JP2000341132A - 復調装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents
復調装置および方法、並びに記録媒体Info
- Publication number
- JP2000341132A JP2000341132A JP11151294A JP15129499A JP2000341132A JP 2000341132 A JP2000341132 A JP 2000341132A JP 11151294 A JP11151294 A JP 11151294A JP 15129499 A JP15129499 A JP 15129499A JP 2000341132 A JP2000341132 A JP 2000341132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- conversion
- length
- bits
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変換テーブルの大きさと最大拘束長を小さく
することで、安定して復調できるようにする。 【解決手段】 拘束長判定部11は、コンパレート・逆
NRZI化部から供給されるデータより、拘束長iを判定す
る。マルチプレクサ15は、変換部14−1乃至14−
4より供給されるデータ語の中から、拘束長判定部11
より供給される拘束長iに対応するデータ語を選択し、
そのデータをバッファに出力する。
することで、安定して復調できるようにする。 【解決手段】 拘束長判定部11は、コンパレート・逆
NRZI化部から供給されるデータより、拘束長iを判定す
る。マルチプレクサ15は、変換部14−1乃至14−
4より供給されるデータ語の中から、拘束長判定部11
より供給される拘束長iに対応するデータ語を選択し、
そのデータをバッファに出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復調装置および方
法、並びに記録媒体に関し、特に、伝送または記録媒体
への記録に適するように変換された符号語を復調する、
復調装置および方法、並びに記録媒体に関する。
法、並びに記録媒体に関し、特に、伝送または記録媒体
への記録に適するように変換された符号語を復調する、
復調装置および方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】データを所定の伝送路に伝送したり、ま
たは、例えば磁気ディスク、光ディスク、および光磁気
ディスク等の記録媒体に記録する際、伝送路や記録媒体
に適するように、データの変調が行われる。このような
変調方法の1つとして、ブロック符号が知られている。
このブロック符号は、データ列をm×iビットからなる
単位(以下、データ語という)にブロック化(区分)
し、このデータ語を適当な符号則に従ってn×iビット
からなる符号語に変換するものである。そしてこの符号
は、i=1のときには固定長符号となり、またiが複数
個選べるとき、すなわち1乃至imax(最大のi)の範
囲の所定のiを選択して変換したときには可変長符号と
なる。このブロック符号化された符号は可変長符号
(d,k;m,n;r)と表される。
たは、例えば磁気ディスク、光ディスク、および光磁気
ディスク等の記録媒体に記録する際、伝送路や記録媒体
に適するように、データの変調が行われる。このような
変調方法の1つとして、ブロック符号が知られている。
このブロック符号は、データ列をm×iビットからなる
単位(以下、データ語という)にブロック化(区分)
し、このデータ語を適当な符号則に従ってn×iビット
からなる符号語に変換するものである。そしてこの符号
は、i=1のときには固定長符号となり、またiが複数
個選べるとき、すなわち1乃至imax(最大のi)の範
囲の所定のiを選択して変換したときには可変長符号と
なる。このブロック符号化された符号は可変長符号
(d,k;m,n;r)と表される。
【0003】ここでiは拘束長と称され、imaxは最大
拘束長rとなる。また最小ランdは符号系列内の連続す
る1の間に入る0の最小連続個数を示し、最大ランkは
符号系列内の連続する1の間に入る0の最大連続個数を
示している。
拘束長rとなる。また最小ランdは符号系列内の連続す
る1の間に入る0の最小連続個数を示し、最大ランkは
符号系列内の連続する1の間に入る0の最大連続個数を
示している。
【0004】コンパクトディスクおよびミニディスク等
においては、上述のようにして得られた可変長符号に対
して、1で反転、0で無反転とするNRZI(Non Return t
o Zero Inverted)変調を行い、NRZI変調された可変長
符号(以下、記録波形列という)を記録するようにして
いる。
においては、上述のようにして得られた可変長符号に対
して、1で反転、0で無反転とするNRZI(Non Return t
o Zero Inverted)変調を行い、NRZI変調された可変長
符号(以下、記録波形列という)を記録するようにして
いる。
【0005】記録波形列の最小反転間隔をTminとし、
最大反転間隔をTmaxとするとき、線速方向に高密度の
記録を行うためには、最小反転間隔Tminは長い方が、
すなわち最小ランdは大きい方が良く、またクロックの
再生の面からは、最大反転間隔Tmaxは短いほうが、す
なわち最大ランkは小さい方が望ましい。またオーバー
ライト特性を考慮する場合にはTmax/Tminの小さい方
が望ましい。さらには、ジッタやS/Nの点からは、検
出窓幅Tw=m/nが大きいことが重要になるなど、メ
ディアの条件と照らし合わせながら種々の変調方法が提
案されている。
最大反転間隔をTmaxとするとき、線速方向に高密度の
記録を行うためには、最小反転間隔Tminは長い方が、
すなわち最小ランdは大きい方が良く、またクロックの
再生の面からは、最大反転間隔Tmaxは短いほうが、す
なわち最大ランkは小さい方が望ましい。またオーバー
ライト特性を考慮する場合にはTmax/Tminの小さい方
が望ましい。さらには、ジッタやS/Nの点からは、検
出窓幅Tw=m/nが大きいことが重要になるなど、メ
ディアの条件と照らし合わせながら種々の変調方法が提
案されている。
【0006】具体的には、例えば磁気ディスクまたは光
磁気ディスク等で用いられる変調方式としてRLL(2−
7)がある。この変調方式のパラメータは(2,7;
1,2;3)であり、記録波形列のビット間隔をTとす
ると、最小反転間隔Tmin( =(d+1)T)は3(=
2+1)Tとなる。データ列のビット間隔をTdataとす
ると、この最小反転間隔Tminは1.5(=(m/n)
×Tmin=(1/2)×3)Tdataとなる。また最大反
転間隔Tmax(=(k+1)T)は8(=7+1)T
(=((m/n)×Tmax)Tdata=(1/2)×8Td
ata=4.0Tdata)となる。さらに検出窓幅Tw(=
(m/n)T)は、0.5(=1/2)Tdataとなる。
磁気ディスク等で用いられる変調方式としてRLL(2−
7)がある。この変調方式のパラメータは(2,7;
1,2;3)であり、記録波形列のビット間隔をTとす
ると、最小反転間隔Tmin( =(d+1)T)は3(=
2+1)Tとなる。データ列のビット間隔をTdataとす
ると、この最小反転間隔Tminは1.5(=(m/n)
×Tmin=(1/2)×3)Tdataとなる。また最大反
転間隔Tmax(=(k+1)T)は8(=7+1)T
(=((m/n)×Tmax)Tdata=(1/2)×8Td
ata=4.0Tdata)となる。さらに検出窓幅Tw(=
(m/n)T)は、0.5(=1/2)Tdataとなる。
【0007】可変長RLL(2−7)符号の変換テーブル
は例えば表1で表される。その最大拘束長rは4であ
る。
は例えば表1で表される。その最大拘束長rは4であ
る。
【0008】 この他、例えば同様に磁気ディスクまたは光磁気ディス
ク等で用いられる変調方式としてRLL(1−7)があ
る。この変調方式のパラメータは(1,7;2,3;
2)であり、最小反転間隔Tminは2(=1+1)T
(=(2/3)×2 Tdata=1.33Tdata)とな
る。また最大反転間隔Tmaxは8(=7+1)T(=
(2/3)×8Tdata=5.33Tdata)となる。さら
に検出窓幅Twは、 0.67(=2/3)Tdataとな
る。
ク等で用いられる変調方式としてRLL(1−7)があ
る。この変調方式のパラメータは(1,7;2,3;
2)であり、最小反転間隔Tminは2(=1+1)T
(=(2/3)×2 Tdata=1.33Tdata)とな
る。また最大反転間隔Tmaxは8(=7+1)T(=
(2/3)×8Tdata=5.33Tdata)となる。さら
に検出窓幅Twは、 0.67(=2/3)Tdataとな
る。
【0009】可変長RLL(1−7)符号の変換テーブル
は、例えば表2で表される。
は、例えば表2で表される。
【0010】 ここで変換テーブル内の記号xは、次に続くチャネルビ
ットが0であるときに1とされ、また次に続くチャネル
ビットが1であるときに0とされる不確定ビットであ
る。その最大拘束長rは2である。
ットが0であるときに1とされ、また次に続くチャネル
ビットが1であるときに0とされる不確定ビットであ
る。その最大拘束長rは2である。
【0011】さらに、より高線密度な光ピックアップに
よるデータ読み取りを考えてみる。光ピックアップの光
学的特性は、低域周波数に対し、高域周波数の出力が小
さくなる。従って、小さなピット長のデータは、再生出
力が低下し、再生が困難になる。これらの限界は、波長
と開口率(NA)により、決定される。すなわち、高NAか
つ短波長であるほど、小さいピット長のデータの読み取
りが可能になり、高線密度での再生が可能となる。
よるデータ読み取りを考えてみる。光ピックアップの光
学的特性は、低域周波数に対し、高域周波数の出力が小
さくなる。従って、小さなピット長のデータは、再生出
力が低下し、再生が困難になる。これらの限界は、波長
と開口率(NA)により、決定される。すなわち、高NAか
つ短波長であるほど、小さいピット長のデータの読み取
りが可能になり、高線密度での再生が可能となる。
【0012】一方、同じ光学系を用いた場合、最小ラン
dが大きいものほど、大きな最小ピット長を持つ符号と
なるので、高線密度での再生が可能となる。現在、最小
ランd=4の符号として、VFM符号がある。
dが大きいものほど、大きな最小ピット長を持つ符号と
なるので、高線密度での再生が可能となる。現在、最小
ランd=4の符号として、VFM符号がある。
【0013】VFM符号の変換テーブルは、例えば表3で
表される。この変調方式のVFM符号のパラメータは
(4,22;2,5;5)であり、最小反転間隔Tmin
は5(=4+1)T(=(2/5)×5 Tdata=2.
00Tdata)となる。また最大反転間隔Tmaxは23
(=22+1)T(=(2/5)×23Tdata=9.2
0Tdata)となる。さらに、検出窓幅Twは、 0.40
(=2/5)Tdataとなる。
表される。この変調方式のVFM符号のパラメータは
(4,22;2,5;5)であり、最小反転間隔Tmin
は5(=4+1)T(=(2/5)×5 Tdata=2.
00Tdata)となる。また最大反転間隔Tmaxは23
(=22+1)T(=(2/5)×23Tdata=9.2
0Tdata)となる。さらに、検出窓幅Twは、 0.40
(=2/5)Tdataとなる。
【0014】 [表3] VFM(4,22;2,5;5) データ 符号 i=1 11 00000 10 10000 i=2 0111 01000 00000 0110 00100 00000 0101 00010 00000 0100 00001 00000 i=3 001111 01000 01000 00000 001110 01000 00100 00000 001101 01000 00010 00000 001100 01000 00001 00000 001011 00010 00001 00000 001010 00100 00100 00000 001001 00100 00010 00000 001000 00100 00001 00000 000111 00010 00010 00000 111111 00001 00001 00000 i=4 00011011 01000 01000 01000 00000 00011010 01000 01000 00100 00000 00011001 01000 01000 00010 00000 00011000 01000 01000 00001 00000 00010111 01000 00010 00001 00000 00010110 01000 00100 00100 00000 00010101 01000 00100 00010 00000 00010100 01000 00100 00001 00000 00010011 01000 00010 00010 00000 00010010 00100 00100 00100 00000 00010001 00100 00100 00010 00000 00010000 00100 00100 00001 00000 00001111 00010 00001 00001 00000 00001110 00100 00001 00001 00000 00001101 00100 00010 00010 00000 00001100 00100 00010 00001 00000 00001011 01000 00001 00001 00000 00001010 00001 00001 00001 00000 00001001 00010 00010 00010 00000 00001000 00010 00010 00001 00000 i=5 0000011111 01000 01000 01000 01000 00000 0000011110 01000 01000 01000 00100 00000 0000011101 01000 01000 01000 00010 00000 0000011100 01000 01000 01000 00001 00000 0000011011 01000 01000 00010 00001 00000 0000011010 01000 01000 00100 00100 00000 0000011001 01000 01000 00100 00010 00000 0000011000 01000 01000 00100 00001 00000 0000010111 01000 01000 00010 00010 00000 0000010110 01000 00100 00100 00100 00000 0000010101 01000 00100 00100 00010 00000 0000010100 01000 00100 00100 00001 00000 0000010011 01000 00010 00001 00001 00000 0000010010 01000 00100 00001 00001 00000 0000010001 01000 00100 00010 00010 00000 0000010000 01000 00100 00010 00001 00000 0000001111 01000 01000 00001 00001 00000 0000001110 01000 00001 00001 00001 00000 0000001101 01000 00010 00010 00010 00000 0000001100 01000 00010 00010 00001 00000 0000001011 00100 00100 00010 00010 00000 0000001010 00100 00100 00100 00100 00000 0000001001 00100 00100 00100 00010 00000 0000001000 00100 00100 00100 00001 00000 0000000111 00100 00100 00010 00001 00000 0000000110 00100 00100 00001 00001 00000 0000000101 00100 00010 00010 00010 00000 0000000100 00100 00010 00010 00001 00000 0000000011 00100 00001 00001 00001 00000 0000000010 00010 00010 00001 00001 00000 0000000001 00010 00010 00010 00010 00000 0000000000 00010 00010 00010 00001 00000 この変換テーブルにより生成される符号は、可変長符号
となり、特に、拘束長i=3における、「111111」のデ
ータを「00001 00001 00000」の符号語列に置き換える
ことによって、最大ランが無限に続くのを制限し、最大
ランk=22となっている。これにより、最大ランが大
きくなるので、高線密度での、所定の光学系での読み取
り限界を高くすることができる。
となり、特に、拘束長i=3における、「111111」のデ
ータを「00001 00001 00000」の符号語列に置き換える
ことによって、最大ランが無限に続くのを制限し、最大
ランk=22となっている。これにより、最大ランが大
きくなるので、高線密度での、所定の光学系での読み取
り限界を高くすることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表3の
VFM符号の変換テーブルは、表1および表2の他の可変
長符号の変換テーブルと比較すると、変換テーブルが大
きく、また、最大拘束長rも大きいため、回路設計上の
ハードウエアが大きくなるという欠点を持つ。また、最
大拘束長rが大きいと、データ再生ときにおける、ビッ
トシフト等のエラーに対するエラー伝搬が大きくなると
いう欠点を持つ。
VFM符号の変換テーブルは、表1および表2の他の可変
長符号の変換テーブルと比較すると、変換テーブルが大
きく、また、最大拘束長rも大きいため、回路設計上の
ハードウエアが大きくなるという欠点を持つ。また、最
大拘束長rが大きいと、データ再生ときにおける、ビッ
トシフト等のエラーに対するエラー伝搬が大きくなると
いう欠点を持つ。
【0016】従って、磁気ディスク、光磁気ディスク、
および光ディスク等の記録媒体を高密度化していった場
合、高密度化に対応する対応するために、変調符号とし
て最小ランdの長いVFM符号を選択したとき、変換テー
ブルが大きくなり、回路規模も大きくなるという課題が
ある。
および光ディスク等の記録媒体を高密度化していった場
合、高密度化に対応する対応するために、変調符号とし
て最小ランdの長いVFM符号を選択したとき、変換テー
ブルが大きくなり、回路規模も大きくなるという課題が
ある。
【0017】また、同様にVFM符号は、最大拘束長が、
r=5であることにより、エラー伝搬特性が他のRLL符
号と比較して、必ずしも良くないという課題がある。
r=5であることにより、エラー伝搬特性が他のRLL符
号と比較して、必ずしも良くないという課題がある。
【0018】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、表3のようなVFM符号に較べて、最小ラ
ンdおよび、変換率m/nはそのままでありながら、テ
ーブルの大きさを小さくし、回路規模を小さくすること
ができ、また、最大拘束長rを小さくした変換テーブル
での復調により、復調エラー伝搬を小さくすることがで
き、安定した記録再生を行うことを可能にするものであ
る。
たものであり、表3のようなVFM符号に較べて、最小ラ
ンdおよび、変換率m/nはそのままでありながら、テ
ーブルの大きさを小さくし、回路規模を小さくすること
ができ、また、最大拘束長rを小さくした変換テーブル
での復調により、復調エラー伝搬を小さくすることがで
き、安定した記録再生を行うことを可能にするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の復調装
置は、最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、n
ビットの可変長符号を、mビットのデータ列に、変換テ
ーブルに従って変換する変換手段とを備え、変換テーブ
ルは、最小ランを守る置き換えコードと、最大ランを守
る置き換えコードと、それ以外の基礎コードとを備える
ことを特徴とする。
置は、最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、n
ビットの可変長符号を、mビットのデータ列に、変換テ
ーブルに従って変換する変換手段とを備え、変換テーブ
ルは、最小ランを守る置き換えコードと、最大ランを守
る置き換えコードと、それ以外の基礎コードとを備える
ことを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の復調方法は、最小ランd
=4、変換率m/n=2/5とし、nビットの可変長符
号を、mビットのデータ列に、変換テーブルに従って変
換する変換ステップとを含み、変換テーブルは、最小ラ
ンを守る置き換えコードと、最大ランを守る置き換えコ
ードと、それ以外の基礎コードとを備えることを特徴と
する。
=4、変換率m/n=2/5とし、nビットの可変長符
号を、mビットのデータ列に、変換テーブルに従って変
