JP2002157827A - パーシャルレスポンス復調方法を用いたデータ記録再生装置 - Google Patents

パーシャルレスポンス復調方法を用いたデータ記録再生装置

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JP2002157827A JP2001286108A JP2001286108A JP2002157827A JP 2002157827 A JP2002157827 A JP 2002157827A JP 2001286108 A JP2001286108 A JP 2001286108A JP 2001286108 A JP2001286108 A JP 2001286108A JP 2002157827 A JP2002157827 A JP 2002157827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】EEPRML(Extended EPRML)やEEEPRML(Exten
ded EEPRML)信号処理方式などの高次パーシャルレス方
式の最小信号間距離を拡張し、S/Nを改善する。 【解決手段】媒体3から再生したデータの波形を、離散
フィルタ18にて非対称応答波形に変換し、非対称応答
波形に変換した出力に基づきMEEPRML処理回路1
9にてデータの再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクあるい
は光ディスク装置等のデータ記録再生装置における信号
処理方式に関わり、特にEEPRML(Extended EPRM
L)やEEEPRML(Extended EEPRML)信号処理方式
などの高次パーシャルレスポンス方式の高能率復調手法
に関わる。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置ではパーシャルレスポ
ンスクラス4(PR4)と最尤復号方式を組み合わせた
(Partial Response Maximum Likelihood 以下PRML
と略す)が、高能率信号処理方式として実用化されてい
る。高能率信号処理方式とは所望のデータ誤り率を低S
/Nにて実現できる方式を意味する。最近、PRML方
式よりさらに低いS/Nで、信号の再生が可能な信号処
理方式として、EPR4(Extended PR4)と最尤復号方
式を組み合わせたEPRML方式、さらにEEPR4
(Extended EPR4)と最尤復号方式を組み合わせたEE
PRML(ExtendedEPRML)方式などの高次パーシャル
レスポンス方式が実用化されている。
【0003】図1にPRML信号処理方式を用いた一般
的な磁気ディスク装置の構成例を示す。元のデータはイ
ンタフェース回路8を介して、誤り訂正符号器7に供給さ
れ、誤り訂正に必要な冗長データが付加される。次に、
データ変調器6によりPRML方式に必要な変調を行
い、これを記録アンプ5を介して、磁気ヘッド4により磁
気ディスク3に記録される。
【0004】磁気ディスクから再生された信号は再生ア
ンプ5を経て、データ復調器1によりPRML処理され
る。復調されたデータは誤り訂正復号器2により誤り訂
正された後、インタフェース回路8を経て元のデータに
変換される。このような記録再生処理によって低S/N
信号の再生を行っている。このデータ変復調器1、6の
動作および構成を磁気記録再生系とパーシャルレスポン
ス方式との関連を示す図2を用いて詳述する。
【0005】まず記録側の処理を述べる。誤り訂正符号
器7からのデータは遅延素子とモジュロ2(Mod.
