JP4480377B2 - 燃料電池セル及び燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池セル及び燃料電池に関するものである。
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。
燃料電池は、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容して構成され、燃料極に燃料ガス(水素)を流し、酸素極に空気(酸素)を流して、1000℃程度に保持すると、イオン化した酸素が酸素極側より固体電解質を透過して燃料極で燃料気体と反応する。この結果電流が流れることとなる。
燃料気体として水素を利用した場合を化学式で示すと、次のようになる。
酸素極: 1/2O+2e → O2− (固体電解質) …(1)
燃料極: O2− (固体電解質)+ H → HO+2e…(2)
電池全体では
1/2O+H → H
で示される水素の酸化による水の生成反応が起こっている。
上述した燃料電池を構成する燃料電池セルにおいては、一般に、燃料極が、Niと、Yを含有するZrO(YSZ)とから形成され、固体電解質がYを含有するZrO(YSZ)から形成され、酸素極はランタンマンガネート系のペロブスカイト型複合酸化物から構成されている。
このような燃料電池セルを製造する方法としては、電極と固体電解質とを同時焼成により形成する、いわゆる共焼結法が知られている。この共焼結法は、非常に簡単なプロセスで製造工程数も少なく、セルの製造時の歩留まり向上、コスト低減に有利である。
しかしながら、例えば、燃料極と固体電解質とを同時焼成すると、燃料極にクラックが発生したり、固体電解質が支持体である燃料極から剥離するという問題があった。即ち、固体電解質は、熱膨張係数が10.8×10−6/℃のY含有ZrOから形成されているが、固体電解質を支持している燃料極は、熱膨張係数が16.3×10−6/℃とYSZに比して著しく大きいNiを含有している。このため、同時焼成に際して、固体電解質とこれを支持している燃料極との熱膨張差が大きく、この結果、燃料極でのクラックの発生や固体電解質の剥離が生じ、製造歩留まりが低いという問題があった。
このような問題を解決するために、ZrOよりも熱膨張係数の低いムライト(3Al・2SiO)やスピネル(MgAl、CaAl)を使用し、これらをNiと組み合わせて燃料極を形成することが提案されている(特許文献1参照)。
上記提案によれば、燃料極の熱膨張係数を固体電解質の熱膨張係数に近づけることができるため、同時焼成に際しての燃料極でのクラック発生や、固体電解質の燃料極からの剥離を抑制できる。
特開平7−29574号公報
しかしながら、特許文献1記載の燃料電池セルでは、同時焼成時に、燃料極中のMg、Al、Si等の成分が固体電解質に拡散してしまい、固体電解質のイオン伝導度を低下させ、燃料電池セルの発電性能を低くするという新たな問題を生じているのが現状である。
本発明は、燃料極でのクラック発生、固体電解質の剥離を有効に抑制できるとともに、固体電解質への元素拡散によるイオン伝導度の低下などの性能低下も抑制でき、さらに安価に製造することが可能な燃料電池セル及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池セルは、導電性の支持基板と、該支持基板上に設けられた燃料極と、該燃料極上に設けられたジルコニア系又はランタンガレート系からなる固体電解質と、該固体電解質上に設けられた酸素極とを有し、前記支持基板は、鉄族金属及び/又は鉄族金属の酸化物と、CaZrO 又はSrZrO とから形成されていることを特徴とする。
このような燃料電池セルでは、導電性支持基板が、NiやNiO等の鉄族金属及び/又は鉄族金属の酸化物と、CaZrO 又はSrZrO とから構成されているため、同時焼成により生じる種々の不都合を有効に回避することが可能となる。
例えば、導電性支持基板中のCaZrO 又はSrZrO は、焼成時や発電中に鉄族金属やその酸化物との固溶、反応をほとんど生じない。さらに、CaZrO 又はSrZrO の熱膨張係数は、ジルコニア系からなる固体電解質や燃料極中の希土類元素が固溶したZrO(以下、安定化ジルコニアと呼ぶことがある)の熱膨張係数(約10.8×10−6/℃)よりも遥かに小さい。
また、近年、固体電解質として用いられるランタンガレート系の固体電解質の熱膨張係数は約11×10−6/℃程度であり、ほぼ安定化ジルコニアと同程度であるため、CaZrO 又はSrZrO の熱膨張係数はかに小さい。
従って、CaZrO 又はSrZrO の含有比率を制御することにより、導電性支持基板の熱膨張係数を固体電解質や燃料極の熱膨張係数に近づけることができ、熱膨張差に起因するクラックの発生や剥離を有効に抑制することができる。
