JP4661682B2 - 景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置 - Google Patents

景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4661682B2
JP4661682B2 JP2006132024A JP2006132024A JP4661682B2 JP 4661682 B2 JP4661682 B2 JP 4661682B2 JP 2006132024 A JP2006132024 A JP 2006132024A JP 2006132024 A JP2006132024 A JP 2006132024A JP 4661682 B2 JP4661682 B2 JP 4661682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
prize
housing
acquisition game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006132024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007301110A (ja
Inventor
登 渡邊
孝雄 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Corp
Sega Games Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Corp, Sega Games Co Ltd filed Critical Sega Corp
Priority to JP2006132024A priority Critical patent/JP4661682B2/ja
Publication of JP2007301110A publication Critical patent/JP2007301110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661682B2 publication Critical patent/JP4661682B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置に関するものである。
筐体の内部に収納された景品の獲得を目的とするクレーンゲーム機に代表される景品取得遊戯装置は、その操作に面白味があるとともに、景品に人気のあるキャラクタ等を用いることで遊戯者の挑戦意欲をそそるため、ゲームセンターはもちろんのこと、一般の店舗やショッピングモール等にも多く設置されている。
この種の遊戯装置は、透明な板状あるいは半円球状の部材で囲まれたゲーム空間(以下「景品展示室」と呼ぶ)内に、開閉自在なアーム(把持つめ)を有する把持部を任意の位置に移動自在に且つ上下動自在に設け、景品展示室内に置かれた景品を掴み取るようにしている。景品を掴み取るには、例えば、遊戯装置の操作卓に設けられている操作ボタンを遊戯者が操作することで、把持部を排出口の直上の位置まで移動させた後、アーム部分を開くことにより景品を離して排出口に自由落下させる。排出口に入った景品は、排出景品収容部の景品取出口から外部へ取り出され、1回のゲームが終了する。
このような景品取得遊戯装置においては、縫いぐるみ等の他に、チョコレートやアイスキャンディなど、温度の影響を受け易い物を景品として使用することがある。このような景品を使用した場合、周囲の環境温度の変化によって景品が溶解したり、変形したりするなどの問題が生じる。
この問題を解決するようにしたものとしては、冷却装置を設けて景品展示室の内部を冷却するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。例えば、特許文献1には、図9に示すように、冷却装置22aあるいは加熱装置、換気装置、又は放熱装置のいずれか)を取り付けたパネル22をゲーム機用筐体21の背面パネル21a(若しくは上面パネル、又は上面及び背面パネル)として適用することで、ゲーム機用の筐体に冷却等の機能を付加することが開示されている。
特開2005−144057号公報 特開2001−190831号公報 実用新案登録第3078971号公報
