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タイヤの艶出し組成物
本発明は、タイヤの艶出し組成物に関し、詳しくは、自動車などのタイヤに艶と光沢を与えるためのタイヤの艶出し組成物に関する。
従来より、自動車などのタイヤに艶と光沢を付与する目的で、タイヤの艶出し組成物を、タイヤに塗布することが実施されている。
このようなタイヤの艶出し組成物として、例えば、MQ型レジンを主成分とするシリコーンワニスを0.1〜10重量%と、ジメチルポリシロキサン、フェニルシロキサンまたはクロロフェニルシロキサンからなるシリコーンオイルを5〜30重量%と、を主成分とするタイヤの艶出し組成物が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−281979号公報
しかし、特許文献1に記載されるタイヤの艶出し組成物では、塗布直後には良好な艶と光沢が得られるものの、その後に洗車した場合などには、顕著に艶と光沢が落ち、また、皮膜が不均一になるという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、洗浄しても良好な艶と光沢および皮膜の均一性を保持することができ、耐久性に優れる、タイヤの艶出し組成物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のタイヤの艶出し組成物は、反応性シリコーンと、シリコーンオイルとを含有することを特徴としている。
また、本発明のタイヤの艶出し組成物では、反応性シリコーンが、分子中に水酸基を有することが好適である。
また、本発明のタイヤの艶出し組成物では、タイヤの艶出し組成物の全重量に対して、反応性シリコーンを、0.05〜1.8重量%含有することが好適である。
また、本発明のタイヤの艶出し組成物では、シリコーンオイルが、1000mPa・s以上の粘度のシリコーンオイルを含んでいることが好適である。
本発明のタイヤの艶出し組成物によれば、塗布直後および洗浄などの耐久後においても、良好な艶と光沢および皮膜の均一性を保持することができるので、耐久性に優れ、長期にわたって、タイヤに良好な艶と光沢を与えることができる。
本発明のタイヤの艶出し組成物は、反応性シリコーンと、シリコーンオイルとを含有している。
本発明において、反応性シリコーンは、代表的には、基本単位として、下記一般式(1)で示されるように、シリコン原子に結合している4つの酸素原子のうち2つの酸素原子が置換基R1(例えば、メチル基などのアルキル基および/またはフェニル基などの芳香族基)に置換されている2官能型単位(D単位)と、下記一般式(2)で示されるように、シリコン原子に結合している4つの酸素原子のうち1つの酸素原子が置換基R2(例えば、メチル基などのアルキル基および/またはフェニル基などの芳香族基)に置換され、他の1つの酸素原子が縮合可能な反応基X(例えば、水酸基)に置換されている反応基一置換2官能型単位(反応基一置換D単位)、および/または、下記一般式(3)で示されるように、シリコン原子に結合している4つの酸素原子のうち2つの酸素原子が縮合可能な反応基X(例えば、水酸基)に置換されている反応基二置換2官能型単位(反応基二置換D単位)とを有するシリコーンレジンであって、反応基Xが、例えば、水酸基であれば、タイヤに塗布した後、溶剤の蒸発とともに、縮合反応によって、分子間を架橋するエーテル結合を生成して、立体網目構造を形成する。
Figure 2005154535

(式中、R1は、置換基を示す。)
Figure 2005154535

(式中、R2は、置換基を示し、Xは反応基を示す。)
Figure 2005154535
(式中、Xは、反応基を示す。)
また、本発明においては、このようなシリコーンレジンを溶剤に溶解した反応性シリコーンワニスを用いることもできる。
このような反応性シリコーンを用いることにより、従来のMQ型レジンを主成分とするシリコーンワニスを使用した時に比べ、強固な皮膜を形成でき、長期にわたって艶と光沢を持続させることができる。また、耐洗浄性に優れ、例えば、洗車をした場合でも、容易に皮膜が落ちることがない。
このような反応性シリコーンは、特に制限されず、例えば、トレフィルR−910(商品名、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、KR−114A(商品名、信越化学社製)、KR−114B(商品名、信越化学社製)などの市販のシリコーンレジンを用いることができる。
また、この反応性シリコーンは、艶出し組成物の全重量に対して、例えば、0.05〜1.8重量%、好ましくは、0.5〜1.8重量%、より好ましくは、1.0〜1.8重量%含有される。反応性シリコーンが、艶出し組成物の全重量に対して、0.05〜1.8重量%の範囲内で含有されると、タイヤ表面に良好な艶と光沢を付与するとともに、その性能を長期間持続させることができる。0.05重量%未満であると、皮膜形成が不十分となり、持続性が低下する場合がある。また、1.8重量%を超えると、持続性に関しては問題ないが、皮膜の均一性が低下する場合がある。
また、本発明において、シリコーンオイルは、特に制限されず、例えば、ジメチルポリシロキサンなどのジメチルシリコーンオイル、例えば、メチルフェニルポリシロキサンなどのメチルフェニルシリコーンオイル、例えば、メチルハイドロジエンポリシロキサンなどのメチルハイドロジエンシリコーンオイル、例えば、アルキル変性ポリシロキサンなどのアルキル変性シリコーンオイル、例えば、アルキルアラルキル変性ポリシロキサンなどのアルキルアラルキル変性シリコーンオイル、例えば、フッ素変性ポリシロキサンなどのフッ素変性シリコーンオイル、例えば、エポキシ変性ポリシロキサンなどのエポキシ変性シリコーンオイル、例えば、エポキシポリエーテル変性ポリシロキサンなどのエポキシポリエーテル変性シリコーンオイル、例えば、フェノール変性ポリシロキサンなどのフェノール変性シリコーンオイル、例えば、アクリル変性ポリシロキサンなどのアクリル変性シリコーンオイルなどの疎水性のシリコーンオイル、例えば、ポリエーテル変性ポリシロキサンなどのポリエーテル変性シリコーンオイル、例えば、アルコール変性ポリシロキサンなどのアルコール変性シリコーンオイル、例えば、アミノ変性ポリシロキサンなどのアミノ変性シリコーンオイル、例えば、カルボキシル変性ポリシロキサンなどのカルボキシル変性シリコーンオイル、例えば、メルカプト変性ポリシロキサンなどのメルカプト変性シリコーンオイルなどの親水性のシリコーンオイルが挙げられる。これらのうち、好ましくは、疎水性のシリコーンオイルが挙げられ、より好ましくは、ジメチルポリシロキサンなどのジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルポリシロキサンなどのメチルフェニルシリコーンオイルが挙げられる。これらシリコーンオイルは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、本発明において、シリコーンオイルの粘度は、例えば、1〜10万mPa・s、好ましくは、10〜5万mPa・sである。
また、本発明においては、1000mPa・s以上のシリコーンオイルを含有していることが好ましい。粘度が1000mPa・s以上のシリコーンオイルを含有させることにより、タイヤ表面に塗布した際、シリコーンオイルがタイヤのゴムに吸収されにくく、良好な艶が得られるとともに、洗浄に対する艶の持続性が向上する。
また、本発明においては、1000〜10万mPa・s、好ましくは、3000〜5万mPa・sの高粘度シリコーンオイルと、1〜100mPa・s、好ましくは、5〜50mPa・sの低粘度シリコーンオイルとを併用することが好ましい。これらを併用することにより、高粘度シリコーンオイルの持つ艶はそのままに、高粘度シリコーンオイルだけでは出しにくい皮膜の均一性を向上させることができる。
また、このシリコーンオイルは、艶出し組成物の全重量に対して、例えば、5〜45重量%、好ましくは、20〜40重量%含有される。シリコーンオイルが、艶出し組成物の全重量に対して、5〜45重量%の範囲内で含有されると、タイヤ表面に良好な艶が得られるとともに、洗浄に対しても、十分な艶が保持される。5重量%未満ではタイヤ表面に十分な皮膜が形成されない場合がある。45重量%を超えると、皮膜形成に関しては問題ないが、タイヤ表面に過剰にオイルが残り、皮膜の均一性が低下するとともに、汚れが付着しやすくなる場合がある。
また、本発明のタイヤの艶出し組成物は、目的および用途に応じて、例えば、炭化水素系添加剤などのその他の公知の添加剤を適宜配合することができる。
炭化水素系添加剤としては、例えば、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、植物性スクワラン、地ロウ、固形パラフィン、流動パラフィン、プリスタン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリンなどが挙げられる。これらのうち、好ましくは、流動パラフィンが挙げられる。
これら炭化水素系添加剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、炭化水素系添加剤は、艶出し組成物の全重量に対して、例えば、0.1〜10重量%、好ましくは、0.5〜5重量%となるように配合される。
そして、本発明のタイヤの艶出し組成物は、上記した各成分を、溶剤などに配合することにより、適宜調製することができる。
溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカンなどの脂肪族炭化水素系溶剤、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶剤、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、γ−ブチロラクトンなどのエステル系溶剤、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ジメチルチオホルムアミド、N−メチルチオピロリドンなどの含硫黄系溶剤、例えば、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルプロピオンアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,1,3,3,−テトラメチル尿素などのアミド系溶剤、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、イソブチロニトリル、ベンゾニトリルなどのニトリル系溶剤、例えば、アセトン、4−メチル−2−ペンタノン、アセチルアセトンなどのケトン系溶剤、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル系溶剤、ミネラルスピリットなどの石油系溶剤などが挙げられる。これらのうち、好ましくは、脂肪族炭化水素系溶剤、石油系溶剤が挙げられる。
そして、本発明のタイヤの艶出し組成物は、反応性シリコーンワニスおよびシリコーンオイルと、必要により、炭化水素系添加剤などの公知の添加剤とを、それぞれ上記の割合となるように、上記した溶剤に配合して、混合することによって調製することができる。
また、本発明の艶出し組成物には、その他に作業性および性能を阻害しない範囲内で、艶出し剤として一般に慣用されている、例えば、粘度調整剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、一般の顔料または染料および蛍光顔料などの着色剤、香料、界面活性剤などの成分を、必要に応じて適宜、配合してもよい。
そして、このようにして得られた本発明のタイヤの艶出し組成物を、例えば、自動車のタイヤの艶出しのために用いる場合には、タイヤ表面を、本発明のタイヤの艶出し組成物を含浸させたスポンジなどで擦ることにより、スポンジに含浸されているタイヤの艶出し組成物をタイヤ表面に塗布する。なお、塗布方法は、特に制限されず、例えば、刷毛塗り、エアゾール式などを採用することもできる。そうすると、タイヤ表面に塗布されたタイヤの艶出し組成物の溶剤が蒸発し、これにより、タイヤの艶出し組成物に含有される反応性シリコーンが硬化する。そのため、タイヤ表面に均一な皮膜が形成されるとともに、良好な艶と光沢が付与される。しかも、タイヤに形成された皮膜は、塗布直後のみならず洗浄などの耐久後においても、その均一性が保持され、良好な艶と光沢が持続する。したがって、本発明のタイヤの艶出し組成物を用いれば、耐久性に優れ、長期にわたって、タイヤに良好な艶と光沢を与えることができる。
また、本発明のタイヤの艶出し組成物は、自動車のタイヤだけでなく、例えば、航空機やモノレールなどのタイヤなどにも、広く用いることができる。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 1.0重量部
(商品名:トレフィルR−910 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
ジメチルポリシロキサン(粘度:1000mPa・s) 20.0重量部
上記の成分を、79.0重量部のヘキサンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例2
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 3.0重量部
(商品名:KR−114A 信越化学社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:20mPa・s) 10.0重量部
ジメチルポリシロキサン(粘度:10000mPa・s) 10.0重量部
上記の成分を、77.0重量部のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例3
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 1.5重量部
(商品名:トレフィルR−910 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
ジメチルポリシロキサン(粘度:50mPa・s) 10.0重量部
ジメチルポリシロキサン(粘度:100000mPa・s)10.0重量部
上記の成分を、78.5重量部のヘキサンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例4
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 1.5重量部
(商品名:KR−114A 信越化学社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:5000mPa・s) 20.0重量部
流動パラフィン 5.0重量部
上記の成分を、73.5重量部のオクタンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例5
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 3.0重量部
(商品名:KR−114B 信越化学社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:300mPa・s) 20.0重量部
上記の成分を、77.0重量部のミネラルスピリットに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例6
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 1.5重量部
(商品名:トレフィルR−910 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
ジメチルポリシロキサン(粘度:20000mPa・s) 13.0重量部
メチルフェニルポリシロキサン(粘度:10mPa・s) 7.0重量部
上記の成分を、78.5重量部のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例7
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 0.1重量部
(商品名:KR−114A 信越化学社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:3000mPa・s) 20.0重量部
上記の成分を、79.9重量部のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
実施例8
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 3.0重量部
(商品名:KR−114A 信越化学社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:20mPa・s) 10.0重量部
ジメチルポリシロキサン(粘度:10000mPa・s) 10.0重量部
顔料分散液(カーボンブラック 10重量%、石油系溶剤 90重量%)
0.5重量部
上記の成分を、76.5重量部のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
比較例1
シリコーンレジン(非反応性タイプ) 3.0重量部
(商品名:KF7312J 信越化学社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:20mPa・s) 10.0重量部
ジメチルポリシロキサン(粘度:10000mPa・s) 10.0重量部
上記の成分を、77.0重量部のヘキサンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
比較例2
シリコーンレジン(非反応性タイプ) 2.0重量部
(商品名:SH7020 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製 有効成分:50重量%)
ジメチルポリシロキサン(粘度:1000mPa・s) 20.0重量部
上記の成分を、78.0重量部のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
比較例3
ジメチルポリシロキサン(粘度:1000mPa・s) 20.0重量部
上記の成分を、80.0重量部のヘプタンに添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
比較例4
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 3.0重量部
(商品名:KR−114A 信越化学社製 有効成分:50重量%)
上記の成分を、97.0重量部のミネラルスピリットに添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
比較例5
シリコーンレジン(水酸基含有反応性タイプ) 3.0重量部
(商品名:KR−114A 信越化学社製 有効成分:50重量%)
流動パラフィン 20.0重量部
上記の成分を、77.0重量部のミネラルスピリットに順次添加し、攪拌しながら完全に溶解させて、タイヤの艶出し組成物を得た。
試験例
5×5cmにカットしたウレタンスポンジに、各実施例および各比較例で得られたタイヤの艶出し組成物を2gとり、サイド部分を4分割した1本のタイヤ(自動車に装着して2年経過し、2万km走行したもの)に均一に塗布した。
塗布から30分経過後、タイヤ表面の艶および皮膜の均一性を目視にて確認した。その結果を表1に示す。
また、タイヤ表面の艶および皮膜の均一性の確認後、カーシャンプーを含浸した自動車用の洗車スポンジを用いて、タイヤ表面を10回擦り、洗浄した。
その後、清浄なウエスを用いてタイヤ表面に残存した水滴を軽く拭き取り、1時間乾燥させた後、洗車後のタイヤ表面の艶および皮膜の均一性を目視にて確認した。その結果を表1に示す。
なお、艶、皮膜の均一性は、下記の通り評価した。
◎:極めて良好
○:良好
△:やや不良
×:不良
Figure 2005154535


Claims (4)

  1. 反応性シリコーンと、シリコーンオイルとを含有することを特徴とする、タイヤの艶出し組成物。
  2. 反応性シリコーンが、分子中に水酸基を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤの艶出し組成物。
  3. タイヤの艶出し組成物の全重量に対して、反応性シリコーンを、0.05〜1.8重量%含有することを特徴とする、請求項1または2に記載のタイヤの艶出し組成物。
  4. シリコーンオイルが、1000mPa・s以上の粘度のシリコーンオイルを含んでいることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤの艶出し組成物。
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