JP2005141887A - 復号装置および方法、記録再生装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

復号装置および方法、記録再生装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】変長テーブルに基づいて符号化された変調符号の復号性能を向上することができるようにする。
【解決手段】 17PP−SISO復号部181は、17PPの符号化テーブル201に基づいて、符号化過程全体の各状態遷移と1対1に対応したパスで表現されるトレリス表現を生成し、生成されたトレリス表現に基づいて、ビタビ復号アルゴリズムやBCJR復号アルゴリズムを用いて、PR−SISO復号部81からの信号をSISO復号する。そして、17PP−SISO復号部181は、SISO復号された信号(軟情報)をデインタリーバ83を介して、ターボ復号部84に供給する。ターボ復号部84は、17PP−SISO復号部181からの出力を対象に、ターボ復号処理を実行する。本発明は、高密度光ディスクなどの記録媒体に信号を記録し、再生する記録再生装置に適用できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、復号装置および方法、記録再生装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号の復号性能を向上することができるようにした復号装置および方法、記録再生装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラムに関する。
磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体に信号を記録する場合には、再生時に、読み出し信号の振幅制御およびクロック再生が正常に動作するように、予め変調符号化を行ってから記録を行う。そして、このような場合の再生には、例えば、再生信号が直前の信号の影響を受けるというメディア特性を考慮してもとの波形を再生し、記録信号の特徴に基づいて、再生信号から最も確からしいデータを読み取るPRML(Partial Response Maximum-Likelihood)などの再生処理が用いられる。
図1は、従来のPRMLによる記録再生装置1の構成例を示している。記録再生装置1は、変調符号化部11、PR通信路12、および復号部13により構成される。
変調符号化部11は、入力された信号に対して、所定の制限を加えるための所定の変調符号の符号化テーブル41−1を有している。変調符号化部11は、入力された信号を、符号化テーブル41−1に基づいて、所定の変調符号に符号化し、信号に所定の制限を加えた符号化信号として、PR(Partial Response)通信路12に出力する。なお、制限としては、例えば、符号の0,1の個数を充分長い範囲で均等にできるDCフリー制限や連続する0の個数の最小、最大長がそれぞれd,kとなる(d,k)制限などが用いられる。
PR通信路12は、記録再生部21および等化処理部22により構成され、例えば、PR2(Partial Response class −2:パーシャルレスポンスクラス2)の記録再生チャネルでの記録再生処理を行う。記録再生部21は、変調符号化部11から入力された符号化信号を、NRZI(non return to zero Inverted)符号化し、NRZI符号化された信号を装着された記録媒体または内蔵される記録媒体にマークエッジ記録(Mark Edge Recording)方法を用いて記録する。また、記録再生部21は、記録媒体に記録されている符号化信号をPR2チャネルで読み出して、読み出された符号化信号を、等化処理部22に供給する。等化処理部22は、供給された符号化信号に対して、所定の目標等化特性となるように、波形干渉を利用したPR等化を施して、復号部13に供給する。
復号部13は、PR−ビタビ復号部31および変調復号部32により構成され、等化処理部22から供給された信号を復号処理する。PR−ビタビ復号部31は、PR通信路12からの信号から、NRZI符号化およびPR2チャネルに基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を求め、求められたNRZI符号化およびPR2チャネルのトレリス表現に基づいて、ビタビ復号し、ビタビ復号された信号を変調復号部32に供給する。変調復号部32は、変調符号化部11が有する符号化テーブル41−1と同じ符号化テーブル41−2(なお、符号化テーブル41−1および41−2を、特に区別する必要がない場合、適宜、符号化テーブル41と称する)を有しており、PR−ビタビ復号部31から供給された信号を、符号化テーブル41に基づいて、変調復号し、変調復号された信号を図示せぬ後段に出力する。
一方、近年、通信や放送の用途で実用化が進んでいる高性能な誤り訂正符号のターボ(turbo)符号やLDPC(Low Density Parity Check)符号を、記録媒体の用途でも使用したいという要望が高まっている。上述した記録再生装置1に、例えば、ターボ符号を用いる場合には、変調符号化部11の前段にターボ符号化部が付加され、変調復号部32の後段に、ターボ符号を復号するためのターボ復号部が付加されるが、変調復号部32の後段に付加されるターボ復号部には、0,1だけの情報(硬情報)だけでなく、これらの硬情報がどの程度確からしいかの情報(軟情報(軟判定情報))を入力する必要がある。すなわち、ターボ符号やLDPC符号の復号部には、軟入力(Soft-Input)を与える必要がある。したがって、その前段の変調復号部32で変調符号を用いて復号する際に、その軟出力(Soft-Output)を求めなければならない。
通常、符号の軟出力を求める場合には、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を用いて、BCJR(Bahl-Cocke-Jeinek-Raviv)アルゴリズムやSOVA(Soft-Output Viterbi Algorithm)により求められるのが一般的である。なお、このトレリス表現は、入力される信号を畳み込み符号を用いて復号する場合には容易に可能であるが、非線形符号である変調符号を用いて復号する場合には、必ずしも容易ではない。ただし、近年の研究によって、変調符号であっても、例えば、光磁気ディスク(MO)を記録再生する場合に用いられている(1,7)RLL(Run Length Limited)符号(Standard ECMA(欧州計算機製造業者協定-195)のような単純な符号化テーブルを用いる符号に関しては、そのトレリス表現が可能であり、(1,7)RLL符号を用いる変調復号部には、ターボ復号部を連接することができることが非特許文献1に報告されている。ここで、RLL符号とは、変調符号における“1”と“1”の間に挟まれた“0”の数が制限されている符号であり、“1”と“1”の間に挟まれた“0”の最小ランレングスをd、最大ランレングスをkとして、(d,k)RLLと表現される。
図2は、ターボ符号を連接した従来の記録再生装置51の構成例を示している。図2の例においては、図1の変調符号化部11に代わって符号化部61が配置され、復号部13に代わって復号部62が配置される。なお、図1および図2の説明は、後述する本発明の説明にも引用される。
符号化部61は、ターボ符号化部71、インタリーバ72およびRLL(Run Length Limited)符号化部73により構成される。ターボ符号化部71は、要素符号化部91、インタリーバ92、要素符号化部93および間引処理部94により構成され、入力された信号をターボ符号化し、インタリーバ72に出力する。
外部からの信号は、要素符号化部91およびインタリーバ92に同時に入力される。要素符号化部91は、入力された信号から、パリティビット列1を生成し、間引処理部94に出力する。インタリーバ92は、要素符号化部91と同時に入力された信号の順序を並び替え、要素符号化部93に入力する。要素符号化部93は、インタリーバ92により並び替えられた信号から、パリティビット列2を生成し、間引処理部94に出力する。間引処理部94は、パリティビット列1および2を間引きしながら、多重化することにより、ターボ符号化された信号を、インタリーバ72に出力する。
インタリーバ72は、ターボ符号化部71より入力された信号の順序を並び替え、並び替えられた信号をRLL符号化部73に出力する。PLL符号化部73は、(1,7)RLLの符号化テーブル101を有しており、RLL符号化テーブル101に基づいて、インタリーバ72から入力された信号を(1,7)RLL符号化し、PR通信路12に出力する。
復号部62は、PR−SISO(Soft-Input Soft-Output)復号部81、RLL−SISO復号部82、デインタリーバ83およびターボ復号部84により構成され、等化処理部22から供給された信号を復号処理する。PR−SISO復号部81は、PR通信路12からの信号から、NRZI符号化およびPR2チャネルに基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を求め、求められたNRZI符号化およびPR2チャネルのトレリス表現に基づいて、SISO(Soft-Input Soft-Output)復号を実行し、SISO復号された信号(軟情報)をRLL−SISO復号部82に供給する。
RLL−SISO復号部82は、PLL符号化部73が有する(1,7)RLLの符号化テーブル101に基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を求め、求められた(1,7)RLLのトレリス表現に基づいて、PR−SISO復号部81からの信号をSISO復号し、SISO復号された信号をデインタリーバ83に供給する。
ここで、図3および図4を参照して、(1,7)RLLのトレリス表現を説明する。なお、図3は、(1,7)RLLの状態遷移表の構成例を示しており、図4は、図3の状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現の例を示している。なお、図3の状態遷移表は、前時刻と現時刻の、ある1時刻分の符号化過程を表すものであり、(1,7)RLLの符号化テーブル101に、「前時刻状態」および「現時刻状態」の状態情報を付加し、状態の遷移をわかりやすくしたものである。
図3の例においては、図中右側より順に、「前時刻状態」、「前時刻出力」、「前時刻入力」、「現時刻出力」、「現時刻入力」、および「現時刻状態」が示されている。また、上段から順に、「前時刻出力」が0で、「前時刻入力」が00である「前時刻状態」S0の場合、「前時刻出力」が0で、「前時刻入力」が01である「前時刻状態」S1の場合、「前時刻出力」が0で、「前時刻入力」が10である「前時刻状態」S2の場合、「前時刻出力」が0で、「前時刻入力」が11である「前時刻状態」S3の場合、「前時刻出力」が1で、「前時刻入力」が00である「前時刻状態」S4の場合、および「前時刻出力」が1で、「前時刻入力」が01である「前時刻状態」S5の場合が示されている。
一方、図4の例のトレリス表現においては、図中左側の円は、図3の「前時刻状態」を表し、矢印は、「前時刻状態」から「現時刻状態」への各状態の遷移を示す矢印であり、矢印に付加したラベルの斜線の前後のシンボルは、図3の「現時刻入力」と「現時刻出力」をそれぞれ示し、矢印の先にある図中右側の円が、図3の「現時刻状態」を示している。
したがって、図3および図4の例において、「前時刻状態」S0の場合においては、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「現時刻状態」S4になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「現時刻状態」S5になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S2になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S3になることが示されている。また、「前時刻状態」S1の場合においては、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「現時刻状態」S4になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「現時刻状態」S5になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S2になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S3になることが示されている。
同様に、「前時刻状態」S2の場合においては、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「現時刻状態」S4になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「現時刻状態」S5になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「現時刻状態」S2になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「現時刻状態」S3になることが示されている。また、「前時刻状態」S3の場合においては、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「現時刻状態」S0になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「現時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「現時刻状態」S2になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「現時刻状態」S3になることが示されている。
同様に、「前時刻状態」S4の場合においては、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「現時刻状態」S4になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「現時刻状態」S5になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「現時刻状態」S2になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「現時刻状態」S3になることが示されている。また、「前時刻状態」S5の場合においては、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「現時刻状態」S0になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S2になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「現時刻状態」S3になることが示されている。
以上のように、(1,7)RLLのトレリス表現(状態遷移表)は、ある1時刻分の遷移する状態を状態S0乃至状態S5の6状態で示すことができ、各状態において、信号が入力されると、その入力信号に対して求められる信号は1つである。したがって、RLL−SISO復号部82は、この(1,7)RLLのトレリス表現に基づいて、容易にSISO復号することができる。
図2に戻って、RLL−SISO復号部82は、SISO復号された信号をデインタリーバ83に供給する。デインタリーバ83は、RLL−SISO復号部82から供給された信号のインタリーバ72で実行された並べ替えを戻し、ターボ復号部84に出力する。
ターボ復号部84は、補間処理部111、要素復号部112、インタリーバ113、要素復号部114およびデインタリーバ115により構成され、デインタリーバ83からの信号(軟情報)を、ターボ復号し、図示せぬ外部に出力する。補間処理部111は、デインタリーバ83からの信号を、補間処理し、要素復号部112および要素復号部114に出力する。要素復号部112は、補間処理部111からの信号をSISO復号し、SISO復号された信号とともに、信頼度情報をインタリーバ113を介して、要素復号部114に出力する。要素復号部114は、要素復号部112からの信頼度情報を用いて、補間処理部111からの信号をSISO復号し、デインタリーバ115を介して、SISO復号された信号と信頼度情報を要素復号部112に出力する。そして、要素復号部114は、これらの処理が数回繰り返された後に、最終判定処理を行い、その結果を図示せぬ後段に出力する。
なお、図2のPR−SISO復号部81、RLL−SISO復号部82、要素復号部112、および要素復号部114におけるSISO復号には、上述したBCJRアルゴリズムやSOVAなどが用いられる。
以上のように、記録再生装置51においては、RLL−SISO復号部82により(1,7)RLLの符号化テーブル101に基づいて、(1,7)RLLのトレリス表現が求められ、容易に軟情報が出力される。したがって、RLL−SISO復号部82の後段に、ターボ復号部84を連接することができる。
ところで、近年、例えば、高密度光ディスクを記録再生する場合に17PP(Parity Preserve/Prohibit RMTR(Repeated Minimum Transition Runlength))符号が用いられている。この17PP符号においては、特許文献1に示されるように、複雑な可変長の符号化テーブルが用いられる。
E.Yamada他著、 "Turbo Decoding with Run Length Limited Code for Optical Stage"、The Japan Society of Applied Physics、 Vol.41、第1753頁乃至第1756頁、2002年3月発行 米国特許第6,496,541 B1号明細書
しかしながら、この可変長の符号化テーブルでは、「入力」のビット長が、(1,7)RLL符号のような「00」や「01」の固定ビット長ではないため、例えば、「入力」00に対して、「出力」が1通りとは限らない。したがって、上述した(1,7)RLL符号のように、この17PP符号ような可変長の符号化テーブルを用いてトレリス表現を求めようとしても、入力のビット長が固定ビット長ではないため、17PP符号のトレリス表現を容易に求めることが困難であり、また、仮に、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表をそのまま展開してトレリス表現を求めることができたとしても、全状態数が非常に多く、かなり複雑になるため、現実的には、17PPのような可変長テーブルを有する変調符号を用いるSISO復号が困難であるといった課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号の復号性能を向上することができるようにするものである。