ところで、上述した特許文献1〜3のように、従来の冷却装置は、景品取得遊戯装置1台ずつに装着する必要がある。また、既存の景品取得遊戯装置にそのまま適用することができず、景品取得遊戯装置の一部を改造するなどの改造作業が必要になる。さらに、冷却装置の重量が追加されて景品取得遊戯装置の重心が高くなるため、耐震性能が低下したり筐体の強度が低下したり可能性がある。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、景品取得遊戯装置の耐震性能や筐体の強度を低下させることなく、2台の景品取得遊戯装置の景品展示室の温度を同時に適温に保持することが可能で、且つ既存の景品取得遊戯装置を改造することなく適用することが可能な、景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置を提供することにある。
本発明は、景品取得遊戯装機に用いるエアコン装置に関するものであり、本発明の上記目的は、正面側に空気吹出部と空気吸込部とを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部と排気部とを有するエアコンと、背面パネルを取外した略方形体状の景品取得遊戯装置を筐体正面側及び筐体背面側の両側に又は一方の側に接合可能な筐体で、且つ、前記景品取得遊戯装置の背面と略同形状の面と所定の奥行きを有し、少なくとも前記景品取得遊戯装置の景品展示室の展示平面の高さ及び前記エアコンの高さより上方の位置に中床板を有すると共に、筐体の一側面部に前記エアコンの背面を向けた状態で前記エアコンが設置される底面板を有する枠体状の筐体と、前記エアコン背面側の吸気部及び排気部からそれぞれ独立して前記筐体の外枠面に到達させる2系統の通気路と、前記エアコンの空気吹出部から吹出される空気を前記中床板に設けた空気吹出口に導く吹出路と、前記景品展示室と連接され、前記空気吹出口からの空気を前記景品展示室の内部に送風するための第1開口部と、前記景品展示室と連接され、前記景品展示室からの空気を前記筐体の内部に取込むための第2開口部と、を備えることによって達成される。
あるいは、本発明の上記目的は、正面側に空気吹出部と空気吸込部とを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部と排気部とを有する略直方体形状のエアコンと、背面パネルを取外した略方形体状の景品取得遊戯装置を筐体正面側及び筐体背面側の両側に又は一方の側に接合可能な筐体で、且つ、前記景品取得遊戯装置の背面を後方に少なくとも前記エアコンの横幅の距離分平行移動した奥行きを有し、さらに少なくとも前記景品取得遊戯装置の景品展示室の展示平面の高さ及び前記エアコンの高さより上方の位置に中床板を有すると共に、筐体の一側面部に前記エアコンの背面を向けた状態で前記エアコンが設置される底面板を有する枠体状の筐体と、前記エアコン背面側の吸気部及び排気部からそれぞれ独立して前記筐体の外枠面に到達させる2系統の通気路と、前記エアコンの空気吹出部から吹出される空気を前記中床板に設けた空気吹出口に導く吹出路と、前記景品展示室と連接され、前記空気吹出口からの空気を前記景品展示室の内部に送風するための第1開口部と、前記景品展示室と連接され、前記景品展示室からの空気を前記筐体の内部に取込むための第2開口部と、を備えることによって達成される。
あるいは、本発明の上記目的は、正面側に空気吹出部と空気吸込部とを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部と排気部とを有する略直方体形状のエアコンと、背面パネルを取外した略方形体状の景品取得遊戯装置を筐体正面側及び筐体背面側の両側に又は一方の側に接合可能な筐体で、且つ、前記景品取得遊戯装置の背面を後方に少なくとも前記エアコンの横幅の距離分平行移動した奥行きを有し、さらに少なくとも前記景品取得遊戯装置の景品展示室の展示平面の高さ及び前記エアコンの高さより上方の位置に中床板を有すると共に、筐体の一側面部に前記エアコンの背面を向けた状態で前記エアコンが設置される底面板を有する枠体状の筐体と、前記エアコンの前後を前記中床板と底面板との間で仕切る仕切板と、前記エアコンの背面に対向して前記筐体の一側面に設けた外気吸気口と、前記エアコンの排気部に密着させて該排気部からの排気を前記筐体の底面に導く排気用通気路と、前記排気用通気路に対応して前記筐体の底面に設けた排気口と、前記エアコンの空気吹出部と前記中床板に設けた空気吹出口とを連結する通気ダクトと、前記景品取得遊戯装置の少なくとも景品展示室の展示平面の高さ位置から前記中床板の前記景品展示室側の端部までの部分を仕切る仕切板と、前記景品展示室と連接され、前記空気吹出口からの空気を前記景品展示室の内部に送風するための第1開口部と、前記景品展示室側の端部までの部分を仕切る仕切板に設けられ、前記景品展示室からの空気を前記筐体の内部に取込むための第2開口部と、を備えることによって達成される。
