料極32は、インターコネクタ35の両サイドにまで延び
ているが、酸素極34に対面する位置に存在して燃料極32が形成されていればよいため、例えば酸側極34が設けられている側の平坦部にのみ燃料極32が形成されていてもよい。さらには、導電性支持基板31の全周にわたって燃料極32を形成することも可能である。
この燃料極32の外面に設けられた固体電解質33は、3〜15モル%のY及び/又はSc、Yb等の希土類元素を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなる緻密質なセラミックスが用いられている。希土類元素としては、入手の容易さと価格の点からYが好ましい。固体電解質9の厚みは、ガス透過を防止するという点から10〜100μmであることが好ましく、電気抵抗を低減するという点から10〜50μmであることが特に好ましい。
固体電解質33と酸素極34との間に形成される反応防止層37はCeO 系材料からなるもので、特に、一般式(1)で表わされるCeOとSmからなる複合酸化物であることが望ましい。
(CeO1−x(SmO3/2(1)
尚、Smが固溶したCeOは、(1)式中でxが0<x≦0.3となることが望ましく、特に電気抵抗を低減するという点から、zが0.1≦x≦0.2モル%のSmが固溶したCeO(SDC)が望ましい。
さらに、酸素極(A)から固体電解質へ拡散してくる元素の拡散を遮断または抑制する効果を高めるために、他の希土類元素の酸化物を含有させても良い。
また反応防止層37は、セラミック粉末の凝集度が5〜35に調整された粉末を用いて作製することが好ましい。これにより、焼成収縮を制御でき、固体電解質の剥離やクラック発生を防止することができる。特に、発電性能が低下を防止できるという点で、凝集度を5〜15に調整することが望ましい。
即ち、反応防止層37を形成するセラミック粉末の凝集度を5〜35に調整すると、反応防止層37を後付けした場合においても、反応防止層37と固体電解質との間の剥離やクラック発生を有効に抑えることができる。尚、凝集度は、下記式により求められる。
凝集度=(レーザー光散乱法で求めた粒子の径)/(比表面積から求めた擬似的球の直径)凝集度が大きい場合、凝集粒子内の1次粒子が非常に小さく焼結活性が高いために、凝集粒子間の焼結よりも早く1次粒子間の焼結が進行する。これにより、凝集粒子の収縮が進行し、全体の収縮が遅れた形となり、石垣のような凝集粒子間に隙間が生じたようなクラックが生じる。
一方、固体電解質原料は支持体との共焼結の兼ね合いから粒径を0.5〜3μmとしているために、反応防止層37と接触している固体電解質は反応防止層の焼成収縮に引っ張られて石垣のようなクラックや剥離が生じてしまう。凝集度が小さい場合、1次粒子の焼結と凝集粒子間の焼結、ならびに固体電解質の焼結がほぼ同時に始まるために均一な焼結体となる。
また、酸素極(A)から固体電解質へ拡散してくる元素を有効的に遮断するためには、反応防止層の厚みが1〜20μmであることが好ましい。
酸素極(A)34は、図1に示すように2層構造をしており、第1層目の酸素極(A1)34aは、イオン伝導性と電子伝導性を有するセラミック粒子(A11)と電子伝導性を有するペロブスカイト型酸化物からなるセラミック粒子(A12)との混合成分からなる。イオン伝導性と電子伝導性を有するセラミック粒子(A11)としては、CeO
Smからなる複合酸化が好ましく、一般式(1)で表わされるCeOとSmからなる複合酸化物であることがより好ましい。
(CeO1−x(SmO3/2(1)
尚、Smが固溶したCeOは、(1)式中でxが0<x≦0.3となることが望ましく、特に電気抵抗を低減するという点から、xが0.1≦x≦0.2モル%のSmが固溶したCeO(SDC)が特に好ましい。
このSDCは、イオン伝導性と電子伝導性を有する混合導電体であるため、ペロブスカイト型酸化物と混合されることで所謂3相界面を形成する。
上記、一般式(1)は反応防止層(C)を形成する成分と同一式であるが、本発明の第1の態様において、セラミック粒子(A11)は、反応防止層(C)を形成する成分と同一であっても、同様の効果を得ることができるが、酸素極(A)と反応防止層(C)との間の剥離を防止する効果を向上させる点からは、同一組成物であることがより好ましい。
電子伝導性を有するペロブスカイト型酸化物からなるセラミック粒子(A12)としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物であり、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaFeO系酸化物が使用されている。尚、上記ペロブスカイト型酸化物においては、AサイトにLaと共にSrなどが存在していてもよいし、さらにBサイトには、FeとともにCoやMnが存在していてもよい。
また、酸素極(A1)34aは、ある程度のガス透過性を有していなければならず、従って、開気孔率が20%以下、特に5〜20%の範囲にあることが好ましい。
第2層の酸素極(A2)34bは、多数の導電性セラミック微粒子が集合した多孔質の粗粒子を三次元網目状に連結してなる電子伝導性を有するセラミック粒子からなるものである。
酸素極34は、600〜1000℃程度の比較的低温での電気伝導性が高いという点から、酸素極(A2)はLaFeO系材料からなるものが使用され、一般式(2)で表わされる複合酸化物であることが特に望ましい。
LaSr1−yCoFe1−z(2)
(2)式中、yとzはそれぞれ、0.5≦y≦0.7、0.2≦z≦0.8の範囲である。
酸素極(A2)は、ガス透過性を有していなければならず、従って、酸素極(A2)を形成する導電性を有するペロブスカイト型酸化物は、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
また、第1層目の酸素極(A1)が電子伝導性を有するペロブスカイト型酸化物10〜30質量%、及び反応防止層(C)を構成する成分70〜90質量%からなることが望ましい。ペロブスカイト型酸化物10質量%よりも少ない場合、酸素イオンを酸素極粒子に移動するためのバイパス能が不足し、30質量%を超えると、酸素極性能が低下する傾向にある。
第1層目の酸素極(A1)は、集電性、イオン伝導性の点からその厚みが3〜20μm
、特に5〜10μmが好ましい。また、第2層目の酸素極(A2)の厚みが35〜85μmが好ましい。これにより、初期において高い発電性能を得ることができる。特に、40〜60μmであると高い発電性能を維持できる。
第1層目の酸素極(A1)の気孔率と第2層目の酸素極(A2)の気孔率の比(A1/A2)が0.5以下であることが望ましい。これにより、燃料の一つである酸素を電気化学的反応場に供給しやすくなる。気孔率の比が前記0.5を超えると燃料の一つである酸素が電気化学的反応場に供給されにくくなり、セルの抵抗成分が高くなる。特に、気孔率の比(A1/A2)が、0.01〜0.3の範囲であると、酸素がスムーズに電気化学的反応場に供給される。
上記の酸素側電極34に対面する位置において、導電性支持基板31上に設けられているインターコネクタ35は、導電性セラミックスからなるが、燃料ガス(水素)及び酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が使用される。また、導電性支持基板31の内部を通る燃料ガス及び導電性支持基板31の外部を通る酸素含有ガスのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好適である。
かかるインターコネクタ35の厚みは、ガスのリーク防止と電気抵抗という点から、10〜200μmであることが好ましい。即ち、この範囲よりも厚みが薄いと、ガスのリークを生じやすく、またこの範囲よりも厚みが大きいと、電気抵抗が大きく、電位降下により集電機能が低下してしまうおそれがあるからである。
インターコネクタ35の外面(上面)には、P型半導体39を設けることが好ましい。即ち、この燃料電池セルから組み立てられるセルスタックでは、インターコネクタ35には、導電性の集電部材が接続されるが、集電部材をインターコネクタ35に直接接続すると、非オーム接触により、電位降下が大きくなってしまい、集電性能が低下してしまう。しかるに、集電部材を、P型半導体39を介してインターコネクタ35に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし、集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。
このようなP型半導体としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物を例示することができる。具体的には、インターコネクタ35を構成するLaCrO系酸化物よりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体39の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲にあることが好ましい。
また、インターコネクタ35は、固体電解質33が設けられていない側の導電性支持基板33の平坦部分上に直接設けることもできるが、この部分にも燃料極32と類似する組成の接合層36を設け、この接合層36上にインターコネクタ35を設けることもできる。即ち、燃料極32を導電性支持基板31の全周にわたって設け、この燃料極32上にインターコネクタ35を設けることができる。即ち、燃料極32、接合層36を介してインターコネクタ35を導電性支持基板31上に設けた場合には、導電性支持基板31とインターコネクタ35の間の界面での電位降下を抑制することができる上で有利である。
上記した本発明の燃料電池セルの製法について説明する。先ず、Ni等の鉄族金属或いはその酸化物粉末と、Yなどの希土類酸化物の粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いて押出成形により導電性支持基板成形体を作製し、これを乾燥する。尚、導電性支持基板成形体として、導電性支持基板成形体を900〜1000℃で仮焼した仮焼体を用いてもよい。
次に例えば所定の調合組成に従いNiO、YSZの素原料を秤量、混合する。この後、混合した粉体に、有機バインダー及び溶媒を混合して燃料極用スラリーを調製する。
さらに、希土類元素が固溶したZrO粉末に、トルエン、バインダー、市販の分散剤を加えてスラリー化したものをドクターブレード等の方法により、例えば、10〜50μmの厚さに成形してシート状の固体電解質成形体を作製する。得られたシート状の固体電解質成形体上に燃料極用スラリーを塗布し、導電性支持基板成形体に積層する。尚、燃料極用スラリーを導電性支持基板成形体の所定位置に塗布し乾燥して、燃料極用スラリーを塗布した固体電解質成形体を導電性支持基板成形体に積層しても良い。
また、例えば、Smが固溶したCeO粉末を800〜900℃にて2〜6時間、熱処理を行い、その後湿式解砕して凝集度を5〜35に調整する。特に、発電性能が低下を防止できるという点で、凝集度を5〜15に調整することが望ましい。湿式解砕は10〜20時間ボールミルすることによって行った。
凝集度を調製した後に、溶媒としてトルエンを添加し、反応防止層用スラリーを作製し、このスラリーを固体電解質成形体上に塗布して反応防止層の塗布膜を形成した。尚、シート状の反応防止層成形体を作製し、これを固体電解質成形体上に積層してもよい。
また、インターコネクタ用材料(例えば、LaCrO系酸化物粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、インターコネクタ用シートを作製し、導電性支持基板成形体の露出面に積層する。
次いで、上記の積層成形体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1400〜1600℃で同時焼成した。また、酸素極用粉末(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と、凝集度を調製した上記の反応防止層用粉末と溶媒とを含有するスラリーをディッピング等により反応防止層上に塗布し、乾燥する。
次に、酸素極用粉末(LaFeO系酸化物粉末)と溶媒及び増孔剤を含有するスラリーをディッピング等により第1層目の酸素極上に塗布する。
得られた焼結体の所定の位置に、必要により、P型半導体層用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と溶媒を含むスラリーを、ディッピング等により塗布し、1000〜1300℃で焼き付けることにより、図1に示す構造の本発明の燃料電池セル30を製造する。
本発明の燃料電池セルでは、第1層目の酸素極を、酸素極用粉末と、反応防止層用粉末の混合粉末を用いて、反応防止層上に形成したので、第1層目の酸素極の反応防止層用粉末と、反応防止層中の粒子が確実に接合し、反応防止層に第1層目の酸素極を強固に焼き付けることができる。
本発明を次の例で具体的に説明する。先ず、平均粒径0.5μmのNiO粉末と、平均粒径0.9μmのY粉末を焼成−還元後における体積比率をNiが48体積%、Yが52体積%になるように混合し、有機バインダーと溶媒にて作製した杯土を押し出し成型法にて成形し、乾燥、脱脂して電極支持基板成形体を作製した。
次に平均粒径0.5μmのNi粉末と希土類元素が固溶したZrO粉と有機バインダーと溶媒を混合したスラリーを作製し、前記電極支持基板成形体に、スクリーン印刷法にて塗布、乾燥して、燃料極層用のコーティング層を形成した。次に8mol%のスカンジウムが固溶したZrO粉末と有機バインダーと溶媒とを混合して得られたスラリーを、ドクターブレード法にて固体電解質層用シートを作製し、電極支持基板成形体上の燃料極層用のコーティング層に貼り付け、乾燥した。
次に、電極支持基板成形体、および燃料極層のコーティング層、固体電解質成形体を積層した積層成形体を1000℃にて仮焼処理した。
次にCeOを85モル%、Smを15モル%含む複合酸化物(以下SDC15)を振動ミルにて24h解砕した後、900℃−4h仮焼処理を行い、再度ボールミルにて解砕処理を行い、粉体の凝集度(レーザー回折による粒径/比表面積から計算した疑似球形状粒径)を13〜16に合わせた。この反応防止層用粉体にアクリル系バインダーとトルエンを添加し、混合して作製した反応防止層のスラリーを、得られた仮焼体の固体電解質成形体の表面に、スクリーン印刷法にて塗布した。
また、LaCrO系酸化物と、有機バインダーと溶媒を混合したスラリーを作製し、これを、露出した電極支持基板成形体上に積層し、酸素含有雰囲気中で、1485℃焼成温度で同時焼成した。
次に、平均粒径0.8μmのLa0.6Sr0.4Co0.8Fe0.2粉末と、凝集度13〜16に調製したSDC15を表1に示す割合で混合し、得られたスラリーを積層体の反応防止層の表面に印刷塗布を行い、130℃にて乾燥、その後La0.6Sr0.4Co0.8Fe0.2粉体とイソプロピルアルコールとを混合して得られたスラリを、印刷塗布した1層目の酸素極層の上に噴霧塗布し、酸素側電極成形体を形成し、1050℃で焼き付け、酸素極層を形成し、燃料電池セルを作製した。
なお、作製した燃料電池セルの寸法は25mm×200mmで、電極支持基板の厚さは3mm、開気孔率35%、燃料極層の厚さは10μm、固体電解質層の厚さは32μm、相対密度は97%、反応防止層の厚みは5μmであった。
次に、この燃料電池セルの内部に、水素ガスを流し、850℃で、電極支持基板及び燃料極層の還元処理を施した。
得られた燃料電池セルの燃料ガス流路に燃料ガスを流通させ、セルの外側に酸素含有ガスを流通させ、燃料電池セルを電気炉を用いて850℃まで加熱し、発電試験を行った。
このときの発電特性を確認した。また、発電後500時間後に発電炉から取り出し、酸素極の反応防止層からの剥離状況を目視により観察した。これらの結果を表1に記載した。
この表1から、第1層の酸素極を形成しない試料No.1では、表面拡散に対する反応場が少なく、第2層の体積拡散に頼っているため出力密度が低い。また、第1層にSDCを含まない試料No2、4は第1層での表面拡散が酸素極内部での反応場の数が少なく、充分に生かし切れていない為に出力密度が低い。また、第1層にSDCを含まない試料No.1、2、4では500時間後において、酸素極の一部が反応防止層から剥離していた。
また、第1層にSDCを含み、かつ第2層にて体積拡散で供給される酸素イオンと第2層の空隙を通って第1層に供給された空気を表面拡散で反応場へ酸素を送る機構のバランスの取れた試料No、5〜12、14〜17は高い出力特性を示していることから、第1層のSDCとLSCFの比率は1:9〜3:7の間が良く、第1層の厚みは5μm〜20μmがよい。LSCFの組成は焼き付け時のCoの分解を考えた温度域で有れば特に影響しない。
本発明の燃料電池セルは、そのスタックを収納容器内に収容して燃料電池として使用される。
30:燃料電池セル
31:支持基板
31a:燃料ガス通路
32:燃料極
33:固体電解質
34:酸素極
34a:第1層目の酸素極(A1)
34b:第2層目の酸素極(A2)
35:インターコネクタ
36:接合層
37:反応防止層

Claims (6)

  1. 固体電解質の片側に反応防止層(C)を介して酸素極(A)、他側に燃料極が設けられている燃料電池セルにおいて、前記酸素極(A)が2層構造であって、反応防止層(C)に隣接している第1層目の酸素極(A1)が第2層目の酸素極(A2)に比して緻密で、かつイオン伝導性及び電子伝導性を有する粒子(A11)と電子伝導性を有する粒子(A12)との混合成分からなり、前記反応防止層(C)を構成する粒子と前記第1層目の酸素極(A1)の粒子(A11)がCeO 系材料からなるとともに、前記第2層目の酸素極(A2)が前記電子伝導性を有する粒子(A12)からなり、前記電子伝導性を有する粒子(A12)がLaFeO 系材料からなることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 前記第2層目の酸素極(A2)が、多数の導電性セラミック微粒子が集合した多孔質の粗粒子を三次元網目状に連結してなることを特徴とする請求項1記載の燃料電池セル。
  3. 前記反応防止層(C)を構成する粒子と、前記第1層目の酸素極(A1)の粒子(A11)が、それぞれ一般式(1)で表わされるCeOとSmとからなる複合酸化物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池セル。
    (CeO1−x(SmO3/2(1)
    (1)式中、xは、0<x≦0.3の範囲である。
  4. 前記第1層目の酸素極(A1)が、イオン伝導性及び電子伝導性を有する粒子(A11)10〜30質量%と電子伝導性を有する粒子(A12)70〜90質量%とからなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料電池セル。
  5. 前記第1層目の酸素極(A1)の厚みが3〜20μmである請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料電池セル。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の燃料電池セルを収納容器内に収納してなることを特徴とする燃料電池。
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