JP2005216619A - 燃料電池セル及び燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸素含有ガスと水素含有ガスとをインターコネクタで確実にセパレートできる燃料電池セル及び燃料電池を提供する。
【解決手段】緻密な固体電解質33の両側に多孔質の電極32,34を有し、酸素含有ガスと水素含有ガスに接する緻密なインターコネクタ35を具備してなる燃料電池セルであって、前記インターコネクタ35は、水素吸着元素酸化物を含有しない水素非吸着層35bを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、酸素含有ガスと水素含有ガスに接する緻密なインターコネクタを具備する燃料電池セル及び燃料電池に関するものである。
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。
図3は、従来の固体電解質型燃料電池のセルスタックを示すもので、このセルスタックは、複数の燃料電池セル1を整列集合させ、隣り合う一方の燃料電池セル1aと他方の燃料電池セル1bとの間に金属フェルトからなる集電部材5を介在させ、一方の燃料電池セル1aの燃料極7と他方の燃料電池セル1bの酸素極(空気極)11とを電気的に接続して構成されていた。
燃料電池セル1(1a、1b)は、円筒状のサーメットからなる燃料極7(内部が燃料ガス通路となる)の外周面に、固体電解質9、導電性セラミックスからなる酸素極11を順次設けて構成されており、固体電解質9や酸素極11によって覆われていない燃料極7の表面には、インターコネクタ13が設けられている。図3から明らかなように、このインターコネクタ13は、酸素極11に接続しないように燃料極7と電気的に接続されている。
インターコネクタ13は、燃料ガス及び空気等の酸素含有ガスで変質しにくい導電性セラミックスにより形成されているが、この導電性セラミックスは、燃料極7の内部を流れる燃料ガスと酸素極11の外側を流れる酸素含有ガスとを確実に遮断するために、緻密なものでなければならない。
また、互いに隣り合う燃料電池セル1a、1bの間に設けられる集電部材5は、インターコネクタ13を介して一方の燃料電池セル1aの燃料極7に電気的に接続され、且つ他方の燃料電池セル1bの酸素極11に接続されており、これにより、隣り合う燃料電池セルは、直列に接続されている。
燃料電池は、上記の構造を有するセルスタックを収納容器内に収容して構成され、燃料極7の内部に燃料ガス(水素)を流し、酸素極11に空気(酸素)を流して1000℃程度で発電される。
上述した燃料電池を構成する燃料電池セルにおいては、一般に、燃料極7が、Niと、Yを含有するZrO(YSZ)とから形成され、固体電解質9がYを含有するZrO(YSZ)から形成され、酸素極11はランタンマンガネート系のペロブスカイト型複合酸化物から構成されている。また、インターコネクタ13は、一般にランタンクロマイト系磁器から構成され、固体電解質9を構成するYSZとの熱膨張係数差を調整するため、LaCrOにTi、Mg、Fe、Co、Ni及びZn等の元素が少なくとも一種固溶されており、これらの熱膨張調整元素の酸化物を存在させていた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開1999−3720号公報 特開2001−342056号公報
しかしながら、上記のようなインターコネクタを用いると、固体電解質との熱膨張差を調整できるものの、インターコネクタ中のMg、Ti等の熱膨張調整元素の酸化物は発電温度で水素を脱離吸着する性質があることが新たに分かった。そのため、燃料極内部を流れる水素をインターコネクタで完全にセパレートできず、燃料利用率が低いという問題があった。
本発明は、酸素含有ガスと水素含有ガスとをインターコネクタで確実にセパレートできる燃料電池セル及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池セルは、緻密な固体電解質の両側に多孔質の電極を有し、酸素含有ガスと水素含有ガスに接する緻密なインターコネクタを具備してなる燃料電池セルであって、前記インターコネクタは、水素吸着元素酸化物を含有しない水素非吸着層を有することを特徴とする。このような燃料電池セルでは、インターコネクタが、水素吸着元素酸化物を含有しない水素非吸着層を有するため、発電中においても、水素を脱離吸着しない水素非吸着層により水素をインターコネクタで完全にセパレートでき、燃料利用率を向上できる。
また、本発明の燃料電池セルは、固体電解質とインターコネクタにより環状体を形成し、該環状体の内外に供給される酸素含有ガスと水素含有ガスが遮断されることを特徴とする。さらに、本発明の燃料電池セルは、環状体の内側には、水素含有ガスに晒される燃料側電極が形成されていることを特徴とする。このような燃料電池セルでは、固体電解質層とインターコネクタの2層によって、燃料である水素ガスと酸素含有ガスをセパレートすることができる。
また、本発明の燃料電池セルは、燃料側電極の内側には、多孔質の支持体が形成されていることが望ましい。このような燃料電池セルでは、燃料側電極とは別に支持体を設けたことで、燃料電池セルの強度を保持することができる。