さらに、本発明の上記目的は、前記中床板の空気吹出口に、前記筐体の前後方向にエアコンから吹出された空気を分離するためのセパレータ部を有することによって一層効果的に達成される
本発明によれば、景品取得遊戯装置の耐震性能や筐体の強度を低下させることなく、2台の景品取得遊戯装置の景品展示室の温度を同時に適温に保持することが可能となる。また、既存の景品取得遊戯装置を改造することなく適用できるので、容易にエアコン装置を導入することができる。また、1台のエアコン装置で2台の景品取得遊戯装置の景品展示室内に冷気等を送風することができるので、従来の冷却装置等と比較してコストダウンを図ることができる。
本発明に係るエアコン装置は、景品取得遊戯装置(以下「景品取得機」と呼ぶ)に適用されるものであり、1台のエアコン装置のエアコン部から、2台の景品取得機の景品展示室内に冷却空気流等を供給し、それぞれの景品展示室内の温度を同時に調整することが可能な装置である。エアコン装置が適用される景品取得機は、既存の景品取得機であり、耐震や筐体の強度確保のための補強や、エアコン装置を適用するための孔開けなどの改造作業は不要である。配置構成としては、背面パネルを取外した2台の景品取得機の背面同士を互いに向かい合わせにして配置し、その間に本発明に係るエアコン装置を設置する。また、冷房モード,暖房モード,空気清浄モード等の運転モードの切換操作や温度,風速,風量等の調整操作は、一般の家庭用エアコンと同様にリモートコントローラで操作可能であり、景品展示室に収容される景品の種類に応じて、リモートコントローラからの遠隔操作によって簡単に適切な適温や湿度に調整できるようになっている。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るエアコン装置の内部構造の一例を示す斜視図であり、図2は図1のエアコン装置10の右側面図、図3は正面図をそれぞれ示している。また、図4は図1のエアコン装置10の筐体部の外観構成を斜視図で示している。
本発明に係るエアコン装置10の筐体12は、図1に示すように高さh(キャスタ12cの高さを含む筐体の高さ),幅W,奥行dから成る枠体状の筐体であり、筐体12の底面部には、略直方体形状のエアコン11が、その背面を筐体12の一側面部(図1では右側面部)に向けて配置されている。筐体12の高さhと幅Wは本例では景品取得機と同じ高さと幅であり、奥行dは、略方形体状の景品取得機の背面を後方に少なくともエアコン11の横幅の距離分平行移動した長さを有している。本例では、エアコン11は、エアコン取付台17a上に設置された後、背面側の上下の端部が、固定部材17(図1中のエアコン取付ブラケット17a1,17a2)により固定される。なお、エアコン11の上端側は、上記エアコン取付ブラケット17a1により、後述する排気用通気路13bの上端と連結されて固定される。
本発明に用いるエアコン11は、図5A及び図5Bに示すように、正面側に空気吹出部11aと室内空気吸込部11bとを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部11cと排気部11dとを有する一般的な縦置き窓取付用エアコンであり、本実施の形態においては、風向羽根11eを外した状態で使用する。図5A中の符号11fで示される部分は、赤外線受光器の受光部であり、その受光器に対向する筐体12の側面部の位置(図1では筐体12の左側面部)には、図1中に示すようにサービスドア12eが設けられている。そして、サービスドアの鍵12e1を開錠してサービスドア12eを開けると、その開口部から受光器11fに至る空間が現れ、エアコン11に付属されているリモートコントローラを用いて、エアコン11の運転モードの切換操作や温度,風速,風量等の調整操作ができるようになっている。なお、エアコン11は、図3に示すように、エアコン用コンセント16aに接続されるケーブル16bを介して電源16に接続されている。
図1において、エアコン装置10の筐体12の正面側と背面側には、エアコン11の空気吹出部11aから吹出される冷気等の空気を景品取得機の景品展示室内に送風するための開口部14b(図1中の幅W、高さh1の開口部)と、景品展示室内を循環した空気を筐体内に取入れるための開口部14cとが設けられている。また、エアコン11の背面側の吸気部11cに対向する筐体12の一側面部(図1では右側面部)には、外気を取入れるための吸気口13a1が設けられている。さらに、筐体12の底面部には、エアコン11の排気部11dからの排気を筐体外に排出するための排気口13b1が、排気用通気路13bに対応して設けられている。
次に、エアコン装置10の筐体12内に設けられている通気路について説明する。以下、エアコン11の背面側を一次側、正面側を二次側として、一次側の通気路と二次側の通気路とに分けて説明する。
図3に示すように、エアコン11の二次側の空間と一次側の空間とが形成されるように、エアコン11の前後を中床板12aと底面板12gとの間で仕切る仕切板12b(一次側/二次側仕切板)を設けると共に、仕切板12bの天面部に密接し、幅W,奥行dを有する中床板12aをエアコン11の上部に設けている。
一次側の通気路は、エアコン背面側の吸気部11c及び排気部11dからそれぞれ独立して筐体12の外枠面に到達させる2系統の通気路13a,13bを有している。一次側の第1の通気路13aは、筐体側面の吸気口13a1からエアコン11の吸気部11c(図5B参照)へと外気が取込まれる通気路(図1中の矢印R1の経路を参照)であり、第2の通気路13bは、エアコン11の排気部11d(図5B参照)からの排気を排気口13b1から筐体外へ排出する排気用通気路(図1中の矢印R2の経路を参照)である。第2の通気路13bは、本例では、図2中に示すように、断面が逆L字型の形状を有し、一方の開口部がエアコン11の排気部11dに密着して接合されると共に、他方の開口部が排気口13b1に接合される箱状の部材で形成されている。
一方、二次側の通気路14(図1中の矢印L1、L2の経路を参照)は、エアコン正面側の空気吹出部11a及び室内空気吸込部11b(図5A参照)からそれぞれ独立して筐体12の外枠面に到達させる2系統の通気路を有している。二次側の第1の通気路14a(以下「送風用通気路」と呼ぶ)は、エアコン11の空気吹出部11aからの空気を景品取得機の景品展示室内に送風するための開口部14bへと導く通気路(図1中の矢印L1の経路を参照)である。この送風用通気路14aは、エアコン11の空気吹出部11aと中床板12aに設けた空気吹出口12a1とを連結する通気ダクト(吹出路)14a1、中央導入路14a2、及び筐体12の前後方向(正面から見て手前側の方向と後ろ側の方向)に指向したセパレータ部14a3で形成される。セパレータ部14a3は、筐体12の正面側と背面側の2つの開口部14bに空気を分離して供給するための部材であり、本例では、断面が略V字型の羽根体を有する分離板で構成されている。エアコン11の空気吹出部に嵌入して接合されている上記通気ダクト14a1は、図1中に示すように、通気ダクト固定ブラケット17cによって所定の位置に支持されて固設される。
図6は、通気ダクト14a1とエアコン11の空気吹出部11aとの結合形態を示している。本例では、風向羽根取付体11gで取付けられている風向羽根(図5A中の風向羽根11e)を外した状態で、通気ダクト14a1をエアコン正面側の空気吹出部11aに密嵌して結合させる形態としている。エアコン11の空気吹出部11aから吹出される空気は、この通気ダクト14a1により、中床板12aに設けた空気吹出口12a1(図2参照)に導かれる。
二次側の第2の通気路は、景品取得機の景品展示室内を循環した空気を開口部14cから筐体12内に吸込み、エアコン11の室内空気吸込部11bへと導く通気路(図1中の矢印L2の経路を参照)である。筐体12内の正面側及び背面側に設けられている開口部14cは、図2に示すように、景品取得機の少なくとも景品展示室の展示平面(展示室床面)の高さ位置(図2中のh3の高さの2aの位置)から中床板12aの手前端(景品展示室側の端部)までの部分を仕切る仕切板12f(展示室側仕切板)に形成されている。また、図4に示すように、筐体12の中床板12aは、少なくとも景品展示室の展示平面2aの高さより上方の位置(図2中のh2)に設けられており、中床板12aの上方から景品展示室内に空気が送風されるようになっている。本例では、中床板12aは、景品展示室の景品展示室床面2aの高さ(設置床18からの高さ:図2中のh3)及びエアコン11の高さより上方の位置に設けられている。
なお、景品取得機の筐体と密接する部分のパネル(図4中のパネル12h)は設けなくても良い。また、2台の景品取得機でなく、1台の景品取得機に適用する場合は、図2中の背板12d(取外し可能なパネル)を固定具17bで固設することで、筐体12の正面側(図2では右側)の開口部14bからのみ、エアコン11からの空気が吹出される形態となる。