本発明の復号装置は、変調符号を入力する符号入力手段と、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、変調符号の復号を行う復号手段とを備えることを特徴とする。
変調符号は、17PP(Parity Preserve/Prohibit Repeated Minimum Transition Runlength)変調符号であるようにすることができる。
復号手段は、軟入力を用いて復号を行うようにすることができる。
復号手段は、軟判定ビタビアルゴリズムを用いて復号を行うようにすることができる。
復号手段は、軟出力復号を行うようにすることができる。
復号手段は、BCJR(Bahl-Cocke-Jeinek-Raviv)アルゴリズムを用いて復号を行うようにすることができる。
復号手段は、SOVA(Soft-Output Viterbi Algorithm)を用いて復号を行うようにすることができる。
符号入力手段は、PR(Partial Response)特性に等化された変調符号を入力し、復号手段は、PR特性のトレリスおよび変調符号のトレリスを合成した合成トレリスに基づいて、変調符号の復号を行うようにすることができる。
本発明の復号方法は、変調符号を入力する符号入力ステップと、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、変調符号の復号を行う復号ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラム記録媒体に記録されているプログラムは、変調符号を入力する符号入力ステップと、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、変調符号の復号を行う復号ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、変調符号を入力する符号入力ステップと、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、変調符号の復号を行う復号ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録再生装置は、可変長テーブルに基づいて信号を変調符号化する変調符号化手段と、変調符号化手段により変調符号化された信号を、記録媒体に記録する記録手段と、記録手段により記録媒体に記録された信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生手段と、再生手段により再生された信号を、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号手段とを備えることを特徴とする。
変調符号は、17PP(Parity Preserve/Prohibit Repeated Minimum Transition Runlength)変調符号であるようにすることができる。
復号手段は、再生手段により再生された信号を、PR特性のトレリスに基づいて復号するPR復号手段と、PR復号手段により復号された信号を、変調符号のトレリスに基づいて復号する変調符号復号手段とを備えるようにすることができる。
復号手段は、再生手段により再生された信号を、PR特性のトレリスおよび変調符号のトレリスを合成した合成トレリスに基づいて復号するようにすることができる。
PR特性は、PR1221チャネルであるようにすることができる。
PR特性は、PR121チャネルであるようにすることができる。
変調符号化手段による変調符号化の前に、信号を、ターボ符号に符号化するターボ符号化手段と、復号手段の出力を対象として、ターボ復号を行うターボ復号手段とをさらに備えるようにすることができる。
変調符号化手段による変調符号化の前に、信号を、LDPC(Low Density Parity Check)符号に符号化するLDPC符号化手段と、復号手段の出力を対象として、SPA(Sum-Product Algorithm)に基づいて、繰り返し復号を行うLDPC復号手段とをさらに備えるようにすることができる。
本発明の記録再生方法は、可変長テーブルに基づいて信号を変調符号化する変調符号化ステップと、変調符号化ステップの処理により変調符号化された信号を、記録媒体に記録する記録ステップと、記録ステップの処理により記録媒体に記録された信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップと、再生ステップの処理により再生された信号を、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラム記録媒体に記録されているプログラムは、可変長テーブルに基づいて信号を変調符号化する変調符号化ステップと、変調符号化ステップの処理により変調符号化された信号を、記録媒体に記録する記録ステップと、記録ステップの処理により記録媒体に記録された信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップと、再生ステップの処理により再生された信号を、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、可変長テーブルに基づいて信号を変調符号化する変調符号化ステップと、変調符号化ステップの処理により変調符号化された信号を、記録媒体に記録する記録ステップと、記録ステップの処理により記録媒体に記録された信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップと、再生ステップの処理により再生された信号を、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号ステップとを含むことを特徴とする。
第1の本発明においては、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、変調符号の復号が行われる。
第2の本発明においては、可変長テーブルに基づいて信号が変調符号化され、変調符号化された信号が、記録媒体に記録され、記録媒体に記録された信号が、PR(Partial Response)特性に等化して再生される。そして、再生された信号が、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号される。
復号装置は、独立した装置であってもよいし、記録再生装置の復号処理を行うブロックであってもよいし、通信装置の復号処理を行うブロックであってもよい。
本発明によれば、可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号を、SISO復号することができ、復号性能を向上することができる。また、本発明によれば、可変長テーブルに基づく変調符号と、ターボ符号またはLDPC符号を併用することができ、復号性能を向上することができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。本明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、可変長テーブル(例えば、図6の符号化テーブル201)に基づいて符号化された変調符号(例えば、17PP符号)を復号する復号装置(例えば、図5の記録再生装置151)が提供される。この復号装置は、変調符号を入力する符号入力手段(例えば、図17のステップS41の処理を実行する図5の17PP−SISO復号部181)と、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパス(例えば、図11の太線矢印P1乃至P3)で表現される変調符号のトレリス(例えば、図11のトレリス表現)に基づいて、変調符号の復号を行う復号手段(例えば、図17のステップS43の処理を実行する図5の17PP−SISO復号部181)とを備えることを特徴とする。
この復号装置は、符号入力手段(例えば、図26のステップS123の処理を実行する図21の17PP−PR−SISO復号部371)は、PR(Partial Response)特性に等化された変調符号を入力し、復号手段(例えば、図26のステップS124の処理を実行する図21の17PP−PR−SISO復号部371)は、PR特性のトレリスおよび変調符号のトレリスを合成した合成トレリス(例えば、図24の合成トレリス表現)に基づいて、前記変調符号の復号を行うことを特徴とする。
本発明によれば、可変長テーブル(例えば、図6の符号化テーブル201)に基づいて符号化された変調符号(例えば、17PP符号)を復号する復号方法が提供される。この復号方法は、変調符号を入力する符号入力ステップ(例えば、図17のステップS41)と、可変長テーブルに従って変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパス(例えば、図11の太線矢印P1乃至P3)で表現される変調符号のトレリス(例えば、図11のトレリス表現)に基づいて、変調符号の復号を行う復号ステップ(例えば、図17のステップS43)とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、所定の記録媒体に信号を記録し、記録媒体から信号を再生する記録再生装置(例えば、図5の記録再生装置151)が提供される。この記録再生装置は、可変長テーブル(例えば、図6の符号化テーブル201)に基づいて信号を変調符号化する変調符号化手段(例えば、図5の17PP符号化部171)と、変調符号化手段により変調符号化された信号を、記録媒体に記録する記録手段(例えば、図15のステップS3の処理を実行する図5の記録再生部21)と、記録手段により記録媒体に記録された信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生手段(例えば、図16のステップS21の処理を実行する図5のPR通信路12)と、再生手段により再生された信号を、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパス(例えば、図11の太線矢印P1乃至P3)で表現される変調符号のトレリス(例えば、図11のトレリス表現)に基づいて復号する復号手段(例えば、図5の復号部162)とを備えることを特徴とする。
この記録再生装置は、復号手段は、再生手段により再生された信号を、PR特性のトレリスに基づいて復号するPR復号手段(例えば、図5のPR−SISO復号部81)と、PR復号手段により復号された信号を、変調符号のトレリスに基づいて復号する変調符号復号手段(例えば、図5の17PP−SISO復号部181)とを備えることを特徴とする。
この記録再生装置は、復号手段(例えば、図21の17PP−PR−SISO復号部371)は、再生手段により再生された信号を、PR特性のトレリスおよび変調符号のトレリスを合成した合成トレリス(例えば、図24の合成トレリス表現)に基づいて復号することを特徴とする。
この記録再生装置は、変調符号化手段による変調符号化の前に、信号を、ターボ符号に符号化するターボ符号化手段(例えば、図5のターボ符号化部71)と、復号手段の出力を対象として、ターボ復号を行うターボ復号手段(例えば、図5のターボ復号部84)とをさらに備えることを特徴とする。
この記録再生装置は、変調符号化手段による変調符号化の前に、信号を、LDPC(Low Density Parity Check)符号に符号化するLDPC符号化手段(例えば、図19のLDPC符号化部271)と、復号手段の出力を対象として、SPA(Sum-Product Algorithm)に基づいて、繰り返し復号を行うLDPC復号手段(例えば、図19のLDPC復号部281)とをさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定の記録媒体に信号を記録し、記録媒体から信号を再生する記録再生装置の記録再生方法が提供される。この記録再生方法は、可変長テーブル(例えば、図6の符号化テーブル201)に基づいて信号を変調符号化する変調符号化ステップ(例えば、図15のステップS2)と、変調符号化ステップの処理により変調符号化された信号を、記録媒体に記録する記録ステップ(図15のステップS3)と、記録ステップの処理により記録媒体に記録された信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップ(図16のステップS21)と、再生ステップの処理により再生された信号を、PR特性のトレリス、および、可変長テーブルに基づいて生成される変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパス(例えば、図11の太線矢印P1乃至P3)で表現される変調符号のトレリス(例えば、図11のトレリス表現)に基づいて復号する復号ステップ(例えば、図16のステップS24)とを含むことを特徴とする。
なお、本発明のプログラム記録媒体およびプログラムも、上述した本発明の復号方法または記録再生方法と基本的に同様の構成であるため、繰り返しになるのでその説明は省略する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図5は、本発明を適用した記録再生装置151の構成例を表している。記録再生装置151は、変調符号として17PP(Parity Preserve/Prohibit RMTR(Repeated Minimum Transition Runlength))符号を用いて、光ディスクなどの記録媒体に信号の記録再生を行う。なお、図5において、図2における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
すなわち、図5の記録再生装置151の符号化部161は、RLL符号化部73に代わって17PP符号化部171が追加され、記録再生装置151の復号部162は、RLL−SISO復号部82に代わって17PP−SISO復号部181が追加されている以外は、図2を参照して上述した記録再生装置51の符号化部61または復号部62と同様の構成を有している。
したがって、インタリーバ72は、ターボ符号化部71よりターボ符号化された信号の順序を並び替え、並び替えられた信号を17PP符号化部171に出力する。17PP符号化部171は、図6に示されるような可変長の17PP符号の符号化テーブル201を有しており、17PP符号の符号化テーブル201に基づいて、インタリーバ72から入力された信号を17PP符号化し、PR通信路12に出力する。
図6は、17PP符号の符号化テーブル201の構成例を示している。図6の例の場合、17PP符号の符号化テーブル201は、通常用の符号化テーブル211、および置換え用の符号化テーブル212により構成される。
通常用の符号化テーブル211は、図中左より「入力ビット列」、「出力ビット列」、および「条件」により構成される。この「条件」は、最下段に示されている入力ビット列が「11」である場合のみ適用される条件である。
符号化テーブル211においては、上段より順に、「入力ビット列」が「00 00 00 00」であった場合、「出力ビット列」として、「010 100 100 100」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「00 00 10 00」であった場合、「出力ビット列」として、「000 100 100 100」が出力されることが示されている。次に、「入力ビット列」が「00 00 00」であった場合、「出力ビット列」として、「010 100 100」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「00 00 01」であった場合、「出力ビット列」として、「010 100 100」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「00 00 10」であった場合、「出力ビット列」として、「000 100 000」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「00 00 11」であった場合、「出力ビット列」として、「000 100 100」が出力されることが示されている。
さらに、「入力ビット列」が「00 01」であった場合、「出力ビット列」として、「000 100」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「00 10」であった場合、「出力ビット列」として、「010 100」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「00 11」であった場合、「出力ビット列」として、「010 100」が出力されることが示されている。また、「入力ビット列」が「01」であった場合、「出力ビット列」として、「010」が出力されることが示され、「入力ビット列」が「10」であった場合、「出力ビット列」として、「001」が出力されることが示されている。そして、「入力ビット列」が「11」であった場合、「条件」として、「前時刻最終出力」が「1」であれば、「出力ビット列」として、「000」が出力され、「条件」として、「前時刻最終出力」が「0」であれば、「出力ビット列」として、「101」が出力されることが示されている。
置換えの符号化テーブル212は、図中左側より、「置換え入力ビット列」、「置換え出力ビット列」、および「置換えの条件」により構成される。符号化テーブル212においては、「置換え入力ビット列」が「11 01 11」の場合で、かつ、「置換えの条件」が「次時刻出力ビット列」が「010」のとき、「置換え出力ビット列」として、「001 000 000」が出力されることが示されている。
すなわち、17PP符号化部171においては、通常の場合、通常用の符号化テーブル211に基づいて、17PP符号の符号化処理が行われるが、入力されるビット列が「11 01 11」で、次時刻の出力ビット列が、「010」の場合のみ、置換えの符号化テーブル212に基づいて、17PP符号の符号化処理が行われる。
以上のように、符号化テーブル201においては、判断されるビット数が1乃至4のうちのいずれかのビット数であり、一定ではなく(すなわち、可変長であり)、符号化してみないと、符号化されるビット数は不明である。
図5に戻って、復号部162は、PR−SISO復号部81、17PP−SISO復号部181、デインタリーバ83、およびターボ復号部84により構成される。PR−SISO復号部81は、PR通信路12からの信号から、NRZI符号化およびPR2チャネルに基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を求め、求められたNRZI符号化およびPR2チャネルのトレリス表現に基づいて、SISO復号を実行し、SISO復号された信号(軟情報)を17PP−SISO復号部181に供給する。
17PP−SISO復号部181は、17PP符号化部171が有する17PP符号の符号化テーブル201に基づいて、17PP符号のトレリス表現を求め(生成し)、求められた17PP符号のトレリス表現に基づいて、BCJRアルゴリズムやSOVAなどを用いて、PR−SISO復号部81からの信号をSISO復号し、SISO復号された信号をデインタリーバ83に供給する。