また、導電性支持基板を構成している鉄族金属或いはその酸化物及びCaZrO 又はSrZrO は、何れも拡散しにくい。従って、導電性支持基板と固体電解質とを同時焼成した場合にも、Ca又はSrの固体電解質への拡散が有効に抑制され、固体電解質のイオン伝導度等への悪影響を回避することができる。
さらに、支持基板は燃料電池セルの構成部材のうち大きな割合を占めるが、CaZrO等は安価であるため、安価な燃料電池セルを提供することができる。
また、本発明の燃料電池セルは、前記鉄族金属がNiであることを特徴とする。Niは安価であるため、大きな割合を占める支持基板の鉄族金属量が多くても安価な燃料電池セルを提供できるとともに、燃料ガス中で安定に用いることができる。
さらに、本発明の燃料電池セルは、前記CaZrO 又はSrZrO 前記支持基板中に、40〜60体積%の量で含有されていることを特徴とする。この範囲とすることにより、支持基板が適切な導電率を有するとともに、熱膨張係数を固体電解質に近づけることができる。
また、本発明の燃料電池セルは、前記燃料極、Ni及び/又はNiOと、希土類元素が固溶したZrO又はCeO を含有することが望ましい。
さらに、本発明の燃料電池セルは、前記支持基板は楕円柱状であり、前記酸素極は、前記支持基板の一方側の面に位置しており、該支持基板の他方側の面上にインターコネクタが設けられており、前記燃料極及び前記固体電解質は、前記インターコネクタの両端部分にまで回りこんでいることが望ましい。
本発明の燃料電池セルは、前記酸素極、ペロブスカイト型酸化物からなる多孔質導電性セラミックから形成されていることが望ましく、前記ペロブスカイト型酸化物が、AサイトにLaを有するものであることが望ましい。
本発明の燃料電池は、上記燃料電池セルの複数が集電部材を介して互いに直列に接続された構造を有するセルスタックを、収納容器内に収容してなることを特徴とする。
本発明の燃料電池セルでは、支持基板中のCaZrO 又はSrZrO は、焼成時や発電中に鉄族金属やその酸化物との固溶、反応をほとんど生じない。さらに、このCaZrO 又はSrZrO の熱膨張係数は、固体電解質や燃料極中の希土類元素が固溶したZrOの熱膨張係数(約10.8×10−6/℃)よりも遥かに小さい。従って、CaZrO 又はSrZrO の含有比率を制御することにより、導電性支持基板の熱膨張係数を固体電解質や燃料極の熱膨張係数に近づけることができ、熱膨張差に起因するクラックの発生や剥離を有効に抑制することができる。
また、導電性支持基板を構成している鉄族金属或いはその酸化物及びCaZrO 又はSrZrO は、何れも拡散しにくい。従って、導電性支持基板と固体電解質とを同時焼成した場合にも、Ca又はSrの固体電解質への拡散が有効に抑制され、固体電解質のイオン伝導度等への悪影響を回避することができる。
図1は、燃料電池セルの横断面を示すもので、図において、符号30で示す燃料電池セルは、断面が扁平状で、全体的に見て楕円柱状の導電性支持基板31を備えている。導電性支持基板31の内部には、適当な間隔で複数の燃料ガス通路31aが形成されており、燃料電池セル30は、この導電性支持基板31上に各種の部材が設けられた構造を有している。このような燃料電池セル30の複数を、図2に示すように、集電部材40により互いに直列に接続することにより、燃料電池を構成するセルスタックを形成することができる。
導電性支持基板31は、図1に示されている形状から理解されるように、平坦部mと平坦部mの両端の弧状部nとからなっている。燃料極32は、平坦部mの一方の面と両側の弧状部nを覆うように設けられており、さらに、この燃料極32を覆うように、緻密質な固体電解質33が積層されており、この固体電解質33の上には、燃料極32と対面するように、平坦部mの一方の表面から両側の弧状部nにかけて酸素極34が積層されている。また、燃料極32及び固体電解質33が積層されていない平坦部mの他方の表面には、インターコネクタ35が形成されている。図1から明らかな通り、燃料極32及び固体電解質33は、インターコネクタ35の両サイドにまで延びており、導電性支持基板31の表面が外部に露出しないように構成されている。
上記のような構造の燃料電池セルでは、燃料極32の酸素極34と対面している部分が燃料極32として作動して発電する。即ち、酸素極34の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ導電性支持基板31内のガス通路31aに燃料ガス(水素)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより、酸素極34で前述した式(1)の電極反応を生じ、また燃料極32の燃料極となる部分では例えば前述した式(2)の電極反応を生じることによって発電する。