2)からなるプリコーダ9を経由し、記録アンプ5経て
媒体上に記録される。このプリコーダ9は復調時に生じ
るデータの誤り伝播を防ぐ処置を行うためのものであ
る。
【0006】つぎに、再生側の処理について述べる。記
録媒体上の磁化は再生磁気ヘッドにより微分特性を有す
る波形として再生される。PR4はこの微分特性を(1
−D)なる差分系とみなす。ここでDは1ビットの遅延
演算子を意味する。再生波形は等化器10に供給され、
波形の応答が(1+D)となるように等化される。結果
として、等化器の出力における総合伝達特性は(1−D
)になる。この後、最尤復号器11にてデータの識別
を行う。
【0007】図3に、ステップ波形を磁気記録した場合
の再生孤立波形(ステップ応答を以下孤立波形と略す)
のレスポンスを示す。孤立波形を図3(a)に示すよう
に2タイムスロットに拡大した波形とみなすのが、PR4
である。この波形は(1+D)なる特性を持つ。(b)
のように3タイムスロットに拡大した波形とみなすのが
EPR4である。この波形は(1+D)なる特性を持
つ。さらに(c)のように4タイムスロットに拡大した
波形とみなすのがEEPR4である。この波形は(1+
D)なる特性を持つ。
【0008】以下に、EEPR4方式を例にとり、高次
パーシャルレスポンス方式を概説する。
【0009】EEPR4の総合伝達特性は孤立波形の伝
達特性と磁気記録系の伝達特性の積として、(1−D)
(1+D)となる。これにより決まるEEPR4方式
のインパルスレスポンスを図4に示す。図4(a)から
分かるように、EEPR4の孤立波形はビット周期ごと
に、1,3,3,1の振幅特性を持つ。したがって、孤
立パルスの応答は、図4(b)に示すように、上下反転
した孤立波形を1ビット周期ずらして重畳することで得
られる。すなわち、孤立パルスの応答は1,2,0,−
2,−1となる。EEPR4に最尤復号器を組み合わせ
たEEPRMLのトレリス線図を図5に示す。
【0010】周知のようにEEPRML方式の動作は、
トレリス線図で説明される。図中、aは時刻kにおけ
るEEPRMLへの入力信号を表わす。ここで12は状
態を示し、13は状態推移を示す。ラベル(a
)の上段と下段はそれぞれ入力信号値と出力信号値
を示している。各信号処理方式の状態は過去の入力信号
系列により決まる。EEPRMLでは、現時刻の再生信
号レベルは過去の4タイムスロットにわたる信号の影響
を受ける。時刻kにおける状態をSとすれば、S =
((ak−4,ak−3,ak−2,ak−1)|a
k(1,0))と与えられ、状態数は16になる。時刻
k−1において複数の状態から発した状態推移が時刻k
のある特定の状態に集まる。
【0011】これらの状態推移に対し、各ラベルの下段
に示されている出力信号と入力信号の差の2乗値をブラ
ンチメトリックと呼ぶ。また各状態に対する現時刻まで
のブランチメトリックの累積値をパスメトリックと呼
ぶ。時刻kのある特定の状態に集まる状態推移の内、時
刻k−1までのパスメトリックと各状態推移に対応する
ブランチメトリックの和が最も小さい値となる状態推移
だけを最尤条件(もっとも確からしい)を満たす状態推
移(パス)として選択する。この過程は以下に述べるよ
うなステップに分けられる。
【0012】すなわち、パスメトリックとブランチメト
リックを加算(Add)する。次に、これらの加算値を状
態毎に比較(Compare)し、最小値となる状態推移を選
択(Select)する。これらの一連の動作をACSと略
す。最尤復号は、このACS動作を各時刻、各状態毎に
繰り返し、最終的にトレリス線図上でパスが一つに収束
した時点で、データを確定させる方法であり、周知の技
術である。
【0013】EEPRMLの性能は最小自由距離(Dfre
e)で決まる。ここでDfreeとは図5に示すトレリス線図
上のある特定のノードから他の特定のノードに至る各種
組み合わせの中でパスメトリックの差が最小のものであ
る。EEPRMLのDfreeは6であることが知られてい
る。さらに、Dfreeに続く信号間距離は8、10とな
る。EEPRMLのこれらの信号間距離は、最尤復号器
に入力されるデータパターンで決まる。特に、信号間距
離はパターン中の0から1あるいは1から0へ変化する
連続回数で規定される。後述するように、例えばパター
ン中の反転位置をpで表わすと、pppと3回連続する
反転位置を持つ2種のパターンが1ビットずれた状態に
ある場合にこれらのパターン間の距離がDfreeを与え
る。
【0014】これらのEPRML方式やEEPRML方
式の性能をさらに向上するために、Maximum Transition
Run Code(MTRコードと略記する)が最近提案され
た。たとえば、"Maximum Transition Run Codes for Da
ta Storage Systems", IEEETransactions on Magnetic
s, vol.32, No.5, September, 1996, pp3992-3994が公
知例として知られている。
【0015】上記MTRコードはパターンの反転が3回
以上発生することを制限する機能を持つ。このMTRコ
ードを使用すると、EEPRMLの信号間距離10以上
のもののみに限定できる。したがって、等価的に信号の
S/Nを向上できる。しかしながら、MTRコードでは
コードレートが4/5等になり、この値は通常使用され
ている16/17GCR(Group Coded Recording)や
8/9GCRに比較して低い。このためコードレート損
失が大きく、トータルのコーディングゲインは必ずしも
満足行くものでない。具体的には、信号間距離が6から
10に改善されることで生じるゲインは約2.2dBで
ある。
【0016】一方、コードレート損失は、磁気ディスク
の記録密度にもよるが、例えば規格化線密度(再生波形
の半値幅を記録パルスの幅で規格化したもの)=3のと
ころで、約1dB以上になり、トータルのコーディング
ゲインはせいぜい1dB程度である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高次
のパーシャルレスポンス方式とりわけEEPRML方式
やEEEPRML方式の信号間距離を使用するコードに
かかわらず拡張する一般的手法を提供することである。
すなわち、磁気ディスク装置用PRML信号処理で使用
されている16/17GCRや8/9GCRをそのまま
適用できるようにすることで、コードレート損失を新た
に生じることなく、信号間距離を等価的に拡大する手法
を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、高次のパーシ
ャルレスポンス方式とりわけEEPRML方式やEEE
PRML方式において孤立パルス波形の応答を本来のE
EPRMLやEEEPRMLの応答から変化させること
で、信号間距離を拡大させる。高次のパーシャルレスポ
ンス方式では孤立パルスの応答は奇対称波形に選ばれて
いる。例えば、EEPRML方式では、前述したよう
に、孤立パルス波形の応答は1,2,0,−2,−1と
なる。
【0019】本発明では、このような高次のパーシャル
レスポンス方式の孤立パルス波形の応答が有する奇対称
性を緩和することで、まず第1に信号間距離を拡大す
る。この信号間距離は信号識別時のSN比を決める。こ
の距離が大きいほど等価的に信号の振幅が大きくなるこ
とを意味する。第2に雑音電力を低減する。パーシャル
レスポンスの雑音は複数の時刻にわたって互いに相関を
有する。最尤復号器の性能は、この雑音の相関の影響に
より劣化する。したがって、雑音の相関を抑圧すること
で実質的に雑音を低減することができる。すなわち、高
次パーシャルレスポンス信号のS/Nは次式で規定され
る。
【0020】 S/N=信号間距離/(雑音電力・雑音相関係数) (数1) EEPRML方式を例にとり、本発明を具体的に説明する。符
号は{1,0}の2進数である。いま、符号誤りの大き
さを定義するために、1が0に誤った場合には1、逆に
0が1に誤った場合には−1、誤りが発生しなかった場
合には0なる値を対応させる。この定義に従ったEEPRML
方式の誤りパターンを分類したものを下記に示す。 (A)信号間距離=6の場合 (1,−1,1) (B)信号間距離=8 1) (1,−1,1,0,0,1,−1,1) 2) (1,−1,1,−1,1) (C)信号間距離=10 (0,1,0)etc. (A)の実際の符号誤りパターンは(a,b,1,0,
1,c,d)が(a,b,−,1,−,c,d)に誤る
かまたはその逆の場合である。
【0021】(B)1)の実際の符号誤りパターンは
(1,0,1,a,b,0,1)が(0,1,0,a,
b,0,1,0)に誤るかまたはその逆の場合である。
【0022】(B)2)の実際の符号誤りパターンは
(1,0,1,0,1,0,1)が(0,1,0,1,
0,1)に誤るかまたはその逆の場合である。ここで
a,b,etcは任意である。
【0023】(C)は1ビットの孤立パルス誤りであ
る。(A)と(B)に共通するパターンは前述したよう
に、信号の反転が少なくとも3回以上連続する。
【0024】したがってデータパターンではab101
0cdかまたはab0101cdおよびこれらが連続す
る場合である。図6は信号間距離=6の誤りをトレリス
線図上に示したものである。図6中に示す2種のデータ
系αおよびβはそれぞれ010abcde、101ab
cdeなる値を持ち、最初の3ビットのみが異なる。こ
れに対応する波形を図7に示す。この図から分かるよう
に、この2種のパターンの信号間距離は6である。図8
に同様に上記(B)1)に対応する波形を示す。
【0025】さて、EEPRMLは伝達特性(1−D)
(1+D)を有し、これにより図4(b)に示したよ
うに、インパルスレスポンスは1,2,0,−2,−1
に決まる。従って、1ビット誤りが生じた場合には、誤
ったパターンと本来の誤りが無いパターンとの信号間距
離はこのインパルスレスポンスの各値の2乗和である1
0となる。この信号間距離はインパルスの持つ信号のエ
ネルギそのものである。しかるに、図7、図8に示すよ
うな信号間距離=6あるいは信号間距離=8のパターン
が存在する理由は、これらのパターンの組み合わせは、
本来のインパルスの持つ信号エネルギを相殺することに
ある。換言すれば、EEPRML方式は誤り伝播が発生
しやすいパターンを有する。
【0026】図9に示す例を用いて、このような信号間
距離を減少させる原因をさらに考察する。この図は、図
7に示したEEPRMLにおける信号間距離6となるパ
ターンを示したものである。このパターンでは、信号反
転がP1,P2,P3と3回連続する。従って、図9
(a)に示すように、レスポンス1,3,3,1を有す
る孤立波形が正負正と交互に繰り返す。
【0027】この結果、1,2,1,1,2,1なるレ
スポンスが得られ、この信号のエネルギは各値の2乗和
(1)+(2)+(1)+(1)+(2)
(1)=12となる。一方各孤立波形単体の信号エネ
ルギは(1)+(3)+(3)+(1)=20
となる。これ故、信号反転がP1,P2,P3と3回連
続するパターンでは孤立波形3個の合計60の信号エネ
ルギが12に縮退している。
【0028】たとえば、図9(b)に示すように、孤立
波形のレスポンスのうち、右端の1の振幅を持つレスポ
ンスを除去すると信号間距離は15まで向上する。これ
の意味するところは、EEPRMLの孤立波形のレスポ
ンス1,3,3,1が複数のビットに広がり過ぎている
ため、前述した(A)(B)に示す特別なパターンで、
本来の信号の有するエネルギが相殺されることである。
これが、本質的に信号間距離を低減させ、この結果誤り
伝播を引き起こすことになる。
【0029】この考察により、信号間距離を拡大するた
めの根本的な指針は、孤立波形のエネルギ(電力)を損
失することなく、エネルギを集中する方策をたてること
である。一般的に、信号のエネルギを集中する手段は、
図10に示すように、孤立波形を全域通過フィルタ14
に通し、最小位相推移条件を満たせばよいことが通信理
論により明らかにされている。
【0030】ここで最小位相推移条件とは、有理関数で
与えられる信号の伝達関数の零点と極が同一単位円周内
に存在することである。この条件を満たすように位相フ
ィルタを設定することにより、信号のエネルギが保存さ
れたまま、インパルスレスポンスの前半部分に信号エネ
ルギを集中できる。磁気記録では、孤立波形はローレン
ツ波形で近似できることがよく知られている。これをL
(t)で与えると、以下の式で示される。
【0031】 L(t)=1.0/(1+(2t/TW)) (数2) TWは半値幅を与える。
【0032】この式2から明らかなように、L(t)は
左右対称の波形である。ここで半値幅と記録するパルス
の時間幅Tとの比(TW/T)を規格化線密度と定義す
る。TW/Tの値が大きいほど、高密度記録された波形
になる。通常磁気記録では、規格化線密度が2.5前後
のものが使用されている。規格化線密度2.5と3.0
を有するローレンツ波形を最小位相推移フィルタに通し
て得られた波形をLmin(t)とする。
【0033】図11にLmin(t)を示す。図11か