換する変換ステップとを含み、変換テーブルは、最小ラ
ンを守る置き換えコードと、最大ランを守る置き換えコ
ードと、それ以外の基礎コードとを備えることを特徴と
する。
【0021】請求項7に記載の記録媒体は、最小ランd
=4、変換率m/n=2/5とし、nビットの可変長符
号を、mビットのデータ列に、変換テーブルに従って変
換する変換ステップとを含み、変換テーブルは、最小ラ
ンを守る置き換えコードと、最大ランを守る置き換えコ
ードと、それ以外の基礎コードとを含む処理を復調装置
に実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム
が記録されていることを特徴とする。
=4、変換率m/n=2/5とし、nビットの可変長符
号を、mビットのデータ列に、変換テーブルに従って変
換する変換ステップとを含み、変換テーブルは、最小ラ
ンを守る置き換えコードと、最大ランを守る置き換えコ
ードと、それ以外の基礎コードとを含む処理を復調装置
に実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム
が記録されていることを特徴とする。
【0022】請求項1に記載の復調装置、請求項6に記
載の復調方法、および請求項7に記載の記録媒体におい
ては、最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、n
ビットの可変長符号が、最小ランを守る置き換えコード
と、最大ランを守る置き換えコードと、それ以外の基礎
コードとを含む変換テーブルに従って、mビットのデー
タ列に変換される。
載の復調方法、および請求項7に記載の記録媒体におい
ては、最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、n
ビットの可変長符号が、最小ランを守る置き換えコード
と、最大ランを守る置き換えコードと、それ以外の基礎
コードとを含む変換テーブルに従って、mビットのデー
タ列に変換される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る復調装置の実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。この
実施の形態は、データを可変長符号(d,k;m,n;
r)に変換した変調符号を復調する復調装置の一例であ
り、図1は、復調装置の全体の構成を表し、図2は、復
調部2の詳細な構成を表している。
施の形態について、図面を参照しながら説明する。この
実施の形態は、データを可変長符号(d,k;m,n;
r)に変換した変調符号を復調する復調装置の一例であ
り、図1は、復調装置の全体の構成を表し、図2は、復
調部2の詳細な構成を表している。
【0024】コンパレート・逆NRZI化部1は、伝送路よ
り伝送されてきた信号、または記録媒体より再生された
信号を所定のレベルと比較して2値化し、さらにNRZI変
調されている場合には、レベル符号(連続する1あるい
は0が、最小で(d+1)個、最大で(k+1)個の範
囲までとされている)を、逆NRZI符号化し(連続する1
の間に最小でd個、最大でk個の0が入るエッジ符号と
し、2値化された符号が、すでにエッジ符号であった場
合は、逆NRZI符号化は不要である)、復調部2に供給す
る。復調部2は、供給されたシリアルデータを復調した
後、バッファ3に出力し、そこに一時蓄えさせる。バッ
ファ3は、蓄積されたデータを適宜読み出し得て再生デ
ータとして出力する。
り伝送されてきた信号、または記録媒体より再生された
信号を所定のレベルと比較して2値化し、さらにNRZI変
調されている場合には、レベル符号(連続する1あるい
は0が、最小で(d+1)個、最大で(k+1)個の範
囲までとされている)を、逆NRZI符号化し(連続する1
の間に最小でd個、最大でk個の0が入るエッジ符号と
し、2値化された符号が、すでにエッジ符号であった場
合は、逆NRZI符号化は不要である)、復調部2に供給す
る。復調部2は、供給されたシリアルデータを復調した
後、バッファ3に出力し、そこに一時蓄えさせる。バッ
ファ3は、蓄積されたデータを適宜読み出し得て再生デ
ータとして出力する。
【0025】タイミング管理部4は、図示せぬクロック
発生部より入力されたチャネルクロックに同期したタイ
ミング信号を生成し、各部に出力している。
発生部より入力されたチャネルクロックに同期したタイ
ミング信号を生成し、各部に出力している。
【0026】復調部2の詳細な構成について、図2を参
照して説明する。コンパレート・逆NRZI化部1からの符
号語は、5ビットずつに区分され、拘束長判定部11、
最小ランを守る置換コード検出部12、最大ランを守る
置換コード検出部13、および、変換部14−1乃至1
4−4に供給される。ここで、5ビット単位の逆NRZI符
号は、同期信号等で先頭位置をそろえるなどして、ビッ
トがずれないようにする。
照して説明する。コンパレート・逆NRZI化部1からの符
号語は、5ビットずつに区分され、拘束長判定部11、
最小ランを守る置換コード検出部12、最大ランを守る
置換コード検出部13、および、変換部14−1乃至1
4−4に供給される。ここで、5ビット単位の逆NRZI符
号は、同期信号等で先頭位置をそろえるなどして、ビッ
トがずれないようにする。
【0027】拘束長判定部11は、コンパレート・逆NR
ZI化部1から入力された符号語の拘束長iを判定し、判
定結果をマルチプレクサ15に出力する。
ZI化部1から入力された符号語の拘束長iを判定し、判
定結果をマルチプレクサ15に出力する。
【0028】最小ランを守る置換コード検出部12は、
コンパレート・逆NRZI化部1により5ビットずつに区分
された符号語中に、専用のコード(最小ランを守るため
の置換コード)を検出したとき、その検出信号を拘束長
判定部11に出力する。
コンパレート・逆NRZI化部1により5ビットずつに区分
された符号語中に、専用のコード(最小ランを守るため
の置換コード)を検出したとき、その検出信号を拘束長
判定部11に出力する。
【0029】最小ランを守る置換コード検出部12によ
り、最小ランを守る置換コードが検出されたとき、拘束
長判定部11は、そのコードに対応する拘束長iをマル
チプレクサ15に出力する。
り、最小ランを守る置換コードが検出されたとき、拘束
長判定部11は、そのコードに対応する拘束長iをマル
チプレクサ15に出力する。
【0030】最大ランを守る置換コード検出部13は、
コンパレート・逆NRZI化部1により5ビットずつに区分
された符号語中に、専用のコード(最大ランを守るため
の置換コード)を検出したとき、その検出信号を拘束長
判定部11に出力する。
コンパレート・逆NRZI化部1により5ビットずつに区分
された符号語中に、専用のコード(最大ランを守るため
の置換コード)を検出したとき、その検出信号を拘束長
判定部11に出力する。
【0031】最大ランを守る置換コード検出部13によ
り、最大ランを守る置換コードが検出されたとき、拘束
長判定部11は、そのコードに対応する拘束長iをマル
チプレクサ15に出力する。
り、最大ランを守る置換コードが検出されたとき、拘束
長判定部11は、そのコードに対応する拘束長iをマル
チプレクサ15に出力する。
【0032】なお、最小ランを守る置換コード検出部1
2及び、最大ランを守る置換コード検出部13は、コン
パレート・逆NRZI化部1により5ビットずつに区分され
た符号語から、それぞれの専用のコードを同時に検出
し、その検出信号を、拘束長判定部11に同時に出力す
ることはない。
2及び、最大ランを守る置換コード検出部13は、コン
パレート・逆NRZI化部1により5ビットずつに区分され
た符号語から、それぞれの専用のコードを同時に検出
し、その検出信号を、拘束長判定部11に同時に出力す
ることはない。
【0033】拘束長判定部11、最小ランを守る置換コ
ード検出部12、最大ランを守る置換コード検出部1
3、並びに変換部14−1乃至14−4は、変換テーブ
ルを有し、その変換テーブルは、例えば表4に示すよう
な変換テーブル(逆変換テーブル)とされている(但
し、それぞれは、変換テーブルのうちの必要な部分だけ
を使用する)。ここで、可変長符号(d,k;m,n;
r)を、例えば可変長符号(4,20;2,5;4)で
あるとする。すなわち0の最小ランであるdを4ビッ
ト、0の最大ランであるkを20ビット、基本データ長
であるmを2ビット、基本符号長であるnを5ビット、
最大拘束長であるrを4とする。
ード検出部12、最大ランを守る置換コード検出部1
3、並びに変換部14−1乃至14−4は、変換テーブ
ルを有し、その変換テーブルは、例えば表4に示すよう
な変換テーブル(逆変換テーブル)とされている(但
し、それぞれは、変換テーブルのうちの必要な部分だけ
を使用する)。ここで、可変長符号(d,k;m,n;
r)を、例えば可変長符号(4,20;2,5;4)で
あるとする。すなわち0の最小ランであるdを4ビッ
ト、0の最大ランであるkを20ビット、基本データ長
であるmを2ビット、基本符号長であるnを5ビット、
最大拘束長であるrを4とする。
【0034】変換部14−1乃至14−4は、内蔵され
ている変換テーブル(逆変換テーブル)を参照し、供給
された符号語に対応する変換則が登録されているか否か
を判断し、登録されている場合は、その符号語を変換
(逆変換)した後、変換後のデータ列をマルチプレクサ
15に出力する。すなわち、変換部14−i(i=1,
2,3,4)は、n×iビットの可変長符号を、m×iビ
ットのデータに変換する。また、符号語が変換テーブル
に登録されていない場合、変換部14−1乃至14−4
は、供給された符号語を破棄する。
ている変換テーブル(逆変換テーブル)を参照し、供給
された符号語に対応する変換則が登録されているか否か
を判断し、登録されている場合は、その符号語を変換
(逆変換)した後、変換後のデータ列をマルチプレクサ
15に出力する。すなわち、変換部14−i(i=1,
2,3,4)は、n×iビットの可変長符号を、m×iビ
ットのデータに変換する。また、符号語が変換テーブル
に登録されていない場合、変換部14−1乃至14−4
は、供給された符号語を破棄する。
【0035】 [表4] 逆 small-VFM(d,k;m,n;r)=(4,20;2,5;4) 符号列 復調データ列 i=1 00000 00 10000 10 01000 11 00100 01 i=2 00010 00000 0110 00001 00000 1110 i=3 00010 00010 00000 000000 00010 00001 00000 011100 00001 00001 00000 011101 i=4 00010 00010 00010 00000 01111111 00010 00010 00001 00000 01111110 00010 00001 00001 00000 01111101 00001 00001 00001 00000 01111100 なお、表4は、次に示す表5の変換テーブルの逆変換テ
ーブルである。
ーブルである。
【0036】 マルチプレクサ15は、拘束長判定部11より供給され
る拘束長iに対応する変換部14−iが変換したデータ
語を選択し、そのデータを、シリアルデータとして、バ
ッファ3に出力する。
る拘束長iに対応する変換部14−iが変換したデータ
語を選択し、そのデータを、シリアルデータとして、バ
ッファ3に出力する。
【0037】バッファ3は、マルチプレクサ15より出
力されたシリアルデータを記憶し、再生データとして出
力する。
力されたシリアルデータを記憶し、再生データとして出
力する。
【0038】次に、図3を参照して、その動作について
説明する。伝送路より伝送されてきた信号、または記録
媒体より再生された信号は、コンパレート・逆NRZI化部
1より2値化され、さらにNRZI変調されているレベル符
号は、逆NRZI符号化され、デジタル信号に変換される。
変換されたデジタル信号は、5ビットずつに区分され、
拘束長判定部11、最小ランを守る置換コード検出部1
2、最大ランを守る置換コード検出部13、および、変
換部14−1乃至14−4に供給される。
説明する。伝送路より伝送されてきた信号、または記録
媒体より再生された信号は、コンパレート・逆NRZI化部
1より2値化され、さらにNRZI変調されているレベル符
号は、逆NRZI符号化され、デジタル信号に変換される。
変換されたデジタル信号は、5ビットずつに区分され、
拘束長判定部11、最小ランを守る置換コード検出部1
2、最大ランを守る置換コード検出部13、および、変
換部14−1乃至14−4に供給される。
【0039】ステップS1において、拘束長判定部11
は、入力された符号の5ビットが、「00000」、
「10000」、「01000」、または「0010
0」の基礎コードのいずれかに一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが1であると判定し、一致
しないとき、ステップS2に進む。
は、入力された符号の5ビットが、「00000」、
「10000」、「01000」、または「0010
0」の基礎コードのいずれかに一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが1であると判定し、一致
しないとき、ステップS2に進む。
【0040】ステップS2において、最小ランを守る置
換コード検出部12は、入力された符号の10ビット
が、「00010 00000」または「00001 00000」の最小ラ
ンを守る置換コードのいずれかに一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが2であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。一致しないと
き、ステップS3に進む。
換コード検出部12は、入力された符号の10ビット
が、「00010 00000」または「00001 00000」の最小ラ
ンを守る置換コードのいずれかに一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが2であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。一致しないと
き、ステップS3に進む。
【0041】ステップS3において、最大ランを守る置
換コード検出部13は、入力された符号の15ビット
が、「00010 00010 00000」に一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。また、最小ラ
ンを守る置換コード検出部12は、入力された符号の1
5ビットが、「00010 00001 00000」または「00001
00001 00000」のいずれかに一致するか否かを判断し、
一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その検出
信号を拘束長判定部11に出力する。拘束長iが3の置
換コードが検出されないとき、ステップS4に進む。
換コード検出部13は、入力された符号の15ビット
が、「00010 00010 00000」に一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。また、最小ラ
ンを守る置換コード検出部12は、入力された符号の1
5ビットが、「00010 00001 00000」または「00001
00001 00000」のいずれかに一致するか否かを判断し、
一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その検出
信号を拘束長判定部11に出力する。拘束長iが3の置
換コードが検出されないとき、ステップS4に進む。
【0042】ステップS4において、最小ランを守る置
換コード検出部12は、入力された符号の20ビット
が、「00010 00010 00010 00000」、「00010 00010
00001 00000」、「00010 00001 00001 00000」、
または「00001 00001 0000100000」のいずれかに分類
されていれば、拘束長iが4であると判定し、その検出
信号を拘束長判定部11に出力する。20ビットの符号
が、4つのコードのいずれとも一致しない場合は、後述
するエラー処理が行われる。
換コード検出部12は、入力された符号の20ビット
が、「00010 00010 00010 00000」、「00010 00010
00001 00000」、「00010 00001 00001 00000」、
または「00001 00001 0000100000」のいずれかに分類
されていれば、拘束長iが4であると判定し、その検出
信号を拘束長判定部11に出力する。20ビットの符号
が、4つのコードのいずれとも一致しない場合は、後述
するエラー処理が行われる。
【0043】最小ランを守る置換コード検出部12によ
り、最小ランを守る置換コードが検出されたとき、また
は、最大ランを守る置換コード検出部13により、最大
ランを守る置換コードが検出されたとき、拘束長判定部
11は、そのコードに対応する拘束長iをマルチプレク
サ15に出力する。
り、最小ランを守る置換コードが検出されたとき、また
は、最大ランを守る置換コード検出部13により、最大
ランを守る置換コードが検出されたとき、拘束長判定部
11は、そのコードに対応する拘束長iをマルチプレク
サ15に出力する。
【0044】なお、最小ランを守る置換コード検出部1
2、および最大ランを守る置換コード検出部13は、コ
ンパレート・逆NRZI化部から入力された符号から、それ
ぞれの専用のコードを同時に検出し、その検出信号を、
拘束長判定部11に同時に出力することはない。
2、および最大ランを守る置換コード検出部13は、コ
ンパレート・逆NRZI化部から入力された符号から、それ
ぞれの専用のコードを同時に検出し、その検出信号を、
拘束長判定部11に同時に出力することはない。
【0045】拘束長判定部11は、上述したようにして
判定した拘束長iを、マルチプレクサ15に出力する。
判定した拘束長iを、マルチプレクサ15に出力する。
【0046】なお、拘束長判定部11の拘束長判定の処
理を、図3のようなi=1,i=2,i=3,i=4の
順に行う代わりに、図4のように、i=4,i=3,i
=2,i=1の順に行うようにしてもよい。この場合の
処理は次のようになる。
理を、図3のようなi=1,i=2,i=3,i=4の
順に行う代わりに、図4のように、i=4,i=3,i
=2,i=1の順に行うようにしてもよい。この場合の
処理は次のようになる。
【0047】ステップS11において、最小ランを守る
置換コード検出部12は、コンパレート・逆NRZI化部1
より入力された符号の20ビットが、「00010 00010
00010 00000」、「00010 00010 00001 00000」、
「00010 00001 00001 00000」、または「00001 000
01 00001 00000」のいずれかに一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが4であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。一致しないと
き、ステップS12に進む。
置換コード検出部12は、コンパレート・逆NRZI化部1
より入力された符号の20ビットが、「00010 00010
00010 00000」、「00010 00010 00001 00000」、
「00010 00001 00001 00000」、または「00001 000
01 00001 00000」のいずれかに一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが4であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。一致しないと
き、ステップS12に進む。
【0048】ステップS12において、最大ランを守る
置換コード検出部13は、入力された符号の15ビット
が、「00010 00010 00000」に一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。また、最小ラ
ンを守る置換コード検出部12は、入力された符号の1
5ビットが、「00010 00001 00000」または「00001
00001 00000」のいずれかに一致するか否かを判断し、
一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その検出
信号を拘束長判定部11に出力する。拘束長iが3の置
換コードが検出されないとき、ステップS13に進む。
置換コード検出部13は、入力された符号の15ビット
が、「00010 00010 00000」に一致するか否かを判断
し、一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その
検出信号を拘束長判定部11に出力する。また、最小ラ
ンを守る置換コード検出部12は、入力された符号の1
5ビットが、「00010 00001 00000」または「00001
00001 00000」のいずれかに一致するか否かを判断し、
一致するとき、拘束長iが3であると判定し、その検出
信号を拘束長判定部11に出力する。拘束長iが3の置