なお、図5の例においては、PR通信路12および復号部162により、記録媒体に記録されている符号化信号を再生して復号する復号装置、もしくは再生装置を構成するようにしてもよいことはいうまでもない。
次に、図7乃至図10を参照して、17PP符号のトレリス表現について説明する。なお、図7乃至図9は、図6の17PP符号の符号化テーブル201を状態の遷移がわかるように展開した、現時刻と次時刻の、ある1時刻分の符号化過程をすべて表す状態遷移表の構成例を示しており、図10は、図7乃至図9の状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現の構成例を示している。
図7乃至図9においては、図中右側より順に、「現時刻状態」、「現時刻入力」、「次時刻状態」および「現時刻出力」が示されている。なお、図7の状態遷移表は、上段から順に、「現時刻状態」S0乃至S2の場合を示し、図8の状態遷移表は、上段から順に、「現時刻状態」S3乃至S16の場合を示し、図9の状態遷移表は、上段から順に、「現時刻状態」S17乃至S20の場合を示している。すなわち、図6の17PP符号の符号化テーブル201を展開すると、「現時刻状態」は、状態S0乃至状態S20の21状態により構成される。
なお、この17PP符号の符号化においては、図6の符号化テーブル201の「条件」に基づいて、符号化直前の記録ビットが1の場合、状態S0から符号化が開始され、符号化直前の記録ビットが0の場合、状態S1から符号化が開始されている。
図7の例においては、「現時刻状態」S0の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S0の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S4になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S5になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S8になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S6になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S7になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S0の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S3になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S16になるかが示される。
「現時刻状態」S1の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S1の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S4になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S5になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S8になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S6になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S7になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S1の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S2になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S16になるかが示される。
「現時刻状態」S2の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S17になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S2の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S4になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S5になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S8になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S6になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S7になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S2の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S3になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S16になるかが示される。
次に、図8の例においては、「現時刻状態」S3の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S17になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S3の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S4になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S5になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S8になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S6になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S7になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S3の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S2になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S16になるかが示される。
「現時刻状態」S4の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻状態」S5の場合に、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻状態」S6の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S10になることが示される。また、「現時刻状態」S7の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S11になることが示され、「現時刻状態」S8の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S12になることが示され、「現時刻状態」S9の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S13になることが示され、「現時刻状態」S10の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻状態」S11の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示される。
「現時刻状態」S12の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S14になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S15になることが示され、「現時刻状態」S13の場合に、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S14になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S15になることが示され、「現時刻状態」S14の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示される。また、「現時刻状態」S15の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S2になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S16になることが示され、「現時刻状態」S16の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S18になることが示される。
同様にして、図9の例においては、「現時刻状態」S17の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になり、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S19になることが示される。また、「現時刻状態」S17の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S4になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S5になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S8になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S6になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S7になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S18の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S20になることが示される。
「現時刻状態」S19の場合に、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になり、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S4になるか、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S7になることが示され、また、「現時刻状態」S19の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S3になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S16になることが示される。さらに、「現時刻状態」S20の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S5になるか、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S8になるか、または「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S6になることが示される。
さらに、図10の17PP符号のトレリス表現においては、円は、状態を表し、一点鎖線矢印は、入力された信号が「00」である場合の状態遷移を示す矢印であり、二点鎖線矢印は、入力された信号が「01」である場合の状態遷移を示す矢印であり、破線矢印は、入力された信号が「10」である場合の状態遷移を示す矢印であり、点線矢印は、入力された信号が「11」である場合の状態遷移を示す矢印である。また、各矢印に付したラベルは、出力される信号のビット列を示している。
以上のように、図7乃至図9の17PP符号の状態遷移表、および図10の17PP符号のトレリス表現は、ある時刻の符号化過程の各状態に対してあり得る入力と出力をすべて表示することで求められているため、例えば、状態S0においては、「現時刻入力」00に対応するパターン(図10の一点鎖線矢印)が6通り、「現時刻入力」01に対応するパターン(図10の二点鎖線矢印)が1通り、「現時刻入力」10に対応するパターン(図10の破線矢印)が1通り、「現時刻入力」11に対応するパターン(図10の点線矢印)が2通りあるのに対して、状態S8においては、「現時刻入力」00に対応するパターン(図10の一点鎖線矢印)が1通りあるだけで、「現時刻入力」01,10,11に対応するパターンがないという特徴を持っている。このように、ある状態においては、1種類の「現時刻入力」に対して、複数のパターン(図10の矢印)があるため、1時刻分の図10のトレリス表現のみを参照したのでは、どの矢印を選択してよいのか分からず、符号化を行うことができない。そこで、1時刻分の符号化過程の全体を表現した図10のトレリス表現を連続する時刻で連結させる。
図11は、図10のトレリス表現の他の構成例を示している。すなわち、図11のトレリス表現は、1時刻の符号化過程の全体を表現したものではなく、図10の1時刻分のトレリス表現を3時刻分連結させ、時刻t1乃至時刻t4の状態遷移を表すものである。なお、図11においては、説明の便宜上、3時刻分しか連結されていないが、実際には、符号化過程の最初から最後までの時刻が連結されたトレリス表現が用いられる。
図11の例においては、太線矢印P1は、時刻t1の状態S0において入力される信号が「00」であり、太線矢印P2は、時刻t2の状態S6において入力される信号が「00」であり、太線矢印P3は、時刻t3の状態S10において入力される信号が「01」である場合の一連の状態遷移を示す矢印である。
したがって、この太線矢印P1乃至P3は、時刻t1の状態S0において「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて、時刻t2における「次時刻状態」S6になり、時刻t2の状態S6において「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて、時刻t3における「次時刻状態」S10になり、時刻t3の状態S10において「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて、時刻t4における「次時刻状態」S1になる状態遷移を示している。
ここで、各時刻の状態のパターン(矢印)を見てみると、時刻t1の状態S0においては、「現時刻入力」00に対して、太線矢印P1の他に、一点鎖線矢印が5本(すなわち、図10の一点鎖線矢印が6本)あるが、例えば、時刻t1の状態S0において「現時刻入力」00が入力され、「現時刻出力」010が出力されて、時刻t2における「次時刻状態」S6になった場合の時刻t2の状態S6においては、入力のパターンが、「現時刻入力」00に対する太線矢印P2(すなわち、図10の一点鎖線矢印)1本のみしかない。さらに、時刻t2の状態S6において、「現時刻入力」00が入力され、「現時刻出力」100が出力されて、時刻t3における「次時刻状態」S10になった場合の時刻t3の状態S10においても、入力のパターンが、「現時刻入力」01に対する太線矢印P3(すなわち、図10の二点鎖線矢印)1本のみしかない。
すなわち、時刻t2における状態S6および時刻t3における状態S10においては、入力パターンが限定されているので、時刻t1の状態S0において、入力「00 00 01」に対する出力は、出力「010 100 100」の1つであり、したがって、1つの入力列およびその出力(すなわち、符号語)が1つのパス(太線矢印P1乃至P3)に対応することがわかる。
以上のように、入力パターンが多く存在する状態の場合においても、矢印の進んだ先に、入力パターンが限定された状態が必ず存在するので、このトレリス表現を用いて、1つ1つの状態遷移を詳細に確認すると、トレリス表現上の1つのパス(例えば、図11の太線矢印P1乃至P3)が、符号化過程全体の1つの状態遷移である、入力列およびその出力(すなわち、符号語)と1対1に対応していることがわかる。したがって、このトレリス表現を用いて、入力に対応する出力を求めることができる。
なお、ビタビ復号アルゴリズムやBCJR復号アルゴリズムは、「G.D.Forney著、"The Viterbi Algorithm"、Proc.IEEE、 Vol.61、No.3、1973年発行」、または「L.R.Bahl他著、"Optimal Decoding of Linear Codes for Minimizing Symbol Error Rate"、IEEE Trans.Inform.Theory、 Vol.IT-20、1974年発行」に示されるように、1時刻分の符号化を表現する状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリスに対して動作させるのが通常の方法であるが、これらの復号アルゴリズムの内容を、出願人が数学的に検討した結果、上述したように、符号化過程全体の各状態遷移とトレリス表現上のパスが1対1に対応していれば、どちらのアルゴリズムも正常に動作することが容易に確認されている。したがって、図11(図10)のトレリス表現を用いた場合でも、17PP符号に対してビタビ復号やBCJR復号を適用することができる。
このように、符号化過程全体の各状態遷移と1対1に対応したパスで表現されるトレリス表現が求められるので、17PP符号においても、ビタビ復号やBCJR復号を行うことができる。
すなわち、17PP符号の符号化過程は、図10に示されるような21状態のトレリス表現で表現することができ、このトレリス表現を、図11に示されるように連続する時刻で連結させることにより、簡単に、ビタビ復号やBCJR復号を行うことができる。さらに、この21状態のトレリス表現は、ハードウェア的にも、ソフトウェア的にも十分取り扱い可能な大きさである。
なお、17PP符号のトレリス表現は、図11のトレリス表現のみに限られるものではなく、例えば、図14を参照して後述するように、図10に示されるいくつかの状態を分割して各状態に対する入力のパターン(矢印)を削減するなどの変形を用いて、図11のように連続する時刻を連結させ、17PP符号のトレリス表現とすることも可能である。
図12乃至図14は、17PP符号のトレリス表現の他の例を示している。なお、図12および図13は、図6の17PP符号の符号化テーブル201を状態の遷移がわかるように展開した、現時刻と次時刻の、ある1時刻分の符号化過程を表す状態遷移表の他の構成例(図7乃至図9の21状態を、15状態に削減した状態遷移表の構成例)を示しており、図14は、図12および図13の状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現の構成例を示している。
図12および図13においては、図中右側より順に、「現時刻状態」、「現時刻入力」、「次時刻状態」および「現時刻出力」が示されている。なお、図12の状態遷移表は、上段から順に、「現時刻状態」S0乃至S4の場合を示し、図13の状態遷移表は、上段から順に、「現時刻状態」S5乃至S14の場合を示している。すなわち、図12および図13においては、図7乃至図9の21状態から「現時刻状態」が削減されて、状態S0乃至状態S14の15状態により構成される。
図12の例においては、「現時刻状態」S0の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S0の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S5になるか、または「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S4になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S0の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S3になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S10になるかが示される。
「現時刻状態」S1の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S1の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S5になるか、または「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S4になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S1の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S2になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S10になるかが示される。
「現時刻状態」S2の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S11になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S2の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S5になるか、または「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S4になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S2の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S3になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S10になるかが示される。
「現時刻状態」S3の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S11になり、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示される。また、「現時刻状態」S3の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S5になるか、または「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S4になるかが示され、さらに、「現時刻状態」S3の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S2になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S10になるかが示される。
「現時刻状態」S4の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S6になることが示され、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示される。
図13の例においては、「現時刻状態」S5の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S7になり、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻状態」S6の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻状態」S6の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S8になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になることが示される。また、「現時刻状態」S7の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S8になるか、または「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S9になることが示される。
「現時刻状態」S8の場合に、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」100が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻状態」S9の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示され、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S2になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S10になることが示される。
「現時刻状態」S10の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S12になることが示され、「現時刻状態」S11の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示され、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」101が出力されて「次時刻状態」S13になることが示され、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S5になるか、または「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S4になることが示される。
「現時刻状態」S12の場合に、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S14になることが示され、「現時刻状態」S13の場合に、「現時刻入力」10が入力されると、「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S0になることが示され、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S5になることが示され、「現時刻入力」11が入力されると、「現時刻出力」000が出力されて「次時刻状態」S3になるか、または「現時刻出力」001が出力されて「次時刻状態」S10になることが示され、「現時刻状態」S14の場合に、「現時刻入力」01が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S1になることが示され、「現時刻入力」00が入力されると、「現時刻出力」010が出力されて「次時刻状態」S4になることが示される。
さらに、図14の17PP符号のトレリス表現においては、図10のトレリス表現と同様に、円は、状態を表し、一点鎖線矢印は、入力された信号が「00」である場合の状態遷移を示す矢印であり、二点鎖線矢印は、入力された信号が「01」である場合の状態遷移を示す矢印であり、破線矢印は、入力された信号が「10」である場合の状態遷移を示す矢印であり、点線矢印は、入力された信号が「11」である場合の状態遷移を示す矢印である。また、各矢印に付したラベルは、出力される信号のビット列を示している。
以上のように、17PP符号の符号化過程は、15状態のトレリス表現でも表現することができ、さらに、この15状態のトレリス表現も、図10を参照して上述した21状態のトレリス表現と同様に、連続する時刻で連結させることができる。したがって、図11の例の場合と同様に、符号化過程全体の各状態遷移と1対1に対応したパスで表現されるトレリス表現が求められるので、17PP符号においては、15状態のトレリス表現を用いた場合でも、簡単に、ビタビ復号やBCJR復号を行うことができる。また、図14のトレリス表現の場合は、21状態のトレリス表現よりも状態数が削減されているので、ハードウェア的にも、ソフトウェア的にも21状態のトレリス表現よりもさらに扱いやすい。
次に、図15のフローチャートを参照して、記録再生装置151が実行する記録処理について説明する。
ステップS1において、ターボ符号化部71は、入力された信号をターボ符号化し、インタリーバ72を介して、17PP符号化部171に出力し、ステップS2に進む。具体的には、外部からの信号は、要素符号化部91およびインタリーバ92に同時に入力される。要素符号化部91は、入力された信号から、パリティビット列1を生成し、間引処理部94に出力する。インタリーバ92は、要素符号化部91と同時に入力された信号の順序を並び替え、要素符号化部93に入力する。要素符号化部93は、インタリーバ92により並び替えられた信号から、パリティビット列2を生成し、間引処理部94に出力する。間引処理部94は、パリティビット列1および2を間引きしながら、多重化し、インタリーバ72を介して、17PP符号化部171に出力する。
17PP符号化部171は、ステップS2において、17PP符号の符号化テーブル201に基づいて、インタリーバ72を介して入力された信号を17PP符号化し、PR通信路12に出力し、ステップS3に進む。
記録再生部21は、ステップS3において、17PP符号化部171から入力された符号化信号を、NRZI(non return to zero Inverted)符号化し、NRZI符号化された信号を装着された記録媒体または内蔵される記録媒体にマークエッジ記録(Mark Edge Recording)方法を用いて記録し、記録処理を終了する。
次に、図16のフローチャートを参照して、上述した記録処理に対して実行される記録再生装置151の再生処理について説明する。
記録再生部21は、ステップS21において、記録媒体に記録されている符号化信号をPR2チャネルで読み出して、読み出された符号化信号を、等化処理部22に供給し、ステップS22に進む。等化処理部22は、ステップS22において、供給された符号化信号に対して、所定の目標等化特性となるように、波形干渉を利用したPR等化を施して、復号部162に供給し、ステップS23に進む。
PR−SISO復号部81は、ステップS23において、PR通信路12からの信号から、NRZI符号化およびPR2チャネルに基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を求め、求められたNRZI符号化およびPR2チャネルのトレリス表現に基づいて、BCJRアルゴリズムやSOVAなどを用いて、SISO復号を実行し、SISO復号された信号(軟情報)を17PP−SISO復号部181に供給し、ステップS24に進む。
17PP−SISO復号部181は、ステップS24において、17PPのSISO復号処理を実行する。この17PPのSISO復号処理について、図17のフローチャートを参照して説明する。17PP−SISO復号部181は、図17のステップS41において、PR−SISO復号部81からSISO復号された信号(軟情報)を入力し、ステップS42に進む。17PP−SISO復号部181は、ステップS42において、17PPの符号化テーブル201に基づいて、17PPのトレリス表現を求め(生成し)、ステップS43に進み、求められた17PPのトレリス表現に基づいて、ビタビ復号アルゴリズムやBCJR復号アルゴリズムを用いて、PR−SISO復号部81からの信号をSISO復号し、ステップS44に進む。17PP−SISO復号部181は、ステップS44において、SISO復号された信号(軟情報)をデインタリーバ83を介して、ターボ復号部84に供給し、図16のステップS25に戻る。
ターボ復号部84は、図16のステップS25において、ターボ復号処理を実行する。具体的には、ターボ復号部84の補間処理部111は、デインタリーバ83からの信号(軟情報)を、補間処理し、要素復号部112および要素復号部114に出力する。要素復号部112は、補間処理部111からの信号をSISO復号し、SISO復号された信号とともに、信頼度情報をインタリーバ113を介して、要素復号部114に出力する。要素復号部114は、要素復号部112からの信頼度情報を用いて、補間処理部111からの信号をSISO復号し、デインタリーバ115を介して、SISO復号された信号と信頼度情報を要素復号部112に出力する。そして、要素復号部114は、これらの処理が数回繰り返された後に、最終判定処理を行い、その結果を図示せぬ後段に出力し、再生処理を終了する。
以上のようにして、17PP符号のトレリス表現が求められ、トレリス表現に基づいて、ビタビ復号アルゴリズムやBCJR復号アルゴリズムが用いられて、信号がSISO復号されるので、記録再生装置151において、17PP符号とターボ符号の両方を併用することができる。これにより、図18に示されるように、復号性能を向上させることができる。
図18は、本発明を適用した記録再生装置151と従来の記録再生装置1におけるそれぞれの復号性能の比較結果を示している。なお、図18において、本発明を適用した記録再生装置151においては、17PP符号とターボ符号が併用されており、従来の記録再生装置1においては、変調符号として17PP符号のみが用いられている。
図18の例において、縦軸は、ビットエラーレートを示し、横軸は、信号対雑音電力比を示し、実線は、本発明を適用した場合におけるビットエラーレートであり、点線は、従来の17PP符号のみを用いた場合のビットエラーレートである。また、図18においては、ターボ符号1符号あたりの情報ビット数は、1174ビットとし、ターボ符号の符号化率は、19/20とし、繰り返し復号回数は、10回としている。
したがって、図18のビットエラーレート=10^−5においては、従来の記録再生装置1の信号対雑音電力比が、およそ13.4(dB)であるのに対して、本発明を適用した記録再生装置151の信号対雑音電力比は、およそ10.6(dB)であることが示されている。これにより、記録再生装置151においては、17PP符号とターボ符号が併用されることにより、17PP符号のみを用いた従来の記録再生装置1よりも、2.5(dB)以上の符号化利得が得られることがわかる。
以上のように、17PP符号とターボ符号を併用することにより、復号性能を向上させることができる。
図19は、本発明を適用した記録再生装置251の構成例を表している。なお、図19において、図5における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
すなわち、図19の記録再生装置251の符号化部261は、ターボ符号化部71に代わってLDPC(Low Density Parity Check)符号化部271が追加され、記録再生装置251の復号部262は、ターボ復号部81に代わってLDPC復号部281が追加されている以外は、図5を参照して上述した記録再生装置151の符号化部161または復号部162と同様の構成を有している。
したがって、符号化部261は、LDPC符号化部271、インタリーバ72および17PP符号化部171により構成される。LDPC符号化部271は、入力された信号をLDPC符号化し、符号化された信号をインタリーバ72を介して、17PP符号化部171に出力する。17PP符号化部171は、可変長の17PP符号の符号化テーブル201を有しており、17PP符号の符号化テーブル201に基づいて、インタリーバ72から入力された信号を17PP符号化し、PR通信路12に出力する。
復号部262は、RP−SISO復号部81、17PP−SISO復号部181、デインタリーバ83、およびLDPC復号部281により構成される。17PP−SISO復号部181は、17PP符号化部171が有する17PP符号の符号化テーブル201に基づいて、17PP符号のトレリス表現を求め、求められた17PP符号のトレリス表現に基づいて、BCJRアルゴリズムやSOVAなどを用いて、PR−SISO復号部81からの信号をSISO復号し、SISO復号された信号(軟情報)をデインタリーバ83を介して、LDPC復号部281に出力する。
LDPC復号部281は、17PP−SISO復号部181から入力される信号(軟情報)に基づいて、SPA(Sum-Product Algorithm)を用いて繰り返し復号を実行し、実行した結果を図示せぬ後段に出力する。
以上のように、17PP−SISO復号部181において、17PP符号のトレリス表現が求められ、17PP符号のトレリス表現に基づいて、BCJRアルゴリズムやSOVAなどを用いて、簡単に、SISO復号されるので、ターボ符号に代わって、LDPC符号を連接することもできる。このように、ターボ符号に代わって、LDPC符号を用いて記録再生処理を行うようにしてもよい。なお、図19の場合も、17PP符号のみを用いた場合よりも、復号性能が向上される。
図20は、本発明を適用した記録再生装置301の構成例を表している。記録再生装置301は、記録再生装置151と同様に、変調符号として17PP符号を用いて、光ディスクなどの記録媒体に信号の記録再生を行う。なお、図20において、図1における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
すなわち、図20の記録再生装置301は、変調符号化部11に代わって図5の17PP符号化部171が追加され、記録再生装置301の復号部311は、PR−ビタビ復号部31に代わって図5のPR−SISO復号部81が追加され、変調復号部32に代わって17PPビタビ復号部321が追加されている以外は、図1を参照して上述した記録再生装置1と同様の構成を有している。
したがって、17PP符号化部171は、可変長の17PP符号の符号化テーブル201を有しており、17PP符号の符号化テーブル201に基づいて、インタリーバ72から入力された信号を17PP符号化し、PR通信路12に出力する。