かかる発電によって生成した電流は、導電性支持基板31に取り付けられているインターコネクタ35を介して集電される。
(導電性支持基板31)
上記のような構造を有する本発明の燃料電池セル30において、導電性支持基板31は、燃料ガスを燃料極まで透過させるためにガス透過性であること、及びインターコネクタを介しての集電を行うために導電性であることが要求されるが、このような要求を満たすと同時に、同時焼成により生じる不都合を回避するために、鉄属金属成分CaZrO 又はSrZrO とから導電性支持基板31を構成する。
鉄族金属成分は、導電性支持基板31に導電性を付与するためのものであり、鉄族金属単体であってもよいし、また鉄族金属酸化物、鉄族金属の合金もしくは合金酸化物であってもよい。鉄族金属には、鉄、ニッケル及びコバルトがあり、本発明では、何れをも使用することができるが、安価であること及び燃料ガス中で安定であることからNi及び/またはNiOを鉄族成分として含有していることが好ましい。
また、CaZrO 又はSrZrO は、導電性支持基板31の熱膨張係数を、固体電解質33を形成している安定化ジルコニアと近似させるために使用される。に、安価であり、熱膨張係数を固体電解質に近似させることが容易という点から、CaZrOが望ましい。高い導電率を維持し且つ固体電解質33等への拡散を防止するために、CaZrOと上記Ni及び/又はNiOとの組合せで使用される。
本発明においては、特に導電性支持基板31の熱膨張係数を安定化ジルコニアと近似させるという点で、上述した鉄族成分は、導電性支持基板31中に40〜60体積%、特には45〜55体積%の量で含まれ、CaZrO 又はSrZrO は、導電性支持基板31中に40〜60体積%、特には45〜55体積%の量で含まれていることが好適である。尚、導電性支持基板31中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
上記のような鉄族金属成分と、CaZrO 又はSrZrO とから構成される導電性支持基板31は、燃料ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35乃至50%の範囲にあることが好適である。また、導電性支持基板31の導電率は、350S/cm以上、特に500S/cm以上であることが好ましい。
また、導電性支持基板31の平坦部mの長さは、通常、15〜35mm、弧状部nの長さ(弧の長さ)は、3〜8mm程度であり、導電性支持基板31の厚みは(平坦部mの両面の間隔)は2.5〜5mm程度であることが望ましい。
(燃料極層32)
本発明において、燃料極32は、前述した式(2)の電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスから形成される。例えば、希土類元素が固溶しているZrOと、Ni及び/またはNiOとから形成される。この希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニア)としては、以下に述べる固体電解質33の形成に使用されているものと同様のものを用いるのがよい。
燃料極32中の安定化ジルコニア含量は、35乃至65体積%の範囲にあるのが好ましく、またNi或いはNiO含量は、65乃至35体積%であるのがよい。さらに、この燃料極32の開気孔率は、15%以上、特に20乃至40%の範囲にあるのがよく、その厚みは、1〜30μmであることが望ましい。例えば、燃料極32の厚みがあまり薄いと、性能が低下するおそれがあり、またあまり厚いと、固体電解質33と燃料極32との間で熱膨張差による剥離等を生じるおそれがある。
また、図1の例では、この燃料極32は、インターコネクタ35の両サイドにまで延びているが、酸素極34に対面する位置に存在して燃料極32が形成されていればよいため、例えば酸素極34が設けられている側の平坦部Aにのみ燃料極32が形成されていてもよい。さらには、導電性支持基板31の全周にわたって燃料極32を形成することも可能である。本発明においては、固体電解質33と導電性支持基板31との接合強度を高めるために、固体電解質33の全体が燃料極32上に形成されていることが好適である。
(固体電解質33)
この燃料極32上に設けられている固体電解質33は、一般に3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrO(通常、安定化ジルコニア)と呼ばれる緻密質なセラミックスから形成されている。希土類元素としては、Sc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luを例示することができるが、安価または高導電性であるという点からSc、Y、Ybが望ましい。