ら明らかなように波形は左右非対称であり、エネルギが
孤立波形のレスポンスの前半に集中していることが分か
る。しかしながら、非対称形から信号弁別に必要なクロ
ック信号(タイミング信号)を抽出するのは一般に非常
に困難である。この理由の一つは、位相歪みによりパタ
ーン依存のあるジッタ(時間ゆらぎ)が増加するためで
ある。他の理由として、信号振幅が多値となるため、ク
ロック信号(タイミング信号)抽出回路が複雑になり、
この実現が困難になるからである。
【0034】したがって、本発明では、この矛盾する条
件を解消するために、高次パーシャルレスポンスの多項
式PR(D)を次式のように因数分解し PR(D)=(1−D)(c+cD+・・・+c) ( 数3) 右辺の前項の状態でタイミング抽出を行い、この後右辺
の後項で与えられる非対称レスポンスを離散時間フィル
タで与えることにより、上記非対称性を波形に与える。
この際に式1で与えるS/Nが最大となる非対称係数c
,c,・・・,cを選択する。
【0035】つぎに、実際の非対称係数を求める手法を
述べる。まず16状態のEEPRMLの場合には、上記
係数は(c=1,c=2,c=1)で与えられ
る。すなわちcを中心にcとcの値が対称係数と
なっている。これに対し、非対称係数を求めるには、ま
ず(数3)右辺の後項をc=1のモニック多項式に
し、cとcを実数の2変数関数とみなし、数1の評
価基準にしたがって最適係数を求める。この後、この実
数に最も近い整数係数を求める。
【0036】数1に示した信号間距離、雑音電力・雑音
相関係数等の求め方は、文献“Maximum Likelihood Seq
uence Estimation of Digital Sequences in the Prese
nceof Intersymbol Interference”,IEEE Transactions
on information Theory, vol.IT-18, No.3, May, 197
2, pp363-378に詳細に記載されているため、省略する。
表1に16状態のパーシャルレスポンスの代表的特性を
示す。
【0037】
【表1】 表中に示す孤立パルスの距離は孤立パルスの有する電力
そのものである。最小距離は与えられた係数を持つパー
シャルレスポンス信号のトレリスダイアグラム上の距離
の内、最小になるものである。したがって、最小距離/
孤立パルスの距離はこれを与えるパーシャルレスポンス
のエネルギの利用効率を与える指標となる。本発明によ
る係数を有するパーシャルレスポン方式はいずれも通常
のEEPRMLのものよりこの点で優る。結果として、
対称係数を有するEEPRMLに対し、S/Nを効果的
に改善できていることが分かる。表2に32状態のパー
シャルレスポンスの代表的特性を示す。
【0038】
【表2】 この場合にも、同様に特性の改善が顕著である。なお、
表1および表2の特性は規格化線密度が2.5の場合に
相当する。本発明は、さらに、SN比の改善だけでな
く、符号誤りの長さも従来のEEPRMLやEEEPR
ML方式の持つ長く連続する誤りから1ビットかあるい
は3ビット長さの誤りが主体のものに改善できる。した
がって、本発明は、少なくとも1ビットおよび3ビット
連続誤りに対して符号誤り訂正能力を有する誤り訂正符
号と組み合わせることで効率的な誤り訂正が可能になる
という特長も有する。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明にしたがった実際の回路構
成例を図12に示す。まず、磁気ヘッド出力はプリアン
プを経て、AGC(自動利得制御回路)とLPF(低域
通過フィルタ)15に供給される。AGCにて、信号振
幅が一定値になるように制御された後、LPFにより所
望周波数帯域以外の雑音成分が除去される。このLPF
出力信号はADC16により離散量子化され、等化器1
0に入力される。等化器10では前述したように磁気ヘ
ッドからの再生信号を、(1−D)なるパーシャルレ
スポンス特性となるように等化する。
【0040】この等化器の出力からADC16を動作さ
せるために必要なクロック信号をPLL回路20により
生成する。同時に、AGC15の制御信号もAGC制御
回路21から得る。つぎに、等化器出力を離散フィルタ
18に加え、その出力に(1−D)(c+cD+
・・・+c)なる応答特性を持つ波形を得て、こ
れを最尤復号器19に加え、データ識別を行う。この識
別データを16/17変換もしくは8/9ENDECに
より復調し、その出力に元のユーザデータを得る。な
お、等化器出力をPR4の最尤復号器23に供給するこ
とにより、通常のPRML復調データが得られる。つぎ
に、離散フィルタの構成を示す。
【0041】図13は(c=3、c=2、c
1)なる係数を持つ離散フィルタの構成例である。等化
器10の出力を離散フィルタの入力端30に加える。こ
の信号を3倍の係数乗算器31を通した出力、遅延回路
33により1ビット遅延した信号を2倍の係数乗算器3
2に通した出力、2ビット遅延回路を通した出力を加算
器34により加算することで所望のフィルタ特性を出力
端35に得る。他の係数に関しても同様に構成できるこ
とは明らかである。
【0042】つぎに、本発明によるトレリスダイアグラ
ムの構成法を示す。最尤復号器への入力ビットの値a
と各状態Sおよび出力yは次式の関係がある。
【0043】 S=ak−5,ak−4,ak−3,ak−2,ak−1=c+ck−1+(c−c)ak−2+(c−c) ak−3−ck−4−ck−5 (数4) 最尤復号器c=0の場合には16状態、cの値が非
零の場合には、32状態を有する。(c=3、c
2、c=1)なる値を持つ16状態最尤復号器のトレ
リス線図の構成例を図14に示す。ここでこのような係
数を有するパーシャルレスポンスをMEEPRMLと呼
称する。図14の16状態最尤復号器の一実施形態を図
15に示す。本処理回路は、ブランチメトリック生成部
40、ACS回路41、パスメモリ42から構成されてお
り、図14に示したMEEPRMLトレリス線図に基づ
き回路が構成されている。ブランチメトリック生成部4
0は、MEEPRMLトレリス線図の各状態から発生す
る状態遷移のブランチメトリックを与えるものである。
【0044】ACS41は、16状態のパスメトリックと
ブランチメトリック値との加算、比較、選択を行い、も
っとも確からしいパスに対するパスメトリック値を生成
する。パスメモリ42は、各状態の比較結果をもとに、
復号データの生成を行う。なおパスメトリックの初期化
を初期設定回路43により、本回路起動時に行なう。
【0045】次に、本発明のデータ復調回路を用いた磁
気記録再生装置の一実施例を図16に示す。パソコン等
の外部装置は、磁気記録再生装置内のコントローラ10
2を介して、データの授受が行われる。まず、外部装置
からのデータを記録する場合について説明する。コント
ローラ102は、データの記録命令を受けるとサーボ制
御回路103に対し、記録すべき位置(トラック)に記録
再生ヘッド106を移動する命令を発行する。記録再生
ヘッドの移動が完了後、記録データは、記録データ処理
回路104、R/Wアンプ5、記録再生ヘッド4を介し
て記録媒体3に記録される。
【0046】記録データ処理回路104は、エンコーダ
23、シンセサイザ112、プリコーダ9、記録補正回
路114で構成され、エンコーダ23は、記録データを
コーディング規則に従ったコーディング処理、例えば、
8/9GCR(0,4/4)コード変換を行う。エンコ
ードされたデータ列は、シンセサイザ112の記録ビッ
ト周期にしたがって送り出される。プリコード9は、デ
ータ列に一定の拘束条件を与えるため、再度コード変換
される。記録補正回路114は、磁気記録固有の記録処
理の非線形性を除去するものである。以上の動作により
記録処理が行われる。
【0047】次に、データの再生動作について説明す
る。コントローラ102は、データ再生命令を受ける
と、サーボ制御回路103に対し、記録再生ヘッド4を
該当するデータが記録された位置(トラック)へ移動する
命令を発行する。記録再生ヘッドの移動が完了後、記録
媒体3に記録された信号は、記録再生ヘッド4、R/W
アンプ5を介して、データ復調回路1に入力される。
【0048】データ復調回路1で復調された復調データ
は、コントローラ102に出力され、復調データの正当
性を確認したのち外部装置にデータを転送する。データ
復調回路1は、ヘッド再生波形の振幅を一定にするAG
C回路15、信号帯域外の雑音を除去する帯域除去フィ
ルタ(LPF)15、再生信号をサンプリングするAD
C16、再生波形の符号間干渉を除去する等化器10、
ADC16のサンプリングタイミングを決定するPLL
20、本発明の主眼となるデータ復調回路1、復調デー
タのデコード処理(8/9GCRデコーダ)を行うデコ
ーダ23から構成される。
【0049】マイコン101は、コントローラ102、
データ復調回路1などの装置全体の処理をソフトウェア
で行うものである。ここでは、マイコン101は、コー
ド違反検出回路128の検出結果の検知、PRML処理
回路23とMEEPRML処理回路19を切り替えるマ
ルチプレクサ129に情報を与えるレジスタ130の設
定などの処理を行う。さらに、PRML処理回路の代わ
りに、表1に示す係数を有する他のMEEPRML処理
回路を用いて、記録密度に応じてこれらを適応的に切り
替える構成にすることも可能である。
【0050】さらに、前述したように本発明では最尤復
号器の出力データ中に生じる誤りの長さが1ビットある
いは3ビットが支配的になるため、これに適する誤り訂
正を行なった後、デコーダ23にて8/9GCR等のデ
コード処理を行なう方が、符号誤りの拡大を防止する点
で望ましい。このために、本発明によるLSIを構成す
る際に、LSI出力端子にデコード前の最尤復号器の出
力を直接出すことを可能にする配線を行なうことも有効
である。
【0051】
【発明の効果】本発明は、磁気記録装置の再生孤立磁化
反転波形を非対称波形に変更することで、EEPRML
やEEEPRML等で問題になっていたある特定パター
ンにおいて発生する誤り伝播を抑圧する。MEEPRM
L方式はEEPRML方式に比較して、磁気記録装置の
再生孤立磁化反転の半値幅と記録信号の半値幅の比が装
置の実用範囲である2.5程度の場合には、約1.5d
B以上のS/Nの改善が見込まれる。
【0052】本発明は、さらに、SN比の改善だけでな
く、符号誤りの長さも従来のEEPRMLやEEEPR
ML方式の持つ長く連続する誤りから単一ビットかある
いは3ビット長さの誤りが主体のものに改善できる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ復調回路の一実施例を示した構
成図である。
【図2】PRML復調と磁気記録再生系の関連を示す図であ
る。
【図3】各種パーシャルレスポンスの孤立波形応答を示
す図である。
【図4】EEPR4の孤立波形および孤立パルス応答を示す
図である。
【図5】EEPRMLのトレリス線図を示す図である。
【図6】EEPRMLの信号間距離6を与えるパターンをトレ
リス線図上に示した図である。
【図7】EEPRMLの信号間距離6を与える波形の例を示す
図である。
【図8】EEPRMLの信号間距離8を与える波形の例を示す
図である。
【図9】EEPRMLの信号間距離が6に縮退する原因を示す
図である。
【図10】パーシャルレスポンスの孤立波形応答のエネ
ルギを集中させる基本原理を示す図である。
【図11】最小位相推移波形の例を示す図である。
【図12】本発明を実施する回路構成の一実施例を示す
図である。
【図13】本発明の離散フィルタ回路構成の一実施例を
示す図である。
【図14】本発明の係数を持つトレリス線図の例を示す
図である。
【図15】本発明による16状態最尤復号器の一実施形
態を示す図である。
【図16】本発明を用いた磁気ディスク装置のデータ復
調方法を示す図である。
【符号の説明】
1:データ復調器、2:誤り訂正符号復号器、5:記録再
生アンプ、6:データ変調器、7:誤り訂正符号器、9:
プリコーダ、10:等化器、11:最尤復号器、12:パスメ
トリック、13:ブランチメトリック演算器、14:全域通
過フィルタ、15:AGC,16:ADC、18:離散フィル
タ、19:高次パーシャルレスポンス最尤復号器、20:P
LL、23:16/17ENDEC、31:3乗算器、32:2倍乗算
器、33:遅延回路、34:加算器、40:ブランチメトリッ
ク生成回路、41:ACS回路、42:パスメモリ、101:マイ
コン、102:コントローラ、103:サーボ制御回路、12
9:マルチプレクサ、130:レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 570 G11B 20/18 570B 570F H03M 13/39 H03M 13/39 (72)発明者 小林 直哉 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 近藤 昌晴 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5D044 BC01 BC02 CC04 FG02 FG04 FG05 GL01 GL02 GL32 5J065 AC03 AG05 AH02 AH03 AH07 AH16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記録波形に変調するデータ変調手
    段と、 前記記録波形を記録しこの記録波形を再生波形として出
    力するデータ記録媒体と、 前記再生波形を非対称応答波形に変換するフィルタ手段
    と、このフィルタ手段からの出力を非対称応答波形に基
    づきデータの再生を行う最尤復号手段とからなるデータ
    復調手段と、 前記記録および前記再生の動作を制御するコントローラ
    とを備えたデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記データ復調手段は、前記非対称応答波
    形を決定するレジスタを備え、前記コントローラはこの
    レジスタを介して前記非対称応答波形を設定する請求項
    1のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】データに誤り訂正コードを付加して記録波
    形に変調するデータ変調手段と、 前記記録波形を記録し、必要に応じてこの記録波形を再
    生波形として出力するデータ記録媒体と、 前記再生波形を非対称応答波形に変換するフィルタ手段
    と、このフィルタ手段からの出力を非対称応答波形に基
    づきデータの再生を行う最尤復号手段と、この最尤復号
    手段の出力に対し少なくとも1ビット、或いは3ビット
    の連続する誤りを訂正する誤り訂正手段とを有するデー
    タ再生手段と、 前記記録および前記再生の動作を制御するコントローラ
    とを備えたデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記誤り訂正手段による誤り検出、或いは
    前記付加された誤り訂正コードを用いて誤り訂正を行う
    請求項3記載のデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記最尤復号手段で再生されたデータに対
    しデータ誤りを検出するコード違反検出手段を設け、前
    記誤り訂正手段による誤り検出、或いは前記コード違反
    検出手段の出力に基づいて誤り訂正を行う請求項3記載
    のデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記フィルタ手段、及び前記最尤復号手段
    の非対称応答波形を決定するレジスタを設け、前記コン
    トローラはこのレジスタを介して前記非対称応答波形を
    設定する請求項3記載のデータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記フィルタ手段は、前記再生波形を対称
    応答波形に変換する第一のフィルタ手段と、この第一の
    フィルタ手段の出力を前記非対称応答波形に変換する第
    二のフィルタ手段とを有する請求項1または3記載のデ
    ータ記録再生装置。
  8. 【請求項8】前記第一のフィルタ手段の出力が(1−D
    )なる応答波形であり、かつ、前記第二のフィルタ手
    段の出力が(1−D)(c+cD+・・・+c
    )なる応答波形である請求項7記載のデータ記録再
    生装置。
  9. 【請求項9】前記第一のフィルタ手段の出力が(1−D
    )なる応答波形であり、かつ、前記第二のフィルタ手
    段の出力が(1−D)(c+cD+c)な
    る応答波形であり、係数(c,c,c)が、
    (3,2,1)、(5,4,2)或いは(2,2,1)
    である請求項7記載のデータ記録再生装置。
  10. 【請求項10】前記第一のフィルタ手段の出力が(1−
    )なる応答波形であり、かつ、前記第二のフィルタ
    手段の出力が(1−D)(c+cD+c
    )なる波形であり、係数(c,c,c
    )は、(2,5,3,2)或いは(2,4,2,
    1)である請求項7記載のデータ記録再生装置。
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