JP2005133328A - バルコニー用手摺り支柱の取り付け構造 - Google Patents

バルコニー用手摺り支柱の取り付け構造 Download PDF

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鶴松 馬形
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Oval Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】 バルコニー用手摺り支柱を高い強度でかつ耐久性に優れた状態でアンカープレートに一体化できるようにする。
【解決手段】 バルコニー用手摺り支柱3の下端に補強用の芯材12を一体的に連接し、その芯材12に、平面視でH字形状になるように補強プレート13を溶接により一体的に設ける。パラペット1の立ち上げ部2の支柱支持穴15に設けたアンカープレート14に芯材12および補強プレート13の下端側を溶接により一体連接する。芯材12と補強プレート13、および。それらの下端側とアンカープレート14とそれぞれの溶接箇所のいずれもをエポキシ系樹脂接着剤によりコーティング処理する。支柱支持穴15内に無収縮モルタル16を充填固化し、バルコニー用手摺り支柱3を強固に支持する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、集合住宅のベランダや踊り場などのバルコニーに設けられるバルコニー用手摺りの支柱を取り付けるために、バルコニーのパラペットの立ち上げ部の所定箇所に、アンカープレートを設けた支柱支持穴を設け、アンカープレートに、バルコニー用手摺り支柱に一体的に連接された補強用の芯材を溶接により一体的に連接したバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造に関する。
従来において、バルコニー用手摺り支柱を躯体に取り付ける場合、先ず、躯体施工時に、バルコニー用手摺り支柱の取り付け予定箇所に相当する箇所にコア材を型枠として穴を設けるとともに、そこにアンカープレートを予め設置しておく。
そして、躯体施工後に、バルコニー用手摺り支柱の下端をアンカープレートに溶接によって一体連接するとともに、バルコニー用手摺り支柱の足元と穴との隙間部分にモルタルを詰めていた。(例えば、特許文献1参照)。
特開平06−146391号公報(図4)
しかしながら、従来例の場合、アンカープレートに対する固定強度が低く、中層住宅や高層住宅のベランダに使用する上で改善が望まれていた。
また、アンカープレートとの溶接箇所は熱処理を受けているため、そのような溶接箇所に、支柱支持穴とモルタルの境界面部分などに生じた亀裂から雨水などが浸入して接触した場合、腐食を生じやすくて強度が低下する不都合があり、この点でも改善が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、バルコニー用手摺り支柱を高い強度でかつ耐久性に優れた状態でアンカープレートに一体化できるようにすることを目的とする。
本発明は、上述のような目的を達成するために、
バルコニーのパラペットの立ち上げ部の所定箇所に、アンカープレートを設けた支柱支持穴を設け、バルコニー用手摺り支柱に一体的に連接された補強用の芯材を前記アンカープレートに溶接により一体的に連接したバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造において、
前記芯材の前記バルコニーの内外方向における両側面それぞれに、前記芯材よりも前記バルコニーの内外方向に直交する方向に突出するように補強プレートを一体的に設け、前記芯材および補強プレートの下端側を前記アンカープレートに溶接するとともに、その溶接箇所を、エポキシ系樹脂接着剤によりコーティング処理し、前記支柱支持穴内に無収縮モルタルを充填固化して構成する。
(作用・効果)
本発明のバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造の構成によれば、芯材およびそれに芯材よりもバルコニーの内外方向に直交する方向に突出するように一体化した補強プレートとをアンカープレートに溶接するとともに無収縮モルタルを充填固化し、バルコニー用手摺り支柱を支持することができる。
また、芯材および補強プレートとアンカープレートとの溶接箇所に水が直接接触することをエポキシ系樹脂接着剤によって防止することができる。
したがって、芯材による強度に加え、バルコニーの内外方向に直交する方向での強度を補強プレートに負担させるから、バルコニー用手摺り支柱を高い強度でアンカープレートに一体化できる。
しかも、無収縮モルタルと支柱支持穴との境界面部分などに亀裂を生じ、そこから雨水などが浸入しても、その浸入した水が溶接箇所に直接接触することをエポキシ系樹脂接着剤で防止するから、溶接箇所が浸入した水によって腐食し、早期に強度が低下することを防止でき、バルコニー用手摺り支柱を耐久性に優れた状態で高い強度でアンカープレートに一体化できる。
次に、この発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
次に、本発明のバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係るバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造の実施例のバルコニー用手摺りの一部省略概略背面図、図2はバルコニー用手摺りの拡大側面図であり、バルコニーのパラペット1の立ち上げ部2に、その長手方向に所定間隔を隔ててバルコニー用手摺り支柱3が立設され、そのバルコニー用手摺り支柱3に、アングルプレート4を介してバルコニー用手摺り5が取り付けられている。
バルコニー用手摺り5は、笠木6を設けた上枠(図示せず)と下枠7[図4の(a)参照]とにわたり所定間隔を隔てて格子8を取り付けて構成されている。バルコニー用手摺り5の長手方向の先端部は、躯体9に設けられたアンカーナット10にアングルプレート11を介して連結固定されている。
バルコニー用手摺り支柱3の下端には、図3の要部の斜視図に示すように、ボルト止めにより鉄製の補強用の芯材12が一体的に連接されている。その芯材12のバルコニーの内外方向における両側面それぞれに、平面視でH字形状になるように、すなわち、芯材12よりもバルコニーの内外方向に直交する方向に突出するように補強プレート13が溶接により一体的に設けられている。この補強プレート13は芯材12にボルト止めにより一体的に設けるようにしても良い。
図4の(a)の要部の拡大縦断面図、および、図4の(b)のバルコニー用手摺り支柱を省略した状態での無収縮モルタル充填前の要部の平面図に示すように、立ち上げ部2には、予めアンカープレート14を設けた上拡がりの支柱支持穴15が設けられ、アンカープレート14に芯材12および補強プレート13の下端側が溶接により一体連接されている。
芯材12および補強プレート13の下端側のアンカープレート14との溶接箇所、ならびに、芯材12と補強プレート13との溶接箇所のいずれもがエポキシ系樹脂接着剤によりコーティング処理され、雨水などが浸入しても、各溶接箇所に接触することを防止できるように構成されている。
支柱支持穴15内には、無収縮モルタル16が充填固化され、バルコニー用手摺り支柱3を強固に支持できるように構成されている。
上記構成により、芯材12を補強プレート13で補強して、その芯材12および補強プレート13をアンカープレート14に溶接するとともに無収縮モルタル16を充填固化させることによりバルコニー用手摺り支柱3を強固に固定支持できる。
また、芯材12および補強プレート13の下端側のアンカープレート15との溶接箇所、ならびに、芯材12と補強プレート13との溶接箇所をエポキシ系樹脂接着剤によりコーティング処理し、雨水などによる早期の腐食から保護して耐久性を向上することができる。
上記実施例では、バルコニー用手摺り5を取り付け支持する場合で説明したが、開放廊下に沿って設けられる手摺りとか、屋上の周囲に設けられる手摺りなどを取り付け支持する場合にも適用できる。
本発明のバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造の実施例に係るバルコニー用手摺りの概略正面図である。 バルコニー用手摺りの拡大側面図である。 要部の斜視図である。 (a)は要部の拡大縦断面図、(b)はバルコニー用手摺り支柱を省略した状態での無収縮モルタル充填前の要部の平面図である。
符号の説明
1…パラペット
2…立ち上げ部
3…バルコニー用手摺り支柱
5…バルコニー用手摺り
12…芯材
13…補強プレート
14…アンカープレート
15…支柱支持穴
16…無収縮モルタル

Claims (1)

  1. バルコニーのパラペットの立ち上げ部の所定箇所に、アンカープレートを設けた支柱支持穴を設け、バルコニー用手摺り支柱に一体的に連接された補強用の芯材を前記アンカープレートに溶接により一体的に連接したバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造において、
    前記芯材の前記バルコニーの内外方向における両側面それぞれに、前記芯材よりも前記バルコニーの内外方向に直交する方向に突出するように補強プレートを一体的に設け、前記芯材および補強プレートの下端側を前記アンカープレートに溶接するとともに、その溶接箇所を、エポキシ系樹脂接着剤によりコーティング処理し、前記支柱支持穴内に無収縮モルタルを充填固化してあることを特徴とするバルコニー用手摺り支柱の取り付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011001806A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Kazuyuki Yahagi 墜落防止用手摺の後施工アンカー

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