JP2005135634A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高出力で、信頼性及び安全性が改善された非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】 正極6と、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の集電体を有する負極7と、前記正極6及び前記負極7を収容し、外面に正極端子及び負極端子を有する外装容器と、前記正極端子と前記正極6とを電気的に接続する正極リードタブ19と、前記負極端子と前記負極7とを電気的に接続する負極リードタブ14とを具備する非水電解質二次電池であって、
前記負極リードタブ14の少なくとも負極端子に接続される側の一部が、前記負極端子に接合される厚さ0.02mm以上0.3mm以下のニッケルあるいはニッケル基合金製の第1の層17と、前記第1の層に積層された厚さ0.02mm以上0.3mm以下のアルミニウムあるいはアルミニウム合金製の第2の層18とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非水電解質二次電池に係わるものである。
これまで、携帯型パーソナルコンピュータやコードレス機器が急速に普及するにつれ、それらの電源として、高性能な二次電池が要求されてきた。
かかる二次電池として、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な材料を正極材料及び負極材料に用いた非水電解質二次電池が開発され、既に小型電子機器用の電源として実用化されている。この非水電解質二次電池の正極材料としてはリチウムコバルト複合酸化物が、負極材料としては炭素材料が広く用いられている。
ところで、近年では非水電解質二次電池の用途は携帯型電子機器に止まらず、コードレス家電やパワーアシスト自転車、またハイブリッド電気自動車など、広範囲に広がろうとしている。これらの用途では、小型携帯機器とは異なった特性が要求されるが、その例として挙げられるのが大電流出力特性や信頼性である。また、省エネルギーのために回生電力を利用する用途においては、急速充電特性なども重要である。急速充電特性を向上させるためには、リチウム金属に対する電位の高い負極活物質を用いるのが有効であるが、このような構成の非水電解質二次電池は例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1には、負極集電体としてはアルミニウムあるいはアルミニウム合金箔が好適であることが開示されている。
アルミニウム箔集電体は現在一般に製造されている非水電解質二次電池の正極集電体としても広く用いられており、電池外部や電池缶への電流路としてはアルミニウム製の正極リードタブが用いられている。正極の場合は、正極リードタブと接続される集電体と電池缶が共にアルミニウムから形成されているため、溶接の容易さや低電気抵抗性、電気化学的な安定性等の観点からアルミニウム製の正極リードタブが最も好適であると言える。
ところが、負極集電体にアルミニウム箔あるいはアルミニウム合金箔を用いた場合、負極集電体との接続という点ではアルミニウム製の負極リードタブが適しているが、負極リードタブの他端は負極端子に接続しなければならない。外装容器として一般的なアルミニウムまたはアルミニウム合金製電池缶の負極端子には強度や電池外部の電気回路に接続するリードとの溶接性等の問題からニッケルあるいはニッケルめっきを施した鉄製の部品が用いられる。このため、アルミニウム製の負極リードタブを溶接することが非常に困難であるという問題点があった。特に、電気自動車等継続的に振動が加わる環境で使用される場合、接続の強度及び信頼性は重要な問題である。
特開2002−42889号公報
本発明は、高出力で、信頼性及び安全性が改善された非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
本発明に係る非水電解質二次電池は、正極と、
アルミニウムまたはアルミニウム合金製の集電体を有する負極と、
前記正極及び前記負極を収容し、外面に正極端子及び負極端子を有する外装容器と、
前記正極端子と前記正極とを電気的に接続する正極リードタブと、
前記負極端子と前記負極とを電気的に接続する負極リードタブとを具備する非水電解質二次電池であって、
前記負極リードタブの少なくとも負極端子に接続される側の一部が、前記負極端子に接合される厚さ0.02mm以上0.3mm以下のニッケルあるいはニッケル基合金製の第1の層と、前記第1の層に積層された厚さ0.02mm以上0.3mm以下のアルミニウムあるいはアルミニウム合金製の第2の層とを有することを特徴とするものである。
本発明によれば、高出力で、かつ信頼性及び安全性に優れる非水電解質二次電池を提供することができる。
以下、本発明に係る非水電解質二次電池の一例である角型非水電解質二次電池を図1〜図4を参照して説明する。
正極端子及び負極端子を有する外装容器は、アルミニウムもしくはアルミニウム合金製で有底角筒形をなす容器本体1と、容器本体1の開口部に配置される蓋体2と、前記蓋体2に絶縁材3を介して取り付けられる負極端子4とを備えるものである。なお、容器本体1は、正極端子を兼ねている。
電極群5は、容器本体1内に収納される。前記電極群5は、正極6と負極7がセパレータ8を介して扁平形状に捲回された構造を有する。この電極群5は、例えば、正極6とセパレータ8と負極7をこの順序で積層した帯状物を正極6が外側に位置するように板状もしくは円筒状の巻芯を用いて渦巻き状に捲回した後、得られた捲回物を径方向に加圧成型することにより得られる。前記セパレータ8は、例えば、不織布、ポリプロピレン微多孔フィルム、ポリエチレン微多孔フィルム、ポリエチレン−ポリプロピレン微多孔積層フィルムから形成される。
非水電解液(液状非水電解質)は、電極群5に保持されている。中心付近にリード取出穴9を有する例えば合成樹脂からなるスペーサ10は、前記容器本体1内の前記電極群5上に配置されている。
蓋体2の中心付近には、負極端子4の取出し穴11が開口されている。注液口12は、蓋体2の前記取出し穴11から離れた位置に設けられている。注液口12は、容器本体1に非水電解液を注入した後、封止栓13で密閉される。負極端子4は蓋体2の取出し穴11にガラス製または樹脂製の絶縁材3を介してハーメティクシールされている。
負極端子4の下端面には、負極リードタブ14が溶接されている。図2に示すように、負極7は、例えば、アルミニウムもしくはアルミニウム合金製の負極集電体15の両面に負極層16が積層されたものである。負極集電体15の捲き始め端部もしくは巻き終わり端部には負極層16が積層されておらず、この負極層非形成の箇所に負極リードタブ14が接合されている。負極リードタブ14は、例えば、ニッケルもしくはニッケル基合金製の第1の層17とアルミニウムもしくはアルミニウム合金製の第2の層18との帯状Al/Niクラッド材から形成されている。負極リードタブ14は、第2の層18の面が負極集電体15に溶接されることにより負極集電体15と電気的に接続されている。一方、負極リードタブ14は、第1の層17の面が前述した負極端子4の下端面に溶接されることにより負極端子4と電気的に接続される。
正極リード19は、一端が正極6と電気的に接続され、かつ他端が蓋体2の下面に溶接されている。正極リードタブ19は、例えば、アルミニウムもしくはアルミニウム合金から形成することができる。絶縁紙20は、蓋体2の外表面全体を被覆している。外装チューブ21は、容器本体1の側面全体を覆い、上下端部それぞれが電池本体の上下面に折り返されている。
まず、負極リードタブについて説明する。
ニッケルあるいはニッケル基合金からなる第1の層17の厚さは、0.02mm〜0.3mmの範囲にする。これは以下に説明する理由によるものである。第1の層17の厚さを0.02mm未満にすると、負極端子と負極リードタブの溶接強度が低下する。一方、第1の層17の厚さが0.3mmより厚くなると、負極リードタブの曲げ強度が高くなり過ぎるため、周辺のセパレータ等にダメージを与え易くなる。第1の層17の厚さのより好ましい範囲は、0.03mm〜0.12mmである。
アルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる第2の層18の厚さは、0.02mm〜0.3mmの範囲にする。これは以下に説明する理由によるものである。第2の層18の厚さを0.02mm未満にすると、負極リードタブの抵抗が高くなるため、短絡等により大電流が流れた際に負極リードタブが溶断しやすく、また、高出力密度が得られない。一方、第2の層18の厚さが0.3mmより厚くなると、負極端子と負極リードタブの溶接強度が低下する。第2の層18の厚さのより好ましい範囲は、0.05mm〜0.15mmである。
第1の層17の厚さ(T1)と第2の層18の厚さ(T2)の厚さ比(T1:T2)は、3:7〜5:5にすることが望ましい。これにより、高出力で、信頼性及び安全性に優れる非水電解質二次電池を実現することができる。
負極リードタブ14の厚さは、0.08mm〜0.2mmの範囲(より好ましくは0.1mm〜0.15mm)にすることが望ましい。
前述した図2では、負極リードタブ14全体を二層構造のクラッド材で形成する例を説明したが、本発明ではこれに限らず、少なくとも負極端子接合部が二層構造のクラッド材で形成されたものを負極リードタブとして使用することができる。この例を図3及び図4に示す。
図3は、負極端子4との接合面が、ニッケルまたはニッケル基合金からなる第1の層22で形成され、この接合面以外がアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる帯状クラッド材を負極リードタブ14として使用する例である。このような負極リードタブ14においては、第1の層22と二層構造を形成している部分が第2の層23である。この第2の層23の厚さが0.02mm〜0.3mmの範囲にあれば、第2の層23以外のAl部分、つまりアルミニウムまたはアルミニウム合金製の単層構造部分の厚さは、0.02mm〜0.3mmの範囲から外れていても良い。
一方、図4は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の帯状板24に帯状クラッド板25を溶接したものを負極リードタブ14として使用する例である。帯状クラッド板25は、帯状板24に溶接されるアルミニウムまたはアルミニウム合金製の第2の層26と、この第2の層26に積層されたニッケルまたはニッケル基合金からなる第1の層27とから形成されている。このような負極リードタブ14は、帯状板24が負極集電体15に溶接され、かつ帯状クラッド板25の第1の層27が負極端子4に溶接される。
次いで、正極、負極および非水電解液について説明する。
a)正極
この正極は、正極集電体と、この正極集電体の片面もしくは両面に形成された正極層とを含む。
前記正極は、例えば、正極活物質、導電剤および結着剤を適当な溶媒に分散させて得られる正極材スラリーを集電体の片側、もしくは両面に塗布し、乾燥後、プレスすることにより作製される。
前記正極の活物質は、種々の酸化物、硫化物などが挙げられる。例えば、二酸化マンガン(MnO2)、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、リチウムマンガン複合酸化物(例えばLixMn24またはLixMnO2)、リチウムニッケル複合酸化物(例えばLixNiO2)、リチウムコバルト複合酸化物(例えばLixCoO2)、リチウムニッケルコバルト複合酸化物(例えばLiNi1-yCoy2)、リチウムマンガンコバルト複合酸化物(例えばLiMnyCo1-y2)、スピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物(例えばLixMn2-yNiy4)、オリピン構造を有するリチウムリン酸化物(例えばLixFePO4、LixFe1-yMnyPO4、LixCoPO4など)、硫酸鉄(例えばFe2(SO43)、バナジウム酸化物(例えばV25)などが挙げられる。また、ポリアニリンやポリピロールなどの導電性ポリマー材料、ジスルフィド系ポリマー材料、イオウ(S)、フッ化カーボンなどの有機材料および無機材料も挙げられる。より好ましい二次電池用の正極活物質としては、電池電圧が高いリチウムマンガン複合酸化物(例えば、LixMn24)、リチウムニッケル複合酸化物(例えば、LixNiO2)、リチウムコバルト複合酸化物(例えば、LixCoO2)、リチウムニッケルコバルト複合酸化物(例えば、LiNi1-yCoy2)、スピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物(例えば、LixMn2-yNiy4)、リチウムマンガンコバルト複合酸化物(例えばLiMnyCo1-y2)、リチウムリン酸鉄(例えばLixFePO4)などが挙げられる。なお、式中のx、yは、それぞれ、0〜1の範囲であることが好ましい。
前記導電剤としては、例えば、アセチレンブラック、カーボンブラック、人工黒鉛、天然黒鉛等を用いることができる。
前記結着剤としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、PVdFの水素もしくはフッ素のうち、少なくとも1つを他の置換基で置換した変性PVdF、フッ化ビニリデン−6フッ化プロピレンの共重合体、ポリフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−6フッ化プロピレンの3元共重合体等を用いることができる。
前記結着剤を分散させるための有機溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド(DMF)等が使用される。
前記集電体としては、例えば厚さ8〜25μmのアルミニウム箔、アルミニウム合金箔、ステンレス箔、チタン箔等を挙げることができる。