復号部311は、PR−SISO復号部81および17PPビタビ復号部321により構成される。PR−SISO復号部81は、PR通信路12からの信号から、NRZI符号化およびPR2チャネルに基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現を求め、求められたNRZI符号化およびPR2チャネルのトレリス表現に基づいて、SISO復号を実行し、SISO復号された信号(軟情報)を17PPビタビ復号部321に供給する。
17PPビタビ復号部321は、17PP符号化部171が有する17PPの符号化テーブル201に基づいて、17PP符号のトレリス表現を求め、求められた17PP符号のトレリス表現に基づいて、PR−SISO復号部81から信号の軟判定ビタビ復号を行い、軟判定ビタビ復号された信号を図示せぬ後段に出力する。
以上のように、記録再生装置301においては、変調符号として17PP符号が用いられ、17PP符号のトレリス表現が求められ、求められた17PP符号のトレリス表現に基づいて、簡単に、軟判定ビタビ復号を行うことができるので、図1の記録再生装置1よりも、高い復号性能を図ることができる。
以上のように、可変長の符号化テーブルを有する変調符号において、トレリス表現が求められ、求められたトレリス表現を容易に用いることができるので、現実的な計算量で軟判定ビタビ復号が可能になり、復号性能が向上される。
また、可変長の符号化テーブルを有する変調符号において、トレリス表現が求められ、求められたトレリス表現を容易に用いることができるので、BCJR復号アルゴリズムやSOVAを用いてのSISO復号も可能になるため、誤り訂正符号として、ターボ符号やLDPC符号などの軟情報を必要とする符号を連接することができ、さらなる復号性能の向上が図れる。
なお、図5の記録再生装置151、図19の記録再生装置251においては、非特許文献1に示されるのと同様に、17PP符号のトレリス表現の状態と、PR通信路12のトレリス表現の状態とを一体化したトレリス表現を用いて、復号を行い、連接したターボ符号やLDPC符号の復号部に軟情報を出力するようにしてもよい。すなわち、図5および図19において、PR−SISO復号部81および17PP−SISO復号部181を、図21に示されるように、1つのブロックとして構成するようにしてもよい。
図21は、本発明を適用した記録再生装置351の構成例を表している。なお、図21において、図5における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
したがって、図21の記録再生装置351の復号部361は、PR−SISO復号部81および17PP−SISO復号部181に代わって、17PP−PR−SISO復号部371が追加されている以外は、図5を参照して上述した記録再生装置151の復号部162と同様の構成を有している。なお、図21のPR通信路12は、PR2(PR121)の記録再生チャネルではなく、PR1221の記録再生チャネルでの記録再生処理を行う。
すなわち、図21のPR通信路12は、記録再生部21および等化処理部22により構成され、例えば、PR1221の記録再生チャネルでの記録再生処理を行う。記録再生部21は、17PP符号化部171から入力された符号化信号を、NRZI符号化し、NRZI符号化された信号を装着された記録媒体または内蔵される記録媒体にマークエッジ記録方法を用いて記録する。また、記録再生部21は、記録媒体に記録されている符号化信号をPR1221チャネルで読み出して、読み出された符号化信号を、等化処理部22に供給する。等化処理部22は、供給された符号化信号に対して、所定の目標等化特性となるように、波形干渉を利用したPR等化を施して、復号部361に供給する。
復号部361は、17PP−PR−SISO復号部371、デインタリーバ83、およびターボ復号部84により構成される。17PP−PR−SISO復号部371は、NRZI符号化およびPR1221チャネルに基づいて求められる毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現と、17PP符号化部171が有する17PP符号の符号化テーブル201に基づいて求められる17PP符号のトレリス表現を一体化させた合成トレリス表現(以下、17PPおよびPR1221チャネル(通信路)の合成トレリス表現と称する)に基づいて、BCJRアルゴリズムやSOVAなどを用いて、PR通信路12からの信号をSISO復号し、SISO復号された信号(軟情報)をデインタリーバ83を介して、ターボ復号部84に出力する。
次に、図22乃至図25を参照して、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現について説明する。なお、この合成トレリス表現は、図12乃至図14を参照して上述した15状態からなる17PP符号のトレリス表現と、例えば、図5のPR通信路12がPR1221の記録再生チャネルでの記録再生処理を行う場合に、図5のPR−SISO復号部81により用いられる図示せぬ6状態からなるPR1221チャネルのトレリス表現とが合成(一体化)されて、表現されたものである。
図22および図23は、現時刻と次時刻の、ある1時刻分の符号化過程をすべて表す状態遷移表の構成例を示している。図24は、図22および図23の状態遷移表を時系列に沿って展開した合成トレリス表現の構成例を示しており、図25は、図24の合成トレリス表現における出力の一覧を示している。
図22および図23においては、図中右側より順に、「現時刻状態」、「現時刻入力」、「次時刻状態」および「現時刻出力」が示されている。「現時刻状態」および「次時刻状態」において、左側の数字は、17PP符号の状態(ステート)Sを示しており、右側の数字は、PR1221チャネルの状態(ステート)sを示している。なお、以下、17PP符号の状態と、PR1221チャネルの状態を区別するため、17PP符号の状態は、S(大文字)を用いて表し、PR1221チャネルの状態は、s(小文字)を用いて表す。
また、図24の合成トレリス表現においては、図中最左側または最右側の各状態Sは、17PP符号の状態を表し、円の中の記号sは、PR1221チャネルの状態を表し、一点鎖線矢印は、入力された信号が「00」である場合の状態遷移を示す矢印であり、二点鎖線矢印は、入力された信号が「01」である場合の状態遷移を示す矢印であり、破線矢印は、入力された信号が「10」である場合の状態遷移を示す矢印であり、点線矢印は、入力された信号が「11」である場合の状態遷移を示す矢印である。また、図24の合成トレリス表現において出力される信号は、説明の便宜上、図25に示される。
図25は、図24の合成トレリス表現において、出力される信号の一覧を示している。図25の例において、円の中の記号sは、PR1221チャネルの状態を表し、各矢印に付したラベルは、図24の合成トレリス表現のPR1221チャネルの各状態から各状態へ遷移した場合に出力される信号を表している。また、左側の括弧内の記号は、PR1221チャネルの各状態におけるPR通信路12の3つのレジスタの状態を表している。すなわち、PR通信路12の3つのレジスタは、PR1221チャネルが状態s0の場合、(−,−,−)の状態であり、PR1221チャネルが状態s1の場合、(+,−,−)の状態であり、PR1221チャネルが状態s2の場合、(+,+,−)の状態であり、PR1221チャネルが状態s3の場合、(−,−,+)の状態であり、PR1221チャネルが状態s4の場合、(−,+,+)の状態であり、PR1221チャネルが状態s5の場合、(+,+,+)の状態であることが示されている。
したがって、図22の状態遷移表に示される順に説明していくと、図24および図25の例においては、現在の17PP符号の状態がS0であり、PR1221チャネルの状態がs1(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、0,2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、0,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR1221チャネルの状態がs1である場合に、00が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、0,2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR1221チャネルの状態がs1である場合に、11が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、0,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS0であり、PR1221チャネルの状態がs4(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、0,−2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、0,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR1221チャネルの状態がs4である場合に、00が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、0,−2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR1221チャネルの状態がs4である場合に、11が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、0,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、−6,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−6,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−4,0,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs4になるか、または、−6,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs2(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,−)の状態)である場合に、01が入力されると、4,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、4,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs2である場合に、00が入力されると、4,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、4,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs2である場合に、11が入力されると、2,0,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs1になるか、または、4,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs3(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,+)の状態)である場合に、01が入力されると、−4,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、−4,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、−4,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、−4,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、−2,0,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs4になるか、または、−4,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、6,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs5である場合に、00が入力されると、6,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR1221チャネルの状態がs5である場合に、11が入力されると、4,0,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs1になるか、または、6,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS2であり、PR1221チャネルの状態がs1(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、0,2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、0,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR1221チャネルの状態がs1である場合に、00が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、0,2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR1221チャネルの状態がs1である場合に、11が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、0,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS2であり、PR1221チャネルの状態がs4(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、0,−2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、0,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR1221チャネルの状態がs4である場合に、00が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、0,−2,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR1221チャネルの状態がs4である場合に、11が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、0,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS3であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、−6,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR1221チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−6,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR1221チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−4,0,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs4になるか、または、−6,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS3であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、6,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR1221チャネルの状態がs5である場合に、00が入力されると、6,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR1221チャネルの状態がs5である場合に、11が入力されると、4,0,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs1になるか、または、6,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
さらに、図23の状態遷移表に示される順に説明していくと、図24および図25の例においては、現在の17PP符号の状態がS4であり、PR1221チャネルの状態がs2(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,−)の状態)である場合に、00が入力されると、2,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS6になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示され、11が入力されると、2,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS4であり、PR1221チャネルの状態がs3(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,+)の状態)である場合に、00が入力されると、−2,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS6になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示され、10が入力されると、−4,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示され、11が入力されると、−2,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS5であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、00が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS7になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示され、01が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS5であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、00が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS7になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示され、01が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS6であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示され、00が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、−6,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS6であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示され、00が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、6,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS7であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、11が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示され、10が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、−6,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS7であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、11が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、6,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS8であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、00が入力されると、−4,0,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS8であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、00が入力されると、4,0,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS9であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、−6,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS9であり、PR1221チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−4,0,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs4になるか、または、−6,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS9であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、6,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS9であり、PR1221チャネルの状態がs5である場合に、11が入力されると、4,0,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR1221チャネルの状態がs1になるか、または、6,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS10であり、PR1221チャネルの状態がs1(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,−,−)の状態)である場合に、01が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS12になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS10であり、PR1221チャネルの状態がs4(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS12になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS11であり、PR1221チャネルの状態がs2(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,−)の状態)である場合に、01が入力されると、4,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、4,6,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示され、11が入力されると、2,0,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS13になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS11であり、PR1221チャネルの状態がs2である場合に、00が入力されると、4,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、4,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS11であり、PR1221チャネルの状態がs3(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,+)の状態)である場合に、01が入力されると、−4,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、10が入力されると、−4,−6,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示され、11が入力されると、−2,0,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS13になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS11であり、PR1221チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、−4,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、−4,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS12であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、11が入力されると、−6,−6,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS14になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS12であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、11が入力されると、6,6,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS14になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS13であり、PR1221チャネルの状態がs1(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,−,−)の状態)である場合に、10が入力されると、0,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示され、00が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs5になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS13であり、PR1221チャネルの状態がs1である場合に、11が入力されると、0,4,6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR1221チャネルの状態がs5になるか、または、0,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs4になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS13であり、PR1221チャネルの状態がs4(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,+,+)の状態)である場合に、10が入力されると、0,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示され、00が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR1221チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS13であり、PR1221チャネルの状態がs4である場合に、11が入力されると、0,−4,−6が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR1221チャネルの状態がs0になるか、または、0,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR1221チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS14であり、PR1221チャネルの状態がs0(すなわち、PR通信路12のレジスタが(−,−,−)の状態)である場合に、00が入力されると、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示され、00が入力されると、−6,−4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS14であり、PR1221チャネルの状態がs5(すなわち、PR通信路12のレジスタが(+,+,+)の状態)である場合に、01が入力されると、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示され、00が入力されると、6,4,0が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR1221チャネルの状態がs3になることが示されている。
以上のように、17PP符号およびPR1221チャネルの合成トレリス表現は、図22および図23の状態遷移表に示される順に、(17PP符号の状態,PR1221チャネルの状態)が、(S0,s1),(S0,s4), (S1,s0),(S1,s2),(S1,s3),(S1,s5),(S2,s1),(S2,s4),(S3,s0),(S3,s5),(S4,s2),(S4,s3),(S5,s0),(S5,s5),(S6,s0),(S6,s5),(S7,s0),(S7,s5),(S8,s0),(S8,s5),(S9,s0),(S9,s5),(S10,s1),(S10,s4),(S11,s2),(S11,s3),(S12,s0),(S12,s5),(S13,s1),(S13,s4),(S14,s0),および(S14,s5)の状態の32状態により構成することができ、このトレリス表現も、図10を参照して上述した21状態のトレリス表現と同様に、連続する時刻で連結させることにより、図11の例の場合と同様に、符号化過程全体の各状態遷移と1対1に対応したパスで表現されるトレリス表現が求められる。したがって、簡単に、ビタビ復号やBCJR復号を行うことができる。
また、17PP符号のトレリス表現は、15状態により構成され、NRZI符号化およびPR1221チャネルのトレリス表現は、6状態により構成される。17PP符号のトレリス表現とPR1221チャネルのトレリス表現を単純に組み合わせた場合には、90状態ある状態が、17PP符号のトレリス表現と、NRZI符号化およびPR1221チャネルのトレリス表現を合成することにより、32状態まで削減される。すなわち、図5のPR−復号部81においてはすべての状態遷移が演算されていたが、演算されていたすべての状態遷移のうち、17PP符号の出力ではあり得ない状態遷移や、同じ結果になる状態遷移などが演算されなくなるので、演算処理が軽減され、ハードウェア的にも、ソフトウェア的にもさらに扱いやすくなり、さらに、復号性能も向上する。
次に、図26のフローチャートを参照して、記録再生装置351の再生処理について説明する。
記録再生部21は、ステップS121において、記録媒体に記録されている符号化信号をPR1221チャネルで読み出して、読み出された符号化信号を、等化処理部22に供給し、ステップS22に進む。等化処理部22は、ステップS122において、供給された符号化信号に対して、所定の目標等化特性となるように、波形干渉を利用したPR等化を施して、復号部361に供給し、ステップS123に進む。
17PP−PR−SISO復号部371は、ステップS123において、PR通信路12からの信号を入力し、ステップS124に進む。17PP−PR−SISO復号部371は、ステップS124において、NRZI符号化およびPR2チャネルに基づいて、毎時刻の符号化過程を表す状態遷移表を時系列に沿って展開したトレリス表現と、17PP符号化部171が有する17PP符号の符号化テーブル201に基づいて求められる17PP符号のトレリス表現を一体化させた、17PPおよびPR1221チャネルの合成トレリス表現を求め、求められた17PPおよびPR1221チャネルの合成トレリス表現に基づいて、例えば、ビタビ復号アルゴリズムやBCJR復号アルゴリズムを用いて、PR通信路12からの信号をSISO復号し、ステップS124に進む。17PP−PR−SISO復号部371は、ステップS124において、SISO復号された信号(軟情報)をデインタリーバ83を介して、ターボ復号部84に供給し、ステップS126に進む。
ターボ復号部84は、ステップS126において、ターボ復号処理を実行する。なお、このターボ復号処理は、図16のステップS25と同様の処理を行うため、その詳細な説明は、繰り返しになるので省略する。
以上のようにして、17PPおよびPR1221チャネルの合成トレリス表現が求められ、17PPおよびPR1221チャネルの合成トレリス表現に基づいて、ビタビ復号アルゴリズムやBCJR復号アルゴリズムが用いられて、信号がSISO復号される。これにより、図27に示されるように、復号性能を向上させることができる。
図27は、図5の記録再生装置151と図21の記録再生装置351におけるそれぞれの復号性能の比較結果を示している。なお、上述したように、記録再生装置151の復号処理は、NRZI符号化およびPR1221チャネルのトレリス表現と、17PP符号のトレリス表現を併用して実行されている。記録再生装置351の復号処理は、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現を用いて実行されている。
図27の例において、縦軸は、ビットエラーレートを示し、横軸は、信号対雑音電力比を示し、実線は、NRZI符号化およびPR1221チャネルのトレリス表現と、17PP符号のトレリス表現を併用して復号処理が実行される記録再生装置151の復号性能を表すビットエラーレートであり、点線は、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現に基づいて復号処理が実行される記録再生装置351の復号性能を表すビットエラーレートである。また、図27においては、ターボ符号1符号あたりの情報ビット数は、1174ビットとし、ターボ符号の符号化率は、19/20とし、繰り返し復号回数は、10回としている。
したがって、図27のビットエラーレート=10^−5においては、図5の記録再生装置151の信号対雑音電力比が、およそ10.7(dB)であるのに対して、図21の記録再生装置351の信号対雑音電力比は、およそ10.2(dB)であることが示されている。これにより、記録再生装置351においては、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現を用いることにより、NRZI符号化およびPR1221チャネルのトレリス表現と、17PP符号のトレリス表現を併用した記録再生装置151よりも、0.5(dB)程度の符号化利得が得られることがわかる。
以上のように、PR−SISO復号部81および17PP−SISO復号部181を、図21に示されるように、1つのブロック(17PP−PR−SISO復号部371)として構成し、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現を用いることにより、17PP符号の出力ではあり得ない状態遷移や、同じ結果になる状態遷移などが演算されなくなるので、演算処理が軽減され、ハードウェア的にも、ソフトウェア的にもさらに扱いやすくなり、最適な復号が実行される。これにより、PR1221チャネルのトレリス表現および17PP符号のトレリス表現を用いて信号をそれぞれ復号するよりも、復号性能がさらに向上する。
なお、図21の記録再生装置351においては、17PP符号とターボ符号の両方が併用される例について説明したが、図19の記録再生装置251のように、17PP符号とLDPC符号を用いた場合にも、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現を用いてもよい。
また、図21の記録再生装置351においては、PR通信路12において、PR1221の記録再生チャネルで記録再生処理が行われ、17PP−PR−SISO復号部371において、17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現に基づいて、SISO復号処理が行われるように説明したが、PR通信路12の記録再生チャネルは、PR1221チャネルに制限されない。すなわち、例えば、PR通信路12において、PR121(PR2)の記録再生チャネルで記録再生処理が行われる場合には、17PP−PR−SISO復号部371において、17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現に基づいて、SISO復号処理が行われる。
図28および図29を参照して、17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現について説明する。なお、17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現は、図12乃至図14を参照して上述した15状態からなる17PP符号のトレリス表現と、例えば、図5のPR通信路12がPR121の記録再生チャネルでの記録再生処理を行う場合に、図5のPR−SISO復号部81により用いられる図示せぬ4状態からなるPR121チャネルのトレリス表現とが合成されて、表現されるものである。