換コードが検出されないとき、ステップS13に進む。
【0049】ステップS13において、最小ランを守る
置換コード検出部12は、入力された符号の10ビット
が、「00010 00000」または「00001 00000」のいずれ
かに一致するか否かを判断し、一致するとき、拘束長i
が2であると判定し、その検出信号を拘束長判定部11
に出力する。一致しないとき、ステップS14に進む。
置換コード検出部12は、入力された符号の10ビット
が、「00010 00000」または「00001 00000」のいずれ
かに一致するか否かを判断し、一致するとき、拘束長i
が2であると判定し、その検出信号を拘束長判定部11
に出力する。一致しないとき、ステップS14に進む。
【0050】ステップS14において、拘束長判定部1
1は、入力された符号の5ビットが、「00000」、
「10000」、「01000」、または「0010
0」のいずれかに分類されていれば、拘束長iが1であ
ると判定する。5ビットの符号が、4つのコードのいず
れとも一致しない場合は、エラー処理が行われる。
1は、入力された符号の5ビットが、「00000」、
「10000」、「01000」、または「0010
0」のいずれかに分類されていれば、拘束長iが1であ
ると判定する。5ビットの符号が、4つのコードのいず
れとも一致しない場合は、エラー処理が行われる。
【0051】変換部14−1乃至14−4は、それぞれ
表4のi=1乃至4の場合の変換処理を行う。マルチプ
レクサ15は、変換部14−1乃至14−4のうち、拘
束長判定部11により決定された拘束長iに対応する変
換部14−iが変換したデータ語を選択し、そのデータ
を、シリアルデータとして、バッファ3に出力する。
表4のi=1乃至4の場合の変換処理を行う。マルチプ
レクサ15は、変換部14−1乃至14−4のうち、拘
束長判定部11により決定された拘束長iに対応する変
換部14−iが変換したデータ語を選択し、そのデータ
を、シリアルデータとして、バッファ3に出力する。
【0052】バッファ3は、復調部2により復調された
データ(元のデータ列)を、再生データとして出力す
る。
データ(元のデータ列)を、再生データとして出力す
る。
【0053】タイミング管理部4は、図示せぬクロック
発生部より入力されたチャネルクロックに同期したタイ
ミング信号を生成し、シフトレジスタ(図示せず)、拘
束長判定部11、最小ランを守る置換コード検出部1
2、最大ランを守る置換コード検出部13、およびバッ
ファ3に供給する。このようにして生成されたデータ列
は、変調前の元のデータ列と同一のデータ列となる。
発生部より入力されたチャネルクロックに同期したタイ
ミング信号を生成し、シフトレジスタ(図示せず)、拘
束長判定部11、最小ランを守る置換コード検出部1
2、最大ランを守る置換コード検出部13、およびバッ
ファ3に供給する。このようにして生成されたデータ列
は、変調前の元のデータ列と同一のデータ列となる。
【0054】ところで、入力されるデータは、伝送路よ
り伝送されてきたり、あるいは記録媒体より再生された
ものであるため、エラーが発生している場合がある。こ
のとき、図3および図4において、すべての拘束長判定
で不一致(拘束長iが1乃至4に一致しない)となる。
この場合のエラー処理においては、拘束長判定部11
は、強制的に拘束長i=1と決定し、5ビットの符号を
仮の2ビットのデータに置き換えさせる。以降は処理す
る符号が1単位(5ビット)進められ、図3のステップ
S1の復調処理が行われる。このようなエラー処理を行
った場合でも、エラー伝搬は有限回で停止する。ここ
で、仮に与えられる2ビットのデータの長さは、最小基
本データ長(m)に一致している。
り伝送されてきたり、あるいは記録媒体より再生された
ものであるため、エラーが発生している場合がある。こ
のとき、図3および図4において、すべての拘束長判定
で不一致(拘束長iが1乃至4に一致しない)となる。
この場合のエラー処理においては、拘束長判定部11
は、強制的に拘束長i=1と決定し、5ビットの符号を
仮の2ビットのデータに置き換えさせる。以降は処理す
る符号が1単位(5ビット)進められ、図3のステップ
S1の復調処理が行われる。このようなエラー処理を行
った場合でも、エラー伝搬は有限回で停止する。ここ
で、仮に与えられる2ビットのデータの長さは、最小基
本データ長(m)に一致している。
【0055】エラーした場合に与えられる2ビットのデ
ータは、例えば「01」とされる。その理由は、表4の
変換テーブルにおける、復調データ列の最初の2ビット
を参照すると、「01」がもっとも多いからである。す
なわち、表4の変換テーブルの各要素の復調データ列を
見ると、最初が「01」から始まっている要素が多いと
いうことである。
ータは、例えば「01」とされる。その理由は、表4の
変換テーブルにおける、復調データ列の最初の2ビット
を参照すると、「01」がもっとも多いからである。す
なわち、表4の変換テーブルの各要素の復調データ列を
見ると、最初が「01」から始まっている要素が多いと
いうことである。
【0056】エラー処理を行うには、図2において、拘
束長判定部11、および変換部14−1の変換テーブル
において、エラー処理の仕様を加えれば良く、復調装置
の構成は、基本的に変化しない。
束長判定部11、および変換部14−1の変換テーブル
において、エラー処理の仕様を加えれば良く、復調装置
の構成は、基本的に変化しない。
【0057】ところで、この他の復調の例として、例え
ば、次の表6のような変換テーブル(逆変換テーブル)
がある。
ば、次の表6のような変換テーブル(逆変換テーブル)
がある。
【0058】 [表6] 逆 small-VFM(d,k;m,n;r)=(4,20;2,5;4) 符号列 復調データ列 i=1 00000 00 10000 10 01000 11 00100 01 i=2 00010 00000 0110 00001 00000 1110 i=3 00010 00010 00000 000000 00010 00001 00000 011100 00001 00001 00000 011101 i=4 00010 00010 00010 01111111 00010 00010 00001 01111110 00010 00001 00001 01111101 00001 00001 00001 01111100 表6は、拘束長i=4の判定が、表4では4ブロック
(20ビット)必要としたのに対し、3ブロック(15
ビット)で行われている。このように、符号列から復調
データ列へのデータ逆変換が、一対一で行われているな
らば、復調のための参照符号列は変化しても良い。
(20ビット)必要としたのに対し、3ブロック(15
ビット)で行われている。このように、符号列から復調
データ列へのデータ逆変換が、一対一で行われているな
らば、復調のための参照符号列は変化しても良い。
【0059】なお、上記実施の形態においては、表5に
あるsmall-VFM符号変換テーブルに対する、復調テーブ
ル表4または表6について説明したが、本発明はこれ以
外の(d,k;m,n;r)=(4,k;2,5;r)
のパラメータを持つ符号への変調にも適用することがで
きる。
あるsmall-VFM符号変換テーブルに対する、復調テーブ
ル表4または表6について説明したが、本発明はこれ以
外の(d,k;m,n;r)=(4,k;2,5;r)
のパラメータを持つ符号への変調にも適用することがで
きる。
【0060】例えば、後述する表7または表9に示す復
調テーブルは、表8または表10に示す変調テーブルに
対応するものである。このとき、復調装置の全体の構
成、および復調部2の構成は、図1および図2に示した
場合と同様とされる。
調テーブルは、表8または表10に示す変調テーブルに
対応するものである。このとき、復調装置の全体の構
成、および復調部2の構成は、図1および図2に示した
場合と同様とされる。
【0061】表8および表10の例では、変換テーブル
内に不確定ビットxが存在するが、これらは変調の際に
確定しており、復調のときには、それぞれ表7または表
9のような逆変換テーブルとなる。
内に不確定ビットxが存在するが、これらは変調の際に
確定しており、復調のときには、それぞれ表7または表
9のような逆変換テーブルとなる。
【0062】図2の実施の形態は、変換テーブル(逆変
換テーブル)を、表4から、表7または表9に変更する
ことで、そのまま適用することが可能である。
換テーブル)を、表4から、表7または表9に変更する
ことで、そのまま適用することが可能である。
【0063】 [表7] 逆 small-VFM (d,k;m,n;r)=(4,24;2,5;3) r=3 符号列 復調データ列 i=1 0000y 00 10000 10 01000 11 00100 01 i=2 00000 0000y 0110 00010 00000 1110 i=3 00000 00000 0000y 011100 00010 00010 00000 011111 00010 00001 00000 011101 ここで、 0000y : 00001, 00000 かつ not(00000/00001) 00000 0000y : 00000 00001, 00000 00000 かつ not(00000/00001) 00000 00000 0000y : 00000 00000 00001, 00000 00000 00000 not(00000/00001)とは、次に続く5ビットが、「0000
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
【0064】 [表8] (d,k;m,n;r)=(4,24;2,5;3) r=3 データ語 符号語 i=1 00 0000x 10 10000 11 01000 01 00100 i=2 0110 00000 0000x 1110 00010 00000 i=3 011100 00000 00000 0000x 011111 00010 00010 00000 011101 00010 00001 00000 ここで変換テーブル内の記号xは、決定したチャネルビ
ットの前方の4ビットと、または後方の4ビットのいず
れもが、全て0であるとき、1と決定され、それ以外で
あるとき、0と決定される。
ットの前方の4ビットと、または後方の4ビットのいず
れもが、全て0であるとき、1と決定され、それ以外で
あるとき、0と決定される。