このような構成において、図3の正面図を用いて空気の流れを説明する。
先ず、一次側の空気の流れを説明する。筐体側面の吸気口(金網口)13a1から取入れられた外気は、図3中の矢印a、bで示す経路を通って、エアコン11の背面の吸気部から吸込まれる。一方、エアコン11の背面の排気部から排出される空気は、排気用通気路13b(図3中の矢印c、dで示す経路)を通って、筐体底部の排気口(金網口)13b1から排出される。
次に、二次側の空気の流れを説明する。エアコン11の正面の空気吹出部から吹出される空気は、通気ダクト14a1、中央導入路14a2内の経路(図3中の矢印1、2で示す経路)を通ってセパレータ部14a3へと到達する。セパレータ部14a3では、筐体12の前後方向(正面側と背面側)に空気が分離され、正面側と背面側の開口部14bから図3中の矢印3で示す経路を通って、景品取得機の景品展示室内へと空気が吹出される。なお、本例では、後述する展示棚15aを設けているため、その下方側から空気が吹出される。景品展示室内を循環した空気は、上記開口部14の下方に位置する開口部14cから吸込まれ、図3中の矢印4、5で示す経路を通って、エアコン11の正面の室内空気吸込部11bから吸込まれる。
次に、エアコン装置10の筐体上部に設けられている展示部の構成について説明する。
図2に示すように、中床板12aの上方の空間は、展示品(例えば景品取得機の景品展示室に収納される景品の見本)を展示する展示部15として利用できるようになっている。展示部15は、本実施の形態では、取付け/取外しが自在な1以上の展示棚15aと、展示棚15aの高さを段階的に調整可能な調整柱15a1と、蛍光灯15bとから構成されている。蛍光灯15bは、図3に示すようにケーブル16cを介して電源16に接続されている。なお、展示部を有しない構成としても良い。
図7は、本発明に係るエアコン装置を適用した景品取得機の一例を模式図(一部透視図)で示している。本実施の形態では、エアコン装置10の筐体12の前後に、それぞれ背面パネルを取外して背面側を向かい合わせにした2台の景品取得機1(1A及び1B)を配置した構成としている。なお、エアコン装置10の構成は主要部に同一符号を付して説明を省略する。本例では、展示棚15aに展示品15cを配置すると共に、中床板12aの上に展示品15cを配置している。展示棚15aは空隙部を有する網状の棚としても良く、その場合は、蛍光灯15bからの照明光は、展示棚15a上の展示品15cと中床板12a上の展示品15cの両方に照射される。
ここで、景品取得機1(景品取得遊戯装置)の構成について概略を説明する
図7に例示される景品取得機1は、景品展示室2と、景品取得手段としてのクレーン3a及びクレーン駆動部3bと、操作ボタン4a,クレジット表示部4b及び料金投入口4cを有する操作卓4と、景品落下口5と、景品取出口6とを有する一般的なクレーンゲーム機である。
本発明に係るエアコン装置10は、図7に示すように、後方同士を互いに向かい合わせにして配置された2台の景品取得機1A、1Bの間に設置され、それぞれの景品展示室2の背面側から展示室内の景品の上部へ冷却空気流等を供給すると共に、景品展示室内の空気を開口部14cからエアコン装置の筐体11内に取込んで、それぞれの景品展示室2の内部の空気を循環させるようにしている。
図8は、景品展示室2内の空気の流れを示す模式図であり、エアコン装置10の空気吹出部11aから吹出される冷気が景品展示室2内を流れて、エアコン装置10の開口部14cからエアコン11の室内空気吸込部11bへと循環する様子を示している。なお、図8中のセパレータ部14a3の両側は、筐体10の枠(支柱)が図示されているが、図4に例示したように開口している(図3中の開口部14bを参照)。本例のように、1台のエアコン装置10から供給される空気(本例では冷気)は、図8中の矢印1,2,3,4,5で示す経路を通って、2台の景品取得機1A、1Bのそれぞれの景品展示室2の床面2a上に配置されている各景品(例えばチョコレートやアイスキャンディなどの溶解し易い景品)を冷却する。
なお、上記説明では景品取得機の後方同士を向かい合わせにしてその間にエアコン装置を配置したが、勿論、本エアコン装置は、景品取得機1台のみでも適用でき、その場合は背面側に背板を取付けて、開口部14b、14cを塞ぎ、景品展示室を循環する空気が漏れないようにする。