この固体電解質33を形成する安定化ジルコニアセラミックスは、ガス透過を防止するという点から、相対密度(アルキメデス法による)が93%以上、特に95%以上の緻密質であることが望ましく、且つその厚みが10〜100μmであることが望ましい。
また、固体電解質33は、ランタンガレート系からなるものであっても良い。即ち、固体電解質33は、AサイトにLaおよびSr、BサイトにGaおよびMgを有するペロブスカイト型酸化物からなるもので、(La1−xSr)(Ga1−yMg)O(0≦x≦0.2、0≦y≦0.2)なる組成を有することが望ましい。
尚、固体電解質がランタンレート系組成物からなる場合には、燃料極は、Ni及び/又はNiOと、希土類元素が固溶したCeOからなることが望ましい特に、燃料極層はNi及び/又はNiOを主成分とし、Smおよび/又はYが固溶したCeOとを含有することが望ましい。
(酸素極34)
酸素極34は、所謂ABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成される。かかるペロブスカイト型酸化物としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物、特にAサイトにLaを有するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも1種が好適であり、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaFeO系酸化物が特に好適である。尚、上記ペロブスカイト型酸化物においては、AサイトにLaと共にSrなどが存在していてもよいし、さらにBサイトには、FeとともにCoやMnが存在していてもよい。
また、酸素極34は、ガス透過性を有していなければならず、従って、酸素極34を形成する導電性セラミックス(ペロブスカイト型酸化物)は、開気孔率が20%以上、特に30乃至50%の範囲にあることが望ましい。
このような酸素極34の厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが望ましい。
(インターコネクタ35)
上記の酸素極34に対面する位置において、導電性支持基板31上に設けられているインターコネクタ35は、導電性セラミックスからなるが、燃料ガス(水素)及び酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が使用される。
また、導電性支持基板31の内部を通る燃料ガス及び支持基板31の外部を通る酸素含有ガスのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好適である。
インターコネクタ35は、ガスのリーク防止と電気抵抗という点から、厚みが10〜200μmであることが望ましい。即ち、この範囲よりも厚みが薄いと、ガスのリークを生じやすく、またこの範囲よりも厚みが大きいと、電気抵抗が大きく、電位降下により集電機能が低下してしまうおそれがあるからである。
また、図1から明らかな通り、ガスのリークを防止するために、インターコネクタ35の両サイドには、緻密質の固体電解質33が密着しているが、シール性を高めるために、例えばYなどからなる接合層(図示せず)をインターコネクタ35の両側面と固体電解質33との間に設けることもできる。
インターコネクタ35の外面(上面)には、P型半導体層39を設けることが好ましい。即ち、この燃料電池セルから組み立てられるセルスタック(図2参照)では、インターコネクタ35には、導電性の集電部材40が接続されるが、集電部材40を直接インターコネクタ35に直接接続すると、非オーム接触により、電位降下が大きくなってしまい、集電性能が低下してしまう。
しかるに、集電部材40を、P型半導体層39を介してインターコネクタ35に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし、集電性能の低下を有効に回避することが可能となり、例えば、一方の燃料電池セル30の酸素極34からの電流を、他方の燃料電池セル30の導電性支持基板31に効率良く伝達できる。このようなP型半導体としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物を例示することができる。尚、図2では、P型半導体層39を省略した。
具体的には、インターコネクタ35を構成するLaCrO系酸化物よりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体層39の厚みは、一般に、30乃至100μmの範囲にあることが好ましい。
また、インターコネクタ35は、固体電解質33が設けられていない側の導電性支持基板31の平坦部m上に直接設けることもできるが、この部分にも燃料極32と類似する組成からなる層32aを設け、この層32a上にインターコネクタ35を設けることもできる。即ち、燃料極32及び層32aを導電性支持基板31の全周にわたって設け、この層32a上にインターコネクタ35を設けることができる。燃料極32と類似する層32aを介してインターコネクタ35を導電性支持基板31上に設けた場合には、導電性支持基板31とインターコネクタ35との間の界面での電位降下を抑制することができる上で有利である。
(燃料電池セルの製造)
以上のような構造を有する燃料電池セルは、以下のようにして製造される。
先ず、Ni等の鉄族金属或いはその酸化物粉末と、CaZrO粉末又はSrZrO 粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを用い押出成形により導電性支持基板成形体を作製し、これを乾燥する。
次に、燃料極用材料(Ni或いはNiO粉末と安定化ジルコニア粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いて燃料極用のシートを作製する。
さらに、安定化ジルコニア粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いて固体電解質用シートを作製する。
上記のようにして形成された導電性支持基板成形体、燃料極用シート及び固体電解質用シートを、例えば図1に示すような層構造となるように積層し、乾燥する。
尚、燃料極用のシートを作製する代りに、燃料極用材料を溶媒中に分散したペーストを、上記で形成された導電性支持基板成形体の所定位置に塗布し乾燥して、燃料極用のコーティング層を形成してもよい。導電性支持基板成形体の表面に燃料極用のコーティング層が形成されている場合には、固体電解質用シートのみを導電性支持基板成形体に積層し、乾燥すればよい。
この後、インターコネクタ用材料(例えば、LaCrO系酸化物粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、インターコネクタ用シートを作製する。
このインターコネクタ用シートを、上記で得られた積層体の所定位置にさらに積層し、焼成用積層成形体を作製する。
次いで、上記の焼成用積層成形体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1300〜1600℃で同時焼成し、得られた焼結体の所定の位置に、酸素極用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と溶媒を含有するペースト、及び必要により、P型半導体層用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と溶媒を含むペーストを、ディッピング等により塗布し、1000〜1300℃で焼き付けることにより、図1に示す構造の本発明の燃料電池セル30を製造することができる。
尚、導電性支持基板31や燃料極32の形成にNi単体を用いた場合には、酸素含有雰囲気での焼成により、Niが酸化されてNiOとなっているが、必要により、還元処理することにより、Niに戻すことができる。また、発電中に還元雰囲気に曝されるため、この時にもNiに還元されることになる。
(セルスタック)
セルスタックは、図2に示すように、上述した燃料電池セル30が複数集合して、上下に隣接する一方の燃料電池セル30と他方の燃料電池セル30との間に、金属フェルト及び/又は金属板からなる集電部材40を介在させ、両者を互いに直列に接続することにより構成されている。即ち、一方の燃料電池セル30の導電性支持基板31は、インターコネクタ35、P型半導体層39、集電部材40を介して、他方の燃料電池セル30の酸素極34に電気的に接続されている。また、このようなセルスタックは、図2に示すように、サイドバイサイドに配置されており、隣接するセルスタック同士は、導電部材42によって直列に接続されている。
本発明の燃料電池は、図2のセルスタックを、収納容器内に収容して構成される。この収納容器には、外部から水素等の燃料ガスを燃料電池セル30に導入する導入管、及び空気等の酸素含有ガスを燃料電池セル30の外部空間に導入するための導入管が設けられており、燃料電池セルが所定温度(例えば、600乃至900℃)に加熱されることにより発電し、使用された燃料ガス、酸素含有ガスは、収納容器外に排出される。
尚、本発明は上記形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、導電性支持基板31の形状を円筒状とすることも可能であるし、酸素極34又は燃料極32と固体電解質33との間に、適当な導電性を有する中間層を形成することも可能である。具体的には固体電解質33と酸素極34との間にCeOとSmからなる複合酸化物層を形成する。かかる中間層は、固体電解質33と酸素極34との反応を抑制する反応防止層として作用する。
