JP2005131476A - 有機廃棄物処理装置 - Google Patents

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Takayuki Fushiki
隆之 伏木
Kazuaki Aoki
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Abstract

【課題】 有機廃棄物処理装置に備えてある循環ファンモーター4、送風ファンモーター13は処理装置の運転状態に関係なく、常時運転を行っている。このため投入扉2の開放時には、臭気成分を含んだ蒸気やコンポストの大気放散、付着、コンポストの循環経路への侵入などを促す形となり、処理能力の低下などの問題を生じる。
本発明は、臭気成分を含む蒸気とコンポストの大気放散を抑制し、かつ循環経路の詰まりを抑制して熱交換器の能力を保持し、信頼性が向上した有機廃棄物処理装置を提供する。
【解決手段】 投入扉開放検知用のセンサー16を設け、投入扉2の開放を検知し、循環ファンモーター4と送風ファンモーター13を制御する。また発酵槽7と熱交換器14を結ぶ循環経路において発酵槽7内にフィルター18と集塵室19を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固形有機廃棄物の処理装置に係り、特に厨芥(生ごみ)、都市ごみ、食品製造廃棄物、バイオマスなど有機廃棄物全般を発酵処理する、家庭用、業務用、公共用、工業用に広く適用できる有機廃棄物の処理装置に関するものである。
近年、固形有機廃棄物の好気性発酵処理、すなわち堆肥化(コンポスト化)に関する技術は、無公害的処理方法であることは勿論のこと、廃棄物の再利用技術および自然化を可能にする技術として見直され始めてきている。特に、厨芥いわゆる生ごみについては、食堂残飯に依存した畜産業が衰退するなどに伴い、臭気汚染を解決した高速、高分解率で発酵できる処理装置の開発が望まれるに至った。
旧来、農産廃棄物や下水汚泥などの固形有機廃棄物の堆肥化(コンポスト化)は、大部分が積極的な管理なしに長期間野積みの状態を維持し、自然に発酵させる方式で行われて来た。近年では、加熱装置や除湿装置を用いて発酵を高速化するため開発例が増加している(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
図3に示す従来の処理装置の一例により装置の構成を説明する。
発酵槽7の上部には投入口1が設けられており、投入扉2を開放することにより処理物を発酵槽7内へ投入する。発酵槽7の外表面には図示しない加熱装置が設けられており発酵槽7の底部を加熱している。この加熱手段によって発酵槽7内のコンポスト6と処理物は発酵に適した温度50〜80℃に保持される。発酵槽7の内部には撹拌装置9が設けられ、コンポスト6と処理物は混合、加熱され、発酵槽7内に蒸気を蒸散する。
発酵槽7内に蒸散した蒸気は、乾燥した微粉末状のコンポストと共に循環ファンモーター4により発生する循環ファンモーターの気流20(以下気流20)により、熱交換器14へ導かれる。
熱交換器14は送風ファンモーター13と冷却ファン15によって冷却され、気流20によって熱交換器14内に流入した蒸気は凝縮され、ドレン管17によって排水される。排水は高い酸性を示すものなので、適切な処置後、処理装置外へ排出される。
熱交換器14で水分を凝縮され乾燥した気流20は循環ファンモーター4を通過し発酵槽7へ戻る。気流20の一部は、発酵槽7の負圧化や処理物発酵のための酸素補給を目的に、ブロアモーター5により処理装置外へ排出される。この排出空気は臭気成分を含むため、図示しない脱臭装置などを通過後排出される。
特開平06−304542号公報 特開平07−124538号公報
発酵槽を有する有機廃棄物処理装置では、処理物を発酵槽7に投入する際に投入扉2を開放する。この時発酵槽7内は高温のため、発酵槽7内に充満している残存水蒸気や、乾燥した微粉末上のコンポストが投入口1から大気へ放散されてしまう。また、循環ファンモーター4は運転を継続しているため、循環ファンモーター4により熱交換器14を通過して発酵槽内に戻ってきた気流20によって残存水蒸気や乾燥コンポストが押し出され、投入口1から大気へ放散されてしまう。放散された水蒸気や乾燥コンポストは臭気成分を含んでおり、拡散するまで一時的に臭うことになる。
図4に処理装置の投入扉開放状態図を示す。この臭気成分を含んだ水蒸気や乾燥コンポストの一部は、熱交換器14を冷却している送風ファンモーターの気流21(以下気流21)に吸い込まれ、臭気成分が熱交換器14、冷却ファン15を含めた近傍に付着する。これは処理物を発酵槽に投入する毎に繰り返されるため、付着臭気成分が増加し、投入扉2を開放しなくても臭いが生じるようになってしまう。また、乾燥コンポストが熱交換器14、冷却ファン15を含めた近傍に付着するため、汚れが目立つようになり、熱交換効率も悪くなる。
処理物を発酵槽7に投入する際には乾燥したコンポスト上に処理物を落下させるように投入することになるため、乾燥した微粉末状のコンポストが舞い上がる。舞い上がった微粉末状のコンポストは、一部が水蒸気と共に発酵槽外へ放散されるが、一部は循環ファンモーター4の運転により水蒸気と共に気流20として熱交換器14へと吸い込まれる。吸い込まれた微粉末状コンポストは熱交換器14や発酵槽7と熱交換器14などを結ぶ管路内に付着、閉塞し、熱交換効率低下による発酵槽内汚泥化を生じることがあった。
本発明は上記の課題に鑑み発明されたもので、上記の課題を解決するため以下の手段を提案する。即ち、
(1)投入扉の開閉検知用センサーを設け、投入扉開放時には送風ファンモーターの運転を制御することを特徴とする。
(2)投入扉の開閉検知用センサーを設け、投入扉開放時には循環ファンモーター運転を制御することを特徴とする。
(3)発酵槽内の水蒸気と微粉末状コンポストが熱交換器へと送り込まれる前段にフィルターと集塵室とを連続して設けたことを特徴とする。
(4)フィルターと集塵室を発酵槽内に設け、フィルター部分を投入口から取外し可能に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、処理装置の投入扉開放検知用のセンサー16により投入扉2の開放を検知し、循環ファンモーター4、送風ファンモーター13を制御することにより処理装置外への蒸気、臭気拡散を防止するものである。
また、発酵槽7内に集塵室19、フィルター18を設け、フィルター18は投入口1から取り外し可能なように構成することにより、フィルター18の清掃頻度を低減し、熱交換器14や発酵槽7と熱交換器14などを結ぶ管路内への侵入を抑制するものである。
以下、図を用いて本発明の実施例を示す。
図1は本発明における有機廃棄物処理装置の構成図である。
発酵槽7の上部に設けられた投入口1の近傍には投入扉2開放されたことが検知可能な場所に投入扉開放検知用のセンサー16が設けられている。処理物投入などで投入扉2を開放すると、投入扉開放検知用のセンサー16により送風ファンモーター13を停止する。これにより、投入扉2を開放したことにより大気へ放散される発酵槽7内の臭気成分を含んだ水蒸気や乾燥コンポストの一部を熱交換器14、冷却ファン15を含めた近傍に付着することを防止でき、熱交換効率低下を防止できる。
または図4に対し気流21を常時、または投入扉2の開放時のみ逆とし、投入扉2の開放時には送風ファンモーター13を低速で回転することにより、処理物の投入時には処理物投入者に臭気が掛からず、気流21が不快にならないようにすることもできる。
投入扉開放検知用のセンサー16により投入扉2の開放を検知すると、循環ファンモーター5を停止する。これにより気流20をなくし、発酵槽7内の臭気成分を含んだ水蒸気や乾燥コンポストの大気放散を抑制することができる。同時に発酵槽7内の高温空気を放出しないため、発酵槽7外の低温空気と交換されないため、発酵槽7内空気温度を低下させず、再加熱による必要電力を低減する効果も期待できる。また、処理物投入時に舞い上がる微粉末状コンポストの熱交換器14や発酵槽7と熱交換器14などを結ぶ管路内への侵入を抑制し、コンポストの付着、閉塞に起因する熱交換効率低下による発酵槽内汚泥化を防止することができる。
図2はフィルター部の構成図である。フィルター18は集塵室19の壁面の一部として構成され、フィルター18の空気通過部面積と気流20の方向に垂直方向の集塵室の断面積は、発酵槽7と熱交換器14を結ぶダクトの気流20の方向に垂直方向の断面積に対し、十分大きくなるよう構成されている。これによりフィルター18を通過する気流20の流量は変化しないが流速は減衰するため、フィルター18を通過しようとするコンポストは減少し、フィルター18の清掃頻度を低減できる。また熱交換器14や発酵槽7と熱交換器14などを結ぶ管路内への侵入を抑制し、コンポストの付着、閉塞に起因する熱交換効率低下による発酵槽内汚泥化を防止することができる。
フィルター18と集塵室19を通過する気流20は高湿空気のため、微小な温度差で結露しやすいが、フィルター18と集塵室19を発酵槽7内に構成することにより温度差が発生せず、フィルター18表面や集塵室19の内壁面が汚泥状になって詰まることが最小限にできる。
フィルター18は投入口1から取り外し可能なように構成されている。これにより、フィルター18の清掃が容易に行うことができるようになり、フィルター詰まりに起因する熱交換効率低下による発酵槽内汚泥化を防止することができる。
また、フィルター18を取り外した際には、集塵室19内部のコンポスト蓄積具合も確認しやすいため、必要に応じ、集塵室内の清掃を行うこともできる。
本発明における有機廃棄物処理装置の一実施例の構成図。 本発明におけるフィルター部の一実施例の構成図。 従来の処理装置の一実施例を示す説明図。 処理装置の投入扉開放状態図。
符号の説明
1…投入口、2…投入扉、3…撹拌モーター、4…循環ファンモーター、5…ブロアモーター、6…コンポスト、7…発酵槽、8…動力伝達機構、9…撹拌装置、12…排出口、13…送風ファンモーター、14…熱交換器、15…冷却ファン、16…投入扉開閉検知用センサー、17…ドレン管、18…フィルター、19…集塵室、20…循環ファンモーターの気流、21…送風ファンモーターの気流。