さらに、エアコンの温度調整は、係員が景品取得機のガラス戸を開き、景品展示室側からリモコンの赤外光を開口部14cからエアコン本体の赤外線受光部に向けて発射することでも制御でき、景品の並べ替え時の作業と共に効率良く行うことができる。
なお、上述した実施の形態においては、エアコンを筐体内部の中央近傍に設置した例を図示して説明したが、エアコンの背面を筐体側面に接して設置する方式としても良い。こうすることで一次側の通気路は省略できる。さらに、上述した実施の形態においては、チョコレート等の溶解し易い景品を冷却する場合を例として説明したが、景品取得機の展示室内に収容される景品は、暖房や空気清浄を要する景品であっても良い。すなわち、本発明に係るエアコン装置は、エアコン11の冷房モード,暖房モード,空気清浄モード等の運転モードの切換操作や、温度,風速,風量等の調整操作をすることによって、景品展示室を最適な温度や湿度に調整することが可能である。また、景品取得機としてはクレーンゲーム機を例として説明したが、クレーンゲーム機に限るものではなく、本発明のエアコン装置は、景品展示室及び景品取得手段を有する任意の遊戯装置に適用することができる。また、エアコン装置の通気路を形成する構成部品の形状や大きさは、図面に例示したものに限るものではなく、当該通気路を形成できるものであれば、任意の形状や大きさであって良い。また、エアコン装置は、キャスタの固定具により固定するだけでなく、固定部材により設置床に固設すると共に、連結部材により景品取得機を連結して固設する形態としても良い。
本発明に係るエアコン装置の内部構造の一例を示す模式図である。 図1のエアコン装置の右側面図である。 図1のエアコン装置の正面図である。 図1のエアコン装置の筐体部の外観構成の一例を示す斜視図である。 本発明に用いるエアコンの一例を示す正面側から見た斜視図である。 本発明に用いるエアコンの一例を示す背面側から見た斜視図である。 図1のエアコン装置のエアコン部と通気ダクト部との結合形態を示す斜視図である。 本発明に係るエアコン装置を適用した景品取得機の一例を示す模式図である。である。
景品展示室内の空気の流れを示す模式図である。である。
従来のゲーム機用冷却装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1,1A,1B 景品取得機
2 景品展示室
2a 景品展示室床面
3a クレーン
3b クレーン駆動部
4 操作卓
4a 操作ボタン
4b クレジット表示部
4c 料金投入口
5 景品落下口
6 景品取出口
10 エアコン装置
11 エアコン
11a 空気吹出部(二次側)
11b 室内空気吸込部(二次側)
11c 吸気部(一次側)
11d 排気部
(一次側)
11e 風向羽根
11f 赤外線受光器の受光部
11g 風向羽根取付体
12 筐体
12a 中床板
12a1 空気吹出口(中床板開口部)
12b 一次側/二次側仕切板
12c キャスタ
12d 背板
12e サービスドア(リモコン操作口)
12e1 鍵
12f 展示室側仕切板
12g 底面板
13 一次側通気路
13a 吸気用通気路
13a1 吸気口(外気吸気口)
13b 排気用通気路
13b1 排気口
14 二次側通気路
14a 送風用通気路
14a1 通気ダクト(吹出路)
14a2 中央導入路
14a3 セパレータ部(分離板)
14b 展示室内への空気送風用開口部
14c 展示室内の空気吸込用開口部
15 展示部
15a 展示棚
15a1 展示棚高調整柱
15b 蛍光灯
15c 展示品
16 電源
16a エアコン用コンセント
16b エアコン用ケーブル
16c 天井蛍光灯用ケーブル
17 固定部材
17a エアコン取付台
17a1,17a2 エアコン取付ブラケット
17b 背板固定具
17c 通気ダクト固定ブラケット
18 設置床

Claims (4)

  1. 正面側に空気吹出部と空気吸込部とを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部と排気部とを有するエアコンと、
    背面パネルを取外した略方形体状の景品取得遊戯装置を筐体正面側及び筐体背面側の両側に又は一方の側に接合可能な筐体で、且つ、前記景品取得遊戯装置の背面と略同形状の面と所定の奥行きを有し、少なくとも前記景品取得遊戯装置の景品展示室の展示平面の高さ及び前記エアコンの高さより上方の位置に中床板を有すると共に、筐体の一側面部に前記エアコンの背面を向けた状態で前記エアコンが設置される底面板を有する枠体状の筐体と、
    前記エアコン背面側の吸気部及び排気部からそれぞれ独立して前記筐体の外枠面に到達させる2系統の通気路と、