また、本発明の燃料電池セルは、インターコネクタは、熱膨張調整元素酸化物を含有する熱膨張調整層を有することを特徴とする。このような燃料電池セルでは、インターコネクタの熱膨張係数を固体電解質に近づけることができ、発電中におけるセルの破損を抑制できる。
また、本発明の燃料電池セルは、インターコネクタの一方側の面が電極又は多孔質の支持体に設けられており、前記インターコネクタの電極側又は支持体側に熱膨張調整層を有し、該熱膨張調整層の表面に水素非吸着層を有することを特徴とする。このような燃料電池セルでは、インターコネクタの接合側の熱膨張係数を固体電解質に近づけることができ、発電中におけるセルの破損をさらに抑制できる。
さらに、本発明の燃料電池セルは、インターコネクタはランタンクロマイト系磁器からなり、熱膨張調整元素酸化物は水素吸着元素酸化物であることを特徴とする。従って、インターコネクタは、熱膨張調整元素酸化物を含む熱膨張調整層と、熱膨張調整元素酸化物を含まない水素非吸着層の2層を有する。
水素吸着元素酸化物は、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の酸化物であることを特徴とする。固体電解質は、安定化ジルコニア又はランタンガレート系磁器であることを特徴とする。燃料電池セルは中空平板型であることを特徴とする。
本発明の燃料電池は、上記燃料電池セルを収納容器内に複数収容してなることを特徴とする。上記したように、燃料電池セルの燃料利用率を向上できるため、燃料電池としても燃料利用率を向上できる。
本発明の燃料電池セルでは、インターコネクタが、水素吸着元素酸化物を含有しない水素非吸着層を有するため、発電中においても、水素をインターコネクタで完全にセパレートでき、燃料利用率を向上できる。
本発明の燃料電池セルの横断面を示す図1において、全体として30で示す燃料電池セルは、断面が扁平状で、全体的に見て細長基板状の支持基板31を備えている。支持基板31の内部には、適当な間隔で複数の燃料ガス通路31aが長さ方向に貫通して形成されており、燃料電池セル30は、この支持基板31上に各種の部材が設けられた構造を有している。このような燃料電池セル30の複数を、図2に示すように、集電部材40により互いに直列に接続することにより、燃料電池を構成するセルスタックを形成することができる。
支持基板31は、図1に示されている形状から理解されるように、平坦部Aと平坦部Aの両端の弧状部Bとからなっている。平坦部Aの両面は互いにほぼ平行に形成されており、平坦部Aの一方の面と両側の弧状部Bを覆うように燃料側電極32が設けられており、さらに、この燃料側電極32を覆うように、緻密質な固体電解質層33が積層されており、この固体電解質層33の上には、燃料側電極32と対面するように、平坦部Aの一方の表面に酸素極34が積層されている。
また、燃料側電極32及び固体電極層33が積層されていない平坦部Aの他方の表面には、インターコネクタ35が形成されている。図1から明らかな通り、燃料側電極32及び固体電解質層33は、インターコネクタ35の両サイドにまで延びており、支持基板31の表面が外部に露出しないように構成されている。
上記のような構造の燃料電池セルでは、燃料側電極32の酸素極34と対面している部分が燃料極として作動して発電する。即ち、酸素極34の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ支持基板31内のガス通路31aに燃料ガス(水素)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより、酸素極34で下記式(1)の電極反応を生じ、また燃料側電極32の燃料極となる部分では例えば下記式(2)の電極反応を生じることによって発電する。
酸素極: 1/2O+2e → O2− (固体電解質) …(1)
燃料極: O2− (固体電解質)+ H → HO+2e…(2)
かかる発電によって生成した電流は、支持基板31に取り付けられているインターコネクタ35を介して集電される。
(支持基板)
上記のような構造を有する燃料電池セル30において、支持基板31は、燃料ガスを燃料極まで透過させるためにガス透過性であること、及びインターコネクタ35を介しての集電を行うために導電性であること、同時焼成時の熱膨張差による固体電解質などのクラックや剥離がないことが要求されるが、このような要求を満たす目的で、鉄属金属成分とY等の希土類元素酸化物とから支持基板31を構成する。
鉄族金属成分は、支持基板31に導電性を付与するためのものであり、鉄族金属単体であってもよいし、また鉄族金属酸化物、鉄族金属の合金もしくは合金酸化物であってもよい。鉄族金属には、鉄、ニッケル及びコバルトがあり、本発明では、何れをも使用することができるが、安価であること及び燃料ガス中で安定であることからNi及び/またはNiOを鉄族成分として含有していることが好ましい。
また希土類元素酸化物は、支持基板31の熱膨張係数を、固体電解質層33を形成している安定化ジルコニアやランタンガレート系ペロブスカイト型組成物等と近似させるために使用されるものである。特に支持基板31の熱膨張係数を安定化ジルコニア等の固体電解質材料と近似させるという点で、上述した鉄族成分は、支持基板31中に35〜65体積%の量で含まれ、希土類元素酸化物は、支持基板31中に35〜65体積%の量で含まれていることが好適である。特に、支持基板の希土類元素酸化物はYが望ましい。
