JP2005135437A - 紙幣束入出金機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙幣束の収納、投出処理に要する処理時間が短く、かつ小型で安価に構成することを可能とする。
【解決手段】 搬送路上において、正搬送方向側に隣接した収納部が配置されている金種別収納部91 〜9にそれぞれ対応して、搬送される紙幣束が摺動可能な摺動板191 〜19が設けられている。これらの摺動板191 〜19は摺動板支持機構によって支持されている。この支持機構は、各摺動板に対応した収納部91 〜9について、当該収納部内への紙幣束の収納時には、搬送されてくる紙幣束を当該収納部内へ取込み可能とする。また、当該収納部91 〜9内からの紙幣束の投出時には、当該収納部におけるステージ11の上昇により紙幣束が搬送路上まで上昇可能となるようにする。さらに、当該収納部91 〜9上の搬送路を紙幣束が搬送される時には、搬送される紙幣束が当該摺動板191 〜19上を摺動可能となるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、銀行等の金融機関において使用され、紙幣を束のまま収納、投出できる紙幣束入出金機に関する。
紙幣束の収納および投出を自動的に行なわせるものとして、特許文献1に示される紙幣束収納投出装置がある。
この装置は、紙幣束をその厚さ方向に整列して収納する紙幣束収納カセットを紙幣束の面が前傾姿勢になる傾斜状態として上下方向に複数配置するとともに、そのカセットの先端位置を上下方向移動可能なエレベータに臨ませ、各紙幣束収納カセットには最前位の紙幣束の前面に接触する支持部を前後方向に移動させて紙幣束群を前後方向に移動させる移動手段と、前記支持部の最前進位置より少なくとも紙幣束の1束分後方の位置で紙幣束群を係止する係止手段とを備えており、前記エレベータにはカセット内の最前位の紙幣束の下端を押し上げてエレベータ内に投出させる突起付きベルトと、エレベータ内に搬送された紙幣束を1束ずつ挟持してカセット内の最前位置への収納姿勢に変換させる収納手段とを有するものである。
そして紙幣束の投出時には、投出すべき紙幣束が収納されているカセットの位置にエレベータを位置させたのち突起付きベルトをカセットの前面に対向させ、カセット内の紙幣束を最前位置に位置させたのち突起付きベルトを駆動して最前位の紙幣束の下端を押し上げ、カセットの上方へ押し出してエレベータ内に順次投出させ、すべての紙幣束がエレベータ内に投出されたのちにエレベータを取出し位置まで上昇させてエレベータ内から紙幣束を取出すようになされている。
また紙幣束の収納時には、カセット側にある移動手段により支持部を後退させてカセットの最前部と最前位の紙幣束との間に間隙を形成し、次いでエレベータ内に受入れた紙幣束を収納手段により挟持して収納カセット内に収納し得る姿勢に変換させ、その姿勢のまま下降して紙幣束を収納すべきカセットの最前位置へ受渡すようになされている。
しかるに上記従来の装置では、紙幣束収納カセットを傾斜状態として上下方向に複数配置し、そのカセットの先端位置にエレベータを上下方向に移動させる構成であるため、エレベータの移動のための空間が装置の前面部全域に必要となるとともに、カセットの傾斜配置に伴なうデッドスペースが多くなって装置が大型化してしまうという問題点があった。
またカセット側に移動手段と係止手段との2系統の機構および駆動源が必要となり、エレベータ側にも投出手段と収納手段との2系統の機構およびその駆動源が必要となり、全体として5系統の機構と駆動源とが必要となって装置全体が著しく複雑化し、コストが嵩むばかりでなく処理時間も遅くなるという問題点があった。
さらに上記従来の装置では紙幣束の金種を識別する機能を持たないため、外部から投入された紙幣束を金種別に収納する入金機としては使用し得なかった。
特開平6−166435号公報
本発明は、小型で安価な構成とすることができながら処理時間が極めて速くできる紙幣束入出金機を提供することを課題としてなされたものである。
上記課題を解決する手段として、本発明は、紙幣束の装填および取出しのための装填取出し口と、この装填取出し口を通じて出し入れされる紙幣束を重積状に載置して昇降するステージを有する紙幣束保留部と、この保留部の上部位置から略水平に延びる紙幣束搬送路と、前記搬送路の上方位置に配設され、該搬送路上の紙幣束の端縁に係合し得る係合部を有し、正回動および逆回動によりその係合部が紙幣束を押動してそれぞれ前記搬送路の正搬送方向および逆搬送方向へ搬送する搬送手段と、前記搬送路の下方位置で前記保留部に対して前記正搬送方向側へ並設され、昇降可能なステージ上に紙幣束を載置して重積状態に収納する複数の金種別紙幣束収納部と、前記保留部と前記収納部との間で前記搬送路に設けられ、搬送される紙幣束の金種を識別する識別部と、前記搬送路上において、前記正搬送方向側に隣接した収納部が配置されている各収納部にそれぞれ対応して設けられ、搬送される紙幣束が摺動可能な摺動板と、各摺動板に対応した前記各収納部について、当該収納部内への紙幣束の収納時には、搬送されてくる紙幣束を当該収納部内へ取込み可能とし、当該収納部内からの紙幣束の投出時には、当該収納部における前記ステージの上昇により紙幣束が前記搬送路上まで上昇可能となり、当該収納部上の前記搬送路を紙幣束が搬送される時には、搬送される紙幣束が当該摺動板上を摺動可能となるよう、各摺動板を支持する摺動板支持機構と、紙幣束の収納時には、前記保留部に重積された紙幣束を、最上部の紙幣束から順に、前記搬送手段で前記搬送路上を前記正搬送方向に搬送しつつ前記識別部により金種を識別し、その識別結果に基づいて該当する前記収納部内に取込んで収納し、紙幣束の投出時には、該当する前記収納部のステージを上昇させて、最上部の紙幣束を前記搬送路上まで上昇させたのち、前記搬送手段で前記搬送路上を前記逆搬送方向に搬送し、前記保留部に順次重積させるよう制御する制御部と、を備えたことを特徴とする紙幣束入出金機である。
以上説明したように本発明によれば、各収納部の上部を利用して紙幣束の収納・投出をなさしめるので、著しく小型で安価に構成することができながら収納投出処理の時間が速くできる紙幣束入出金機を得ることができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
図示の実施形態は、本発明による紙幣束収納投出装置を紙幣束入出金機に適用した場合を示すもので、図1はその外観を、図2は前扉を開けた状態を示している。
機体1の前部上方位置に紙幣束Pの上部装填取出し口2が、その下方の前面には下部装填取出し口3が開口されており、上部装填取出し口2は鎧戸状のシャッタ4により開閉され、下部装填取出し口3は前扉5により開閉されるようになっている。この前扉5はキー6によりロックされる。図1、図2の7は操作部を示す。
図4に示すように、機体1の内部にはその前部側から紙幣束Pの保留部8、この保留部8とは若干の間隔をおいて金種別紙幣束収納部91 ,92 ,93 ,94 が配設され、これら保留部8および金種別紙幣束収納部91 〜94 は枠体10によりユニット化されていて前記前扉5を開けて機体1の前方へ引出し可能とされている。なお上記保留部8の前記前扉5側の側面は扉8aにより開閉され、ここから紙幣束の出し入れが可能とされている。
前記保留部8および収納部91 〜94 内にはステージ11,11…が昇降動自在に設けられている。
このステージ11の昇降機構は各ステージ11,11…とも同様な構成によるもので、図3に2つの収納部91 ,92 のみを取出して示しているように、矩形板状のステージ11の下面長手方向中央位置に固設された支持部材12の基端が昇降部材13に固着され、この昇降部材13の両端部に上下一対として軸着されたガイドローラ14,14が機枠15に上下方向に形成されたガイド孔16(片側のみ図示)に嵌合されていて上下動が案内され、モータM1 により無端回動するベルト17に前記支持部材12が固定されてベルト17の回動によりステージ11が昇降されるように構成されている。
前記収納部91 〜94 のうち最奥部の収納部94 を除く他の収納部91 ,92 ,93 の上部には、紙幣束Pを収納または投出時に紙幣束Pの搬送路を構成する摺動板191 ,192 ,193 がそれぞれ設けられている。
上記摺動板191 〜193 (便宜上符号19として説明する)は、図3に2つの収納部91 ,92 について示すように、搬送手段20を構成する左右のベルト21,21間の間隔より若干狭い幅で上面が平滑な板材からなっていて、その前後端縁は斜め下方に傾斜されており、機体1の奥側となる端部幅方向に軸22が固着されている。
この軸22は摺動板19の揺動支点となるもので、この軸22の両端は機枠23,23に穿設された上下方向に長い長孔24,24に挿入され、この軸22の一方の端部には横方向に長い部片25の一端に嵌挿され、他方の端部には揺動レバー26の基部が固着されている。
前記部片25はその両端と機枠23の下方部との間に引張りバネ27,27が張装されていて、部片25が常に下方へ向け平行移動するように付勢されている。
前記揺動レバー26はその先端にカムフォロワ28を有し、このカムフォロワ28はモータM2 により回転するカム29にバネ30の付勢により当接されている。上記揺動レバー26の途中部には突起31,32が設けられ、突起31は定位置(搬送ガイド位置)検知用センサS1 および退避位置検知用センサS2 を作動させ、突起32は揺動位置(取込み位置)検知用センサS3 を作動させて摺動板19の位置および姿勢を検知する。
これら軸22、長孔24、揺動レバー26、カム29、カムフォロワ28、バネ27等により摺動板支持機構を構成している。
前記搬送手段20を構成する各ベルト21,21はモータM3 により正逆回動されるもので、その外面には対称2位置に突起状の係合部33,33が設けられており、この係合部33,33により紙幣束Pを押送し得るようになっている。
前記各摺動板191 〜193 の中央上方位置には、紙幣束Pの結束テープPaのない箇所の紙幣の浮き上がりを防ぐための押えローラ34,34…が設けられている。この押えローラ34は、L形状をなすレバー35の一端に軸着され、このレバー35の屈曲部は機枠23,23間に軸36により支持され、レバー35の他端は機体1の前後方向に長い作動レバー37に軸止され、この作動レバー37がバネ38により機体1の前方へ向け牽引されることで各押えローラ34,34…が一斉に下方へ下がるように付勢されている。上記作動レバー37の後端に近接した位置には、前記押えローラ34,34…が押し上げられた際にレバー35の揺動により後退する作動レバー37によって作動する押圧検知用センサS4 が設けられている。
図示の実施形態では前述のように上部装填取出し口2が設けられており、保留部8から紙幣束Pの出し入れを行なえるようにするため、搬送手段20のベルト21,21の保留部8と対応する前端部が上方へ退避し得るよう折曲自在とされている。
すなわち図4、図5にその一例を示しているように、保留部8の上方奥端位置のベルト21,21間にプーリー39が設けられ、このプーリー39の軸40にアーム41の基端が軸承され、このアーム41の先端にベルト21,21の前端の折り返し用のプーリー42が軸着されており、上記アーム41の基部には該アーム41が退避位置(起立位置)に変位するとき上部走行側のベルトの上面が当って折れ曲がるためのピン43(ローラでもよい)が水平方向に突設されている。
前記アーム41の上部の前後方向中間位置にはリンクレバー44の一端が連結されており、このリンクレバー44の他端はモータM4 によって回転するクランクアーム45の先端に連結されていて、このモータM4 の回動によりアーム45が水平姿勢(図4示)から垂直姿勢(図5の退避位置)の間で変位するように構成されている。
また上記アーム41の前記軸40に近い位置の機枠23,23間に押え板46の基端が取付けられ、この押え板46の前端は前部のプーリー42の近くまで延び、その上面には前記アーム41に屈曲部が軸着されたL形状のレバー47の一端の押えローラ48がレバー47の他端を牽引するバネ49の付勢により当接されていて、この押え板46の先端がやや下った位置を保つようになっている。なお符号S5 はレバー47の揺動を検知し押え板46が紙幣束Pにより押し上げられたことを検知するためのセンサである。
前記保留部8とこれに隣接する収納部91 との間には、紙幣束Pの金種を識別する識別部50が配設されている。この識別部50の上面は、前記摺動板191 がバネ27,27により下降位置に引下げられていて紙幣束Pの搬送路を構成しているときの上面と同一レベルとされ、その前後端縁は摺動板と同様に紙幣束Pが引掛らないよう傾斜面とされている。
最奥部の収納部94 の上部には摺動板は存在せずに常時開放とされ、その直上方には紙幣束Pの出金または入金時にその紙幣束Pの上面をガイドする押え板51がその前端を機枠23,23間に取付けられ、その上面に前記作動レバー37にL形状のレバー52の一端に軸着された押えローラ53が当接されている。
図3、図4において符号S5 はベルト21,21の係合部33,33の通過ならびに紙幣束Pの通過を検知するセンサ、S6 は紙幣束Pの収納時の待機位置のレベルを検知するセンサ、54はベルト21,21のテンションローラである。またM5 は上部装填取出し口2を開閉するシャッタ4の開閉駆動用モータ、55は制御部を示す。
上記制御部55は、紙幣束入金時には保留部8に重積された紙幣束Pを最上位の紙幣束から順に前記ベルト21,21の係合部33により押送して前記識別部50により金種を識別し、その識別結果に基づいて該当する金種別の収納部91 〜94 の上部の摺動板191 〜193 を取込み位置に位置させてその紙幣束Pを取込んで収納し、紙幣束出金時には該当する金種別の収納部91 〜94 のステージ11を上昇させて最上位の紙幣束Pを搬送路を構成している摺動板のレベルまで上昇させたのちベルト21,21の係合部33により前記入金時とは逆方向へ押送して保留部8内に順次重積させるよう制御する。
次に上記実施形態の作用を図6、図7を参照して説明する。
図6(A)〜(C)は紙幣束Pの収納時の収納動作を示すもので、待機状態時には各収納部91 〜94 内のステージ11上の紙幣束Pの最上端のレベルはセンサS6 の検知ラインを遮切らない位置におかれている。入金されて搬送路をベルト21,21の係合部33により押送される紙幣束Pは識別部50の上を通過する際に金種が識別される(図6(A))。
その紙幣束Pの金種が収納部92 に該当するものである場合には、その識別信号に基づいて収納部92 の摺動板192 用のモータM2 が駆動してカム29を回動させ、このカム29の高所でカムフォロワ28を押し上げて揺動レバー26を上方に揺動させ、これにより摺動板192 はその前端がベルト21,21の下部走行側よりやや上方に位置する取込み位置へ回動する(図6(B))。
この状態において前記の紙幣束Pが進行を続けると、取込むべき収納部92 に至ったとき紙幣束Pの進行方向前端縁が前記取込み位置におかれている摺動板192 の下へ潜り込むように進入し(図6(C))、その収納部92 内のステージ11上に紙幣束Pがある場合にはその最上位の紙幣束Pの上面上へ重ねられるようにして留まる。
この紙幣束Pの進入によりセンサS6 が遮光されることにより収納が確認され、その信号により前記モータM2 が回動してカムフォロワ28が再びカム29の低所に落ち、これにより摺動板192 は搬送ガイド位置に復帰するとともにモータM1 が駆動して最上位の紙幣束P(上記の収納された紙幣束)がセンサS6 を透光状態とする位置までステージ11が下降する。
収納すべき紙幣束Pが識別部50の隣位の収納部91 に該当するものである場合には、識別部50を通過してその金種が識別されたのちベルト21,21が逆転し、その紙幣束Pを識別部50側へ一旦戻し、次いで収納部91 の摺動板191 が前記の摺動板192 の場合と同じように取込み位置へ回動し、その後ベルト21,21が正転して識別部50上におかれていた紙幣束Pを収納部91 内に取込む。
また収納すべき紙幣束Pが最奥部の収納部94 への収納であるときは、各摺動板191 〜193 は搬送ガイド位置におかれているのでその上面を滑って送られ、その末端から収納部94 のステージ11上またはその上に集積されている紙幣束の上に重なるように収納される。
図7(A)〜(C)は紙幣束Pの投出時の投出動作を示すもので、例えば収納部92 内の紙幣束Pを投出する場合にはその出金指令に基づいてベルト21,21の上記収納部92 に最も近い位置にいる係合部33が図7(A)のように収納部92 の上部に位置される。
次いで収納部92 のステージ11が上昇し、そのステージ11上に積層収納されている紙幣束Pの上面が摺動板192 の下面に当ってこれを押し上げる。この押し上げについては摺動板192 の軸22が機枠23の長孔24内を摺動することと部片25をバネ27,27を伸長させながら上昇させることによってなされる。
この上昇により摺動板192 の上面で押えローラ34が上方へ押し上げられ、これによりレバー35が揺動して作動レバー37がバネ38に抗して図において右行し、その末端が押圧検知用センサS4 を作動させるとその信号でモータM1 が停止し、ステージ11がその位置で留まる(図7(B))。
続いてベルト21,21が入金時とは逆方向に回動し、その係合部33が最上位の紙幣束Pの端部を押して隣位の収納部91 の摺動板191 上へ押し出す(図7(C))。
紙幣束Pが押し出されると摺動板192 はバネ27,30による付勢により下降し、ステージ11は最上位の紙幣束PがセンサS6 が透光状態になるまで下降される。なお同一金種の紙幣束を連続して投出する場合は、1束押出し後再度ステージ11が上昇し、同様な作用により連続して投出する。
最奥部の収納部94 からの投出時にはステージ11を上昇させてその最上位の紙幣束Pが押え板51を押し上げ、これにより押えローラ53が押し上げられて作動レバー37が後退して押圧検知用センサS4 を作動させ、ステージ11が停止し、最上位の紙幣束Pがベルト21,21の係合部33で押し出され、各収納部93 ,92 ,91 の各摺動板193 ,192 ,191 の上面で構成される搬送路を通って保留部8へ搬送される。
上記投出の際にも識別部50の上を通過することにより金種の確認がなされる。また投出された紙幣束Pは保留部8のステージ11上に集積され、必要とする数量の紙幣束の投出が終了したのち上部装填取出し口2または下部装填取出し口3から取出される。
上部装填取出し口2から取出す場合は、モータM4 を駆動してクランクアーム45、リンクレバー44を介しアーム41を退避位置に起立状態に回動させ、次いで保留部8のステージ11を図5のように上昇させ、シャッタ4を開けた上部装填取出し口2から紙幣束Pを一括して取出すことができる。
また下部装填取出し口3から取出す場合は、ステージ11を下降させ、前扉5および保留部8の扉8aを開けて紙幣束Pを一括して取出すことができる。
本発明の一実施形態を示す外観斜視図。 図1の前扉を開放した状態を示す斜視図。 図1の内部構造の一部を示す一部を破断した斜視図。 図1の縦断側面図。 図4の上部装填取出し口付近の搬送手段の作動状態を示す側面図。 (A)〜(C)は紙幣束収納動作の説明図。 (A)〜(C)は紙幣束投出動作の説明図。
符号の説明
1 機体
2 上部装填取出し口
3 下部装填取出し口
4 シャッタ
5 前扉
8 紙幣束保留部
1 〜94 金種別紙幣束収納部
11 ステージ
13 昇降部材
191 〜193 摺動板
20 搬送手段
21 ベルト
24 長孔
25 部片
26 揺動レバー
33 係合部
34,48,53 押えローラ
37 作動レバー
41 アーム
46,51 押え板
50 識別部
55 制御部

Claims (1)

  1. 紙幣束の装填および取出しのための装填取出し口と、
    この装填取出し口を通じて出し入れされる紙幣束を重積状に載置して昇降するステージを有する紙幣束保留部と、
    この保留部の上部位置から略水平に延びる紙幣束搬送路と、
    前記搬送路の上方位置に配設され、該搬送路上の紙幣束の端縁に係合し得る係合部を有し、正回動および逆回動によりその係合部が紙幣束を押動してそれぞれ前記搬送路の正搬送方向および逆搬送方向へ搬送する搬送手段と、
    前記搬送路の下方位置で前記保留部に対して前記正搬送方向側へ並設され、昇降可能なステージ上に紙幣束を載置して重積状態に収納する複数の金種別紙幣束収納部と、
    前記保留部と前記収納部との間で前記搬送路に設けられ、搬送される紙幣束の金種を識別する識別部と、
    前記搬送路上において、前記正搬送方向側に隣接した収納部が配置されている各収納部にそれぞれ対応して設けられ、搬送される紙幣束が摺動可能な摺動板と、
    各摺動板に対応した前記各収納部について、当該収納部内への紙幣束の収納時には、搬送されてくる紙幣束を当該収納部内へ取込み可能とし、当該収納部内からの紙幣束の投出時には、当該収納部における前記ステージの上昇により紙幣束が前記搬送路上まで上昇可能となり、当該収納部上の前記搬送路を紙幣束が搬送される時には、搬送される紙幣束が当該摺動板上を摺動可能となるよう、各摺動板を支持する摺動板支持機構と、
    紙幣束の収納時には、前記保留部に重積された紙幣束を、最上部の紙幣束から順に、前記搬送手段で前記搬送路上を前記正搬送方向に搬送しつつ前記識別部により金種を識別し、その識別結果に基づいて該当する前記収納部内に取込んで収納し、紙幣束の投出時には、該当する前記収納部のステージを上昇させて、最上部の紙幣束を前記搬送路上まで上昇させたのち、前記搬送手段で前記搬送路上を前記逆搬送方向に搬送し、前記保留部に順次重積させるよう制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする紙幣束入出金機。
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