前記正極の活物質、導電剤及び結着剤の配合比は、正極活物質80〜95重量%、導電剤3〜20重量%、結着剤2〜7重量%の範囲にすることが好ましい。
b)負極
負極は、負極集電体と、この負極集電体の片面もしくは両面に形成される負極層とを含む。
前記負極は、例えば、負極活物質、導電材および結着剤を適当な溶媒に分散させて得られる負極材スラリーを集電体の片側、もしくは両面に塗布し、乾燥後、プレスすることにより作製される。
前記負極活物質としては、リチウム金属の電位に対して1〜3Vの範囲でリチウムイオンを吸蔵放出することが可能な金属酸化物、金属硫化物、金属窒化物、単体金属、合金などが挙げられる。
例えば金属酸化物としてチタン酸リチウム(例えばLi4Ti512)、タングステン酸化物(例えばWO3)、アモルファススズ酸化物(例えばSnB0.40.63.1)、スズ珪素酸化物(例えばSnSiO3)、酸化珪素(例えばSiO)などが挙げられる。より好ましい金属酸化物はチタン酸リチウムである。チタン酸リチウム粒子の平均粒径は、0.05μm以上、1μm以下にすることが好ましい。これは以下に説明する理由によるものである。チタン酸リチウム粒子の平均粒径を0.05μm未満にすると、各チタン酸リチウム粒子からの導電をとることが困難となり電極利用率が低下したり、電解液に接する比表面積が増大し、電解液との反応量が増加して貯蔵時のガス発生等の問題を生じたりする恐れがある。一方、チタン酸リチウム粒子の平均粒径が1μmを超えると、比表面積が不足して高出力を得られない恐れがある。さらに好ましい範囲は0.2μm以上、1μm以下である。
金属硫化物としては、例えば、硫化チタン(例えばTiS2)、硫化モリブデン(MoS2)、硫化鉄(例えばFeS、FeS2、LixFeS2)などが挙げられる。一方、金属窒化物としては、例えば、リチウムコバルト窒化物(例えば、LixCoyN、0<x<4,0<y<0.5)などが挙げられる。
前記導電材としては、例えば、炭素材料を用いることができる。この炭素材料としては、例えば、アセチレンブラック、カーボンブラック、コークス、炭素繊維、黒鉛等を挙げることができる。
前記結着剤としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等を用いることができる。
前記集電体には、金属箔もしくは合金箔のような無孔の導電性基板を用いても、メッシュのような多孔質の導電性基板を用いても良い。これら導電性基板は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成することができる。また、導電性基板の厚さは、8μm以上25μm以下であることが好ましい。
前記負極の活物質、導電剤及び結着剤の配合比は、負極活物質80〜95重量%、導電剤3〜20重量%、結着剤2〜7重量%の範囲にすることが好ましい。
負極スラリーの集電体片面当りの塗布量は、20g/m2以上、200g/m2以下にすること望ましい。このような負極は、必要とされる強度を損なわずに厚さを薄くすることができるため、電極群の捲回数もしくは積層数を多くして電極の反応面積を増加させることができ、高出力を得ることができる。
塗布量のさらに好ましい範囲は、50g/m2〜100g/m2である。
c)非水電解液
前記電解液は非水溶媒に電解質を溶解した組成を有する。
前記非水溶媒としては、例えばプロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)などの環状カーボネート、例えばジメチルカーボネート(DMC)、メチルエチルカーボネート(MEC)、ジエチルカーボネート(DEC)などの鎖状カーボネート、1,2−ジメトキシエタン(DME)、ジエトキシエタン(DEE)などの鎖状エーテル、テトラヒドロフラン(THF)や2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)などの環状エーテルやクラウンエーテル、γ−ブチロラクトン(γ−BL)などの脂肪酸エステル、アセトニトリル(AN)などの窒素化合物、スルホラン(SL)やジメチルスルホキシド(DMSO)などの硫黄化合物などから選ばれる少なくとも1種を用いることができる。
中でも、EC、PC、γ−BLから選ばれる少なくとも1種からなるものや、EC、PC、γ−BLから選ばれる少なくとも1種とDMC、MEC、DEC、DME、DEE、THF、2−MeTHF、ANから選ばれる少なくとも1種とからなる混合溶媒を用いることが望ましい。
前記電解質としては、例えば過塩素酸リチウム(LiClO4)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化硼酸リチウム(LiBF4)、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)、四塩化アルミニウムリチウム(LiAlCl4)、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドリチウム[LiN(CF3SO22]などのリチウム塩を挙げることができる。中でもLiPF6、LiBF4、LiN(CF3SO22を用いると、導電性や安全性が向上されるために好ましい。
前記電解質の前記非水溶媒に対する溶解量は、0.5モル/L〜2モル/Lの範囲にすることが好ましい。
また、非水電解液として、リチウムイオンを含有した常温溶融塩(イオン性融体)を用いることができる。この常温溶融塩は、リチウムイオンと有機物カチオンとアニオンから構成されるイオン性融体であることが望ましい。また、常温溶融塩は、100℃以下、好ましくは室温以下でも液状の形態を有することが好ましい。
以上説明したような本発明によれば、高出力で、信頼性及び安全性に優れる非水電解質二次電池を実現することができる。
負極活物質としてチタン酸リチウムを使用すると、急速充電が可能になる。この際、負極スラリーの集電体片面当りの塗布量を20g/m2以上、200g/m2以下にし、かつチタン酸リチウムの平均粒径を0.05μm以上、1μm以下にすると、出力密度を高くすることができる反面、短絡等による異常時にも大電流が流れ易くなり、異常時にジュール発熱によって電池温度が急激に上昇しやすい。このような高出力型電池において、負極端子と負極リードタブとの接続強度を確保するためにニッケル製の負極リードタブを使用すると、異常時の急激な温度上昇がさらに助長されるばかりか、高い出力密度も得られなくなる。
本願発明のように、正極リードタブを例えばアルミニウムもしくはアルミニウム合金から形成し、かつ負極リードタブの少なくとも負極端子接合部を、厚さ0.02mm以上0.3mm以下のニッケルあるいはニッケル基合金製の第1の層と前記第1の層に積層された厚さ0.02mm以上0.3mm以下のアルミニウムあるいはアルミニウム合金製の第2の層とから形成することによって、負極リードタブにおいて大幅な抵抗上昇を招くことなく、負極リードタブと負極端子の接合強度を十分なものにすることができる。従って、高い信頼性を確保しつつ、高い出力密度を得ることができ、同時に短絡等により大電流が流れた際の負極リードタブのジュール発熱を抑制することができるために負極リードタブの溶断を回避することができる。
なお、前述した図1では、容器本体を正極端子として機能させ、かつ蓋体に負極端子を設ける例を説明したが、本願発明はこれに限定されず、容器本体を鋼等により形成して負極端子として機能させ、かつ蓋体に正極端子を設けるものにも同様に適用することができる。
また、前述した図1では、角型非水電解質二次電池に適用した例を説明したが、本願発明はこれに限定されず、円筒形非水電解質二次電池にも同様に適用することができる。
前述した図1では、正極と負極の間にセパレータを配置する例を説明したが、本願発明はこれに限定されず、セパレータの代わりにゲル状もしくは固体状の非水電解質層を用いることができる。
前述した図1では、非水電解液を使用する例を説明したが、本願発明はこれに限定されず、非水電解液の代わりにゲル状非水電解質あるいは固体非水電解質を用いることが可能である。
[実施例]
以下に例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明するが、発明の主旨を超えない限り本発明は以下に掲載される実施例に限定されるものでない。
(実施例1)
<負極の作製>
平均粒子径が0.5μmのチタン酸リチウム(Li4Ti512)粉末と、平均粒子径0.4μmの炭素粉末と、結着剤としてPVdFとを重量比で90:7:3となるように配合してn−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶媒に分散してスラリーを調製した。得られたスラリーを厚さ15μmのアルミニウム箔(純度99.99%)の両面のうちリードタブ溶接部を除いた箇所に片面の単位面積あたりの塗布量が160g/m2となるように塗布し、乾燥後、プレス工程を経て電極密度が2.2g/cm3の負極7を作製した。
一方、負極リードタブ14として、前述した図2に示すように、厚さ0.05mmのニッケル層17(第1の層)と厚さ0.05mmのアルミニウム層18(第2の層)からなる幅が4mmで、厚さが0.1mmの帯状Al/Niクラッド板を用意した。
得られた負極を所定の寸法に裁断し、前述した図2に示すように、集電体15のスラリー未塗布部分に負極リードタブ14のアルミニウム面18を合わせて超音波溶接により溶接した。
なお、負極活物質であるチタン酸リチウム粉末の平均粒径は、レーザー回折散乱法により測定したD50の値とする。
<正極の作製>
正極活物質にリチウムコバルト酸化物(LiCoO2)を用い、これに導電材として正極全体に対して5重量%の黒鉛粉末、結着剤として正極全体に対して4重量%のPVdFをそれぞれ配合してn−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶媒に分散してスラリーを調製した後、単位面積あたりの充電容量比が正極容量/負極容量=1.03となるように厚さ15μmのアルミニウム箔(純度99.99%)の両面に塗布し、乾燥、プレス工程を経て電極密度3.3g/cm3の正極6を作製した。得られた正極6を所定の寸法に裁断し、集電体のスラリー未塗布部分に幅5mm、厚さ0.1mmのアルミニウム製の正極リードタブ19を超音波溶接により溶接した。
<非水電解液(液状非水電解質)の調製>
エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)の混合溶媒(体積比EC:MEC=1:2)にリチウム塩としてLiPF6を1mol/L溶解させることにより非水電解液(液状非水電解質)を調製した。
次いで、厚さ16μmのポリエチレン製多孔質フィルムのセパレータ8を正極6に密着して覆い、負極7を正極6に対向するように重ねて渦巻状に捲回した。得られた捲回物をプレスして扁平状に成形することにより扁平形状の電極群5を得た。板厚0.3mmのアルミ合金からなる有底角筒形容器1に電極群5を挿入し、正極リードタブ19をアルミニウム合金製の蓋体2に超音波溶接し、また、負極リードタブ14のニッケル面17をニッケル製負極端子4に抵抗溶接した。蓋体2と有底角筒形容器1とをレーザー溶接にて接合した後、非水電解液を注液し、前述した図1示す構造を有し、厚さ6.5mm、幅34mm、高さ50mmの角型非水電解質電池を作製した。
(実施例2〜5)
負極リードタブの第1の層の厚さ(T1)、第2の層の厚さ(T2)、厚さ比(T1:T2)、負極スラリー塗布量(g/m2)、チタン酸リチウムの平均粒径(μm)を下記表1に示すように設定すること以外は、前述した実施例1で説明したのと同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
(実施例6)
アルミニウムリボンにAl/Niクラッド材を接合したものを負極リードタブとして用いること以外は、前述した実施例1で説明したのと同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
すなわち、前述した図4に示すように、幅4mm、厚さ0.1mmのアルミニウムリボンを負極集電体15のスラリー未塗布部分に超音波溶接した後、このアルミニウムリボンの先端に幅4mm、厚さ0.1mm、長さ7mmの前述した実施例1で説明したのと同様な種類のAl/Niクラッド材25のアルミ面26を合わせ、抵抗溶接によって接続し、負極集電体15に負極リードタブ14を電気的に接続した。なお、負極端子4には、Al/Niクラッド材25の先端部のニッケル面27を抵抗溶接した。
(比較例1)
負極リードタブとして幅4mm、厚さ0.1mmのニッケルリボンを用いること以外は、実施例1と同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
(比較例2)
負極リードタブとして幅4mm、厚さ0.1mmのニッケルリボンを用い、負極活物質であるチタン酸リチウムの平均粒子径を1.5μmとし、負極スラリー塗布量を210g/m2としたこと以外は、実施例1と同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
(比較例3)
負極リードタブとして幅4mm、厚さ0.1mmのアルミニウムリボンを用いること以外は、実施例1と同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
(比較例4)
負極リードタブとして幅4mm、厚さ0.1mmのアルミニウムリボンを用い、負極活物質であるチタン酸リチウムの平均粒子径を1.5μmとし、負極スラリー塗布量を210g/m2としたこと以外は、実施例1と同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
(比較例5〜6)
負極リードタブの第1の層の厚さ(T1)、第2の層の厚さ(T2)、厚さ比(T1:T2)を下記表1に示すように設定すること以外は、前述した実施例1で説明したのと同様な構成の角型非水電解質電池を作製した。
得られた実施例1〜6及び比較例1〜6の非水電解質電池について、初充電及びエージング後、落下試験、出力試験、短絡試験を以下に説明する方法で行った。
落下試験は、放電状態の電池をそれぞれ10個づつ、1.2mの高さからコンクリートの床に落下させ、セル内部における負極リードのはずれによる短絡または電圧低下の不具合が生じるかどうかを調べた。10個中2個目に不具合が生じた時の落下回数を下記表1に示す。
出力試験は、20℃環境下で0.9Aの定電流で2.8Vまで充電し、続いて2.8Vの定電圧充電を合計充電時間が3時間となるまで行った満充電の電池について測定した。10秒間の放電パルス電流を順次増加させて放電し、10秒間放電後の電池電圧が1.5V以上を保つことができる最大の放電電流値を求め、更にその電流に電池電圧1.5Vを乗じて出力を求めた後、単位重量あたりの出力密度を算出した。
短絡試験は、20℃環境下で0.9Aの定電流で3.0Vまで充電し、続いて3.0Vの定電圧充電を合計充電時間が3時間となるまで行った満充電の電池について測定した。外部回路の抵抗値は10mΩ以下とし、4秒間短絡、20秒間開放(休止)を20回繰り返した。このときのセル外観その他の変化(間欠短絡結果)と、最高到達温度を下記表1に示す。
Figure 2005135634
表1から明らかなように、実施例1〜6の非水電解質二次電池は200回以上の落下にも耐え、信頼性に優れることが理解できる。また、実施例1〜3、6のように高出力型の電池であっても、短絡試験において発熱のみで安全である。
一方、負極リードタブにニッケルリボンを用いた比較例1,2の二次電池は端子接続の信頼性は高いが、比較例1のように高出力型の電池においては短絡試験において負極リードタブが電気抵抗によって局所的に発熱して溶断し、発火の危険がある。また、負極リードタブにアルミニウムリボンを用いた比較例3,4の二次電池は短絡試験において安全ではあるが、少ない落下回数で端子の外れるセルが発生した。Alからなる第2の層の厚さが0.02mm未満である比較例5では負極リードタブの抵抗が高く、短絡試験時に比較例1と同じ挙動を示した。一方、Niからなる第1の層の厚さが0.02mm未満である比較例6では負極リードタブと負極端子との溶接性が改善されなかった。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る非水電解質二次電池の一例である角型非水電解質二次電池を示す部分切欠斜視図。 図1の角型非水電解質二次電池に用いられる負極リードタブ付き負極を模式的に示した斜視図。 図2の負極に用いられる負極リードタブの別な例を示す斜視図。 図1の角型非水電解質二次電池に用いられる負極リードタブ付き負極の別な例を模式的に示した斜視図。
符号の説明
1…容器本体、2…蓋体、3…絶縁材、4…負極端子、5…電極群、6…正極、7…負極、8…セパレータ、10…スペーサ、12…注液口、13…封止栓、14…負極リードタブ、19…正極リードタブ、20…絶縁紙、21…外装チューブ。

Claims (4)

  1. 正極と、
    アルミニウムまたはアルミニウム合金製の集電体を有する負極と、
    前記正極及び前記負極を収容し、外面に正極端子及び負極端子を有する外装容器と、
    前記正極端子と前記正極とを電気的に接続する正極リードタブと、
    前記負極端子と前記負極とを電気的に接続する負極リードタブとを具備する非水電解質二次電池であって、
    前記負極リードタブの少なくとも負極端子に接続される側の一部が、前記負極端子に接合される厚さ0.02mm以上0.3mm以下のニッケルあるいはニッケル基合金製の第1の層と、前記第1の層に積層された厚さ0.02mm以上0.3mm以下のアルミニウムあるいはアルミニウム合金製の第2の層とを有することを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 前記正極リードタブは、アルミニウムもしくはアルミニウム合金から形成されていることを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記負極リードタブの少なくとも負極端子に接続される側の一部は、前記第1の層及び前記第2の層を含むクラッド材から形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記負極は、チタン酸リチウムを含むことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の非水電解質二次電池。
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