JP2005138981A - 避難用エレベータのかご構造 - Google Patents
避難用エレベータのかご構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005138981A JP2005138981A JP2003378697A JP2003378697A JP2005138981A JP 2005138981 A JP2005138981 A JP 2005138981A JP 2003378697 A JP2003378697 A JP 2003378697A JP 2003378697 A JP2003378697 A JP 2003378697A JP 2005138981 A JP2005138981 A JP 2005138981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- evacuation
- car structure
- operation mode
- stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
【解決手段】 一側に出入口2が設けられた主かご室3と、主かご室3に接続され、避難時に用いられる副かご室6と、主かご室3と副かご室6との間に、開閉可能に設けられた間仕切り8とを備える。エレベータの通常運転時には、間仕切り8を閉止状態として主かご室3のみを使用し、避難時には、間仕切り8を開放状態として主かご室3および副かご室6を使用する。
【選択図】 図2
Description
図1および図2は、この発明の実施の形態1の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図であり、図1は、通常運転時のかごの乗車空間を示し、図2は、避難運転時のかごの乗車空間を示す。
図3および図4は、この発明の実施の形態2の避難用エレベータのかご構造を説明するための斜視図であり、図3は、通常運転時のかごの乗車空間を示し、図4は、避難運転時のかごの乗車空間を示す。
ステージ15は、更に、梯子16を備えている。通常時には、ステージ15は、天板13内に脚部14と梯子16が折畳まれた状態で、かご室壁12内に収納されている。また、図4においては、ステージ15は、脚部14をステージ15の支持部材として用い、梯子16をステージ15への乗り込み用部材として用いた例を示したが、これに限らず、例えばステージ15を立設するときの支持部材の役割を、梯子16が脚部14と共に兼ね、あるいは、梯子16のみで兼ねるように構成してもよい。このようにして、梯子16を用いることで、ステージ15の剛性確保と乗り込み手段の両立を図ることもできる。
また、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造は、例えば、天板13上および天板13下のスペースは子供を乗せたり、あるいは大人を座らせて乗せたりといった使い方で、ステージ15以外の出入口2周辺の通常時乗車空間11は大人が立って乗るようにするといった使い方で用いることができる。また、ステージ15は、天板13の高さを使用態様に応じて任意に調整可能な構成として用いてもよい。また、近年の建物の建築事情等により、建物の各階床間の高さが制限されるような場合には、結果として、エレベータのかごの室内高さの十分な確保が困難となる場合もあり得るが、このような場合であっても、上記のように工夫することで、本実施の形態2の避難用エレベータのかご構造を有効に用いることができる。
Claims (25)
- 一側に出入口が設けられた主かご室と、
前記主かご室に接続され、避難時に用いられる副かご室と、
前記主かご室と前記副かご室との間に、開閉可能に設けられた間仕切りとを備え、
エレベータの通常運転時には、前記間仕切りを閉止状態として前記主かご室のみを使用し、避難時には、前記間仕切りを開放状態として前記主かご室および前記副かご室を使用するように構成されていることを特徴とする避難用エレベータのかご構造。 - 前記副かご室は、前記主かご室の後部側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記間仕切りは、前記副かご室側に開く観音開き扉としたことを特徴とする請求項1または2に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記間仕切りは、左右方向に開閉するスライド式の扉としたことを特徴とする請求項1または2に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記間仕切りは、左右方向に開閉するジャバラタイプの扉としたことを特徴とする請求項1または2に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記間仕切りは、施錠装置を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記施錠装置が開錠された場合に、エレベータの運転モードを避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記施錠装置は、エレベータの運転モードが避難用運転モードとされた場合に開錠するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記施錠装置は、リモート操作で開錠可能な構成としたことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記間仕切りは、前記間仕切りの開閉状態を検出するスイッチを備え、前記間仕切りが開放状態にあることを前記スイッチが検出した場合に、エレベータの運転モードが避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記避難用運転モードへの切り替えを、リモート操作で設定可能な構成としたことを特徴とする請求項7、8、10のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 一側に出入口が設けられたかご室と、
前記かご室内のかご室壁に設けられ、折畳み可能に構成されたステージとを備え、
エレベータの通常運転時には、前記ステージを折畳んだ状態とし、避難時には、前記ステージを展開した状態として立設し、前記ステージ上に乗客を乗せる避難時用乗車空間を形成することを特徴とする避難用エレベータのかご構造。 - 前記ステージを、ハニカム構造としたことを特徴とする請求項12に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記ステージを、アルミ材質からなる構造としたことを特徴とする請求項12または13に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記ステージは、折畳み可能な梯子を備えたことを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記梯子は、前記ステージを立設したときの前記ステージの支持部材を兼ねることを特徴とする請求項15に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記ステージは、前記かご室壁内に収納可能に構成されていることを特徴とする請求項12〜16のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記ステージは、施錠装置を備えたことを特徴とする請求項12〜17のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記施錠装置が開錠された場合に、エレベータの運転モードを避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項18に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記施錠装置は、エレベータの運転モードが避難用運転モードとされた場合に開錠するように構成されていることを特徴とする請求項18に記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記施錠装置は、リモート操作で開錠可能な構成としたことを特徴とする請求項18〜20のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記ステージは、前記ステージの使用状態を検出するスイッチを備え、前記ステージが展開されて使用状態にあることを前記スイッチが検出した場合に、エレベータの運転モードが避難用運転モードとなるように構成されていることを特徴とする請求項12〜18のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- 前記避難用運転モードへの切り替えを、リモート操作で設定可能な構成としたことを特徴とする請求項19、20、22のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- エレベータの運転モードが避難用運転モードにあるときに、かごの加減速度を通常走行時の加減速度よりも低くしたことを特徴とする請求項1〜23のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
- エレベータの運転モードが避難用運転モードにあるときに、かごの定格速度を通常走行時の定格速度よりも低くしたことを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の避難用エレベータのかご構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378697A JP4421265B2 (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 避難用エレベータのかご構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378697A JP4421265B2 (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 避難用エレベータのかご構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005138981A true JP2005138981A (ja) | 2005-06-02 |
JP4421265B2 JP4421265B2 (ja) | 2010-02-24 |
Family
ID=34688996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378697A Expired - Fee Related JP4421265B2 (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 避難用エレベータのかご構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4421265B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120290A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの防災装置 |
WO2011099278A1 (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-18 | Haraguchi Osamu | エレベータ |
JP2015020817A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの乗りかご |
CN106395571A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-02-15 | 浙江西子重工机械有限公司 | 一种电梯 |
CN109335928A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-15 | 佛山市高明区安承升降装备研究院 | 一种可扩容电梯 |
CN112723109A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-04-30 | 安徽中旭机械科技有限公司 | 一种施工升降机吊笼防坠装置 |
CN113772519A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-12-10 | 鸿羚鲲鲱(重庆)装配式建筑工程有限公司 | 一种伸缩轿厢 |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378697A patent/JP4421265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120290A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの防災装置 |
WO2011099278A1 (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-18 | Haraguchi Osamu | エレベータ |
JP5430682B2 (ja) * | 2010-02-10 | 2014-03-05 | 修 原口 | エレベータ |
JP2015020817A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの乗りかご |
CN106395571A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-02-15 | 浙江西子重工机械有限公司 | 一种电梯 |
CN109335928A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-15 | 佛山市高明区安承升降装备研究院 | 一种可扩容电梯 |
CN112723109A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-04-30 | 安徽中旭机械科技有限公司 | 一种施工升降机吊笼防坠装置 |
CN113772519A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-12-10 | 鸿羚鲲鲱(重庆)装配式建筑工程有限公司 | 一种伸缩轿厢 |
CN113772519B (zh) * | 2021-09-27 | 2023-03-24 | 鸿羚鲲鲱(重庆)装配式建筑工程有限公司 | 一种伸缩轿厢 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4421265B2 (ja) | 2010-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107922154B (zh) | 具有能够从内部空间中取出的梯子的电梯轿厢 | |
JP2000143125A (ja) | エレべーター | |
US9340294B1 (en) | Aircraft cabin egress | |
EP3512796B1 (en) | Elevator car with a working platform | |
JP4421265B2 (ja) | 避難用エレベータのかご構造 | |
US20210061616A1 (en) | Low overhead compensatory measure | |
JP4910573B2 (ja) | エレベータの地震時運転装置 | |
US10314285B1 (en) | Platform and guide panel for aircraft cabin egress | |
JP2012035922A (ja) | ダブルデッキエレベータおよびその災害時の運転方法 | |
KR101615895B1 (ko) | 은폐 구조를 갖는 선박의 비상 탈출 시스템 | |
CN112777454B (zh) | 电梯轿厢 | |
US11713215B2 (en) | Elevator arrangement | |
KR101922174B1 (ko) | 전개형 화재 대피 장치 | |
JP4410577B2 (ja) | 避難用エレベータ及びそのかご構造 | |
CN112408158B (zh) | 电梯轿厢及建造时电梯设备和方法 | |
JP2001063571A (ja) | 車輛床下格納形非常脱出装置 | |
KR101648354B1 (ko) | 완강기능을 겸비한 공동주택용 접이식 난간 | |
JPH11181887A (ja) | 拡張式シェルタ | |
JP2011136794A (ja) | エレベータ | |
JP2006044889A (ja) | 避難用エレベータ装置 | |
JP6321123B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP2014213992A (ja) | エレベータ装置 | |
CN114080366B (zh) | 具有能够支撑在导轨上的轿厢裙板的电梯设备 | |
JP2010159153A (ja) | エレベータメンテナンス支援システム | |
JP2002060169A (ja) | 折り畳み式椅子付エレベーター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090814 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090924 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091202 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |