JP2005132564A - エレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置 - Google Patents

エレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 各階の乗場の引き込まれ検出装置における配線数が少なく、簡易な構成によって引き込まれを防止するエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置を得る。
【解決手段】 検出制御装置15によりかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置1からの作動出力を検出出力マスク信号を介して消却する。これによって、かごが停止する乗場の引き戸の戸開時に検出装置1が作動したときに、検出制御装置15によりドアー開閉装置14を介して戸開する引き戸を異常時制御する。
このような構成において、複数の乗場にそれぞれ設けられた検出装置1を検出配線12により直列に接続することにより配線数が少なくなる。そして、検出装置1の配線数の減少によって製造、据付、保守の費用を節減する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、引き戸によって開閉されるエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置に関する。
従来のエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置において、例えば特許文献1に示された構成をエレベーター乗場出入口に応用する場合に、各階に設けられた引き込まれセンサの出力がドア制御装置の入力回路からCPUに入力される。そして、引き込まれセンサの出力によるCPUの動作によって、出力回路を経て引き戸を戸開駆動するドア開閉装置のドアモータを、減速、一時停止、反転戸閉方向駆動する等の異常時制御するように構成することになる。(特許文献1参照)。
特開平10−139333号公報(要約)
上記のように構成されたエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置において、複数の乗場にそれぞれ引き込まれセンサを設置すると、各階の乗場の引き込まれセンサにおけるセンサ出力を別々に配線する必要がある。このため、配線数が増え、製造、据付、保守の費用が嵩むという問題点がある。また、引き込まれセンサ出力にリレーなどを用いて直列に接続すると、配線数を減らすことができる。しかし、各階の乗場の引き込まれセンサの一つが作動した場合に、CPUが動作してエレベーターのかごが停止していない乗場のためにドア開閉装置が異常時制御される。
このため、ドア開閉装置が無用に異常時制御されてエレベーターの運行効率が低下することになる。また、各階の乗場の引き込まれセンサに対して配線数を少なくして、どの階の引き込まれセンサが作動したかを認知するために、各階の乗場の引き込まれセンサの出力をマイコンで取り込んでシリアル伝送する構成も考えられる。しかし、この構成のときにはレスポンスが遅くなってドア開閉装置の異常時制御のタイミングがずれ、所要の引き込まれ防止作用が得られなくなることが考えられる。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、各階の乗場の引き込まれセンサにおける配線数が少なく容易に所要の引き込まれ防止作用を得ることができるエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置を実現することを目的とする。
この発明に係るエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置においては、エレベーターの昇降路に設置された複数の乗場に装備されて、これら乗場の出入口をそれぞれ開閉する引き戸、乗場のそれぞれに設けられて出入口の縁部にエレベーターの乗客が所定位置を超えて接近したときに作動する検出装置と、エレベーターの制御装置の指令に従って引き戸を開閉駆動し、検出装置の一つの作動時に引き戸の開閉駆動を異常時制御するドア開閉装置と、検出装置のそれぞれに接続されたシリアル通信回路と、検出装置を直列に接続しエレベーターの制御装置に接続された検出配線及びシリアル通信回路を直列に接続しエレベーターの制御装置に接続されたシリアル通信線と、エレベーターの制御装置に接続されて、この制御装置の指令によってエレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置からの作動出力を検出出力マスク信号によって消却する検出制御装置とが設けられる。
この発明によるエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置は、検出制御装置によってエレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置からの作動出力が、検出出力マスク信号を介して消却される。そして、かごが停止する乗場の引き戸の戸開時に検出装置が作動したときに、検出制御装置によってドアー開閉装置を介して戸開する引き戸が異常時制御される。このような構成において、複数の乗場にそれぞれ設けられた検出装置を検出配線によって直列に接続することにより配線数を少なくすることができる。
そして、配線数の減少により製造、据付、保守の費用を節減する効果がある。また、各階の乗場の検出装置の一つが作動した場合に、エレベーターのかごが停止していない乗場における検出装置の作動のために乗場の引き戸の戸開動作が異常時制御されることがない。このため、乗場の引き戸の戸開動作が無用に異常時制御されてエレベーターの運行効率が低下する不具合を未然に防止する効果がある。また、エレベーターのかごが停止する乗場における検出装置の作動に基づくレスポンスが遅延することがない。このため、乗場の引き戸の戸開動作時における異常時制御のタイミングにずれが生じることがなく、有効な引き込まれ防止作用を得る効果がある。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態を示す図で、図1は引き込まれ防止装置の機器の配置及び接続を概念的に示す構成図、図2は図1の引き込まれ防止装置の動作を説明するフローチャートである。図において、図示が省略してあるがエレベーターの昇降路に設置された複数の乗場、すなわち一階からm階の乗場にその出入口を開閉する引き戸がそれぞれ配置される。また、乗場のそれぞれに検出装置1(1〜m)が設けられる。
そして、検出装置1(1〜m)は出入口の縁部にエレベーターの乗客が所定位置を超えて接近したときに作動する。また、検出装置1(1〜m)は光電装置によって形成され受光器2、投光器3及びセンサ用リレー4によって構成される。また、後述する検出制御装置の要部をなし検出装置1(1〜m)のそれぞれに対応して設けられてセンサ用リレー4を短絡するマスク用リレー5(1〜m)、後述する検出制御装置の要部をなし検出装置1(1〜m)の出力をマスク制御するマイコン6(1〜m)及びマイコン6のシリアル通信回路7(1〜m)が設けられる。
また、エレベーターの制御装置8に入力回路9、後述する検出制御装置の要部をなし入力回路9に接続された制御CPU10及び制御CPU10に接続された制御用シリアル通信回路11が設けられる。そして、制御装置8の入力回路9に接続され、かつ検出装置1(1〜m)を直列に接続した検出配線12が設けられる。また、制御装置8の制御用シリアル通信回路11に接続され、かつシリアル通信回路7(1〜m)を直列に接続したシリアル通信線13が設けられる。また、乗場の引き戸を開閉駆動するドア開閉装置14及び引き戸の開閉駆動を異常時制御する検出制御装置15が制御装置8に接続される。
上記のように構成されたエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置において、制御装置8の指令に従ってドア開閉装置14が動作して引き戸を開閉駆動して乗場の出入口が開閉される。そして、引き戸の戸開時にエレベーターの乗客が、乗場の出入口縁部に所定位置を超えて接近することによって検出装置1が作動する。これにより検出制御装置15が動作して、ドア開閉装置14を介して戸開する引き戸を減速、一時停止、反転戸閉させる等の異常時制御が次に述べるように行われる。
すなわち、検出装置1の作動時における引き戸の異常時制御を図2に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップ101によりエレベーターの運転中にかごの次の停止階が決定すればステップ102へ進み、検出制御装置15に接続された制御装置8の制御CPU10が、停止階(n階)の検出装置1にはマスク解除を指令し、停止階(n階)を除く他の階の検出装置1にはマスク実施を指令する。次いで、ステップ103へ進み停止階(n階)のマイコン6が、対応した受光器2、投光器3の電源をONにする。
そして、ステップ104へ進み停止階(n階)のマイコン6は対応したマスク用リレー5をOFFとし、また停止階(n階)を除く他の階のマイコン6は対応したマスク用リレー5をONとする。次いで、ステップ105へ進んで検出配線12がONしていなければステップ106へ進み、検出配線12がONしていればステップ107へ進む。そして、ステップ106において乗場の乗客に引き戸から離れる旨の音声メッセージを放送する。
次いで、ステップ108へ進んで検出配線12がONしていればステップ107へ進み、ONしていなければステップ109へ進む。そして、ステップ109において所定の時間が経過していなければステップ108へ戻り、経過していればステップ110へ進んで、検出制御装置15の動作によってドア開閉装置14が異常時制御されて引き戸が速度・力を落として戸開されてステップ111へ進む。
次いで、ステップ111により引き戸が所定の位置まで開いていればステップ112へ進む。また、ステップ107において通常の速度・力で引き戸を開いてステップ113へ進み、検出配線12がONしていればステップ114へ進み、検出配線12がONしていなければステップ115へ進む。そして、ステップ115で検出制御装置15の動作によってドア開閉装置14が異常時制御されて、例えば引き戸が停止してステップ106へ戻る。
また、ステップ114において引き戸が所定の位置まで開いていなければステップ113へ戻り、引き戸が所定の位置まで開いていればステップ112へ進む。そして、ステップ112において制御CPU10が全階の検出装置1にマスク実施を指令する。次いでステップ116へ進んで、全階のマイコン6はそれぞれ対応したマスク用リレー5を短絡する。そして、ステップ117へ進み全階のマイコン6はそれぞれ対応した受光器2、投光器3の電源をOFFにして、ステップ101へ戻る。
以上説明したように、検出制御装置15によってエレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置1からの作動出力が、検出出力マスク信号を介して消却される。これによって、かごが停止する乗場の引き戸の戸開時に検出装置1が作動したときに、検出制御装置15によってドアー開閉装置14を介して引き戸の戸開動作が異常時制御される。そして、このような構成において複数の乗場にそれぞれ設けられた検出装置1を検出配線12によって直列に接続することによって配線数を少なくすることができる。
したがって、配線数の減少により製造、据付、保守の費用を節減することができる。また、各階の乗場の検出装置1の一つが作動した場合に、エレベーターのかごが停止していない乗場のためにドア開閉装置14が異常時制御されることがない。このため、引き戸が無用に異常時制御されてエレベーターの運行効率が低下する不具合を未然に防止することができる。また、エレベーターのかごが停止する乗場における検出装置1の作動に基づくレスポンスが遅延することがない。このため、ドア開閉装置14による引き戸の異常時制御のタイミングにずれが生じることがなく、有効な引き込まれ防止作用を得ることができる。
また、エレベーターのかごが停止しない階の検出装置1の受光器2、投光器3の電源をOFFすることによって消費電力を節減することができる。
なお、機械式リレーからなるセンサ用リレー4、マスク用リレー5(1〜m)を、フォトMOSリレーなどの半導体を用いても前述の作用を得ることができる。また、受光器2、投光器3を有する透過式の検出装置1を、容量検出器などの透過式以外のセンサからなる検出装置を用いても前述の作用を得ることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の他の実施の形態を示す前述の図1相当図である。図において、図1と同符号は相当部分を示し、検出装置1の受光器2に受光器制御回路16、受光器制御回路16が制御するセンサ用トランジスタ17及びマイコン6(1〜m)が制御するマスク用トランジスタ18が設けられる。
上記のように構成されたエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置においても、制御装置8の指令に従ってドア開閉装置14が動作して引き戸を開閉駆動して乗場の出入口が開閉される。そして、引き戸の戸開時にエレベーターの乗客が乗場の出入口縁部に所定位置を超えて接近したときに検出装置1が作動する。これによって検出制御装置15が動作して、ドア開閉装置14を介して戸開する引き戸を減速、一時停止、反転戸閉させる等の異常時制御が行われる。
また、受光器2は光を受けるとセンサ用トランジスタ17をONし、センサ用トランジスタ17はセンサ用リレー4の一次側と接続される。そして、各階のセンサ用リレー4の二次側は直列に接続し、一方は電源に他方は制御装置8内の入力回路9に接続される。また、センサ用リレー4の一次側はマスク用トランジスタ18とも接続され、マスク用トランジスタ18はマイコン6(1〜m)に接続される。そして、マイコン6(1〜m)は制御用シリアル通信回路11を介して制御装置8からの検出装置1(1〜m)のマスク指令によってマスク用トランジスタ18をON/OFFする。
そして、検出装置1の受光器2内の受光器制御回路16は受光すると、センサ用トランジスタ17をONとし、またマイコン6(1〜m)は検出装置1(1〜m)のマスク指令によりマスク用トランジスタ18をONにする。そして、センサ用トランジスタ17又はマスク用トランジスタ18がONになると、センサ用リレー4のコイルに電流が流れてセンサ用リレー4がONする。
また、エレベーターのかごの停止階(n階)を除く他の階のマイコン6(1〜m)はマスク実施の指令によりマスク用トランジスタ18をONする。このため、受光器2が受光していなくても、かごの停止階(n階)を除く他の階のセンサ用リレー4はONになる。そして、かごの停止階(n階)のマイコン6(n)はマスク用トランジスタ18をOFFにするので、対応した受光器2が受光すればそれのセンサ用トランジスタ17がONする。これにより、センサ用リレー4(n)がONし、対応した受光器2が受光しなければセンサ用トランジスタ17(n)がOFFし、センサ用リレー4(n)はOFFする。
このように、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に検出制御装置15によってエレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置1からの作動出力が、検出出力マスク信号を介して消却される。これによって、かごが停止する乗場の引き戸の戸開時に検出装置1が作動したときに、検出制御装置15によってドアー開閉装置14を介して引き戸の戸開動作が異常時制御される。
したがって、詳細な説明を省略するが図3の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
なお、マスク用トランジスタ18をフォトカプラによって接続した構成を、受光器2とマイコン6又は後述する乗場用マイコンの電源グランドを共通化してトランジスタを用いることも可能である。
また、受光器2とマイコン6(1〜m)が同じセンサ用リレー4を駆動するので、センサ用リレー4を各階について一つ節減することができ、製作費を低減することができる。なお、センサ用トランジスタ17とマスク用トランジスタ18が増えるが、エレベーターの全乗場を直列に接続する検出配線12は48V程度の高電圧となる。これに対して5V程度のトランジスタ・フォトカプラが増えるだけなので、全体としてエレベーターの装置全体を安価に製作でき、またコンパクト化することができる。
実施の形態3.
図4も、この発明の他の実施の形態を示す前述の図1相当図である。図において、図1と同符号は相当部分を示し、制御装置8の制御CPU10に接続された制御用乗場シリアル通信回路19が設けられる。また、マスク用リレー5(1〜m)、検出装置1の受光器2、投光器3に接続された乗場用マイコン20(1〜m)が設けられる。
そして、乗場用マイコン20(1〜m)に乗場用シリアル通信回路21(1〜m)が接続される。また、制御装置8の制御用乗場シリアル通信回路19に接続され、かつ乗場用シリアル通信回路21(1〜m)を直列に接続した乗場用シリアル通信線22が設けられる。また、乗場用マイコン20(1〜m)に乗場インジケータ23(1〜m)及び乗場ボタン24(1〜m)が接続される。
上記のように構成されたエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置においても、制御装置8の指令に従ってドア開閉装置14が動作して引き戸を開閉駆動して乗場の出入口が開閉される。そして、引き戸の戸開時にエレベーターの乗客が、乗場の出入口縁部に所定位置を超えて接近したときに検出装置1が作動する。これによって検出制御装置15が動作して、ドア開閉装置14を介して戸開する引き戸を減速、一時停止、反転戸閉させる等の異常時制御が行われる。
そして、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に検出制御装置15によってエレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置1からの作動出力が、検出出力マスク信号を介して消却される。これによって、かごが停止する乗場の引き戸の戸開時に検出装置1が作動したときに、検出制御装置15によってドアー開閉装置14を介して引き戸の戸開動作が異常時制御される。したがって、詳細な説明を省略するが図4の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、乗場用マイコン20(1〜m)は制御CPU10と乗場用シリアル通信線22を介して通信を行い、乗場インジケータ23(1〜m)及び乗場ボタン24(1〜m)を制御する。これにより、検出装置1のマスク制御を従来から設置されている乗場用マイコン20(1〜m)がマスク用リレー5(1〜m)を制御する。このような構成によってエレベーターの装置全体を安価に製作でき、またコンパクト化することができる。
実施の形態4.
図5も、この発明の他の実施の形態を示す前述の図1相当図である。図において、前述の図3及び図4と同符号は相当部分を示す。
上記のように構成されたエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置においても、制御装置8の指令に従ってドア開閉装置14が動作して引き戸を開閉駆動して乗場の出入口が開閉される。
そして、引き戸の戸開時にエレベーターの乗客が、乗場の出入口縁部に所定位置を超えて接近したときに検出装置1が作動する。これによって検出制御装置15が動作して、ドアー開閉装置14を介して戸開する引き戸を減速、一時停止、反転戸閉させる等の異常時制御が行われる。また、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に検出制御装置15によってエレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の乗場の検出装置1からの作動出力が、検出出力マスク信号を介して消却される。
これによって、かごが停止する乗場の引き戸の戸開時に検出装置1が作動したときに、検出制御装置15によってドアー開閉装置14の動作を介して戸開する引き戸が異常時制御される。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、乗場用マイコン20(1〜m)は制御CPU10と乗場用シリアル通信線22を介して通信を行い、乗場インジケータ23(1〜m)及び乗場ボタン24(1〜m)を制御する。これにより、検出装置1のマスク制御を従来から設置されている乗場用マイコン20(1〜m)がマスク用トランジスタ18を制御する。このような構成によってエレベーターの装置全体を安価に製作でき、またコンパクト化することができる。
この発明の実施の形態1を示す図で、引き込まれ防止装置の機器の配置及び接続を概念的に示す構成図。 図1の引き込まれ防止装置の動作を説明するフローチャート。 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図1相当図。 この発明の実施の形態3を示す図で、前述の図1相当図。 この発明の実施の形態4を示す図で、前述の図1相当図。
符号の説明
1 検出装置、2 受光器、3 投光器、6 マイコン、7 シリアル通信回路、8
制御装置、12 検出配線、13 シリアル通信線、14 ドア開閉装置、15 検出制御装置、16 受光器制御回路、17 センサ用トランジスタ、18 マスク用トランジスタ、20 乗場用マイコン、21 乗場用シリアル通信回路、22 乗場用シリアル通信線、23 乗場インジケータ、24 乗場ボタン。

Claims (5)

  1. エレベーターの昇降路に設置された複数の乗場に装備されて、これら乗場の出入口をそれぞれ開閉する引き戸、上記乗場のそれぞれに設けられて上記出入口の縁部に上記エレベーターの乗客が所定位置を超えて接近したときに作動する検出装置と、上記エレベーターの制御装置の指令に従って上記引き戸を開閉駆動し、上記検出装置の一つの作動時に上記開閉駆動を異常時制御するドア開閉装置と、上記検出装置のそれぞれに接続されたシリアル通信回路と、上記検出装置を直列に接続し上記制御装置に接続された検出配線及び上記シリアル通信回路を直列に接続し上記制御装置に接続されたシリアル通信線と、上記制御装置に接続されて、上記制御装置の指令によって上記エレベーターのかごが停止する上記乗場を除く残余の上記乗場の検出装置からの作動出力を検出出力マスク信号によって消却する検出制御装置とを備えたエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置。
  2. 検出制御装置を、検出装置の受光器に受光器制御回路、この受光器制御回路が制御するセンサ用トランジスタ及びシリアル通信回路に接続されたマイコンによって制御されるマスク用トランジスタが設けられて、エレベーターの制御装置の指令に従って上記マスク用トランジスタをON/OFFすることによって、上記エレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の上記乗場の上記検出装置からの作動出力を検出出力マスク信号によって消却する機能を有するものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置。
  3. 検出制御装置を、エレベーターの制御装置の検出出力マスク指令よって、検出装置の受光器及び投光器の電源を遮断する機能を有するものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置。
  4. 検出制御装置を、エレベーターの制御装置の検出出力マスク指令よって検出装置の投光器の電源を遮断する機能を有するものとしたことを特徴とする請求項2記載のエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置。
  5. 検出制御装置を、検出装置と制御装置に接続された乗場用シリアル通信線との間に乗場用マイコンが配置されて、エレベーターの乗場に設けられた乗場インジケータ及び乗場ボタンを対応した上記乗場の上記乗場用マイコンが制御し、上記エレベーターのかごが停止する乗場を除く残余の上記乗場の上記検出装置からの作動出力を、上記乗場用シリアル通信線による検出出力マスク信号によって消却する機能を有するものとしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載のエレベーター乗場出入口の引き込まれ防止装置。
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