尚、支持基板31中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
上記のような支持基板31は、燃料ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあることが好適である。また、支持基板31の導電率は、300S/cm以上、特に440S/cm以上であることが好ましい。
また、支持基板31の平坦部Aの長さは、通常、15〜35mm、弧状部Bの長さ(弧の長さ)は、3〜8mm程度であり、支持基板31の厚みは(平坦部Aの両面の間隔)は2.5〜5mm程度であることが望ましい。
(燃料側電極)
本発明において、燃料側電極32は、前述した式(2)の電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスから形成される。例えば、希土類元素が固溶しているZrOと、Ni及び/またはNiOとから形成される。この希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニア)としては、以下に述べる固体電解質層33の形成に使用されているものと同様のものを用いるのがよい。
燃料側電極32中の安定化ジルコニア含量は、35〜65体積%の範囲にあるのが好ましく、またNi或いはNiO含量は、65〜35体積%であるのがよい。さらに、この燃料側電極32の開気孔率は、15%以上、特に20〜40%の範囲にあるのがよく、その厚みは、1〜30μmであることが望ましい。
また、図1の例では、この燃料側電極32は、インターコネクタ35の両サイドにまで延びているが、酸素極34に対面する位置に存在して燃料極が形成されていればよいため、例えば酸素極34が設けられている側の平坦部Aにのみ燃料側電極32が形成されていてもよい。さらには、支持基板31の全周にわたって燃料側電極32を形成することも可能である。本発明においては、固体電解質層33と支持基板31との接合強度を高めるために、固体電解質層33の全体が燃料側電極32上に形成されていることが好適である。
(固体電解質層)
この燃料側電極32上に設けられている固体電解質層33は、一般に3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrO(通常、安定化ジルコニア)と呼ばれる緻密質なセラミックスから形成されている。希土類元素としては、Sc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luを例示することができるが、高イオン伝導性を有するという点からY、Yb、Scが望ましい。
この固体電解質層33を形成する安定化ジルコニアセラミックスは、ガス透過を防止するという点から、相対密度(アルキメデス法による)が93%以上、特に95%以上の緻密質であることが望ましく、且つその厚みが10〜100μmであることが望ましい。固体電解質層33としては、安定化ジルコニア以外に、ランタンガレート系ペロブスカイト型組成物から構成されていても良い。
(酸素極)
酸素極34は、所謂ABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成される。かかるペロブスカイト型酸化物としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物、特にAサイトにLaを有するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも1種が好適であり、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaFeO系酸化物が特に好適である。尚、上記ペロブスカイト型酸化物においては、AサイトにLaと共にSrなどが存在していてもよいし、さらにBサイトには、FeとともにCoやMnが存在していてもよい。
また、酸素極34は、ガス透過性を有していなければならず、従って、酸素極34を形成する導電性セラミックス(ペロブスカイト型酸化物)は、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが望ましい。
このような酸素極34の厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが望ましい。
(インターコネクタ)
上記の酸素極34に対面する位置において、支持基板31上に設けられているインターコネクタ35は、導電性セラミックスからなるが、燃料ガス(水素)及び酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO)が使用される。また、支持基板31の内部を通る燃料ガス及び支持基板31の外部を通る酸素含有ガスのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好適である。
さらに、本発明では、インターコネクタ35は、支持体との接合側に形成された熱膨張調整層35aと、該熱膨張調整層35aの表面に形成された水素吸着元素酸化物を含有しない水素非吸着層35bとから構成されている。