    前記エアコンの空気吹出部から吹出される空気を前記中床板に設けた空気吹出口に導く吹出路と、
    前記景品展示室と連接され、前記空気吹出口からの空気を前記景品展示室の内部に送風するための第1開口部と、
    前記景品展示室と連接され、前記景品展示室からの空気を前記筐体の内部に取込むための第2開口部と、
    を備えたことを特徴とする景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置。
  2. 正面側に空気吹出部と空気吸込部とを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部と排気部とを有する略直方体形状のエアコンと、
    背面パネルを取外した略方形体状の景品取得遊戯装置を筐体正面側及び筐体背面側の両側に又は一方の側に接合可能な筐体で、且つ、前記景品取得遊戯装置の背面を後方に少なくとも前記エアコンの横幅の距離分平行移動した奥行きを有し、さらに少なくとも前記景品取得遊戯装置の景品展示室の展示平面の高さ及び前記エアコンの高さより上方の位置に中床板を有すると共に、筐体の一側面部に前記エアコンの背面を向けた状態で前記エアコンが設置される底面板を有する枠体状の筐体と、
    前記エアコン背面側の吸気部及び排気部からそれぞれ独立して前記筐体の外枠面に到達させる2系統の通気路と、
    前記エアコンの空気吹出部から吹出される空気を前記中床板に設けた空気吹出口に導く吹出路と、
    前記景品展示室と連接され、前記空気吹出口からの空気を前記景品展示室の内部に送風するための第1開口部と、
    前記景品展示室と連接され、前記景品展示室からの空気を前記筐体の内部に取込むための第2開口部と、
    を備えたことを特徴とする景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置。
  3. 正面側に空気吹出部と空気吸込部とを有し、且つ背面側に外気を取入れる吸気部と排気部とを有する略直方体形状のエアコンと、
    背面パネルを取外した略方形体状の景品取得遊戯装置を筐体正面側及び筐体背面側の両側に又は一方の側に接合可能な筐体で、且つ、前記景品取得遊戯装置の背面を後方に少なくとも前記エアコンの横幅の距離分平行移動した奥行きを有し、さらに少なくとも前記景品取得遊戯装置の景品展示室の展示平面の高さ及び前記エアコンの高さより上方の位置に中床板を有すると共に、筐体の一側面部に前記エアコンの背面を向けた状態で前記エアコンが設置される底面板を有する枠体状の筐体と、
    前記エアコンの前後を前記中床板と底面板との間で仕切る仕切板と、
    前記エアコンの背面に対向して前記筐体の一側面に設けた外気吸気口と、
    前記エアコンの排気部に密着させて該排気部からの排気を前記筐体の底面に導く排気用通気路と、
    前記排気用通気路に対応して前記筐体の底面に設けた排気口と、
    前記エアコンの空気吹出部と前記中床板に設けた空気吹出口とを連結する通気ダクトと、
    前記景品取得遊戯装置の少なくとも景品展示室の展示平面の高さ位置から前記中床板の前記景品展示室側の端部までの部分を仕切る仕切板と、
    前記景品展示室と連接され、前記空気吹出口からの空気を前記景品展示室の内部に送風するための第1開口部と、
    前記景品展示室側の端部までの部分を仕切る仕切板に設けられ、前記景品展示室からの空気を前記筐体の内部に取込むための第2開口部と、
    を備えたことを特徴とする景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置。
  4. 前記中床板の空気吹出口に、前記筐体の前後方向にエアコンから吹出された空気を分離するためのセパレータ部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置。
JP2006132024A 2006-05-10 2006-05-10 景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置 Expired - Fee Related JP4661682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006132024A JP4661682B2 (ja) 2006-05-10 2006-05-10 景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006132024A JP4661682B2 (ja) 2006-05-10 2006-05-10 景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007301110A JP2007301110A (ja) 2007-11-22
JP4661682B2 true JP4661682B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=38835574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006132024A Expired - Fee Related JP4661682B2 (ja) 2006-05-10 2006-05-10 景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4661682B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142280A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Taito Corp ゲーム機の景品陳列構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080998A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Namco Ltd 冷房システム及び遊戯装置
JP2005144057A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Taito Corp ゲーム機用筐体のパネル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080998A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Namco Ltd 冷房システム及び遊戯装置
JP2005144057A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Taito Corp ゲーム機用筐体のパネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007301110A (ja) 2007-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5103251B2 (ja) 天井埋め込み型熱源機及び空気調和機
JP2009079890A (ja) 空調システム
US20090025413A1 (en) Air conditioner having electrical equipment box cooling mechanism
JP2008057951A (ja) 空調制御装置および空調制御方法
KR20130043983A (ko) 공기조화기
JPWO2005001349A1 (ja) ダクトシステムおよび収納装置
JP2008175458A (ja) 床置き式空気調和機
JP2004150679A (ja) 空気調和システム
JP4661682B2 (ja) 景品取得遊戯装置に用いるエアコン装置
JP2008032316A (ja) 収納装置
KR101611327B1 (ko) 스텐드형 공기조화기
JP2008133969A (ja) 空気調和機
US11536468B2 (en) Indoor unit for air conditioner
JP2004116876A (ja) 空気調和機
JP5760718B2 (ja) 商品収納装置
CN100510565C (zh) 空调的室内单元
JP2001280678A (ja) 吹出ユニット
JP2008133970A (ja) 電装ボックス
JP2018017421A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2009058220A (ja) 空気調和方法及び空気調和機
JP2006078160A (ja) 空気調和機
JP5836914B2 (ja) 熱交換換気装置
JP2002022241A (ja) デシカント空調装置
JP6271128B2 (ja) 空調システム
JP5817694B2 (ja) 室外機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees