JP2005151953A - トラクタに装着する農作業機の電動遠隔操作制御装置 - Google Patents

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重春 甲地
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Abstract

【課題】 トラクタに装着する農作業機の電動遠隔操作装置において、複数の農作業機が入れ替わっても遠隔操作装置を共通で使用できること。
【解決手段】 遠隔操作制御部であるコントローラとリレーボックスを、トラクタ運転席近傍に設けて、この制御部は、複数の農作業機に対して共通で使用可能な制御回路を有し、この制御部とトラクタに装着される農作業機のハーネスを接続すると、制御部は農作業機の機種を判別し、接続された農作業機用の制御回路に自動的に切り替わる農作業機の電動遠隔操作制御装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トラクタに装着する農作業機の電動作動部の遠隔操作制御装置に係る。
機体の後方に、制御手段を有する作業機を着脱自在に連結する農用トラクタにおいて、機体側に、作業機の制御を行う手元制御部と電光波発受信機を設けると共に、作業機側には、独立した電源により作動するコントローラ及び電光波発受信機を搭載してなる農用トラクタ(特許文献1)や、肥料等の散布機において、シャッターをモータの回転により左右に摺動させ、この他の回転を制御するコントロールボックスをトラクタ座席近傍に配設し、このコントロールボックスに設けられた調節ダイヤルにてシャッター開度を任意に調節可能としたことを特徴とする肥料散布機(特許文献2)等のようにトラクタの運転席などから農作業機の電動作動部を遠隔操作する方法が知られている。
特開平6−178602号公報 実公昭64−49014号公報
前記従来技術における農作業機の遠隔操作装置の場合、トラクタに複数の農作業機を付け替えると、作業機こどに操作する機構が異なるため、専用の制御回路を設けた制御ボックスや、専用の操作スイッチを設けたコントローラが必要であり、遠隔操作機能付農作業機のコストダウンの妨げとなる。このため、トラクタ運転席側に設ける遠隔操作部を共通化し、農作業機側が入れ替わっても、トラクタ運転席側の遠隔操作部は共通で使用できる農作業用遠隔操作制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、トラクタに装着される電動作動部付農作業機と、この電動作動部の動きを作業者が遠隔指示するコントローラと、コントローラの中には制御装置が設けてあり、コントローラの指示により農作業機側の電動作動部を動作実行させるリレーボックスを有し、前記コントローラをトラクタ運転席近傍に設けて操作可能とし、コントローラは、トラクタに装着される複数の農作業機に対して共通で使用可能な制御回路を有し、トラクタに装着された農作業機のハーネスと、トラクタ運転席側のコントローラのハーネスを接続すると、コントローラの制御部が農作業機の機種を判別し、接続された農作業機用の制御回路に自動的に切り替わるトラクタに装着する農作業機の電動遠隔操作制御装置を提供するものである。また、リレーボックスは、コントローラ側のトラクタ運転席近傍に設けてなるトラクタに装着する農作業機の電動遠隔操作制御装置である。
以上のような構成にすることにより、複数の農作業機に対して、遠隔操作制御部は共通で使用できるため、トラクタの運転席側に設ける遠隔操作制御部を複数用意する必要がなく、2台目以降の農作業機は低価格で提供できる。さらに、トラクタに複数の農作業機を入れ替えて装着して作業する場合も、農作業機のハーネスをトラクタの運転席側に設ける遠隔操作制御部に連結するだけで、遠隔操作制御部は農作業機の機種を判別し、接続された農作業機の制御回路に自動的に切り替わるため、作業者の誤操作により誤った制御回路に設定されたり、制御回路切り換え忘れ等による農作業機のトラブルの防止となる。
また、リレーボックスを農作業機側と切り離し、トラクタ運転席近傍に設けることにより、農作業機からの振動やホコリを軽減でき、泥水等を供なう作業からの防水対策となり、故障の原因を軽減できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は遠隔操作制御装置のブロック図、図2は遠隔操作制御装置の制御フロー図、図3は機種判別回路の説明図、図4は遠隔操作制御装置の全体構成図を示している。
図1において、t1はトラクタ側に設置されるものを示し、t2は各農作業機側を示す。コントローラ10は作業者が農作業機の動作を指示する操作部であり、この中には、遠隔操作制御装置全体を制御する制御装置11と、作業者が直接操作するスイッチ入力部12と、エラー表示等の表示部13と、各種ランプを表示するランプ出力部14とで構成されている。
機種判別コネクタ31を連結することにより、制御装置11は、接続された農作業機のハーネスからの情報を基に農作業機の機種を判別し、接続された農作業機用の制御回路に自動的に切り替える。
スイツチ入力部12により指示入力された信号により、制御装置11の回路が働き、センサー類30の情報を基にリレーボックス2を介して、農作業機の電動作動部である各アクチュエータ32を動作実行させる。
これらの電動作動部は、トラクタに設置されているバッテリー20を電源として作動している。しかし、トラクタ以外に設置された電源を使用しても本発明の主旨は変わらない。
図2において、機種判別用のコネクターを連結(S1)して、コントローラの電源を入れる(S2)と、各スイッチをチェック(S3)し、ONの操作スイッチがある場合エラー表示(S11)する。次に連結された農作業機のハーネス情報から機種判別回路が働き(S4)、演算計算によりあらかじめ設定されてある機種を特定(S5)し、特定された農作業機用にスイッチ配列を定義(S6)し、使用する各スイッチやセンサー類のチェック(S7)をし、異常がある場合はエラー表示(S10)する。異常がない場合に作業を開始することができ(S8)、農作業機を動作実行する都度動作モードをチェック(S9)し、異常がある場合エラー表示(S10)する。
図3は制御回路が機種判別するしくみを説明したもので、本例では機種判別コネクタが4回路のものを使用した例を示す。
制御装置11の4回路の数値の割り当てを、それぞれAが1,Bが2,Cが4,Dが8とし、各農作業機のハーネスは、それぞれアースしている回路の組み合わせで分類されていて、(イ)のようにAのみがアースされていると制御部の割り当て数値が1のみで、演算結果が1となり農作業機aと判別され、(ロ)のようにBのみがアースされていると制御部の割り当て数値が2のみで、演算結果が2となり農作業機bと判別され、(ハ)の場合、AとBがアースされていると制御部の割り当て数値が1と2となり、演算が1+2=3となり演算結果3により農作業機Cと判別される。
このように4回路のコネクタの場合、(ニ)の表のように16通りの組み合わせが可能で、16機種の農作業機の設定が可能であり、本例では一つを検査モードとして使用している。コネクタの数を変えることで、設定機種数を変えることができる。
図4において、装置の全体構成を説明する。装置全体の電動作動部は、バッテリー20を電源として作動し、機種判別コネクター31を接続すると、コントローラ10内の制御装置11の働きで、接続された農作業機が代掻き用農作業機aであるか、畦塗り用農作業機bであるか、肥料散布用農作業機cであるか、または他の作業機であるかを判別し、接続された農作業機用の制御回路に自動的に切り替える。
作業者は、コントローラ10で農作業機の電動作動部の動作実行を指示すると、リレーボックス2はコントローラ10の信号により、トラクタに装着された農作業機の電動作動部を直接動作実行させる。
遠隔操作制御装置のブロック図 遠隔操作制御装置の制御フロー図 機種判別回路の説明図 遠隔操作制御装置の全体構成図
符号の説明
10 コントローラ
11 制御装置
12 スイッチ入力部
13 表示部
14 ランプ出力部
2 リレーボックス
20 バッテリー
30 センサー類
31 機種判別コネクタ
32 アクチュエータ

Claims (2)

  1. トラクタに装着される電動作動部付農作業機と、この電動作動部の動きを作業者が遠隔指示するコントローラと、コントローラの中には制御装置が設けてあり、コントローラの指示により農作業機側の電動作動部を動作実行させるリレーボックスを有し、前記コントローラをトラクタ運転席近傍に設けて操作可能とし、コントローラは、トラクタに装着される複数の農作業機に対して共通で使用可能な制御回路を有し、トラクタに装着された農作業機のハーネスと、トラクタ運転席側のコントローラのハーネスを接続すると、コントローラの制御部が農作業機の機種を判別し、接続された農作業機用の制御回路に自動的に切り替わるトラクタに装着する農作業機の電動遠隔操作制御装置。
  2. リレーボックスは、コントローラ側のトラクタ運転席近傍に設けてなる請求項1記載のトラクタに装着する農作業機の電動遠隔操作制御装置。
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