JP2005144057A

JP2005144057A - ゲーム機用筐体のパネル

Info

Publication number: JP2005144057A
Application number: JP2003389805A
Authority: JP
Inventors: Akira Saito; 晃齋藤
Original assignee: Taito Corp
Current assignee: Taito Corp
Priority date: 2003-11-19
Filing date: 2003-11-19
Publication date: 2005-06-09

Abstract

【課題】短時間の簡単な改造作業によりゲーム機用の筐体に冷却等の機能を付加する。
【解決手段】請求項１の発明は、ゲーム機用筐体の反対側の面に取り付けられた冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（６ａ）を具備し、冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（６ａ）を取り付けた状態の背面パネル（６）をゲーム機用筐体の背面に取り付けることにより、ゲーム機用筐体に、冷却、加熱、換気、または放熱の機能を付加する。
【選択図】図１

Description

本発明は、クレーンゲーム機等のゲーム機に最適なゲーム機用筐体のパネルに関するものである。

図４において、筐体１はクレーンゲーム機用の筐体であり、中央部に透明板２と景品を載置する棚板３とを有する。筐体１の上部には天板４が設けられ、天板４にはハッチ５ａおよび５ｂが形成されている。ハッチ５ａおよび５ｂは、開閉または取り外し自在に構成され、筐体１の内部の景品、即ち、棚板３に載置する景品を出し入れするのに利用される。

筐体１の背面には、背面パネル１６が取り付けられる。背面パネル６は、横幅が筐体１の横幅とほぼ同じであり、高さが棚板３と天板４との間隔に相当する矩形を成し、筐体１の背面にねじ止め固定される。

従来のクレーンゲーム機用の筐体では、店内に設置した後に冷却装置等を付加する改造が困難な点で改善余地があった。

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、短時間の簡単な改造作業によりゲーム機用の筐体に冷却等の機能を付加することを最も主要な目的とする。

この目的を達成するために、請求項１の発明によるゲーム機用筐体のパネルは、ゲーム機用筐体の背面を覆うパネルにおいて、パネル（６）は、ゲーム機用筐体の反対側の面に取り付けられた冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（６ａ）を具備し、冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（６ａ）を取り付けた状態の背面パネル（６）をゲーム機用筐体の背面に取り付けることにより、ゲーム機用筐体に、冷却、加熱、換気、または放熱の機能を付加することを特徴とする。
請求項２の発明によるゲーム機用筐体のパネルは、ゲーム機用筐体の上面を覆うパネルにおいて、パネル（７）は、ゲーム機用筐体と同じ側の面に取り付けられた冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（７ａ）を具備し、冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（７ａ）を取り付けた状態のパネル（７）をゲーム機用筐体の上面に取り付け、冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（７ａ）を、ゲーム機用筐体の上面に設けられた孔（４ｂ）に挿通することにより、ゲーム機用筐体に、冷却、加熱、換気、または放熱の機能を付加することを特徴とする。

以上のように、本発明のゲーム機用筐体のパネルによれば、短時間の簡単な改造作業によりゲーム機用の筐体に冷却等の機能を付加することが可能となる。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。実施の形態は、本発明をクレーンゲーム機用の筐体パネルに適用した場合を例にしている。

図１および図２は、本発明によるゲーム機用筐体のパネルの第１実施形態を示す斜視図である。

図１および図２において、筐体１はクレーンゲーム機用の筐体であり、中央部に透明板２と景品を載置する棚板３とを有する。筐体１の上部には天板４が設けられ、天板４にはハッチ５ａおよび５ｂが形成されている。ハッチ５ａおよび５ｂは、開閉または取り外し自在に構成され、筐体１の内部の景品、即ち、棚板３に載置する景品を出し入れするのに利用される。

筐体１の背面には、筐体１の背面を覆うようにして背面パネル６が取り付けられる。背面パネル６は、横幅が筐体１の横幅とほぼ同じであり、高さが棚板３と天板４との間隔に相当する矩形を成している。背面パネル６には、筐体１の反対側の面に冷却装置６ａが取り付けらており、冷却装置６ａを取り付けた状態の背面パネル６を筐体１の背面にねじ止めすることにより、冷却装置６ａが筐体１に取り付け固定される。

即ち、図４に示す背面パネル１６を筐体１から外して、代わりに冷却装置６ａを取り付けた状態の背面パネル６を筐体１の背面にねじ止めすることにより、冷却装置６ａが筐体１に取り付け固定され、短時間の簡単な改造作業により筐体１の内部を冷却することが可能となる。

図３は、本発明によるゲーム機用筐体のパネルの第２実施形態を示す斜視図である。図中、図１〜図２と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略する。

図３において、図１〜図２で示したハッチ５ａおよび５ｂは取り外されて、孔４ａおよび４ｂが見える状態になっている。この状態で、天板４の上に上面パネル７が載せられる。上面パネル７は、筐体１の上面を覆うようにして筐体１の上面に載せられる。上面パネル７は、横幅と奥行が筐体１とほぼ同じの矩形を成している。上面パネル７には、冷却装置７ａは孔４ｂに対応する位置に冷却装置７ａが取り付けらている。この冷却装置７ａを取り付けた状態の上面パネル７を筐体１の上面に載置することにより、冷却装置７ａが筐体１に取り付けられる。

即ち、図４に示すハッチ５ｂを筐体１から外して孔４ｂを形成し、冷却装置７ａを孔４ｂに挿通するようにして、上面パネル７を筐体１の上面に載置することにより、冷却装置７ａが筐体１に取り付け固定され、短時間の簡単な改造作業により筐体１の内部を冷却することが可能となる。なお、上面パネル７を筐体１の上面に載置することにより、冷却装置７ａが筐体１に取り付け固定するものとして説明したが、ねじ止めすることにより筐体１に取り付け固定するようにしても良い。

上述した第１および第２実施形態では、冷却装置６ａまたは冷却装置７ａとして説明したが、加熱装置、換気装置、または放熱装置であっても良い。

また、第１および第２実施形態では、パネルの取り付け位置が背面と上面で異なるので、背面パネル６と上面パネル７の２つを１つの筐体１に取り付けるようにしても良い。このとき、背面パネル６と上面パネル７に取り付ける冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置は、同じ種類であっても異なる種類であっても良い。

本発明は、アーケードゲーム機と呼ばれいているゲーム機のメーカーが利用可能な技術を提示している。

ゲーム機用筐体のパネルを示す斜視図である。（実施例１）ゲーム機用筐体のパネルを示す斜視図である。（実施例１）ゲーム機用筐体のパネルを示す斜視図である。（実施例２）従来のゲーム機用筐体のパネルの一例を示す斜視図である。

符号の説明

１筐体
２透明板
３棚板
４天板
４ａ孔
４ｂ孔
５ａハッチ
５ｂハッチ
６背面パネル
６ａ冷却装置
７上面パネル
７ａ冷却装置

Claims

ゲーム機用筐体の背面を覆うパネルにおいて、
前記パネル（６）は、前記ゲーム機用筐体の反対側の面に取り付けられた冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（６ａ）を具備し、
冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（６ａ）を取り付けた状態の背面パネル（６）を前記ゲーム機用筐体の背面に取り付けることにより、前記ゲーム機用筐体に、冷却、加熱、換気、または放熱の機能を付加することを特徴とするゲーム機用筐体のパネル。
ゲーム機用筐体の上面を覆うパネルにおいて、
前記パネル（７）は、前記ゲーム機用筐体と同じ側の面に取り付けられた冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（７ａ）を具備し、
冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（７ａ）を取り付けた状態のパネル（７）を前記ゲーム機用筐体の上面に取り付け、
冷却装置、加熱装置、換気装置、または放熱装置（７ａ）を、前記ゲーム機用筐体の上面に設けられた孔（４ｂ）に挿通することにより、前記ゲーム機用筐体に、冷却、加熱、換気、または放熱の機能を付加することを特徴とするゲーム機用筐体のパネル。