JP2013146055A - データを復号する方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】符号化ビットストリームを復号する方法を提供する。
【解決手段】非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを受け取るステップと、第1の選択された復号方法を用いて、符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求めるステップと、第2の選択された復号方法を用いて17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するステップとを含み、受け取られる符号化ビットストリームは複数の符号化ビットを含み、複数の判定は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示される主題は、一般にデータ通信システムおよび方法に関する。より具体的には、この主題は、通信システムおよび記憶デバイスからのデータを復号する方法およびシステムに関する。
記憶デバイスの容量は最近30年間で著しく増加しており、動作速度も向上して、消費者によるビデオ/データファイルの保管のような多くの適用分野が進展している。初期のコンパクトディスク(CD)が記憶することができるデータは数百メガバイト(MB)であったが、後のデジタル多用途ディスク(DVD)は、記憶容量を10倍に増すことができた。最近、標準的なブルーレイディスク(BD)は、2重層ディスク上に50GBの記憶容量を達成している。
ホログラフィックデータ記憶(HDS)のような新興技術は、媒体の表面にしか情報を記憶することができなかった従前の技術と異なって、記憶媒体のボリュームの全体にわたって情報を記憶することができる。従来型のデータ記憶では、情報は、直線的に一度に1ビット記録されるが、ホログラフィックデータ記憶は、何百万ビットも並行して記録し読み出すことができ、はるかに高いデータ転送速度を可能にする。
このような記憶デバイスは、データ信号の符号化および復号を必要とすることがある。信号の復号は、ソースデータに適用された符号化プロセスと関連し得る。このような記憶システムの信頼性は、符号化動作および復号動作の効率に依存する。光学的に記憶されたデータをより高速に効率的に復号することは、使用するのが容易で新興用途への適応性がある記憶システムの望ましい特徴である。
米国特許出願公開第2010/0226218号明細書
簡単には本技法の一態様によれば、方法が提供される。この方法は、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを受け取るステップと、第1の選択された復号方法を用いて、符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求めるステップと、第2の選択された復号方法を用いて17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するステップとを含み、受け取られる符号化ビットストリームは複数の符号化ビットを含み、複数の判定は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。
本技法の別の態様によれば、復号方法は、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを受け取るステップと、複数のNRZI復号方法および複数の17PP復号方法から、それぞれ複数の動作条件に基づいて、NRZI復号方法と17PP復号方法の組合せを選択するステップと、NRZI復号方法を用いて、符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求めるステップと、17PP復号方法を用いて、17PP変調ビットストリームに基づいて、ソース情報を求めるステップとを含む。
本システムの一態様によれば、システムが提供される。このシステムは、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを記憶するデータ記憶デバイスと、データ記憶デバイスと動作通信する処理システムとを含み、処理システムが、NRZI復号器を使用して、符号化ビットストリームに基づいて17PP変調ビットストリームを求め、17PP復号器を使用して17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、符号化ビットストリームは複数の符号化ビットを含み、複数の判定は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。
本システムの一態様によれば、システムが提供される。このシステムは、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを記憶するデータ記憶デバイスと、データ記憶デバイスと動作通信する処理システムとを含み、処理システムが、仮説検定複合方法を用いて、符号化ビットストリームに基づいて17PP変調ビットストリームを求め、単純復号方法を用いて17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成する複数の判定を生成するように構成されており、符号化ビットストリームは複数の符号化ビットを含み、複数の判定は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。
本システムのさらに別の態様によれば、システムが提供される。このシステムは、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを記憶するデータ記憶デバイスと、データ記憶デバイスと動作通信する処理システムとを含み、処理システムが、仮説検定複合方法を用いて、符号化ビットストリームに基づいて17PP変調ビットストリームを求め、BCJR復号方法を用いて17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、符号化ビットストリームは複数の符号化ビットを含み、複数の判定は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。
本システムのさらに別の態様によれば、通信システムが提供される。この通信システムは、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを生成する符号器と、通信チャンネルを介して符号化ビットストリームを受け取る復号器とを含み、復号器が、NRZI復号器を使用して、受け取った符号化ビットストリームに基づいて17PP変調ビットストリームを求め、17PP復号器を使用して17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、符号化ビットストリームは複数の符号化ビットを含み、複数の判定は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。
本発明の実施形態の、これらおよび他の特徴および態様が、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を解読するときに一層よく理解されるはずであり、各図面を通じて、同じ符号は同じ部品を表す。
本システムおよび技法の特定の態様による、符号化ビットストリームを復号するためのシステムの概略図である。 例示的実施形態による、NRZI復号器および17PP復号器を有する図1で参照された処理システムを示す図である。 例示的実施形態による、NRZI復号器を有する図1で参照された処理システムを示す図である。 例示的実施形態による、図2aで参照された符号化ビットストリームを復号する方法を表す流れ図である。 例示的実施形態による、17PP変調ビットストリームを生成する方法を表す流れ図である。 例示的実施形態による、17PP変調ビットストリームに基づいて複数の判定を求める方法を表す流れ図である。 例示的実施形態による、図2bで参照された符号化ビットストリームを復号する方法を表す流れ図である。 例示的実施形態による、BCJR復号方法を表す流れ図である。 別の例示的実施形態による、仮説検定復号方法を表す流れ図である。 例示的実施形態による、アナログXOR復号方法を表す流れ図である。 例示的実施形態による、単純復号方法を表す流れ図である。 NRZI符号器の概略図、状態図および対応するトレリス線図である。 さまざまな雑音条件下におけるNRZI−17PP復号方法のさまざまな実施形態の性能を示す図である。 さまざまな雑音条件下におけるNRZI−17PP復号方法のさまざまな実施形態の性能を示す図である。 さまざまな雑音条件下におけるNRZI−17PP復号方法のさまざまな実施形態の性能を示す図である。 さまざまな雑音条件下におけるNRZI復号方法のさまざまな実施形態の性能を示す図である。 さまざまな雑音条件下におけるNRZI復号方法のさまざまな実施形態の性能を示す図である。 さまざまな雑音条件下におけるNRZI復号方法のさまざまな実施形態の性能を示す図である。
図1は、符号化ビットストリームを復号するためのシステム10の概略図である。システム10は、符号化ビットストリーム14を記憶するデータ記憶デバイス12を含む。データ記憶デバイス12は、コンパクトディスク(CD)、ビデオCD(VCD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、USB大容量記憶(UMS)デバイス、ホログラフィック記憶(HDS)デバイスなどとすることができる。本明細書に用いられる用語「符号化ビットストリーム」は、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および/または17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いてソース情報を符号化することによって生成される符号化データを指すように用いられる。本明細書に用いられる用語「ソース情報」は、ソースビットを含むようにバイナリ形式で表された、符号化ビットストリームを生成するためにNRZI符号および/または17PP符号を用いて符号化されているデータを指すように用いられる。
システム10は、データ記憶デバイス12と動作通信する処理システム16をさらに含む。処理システム16は、例えば復号器、光ディスク読取り装置、デジタル多用途ディスクプレーヤ、コンパクトディスクプレーヤなどとすることができる。処理システム16は、データ記憶デバイス12から符号化ビットストリーム14を受け取る、または取得する。現在企図されている構成では、処理システム16は、データ記憶デバイス12から符号化ビットストリーム14を受け取るが、特定の実施形態では、処理システム16は、符号器から符号化ビットストリームを受け取ってもよいことに留意されたい。処理デバイス16は、通信チャンネルを介して符号化ビットストリームを受け取ることができる。通信チャンネルは、例えば、無線チャンネル、光チャンネル、または有線のチャンネルとすることができる。さらに、処理システム16は、受け取った符号化ビットストリーム14を処理することにより、複数の判定18を生成する。複数の判定18は、ソース情報の複数のソースビットの推定である。換言すれば、処理システム16は、符号化ビットストリーム14を復号して最小誤差のソース情報を生成する。符号化ビットストリーム14の処理は、図3および図6を参照しながらより詳細に説明される。システム10は、動作において処理システム16と通信する出力デバイス20をさらに含む。出力デバイス20は、例えば、表示デバイス、オーディオデバイス、プリンタ、またはそれらの組合せとすることができる。出力デバイス20は、処理システム16から、複数の判定またはソース情報18の推定を受け取る。さらに、出力デバイス20は、ソース情報18の推定を決められたフォーマットで出力する。決められたフォーマットは、例えばオーディオフォーマット、ビデオフォーマット、表示デバイス上のソフトコピーなどとすることができる。
図2aは、本システムの一実施形態による、図1で参照された処理システム16を示す。現在企図されている構成では、処理システム16は復号器である。復号器16は、NRZI復号器22および17PP復号器24を含む。復号器16は、データ記憶デバイス12から符号化ビットストリーム14’を受け取る(図1を参照されたい)。本明細書に用いられる用語「符号化ビットストリーム14’」は、NRZI符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いてソース情報を符号化することによって生成される符号化データを指すように用いられる。現在企図されている構成では、NRZI復号器22は、符号化ビットストリーム14’を処理して17PP変調ビットストリーム26を求める。17PP変調ビットストリーム26を求めるための符号化ビットストリーム14’の処理は、図4を参照しながらより詳細に説明される。処理システム16は、NRZI復号器22から17PP変調ビットストリーム26を受け取る17PP復号器24をさらに含む。17PP復号器24は、17PP変調ビットストリーム26を処理して複数の判定18を求める。17PP変調ビットストリーム26の処理は、図5を参照しながらより詳細に説明される。
図2bは、本システムの別の実施形態による、図1で参照された処理システム16を示す。現在企図されている構成では、処理システム16は、データ記憶デバイス12から符号化ビットストリーム14”を受け取るNRZI復号器22を含む。本明細書では、符号化ビットストリーム14”は、NRZI符号を用いて符号化された符号化データを指すように用いられる。NRZI復号器22は、符号化ビットストリーム14”を処理して複数の判定18を生成する。NRZI復号器22は、符号化ビットストリーム14”の雑音に関連した1つまたは複数のパラメータに基づいて、NRZI復号方法を選択する。さらに、NRZI復号器22は、選択されたNRZI復号方法を用いて符号化ビットストリーム14”を処理することにより、複数の判定18を生成する。NRZI復号器22によるビットストリーム14”の処理は、図6を参照しながらより詳細に説明される。
図3は、本技法の一実施形態によって、図2aで参照された符号化ビットストリーム14’を処理する、または復号する例示的方法300を表す流れ図である。図2aを参照しながら述べたように、符号化ビットストリーム14’は、本明細書では、NRZI符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いてソース情報を符号化することによって生成される符号化データを指すように用いられる。符号化ビットストリーム14’は、例えば、処理システム16によって処理され、または復号されてもよい。具体的には、符号化ビットストリーム14’は、図2aで参照されたNRZI復号器22および17PP復号器24によって処理され、または復号されてもよい。図3に示されるように、ステップ302で、符号化ビットストリーム14’を受け取ることができる。符号化ビットストリーム14’は、例えば処理システム16がデータ記憶デバイス12から受け取ることができる。ステップ304で、符号化ビットストリーム14’を処理することにより、17PP変調ビットストリームが求められる。17PP変調ビットストリームは、例えば17PP変調ビットストリーム26とすることができる(図2aを参照されたい)。17PP変調ビットストリームの割出しは、図4を参照しながらより詳細に説明される。17PP変調ビットストリーム26は、例えばNRZI復号器22によって求めることができる。
次に、ステップ306で、ステップ304で求めた17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定18を求めることができる。複数の判定18は、例えば17PP復号器24によって生成されてもよい(図2aを参照されたい)。複数の判定18は、ソース情報における複数のソースビットの推定であることに留意されたい。複数の判定は、ハード判定またはソフト判定とすることができる。本明細書に用いられる用語「ハード判定」は、ソース情報のソースビットの推定が「1」または「0」であるものを指すように用いられる。さらに、本明細書に用いられる用語「ソフト判定」は、ソースビットが「0」である確率およびソースビットが「1」である別の確率を指すように用いられる。
図4は、本技法の一実施形態によって17PP変調ビットストリーム26を生成する例示的方法304を表す流れ図である。具体的には、図4は、図3のステップ304についてより詳細に説明する。ステップ402で、複数の復号方法の第1の組から、複数の動作条件に基づいて、第1の復号方法が選択されてもよい。復号方法の第1の組は、例えばBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)復号方法、仮説検定復号方法、またはアナログXOR復号方法などの非ゼロ復帰変換(NRZI)復号方法とすることができる。
本明細書に用いられる用語「動作条件」は、受け取られる符号化ビットストリームの信号対雑音比(SNR)、受け取られる符号化ビットストリームの雑音のタイプ、符号化ビットを記憶するのに使用される記憶装置の媒体、またはそれらの組合せを指すように使用することができる。限定的でない例として、光学的および電気的信号対雑音比が15dB以上であるとき、NRZI復号用に仮説検定復号方法が選択されてもよい。別の例によれば、処理システム16の計算能力が十分であれば、BCJR復号方法を利用することができる。別の例として、光学雑音および電気雑音がどちらも非常に小さければ、BER性能の大きな劣化なしでアナログXOR復号方法を使用することができる。以下では、「第1の復号方法」と「第1の選択された復号方法」という用語は、互換性があるように用いられるものとする。一実施形態では、第1の選択された復号方法はBCJR復号方法である。別の実施形態では、第1の選択された復号方法は仮説検定復号方法である。代替実施形態では、第1の選択された復号方法はアナログXOR復号方法である。
さらに、ステップ404で、符号化ビットストリーム14’に対して第1の選択された復号方法を適用することにより、17PP変調ビットストリーム26を求めることができる。17PP変調ビットストリーム26を生成するための第1の選択された復号方法の適用は、第1の選択された復号方法の処理ステップ次第である。BCJR復号方法、仮説検定復号方法、およびアナログXOR復号方法を含む第1の選択された復号方法は、それぞれ図7、図8および図9を参照しながらより詳細に説明されることになる。
図5は、本技法の一実施形態によって17PP変調ビットストリーム26に基づいて複数の判定18を求める例示的方法306を表す流れ図である。具体的には、図5は、図3のステップ306をより詳細に説明する。ステップ502で、複数の復号方法の第2の組から第2の復号方法が選択されてもよい。複数の復号方法の第2の組は、例えばBCJR復号方法、単純復号方法などといった17PP復号方法である。第2の復号方法は、例えば複数の動作条件に基づいて選択されてもよい。動作条件は、例えば、受け取られる符号化ビットストリームの信号対雑音比(SNR)、受け取られる符号化ビットストリームの雑音のタイプ、符号化ビットを記憶するのに使用される記憶装置の媒体、第1の選択された複合方法、またはそれらの組合せを含むことができる。例えば、第1の選択された復号方法がアナログXOR復号方法であれば、第2の選択された復号方法は単純復号方法とすることができる。一例として、1Mbsを上回る程度の非常に高速の処理が必要とされるとき、単純復号方法と仮説検定復号方法の組合せを利用することができる。第2の復号方法として、計算上好ましいその他の方法が選択されてもよいことに留意されたい。以下では、「第2の復号方法」、「第2の選択された復号方法」という用語は、互換性があるように用いられることになる。さらに、ステップ504で、17PP変調ビットストリーム26に対して第2の選択された復号方法の適用することにより、複数の判定18を求めることができる。BCJRアルゴリズムを含む第2の選択された復号方法および単純復号方法が、それぞれ図7および図10を参照しながらより詳細に説明される。一実施形態では、第1の選択された復号方法と第2の選択された復号方法の組合せは、アナログXOR復号方法と単純復号方法の組合せ、仮説検定復号方法と単純復号方法の組合せ、BCJR復号方法と単純復号方法の組合せ、仮説検定復号方法とBCJR復号方法の組合せ、およびBCJR復号方法とBCJR復号方法の組合せを含むことができる。
図6は、本技法の一実施形態によって、図2bで参照された符号化ビットストリーム14”を処理する、または復号する例示的方法600を表す流れ図である。ステップ602で、符号化ビットストリーム14”が処理システム16によって受け取られる。具体的には、符号化ビットストリーム14”は、NRZI復号器22によって受け取られてもよい(図2bを参照されたい)。図2bを参照して言及したように、用語「符号化ビットストリーム14”」は、非ゼロ復帰変換(NRZI)符号を用いてソース情報を符号化することによって生成される符号化データを指すように用いられる。ステップ604で、NRZI復号方法は、受け取った符号化ビットストリーム14”の雑音に関連付けられた1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のNRZI復号方法から選択されてもよい。複数のNRZI復号方法は、例えばBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)復号方法、仮説検定復号方法、またはアナログXOR復号方法を含むことができる。1つまたは複数のパラメータは、例えば、受け取った符号化ビットストリームの雑音のタイプおよび雑音のレベルを含む。ステップ606で、選択されたNRZI復号方法を適用することにより、複数の判定18を生成することができる。複数の判定18が、ソース情報におけるソースビットの推定であることに留意されたい。特定の実施形態では、複数の判定18は、ハード判定またはソフト判定とすることができる。
本明細書に用いられる用語「ハード判定」は、ソース情報のソースビットの推定が「1」または「0」であるものを指すように用いられる。さらに、本明細書に用いられる用語「ソフト判定」は、ソースビットが「0」である確率およびソースビットが「1」である別の確率を指すように用いられる。複数の判定18が、ソフト判定であるか、またはハード判定であるかといったことは、選択されたNRZI復号方法次第であることに留意されたい。例えば、選択されたNRZI復号方法がアナログXOR復号方法であれば、複数の判定18はハード判定である。別の例では、選択されたNRZI復号方法がBCJR復号方法であれば、複数の判定18はソフト判定である。
図3のステップ304および図6のステップ606で用いられる選択されたNRZI復号方法ならびに図3のステップ306で用いられる17PP復号方法のさまざまな実施形態が、図7〜図10で詳細に説明される。具体的には、BCJR復号方法、仮説検定復号方法、またはアナログXOR復号方法が、図7〜図9を参照しながらより詳細に説明される。選択されたNRZI復号方法および17PP復号方法のさまざまな実施形態が、計算上の要件およびビット誤り率(BER)性能において異なることに留意されたい。特定の選択された復号方法は、BCJR復号方法などの最適な復号アルゴリズムから、適切な近似および単純化を行なうことによって導出される。図7〜図9を参照しながら説明される、選択された復号方法の実施形態は、説明される仮定および近似に限定されるべきでないことに留意されたい。選択された復号方法の説明される実施形態は、説明される仮定および近似に類似の仮定および近似を採用することによって導出されるさまざまな他の実施形態も含んでいる。
図7は、本技法の一実施形態による、図4のステップ402(第1の復号方法)、図5のステップ502(第2の復号方法)、および図6のステップ604(選択されたNRZI復号方法)で参照された、例示的な選択された復号方法700を表す流れ図である。一実施形態では、図7は、図4のステップ404、図5のステップ504、および図6のステップ606をより詳細に説明する。一実施形態では、図7は、例示的BCJR復号方法を説明する。現在企図されている構成では、最適なMAPアルゴリズムが利用される。図7に示されるように、ステップ702で符号化ビットストリーム14”が受け取られる。現在企図されている構成は、符号化ビットストリーム14”を処理することによって説明されているが、特定の実施形態では、本方法700を用いて、17PP変調ビットストリーム26および符号化ビットストリーム14’を処理してもよいことに留意されたい。
特定の実施形態では、最適なMAPアルゴリズムとしてBCJR復号方法700が用いられる。ステップ703で、第1の事前確率および第2の事前確率が初期化することができる。MAP復号方法によって第1の事前確率および第2の事前確率が使用されてもよい。ステップ703で、ソース情報におけるソースビットがゼロである第1の事前確率Pr(S=0)およびソース情報におけるソースビットが1である第2の事前確率Pr(S=1)が適切な値に初期化される。特定の実施形態では、BCJR復号方法700に対する入力が符号化ビットストリーム14’であるとき、第1の事前確率と第2の事前確率は、不均等値を用いて初期化することができる。換言すれば、BCJR復号方法700に対する入力が17PP−NRZI符号化ビットストリームであるとき、第1の事前確率と第2の事前確率は、不均等値を用いて初期化することができる。特定の実施形態では、BCJR復号方法において入力として17PP変調ビットストリーム26が用いられるとき、第1の事前確率は0.7であり、第2の事前確率は0.3である。
さらに、ステップ704で、トレリス線図の分岐に対応する複数の分岐メトリックを求めることができる。図11dを参照しながら例示的トレリス線図が示される。トレリス線図は、入力と出力の関係が図11bの表で与えられている図11aのNRZI符号器に対応する図11cの状態遷移図から導出される。分岐メトリックは、例えば符号化ビットストリーム14”に基づいて求められる。次に、ステップ706で、複数の確率関数が求められる。複数の確率関数は、例えば、前向き回帰(forward recursion)および後ろ向き回帰(backward recursion)、符号化ビットストリーム14”ならびに分岐メトリックを利用することにより求めることができる。ここで、確率関数は、接続の前向き確率(joint forward probability)、条件付き後ろ向き確率(conditional backward probability)および/または分岐メトリックを表す。
さらに、ステップ708で、トレリス線図の分岐およびノードに関する帰納的確率(APP)が求められる。ここで、APPは、受け取った符号化シーケンスに関する状態および状態遷移の条件付き確率を指す。帰納的確率(APP)は、ステップ706で求めた確率関数に基づいて求められる。次に、ステップ710で、複数の判定18を求めることができる。現在企図されている構成では、ステップ710で求められる複数の判定18はソフト判定である。その代わりに、単に閾値検出器を用いることにより、ハード判定を導出することも可能である。
BCJRアルゴリズムは、各ビットの帰納的確率を最大化する。BCJRアルゴリズムは、ビット誤り率(BER)を最小限にする最適方法である。本実施形態は、BCJRアルゴリズムを用いて説明されているが、トレリスに基づく他の方法を使用することもできる。例えば、ビタビ復号方法またはその変形形態を使用することができる。ビタビ復号方法は、それぞれの復号された符号ワードの可能性を最大化する。ビタビ復号方法は、ワード誤差率を最小限にする最適方法である。ビタビ復号方法は、図4のステップ402(第1の復号方法)、図5のステップ502(第2の復号方法)、および図6のステップ604(選択されたNRZI復号方法)で使用することができる。
図8は、本技法の一実施形態による、図4のステップ402(第1の選択された復号方法)および図6のステップ604(選択されたNRZI復号方法)で参照された、別の例示的な選択された復号方法800を表す流れ図である。この例では、方法800は、ビット単位の仮説検定によるビットである。したがって、方法800のステップ802〜812を実行すると、複数の判定18の間の判定814がもたらされる。具体的には、方法800の結果の各繰返しによって、符号化ビットストリーム14”の単一の符号化ビットに対応する単一の判定が求められる。図8に示されるように、ステップ802で、符号化ビットストリーム14”が受け取られる。現在企図されている構成は符号化ビットストリーム14”を処理することによって説明されているが、特定の実施形態では、本方法800を用いて、17PP変調ビットストリーム26および符号化ビットストリーム14’を処理してもよいことに留意されたい。ステップ803で、符号化ビット805を抽出することができる。次に、ステップ804で、符号化ビット805の推定が0であれば、符号化ビット805に対応する第1の尤度関数を求めることができる。
さらに、ステップ806で、符号化ビット805の推定が1であれば、符号化ビット805に対応する第2の尤度関数を求めることができる。第1の尤度関数および第2の尤度関数は、符号化ビットストリームに14”基づいて求められる。さらに、ステップ808で、判定814が0であるという第1の仮説を求めることができる。さらに、ステップ810で、判定814が1であるという第2の仮説を求めることができる。第1の仮説および第2の仮説は、第1の尤度関数および第2の尤度関数に基づいて求められる。限定的でない例として、符号化ビットストリーム14”の符号化ビット805に対応する判定814が0であるという第1の仮説は次式で表され、
さらに、限定的でない例として、符号化ビットストリーム14”の符号化ビット805に対応する判定814が1であるという第2の仮説は次式で表され、
ここで、Yは符号化ビットを表し、Xは判定を表し、tは時間の瞬間を表し、Ytは瞬間tで受け取られる符号化ビットを表し、Yt-1は瞬間t−1で受け取られる符号化ビットを表す。
ステップ812で、第1の仮説が第2の仮説と比較されて判定814が求められる。判定814は、例えばソフト判定またはハード判定とすることができる。例えば、第2の仮説に対する第1の仮説の比較は、次式によって表すことができ、
X=0ただし
の場合、
X=1それ以外
ここで、Xはソース情報における1つのソースビットの判定または推定を表し、Yは符号化ビットストリームの1つの符号化ビットを表す。一例としてハード判定を考えると、第1の仮説の値が第2の仮説の値より大きい場合は、常に第1の仮説に対応する判定が有利であり、この場合判定は0である。あるいは、第1の仮説の値が第2の仮説の値以下である場合は、第2の仮説に対応する判定を有利とすることができ、この判定は1である。以下では、式(3)は復号ルールと称される。式(3)、式(1)の第1の仮説および式(2)の第2の仮説から、復号ルールは、現行の符号化ビットおよび直前の符号化ビットを含んでいることに留意されたい。式(1)で示された第1の仮説および式(2)で示された第2の仮説は、事前確率が0.5である仮定でBCJR復号方法から導出されたものである。この仮定を用いて、分岐メトリックに対応する確率関数は、次式に簡略化され、
ここで、Pr{Yt|m}はトレリスの現在の状態における符号化ビットの条件付き確率であり、mはトレリス線図の現在の状態であり、nはトレリス線図の直前の状態である。したがって、17PP入力からのバイアスを想定することなく、単純仮説検定を用いて、各NRZIビットを、2つの連続するビットを含めて復号することができる。
方法800は、符号化ビットストリーム14”をビット単位の方式で復号することに留意されたい。したがって、符号化ビットストリーム14”の最後の符号化ビットが復号されるまで、ステップ803から812を繰り返すことができる。換言すれば、符号化ビットストリーム14”の各符号化ビットに対応する判定が求められるまで、ステップ803〜812を繰り返すことができる。したがって、ステップ816では、符号化ビットストリーム14”の最後の符号化ビットが復号されたかどうか判断するために検査が行われる。ステップ816で、符号化ビットストリームの最後の符号化ビットが復号されていないと判断されると、制御はステップ803に移る。ステップ803で、符号化ビットストリーム14”の後続の符号化ビットが選択される。次に、ステップ803〜812が繰り返される。しかし、ステップ816で、符号化ビットストリーム14”の最後の符号化ビットが復号されていると判断されると、次いで、複数の判定18が求められる。現在企図されている構成では、複数の判定18は、ステップ803〜814の各繰返しで求められた各判定814を含む。
ビット単位の方式で判定を求める方法800が、MAPを包含する系列検出(BCJR復号方法)と比較してより高速であることに留意されたい。方法800は、非常に低い複雑度で、より小さくかつ許容できるビット誤り率(BER)性能で動作し得る。例えば、この方法800は、ホログラフィックデータ記憶などの高いデータ転送速度の用途向けに、図4のステップ402における第1の選択された復号方法およびステップ604におけるNRZI復号方法として選択されてもよい。
図9は、本技法の一実施形態による、図4のステップ402(第1の選択された復号方法)および図6のステップ604(選択されたNRZI復号方法)で参照された、別の例示的な選択された復号方法900を表す流れ図である。具体的には、図9は、アナログXOR復号方法の例示的ステップについて説明する。一実施形態では、図9は、図4のステップ404および図6のステップ606についてより詳細に説明する。図9に示されるように、ステップ902で、符号化ビットストリーム14”が受け取られる。現在企図されている構成は、符号化ビットストリーム14”を処理することによって説明されているが、特定の実施形態では、本方法900を用いて、17PP変調ビットストリーム26および符号化ビットストリーム14’を処理してもよいことに留意されたい。
さらに、ステップ906で、符号化ビットストリーム14”用をいて多項式関数904の値を求めることができる。一実施形態では、多項式関数904は、符号化ビットストリーム14”に基づいて求められる。多項式関数904は、例えば1または0である符号化ビット908の値に基づいて求めることができる。例えば、ガウス型通信路を想定すると、符号化ビットストリーム14”がガウス雑音を含んでいるとき、0または1である符号化ビットに対応する式(1)および式(2)の仮説は次式で簡略化される。
符号化ビットは次のように復号することができる。
X=1ただし
のとき
X=0;それ以外
次式で示されるような例示的多項式関数に基づく判定を求めるために、上述の式(5)および(6)が解かれ、
この式で、P(Y)はYの多項式関数であり、Ytは瞬間tにおいて選択された符号化ビットストリームであり、Yt-1は瞬間t−1において選択された符号化ビットストリームである。式(5)に到達する間に、信号の強度の2乗に比例するものとして正規確率分布の単純推定(crude estimate)が用いられる。0に対応する確率関数が減少関数でなければならず、1に対応する確率関数が増加関数でなければならないので、それらは(Yt2および(Yt-12として近似される。
次に、ステップ906で、符号化ビットストリーム14”から符号化ビット905が選択される。方法900の第1の繰返しでは、第1の符号化ビットが選択されてもよい。次に、ステップ908で、選択された符号化ビット905に基づいて多項式関数904の値が求められる。さらに、ステップ910で、多項式関数の値を決められた閾値と比較することができる。閾値に関する適切な設定は、無雑音条件下の2つの可能な出力の中央にある0.5である。判定912は、多項式関数の値を閾値と比較することに基づいて求めることができる。式(8)は、多項式関数904の値と閾値の比較に基づく、判定912の割出しを示す。
X=0;ただし
のとき
X=1;それ以外
ここで、Xはソース情報におけるソースビットの判定または推定であり、Ytは瞬間tにおいて選択された符号化ビットストリームであり、Yt-1は瞬間t−1において選択された符号化ビットストリームである。多項式関数904の値の閾値との比較に続いて、判定912を求めることができる。
さらに、ステップ914では、符号化ビットストリーム14”の各符号化ビットが復号されたかどうか判断するために検査が行われる。換言すれば、符号化ビットストリーム14”の各符号化ビットに対応する判定が求められているかどうか判断される。符号化ビットストリーム14”の各符号化ビットに対応する判定が求められていないと判断されると、制御はステップ906に移る。ステップ906で、符号化ビットストリーム14”から別の符号化ビットが選択される。一実施形態では、ステップ906で、以前に選択された符号化ビットの後続の符号化ビットが選択される。次に、選択された符号化ビットに対応する判定を求めるために、ステップ906から912が繰り返される。戻ってステップ914を参照すると、符号化ビットストリーム14”の各符号化ビットが復号されていると判断されると、複数の判定18が求められる。この実施形態では、複数の判定18は、ステップ902から912の各繰返しで求められた各判定912を含む。
図10は、本技法の実施形態による、図5のステップ502で参照された例示的な第2の復号方法502を表す流れ図である。一実施形態では、図10は、単純復号方法をより詳細に説明する。単純復号方法では、雑音のある符号化ビットストリームは、決められた閾値を用いてハード判定に変換される。ステップ1002で、17PP変調ビットストリーム26を受け取ることができる。17PP変調ビットストリーム26は、例えば17PP復号器24(図2aを参照されたい)によってデータ記憶デバイス12(図1を参照されたい)から受け取られてもよい。ステップ1004で、17PP変調ビットストリーム26から3ビットが選択されてもよい。方法502の第1の繰返しで、変調ビットストリーム26の最初の3ビットが選択されてもよい。
次に、ステップ1006で、選択された3ビットに対応して複数の中間のハード判定を生成することができる。一実施形態では、選択された3ビットのそれぞれに対応する中間のハード判定を生成することができる。ハード判定は、例えば、選択された3ビットのそれぞれの値を決められた閾値と比較することによって生成されてもよい。閾値は、例えば次式を用いて決定されてよく、
ここで、σAは17PP変調ビットストリーム26における光学雑音成分を表し、σEは17PP変調ビットストリーム26における電子雑音成分を表す。
さらに、ステップ1008で、中間のハード判定を17PP表におけるソース情報の推定にマッピングすることができる。例示的な17PP表が、表1として以下に示されている。ソース情報の推定は、選択された3ビットに対応する判定1010である。表1は例示のために示されており、特定の値および数に限定されるべきではない。
次に、ステップ1012では、17PP変調ビットストリーム26の各ビットが復号されたかどうか判断するために検査が行われる。換言すれば、ステップ1012で、17PP変調ビットストリーム26の各ビットに対応する判定1010が求められているかどうか確認される。ステップ1012で、17PP変調ビットストリーム26の各ビットに対応する判定1012が求められていないことが確認されると、制御はステップ1004に移る。ステップ1004で、初期の繰返しのステップ1004で選択された直前の3ビットに続く3ビットが選択される。さらに、この続く3ビットを用いてステップ1004から1008が繰り返される。ステップ1008では、ソース情報の推定への中間のハード判定のマッピングは、17PP表の項目に示されるように、現在の状態と直前の状態とに左右される。戻ってステップ1012を参照すると、17PP変調ビットストリーム26の各ビットが復号されていると判断されると、複数の判定18が求められる。この実施形態では、複数の判定18は、ステップ1004から1012の各繰返しで求められた各判定1010を含むことに留意されたい。
本発明のさまざまな実施形態の性能を確認するために、シミュレーションが実行された。図12、図13および図14は、さまざまな雑音条件下におけるNRZI−17PP復号方法のさまざまな実施形態の性能の図的表現を示す。シミュレーションでは、500ビットの符号化ビットストリームの約1000の系列が用いられた。復号方法の性能を評価する際に、さまざまな電子雑音および光学雑音のエネルギーレベルが考慮された。光学的SNRが10dBから21dBの間で変化する状況で、5dBから21dBの範囲の電子的SNRが考慮された。グラフ1200、1300および1400において、X軸1202は電子雑音レベルを表し、Y軸1204はビット誤り率(BER)を表す。図12のプロファイル1216、図13のプロファイル1316および図14のプロファイル1416に示される、17PP符号化ビットストリームに対するBCJR復号方法の性能が、さまざまなNRZI−17PP復号方法の性能を比較するための基線として用いられる。
NRZI−17PP復号方法のうちで最も簡単な方式は、アナログXOR復号方法を用いるNRZIの復号および単純復号方法を用いる17PPの復号を含む。図12のプロファイル1206、図13のプロファイル1306および図14のプロファイル1406に示されるアナログXOR復号方法−単純復号方法の性能は、低雑音レベルでは他のものと同等である。17dBの中位雑音レベルでは、図13に示されるように、基線の場合は、選択された復号方法、すなわち仮説検定復号方法−単純復号方法、BCJR復号方法−単純復号方法、仮説検定復号方法−BCJR復号方法およびBCJR復号方法−BCJR復号方法に対して1dBの符号化利得を有する。これらの復号方法の性能の間にはわずかな差しかないので、複雑さが最小限のものを好都合に選択することができるはずである。
本技法の別の実施形態では、NRZI段階に対して仮説検定復号方法を用い、17PP段階に対して単純復号器を用いる、といった組合せが使われる。図12のプロファイル1208、図13のプロファイル1308および図14のプロファイル1408は、単純復号方法−仮説検定復号方法の性能の図的表現を示す。この組合せは、ビット単位の方式で復号されてよく、非常に高速である(PCで試験したところ1mbpsを上回った)。(BCJRアルゴリズムを用いる)MAP検出を包含する系列検出と比較して、ビット単位の検出は複雑度が著しく低く、ソフトウェアまたは低複雑度のハードウェアで実施することができる。
さまざまなNRZIアルゴリズムの性能が独立して評価される。結果を生成するために、入力の17PP符号化ビット系列がNRZIに変換され、次いでチャネル雑音を付加した後に復号して戻される。次いで、NRZI復号段階では、ビット誤り率を見いだすために、復号されたビットが入力の17PP系列と比較される。図14、図15および図16は、さまざまな雑音条件下におけるNRZI復号アルゴリズムのさまざまな実施形態の性能を示す。
完全なBCJRを用いる復号方法は、すべての環境下において最善を遂行する。図15のプロファイル1504、図16のプロファイル1604および図17のプロファイル1704はアナログXOR方式を示しており、この方式が他の2つの方式と同等なのは、電子雑音および光学雑音が小さいときのみである。完全なBCJR復号方法(図15のプロファイル1508、図16のプロファイル1608および図17のプロファイル1708)とビット単位の仮説検定復号方法(図15のプロファイル1506、図16のプロファイル1606および図17のプロファイル1706)の間の比較は、より興味深い。2つの方式の間に性能上のかなりの差があるのは、電子雑音および光学雑音が非常に大きいときのみである。実際、ほとんどの許容できる動作条件(光学的SNRおよび電子的SNRが15dBを上回ること)の下では、ビット単位の仮説検定復号方法の、完全なBCJR復号方法に対する利得の差は1dB未満である。
本方法および技法は、17PP復号器/17PP復号技法とNRZI復号器/NRZI復号技法を直列化して、計算負荷が大きい特大のトレリスの利用を回避する。本システムおよび技法は、NRZI復号器において、仮説検定復号方法、アナログXOR復号方法など、計算上魅力的な方法を利用する。さらに、17PP復号器には、単純復号方法などのより簡単な方法が用いられてもよい。したがって、NRZI復号器と17PP復号器を直列化すると、計算上の顕著な節約をもたらす。例えば、NRZI復号器にアナログXOR復号方法を用い、17PP復号器に単純復号方法を用いると、計算上の節約が向上する。本技法および方法は、ホログラフィックデータ検索システムなど、高速かつ大量のデータ処理用途では有利であり得る。さらに、仮説検定復号方法は、ビット単位の方式でNRZI復号を遂行して、復号の複雑さを低減する。アナログXOR復号方法は、多項式関数の評価を利用して、さらなる計算上の節約を提供する。
任意の特定の実施形態によって、上記で説明されたこのような目的または利点のすべてが必ずしも達成されなくてもよいことを理解されたい。したがって、例えば当業者なら、本明細書で説明されたシステムおよび技法は、本明細書で教示された利点の1つまたは群を、本明細書で教示または示唆され得る他の目的または利点を必ずしも達成することなく、達成する、または最適化するように実施または実行することができることを理解するであろう。
本発明を、限定された数の実施形態だけに関連して詳細に説明してきたが、本発明がそのような開示された実施形態に限定されないことが容易に理解されるはずである。むしろ、本発明はこれまでに説明されていない任意数の変形形態、変更形態、代替形態または同等な機構を組み込むように変更することができるが、それらは本発明の趣旨および範囲と相応するものである。さらに、本発明のさまざまな実施形態を説明してきたが、本発明の各態様が、説明された実施形態のうちのいくつかしか含まなくてもよいことを理解されたい。したがって、本発明は、前述の説明によって限定されるものと見なされるべきでなく、添付の特許請求の範囲の適用範囲によってのみ限定される。新規のものとして特許請求され、米国の特許証によって保護されることが望まれるものは次のとおりである。
10 システム
12 データ記憶デバイス
14 符号化ビットストリーム
14’ 符号化ビットストリーム
14” 符号化ビットストリーム
16 処理システム
18 複数の判定
20 出力デバイス
22 NRZI復号器
24 17PP復号器
26 17PP変調ビットストリーム
300 方法
306 方法
600 方法
700 BCJR復号方法
800 方法
805 抽出された符号化ビット
814 符号化ビットストリームの符号化ビットに対応する判定
900 方法
904 多項式関数
905 選択された符号化ビット
912 判定
1010 判定
1200 グラフ
1202 X軸
1204 Y軸
1206 アナログ復号方法−単純復号方法
1208 単純復号方法−仮説検定復号方法
1210 BCJR復号方法−単純復号方法
1212 仮説検定復号方法−BCJR復号方法
1214 BCJR復号方法−BCJR復号方法
1216 BCJR復号方法の基線
1300 グラフ
1306 アナログ復号方法−単純復号方法
1308 単純復号方法−仮説検定復号方法
1310 BCJR復号方法−単純復号方法
1312 仮説検定復号方法−BCJR復号方法
1314 BCJR復号方法−BCJR復号方法
1316 BCJR復号方法の基線
1400 グラフ
1406 アナログ復号方法−単純復号方法
1408 単純復号方法−仮説検定復号方法
1410 BCJR復号方法−単純復号方法
1412 仮説検定復号方法−BCJR復号方法
1414 BCJR復号方法−BCJR復号方法
1416 BCJR復号方法の基線
1500 グラフ
1504 アナログXOR方式のNRZI復号
1506 仮説検定方式のNRZI復号
1508 BCJR方式のNRZI復号
1600 グラフ
1604 アナログXOR方式のNRZI復号
1606 仮説検定方式のNRZI復号
1608 BCJR方式のNRZI復号
1700 グラフ
1704 アナログXOR方式のNRZI復号
1706 仮説検定方式のNRZI復号
1708 BCJR方式のNRZI復号

Claims (25)

  1. 非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを受け取るステップと、
    第1の選択された復号方法を用いて、前記符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求めるステップと、
    第2の選択された復号方法を用いて前記17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するステップとを含み、
    前記受け取られる符号化ビットストリームが複数の符号化ビットを含み、前記複数の判定が、ソース情報の複数のソースビットの推定である方法。
  2. 前記受け取った符号化ビットストリームと関連する複数のパラメータの少なくとも1つに基づいて、前記第1の選択された復号方法と前記第2の選択された復号方法を選択するステップをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. 前記複数の動作条件が、前記受け取られる符号化ビットストリームの信号対雑音比(SNR)、前記受け取られる符号化ビットストリームの雑音のタイプ、前記符号化ビットを記憶するのに使用される記憶装置の媒体、またはそれらの組合せを含む請求項2記載の方法。
  4. 前記雑音の前記タイプが光学雑音および電気雑音を含む請求項3記載の方法。
  5. 前記第1の選択された復号方法が、非ゼロ復帰変換(NRZI)復号方法を含む請求項1記載の方法。
  6. 前記NRZI復号方法が、Bahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)復号方法、仮説検定復号方法、またはアナログXOR復号方法を含む請求項5記載の方法。
  7. 前記第2の選択された復号方法が、17PP復号方法を含む請求項1記載の方法。
  8. 前記17PP復号方法が、Bahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)復号方法または閾値に基づく単純復号方法を含む請求項7記載の方法。
  9. 前記第1の選択された復号方法および前記第2の選択された復号方法が、帰納的最大確率(MAP)復号方法を含む請求項1記載の方法。
  10. 前記第1の選択された復号方法が、「0」の数値を有するビットの第1の事前確率を0.5に初期化し、「1」の数値を有するビットの第2の事前確率を0.5に初期化するステップを含む請求項1記載の方法。
  11. 前記第1の選択された復号方法が、「0」の数値を有するビットの第1の事前確率を0.7に初期化し、「1」の数値を有するビットの第2の事前確率を0.3に初期化するステップを含む請求項1記載の方法。
  12. 前記第1の選択された復号方法が、ガウスチャネルモデルに基づくものである請求項1記載の方法。
  13. 前記第2の選択された復号方法が、閾値に基づく方法を含む請求項1記載の方法。
  14. 前記閾値に基づく方法が、前記受け取られる符号化ビットストリームの電気雑音エネルギーおよび光学雑音エネルギーに基づいて閾値を選択するステップを含む請求項13記載の方法。
  15. 前記第2の選択された復号方法が、ルックアップ表に基づいて前記ソース情報を求めるステップを含む請求項1記載の方法。
  16. 非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを受け取るステップと、
    複数のNRZI復号方法および複数の17PP復号方法から、それぞれ複数の動作条件に基づいて、NRZI復号方法と17PP復号方法の組合せを選択するステップと、
    前記NRZI復号方法を用いて、前記符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求めるステップと、
    前記17PP復号方法を用いて、前記17PP変調ビットストリームに基づいて、ソース情報を求めるステップとを含む復号方法。
  17. NRZI復号方法と17PP復号方法の前記組合せが、アナログXOR復号方法と単純復号方法の組合せ、仮説検定復号方法と単純復号方法の組合せ、BCJR復号方法と単純復号方法の組合せ、仮説検定復号方法とBCJR復号方法の組合せ、およびBCJR復号方法とBCJR復号方法の組合せを含む請求項16記載の方法。
  18. 非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを記憶するデータ記憶デバイスと、
    前記データ記憶デバイスと動作通信する処理システムとを備え、前記処理システムが、
    前記NRZI復号器を用いて、前記符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求め、
    17PP復号器を使用して前記17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、
    前記符号化ビットストリームが複数の符号化ビットを含み、前記複数の判定が、ソース情報の複数のソースビットの推定であるシステム。
  19. 前記データ記憶デバイスが、光学式記憶デバイス、光ディスク、またはユニバーサルシリアルバス(USB)デバイスを含む請求項18記載のシステム。
  20. 前記ソース情報を、決められたフォーマットで出力する出力デバイスをさらに備える請求項18記載のシステム。
  21. 前記出力デバイスが、表示デバイス、オーディオデバイス、プリンタ、またはそれらの組合せを備える請求項20記載のシステム。
  22. 前記処理システムが、復号器、光ディスク読取り装置、デジタル多用途ディスクプレーヤ、コンパクトディスクプレーヤを備える請求項18記載のシステム。
  23. 非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを記憶するデータ記憶デバイスと、
    前記データ記憶デバイスと動作通信する処理システムとを備え、前記処理システムが、
    仮説検定復号方法を用いて、前記符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求め、
    単純復号方法を用いて前記17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、
    前記符号化ビットストリームが複数の符号化ビットを含み、前記複数の判定が、ソース情報の複数のソースビットの推定であるシステム。
  24. 非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを記憶するデータ記憶デバイスと、
    前記データ記憶デバイスと動作通信する処理システムとを備え、前記処理システムが、
    仮説検定復号方法を用いて、前記符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求め、
    BCJR復号方法を用いて前記17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、
    前記符号化ビットストリームが複数の符号化ビットを含み、前記複数の判定が、ソース情報の複数のソースビットの推定であるシステム。
  25. 非ゼロ復帰変換(NRZI)符号および17 Parity Preserve/Prohibit(17PP)符号を用いて符号化された符号化ビットストリームを生成する符号器と、
    通信チャンネルを介して符号化ビットストリームを受け取る復号器とを備え、前記復号器が、
    前記NRZI復号器を用いて、前記受け取った符号化ビットストリームに基づいて、17PP変調ビットストリームを求め、
    17PP復号器を使用して前記17PP変調ビットストリームを処理することにより、複数の判定を生成するように構成されており、
    前記符号化ビットストリームが複数の符号化ビットを含み、前記複数の判定が、ソース情報の複数のソースビットの推定である通信システム。
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