【0065】 [表9] 逆 small-VFM (d,k;m,n;r)=(4,20;2,5;4) r=4 符号列 復調データ列 i=1 0000y 00 10000 10 01000 11 00100 01 i=2 00000 0000y 0110 00010 00000 1110 i=3 00000 00000 0000y 011100 00010 00010 00000 011111 00010 00001 00000 011101 i=4 00010 00010 00010 00000 01110011 00010 00010 00001 00000 01110010 00010 00001 00001 00000 01110001 ここで、 0000y : 00001, 00000 かつ not(00000/00001) 00000 0000y : 00000 00001, 00000 00000 かつ not(00000/00001) 00000 00000 0000y : 00000 00000 00001, 00000 00000 00000 not(00000/00001)とは、次に続く5ビットが、 「0000
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
【0066】 [表10] (d,k;m,n;r)=(4,20;2,5;4) r=4 データ語 符号語 i=1 00 0000x 10 10000 11 01000 01 00100 i=2 0110 00000 0000x 1110 00010 00000 i=3 011100 00000 00000 0000x 011111 00010 00010 00000 011101 00010 00001 00000 i=4 01110011 00010 00010 00010 00000 01110010 00010 00010 00001 00000 01110001 00010 00001 00001 00000 ここで変換テーブル内の記号xは、決定したチャネルビ
ットの前方の4ビットと、または後方の4ビットのいず
れもが、全て0であるとき、1と決定され、それ以外で
あるとき、0と決定される。
ットの前方の4ビットと、または後方の4ビットのいず
れもが、全て0であるとき、1と決定され、それ以外で
あるとき、0と決定される。
【0067】上述した場合と同様にして、エラー処理
は、拘束長i=1として、仮の2ビットのデータを与
え、以降は、1単位(5ビット)進めることで行われ
る。このようなエラー処理を行った場合でも、エラー伝
搬は有限回で停止する。
は、拘束長i=1として、仮の2ビットのデータを与
え、以降は、1単位(5ビット)進めることで行われ
る。このようなエラー処理を行った場合でも、エラー伝
搬は有限回で停止する。
【0068】エラーした場合に与える2ビットのデータ
は、例えば「01」とされる。このパターンを選択した
理由もまた、表4の場合と同様である。
は、例えば「01」とされる。このパターンを選択した
理由もまた、表4の場合と同様である。
【0069】さらに、この他の復調の例として、例え
ば、次の表11および表12のような変換テーブル(逆
変換テーブル)がある。
ば、次の表11および表12のような変換テーブル(逆
変換テーブル)がある。
【0070】 [表11] 逆 small-VFM (d,k;m,n;r)=(4,24;2,5;3) r=3 符号列 復調データ列 i=1 0000z 00 10000 10 01000 11 00100 01 i=2 00000 0000z 0110 00010 00000 1110 i=3 00000 00000 0000z 011100 00010 00010 00000 011111 00010 00001 00000 011101 ここで、 0000z : 00001, 00000 かつ not(00000/00001) 00000 0000z : 00000 00001, 00000 00000 かつ not(00000/00001) 00000 00000 0000z : 00000 00000 00001, 00000 00000 00000 かつ not(00000/00001) not(00000/00001)とは、次に続く5ビットが、 「0000
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
【0071】表11は、表7と比較すると、拘束長i=
3の不確定符号の判定が追加されており、最初の15ビ
ットが 「00000 00000 00000」のとき、さらに続く5ビ
ットを参照し、16ビット目から20ビット目が、「00
000」または「00001」でないときに検出されるようにな
っている。このように、符号列から復調データ列へのデ
ータ逆変換が、一対一で行われているならば、復調のた
めの参照符号列は変化しても良い。
3の不確定符号の判定が追加されており、最初の15ビ
ットが 「00000 00000 00000」のとき、さらに続く5ビ
ットを参照し、16ビット目から20ビット目が、「00
000」または「00001」でないときに検出されるようにな
っている。このように、符号列から復調データ列へのデ
ータ逆変換が、一対一で行われているならば、復調のた
めの参照符号列は変化しても良い。
【0072】 [表12] 逆 small-VFM (d,k;m,n;r)=(4,20;2,5;4) r=4 符号列 復調データ列 i=1 0000z 00 10000 10 01000 11 00100 01 i=2 00000 0000z 0110 00010 00000 1110 i=3 00000 00000 0000z 011100 00010 00010 00000 011111 00010 00001 00000 011101 i=4 00010 00010 00010 01110011 00010 00010 00001 01110010 00010 00001 00001 01110001 ここで、 0000z : 00001, 00000 かつ not(00000/00001) 00000 0000z : 00000 00001, 00000 00000 かつ not(00000/00001) 00000 00000 0000z : 00000 00000 00001, 00000 00000 00000 かつ not(00000/00001) not(00000/00001)とは、次に続く5ビットが、 「0000
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
0」でもなく、さらに「00001」でもないことを言う。
【0073】表12は、拘束長i=4の判定が、表9で
は4ブロック(20ビット)必要としたのに対し、3ブ
ロック(15ビット)で行われている。またさらに、拘
束長i=3の不確定符号の判定が追加されており、最初
の15ビットが 「00000 00000 00000」のとき、さら
に続く5ビットを参照し、16ビット目から20ビット
目が、「00000」または「00001」でないときに検出され
るようになっている。このように、符号列から復調デー
タ列へのデータ逆変換が、一対一で行われているなら
ば、復調のための参照符号列は変化しても良い。
は4ブロック(20ビット)必要としたのに対し、3ブ
ロック(15ビット)で行われている。またさらに、拘
束長i=3の不確定符号の判定が追加されており、最初
の15ビットが 「00000 00000 00000」のとき、さら
に続く5ビットを参照し、16ビット目から20ビット
目が、「00000」または「00001」でないときに検出され
るようになっている。このように、符号列から復調デー
タ列へのデータ逆変換が、一対一で行われているなら
ば、復調のための参照符号列は変化しても良い。
【0074】次に、以上の復調のシミュレーション結果
について以下にまとめて説明する。シミュレーション
は、所定の変換テーブルによって作成した符号語列よ
り、任意の位置のエッジビットをビットシフトさせてエ
ラーを発生させ、これを、それぞれの逆変換テーブルで
復調させたときのエラー伝搬特性を調べることで行われ
た。そして、最大エラー伝搬ビット、最大エラー伝搬バ
イト、ならびに平均エラー伝搬長を比較した。
について以下にまとめて説明する。シミュレーション
は、所定の変換テーブルによって作成した符号語列よ
り、任意の位置のエッジビットをビットシフトさせてエ
ラーを発生させ、これを、それぞれの逆変換テーブルで
復調させたときのエラー伝搬特性を調べることで行われ
た。そして、最大エラー伝搬ビット、最大エラー伝搬バ
イト、ならびに平均エラー伝搬長を比較した。
【0075】データは、任意に作成したランダムデータ
を、999,990ビットから所定のVFM(d=4,m
=2,n=5)符号で変換して 2,499,975チ
ャンネルビットを作成し、さらに、符号語列の約101
チャンネルビット置きに、エッジの「1」を、後方ある
いは前方にビットシフトさせ、これを復調した。エラー
を発生して復調が困難なパターンに対しては、個別に設
定した2ビットデータを与えた。設定される2ビットデ
ータは、各変換テーブル内の、データ語の要素の先頭2
ビットを参照し、最も多いものが選択された。表4では
「01」が与えられた。また、表3では「00」が与え
られた。そして、最後に、エラーを含んだ復調データ列
と、正しい符号列で復調したデータ列とを比較すること
で、どのくらいエラーが伝搬したかが調べられた。
を、999,990ビットから所定のVFM(d=4,m
=2,n=5)符号で変換して 2,499,975チ
ャンネルビットを作成し、さらに、符号語列の約101
チャンネルビット置きに、エッジの「1」を、後方ある
いは前方にビットシフトさせ、これを復調した。エラー
を発生して復調が困難なパターンに対しては、個別に設
定した2ビットデータを与えた。設定される2ビットデ
ータは、各変換テーブル内の、データ語の要素の先頭2
ビットを参照し、最も多いものが選択された。表4では
「01」が与えられた。また、表3では「00」が与え
られた。そして、最後に、エラーを含んだ復調データ列
と、正しい符号列で復調したデータ列とを比較すること
で、どのくらいエラーが伝搬したかが調べられた。
【0076】まず、従来例である表3のVFM符号テーブ
ルによる復調結果を示す。ビットエラー伝搬の0ビッ
ト、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビットシ
フトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、正
しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大で
9ビット、あるいは2バイトであった。また、平均エラ
ー伝搬長は、2.45乃至2.64ビットであった。な
おデータ列の大きさは999,990ビットである。
ルによる復調結果を示す。ビットエラー伝搬の0ビッ
ト、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビットシ
フトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、正
しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大で
9ビット、あるいは2バイトであった。また、平均エラ
ー伝搬長は、2.45乃至2.64ビットであった。な
おデータ列の大きさは999,990ビットである。
【0077】 [後方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 53 1: 9214 2: 5906 3: 5059 4: 1613 5: 817 6: 1294 7: 325 8: 454 9: 17 10: 0 11: 0 12: 0 13: 0 14: 0 15: 0 bit-average_length: 2.447 bit (60564/24752) バイトエラー伝搬 0: 53 1: 20921 2: 3778 3: 0 4: 0 Byte-average_length: 1.150 Byte (28477/24752) [前方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 109 1: 8036 2: 5319 3: 4914 4: 2984 5: 1288 6: 1541 7: 91 8: 470 9: 0 10: 0 11: 0 12: 0 13: 0 14: 0 15: 0 bit-average_length: 2.644 bit (65435/24752) バイトエラー伝搬 0: 109 1: 20513 2: 4130 3: 0 4: 0 Byte-average_length: 1.162 Byte (28773/24752) 次に、本発明の表4のsmall-VFM符号テーブルによる復
調結果を示す。この場合も、ビットエラー伝搬の0ビッ
ト、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビットシ
フトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、正
しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大で
8ビット、あるいは2バイトであった。また、平均エラ
ー伝搬長は、1.60乃至1.68ビットであった。表
3の従来例と比較すると、いずれも良い結果となった。
すなわち、本方式によって、従来VFM符号テーブルより
もビットシフト(エラー)時の復調エラー伝搬が小さく
できることが確認された。なおデータ列の大きさは99
9,984ビットである。
調結果を示す。この場合も、ビットエラー伝搬の0ビッ
ト、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビットシ
フトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、正
しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大で
8ビット、あるいは2バイトであった。また、平均エラ
ー伝搬長は、1.60乃至1.68ビットであった。表
3の従来例と比較すると、いずれも良い結果となった。
すなわち、本方式によって、従来VFM符号テーブルより
もビットシフト(エラー)時の復調エラー伝搬が小さく
できることが確認された。なおデータ列の大きさは99
9,984ビットである。
【0078】[後方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 1291 1: 16233 2: 3412 3: 343 4: 1111 5: 1345 6: 912 7: 42 8: 63 9: 0 10: 0 11: 0 12: 0 13: 0 14: 0 15: 0 bit-average_length: 1.678 bit (41525/24752) バイトエラー伝搬 0: 1291 1: 21448 2: 2013 3: 0 4: 0 Byte-average_length: 1.029 Byte (25474/24752) [前方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 1 1: 17635 2: 3387 3: 1636 4: 918 5: 334 6: 841 7: 0 8: 0 9: 0 10: 0 11: 0 12: 0 13: 0 14: 0 15: 0 bit-average_length: 1.604 bit (39705/24752) バイトエラー伝搬 0: 1 1: 23302 2: 1449 3: 0 4: 0 Byte-average_length: 1.059 Byte (26200/24752) 次に、本発明の表11のsmall-VFM符号テーブルによる
復調結果を示す。この場合も、ビットエラー伝搬の0ビ
ット、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビット
シフトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、
正しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大
で14ビット、あるいは3バイトであった。また、平均
エラー伝搬長は、1.88乃至2.09ビットであっ
た。すなわち、最大のエラー伝搬バイト数は、表3の従
来VFM符号テーブルよりも大きくなったが、平均エラー
伝搬長は、やはり小さくなっており、これはテーブルが
小さくなったためであることが考えられる。なおデータ
列の大きさは 999,986ビットである。
復調結果を示す。この場合も、ビットエラー伝搬の0ビ
ット、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビット
シフトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、
正しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大
で14ビット、あるいは3バイトであった。また、平均
エラー伝搬長は、1.88乃至2.09ビットであっ
た。すなわち、最大のエラー伝搬バイト数は、表3の従
来VFM符号テーブルよりも大きくなったが、平均エラー
伝搬長は、やはり小さくなっており、これはテーブルが
小さくなったためであることが考えられる。なおデータ
列の大きさは 999,986ビットである。
【0079】[後方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 1792 1: 15614 2: 2393 3: 1066 4: 1135 5: 909 6: 435 7: 758 8: 177 9: 268 10: 131 11: 23 12: 45 13: 0 14: 6 15: 0 bit-average_length: 1.883 bit (46614/24752) バイトエラー伝搬 0: 1792 1: 19784 2: 3150 3: 26 4: 0 Byte-average_length: 1.057 Byte (26162/24752) [前方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 0 1: 15598 2: 3062 3: 1752 4: 1119 5: 1450 6: 637 7: 583 8: 241 9: 142 10: 105 11: 25 12: 33 13: 0 14: 5 15: 0 bit-average_length: 2.085 bit (51604/24752) バイトエラー伝搬 0: 0 1: 21174 2: 3560 3: 18 4: 0 Byte-average_length: 1.145 Byte (28348/24752) 次に、本発明の表12のsmall-VFM符号テーブルによる
復調結果を示す。この場合も、ビットエラー伝搬の0ビ
ット、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビット
シフトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、
正しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大
で14ビット、あるいは3バイトであった。また、平均
エラー伝搬長は、2.12乃至2.20ビットであっ
た。すなわち、エラー伝搬バイト数は、表3の従来VFM
符号テーブルよりも大きくなったが、平均エラー伝搬長
は、やはり小さくなった。なおデータ列の大きさは、9
99,984ビットである。
復調結果を示す。この場合も、ビットエラー伝搬の0ビ
ット、あるいはバイトエラー伝搬の0バイトは、ビット
シフトさせたエラー箇所が、逆変換テーブルによって、
正しく復調されたことを示す。復調エラー伝搬は、最大
で14ビット、あるいは3バイトであった。また、平均
エラー伝搬長は、2.12乃至2.20ビットであっ
た。すなわち、エラー伝搬バイト数は、表3の従来VFM
符号テーブルよりも大きくなったが、平均エラー伝搬長
は、やはり小さくなった。なおデータ列の大きさは、9
99,984ビットである。
【0080】[後方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 1276 1: 15173 2: 2510 3: 1024 4: 1223 5: 989 6: 691 7: 978 8: 217 9: 254 10: 264 11: 42 12: 96 13: 6 14: 9 15: 0 bit-average_length: 2.124 bit (52574/24752) バイトエラー伝搬 0: 1276 1: 19727 2: 3692 3: 57 4: 0 Byte-average_length: 1.102 Byte (27282/24752) [前方にビットシフト] ビットエラー伝搬 0: 0 1: 14980 2: 3161 3: 1719 4: 1126 5: 1418 6: 1137 7: 658 8: 284 9: 54 10: 136 11: 53 12: 23 13: 0 14: 3 15: 0 bit-average_length: 2.202 bit (54500/24752) バイトエラー伝搬 0: 0 1: 20902 2: 3833 3: 17 4: 0 Byte-average_length: 1.156 Byte (28619/24752) なお、表6、表7、および表9による復調シミュレーシ
ョン結果は、上述した場合と同様であったため、その説
明は省略する。
ョン結果は、上述した場合と同様であったため、その説
明は省略する。
【0081】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の復調装
置、請求項6に記載の復調方法、および請求項7に記載
の記録媒体によれば、変換テーブルが、最小ランを守る
置き換えコード、最大ランを守る置き換えコード、およ
びそれ以外の基礎コードとを備えるようにしたので、回
路規模を小さくすることができ、また、復調エラー伝搬
を小さくすることができるので、安定した記録再生を行
うことが可能となる。
置、請求項6に記載の復調方法、および請求項7に記載
の記録媒体によれば、変換テーブルが、最小ランを守る
置き換えコード、最大ランを守る置き換えコード、およ
びそれ以外の基礎コードとを備えるようにしたので、回
路規模を小さくすることができ、また、復調エラー伝搬
を小さくすることができるので、安定した記録再生を行
うことが可能となる。
【図1】本発明を適用した復調装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1の復調装置の復調部2の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】表4の変換テーブルを用いた処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】表4の変換テーブルを用いた他の処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
1 コンパレート・逆NRZI化部, 2 復調部, 3
バッファ, 4 タイミング管理部, 11 拘束長判
定部, 12 最小ランを守る置換コード検出部, 1
3 最大ランを守る置換コード検出部, 14−1乃至
14−4 変換部, 15 マルチプレクサ
バッファ, 4 タイミング管理部, 11 拘束長判
定部, 12 最小ランを守る置換コード検出部, 1
3 最大ランを守る置換コード検出部, 14−1乃至
14−4 変換部, 15 マルチプレクサ
Claims (7)
- 【請求項1】 基本符号長がnビットの可変長符号
(d,k;m,n;r)を、基本データ長がmビットの
データ語に変換する復調装置において、 最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、nビット
の可変長符号を、mビットのデータ列に、変換テーブル
に従って変換する変換手段とを備え、 前記変換テーブルは、 最小ランを守る置き換えコードと、 最大ランを守る置き換えコードと、 それ以外の基礎コードとを含むことを特徴とする復調装
置。 - 【請求項2】 前記変換テーブルは、最小データ変換要
素数が4であるとき、 拘束長i=1において、 基礎コードを備え、 拘束長i=2以上において、 最小ランを守る置き換えコードと、 最大ランを守る置き換えコードとを備えることを特徴と
する請求項1に記載の復調装置。 - 【請求項3】 前記変換テーブルは、最小データ変換要
素数が4より少ないとき、 拘束長i=1以上において、 基礎コードを備え、 拘束長i=2以上において、 最小ランを守る置き換えコードと、 最大ランを守る置き換えコードとを基礎コードとは別に
備えることを特徴とする請求項1に記載の復調装置。 - 【請求項4】 前記変換手段は、前記変換テーブルに存
在しない符号語を、個別に設定したmビットのデータ列
に置き換えて変換することを特徴とする請求項1に記載
の復調装置。 - 【請求項5】 前記変換手段は、最大拘束長における変
換コードが、 不確定符号を備えるとき、 参照する符号の最大の数は、最大拘束長×nビット、ま
たはそれ以上とし、いずれも不確定符号を備えないと
き、 参照する符号の最大の数は、(最大拘束長―1)×nビ
ット、またはそれ以上とすることを特徴とする請求項1
に記載の復調装置。 - 【請求項6】 基本符号長がnビットの可変長符号
(d,k;m,n;r)を、基本データ長がmビットの
データ語に変換する復調装置の復調方法において、 最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、nビット
の可変長符号を、mビットのデータ列に、変換テーブル
に従って変換する変換ステップとを備え、 前記変換テーブルは、 最小ランを守る置き換えコードと、 最大ランを守る置き換えコードと、 それ以外の基礎コードとを含むことを特徴とする復調方
法。 - 【請求項7】 基本符号長がnビットの可変長符号
(d,k;m,n;r)を、基本データ長がmビットの
データ語に変換する復調装置に、 最小ランd=4、変換率m/n=2/5とし、nビット
の可変長符号を、mビットのデータ列に、変換テーブル
に従って変換する変換ステップとを備え、 前記変換テーブルは、 最小ランを守る置き換えコードと、 最大ランを守る置き換えコードと、 それ以外の基礎コードとを含む処理を実行させるコンピ
ュータが読み取り可能なプログラムが記録されているこ
とを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11151294A JP2000341132A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 復調装置および方法、並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11151294A JP2000341132A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 復調装置および方法、並びに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000341132A true JP2000341132A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15515548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11151294A Withdrawn JP2000341132A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 復調装置および方法、並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000341132A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141887A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-06-02 | Sony Corp | 復号装置および方法、記録再生装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラム |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151294A patent/JP2000341132A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141887A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-06-02 | Sony Corp | 復号装置および方法、記録再生装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3985173B2 (ja) | 変調装置および方法、復調装置および方法、並びにデータ格納媒体 | |
KR100675029B1 (ko) | 변조장치 및 방법, 복조장치 및 방법, 및 제공매체 | |
JP3760961B2 (ja) | 変調装置および変調方法、復調装置および復調方法、並びに記録媒体 | |
JP3722331B2 (ja) | 変調装置および方法、並びに記録媒体 | |
US20020008646A1 (en) | Method and apparatus of converting a series of data words into modulated signals | |
JP4032329B2 (ja) | 変調装置および方法、並びに記録媒体 | |
JP3717024B2 (ja) | 復調装置および方法 | |
JP3716421B2 (ja) | 復調装置および復調方法 | |
JP2000068850A (ja) | 復調装置および方法、並びに提供媒体 | |
JP3760966B2 (ja) | 変調装置および方法、並びに記録媒体 | |
JP2000341132A (ja) | 復調装置および方法、並びに記録媒体 | |
JP3757918B2 (ja) | 符号化変調方法および変調装置、復調方法および復調装置 | |
JP4479855B2 (ja) | 変調装置、変調方法、記録媒体 | |
JP4826888B2 (ja) | 復調テーブル、復調装置および復調方法、プログラム、並びに記録媒体 | |
JP2000068847A (ja) | 変調装置および方法、復調装置および方法、並びに提供媒体 | |
JP4919121B2 (ja) | 変調装置、変調方法、および記録媒体 | |
JP3871171B2 (ja) | 復調装置および復調方法 | |
JP2007035263A (ja) | 変調装置および方法、記録媒体、並びに復調装置および方法 | |
JP4366662B2 (ja) | 変調装置、変調方法、記録媒体 | |
JP4479854B2 (ja) | 変調装置、変調方法、記録媒体 | |
JP2000068849A (ja) | 変調装置および方法、復調装置および方法、並びに提供媒体 | |
JP2003273742A (ja) | 復調方法および復調装置 | |
JP2006311598A (ja) | 変調装置および方法、記録媒体、並びに復調装置および方法 | |
JP2007213657A (ja) | 復調テーブル、復調装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 | |
JPH08223045A (ja) | 2進データ符号化/復号化方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |