JP2005138981A - 避難用エレベータのかご構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 避難時に通常時の定員よりも多くの乗客を安全に運ぶことができる避難用エレベータのかご構造を得る。
【解決手段】 一側に出入口2が設けられた主かご室3と、主かご室3に接続され、避難時に用いられる副かご室6と、主かご室3と副かご室6との間に、開閉可能に設けられた間仕切り8とを備える。エレベータの通常運転時には、間仕切り8を閉止状態として主かご室3のみを使用し、避難時には、間仕切り8を開放状態として主かご室3および副かご室6を使用する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、避難用エレベータのかご構造に関する。
従来のエレベータのかご構造として、人荷用エレベータで、人用スペースと貨物用スペースの隔壁を可動にして使用状況に応じて必要な輸送スペースを増減するエレベータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−26631号公報
ここで、火災等の避難時に利用することができる避難用エレベータにおいては、避難使用時に通常時の定員よりも多くの乗客を乗車可能とし、一度の移動で出来るだけ多くの人が避難できるようにしたいとの要求がある。しかし、従来のエレベータのかご構造は、決められた輸送スペースの中で人用スペースと貨物用スペースの割合を調整できるものにすぎず、上記要求を満足させることができなかった。
この発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、避難時に通常時の定員よりも多くの乗客を安全に運ぶことができる避難用エレベータのかご構造を提供することを目的とする。
この発明の避難用エレベータのかご構造は、一側に出入口が設けられた主かご室と、主かご室に接続され、避難時に用いられる副かご室と、主かご室と副かご室との間に、開閉可能に設けられた間仕切りとを備え、エレベータの通常運転時には、間仕切りを閉止状態として主かご室のみを使用し、避難時には、間仕切りを開放状態として主かご室および副かご室を使用するように構成されているものである。
この発明の避難用エレベータのかご構造は以上説明したように、一側に出入口が設けられた主かご室と、主かご室に接続され、避難時に用いられる副かご室と、主かご室と副かご室との間に、開閉可能に設けられた間仕切りとを備え、エレベータの通常運転時には、間仕切りを閉止状態として主かご室のみを使用し、避難時には、間仕切りを開放状態として主かご室および副かご室を使用するように構成されているので、避難時には、一度の移動で通常時の定員よりも多くの乗客を安全に運ぶことのできる避難用エレベータを得ることができる。
以下に図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。尚、各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1および図2は、この発明の実施の形態1の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図であり、図1は、通常運転時のかごの乗車空間を示し、図2は、避難運転時のかごの乗車空間を示す。
図1および図2に示すように、かご1は、乗場側の側面にかご出入口2が設けられた主かご室3を備えている。かご1の主かご室3内には、エレベータの通常運転時に乗客を乗せるための通常時乗車空間4が形成されている。また、かご1には、主かご室3の後部、すなわち、かご出入口2と対向するかご1の背面側のかご室壁5の後方に、副かご室6が接続されている。副かご室6は、避難時のかご1の床面積を通常時の床面積より大きくするため、避難運転時にのみ用いられるものであり、副かご室6内には、避難時用乗車空間7が形成されている。尚、このように構成された本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造を備えるエレベータでは、駆動機器などのエレベータを構成する各機器の仕様や容量等は、主かご室3に対応して設定されている。そして、避難時に、一度の移動で出来るだけ多くの人が避難できるようにしたいとの要求を満たすべく、避難時にだけ、主かご室3に加え、副かご室6をも用いて、設定された通常時のエレベータ容量以上となる状況でエレベータを運転し、通常時の定員より多くの乗客を一度に輸送可能となるように構成されている。
本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造では、主かご室3と副かご室6との間には、間仕切り8が設けられている。間仕切り8は、中央部で2分割とされており、開閉可能に構成されている。すなわち、間仕切り8は、観音開き扉として構成されている。間仕切り8は、通常時には、閉止状態とされ、かご1の背面側のかご室壁5を成している。このため、通常時には、通常時乗車空間4を用いて乗客の輸送を行うことができる。また、火災等の避難時には、間仕切り8が開放状態とされ、副かご室6の避難時用乗車空間7を使用できるように構成されている。このため、避難時には、通常時の定員よりも多くの乗客を一度に安全に運ぶことができる。また、図2においては、間仕切り8は、主かご室3側に開くように図示されているが、これに限らず、間仕切り8は、副かご室6側に開くように構成してもよい。このような構成によれば、主かご室3が乗客で満員になった状態でも、間仕切り8を開くことが可能となり、乗客が副かご室6に円滑に入り込むことができる。さらに、間仕切り8は、左右方向に開閉するスライド式の扉としてもよい。このような構成としても、主かご室3が乗客で満員になった状態でも、間仕切り8を開くことができ、乗客が副かご室6に円滑に入り込むことができる。また、左右方向に開閉する扉の方式として、間仕切り8を、左右方向に開閉するジャバラタイプの扉としてもよい。このように構成すれば、昇降路の間口寸法を大きくすることなく、副かご室6への開口部を大きくとることができる。
ここで、避難用エレベータでは、建物に火災等が発生すると、エレベータの運転モードが通常運転モードから避難用運転モードに切り替えが行われる。本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造では、間仕切り8に、例えば、電気錠などの施錠装置(図示せず)を設けている。この施錠装置を用いて、避難時にエレベータが避難用運転モードに切り替わった場合にのみ、間仕切り8が開錠可能となるように構成されている。また、施錠装置は、例えば管理人室や警備会社などからリモート操作で開錠可能に構成することとしてもよい。さらに、避難用運転モードへの切り替えについても、例えば管理人室や警備会社などからリモート操作で設定可能な構成としてもよい。このような構成によれば、通常時には、避難時用乗車空間7の使用を防止し、かご1の乗車定員内での運転を行うことができ、避難時のみ副かご室6の避難時用乗車空間7を使用することが可能となる。
また、本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造では、施錠装置が開錠された場合に、避難用運転モードとなるように構成してもよい。具体的には、間仕切り8に、間仕切り8の開閉状態を検出するスイッチ(図示せず)を設け、このスイッチが間仕切り8が開放状態にあることを検出した場合に、エレベータの運転モードが避難用運転モードに切り替わるように構成することができる。このような構成によれば、避難時用乗車空間7を使用する際には、自動的に避難用運転モードとなるようにすることができる。
また、本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造において用いる避難用運転モードでは、かご1の加減速度を通常走行時の加減速度よりも低くすることとしている。これにより、モータやインバータなどの駆動機器の負荷を低減するとともにトラクション能力に対しても有効となり、定員よりも多い乗客を積載した状態でも、安全に避難時の運転を行うことができる。また、避難用運転モード時に、かご1の速度を通常走行時の定格速度よりも低くすることによっても、駆動機器の負荷を低減することができ、定員よりも多い乗客を積載した状態でも安全に避難時の運転を行うことができる。
以上説明した通り、本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造では、避難時に通常時よりも床面積が副かご室6の床部9の分だけ大きくなるように、避難時用乗車空間7を設けている。このため、避難時には、間仕切り8を開放し、通常時乗車空間4に加え、避難時用乗車空間7を使用できるようにしたことで、一度の移動で通常時の定員よりも多くの乗客を安全に運ぶことができる。
ところで、上述した実施の形態1では、副かご室6は、主かご室3の後部に接続して取り付けられた構造としているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、かご1の各部の強度等を適切に確保したうえで、副かご室6を主かご室3の後部に、かご1の奥行方向に伸縮自在な構造として設置することとしてもよい。このように構成することによっても、通常時には、副かご室6は、主かご室3内に収納された状態とし、避難時には、副かご室6をかご1の奥行方向に伸張させることにより、避難時用乗車空間7を確保することができる。
また、上述した実施の形態1では、避難時用乗車空間7を有する副かご室6を乗りかご1の後部に配置することとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、副かご室6を設置するスペースが確保できるのであれば、副かご室6は、例えば、昇降路内のエレベータ機器と干渉しない範囲でかご1の側部に設けてもよい。
実施の形態2.
図3および図4は、この発明の実施の形態2の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図であり、図3は、通常運転時のかごの乗車空間を示し、図4は、避難運転時のかごの乗車空間を示す。
図3および図4に示すように、かご1は、乗場側の側面にかご出入口2が設けられたかご室10を備えている。かご1のかご室10内には、エレベータの通常運転時に乗客を乗せるための通常時乗車空間11が設けられている。また、かご1には、かご出入口2と対向するかご1の背面側のかご室壁12に、天板13と脚部14を有し、折畳み可能に構成されたステージ15が設置されている。ステージ15は、ハニカム構造とされている。さらに、ステージ15は、その材質としてアルミにより形成されている。このような構成によれば、かご全体の質量を軽量化しつつ、ステージ15の強度を確保することができる。
ステージ15は、更に、梯子16を備えている。通常時には、ステージ15は、天板13内に脚部14と梯子16が折畳まれた状態で、かご室壁12内に収納されている。また、図4においては、ステージ15は、脚部14をステージ15の支持部材として用い、梯子16をステージ15への乗り込み用部材として用いた例を示したが、これに限らず、例えばステージ15を立設するときの支持部材の役割を、梯子16が脚部14と共に兼ね、あるいは、梯子16のみで兼ねるように構成してもよい。このようにして、梯子16を用いることで、ステージ15の剛性確保と乗り込み手段の両立を図ることもできる。
このような構成を有する本実施の形態1の避難用エレベータのかご構造では、避難時には、図4に示すように、折畳み式のステージ15を展開して、避難時用乗車空間17を形成している。すなわち、ステージ15の天板13を展開させて、天板13内部から脚部14と梯子16を取り出した際に、かご1内の床面積が通常時の床面積よりも天板13の床部18の分だけ大きくなるように避難時用乗車空間17を設けている。このため、避難時には、通常時乗車空間11に加え、ステージ15の天板13上にも乗客を乗せて、一度の移動で通常時の定員よりも多くの乗客を安全に運ぶことができる。また、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造によれば、通常時には邪魔にならずに必要時のみステージ15を取り出して使用することができるため、実施の形態1におけるかご構造のように、かご1に副かご室6を設ける必要がなく、さらに、避難時用乗車空間17を設けるために昇降路サイズを特別に大きくする必要がない。また、ステージ15に梯子16を備えたので、避難時に、容易かつ安全にステージ15に乗り込むことができる。
本実施の形態2では、折畳み式ステージ15を展開して立設する操作は、避難時に乗客に行わせることを想定している。すなわち、例えば乗客に対し、アナウンスを行い、その操作方法を連絡するように構成すれば、乗客が自らの手で容易に操作を行えるようにすることができる。また、かご室壁12やステージ15等に、ステージ15の操作手順を記載したシール等を貼り付けておくこととしてもよい。
また、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造は、例えば、天板13上および天板13下のスペースは子供を乗せたり、あるいは大人を座らせて乗せたりといった使い方で、ステージ15以外の出入口2周辺の通常時乗車空間11は大人が立って乗るようにするといった使い方で用いることができる。また、ステージ15は、天板13の高さを使用態様に応じて任意に調整可能な構成として用いてもよい。また、近年の建物の建築事情等により、建物の各階床間の高さが制限されるような場合には、結果として、エレベータのかごの室内高さの十分な確保が困難となる場合もあり得るが、このような場合であっても、上記のように工夫することで、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造を有効に用いることができる。
また、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造では、折畳み式のステージ15に、例えば、電気錠などの施錠装置(図示せず)を設けている。この施錠装置を用いて、避難時にエレベータが避難用運転モードに切り替わった場合にのみ、ステージ15が開錠して使用可能となるように構成されている。また、施錠装置は、例えば管理人室や警備会社などからリモート操作で開錠可能に構成することとしてもよい。さらに、避難用運転モードへの切り替えについても、例えば管理人室や警備会社などからリモート操作で設定可能な構成としてもよい。このような構成によれば、通常時には、避難時用乗車空間17の使用を防止し、避難時のみ避難時用乗車空間17を使用することが可能となる。
また、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造では、施錠装置が開錠された場合に、避難用運転モードとなるように構成してもよい。具体的には、折畳み式のステージ15に、ステージ15の使用状態を検出するスイッチ(図示せず)を設け、このスイッチによりステージ15が使用状態にあることを検出した場合に、エレベータの運転モードが避難用運転モードに切り替わるように構成することができる。このような構成によれば、避難時用乗車空間17を使用する際には、自動的に避難用運転モードとなるようにすることができる。
また、実施の形態1と同様に、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造において用いる避難用運転モードでは、かご1の加減速度を通常走行時の加減速度よりも低くすることとしている。これにより、モータやインバータなどの駆動機器の負荷を低減するとともにトラクション能力に対しても有効となり、定員よりも多い人員を積載した状態でも、安全に避難時の運転を行うことができる。また、避難用運転モード時に、かご1の速度を通常走行時の定格速度よりも低くすることによっても、駆動機器の負荷を低減することができ、定員よりも多い人員を積載した状態でも安全に避難時の運転を行うことができる。
この発明の実施の形態1の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図である。 この発明の実施の形態1の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図である。 この発明の実施の形態2の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図である。 この発明の実施の形態2の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 かご、 3 主かご室、 4、11 通常時乗車空間、 6 副かご室、 7、17 避難時用乗車空間、 8 間仕切り、 9、18 床部、 10 かご室、 13 天板、 14 脚部、 15 ステージ、 16 梯子。

Claims (25)

  1. 一側に出入口が設けられた主かご室と、
    前記主かご室に接続され、避難時に用いられる副かご室と、
    前記主かご室と前記副かご室との間に、開閉可能に設けられた間仕切りとを備え、
    エレベータの通常運転時には、前記間仕切りを閉止状態として前記主かご室のみを使用し、避難時には、前記間仕切りを開放状態として前記主かご室および前記副かご室を使用するように構成されていることを特徴とする避難用エレベータのかご構造。
  2. 前記副かご室は、前記主かご室の後部側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の避難用エレベータのかご構造。
  3. 前記間仕切りは、前記副かご室側に開く観音開き扉としたことを特徴とする請求項1または2に記載の避難用エレベータのかご構造。
  4. 前記間仕切りは、左右方向に開閉するスライド式の扉としたことを特徴とする請求項1または2に記載の避難用エレベータのかご構造。
  5. 前記間仕切りは、左右方向に開閉するジャバラタイプの扉としたことを特徴とする請求項1または2に記載の避難用エレベータのかご構造。
  6. 前記間仕切りは、施錠装置を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  7. 前記施錠装置が開錠された場合に、エレベータの運転モードを避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の避難用エレベータのかご構造。
  8. 前記施錠装置は、エレベータの運転モードが避難用運転モードとされた場合に開錠するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の避難用エレベータのかご構造。
  9. 前記施錠装置は、リモート操作で開錠可能な構成としたことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  10. 前記間仕切りは、前記間仕切りの開閉状態を検出するスイッチを備え、前記間仕切りが開放状態にあることを前記スイッチが検出した場合に、エレベータの運転モードが避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  11. 前記避難用運転モードへの切り替えを、リモート操作で設定可能な構成としたことを特徴とする請求項7、8、10のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  12. 一側に出入口が設けられたかご室と、
    前記かご室内のかご室壁に設けられ、折畳み可能に構成されたステージとを備え、
    エレベータの通常運転時には、前記ステージを折畳んだ状態とし、避難時には、前記ステージを展開した状態として立設し、前記ステージ上に乗客を乗せる避難時用乗車空間を形成することを特徴とする避難用エレベータのかご構造。
  13. 前記ステージを、ハニカム構造としたことを特徴とする請求項12に記載の避難用エレベータのかご構造。
  14. 前記ステージを、アルミ材質からなる構造としたことを特徴とする請求項12または13に記載の避難用エレベータのかご構造。
  15. 前記ステージは、折畳み可能な梯子を備えたことを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  16. 前記梯子は、前記ステージを立設したときの前記ステージの支持部材を兼ねることを特徴とする請求項15に記載の避難用エレベータのかご構造。
  17. 前記ステージは、前記かご室壁内に収納可能に構成されていることを特徴とする請求項12〜16のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  18. 前記ステージは、施錠装置を備えたことを特徴とする請求項12〜17のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  19. 前記施錠装置が開錠された場合に、エレベータの運転モードを避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項18に記載の避難用エレベータのかご構造。
  20. 前記施錠装置は、エレベータの運転モードが避難用運転モードとされた場合に開錠するように構成されていることを特徴とする請求項18に記載の避難用エレベータのかご構造。
  21. 前記施錠装置は、リモート操作で開錠可能な構成としたことを特徴とする請求項18〜20のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  22. 前記ステージは、前記ステージの使用状態を検出するスイッチを備え、前記ステージが展開されて使用状態にあることを前記スイッチが検出した場合に、エレベータの運転モードが避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項12〜18のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  23. 前記避難用運転モードへの切り替えを、リモート操作で設定可能な構成としたことを特徴とする請求項19、20、22のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  24. エレベータの運転モードが避難用運転モードにあるときに、かごの加減速度を通常走行時の加減速度よりも低くしたことを特徴とする請求項1〜23のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
  25. エレベータの運転モードが避難用運転モードにあるときに、かごの定格速度を通常走行時の定格速度よりも低くしたことを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
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