JP2005133250A - 芯鞘複合繊維 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鞘成分がポリマーアロイからなる芯鞘複合繊維であって、ポリマーアロイ部分が難溶解性ポリマーが海、易溶解性ポリマーが島である海島構造を形成し、島全体に占める直径200nm以上の島の面積比が3%以下である芯鞘複合繊維。
【選択図】図1
Description
東洋精機製キャピログラフ1Bにより、ポリマーの溶融粘度を測定した。なお、サンプル投入から測定開始までのポリマーの貯留時間は10分とした。
Perkin Elmaer DSC−7を用いて、2nd runでポリマーの融解を示すピークトップ温度をポリマーの融点とした。このときの昇温速度は16℃/分、サンプル量は10mgとした。
室温(25℃)で、初期試料長=200mm、引っ張り速度=200mm/分とし、JIS L1013に示される条件で荷重−伸長曲線を求めた。次に破断時の荷重値を初期の繊度で割り、それを強度とし、破断時の伸びを初期試料長で割り伸度として強伸度曲線を求めた。
ツェルベガーウスター株式会社製USTER TESTER 4を用いて給糸速度200m/分でノーマルモードで測定を行った。
熱収縮率(%)=[(L0−L1)/L0)]×100(%)
L0:延伸糸をかせ取りし初荷重0.09cN/dtexで測定したかせの原長
L1:L0を測定したかせを実質的に荷重フリーの状態で沸騰水中で15分間処理し、風乾後初荷重0.09cN/dtex下でのかせ長
F.TEMによる繊維横断面観察
繊維の横断面方向に超薄切片を切り出し、透過型電子顕微鏡(TEM)で繊維横断面を観察した。また、必要に応じて金属染色を施した。
G.島の直径
島の直径は以下のようにして求める。すなわち、TEMによる繊維横断面写真を画像処理ソフト(WINROOF)を用いて島の円換算による直径を求めた。平均直径は、それらの単純な数平均値を求めた。この時、平均に用いる島ドメイン数は同一横断面内で無作為抽出した300以上の島ドメインを測定した。ただし、TEM観察用のサンプルは超薄切片とするため、サンプルに破れや穴あきが発生しやすい。このため、島直径解析時にはサンプルの状況と照らし合わせながら慎重に行った。
得られたサンプルを常法にしたがい染色し、同条件で染色した比較サンプルとの発色性を比較した。比較サンプルはポリマーアロイ繊維の海ポリマーを単独で製糸したものを用いた。目視判定で、比較とほぼ同等の発色性が得られたものを合格(○)とし、それよりも劣るものを不合格とした(△、×)。
サンプルを秤量瓶に1〜2g程度はかり取り、110℃に2時間保ち乾燥させ重量を測定し(W0)、次に対象物質を20℃、相対湿度65%に24時間保持した後重量を測定する(W65)。そして、これを30℃、相対湿度90%に24時間保持した後重量を測定する(W90)。そして、以下の式にしたがい計算を行う。
MR90=[(W90−W0)/W0]×100% ・・・・・ (2)
ΔMR=MR90−MR65 ・・・・・・・・・・・・ (3)
J.布帛の形態安定性
得られた芯鞘複合糸を布帛とした後、溶出処理により鞘部を多孔化し、多孔化繊維よりなる布帛を得る。これを20回工業洗濯し湿潤時の形態安定性を以下のように判定し、○以上を合格とした。◎:型くずれが全くないもの、○:若干型くずれがあるが実用上問題ないもの、△:型くずれがあるもの、×:型くずれがひどいもの
K.仮撚加工糸の捲縮特性、CR値
仮撚加工糸をかせ取りし、実質的に荷重フリーの状態で沸騰水中15分間処理し、24時間風乾した。このサンプルに0.088cN/dtex(0.1gf/d)相当の荷重をかけ水中に浸漬し、2分後のかせ長L'0を測定した。次に、水中で0.088cN/dtex相当の荷重を除き0.0018cN/dtex(2mgf/d)相当の微荷重に交換し、2分後のかせ長L’1を測定した。そして下式によりCR値を計算した。
参考例1
溶融粘度274poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点220℃のN6を常法にしたがい紡糸速度3500m/分で溶融紡糸し一旦巻き取ることなく、引き取りローラーで70℃に予熱した後延伸し、130℃の熱セットローラーで熱処理し5000m/分で巻き取った。得られたN6単独糸は強度5.1cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1230poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点220℃のN6を常法にしたがい紡糸速度800m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい50℃で予熱した後3.2倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られたN6単独糸は強度5.6cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1400poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点250℃のN66を常法にしたがい紡糸速度800m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい50℃で予熱した後3.2倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られたN66単独糸は強度6.2cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度13600poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点235℃のイソフタル酸を7mol%、分子量600のポリエチレングリコール(PEG)を8重量%共重合した共重合PETを常法にしたがい紡糸速度3000m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい90℃で予熱した後1.85倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られた共重合PET単独糸は強度4.4cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1900poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点220℃のポリトリメチレンテレフタレート(PTT)を常法にしたがい紡糸速度3000m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい70℃で予熱した後1.6倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られたPTT単独糸は強度4.0cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度830poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点220℃のPBTを常法にしたがい紡糸速度1500m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい70℃で予熱した後3倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られたPBT単独糸は強度4.5cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1780poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点170℃のポリ乳酸(PLA)を常法にしたがい紡糸速度3000m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい70℃で予熱した後1.6倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られたPLA単独糸は強度3.7cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1350poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点160℃のPPを常法にしたがい紡糸速度1000m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい50℃で予熱した後2.5倍で延伸し、120℃で熱処理した。得られたPP単独糸は強度3.3cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1360poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、ガラス転移温度100℃のポリメチルメタクリレート(PMMA)を常法にしたがい紡糸速度1000m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい110℃で予熱した後2.5倍で延伸し、120℃で熱処理した。得られたPMMA単独糸は強度3.3cN/dtex、伸度40%であった。
溶融粘度1370poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点220℃のポリメチルペンテン(PMP)を常法にしたがい紡糸速度3000m/分で溶融紡糸し巻き取った。そして常法にしたがい90℃で予熱した後1.6倍で延伸し、130℃で熱処理した。得られたPTT単独糸は強度3.3cN/dtex、伸度40%であった。
参考例1で用いたN6(80重量%)と溶融粘度1400poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点250℃の5−ナトリウムスルホイソフタル酸5mol%共重合した共重合PET(20重量%)を二軸押出混練機で260℃で溶融混練してポリマーアロイチップを得た。そして、このポリマーアロイを鞘成分(50重量%)とし、参考例1で用いたN6を芯成分(50重量%)として、口金孔径0.5mm、紡糸温度275℃で芯鞘複合紡糸をした(図12)。この時、ポリマーアロイの溶融部2から吐出までの滞留時間は15分間であった。また、口金下面から冷却開始点(チムニー5の上端部)までの距離は9cmであった。吐出された糸条は20℃の冷却風で1mにわたって冷却固化され、口金4から1.8m下方に設置した給油ガイド7で給油された後、非加熱の第1引き取りローラー8および第2引き取りローラー9を介して900m/分で巻き取られた。この時の紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。また、ナイロンで問題となる巻き取りパッケージの経時膨潤によるパッケージ崩れも無く、優れた取り扱い性であった。そして、これを第1ホットローラー13の温度を70℃、第2ホットローラー14の温度を130℃として延伸熱処理した(図13)。この時、第1ホットローラー13と第2ホットローラー14間の延伸倍率を3.2倍とした。得られた芯鞘複合繊維は50dtex、12フィラメント、強度4.4cN/dtex、伸度44%、U%=1.2%、熱収縮率11%の優れた特性を示した。また、得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察したところ、N6が海(濃い部分)、共重合PETが島(薄い部分)の海島構造を示し(図1)、島の平均直径は38nmであり、共重合PETが超微分散化したポリマーアロイ繊維が得られた。また、直径200nm以上の島は島全体に対して面積比で1.2%であった。また、芯部と鞘部の界面剥離は皆無であった。なお、溶融混練したポリマーアロイチップの断面TEM写真を図5に示すが、島ポリマーが粒径20〜30nmまで超微分散化しており、繊維横断面での島ポリマー直径(図1)同等以下であった。口金吐出から延伸を通じてポリマーは500倍程度に引き延ばされ、本来、繊維横断面中では島ポリマー直径はポリマーアロイ中に比べ1/22以下にならなければならいにもかかわらず、繊維横断面での島ポリマー直径の方が大きいということは、ポリマーアロイの溶融から口金から吐出されるまでに島ポリマーが再凝集したことを示しており、島ポリマーを超微分散させるためには本実施例のように紡糸条件を適切に選ぶことが重要であることがわかる。なお、芯鞘複合繊維の物性は表1に示した。
N6として参考例2のN6を用いて実施例1と同様に芯鞘複合紡糸、延伸・熱処理を行った。この時、単孔あたりの吐出量、口金孔数を変更し105dtex、96フィラメントの芯鞘複合繊維を得た。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察したところ、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径200nm以上の島は島全体に対し面積比で0.1%以下、直径100nm以上の島も面積比で0.1%以下であった。また、糸物性は表1に示すとおり優れたものであった。
鞘複合比を75重量%または30重量%として実施例1と同様に芯鞘複合紡糸、延伸・熱処理を行った。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察したところ、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径200nm以上の島は島全体に対し面積比で1.2%であった。また、糸物性は表1に示すとおり優れたものであった。
N6と共重合PETブレンド比を50重量%/50重量%として実施例1と同様に溶融紡糸、延伸・熱処理を行った。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察結果を図6に示すが、共重合PETは短軸10nm、長軸50〜80nm程度の層状の島として存在しており、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、長軸が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、長軸100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表1に示すとおり優れたものであった。
共重合PETを5−ナトリウムスルホイソフタル酸を12.5mol%、イソフタル酸を26mol%共重合したPETとして、N6と共重合PETの重量比を50重量%/50重量%として実施例1と同様にして溶融紡糸、延伸・熱処理を行った。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果を図8に示すが、共重合PETは短軸10〜30nm、長軸50〜100nm程度の層状の島として存在しており、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、長軸が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、長軸100nm以上の面積比も1%以下であった。また、糸物性は表1に示すとおり優れたものであった。
共重合PETの代わりにポリアルキレングリコール誘導体の熱水可溶性ポリマーである第一工業製薬株式会社製“パオゲンPP−15”として、実施例1と同様に溶融紡糸、延伸・熱処理を行った。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は1.3%であった。また、糸物性は表1に示すとおり優れたものであった。
N6を参考例3のN66とし、3成分紡糸機(図14)を用いN66を270℃、実施例1で用いた共重合PETを290℃で溶融した後、紡糸パック3内に設置した静止混練器17(東レエンジニアリング社製“ハイミキサー”10段)によりN66と共重合PETの複合流を104万分割して混合し、ポリマーアロイを得た。そして、このポリマーアロイとN66を芯鞘複合し孔径0.35mmの口金孔から吐出した。この時、N66/共重合PETブレンド比は80重量%/20重量%、紡糸温度は280℃、口金4からチムニー5の上端までの距離は70mmとした。これを紡糸速度900m/分で引き取り、第2引き取りローラー9を介して巻き取った。紡糸性は良好であり、24時間の紡糸で糸切れはゼロであった。これを図13の装置を用いて延伸・熱処理した。この時、延伸倍率は3.2倍、第1ホットローラー13温度は70℃、第2ホットローラー14温度は130℃とした。延伸・熱処理での糸切れは皆無であり、良好な延伸性を示した。
単孔吐出量、口金孔数を変更し、紡糸速度を3800m/分として実施例1と同様に芯鞘複合紡糸を行い、高配向未延伸糸を得た。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。そして、これに図15の装置を用い延伸仮撚り加工を施した。この時、延伸倍率は1.5倍、ヒーター20温度は165℃、回転子22としてはウレタンディスクの3軸ツイスターを用い、D/Y比は1.65とした。得られた87dtex、24フィラメントの仮撚り加工糸は強度4.6cN/dtex、伸度29%、熱収縮率8%、CR38%の優れた物性を示した(表1)。得られた捲縮糸横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。
N6を参考例2のものに変更して実施例9と同様に芯鞘複合紡糸、延伸仮撚り加工を行った。紡糸性は良好であり、24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。得られた43dtex、34フィラメントの仮撚り加工糸は強度5.1cN/dtex、伸度29%、熱収縮率8%、CR35%の優れた物性を示した(表1)。得られた捲縮糸横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。
実施例1で作製したポリマーアロイを単独で実施例1と同様に溶融紡糸、延伸・熱処理した。紡糸性は概ね良好であったが、24時間の紡糸で糸切れが1回あり、実施例1に比べると劣るものであった。これを用いて実施例1と同様に丸編みを作製後、ナノポーラス化し、吸湿性、発色性、形態安定性評価を行った。吸湿性、発色性は優れていたが、洗濯により型くずれが発生し湿潤時の形態安定性が不良であった。また、ナノポーラスファイバーの強度も実施例1に比べると低いものであった。
共重合PETをイソフタル酸を7mol%、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物を4mol%共重合したPETとし、N6と共重合PETの重量比を50重量%/50重量%、口金孔径を0.7mmとして実施例1と同様にして芯鞘複合紡糸、延伸・熱処理を行った。問題となるほどではないが実施例1に比べると紡糸が不安定化し、24時間の連続紡糸の間の糸切れは2回であった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分のTEM観察結果を図10に示すが、粗大な凝集ポリマー粒子はわずかであったが、島の平均直径が143nmと大きく、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は5%であった。糸物性は表1に示した。
混練方法を二軸押出混練機ではなく単純なチップブレンドとして図12の装置を用い、実施例1と同様に芯鞘複合紡糸を行った。紡糸中のポリマーの吐出が安定せず、紡糸性は劣悪であり12時間の紡糸で糸切れは25回に及んだ。しかし、わずかに得た未延伸糸を用いて実施例1同様に延伸・熱処理を行い芯鞘複合繊維を得た。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察したところ、ブレンド斑が大きく、粗大な凝集ポリマー粒子が散見され、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は10%であった。これを用いて実施例1同様にN6多孔繊維を得たが、散乱光が多く白っぽいものであり、発色性に劣るものであった。
参考例2のN6を50重量%と5−ナトリウムスルホイソフタル酸を2.5mol%、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物3.5mol%共重合したポリエチレンテレフタレートを50重量%を単純にチップブレンドした後、290℃で溶融し、別途260℃で溶融した参考例2のN6と芯鞘複合し孔径0.6mmの丸孔口金から吐出し、紡糸速度1200m/分で溶融紡糸を行った(図12)。しかし、紡糸中のポリマーの吐出が安定せず、紡糸性は劣悪であり12時間の紡糸で糸切れは30回以上に及んだ。わずかに得た未延伸糸を用いて120℃の熱プレートを用い延伸倍率2.7倍で延伸した。これにより、85dtex、24フィラメントの芯鞘複合繊維を得た。これの横断面をTEMで観察したところ、ブレンド斑が大きく、粗大な凝集ポリマー粒子が散見され、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は10%であった。
参考例2のN6を70重量%、極限粘度0.60の5−ナトリウムスルホイソフタル酸を4.5mol%、分子量4000のポリエチレングリコールを8.5重量%共重合したポリエチレンテレフタレートを30重量%を単純にチップブレンドして280℃で溶融し、別途260℃で溶融した参考例2のN6と芯鞘複合し、孔径0.6mmの丸孔口金から吐出し、紡糸速度1000m/分で溶融紡糸を行った(図12)。しかし、紡糸中のポリマーの吐出が安定せず、紡糸性は劣悪であり12時間の紡糸で糸切れは30回以上に及んだ。わずかに得た未延伸糸を用いて延伸倍率3.35倍、第1ホットローラー13温度90℃、第2ホットローラー14温度130℃で延伸・熱処理した。これにより、85dtex、24フィラメントの芯鞘複合繊維を得た。これの横断面をTEMで観察したところ、ブレンド斑が大きく、粗大な凝集ポリマー粒子が散見され、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は8%であった。
参考例2のN6を77重量%、ホモPETを20重量%、相溶化剤としてブロックポリエーテルポリアミド(ポリエチレングリコール部分45重量%+ポリ−ε−カプロラクタム部分55重量%)を3重量%を単純にチップブレンドして280℃で溶融し、別途260℃で溶融した参考例2のN6と芯鞘複合し、孔径0.6mmの丸孔口金から吐出し、紡糸速度800m/分で溶融紡糸を行った(図14)。しかし、紡糸中のポリマーの吐出が安定せず、紡糸性は劣悪であり12時間の紡糸で糸切れは30回以上に及んだ。わずかに得た未延伸糸を用いて実施例1と同様に延伸・熱処理した。これにより、77dtex、24フィラメントの芯鞘複合繊維を得た。これの横断面をTEMで観察したところ、ブレンド斑が大きく、粗大な凝集ポリマー粒子が散見され、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は14%であった。
N6/共重合PETブレンド比を25重量%/75重量%として比較例4と同様に溶融紡糸を行った。しかし、紡糸中のポリマーの吐出が安定せず、紡糸性は劣悪であり12時間の紡糸で糸切れは30回以上に及んだ。わずかに得た未延伸糸を用いて120℃の熱プレートを用い延伸倍率2.7倍で延伸した。これにより、85dtex、24フィラメントの芯鞘複合繊維を得た。これの横断面をTEMで観察したところ、比較例4とは異なりアルカリ難溶解性のN6が島、アルカリ易溶解性の共重合PETが海を形成していた。また、ブレンド斑が大きく、粗大な凝集ポリマー粒子が散見され、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は10%であった。
溶融粘度1250poise(280℃、剪断速度2432sec-1)、融点255℃のPETを80重量%、実施例7で用いた熱水可溶性ポリマーを20重量%として275℃で実施例1と同様に二軸押出混練機を用いて溶融混練を行った。これを280℃で溶融し鞘成分とし、参考例5のPTTを260℃で溶融し鞘成分とし、紡糸温度を280℃として実施例1と同様に芯鞘複合紡糸を行ったところ、紡糸性は良好で24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。そして、第1ホットローラー温度13を90℃として、実施例1と同様に延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
PETを参考例4の共重合PETとして255℃で実施例11と同様に溶融混練を行った。これを255℃で溶融し鞘成分とし、やはり参考例4の共重合PETを255℃で溶融し芯成分とし、紡糸温度を255℃として実施例11と同様に溶融紡糸を行ったところ、紡糸性は良好で24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。そして、第1ホットローラー温度13を90℃として、実施例1と同様に延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
PETを参考例5のPTTとして、実施例11と同様に、250℃で溶融混練、260℃で芯鞘複合紡糸、延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
PTTを参考例6のPBTとして、実施例13と同様に、250℃で溶融混練、260℃で芯鞘複合紡糸、延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
PTTを参考例7のPLAとし、溶融温度を220℃として実施例13と同様に溶融混練を行った。これを220℃で溶融し鞘成分とし、参考例7のPLAを別途220℃で溶融し芯成分とし、紡糸温度を220℃として実施例13と同様に芯鞘複合紡糸を行ったところ、紡糸性は良好で24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。そして、第1ホットローラー温度13を90℃として、実施例1と同様に延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
PLAを参考例8のPPまたは参考例9のPMMAとして実施例15と同様に溶融混練、芯鞘複合紡糸、延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
PTTを参考例10のPMPとし、溶融温度を255℃として実施例13と同様に溶融混練、芯鞘複合紡糸を行ったところ、紡糸性は良好で24時間の連続紡糸の間の糸切れはゼロであった。そして、第1ホットローラー温度13を90℃として、実施例1と同様に延伸・熱処理を行った。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、糸物性は表3に示すとおり優れたものであった。
実施例9で作製した仮撚り加工糸を鞘糸として用いて、東レ(株)製ポリウレタン繊維糸である“ライクラ”(登録商標)をカバリングした。そして、このカバリング糸を用いてタイツ用の編み地を作製した後、実施例9と同様にアルカリ処理を行いN6ナノポーラス捲縮糸からなるタイツ用編み地を作製した。このタイツ用編み地の目付は100g/m2でああり、N6ナノファイバーとポリウレタン繊維糸の重量比率はそれぞれ95%と10%であった。これにシリコーン処理、揉布処理を行った。そして、このタイツ用編み地を縫製し、タイツを作製した。このタイツはΔMRが5.6%と高く、また繊細なタッチと人肌のようなしっとりとしたみずみずしい風合いを示し、非常に着用快適性の高いものであった。さらに、発色性、形態安定性もタイツとして充分なものであった。
単孔吐出量、孔数を変更し、紡糸速度を3800m/分として実施例9と同様に溶融紡糸を行い、400dtex、96フィラメントの芯鞘複合繊維を得た。この芯鞘複合繊維の強度は3.2cN/dtex、伸度は100%、U%は1.2%であった。得られた芯鞘複合繊維横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は1%以下、また島の平均直径は39nmであった。そして、これに図15の装置を用いて実施例9と同様に延伸仮撚りを施し、333dtex、96フィラメントの仮撚り加工糸を得た。得られた仮撚り加工糸は、強度4.4cN/dtex、伸度30%であった。得られた捲縮糸横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下、直径100nm以上の面積比も0.1%以下であった。また、島の平均直径は32nmであった。
単孔吐出量、孔数を変更し、吐出孔をY型として実施例1と同様に芯鞘複合紡糸を行った。紡出糸は900m/分で引き取り、次いで、1段目の延伸倍率を1.3倍、トータル倍率を3.5倍の条件で2段延伸を行い、さらにジェットノズルを用いて捲縮を付与してから500dtex、90フィラメントの嵩高加工糸を巻き取った。この嵩高加工糸の強度は5.4cN/dtex、伸度は25%であった。得られた捲縮糸横断面のポリマーアロイ部分をTEMで観察した結果、粗大な凝集ポリマー粒子を含まず、直径が200nm以上の島の島全体に対する面積比は0.1%以下であった。また、島の平均直径は35nmであった。
2:溶融部
3:紡糸パック
4:口金
5:チムニー
6:糸条
7:集束給油ガイド
8:第1引き取りローラー
9:第2引き取りローラー
10:巻き取り糸
11:未延伸糸
12:フィードローラー
13:第1ホットローラー
14:第2ホットローラー
15:デリバリーローラー(室温)
16:延伸糸
17:静止混練器
18:未延伸糸
19:フィードローラー
20:ヒーター
21:冷却板
22:回転子
23:デリバリーローラー
24:仮撚加工糸
Claims (5)
- 鞘成分がポリマーアロイからなる芯鞘複合繊維であって、ポリマーアロイ部分が難溶解性ポリマーが海、易溶解性ポリマーが島である海島構造を形成し、島全体に占める直径200nm以上の島の面積比が3%以下である芯鞘複合繊維。
- ポリマーアロイ部分の島の平均直径が1〜100nmである請求項1記載の芯鞘複合繊維。
- ポリマーアロイ部分の易溶解性ポリマーがアルカリ易溶解性ポリマーである請求項1または2記載の芯鞘複合繊維。
- ウースター斑が0.1〜5%である請求項1〜3のうちいずれか1項記載の芯鞘複合繊維。
- 請求項1〜4のうちのいずれかに記載の芯鞘複合繊維を少なくとも一部に有する繊維製品。
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