JP2005132320A - 電車と駅のホーム間転落防止装置 - Google Patents

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信広 角田
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Abstract

【課題】電車と駅のホーム間の隙間をなくすことにより、車椅子を使用している乗客が駅員等の補助者の介助なしに電車への乗降を安全にスムーズに行うことができるための電車−駅のホーム間転落防止装置を提供する。
【解決手段】電車1のドア2の外側に電車−駅のホーム間転落防止装置を設け、電車−駅のホーム間転落防止装置がドア2の開閉に連動して稼動し始め、可動部5がレール3を上から下へと移動し、かつ伸縮部6が伸びることにより、乗降可能板4を電車1側から駅のホーム7側へと段差のない橋渡しを行う。また、乗降可能板4はドア幅よりも広く、かつ両側には転落防止の役割を持つ敷居を設けることで、車椅子を使用している乗客が1人でも安全に電車への乗降を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電車と駅のホーム間に乗降可能な板を橋渡しすることにより、車椅子を使用している乗客が1人でも安全に、かつスムーズに電車の乗降を可能とするための電車と駅のホーム間転落防止装置に関する。
従来は、電車と駅のホーム間の隙間のために、1人では電車の乗降を困難とする車椅子を使用している乗客は、駅員等の補助者に電車と駅のホーム間に板を渡してもらうことにより乗降するしか手段がなかった。
そのため、例えば、特許第3128123号公報(乗降補助装置)には、駅のホームに乗降補助装置を設け、乗降補助装置が傾斜し先端が延長することにより、電車と駅のホームとの隙間をなくすことが記載されている。
特許第3128123号公報
しかしながら、駅のホームに乗降補助装置を設ける場合に於いては、電車の停車位置がずれた場合には使用できず、また全ての駅に乗降補助装置を設置する必要があり、もし仮に乗降補助装置が設置されている駅と設置されていない駅があった場合、電車に乗車する時には乗降補助装置にて乗車できたとしても電車から降車するときに、駅に乗降補助装置が設置されていない場合には車椅子を使用している乗客が1人で降車することができないため、その事態に備える必要があり、改善の必要があった。
本発明は、このような課題を解消するためになされたもので、電車と駅のホーム間の隙間に乗降可能板を橋渡しする装置を電車側に設けることにより、車椅子を使用している乗客が乗車時・降車時ともに1人で安心して乗降できるための電車−駅のホーム間転落防止装置を実現することを目的とするものである。
電車のドアの外側にドア幅よりも広い電車−駅のホーム間転落防止装置を設ける。電車−駅のホーム間転落防止装置は、レール・可動部・伸縮部・乗降可能板で成っており、電車の停車後、車掌等電車のドアの開閉管理者がドアを開ける操作をすることにより連動して稼動し、ドアが開く前に電車−駅のホーム間の隙間を乗降可能板で橋渡しすることにより車椅子を使用している乗客の乗降を可能とするものである。
電車が停車後、車掌等電車のドアの開閉管理者がドアを開ける操作をすることにより、連動して電車−駅のホーム間転落防止装置が稼動し、電車の乗降口とで段差にならないように電車のドアの下部までレールを伝って下がる。
或いは、電車−駅のホーム間転落防止装置の両側が内側に移動することにより、乗降可能板がこの字型のように折り曲がり、乗降可能板の両側に敷居を設けることで転落防止を実現する。
次に、電車−駅のホーム間転落防止装置の可動部がレールを上から下へと移動することで、乗降可能板を電車側から外側に倒して駅のホームと水平にし、可動部の伸縮部が伸びることで乗降可能板が傾斜して駅のホームに到達し、電車の乗降口と駅のホームとの隙間・段差をなくす。このとき、乗降可能板の表面に小さい突起状のゴム等(車椅子の進行の妨げにならないぐらいの小さなもの)を敷き並べていることで、雨の日でも車椅子の車輪に対して滑り止めの効果を持つ。
前記電車−駅のホーム間転落防止装置は、電車移動中や電車のドアが開く前の時には、電車のドアの下部よりも高い所に位置することで、電車と駅のホーム間の隙間が小さくても駅のホームに接触することを防ぐ。
車掌等電車のドアの開閉管理者がドアを閉じる操作をすることにより、ドアが閉まり、可動部の伸縮部が縮まり、可動部がレールの上へ戻ることにより、乗降可能板がホーム側から離れ電車側へと戻り、電車−駅のホーム間転落防止装置が上へ移動、或いは外側へ移動して電車のドアの下部よりも高い所に位置することで、電車の発車が可能となる。
また、電車が非常停車した場合は、車内の乗客がドアを開けることが可能となる操作を行うと、乗客がドアを開ける操作に連動して、電車−駅のホーム間転落防止装置が電車側から外側へ倒れていき、地面と水平(電車のドアと垂直)となるようにする。
上述したように本発明の電車−駅のホーム間転落防止装置は、車椅子を使用する乗客が駅員等の補助者の介助なしに一人で安全に、かつスムーズに電車への乗降を行うことができる。
また、電車−駅のホーム間転落防止装置を電車側に取付けることで、電車の停車位置がずれたとしても使用でき、電車−駅のホーム間転落防止装置を取付けた電車が停車する駅全てに対して、車椅子を使用している乗客が1人で安全に、かつスムーズに電車の乗降を可能とする。
前述の電車−駅のホーム間転落防止装置は、ドア幅よりも広い乗降可能板があり、乗降可能板の両側に転落防止のための敷居を設けているため、車椅子の転落を防止することができる。
前述の電車−駅のホーム間転落防止装置の乗降可能板の表面に小さい突起状のゴム等(車椅子の進行の妨げにならないぐらいの小さなもの)を敷き並べているため、雨の日でも車椅子の車輪が滑るのを防止することができる。
更に、電車の外側、且つドアの下部よりも高い位置に電車−駅のホーム間転落防止装置を設けているため、電車移動時、車内の乗客にとって邪魔にならない、かつ電車と駅のホームとの隙間が小さくても接触しない。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1・図5は電車1の移動中時の状態を示す。電車−駅のホーム間転落防止装置の最下部が電車1のドアの下部よりも高いところに位置しているため、電車1と駅のホーム間の隙間が小さくても電車−駅のホーム間転落防止装置が駅のホーム7に接触することを防止する。
図2は電車1停車後、電車−駅のホーム間転落防止装置がレール3の上から下へと移動して電車1のドアの下部に位置することにより、電車1の乗降口との段差をなくすことを示す。
図6は電車1停車後、電車−駅のホーム間転落防止装置がレール3の外側から内側へと移動することにより、乗降可能板4がこの字型のような形になり、最終的に乗降可能板4の下部がドアの下部に位置するようになることを示す。
図3・図7は、可動部5がレール3の上から下へと移動することにより、乗降可能板4が電車1側から駅のホーム7側へと倒れていくことを示す。
図4・図8は、乗降可能となった状態を示す。図4は、可動部が横の隙間への転落防止の役割をしており、図8は更に敷居を高くすることで、確実に転落を防止する役割をしていることを示す。
図9は、可動部5の拡大図を示す。可動部5がレール3の下側へ移動完了することで、乗降可能板4はホームと水平になる。その後に、伸縮部6が伸びることで、乗降可能板4が傾斜し駅のホーム7に到達することで、電車1の乗降口よりも下側に位置する駅のホーム7にも段差なく乗降可能板4を橋渡しすることができる。
電車1が駅のホーム7に到着して停車し、車掌がドアを開ける操作をすることにより、電車−駅のホーム間転落防止装置がレール3の上から下へと移動していき、移動完了後、可動部5がレール3の上から下へと移動することで乗降可能板4が電車側から駅のホーム側へと倒れていく。可動部5がレール3の下側へ移動完了後、伸縮部6が伸びることで乗降可能板4が傾斜し、駅のホーム7へ橋渡し完了後、ドア2が開くことで、乗客の乗降を可能とする。
車掌がドアを閉める操作をすることにより、ドアが閉まり、伸縮部6が縮まることで、乗降可能板4が駅のホーム7と水平になり、可動部5が下から上へと移動することで、乗降可能板4が駅のホーム7側から電車1側へと戻る。その後、電車−駅のホーム間転落防止装置がレール3の下から上へ移動することで、電車のドア閉め動作が完了となる。
本発明の電車移動中の状態を示す正面図 本発明の電車停車後、初めの状態を示す正面図 本発明の電車停車後、ホーム側へ倒れている途中を示す正面図 本発明のドアが開く直前の状態を示す正面図 本発明の電車移動中の状態を示す正面図 本発明の電車停車後、初めの状態を示す正面図 本発明の電車停車後、ホーム側へ倒れている途中を示す正面図 本発明のドアが開く直前の状態を示す正面図 本発明の可動部の伸縮部を示す拡大図 本発明の電車が停車してからの状態を示すフローチャート 本発明の電車が発車する前の状態を示すフローチャート
符号の説明
1 電車
2 ドア
3 レール
4 乗降可能板(滑り止め付き)
5 可動部
6 可動部の伸縮部
7 ホーム

Claims (8)

  1. 電車のドアの外側にドアの幅よりも広い乗降可能板を設け、電車と駅のホーム間の隙間の橋渡しをすることで車椅子を使用している乗客が1人でも安全に、かつスムーズに電車の乗降を可能とすることを特徴とする電車−駅のホーム間転落防止装置。
  2. 前記電車−駅のホーム間転落防止装置は、ドアの開閉ボタンに連動して稼動することを特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
  3. 前記電車−駅のホーム間転落防止装置は、電車移動中等ドアを開く前は、ドアの下部よりも高いところに位置することで、電車の外側に設置しても電車と駅のホーム間の隙間が小さくても接触しないことを特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
  4. 可動部が電車に取付けたレールの上から下へ移動することで、乗降可能板が電車側から外側へ倒れていくことを特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
  5. 伸縮部が伸びることにより、電車の乗降口よりも低い所に位置している駅のホームとの段差をなくすために乗降可能板が傾斜することを特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
  6. 乗降可能板の両側に転落防止の役割として敷居を設けることを特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
  7. 車内の乗客がドアを開けることが可能となる操作を行うと、乗客がドアを開ける操作に連動して、電車−駅のホーム間転落防止装置が電車側から外側へ倒れていき、地面と水平となること(電車のドアと垂直になること)を特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
  8. 前記電車−駅のホーム間転落防止装置に於いて、雨の日でも滑らないように乗降可能板の表面に小さい突起状のゴム等(車椅子の進行の妨げにならないぐらいの小さなもの)を敷き並べることで車椅子の車輪に対して滑り止めの効果を持つことを特徴とする請求項1に記載の電車−駅のホーム間転落防止装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007062401A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Railway Technical Res Inst Lrt車両の在来線乗り入れホーム対応ドアの構造
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