本発明の燃料電池セルでは、Ni等の鉄族金属或いはその酸化物と、CaZrO 又はSrZrO とを用いて形成された導電性支持基板上に、燃料極、固体電解質及び酸素極を設けることにより、熱膨張差による固体電解質の剥離やクラックの発生などの不都合を有効に回避することができる。即ち、導電性支持基板中の熱膨張係数に近似させることができるため、本発明の燃料電池セルは、同時焼成により、安価に且つ高い歩留まりで製造することができる。
また、導電性支持基板中に存在するCaZrO 又はSrZrO は、同時焼成に際して固体電解質層に拡散しにくく、固体電解質のイオン伝導度や酸素極の電率等に悪影響を及ぼすことがない。導電性支持基板中に存在するCaZrO 及びSrZrO は、原料単価が安いものであるから、本発明の燃料電池セルは、コストの点で極めて有利である。
平均粒径0.5μmのNiO粉末或いはNi粉末と、CaZrO 粉末又はSrZrO 粉末(平均粒径は0.8〜5.0μm)を、焼成後における体積比率が表1に示す値となるように混合した(試料No.1〜11)。
尚、表1中のNiO粉末量は、Ni換算量である。例えば、試料No.1ではNiO粉末とCaZrO粉末とを混合し、焼成後にNiOは、Ni換算で60体積%となり、CaZrOは40体積%となることを意味する。
上記の混合粉末に、増孔剤、有機バインダー(ポリビニルアルコール)と、水(溶媒)とを混合して形成した支持基板用スラリーを直方体状に押出成形し、これを乾燥し、脱バインダー処理し、大気中にて1500℃で焼成した。
得られた焼結体を長さ20mmに加工し、大気中及び酸素分圧約10−19Paでの還元雰囲気中において室温〜1000℃での熱膨張係数を測定し、さらに、導電率を酸素分圧約10−19Paでの還元雰囲気中において1000℃で4端子法にて測定した。その結果を表1に記載した。
また、比較例として、平均粒径0.5μmのNiO粉末と、平均粒径が2.5μmのYSZ(Y安定化ジルコニア)粉末との混合粉末(表1の試料No.12)を用い、また、平均粒径0.5μmのNiO粉末と平均粒径2.5μmのスピネル(MgAl)粉末との混合粉末(表1の試料No.13)を用い、それぞれ、増孔剤、有機バインダー(ポリビニルアルコール)と、水(溶媒)とを混合し、上記と同様の条件で焼成し、熱膨張係数及び導電率を測定し、これらの結果を表1に記載した。
Figure 0004480377
表1から、原料粉末として、NiO粉末、Ni粉末を用いた場合において、適量のCaZrO粉末又はSrZrO 粉末を用いることにより、焼結体(導電性支持基板)の熱膨張係数を、固体電解質の熱膨張係数10.8×10−6/℃に近づけられることが判る。また、CaZrO量が多くなる程、導電性支持基板の導電率が低下していくが、40〜60体積%の範囲内であれば、優れた導電率を有することが判る。
一方、比較例の試料No.1の焼結体の熱膨張係数は、固体電解質の熱膨張係数よりもかなり大きいことが判る。
また、比較例の試料No.1の焼結体の熱膨張係数は、固体電解質の熱膨張係数にある程度近づけることができ、導電率も良好であるものの、後述するように、元素の拡散が生じることが判る。
実施例1で用いた各試料粉末を用いて、実施例1と同様に押出成形して、扁平状の支持基板用成形体を作製し、これを乾燥した。
次に、8モル%Yを含有するZrO(YSZ)粉末と、NiO粉末と、有機バインダー(アクリル樹脂)と、溶媒(トルエン)とを混合したスラリーを用いて燃料極用シートを作製し、また、上記YSZ粉末と、有機バインダー(アクリル樹脂)と、トルエンからなる溶媒とを混合したスラリーを用いて、固体電解質用シートを作製し、これらのシートを積層した。
この積層シートを、上記導電性支持基板用成形体に、その両端間が所定間隔をおいて離間するように(図1参照)巻き付け、乾燥した。
一方、平均粒径2μmのLaCrO系酸化物粉末と、有機バインダー(アクリル樹脂)と、溶媒(トルエン)とを混合したスラリーを用いて、インターコネクタ用シートを作製し、このシートを、上記積層シートにおける導電性支持基板用成形体の露出部分に積層し、導電性支持基板用成形体、燃料極用シート、固体電解質用シート、インターコネクタ用シートからなる焼結用積層成形体を作製した。
次に、この焼結用積層成形体を脱バインダー処理し、大気中にて1500℃で同時焼成した。
得られた焼結体を、平均粒径2μmのLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8粉末と、溶媒(ノルマルパラフィン)とからなるペースト中に浸漬し、固体電解質の表面に酸素極用コーティング層を設け、同時に、上記ペーストをインターコネクタの外面に塗布し、P型半導体用コーティング層を設け、さらに、1150℃で焼き付け、図1に示すような燃料電池セルを作製した(表2の試料No.14〜26)。
作製した燃料電池セルにおいて、導電性支持基板の平坦部mの長さは26mm、弧状部nの長さは3.5mm、燃料極の厚みは10μm、固体電解質の厚みは40μm、酸素極の厚みは50μm、インターコネクタの厚みは50μm、P型半導体層の厚みは50μmとした。
尚、前述した比較例の試料No.12、13に対応する燃料電池セルは、試料No.25,26である。
得られた燃料電池セルの固体電解質の断面をEPMAにより分析し、導電性支持基板からの拡散元素を確認するとともに、導電性支持基板のガス通路内に水素ガスを流し、更に燃料電池セルの外側(酸素極の外面)に空気を流し、850℃において100時間発電させ、冷却させた後、燃料電池セル内部を加圧して水中に浸し、ガス漏れの有無を観察し、導電性支持基板、固体電解質のクラックや、導電性支持基板からの固体電解質、燃料極の剥離を観察した。
また、850℃において100時間後の、燃料電池セル1本当たりの発電性能を測定し、表2に記載した。
さらに、YSZの代わりに、(La1−xSr)(Ga1−yMg)O(x=0.2、y=0.2)を固体電解質として用い、NiOと、Smが5モル%固溶したCeOを燃料極として用い、燃料電池セルを作製し、上記同様の特性を測定し、試料No.27として記載した。
Figure 0004480377
表2の結果から理解されるように、本発明の燃料電池セル試料No.14〜24、27では、燃料極、固体電解質のクラックや、導電性支持基板からの固体電解質、燃料極の剥離は見られなかった。また、元素拡散も見られず、発電性能も0.35W/cm以上と良好であった。
一方、導電性支持基板と固体電解質との熱膨張係数差が比較的小さいために、燃料極、固体電解質のクラックや、導電性支持基板からの固体電解質、燃料極の剥離は見られないが、長期的な信頼性の観点からは、導電性支持基板中のCaZrOの量は、導電性支持基板の導電率を損なわない範囲で多い方が望ましく、40〜60体積%が望ましいことが判る。
また、比較例の試料No.25では、拡散は見られないものの、導電性支持基板と固体電解質との熱膨張係数差が大きく、燃料極、固体電解質にクラックが発生した。
比較例の試料No.26では、燃料極、固体電解質のクラックや、導電性支持基板からの固体電解質、燃料極の剥離は見られないものの、Mg、Alの拡散が固体電解質に見られ、100時間発電後の発電性能が0.17W/cmと低くなった。
本発明の燃料電池セルを示す斜視図である。 複数の燃料電池セルにより形成されたセルスタックを示す面図である。
符号の説明
31・・・支持基板
31a・・・燃料ガス通路
32・・・燃料極
33・・・固体電解質
34・・・酸素極
35・・・インターコネクタ
39・・・P型半導体層
40・・・集電部材

Claims (8)

  1. 導電性の支持基板と、該支持基板上に設けられた燃料極と、該燃料極上に設けられたジルコニア系又はランタンガレート系からなる固体電解質と、固体電解質上に設けられた酸素極とを有し、前記支持基板は、鉄族金属及び/又は鉄族金属の酸化物と、CaZrO 又はSrZrO とから形成されていることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 前記鉄族金属がNiであることを特徴とする請求項1記載の燃料電池セル。
  3. 前記CaZrO 又はSrZrO は、前記支持基板中に、40〜60体積%の量で含有されていることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池セル。
  4. 前記燃料極は、Ni及び/又はNiOと、希土類元素が固溶したZrO又はCeO を含有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  5. 前記支持基板は楕円柱状であり、前記酸素極は、前記支持基板の一方側の面に位置しており、該支持基板の他方側の面上にインターコネクタが設けられており、前記燃料極及び前記固体電解質は、前記インターコネクタの両端部分にまで回り込んでいることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  6. 前記酸素極は、ペロブスカイト型酸化物からなる多孔質導電性セラミックから形成されていることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  7. 前記ペロブスカイト型酸化物が、AサイトにLaを有するものであることを特徴とする請求項記載の燃料電池セル。
  8. 請求項1乃至のうちいずれかに記載の燃料電池セルの複数が集電部材を介して互いに直列に接続された構造を有するセルスタックを、収納容器内に収容してなることを特徴とする燃料電池。
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