燃料電池セルを構成する支持基板等は固体電解質の熱膨張係数に近づけるように制御されており、従来、LaCrOに、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の熱膨張調整元素を固溶させ、かつLaCrOの粒界にMg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の酸化物を存在させることが行われているが、本発明の熱膨張調整層35aも、同様な構成とされている。
一方、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の酸化物は、熱膨張係数を調整できるものの、水素を吸着する性質をも有するため、本発明では、これらの水素吸着元素酸化物(熱膨張調整元素酸化物)を含有しない水素非吸着層35bを有する。
熱膨張調整層35aの厚みは薄い方が望ましいが、水素非吸着層35bよりも厚いことが望ましい。上記したように水素非吸着層35bは熱膨張調整元素酸化物を含有していないため、固体電解質との熱膨張係数差が大きいが、熱膨張調整層35aの厚みを水素非吸着層35bよりも厚くすることにより、インターコネクタの剥離等を抑制できる。水素非吸着層35bの厚みは、10〜50μmであることが望ましい。この厚みとすることにより、燃料ガス利用率を向上し、インターコネクタの剥離等を抑制できる。
かかるインターコネクタ35は、ガスのリーク防止と電気抵抗という点から、10〜200μmであることが望ましい。
また、図1から明らかな通り、ガスのリークを防止するために、インターコネクタ35の両サイドには、緻密質の固体電解質層33が密着しているが、シール性を高めるために、例えば、Ni及び/又はNiとYSZからなる接合層(図示せず)をインターコネクタ35の両側面と固体電解質層33との間に設けることもできる。
水素非吸着層35bの外面(上面)には、P型半導体層39を設けることが好ましい。即ち、この燃料電池セルから組み立てられるセルスタック(図2参照)では、インターコネクタには、導電性の集電部材40が接続されるが、集電部材40を直接インターコネクタに直接接続すると、非オーム接触により、電位降下が大きくなってしまい、集電性能が低下してしまう。
しかるに、集電部材40を、P型半導体層39を介して水素非吸着層35bに接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし、集電性能の低下を有効に回避することが可能となり、例えば、一方の燃料電池セル30の酸素極34からの電流を、他方の燃料電池セル30の支持基板31に効率良く伝達できる。このようなP型半導体としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物を例示することができる。
具体的には、インターコネクタを構成するLaCrO系酸化物よりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体層39の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲にあることが好ましい。
また、インターコネクタは、固体電解質層33が設けられていない側の支持基板31の平坦部分A上に直接設けることもできるが、この部分にも燃料側電極32を設け、この燃料側電極32上にインターコネクタ35を設けることもできる。即ち、燃料側電極32を支持基板31の全周にわたって設け、この燃料側電極32上にインターコネクタを設けることができる。即ち、燃料側電極32を介してインターコネクタを支持基板31上に設けた場合には、支持基板31とインターコネクタとの間の界面での電位降下を抑制することができる上で有利である。
(燃料電池セルの製造)
以上のような構造を有する燃料電池セルは、以下のようにして製造される。
先ず、Ni等の鉄族金属或いはその酸化物粉末と、Y粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いての押出成形により、支持基板成形体を作製し、これを乾燥する。
次に、燃料側電極形成用材料(Ni或いはNiO粉末と安定化ジルコニア粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いて燃料側電極用のシートを作製する。また、燃料側電極用のシートを作製する代りに、燃料極形成用材料を溶媒中に分散したペーストを、上記で形成された支持基板成形体の所定位置に塗布し乾燥して、燃料側電極用のコーティング層を形成してもよい。
さらに、安定化ジルコニア粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを用いて固体電解質層用シートを作製する。
上記のようにして形成された支持基板成形体、燃料極用シート及び固体電解質層用シートを、例えば図1に示すような層構造となるように積層し、乾燥する。この場合、支持基板成形体の表面に燃料側電極用のコーティング層が形成されている場合には、固体電解質層用シートのみを支持基板成形体に積層し、乾燥すればよい。