Claims (4)

  1. 有機廃棄物を投入する投入口と、投入口を開閉可能な投入扉と、有機廃棄物を発酵・乾燥させる発酵槽と、発酵槽内の水蒸気を凝縮するための熱交換器と、熱交換器を冷却するための送風ファンモーターと、発酵槽内の水蒸気を発酵槽と熱交換器とを循環させる循環ファンモーターを備えた有機廃棄物の処理装置において、投入扉の開閉状態を検知するセンサーを設け、投入扉の開放時に送風ファンモーターの運転を制御することを特徴とする有機廃棄物の処理装置。
  2. 投入扉の開閉状態を検知するセンサーにより、投入扉の開放時に循環ファンモーターの運転を制御することを特徴とする請求項1に記載の有機廃棄物処理装置。
  3. 発酵槽内の空気が熱交換器へと送り込まれる前段にフィルターと集塵室とを連続して設けたことを特徴とする有機廃棄物の処理装置。
  4. フィルターと集塵室を発酵槽内に設け、フィルター部分を投入口から取外し可能に設けたことを特徴とする有機廃棄物の処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094612A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Enzyme Kk 油分解処理槽
KR101857971B1 (ko) * 2017-11-08 2018-05-15 주식회사 인큐스 오토밸브를 이용한 음식물 쓰레기 처리 장치
CN111558609A (zh) * 2020-05-08 2020-08-21 河北乾蓝环保工程有限公司 一种餐厨垃圾发酵加热供氧工艺及装置

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