図28および図29は、17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現を表に表した状態遷移表を示している。なお、17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現も、図24および図25を参照して説明した17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現のように表されるが、説明の便宜上省略する。
図28および図29においては、図中右側より順に、「現時刻状態」、「現時刻入力」、「次時刻状態」および「現時刻出力」が示されている。「現時刻状態」および「次時刻状態」において、左側の数字は、17PP符号の状態(ステート)Sを示しており、右側の数字は、PR121チャネルの状態(ステート)sを示している。なお、以下、17PP符号の状態と、PR121チャネルの状態を区別するため、17PP符号の状態は、S(大文字)を用いて表し、PR121チャネルの状態は、s(小文字)を用いて表す。
したがって、図28および図29の例においては、現在の17PP符号の状態がS0であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、01が入力されると、2,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、2,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、00が入力されると、2,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、2,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、11が入力されると、2,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、2,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS0であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、01が入力されると、−2,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−2,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、00が入力されると、−2,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−2,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS0であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、11が入力されると、−2,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−2,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS1であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−2,2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR121チャネルの状態がs2になるか、または、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS1であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、01が入力されると、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS1であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、2,−2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR121チャネルの状態がs1になるか、または、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS2であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、01が入力されると、2,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、2,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、00が入力されると、2,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、2,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、11が入力されると、2,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、2,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS2であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、01が入力されると、−2,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−2,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、00が入力されると、−2,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−2,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS2であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、11が入力されると、−2,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−2,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS3であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−2,2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR121チャネルの状態がs2になるか、または、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS3であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、01が入力されると、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS11になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS3であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、2,−2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR121チャネルの状態がs1になるか、または、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS4であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS6になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、11が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS4であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS6になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、11が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS5であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS7になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、01が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS5であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS7になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、01が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS6であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、00が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS6であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、01が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、00が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS7であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS7であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS8になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS9になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS8であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS8であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS9であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS9であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−2,2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR121チャネルの状態がs2になるか、または、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS9であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、01が入力されると、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS9であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、2,−2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS2になり、PR121チャネルの状態がs1になるか、または、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS10であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、2,2,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS12になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS10であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、01が入力されると、−2,−2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS12になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS11であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、10が入力されると、−4,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS11であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−2,2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS13になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS11であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、00が入力されると、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、または、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS11であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、01が入力されると、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、10が入力されると、4,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS11であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、2,−2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS13になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS11であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、00が入力されると、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS12であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、11が入力されると、−4,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS14になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS12であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、11が入力されると、4,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS14になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS13であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、10が入力されると、2,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示され、00が入力されると、2,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS13であり、PR121チャネルの状態がs1である場合に、11が入力されると、2,4,4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR121チャネルの状態がs3になるか、または、2,4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs2になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS13であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、10が入力されると、−2,−4,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS0になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示され、00が入力されると、−2,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS5になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。現在の17PP符号の状態がS13であり、PR121チャネルの状態がs2である場合に、11が入力されると、−2,−4,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS3になり、PR121チャネルの状態がs0になるか、−2,−4,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS10になり、PR121チャネルの状態がs1になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS14であり、PR121チャネルの状態がs0である場合に、01が入力されると、−4,−2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示され、00が入力されると、−4, −2,2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs3になることが示されている。
現在の17PP符号の状態がS14であり、PR121チャネルの状態がs3である場合に、01が入力されると、4,2,−2が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS1になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示され、00が入力されると、4,2,−4が出力されて、次の時刻の17PP符号の状態がS4になり、PR121チャネルの状態がs0になることが示されている。
以上のように、17PP符号およびPR121チャネルの合成トレリス表現は、図28および図29の状態遷移表に示される順に、(17PP符号の状態,PR121チャネルの状態)が、(S0,s1),(S0,s2), (S1,s0),(S1,s3),(S2,s1),(S2,s2),(S3,s0),(S3,s3),(S4,s0),(S4,s3),(S5,s0),(S5,s3),(S6,s0),(S6,s3),(S7,s0),(S7,s3),(S8,s0),(S8,s3),(S9,s0),(S9,s3),(S10,s1),(S10,s2),(S11,s0),(S11,s3),(S12,s0),(S12,s3),(S13,s1),(S13,s2),(S14,s0),および(S14,s3)の状態の30状態により構成することができ、このトレリス表現も、図10を参照して上述した21状態のトレリス表現と同様に、連続する時刻で連結させることにより、図11の例の場合と同様に、符号化過程全体の各状態遷移と1対1に対応したパスで表現されるトレリス表現が求められる。したがって、簡単に、ビタビ復号やBCJR復号を行うことができる。
また、17PP符号のトレリス表現は、15状態により構成され、NRZI符号化およびPR1221チャネルのトレリス表現は、4状態により構成される。17PP符号のトレリス表現とPR1221チャネルのトレリス表現を単純に組み合わせた場合には、60状態ある状態が、17PP符号のトレリス表現と、NRZI符号化およびPR121チャネルのトレリス表現を合成することにより、30状態まで削減される。すなわち、17PP符号のトレリス表現と、PR1221チャネルの合成トリレス表現と同様に、図5の記録再生装置151のPR−SISO復号部81では演算されていた、17PPの出力ではあり得ない状態遷移や、同じ結果になる状態遷移などが演算されないので、演算処理が軽減され、ハードウェア的にも、ソフトウェア的にもさらに扱いやすくなり、さらに、復号性能も向上する。
なお、上記説明においては、各復号部において、SISO復号する際にトレリス表現を求めるように説明したが、もちろん、予め求められているトレリス表現に基づいて、SISO復号するようにしてもよい。
また、上記説明においては、記録再生装置において符号化処理、および復号処理を実行する場合について説明したが、本発明は、記録再生処理を行う場合のみに限定されず、ネットワークを介して符号化信号を伝送する伝送システムにおいて実行される符号化処理および復号処理にも適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図5の記録再生装置151、図19の記録再生装置251、図20の記録再生装置301、および図21の記録再生装置351は、図30に示されるような記録再生装置401により構成される。
図30において、CPU(Central Processing Unit)411は、ROM(Read Only Memory) 412に記憶されているプログラム、または、記憶部418からRAM(Random Access Memory)413にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM413にはまた、CPU411が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU411、ROM412、およびRAM413は、バス414を介して相互に接続されている。このバス414にはまた、入出力インタフェース415も接続されている。
入出力インタフェース415には、キーボード、マウスなどよりなる入力部416、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部417、ハードディスクなどより構成される記憶部418、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部419が接続されている。通信部419は、図示しないネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース415にはまた、必要に応じてドライブ420が接続され、磁気ディスク421、光ディスク422、光磁気ディスク423、或いは半導体メモリ424などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部418にインストールされる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図30に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク421(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク422(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク423(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ424などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM412や、記憶部418に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、フローチャートに示されるステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
従来の記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 従来の記録再生装置の他の構成例を示すブロック図である。 図2の状態遷移表の構成例を示す図である。 図3の状態遷移表に対応するトレリス表現の構成例を示す図である。 本発明の記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 図5の符号化テーブルの構成例を示す図である。 図6の符号化テーブルを展開した状態遷移表の構成例を示す図である。 図6の符号化テーブルを展開した状態遷移表の他の構成例を示す図である。 図6の符号化テーブルを展開した状態遷移表のさらに他の構成例を示す図である。 図7乃至図9の状態遷移表に対応する領域対応表のトレリス表現の構成例を示す図である。 図10のトレリス表現の他の構成例を示す図である。 図6の符号化テーブルを展開した状態遷移表の他の構成例を示す図である。 図6の符号化テーブルを展開した状態遷移表の他の構成例を示す図である。 図12および図13の状態遷移表に対応する領域対応表のトレリス表現の構成例を示す図である。 図5の記録再生装置の記録処理を説明するフローチャートである。 図5の記録再生装置の再生処理を説明するフローチャートである。 図16のステップS24の17PPのSISO復号処理を説明するフローチャートである。 従来の復号処理結果と、図11のトレリス表現に基づいて実行される復号処理結果とのビットエラーレートの比較について説明するための図である。 本発明の記録再生装置の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の記録再生装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。 図5の記録再生装置の他の構成例を示すブロック図である。 17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現を表で表した状態遷移表の構成例を示す図である。 17PP符号とPR1221チャネルの合成トレリス表現を表で表した状態遷移表の構成例を示す図である。 図22および図23の状態遷移表に対応する合成トレリス表現の構成例を示す図である。 図24の合成トレリス表現の出力一覧を示す図である。 図21の記録再生装置の再生処理を説明するフローチャートである。 図5の記録再生装置の復号処理結果と、図21の記録再生装置の復号処理結果のビットエラーレートの比較について説明するための図である。 17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現を表で表した状態遷移表の構成例を示す図である。 17PP符号とPR121チャネルの合成トレリス表現を表で表した状態遷移表の構成例を示す図である。 本発明の記録再生装置の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
12 PR通信路,21 記録再生部,22 等化処理部,71 ターボ符号化部,81 PR−SISO復号部 ,84 ターボ復号部,151 記録再生装置,161 符号化部,162 復号部,171 17PP符号化部,181 17PP−SISO復号部,201 符号化テーブル,351 記録再生装置,361 復号部,371 17PP−PR−SISO復号部

Claims (22)

  1. 可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号を復号する復号装置において、
    前記変調符号を入力する符号入力手段と、
    前記可変長テーブルに従って前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、前記変調符号の復号を行う復号手段と
    を備えることを特徴とする復号装置。
  2. 前記変調符号は、17PP(Parity Preserve/Prohibit Repeated Minimum Transition Runlength)変調符号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
  3. 前記復号手段は、軟入力を用いて復号を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
  4. 前記復号手段は、軟判定ビタビアルゴリズムを用いて復号を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の復号装置。
  5. 前記復号手段は、軟出力復号を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の復号装置。
  6. 前記復号手段は、BCJR(Bahl-Cocke-Jeinek-Raviv)アルゴリズムを用いて復号を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の復号装置。
  7. 前記復号手段は、SOVA(Soft-Output Viterbi Algorithm)を用いて復号を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の復号装置。
  8. 前記符号入力手段は、PR(Partial Response)特性に等化された前記変調符号を入力し、
    前記復号手段は、前記PR特性のトレリスおよび前記変調符号のトレリスを合成した合成トレリスに基づいて、前記変調符号の復号を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
  9. 可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号を復号する復号方法において、
    前記変調符号を入力する符号入力ステップと、
    前記可変長テーブルに従って前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、前記変調符号の復号を行う復号ステップと
    を含むことを特徴とする復号方法。
  10. 可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号を復号する処理をコンピュータに行わせるプログラムが記録されているプログラム記録媒体であって、
    前記変調符号を入力する符号入力ステップと、
    前記可変長テーブルに従って前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、前記変調符号の復号を行う復号ステップと
    を含むことを特徴とするプログラムが記録されているプログラム記録媒体。
  11. 可変長テーブルに基づいて符号化された変調符号を復号する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    前記変調符号を入力する符号入力ステップと、
    前記可変長テーブルに従って前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて、前記変調符号の復号を行う復号ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  12. 所定の記録媒体に信号を記録し、前記記録媒体から信号を再生する再生記録装置において、
    可変長テーブルに基づいて前記信号を変調符号化する変調符号化手段と、
    前記変調符号化手段により変調符号化された前記信号を、前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段により前記記録媒体に記録された前記信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生された前記信号を、前記PR特性のトレリス、および、前記可変長テーブルに基づいて生成される前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号手段と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  13. 前記変調符号は、17PP(Parity Preserve/Prohibit Repeated Minimum Transition Runlength)変調符号であることを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  14. 前記復号手段は、
    前記再生手段により再生された前記信号を、前記PR特性のトレリスに基づいて復号するPR復号手段と、
    前記PR復号手段により復号された前記信号を、前記変調符号のトレリスに基づいて復号する変調符号復号手段と
    を備えることを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  15. 前記復号手段は、
    前記再生手段により再生された前記信号を、前記PR特性のトレリスおよび前記変調符号のトレリスを合成した合成トレリスに基づいて復号する
    ことを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  16. 前記PR特性は、PR1221チャネルである
    ことを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  17. 前記PR特性は、PR121チャネルである
    ことを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  18. 前記変調符号化手段による変調符号化の前に、前記信号を、ターボ符号に符号化するターボ符号化手段と、
    前記復号手段の出力を対象として、ターボ復号を行うターボ復号手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  19. 前記変調符号化手段による変調符号化の前に、前記信号を、LDPC(Low Density Parity Check)符号に符号化するLDPC符号化手段と、
    前記復号手段の出力を対象として、SPA(Sum-Product Algorithm)に基づいて、繰り返し復号を行うLDPC復号手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の記録再生装置。
  20. 所定の記録媒体に信号を記録し、前記記録媒体から信号を再生する再生記録装置の再生記録方法において、
    可変長テーブルに基づいて前記信号を変調符号化する変調符号化ステップと、
    前記変調符号化ステップの処理により変調符号化された前記信号を、前記記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により前記記録媒体に記録された前記信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップと、
    前記再生ステップの処理により再生された前記信号を、前記PR特性のトレリス、および、前記可変長テーブルに基づいて生成される前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号ステップと
    を含むことを特徴とする記録再生方法。
  21. 所定の記録媒体に信号を記録し、前記記録媒体から信号を再生する処理をコンピュータに行わせるプログラムが記録されるプログラム記録媒体であって、
    可変長テーブルに基づいて前記信号を変調符号化する変調符号化ステップと、
    前記変調符号化ステップの処理により変調符号化された前記信号を、前記記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により前記記録媒体に記録された前記信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップと、
    前記再生ステップの処理により再生された前記信号を、前記PR特性のトレリス、および、前記可変長テーブルに基づいて生成される前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号ステップと
    を含むことを特徴とするプログラムが記録されるプログラム記録媒体。
  22. 所定の記録媒体に信号を記録し、前記記録媒体から信号を再生する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    可変長テーブルに基づいて前記信号を変調符号化する変調符号化ステップと、
    前記変調符号化ステップの処理により変調符号化された前記信号を、前記記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により前記記録媒体に記録された前記信号を、PR(Partial Response)特性に等化して再生する再生ステップと、
    前記再生ステップの処理により再生された前記信号を、前記PR特性のトレリス、および、前記可変長テーブルに基づいて生成される前記変調符号の符号化過程全体における各状態遷移と1対1に対応するパスで表現される変調符号のトレリスに基づいて復号する復号ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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