この後、インターコネクタのシート状成形体を作製する。先ず、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種が固溶した市販のLaCrO粉末を準備し、これに有機バインダー及び溶媒を混合しスラリーを調製して、水素非吸着層シートを作製し、一方、上記Mg等が固溶した市販のLaCrO粉末に、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の酸化物粉末、有機バインダー及び溶媒を混合しスラリーを調製して、熱膨張調整層シートを作製し、水素非吸着層シートと熱膨張調整層シートを積層し、インターコネクタのシート状成形体を作製した。
水素非吸着層シートを形成する市販のLaCrO粉末には、不可避不純物として、Fe、Ca等を含有する可能性もあるが、これらの不可避不純物は、焼成時にLaCrO中に固溶し、LaCrOの粒界には存在しない。一方、LaCrO粉末に添加されたMg等の酸化物は、一部は、LaCrOに固溶するが、殆どが粒界に酸化物として存在する。
このインターコネクタ用シートを、熱膨張調整層シートが積層体の所定位置に当接するように積層し、焼成用積層体を作製する。
次いで、上記の焼成用積層体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1300〜1600℃で同時焼成し、得られた焼結体の所定の位置に、酸素極形成用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と溶媒を含有するペースト、及び必要により、P型半導体層形成用材料(例えば、LaFeO系酸化物粉末)と溶媒を含むペーストを、ディッピング等により塗布し、1000〜1300℃で焼き付けることにより、図1に示す構造の本発明の燃料電池セル30を製造することができる。
尚、支持基板31や燃料側電極32の形成にNi単体を用いた場合には、酸素含有雰囲気での焼成により、Niが酸化されてNiOとなっているが、必要により、還元処理することにより、Niに戻すことができる。
(セルスタック)
セルスタックは、図2に示すように、上述した燃料電池セル30が複数集合して、上下に隣接する一方の燃料電池セル30と他方の燃料電池セル30との間に、金属フェルト及び/又は金属板からなる集電部材40を介在させ、両者を互いに直列に接続することにより構成されている。即ち、一方の燃料電池セル30の支持基板31は、熱膨張調整層35a、水素非吸着層35b、P型半導体層39、集電部材40を介して、他方の燃料電池セル30の酸素極34に電気的に接続されている。また、このようなセルスタックは、図2に示すように、サイドバイサイドに配置されており、隣接するセルスタック同士は、導電部材42によって直列に接続されている。
本発明の燃料電池は、図2のセルスタックを、収納容器内に収容して構成される。この収納容器には、外部から水素等の燃料ガスを燃料電池セル30に導入する導入管、及び空気等の酸素含有ガスを燃料電池セル30の外部空間に導入するための導入管が設けられており、燃料電池セルが所定温度(例えば、600〜900℃)に加熱されることにより発電し、余剰の燃料ガス、酸素含有ガスは燃焼して、収納容器外に排出される。
尚、本発明は上記形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、支持体の形状を円筒状とすることも可能であるし、酸素極と固体電解質層との間に、適当な導電性を有する中間層を形成することも可能である。また、固体電解質の内側に酸素極を形成しても良い。
先ず、平均粒径0.5μmのNiO粉末と、Y粉末(平均粒径は0.6〜0.9μm)を、焼成後におけるNiOがNi換算で48体積%、Yが52体積%になるようにして混合し、有機バインダーと溶媒にて作製した杯土を押出成型法にて成形を行い、これを乾燥、脱脂して支持体成形体を作製した。
次に平均粒径0.5μmのNi粉末と希土類元素が固溶したZrO粉と有機バインダーと溶媒を混合した燃料極用のスラリーを作製し、前記支持体成形体に、スクリーン印刷法にて塗布、乾燥し積層体とする。
次に10mol%のスカンジアが固溶したZrO粉末と有機バインダーと溶媒とを混合して得られたスラリーをドクターブレード法にて40μmのシートを作製し、支持体成形体に密着液にて貼り付け、乾燥を行う。乾燥後、積層体を作製した。
次に、導電性支持体、および燃料側電極、固体電解質成形体を積層した積層成形体を1000℃にて仮焼処理した。得られた仮焼体の固体電解質側には拡散防止層として、Ce、Smを含む複合酸化物と有機バインダーを混合して作製したスラリーをスクリーン印刷法にて、焼き上げ時の厚みが10μmになるように塗布し、乾燥した。
次に固体電解質と反対側の面には集電およびガスセパレートを目的し、インターコネクタのシート状成形体を積層した。インターコネクタ成形体は、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種(Mと記す)により、表1に示すy量だけ置換された市販のLa(MCr1−y0.96粉末を準備し、これにアクリルバインダー及び溶媒を混合しスラリーを調製して、ドクターブレード法にて水素非吸着層シートを作製し、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種(Mと記す)が、0.3モルだけ置換された市販のLa(M0.3Cr0.70.96粉末に、この粉末100質量部に対してMg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の酸化物粉末を10質量部だけ添加し、アクリルバインダー及び溶媒を混合しスラリーを調製して、ドクターブレード法にて熱膨張調整層シートを作製し、水素非吸着層シートと熱膨張調整層シートを積層し、インターコネクタのシート状成形体を作製した。
このインターコネクタのシート状成形体を、熱膨張調整層シートが積層体の所定位置に当接するように積層した後、乾燥後、酸素含有雰囲気中、1470℃で同時焼成した。
次に、平均粒径0.7μmのLa0.6Sr0.4Co0.6Fe0.4粉末と、イソプロピルアルコールからなる混合液を作製し、前記積層体の固体電解質の表面に噴霧塗布し、酸素側電極成形体を形成し、1050℃で焼き付け、酸素側電極を形成し、燃料電池セルを作製した。
なお、作製した燃料電池セルの寸法は25mm×150mmで、導電性支持体の厚さは3mm、燃料側電極の厚さは10μm、酸素側電極の厚さは50μm、面積は25cmであった。
次に、この燃料電池セルの内部に、水素ガスを流し、850℃で、導電性支持体および燃料極の還元処理を施した。
得られた燃料電池セルの燃料ガス流路に燃料ガスを流通させ、セルの外側に酸素含有ガスを流通させ、燃料電池セルを管状炉を用いて750℃まで加熱し、0.44A/cmの電流密度にて発電した際の燃料利用率を、燃料供給量を絞りながら電圧を測定し、急激な電圧低下が発生する直前のガス量を求めて算出した。尚、熱膨張調整層は、MgO、Fe、CoO、CaO、SrO、Al、TiOとして10質量部添加した。
Figure 2005216619
この表1から、熱膨張調整層だけ有する比較例の試料No.6,8,10,12,14,16,18,20では、燃料利用率が72%以下であり、水素非吸着層が形成されていない比較例の試料No.21では、熱膨張の不一致により焼成時にインターコネクタが剥離してしまった。
これに対して、熱膨張調整層と水素非吸着層を有する本発明の試料では、熱膨張調整層を拡散移動してきた水素を水素非吸着層で遮断するために水素の漏れを防ぐことができ、結果として燃料利用率90%以上が達成できる。
本発明の燃料電池セルを示すもので、(a)は横断面図、(b)は断面斜視図である。 複数の燃料電池セルにより形成されたセルスタックを示す横断面図である。 従来の燃料電池セルからなるセルスタックを示す横断面図である。
符号の説明
31・・・支持基板
31a・・・燃料ガス通路
32・・・燃料側電極
33・・・固体電解質層
34・・・酸素極
35・・・インターコネクタ
35a・・・熱膨張調整層
35b・・・水素非吸着層

Claims (11)

  1. 緻密な固体電解質の両側に多孔質の電極を有し、酸素含有ガスと水素含有ガスに接する緻密なインターコネクタを具備してなる燃料電池セルであって、前記インターコネクタは、水素吸着元素酸化物を含有しない水素非吸着層を有することを特徴とする燃料電池セル。
  2. 固体電解質とインターコネクタにより環状体を形成し、該環状体の内外に供給される酸素含有ガスと水素含有ガスが遮断されることを特徴とする請求項1記載の燃料電池セル。
  3. 環状体の内側には、水素含有ガスに晒される燃料側電極が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池セル。
  4. 燃料側電極の内側には、多孔質の支持体が形成されていることを特徴とする請求項3記載の燃料電池セル。
  5. インターコネクタは、熱膨張調整元素酸化物を含有する熱膨張調整層を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  6. インターコネクタの一方側の面が電極又は多孔質の支持体に設けられており、前記インターコネクタの電極側又は支持体側に熱膨張調整層を有し、該熱膨張調整層の表面に水素非吸着層を有することを特徴とする請求項5記載の燃料電池セル。
  7. インターコネクタはランタンクロマイト系磁器からなり、熱膨張調整元素酸化物は水素吸着元素酸化物であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  8. 水素吸着元素酸化物は、Mg、Al、Ti、Fe、Co及びCaのうち少なくとも一種の酸化物であることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  9. 固体電解質は、安定化ジルコニア又はランタンガレート系磁器であることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  10. 中空平板型であることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  11. 請求項1乃至10のうちいずれかに記載の燃料電池セルを収納容器内に複数収容してなることを特徴とする燃料電池。
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