JP2001066059A - 厨芥乾燥処理装置 - Google Patents

厨芥乾燥処理装置

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JP2001066059A
JP2001066059A JP23683799A JP23683799A JP2001066059A JP 2001066059 A JP2001066059 A JP 2001066059A JP 23683799 A JP23683799 A JP 23683799A JP 23683799 A JP23683799 A JP 23683799A JP 2001066059 A JP2001066059 A JP 2001066059A
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condenser
garbage
air passage
airflow
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Keiji Kameishi
圭司 亀石
Nobumasa Sasaki
信昌 佐々木
Shinichi Takeda
真一 武田
Ichiro Motoki
一郎 本木
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温で粉砕することなく厨芥を乾
燥処理できる厨芥乾燥処理装置を得る。 【解決手段】 密閉蓋2により開閉でき内部に厨
芥を保持できる処理容器4と、処理容器4に通風する気
流を形成する送風機5と、送風機5による気流中に含ま
れる水分を凝縮する凝縮器6とを含む密閉循環風路7を
構成し、凝縮器6の凝縮部14のみを密閉循環風路7に
臨ませ、凝縮部14を外部から吸込み気流により冷却す
る冷却ファン17を隣設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭や飲食店
等で発生する生ゴミを乾燥処理する厨芥乾燥処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の従来の厨芥乾燥処理装置と
しては、例えば、特開平7―61502号公報に示され
ているようなものがある。これは、生ゴミを密閉できる
回転カゴに入れ、撹拌しながら加熱手段で加熱した高温
気流を循環させて乾燥させ、粉砕装置で粉砕して収集袋
に詰込むものである。乾燥処理時に生ゴミから発生する
水蒸気は、放熱部が散水により冷却される凝縮器に送ら
れ凝縮されて水として排水される。凝縮器を水を使って
冷却することにより、凝縮効率を下げることなく水蒸気
を効果的に凝縮することができ、凝縮器も小型化できる
利点がある。しかしながら、厨芥をスクリューフィーダ
ー等の粉砕装置で粉砕するため、装置全体としては大型
になるうえ、厨芥に含まれる粒状物等が粉砕装置に詰ま
りやすく使い辛いといった難点がある。
【0003】厨芥を粉砕せずに乾燥処理する厨芥乾燥処
理装置もある。例えば、特開昭61―49978号公報
には、図13に示すような厨芥乾燥処理装置が示されて
いる。即ち、高温低湿度気体供給口40と、高湿度気体
排出口41が設けられた厨芥の出し入れ可能な厨芥容器
42と、高湿度気体排出口41から高湿度気体を吸込み
凝縮器43に送込む送風機44と、凝縮器43を通過し
た低湿度気体を加熱し、高温低湿度気体を生成して厨芥
容器42の高温低湿度気体供給口40に送込む加熱装置
45とから構成されている。この装置によれば、厨芥を
密閉した厨芥容器42内において高温低湿度の気体に当
てて厨芥に含まれる水分を、高湿度気体として取り出し
凝縮器43により凝縮して水として排除し、厨芥を粉砕
することなく乾燥処理することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の厨
芥乾燥処理装置は、厨芥を粉砕処理するものも、しない
ものも基本的には、厨芥を高温の気体に晒して乾燥させ
るものである。そのため高温の気体の温度は、100℃
〜120℃程度に設定されているものが多い。このよう
な高温の気体では、厨芥にラップやプラスチック容器や
輪ゴム等が混入していると、これらが熱により変質する
ため予め分別しておく必要があり、さもないと、乾燥処
理した厨芥からプラスチックやゴムの変質に伴う強い刺
激臭がするといった問題点がある。また、高温処理に伴
い厨芥に含まれる揮発成分の揮発量も多く、水蒸気を凝
縮した水も揮発成分による臭気を帯び、使用感を損なう
といった問題点もある。さらには、高温処理のため発生
する水蒸気量も多く装置の内部圧力が大きくなるため、
しっかりした気密保持構造を採らなければならず、構成
が複雑になり勝ちであり簡易性に欠けるといった問題点
もある。
【0005】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、低温
で粉砕することなく厨芥を乾燥処理できる厨芥乾燥処理
装置を開発することであり、トレー等のプラスチック類
の乾燥処理も可能な厨芥乾燥処理装置を得ることであ
り、その厨芥乾燥処理装置の使用感の向上や、乾燥処理
の迅速化を推進することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、密閉蓋により開閉でき内部に厨芥
を保持できる処理容器と、処理容器に通風する気流を形
成する送風機と、送風機による気流中に含まれる水分を
凝縮する凝縮器とを含む密閉循環風路を構成し、凝縮器
の凝縮部のみを密閉循環風路に臨ませ、凝縮部を外部か
ら冷却する冷却手段を隣設し、処理容器からの気流を凝
縮器の凝縮部に略直角の方向から衝突させて吹込むよう
にする手段を採用する。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、密閉蓋により開閉でき内部に厨芥を保持できる処理
容器と、処理容器に通風する気流を形成する送風機と、
送風機による気流中に含まれる水分を凝縮する凝縮器と
を含む密閉循環風路を構成し、凝縮器の凝縮部のみを密
閉循環風路に臨ませ、凝縮部を外部から吸込み気流によ
り冷却する冷却手段を隣設する手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、密閉蓋により開閉でき内部に厨芥を保持できる処理
容器と、処理容器に通風する気流を形成する送風機と、
送風機による気流中に含まれる水分を凝縮する凝縮器と
を含む密閉循環風路を構成し、凝縮器の凝縮部のみを密
閉循環風路に臨ませ、凝縮部を外部から冷却する冷却手
段を隣設し、処理容器に気流を処理容器の上部から下方
に向けて複数箇所から通風するようにする手段を採用す
る。
【0009】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項3に係る前記手段における送風機の気流を処
理容器の内側壁に沿う側部と中央部とから通風するよう
にする手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1〜請求項4までのいずれかに係る前記手段
に、処理容器を加熱する加熱手段を備える手段を採用す
る。
【0011】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項5に係る前記手段に、加熱手段により当該部
を流れる気流を昇温するようにする手段を採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項1〜請求項4までのいずれかに係る前記手段
における処理容器に通風する気流を昇温する加熱手段を
備える手段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、請求項5〜請求項7までのいずれかに係る前記手段
における加熱手段と凝縮器を交互に運転させるようにす
る手段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、請求項1〜請求項8までのいずれかに係る前記手段
における密閉循環風路の処理容器への流入側に当該部を
通過する気流の臭気を除去する脱臭手段を備えるととも
に、密閉蓋の開放により脱臭手段より下流側の前記密閉
循環風路が外部に開放するようにする手段を採用する。
【0015】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、請求項1〜請求項9までのいずれかに係る前記手
段における密閉循環風路の一部に密閉蓋内面に当接し、
密閉蓋の内面に対向する側に凝縮水を蓄える溝を備えた
水封構造を設ける手段を採用する。
【0016】前記課題を達成するために請求項11の発
明は、請求項1〜請求項10までのいずれかに係る前記
手段における凝縮器の凝縮部の下端にトラップ構造で連
絡した水受け容器を設ける手段を採用する。
【0017】前記課題を達成するために請求項12の発
明は、請求項1〜請求項10までのいずれかに係る前記
手段における凝縮器の凝縮部の下方に水受け容器を設
け、水受け容器と凝縮部とを通水管で連絡し、この通水
管と水受け容器とを磁力によって通水可能に接続する手
段を採用する。
【0018】前記課題を達成するために請求項13の発
明は、請求項1〜請求項12までのいずれかに係る前記
手段における密閉循環風路の一部に密閉循環風路の内圧
上昇により外部に開放する安全弁を設ける手段を採用す
る。
【0019】前記課題を達成するために請求項14の発
明は、請求項1〜請求項13までのいずれかに係る前記
手段における密閉循環風路を構成する構造体と凝縮器と
を一体に構成する手段を採用する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1によって示すこの実施の形態1は、
一般家庭や飲食店等で発生する生ゴミ等を粉砕すること
なく乾燥処理する厨芥乾燥処理装置に関するものであ
る。この厨芥乾燥処理装置の本体1は、密閉構造部と冷
却部とにより構成されている。密閉構造部には、密閉蓋
2により開閉でき内部に厨芥3を保持できる処理容器4
と、この処理容器4に通風する気流を形成する送風機5
と、送風機5による気流中に含まれる水分を凝縮する凝
縮器6とを備えた密閉循環風路7が構成されている。冷
却部は、密閉構造部の凝縮器6に隣接して構成され、凝
縮器6を冷却する冷却装置8が構成されている。
【0021】処理容器4は、上部の開放した深底容器体
に形成され、その開口部側の内面には、フック状の掛止
手段9が設けられ、この掛止手段9に口元を掛止めて厨
芥処理袋10を処理容器4内に装着できるようになって
いる。厨芥処理袋10は専用の袋を用意する必要はな
く、市販のゴミ袋や買い物袋等を適宜利用すればよい。
処理容器4の上部の開放部の上方には、一端側がヒンジ
により連結された任意に開閉できる密閉蓋2が設けら
れ、密閉蓋2の開放により、処理容器4内に厨芥3を投
入することができ、閉止により密閉循環風路7を密閉す
ることができる。この密閉蓋2の閉止状態で接する密閉
循環風路7の開口部口縁には気密保持機能を果たすシー
ルが装着されている。また、ヒンジ部分には、密閉蓋2
を開放状態に保持するダンパーも組付けられている。
【0022】送風機5は静圧10mmH2O〜20mm
2O、風量1〜2m3/min程度の動作点を持ち、密
閉循環風路7に処理容器4内に吹込む気流を形成する。
密閉循環風路7の処理容器4に隣接して処理容器4の上
側に開口する開口部には、気流を反転させ処理容器4内
に向けて下向きに吹出させる吹込み管11が装着されて
いる。この吹込み管11と送風機5との間の密閉循環風
路7には、当該部を通過する気流を昇温する加温手段と
しての100W程度の出力を持つシーズヒーターやセラ
ミックヒーター等によるヒーター12と、当該部を通過
する気流から臭気を除去する脱臭器13が設けられてい
る。脱臭器13は、活性炭式フィルター脱臭器や触媒脱
臭器で構成され、触媒脱臭器による場合、触媒効果を高
めるためにヒーター12の近傍に設置するか、ヒーター
12と一体化する構成が採られる。
【0023】送風機5の吸込口は、凝縮器6の下流側の
密閉循環風路7に臨んでいる。凝縮器6で構成される部
分の密閉循環風路7は、処理容器4の下流側においてほ
ぼ垂直に縦方向に構成されている。凝縮器6は、その凝
縮部14のみが密閉循環風路7に臨むように構成されて
いる。凝縮器6の凝縮部14及び密閉循環風路7を構成
する構造部分は、構成の簡素化を図るべく耐腐食性と耐
熱性を有する熱伝導性の良い金属又はプラスチックによ
り一体に構成され、凝縮部14の密閉循環風路7に臨む
内面は、例えば凝縮効率の向上を図るべく表面処理が施
されている。
【0024】凝縮効率の向上を図る手段としては、液滴
状に凝縮させる滴状凝縮と、液膜状に凝縮させる膜状凝
縮とがある。前者では、凝縮面に撥水材料(フッソ樹脂
や四フッ化エチレン樹脂等)がコーティングされ、後者
では、凝縮面に親水性材料(繊維性又は多孔質性の吸水
材や光触媒やOH基を持つ材料)がコーティング又は張
設される。送風機5による送風は、吹込み管11、処理
容器4、凝縮器6、送風機5の順に流れ、この密閉循環
風路7を循環する。密閉循環風路7は、乾燥効率のうえ
からは凝縮部14を除く全経路について断熱構造を採る
ことが望ましい。
【0025】凝縮器6の密閉循環風路7の外側における
凝縮部14の下方には、水受け容器として上部の開放し
たドレンタンク15が、凝縮部14で凝縮した水の受容
を可能に配置されている。ドレンタンク15は、密閉蓋
2を開放することなく本体1の下部における抜き差しに
より出し入れできるように構成され、差し込んだ状態で
は本体1との間の気密が保持される。また、水位を検知
する水位検知手段(図示しない)により、満水状態のと
きには満水を報知することができるようになっている。
【0026】冷却部は、本体の底側から密閉循環風路7
に併行する風路として構成され、冷却装置8の外殻を構
成している。冷却装置8は、送風機5の両軸のモーター
16に装着された冷却ファン17により構成され、冷却
部の上部側開口部18から凝縮部14に沿って底部側開
口部19へ向かう冷却気流を形成し、凝縮部14の外側
を送風により冷却する。冷却気流をこのように吸込み気
流とすることにより、凝縮部14をよどみなく均一に冷
却気流が流れ、凝縮性能が向上し乾燥効率も高くなる。
但し、冷却気流の方向は上記した方向とは反対にするこ
ともできる。なお、冷却部については、この他にも、種
々の構成を採用することができる。例えば下部に水を貯
溜することができる開放容器構造に構成し、貯溜した水
を吸上げて冷却部の内側部を構成している凝縮器6の凝
縮部14の外側に上部からポンプで給水するような構成
を採ることもできる。
【0027】密閉循環風路7の構造部分及び凝縮部14
は、耐腐食性、耐熱性(120℃程度に耐える)の得ら
れるプラスチック(PP樹脂やPS樹脂)又はステンレ
ス鋼板により構成され、送風機5やヒーター12にも耐
腐食性が付与されている。ここでいう耐腐食性とは、厨
芥3に含まれるアンモニア、アミン、メチルカブタン、
硫化水素、酢酸、酢酸エチル、アルデヒド、油脂等に対
する耐性である。
【0028】本体1の密閉循環風路7内の適所には、制
御回路が組込まれ運転スイッチの投入により乾燥処理運
転の運転動作を温度センサー20による温度情報に基づ
いて制御する。なお、温度センサー20の一つは処理容
器4に吹込む気流の温度を検知するものであり、温度セ
ンサー20の他の一つは処理容器4から出た凝縮器6に
流れ込む前の気流の温度を検知するものである。
【0029】この厨芥乾燥処理装置は、基本的には低温
度(40℃〜90℃)で厨芥3を乾燥処理するものであ
る。密閉蓋2を開けて厨芥3を処理容器4内に装着した
厨芥処理袋10内に投入し、開放した密閉蓋2を閉じる
と接触スイッチ(図示しない)が閉成し、運転待機状態
となる。運転スイッチ(図示しない)がオンされると、
制御回路は、送風機5を運転させ密閉循環風路7に循環
気流を形成する。これとともに、温度センサー20によ
り処理容器4に吹込む気流の温度を検知し、この温度が
例えば40℃〜70℃になるようにヒーター12への通
電を制御する。こうして40℃〜70℃の温度の気流が
形成され、処理容器4の吹込み管11から処理容器4内
に投入された厨芥3に吹込まれる。吹込み管11から吹
込まれる下向きの気流は、厨芥3の隙間を通過してい
き、この間に厨芥3の水分を連続的に奪い密閉循環風路
7を循環する。
【0030】制御回路は冷却装置8の冷却ファン17を
動作させ凝縮器6の凝縮部14を外側から送風により冷
却する。密閉循環風路7の凝縮器6の冷却されている凝
縮部14を流れる気流の水蒸気は、凝縮部14で凝縮し
て水滴となる。凝縮部14に凝縮した水滴は、凝縮部1
4に撥水性のコーティングが施されている場合、滞るこ
となく自重により滴下し、下方のドレンタンク15に受
容されていく。
【0031】凝縮器6を通過し低湿低温となった気流は
送風機5により吸込まれ、処理容器4に吹込まれる。処
理容器4に吹込まれる気流は、送風機5からの受熱とヒ
ーター12からの受熱により40℃〜70℃の温度の低
湿で、脱臭器13により脱臭された気流である。ただ
し、送風機5からの受熱で40℃〜70℃の温度が得ら
れていればヒーター12への通電は行なわない。
【0032】こうして連続的に処理容器4の厨芥3の水
分は除去され、乾燥処理されていく。この厨芥乾燥処理
装置は、処理温度が低温であるため、処理中でも厨芥3
が発生すれば任意の時期に密閉蓋2を開けて厨芥3を処
理容器4内に投入することができ、あたかも厨芥処理機
能付のゴミ箱として使うことができる。乾燥処理の済ん
だ厨芥3は、密閉蓋2を開け厨芥処理袋10ごと処理容
器4から取り出して適宜処理すればよく、手が汚れたり
せず使用感も良い。乾燥処理に伴いドレンタンク15に
溜った水は、ドレンタンク15を引出して適宜に排水処
理する。ドレンタンク15に溜る水は、乾燥処理工程の
蒸留作用と脱臭作用により清水化されていて、水道水に
含まれるカルキ、塩類も含まないため、鑑賞用植物等に
散水したり、鑑賞魚の水槽の交換水として利用すること
もできる。
【0033】この厨芥乾燥処理装置の特徴は、比較的低
温の送風によって処理容器4内の厨芥3を粉砕すること
なく乾燥処理することである。100℃〜120℃とい
った高温の送風による乾燥処理では、厨芥3にラップや
プラスチック容器や輪ゴム等が混入していると、これら
が熱により焦げたり変質したりするため予め分別してお
く必要がある。これらが混入したまま乾燥処理すると、
乾燥処理した厨芥3からプラスチックやゴムの焦げや変
質に伴う強い刺激臭が発することになる。また、高温処
理では厨芥3に含まれる揮発成分の揮発量も多く、凝縮
した水も揮発成分による臭気を帯び、使用感を損なう。
さらには、高温処理のため発生する水蒸気量も多く装置
の内部圧力が大きくなるため、しっかりした気密保持構
造を採らなければならず、構成も複雑になるが、40℃
〜90℃の温度の送風による乾燥処理では上述したよう
な問題は解消することになるうえ、処理中でも任意の時
期に密閉蓋2を開閉することが可能になる。例えば、プ
ラスチック容器が混入していても、焼けたりせず必要で
あれば乾燥処理後に生ゴミと分別することもでき、ラッ
プ類、トレー類などをまとめて乾燥処理することもでき
る。
【0034】また、密閉循環風路7内で気流を循環させ
て厨芥3を乾燥処理するため、臭気が室内や周囲に洩れ
ることもなく、低温による乾燥処理とあいまって消費エ
ネルギーは少なくてすむ。乾燥処理した厨芥3は減量化
され、臭気も帯びず腐敗しにくい清潔で扱いやすい処理
形態となる。また、凝縮器6の凝縮部14に撥水性が付
与されているため、凝縮した水が付着したまま凝縮部1
4に留まって気流の熱により再気化してしまうようなこ
ともない。従って、乾燥速度の低下も来さず、連続的に
処理容器4の厨芥3の水分を除去することができる。
【0035】乾燥処理状態において、送風機5は処理容
器4より下流側に位置しているため、厨芥3に含まれる
有機気体に直接晒されることがなく、羽根車等の腐食を
回避することができ、しかも送風機5の発する熱を厨芥
3の乾燥に有効に利用することができる。また、送風機
5が処理容器4の下方に配置されているため、装置の重
心が安定性のよい下方になり、転倒しにくくなる。送風
機5を密閉蓋2等に内蔵した場合には、装置が不安定に
なるばかりでなく、密閉蓋2の重量がかさみ操作性が悪
くなるうえ、密閉循環風路7の構成も複雑になり、圧力
損失も増大することになる。この厨芥乾燥処理装置では
密閉蓋2は上部にあるため、開閉操作は容易であり厨芥
3の出し入れも容易である。
【0036】なお、厨芥処理袋10を処理容器4内に保
持する掛止手段9については、バネ付きのクリップで構
成したり、バネ片で構成したり、処理容器4の口縁に嵌
め込みうるリングで構成したりすることができる。
【0037】実施の形態2.図2によって示す本実施の
形態は、前述した実施の形態1の厨芥乾燥処理装置に乾
燥効率の向上を図る工夫を講じたものであり、それに係
る構成以外は実施の形態1のものと同じである。従っ
て、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形
態1のものと同じ符号を用い、それらについての説明は
省略する。
【0038】本実施の形態の厨芥乾燥処理装置では、処
理容器4の上部が着脱可能な内蓋で閉蓋できるように構
成されている。内蓋の凝縮器6に臨む側には、凝縮部1
4に略直角な向きに処理容器4内の気流を衝突させるノ
ズル状の吹出口21が設けられている。この構成の採用
により凝縮部14に強制的に処理容器4からの高湿度の
気流が当ることになり、凝縮部14での潜熱の放熱が促
進され乾燥処理効率が改善される。これ以外の機能は実
施の形態1のものと同じである。
【0039】実施の形態3.図3によって示す本実施の
形態は、前述した実施の形態1の厨芥乾燥処理装置の吹
込み管11に使い勝手を向上させる工夫を講じたもので
あり、吹込み管11に係る構成以外は実施の形態1のも
のと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部
分については実施の形態1のものと同じ符号を用い、そ
れらについての説明は省略する。
【0040】本実施の形態の厨芥乾燥処理装置では、図
3に示すように吹込み管11の吹込み口22が処理容器
4の上方から下向きに複数に分岐して配設されている。
処理容器4には複数枚の厨芥処理袋10を並べて保持で
きる掛止手段9が設けられ、並べて保持した厨芥処理袋
10に複数の吹込み口22からそれぞれ送風機5からの
気流が吹込まれる。この構成により、例えばトレーやラ
ップ類などのプラスチックゴミを生ゴミなどとは分けて
別々の厨芥処理袋10に入れて一度に乾燥処理すること
もでき、ゴミの扱いがし易くなり使い勝手が向上する。
これ以外の機能は、実施の形態1のものと同じである。
【0041】実施の形態4.図4,5によって示す本実
施の形態は、前述した実施の形態1の厨芥乾燥処理装置
の吹込み管11に厨芥3の乾燥を促進する工夫を講じた
ものであり、吹込み管11に係る構成以外は実施の形態
1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと
同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用
い、それらについての説明は省略する。
【0042】本実施の形態の厨芥乾燥処理装置では、図
4に示すように吹込み管11の吹込み口22が処理容器
4の上方から下向きに処理容器4の内側壁に沿って吹込
む側部吹込み部23と中央部に吹込む中央部吹込み部2
4とに分岐して配設されている。この構成を採用するこ
とにより、側部吹込み部23からの気流が厨芥処理袋1
0の側部から底部にまで回り込み厨芥処理袋10の深部
に位置するゴミの乾燥処理が促進される。中央部吹込み
部24からの気流は厨芥処理袋10の表層ないしは浅い
表面部分の乾燥処理に寄与し、全体としての乾燥処理効
率が向上する。これ以外の機能は、実施の形態1のもの
と同じである。なお厨芥処理袋10の深部側に位置する
ゴミの乾燥促進には、図5に示すようなカムシャフト状
の攪拌手段25を処理容器4の下方に近接して設け、厨
芥処理袋10ごと底側のゴミを攪拌する構成を採用して
も有効である。
【0043】実施の形態5.図6〜図8によって示す本
実施の形態は、前述した各実施の形態の厨芥乾燥処理装
置における密閉循環風路7に気流を形成する送風機5と
冷却ファン17を個別に構成したものであり、これに係
る構成以外は各実施の形態のものと同じである。従っ
て、各実施の形態のものと同じ部分については各実施の
形態のものと同じ符号を用い、それらについての説明は
省略する。
【0044】本実施の形態の厨芥乾燥処理装置では、図
6に示すように密閉循環風路7に気流を形成する送風機
5とは別に凝縮部14を冷却する冷却ファン17が構成
されている。この構成を採用することにより、冷却ファ
ン17の配置の自由度が増すうえ、図7に示すようにヒ
ーター12と冷却ファン17の運転を交互に行い効率の
良い乾燥処理を行うことが可能になる。凝縮部14では
潜熱と顕熱が装置外へ同時に放熱される。潜熱は放熱に
より結露水を生成し、厨芥乾燥処理機能の主体となる。
一方、顕熱は放熱により熱ロスを生じる。従って、全放
熱量のうちの潜熱放熱の割合を大きくすると熱ロスは少
なくなり、乾燥処理効率は高くなる。即ち、ヒーター1
2で加熱している間は冷却ファン17を止め、冷却ファ
ン17で冷却している間はヒーター12を停止させるこ
とにより、全放熱量のうちの潜熱放熱の割合を大きくす
ることができる。
【0045】ヒーター12としては、図8に示すように
処理容器4の少なくとも底部側を加温する構成を採ると
乾燥処理の進行しにくい厨芥処理袋10の底側のゴミの
乾燥を促進させることができて都合がよい。勿論、処理
容器4全体を加温しても有効性は高い。このようなヒー
ター12の構成を採ることにより、密閉循環風路7の気
流を加熱する手段を省略することも可能になる。このよ
うなヒーター12を併設した場合、図8に示すように密
閉循環風路7の処理容器4への流入側に配設された脱臭
器13の下流側に内圧の上昇により外部に圧力を逃がす
安全弁26を設けると装置の構造を圧力上昇から保護で
き、高強度を維持する必要もなくなり構成の簡素化を推
進することができる。安全弁26が働いても外部に放出
される空気は脱臭器13を経て脱臭されたものであるた
め、臭気は気にならない。これ以外の機能は前述の各実
施の形態のものと同じである。
【0046】実施の形態6.図9によって示す本実施の
形態は、前述した各実施の形態の厨芥乾燥処理装置にお
ける密閉蓋2の気密保持に工夫を講じたものであり、こ
れに係る構成以外は各実施の形態のものと同じである。
従って、各実施の形態のものと同じ部分については各実
施の形態のものと同じ符号を用い、それらについての説
明は省略する。
【0047】本実施の形態は、図9に示すように密閉循
環風路7の一部の装置外空気との境界部に密閉蓋2内面
に当接し、密閉蓋2の内面に対向する側に凝縮水を蓄え
る溝27を備えた水封構造28を設けたものである。装
置外空気との境界部は断熱しないため近傍部材が空気の
自然対流により冷却され結露を生じる。この結露が水封
構造28の溝27に溜まり、簡素な構成で密閉蓋2の内
面との間に液体シールの機能を果たさせることができ
る。密閉蓋2の気密は、機械式シールの場合には厨芥の
屑等が挟まったりすると保持されにくくなるが、液体シ
ールでは厨芥の屑等が挟まっても液体が浸透し気密は保
持され得る。なお、密閉蓋2は閉止位置近傍で垂直方向
に動いて自重により密閉状態になるように、回動部が長
孔のヒンジやリンク機構を用いた開閉機構を採ることが
シール構造の簡素化や、溝27に溜まった水の保持には
都合がよい。
【0048】実施の形態7.図10,11によって示す
本実施の形態は、前述した各実施の形態の厨芥乾燥処理
装置におけるドレンタンク15周りの構成に工夫を講じ
たものであり、これに係る構成以外は各実施の形態のも
のと同じである。従って、各実施の形態のものと同じ部
分については各実施の形態のものと同じ符号を用い、そ
れらについての説明は省略する。
【0049】この厨芥乾燥処理装置も凝縮器6の密閉循
環風路7の内側の凝縮部14の下方に水受け容器として
上部の開放したドレンタンク15が、凝縮部14で凝縮
した水の受容を可能に配置されている。ドレンタンク1
5は、抜き差しにより本体1から出し入れ可能に構成さ
れ、凝縮部14とは係脱可能なトラップ構造29によっ
て連絡されている。トラップ構造29には常時凝縮部1
4からの結露水が溜まり水封されるので、密閉循環風路
7側の臭気は封止されドレンタンク15側へは漏れ出さ
ないので使用感が向上する。また、図11に示すように
ドレンタンク15と凝縮部14下端とを通水管30で連
絡し、この通水管30とドレンタンク15とを磁石31
による磁力によって吸着させ通水可能に接続する構成と
してもよい。磁力により通水管30とドレンタンク15
とが確実に吸着されることになり、臭気の放出を防止す
ることができる。これ以外の機能は各実施の形態と同じ
である。
【0050】実施の形態8.図12によって示す本実施
の形態は、前述した各実施の形態の厨芥乾燥処理装置に
おける密閉蓋2の開放時の臭気発散を防止するための工
夫を講じたものであり、これに係る構成以外は各実施の
形態のものと同じである。従って、各実施の形態のもの
と同じ部分については各実施の形態のものと同じ符号を
用い、それらについての説明は省略する。
【0051】本実施の形態の厨芥乾燥処理装置では、密
閉循環風路7の処理容器4への流入側に当該部を通過す
る気流の臭気を除去する脱臭器13を備えるとともに、
密閉蓋2の開放により脱臭器13より下流側の密閉循環
風路7が外部に開放するように構成されている。吹込み
管11の一部は密閉蓋2側に取付けられ、密閉蓋2を開
放すると密閉循環風路7側の吹込み管11の一部が処理
容器4の外方へ気流をガイドするようになっている。こ
れにより密閉循環風路7は一方向風路となる。即ち、処
理容器4上方に働く送風機5の吸込み気流は、周りの空
気を誘引して凝縮器6を経て送風機5に吸込まれ、脱臭
器13を経て装置の外に放出される。放出される空気は
脱臭されているため、密閉蓋2を開けても臭気は伴わず
使用感が向上する。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、低温で粉砕す
ることなく厨芥の乾燥処理ができる、乾燥効率の良い厨
芥乾燥処理装置が得られる。
【0053】請求項2の発明によれば、低温で粉砕する
ことなく厨芥の乾燥処理ができる、乾燥効率の良い厨芥
乾燥処理装置が得られる。
【0054】請求項3の発明によれば、低温で粉砕する
ことなく厨芥やトレー等のプラスチック類等の乾燥処理
が分けて行える厨芥乾燥処理装置が得られる。
【0055】請求項4の発明によれば、請求項3に係る
前記効果とともに乾燥処理効率が向上する。
【0056】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4までのいずれかに係る前記効果とともに乾燥処理を
迅速化できる。
【0057】請求項6の発明によれば、請求項5に係る
前記効果とともに乾燥処理効率が向上する。
【0058】請求項7の発明によれば、請求項1〜請求
項4までのいずれかに係る前記効果とともに乾燥処理を
迅速化できる。
【0059】請求項8の発明によれば、請求項5〜請求
項7までのいずれかに係る前記効果とともに乾燥処理効
率が改善できる。
【0060】請求項9の発明によれば、請求項1〜請求
項8までのいずれかに係る前記効果とともに臭気の放出
が防止でき使用感が向上する。
【0061】請求項10の発明によれば、請求項1〜請
求項9までのいずれかに係る前記効果とともに簡素な構
成で密閉蓋の気密保持ができる。
【0062】請求項11の発明によれば、請求項1〜請
求項10までのいずれかに係る前記効果とともに臭気の
放出を防止でき使用感が向上する。
【0063】請求項12の発明によれば、請求項1〜請
求項10までのいずれかに係る前記効果とともに臭気の
放出を防止でき使用感が向上する。
【0064】請求項13の発明によれば、請求項1〜請
求項12までのいずれかに係る前記効果とともに装置の
構成を簡素化できる。
【0065】請求項14の発明によれば、請求項1〜請
求項13までのいずれかに係る前記効果とともに構成の
簡素化を推進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の厨芥乾燥処理装置を示す構成
図である。
【図2】 実施の形態2の厨芥乾燥処理装置を示す構成
図である。
【図3】 実施の形態3の厨芥乾燥処理装置を示す構成
図である。
【図4】 実施の形態4の厨芥乾燥処理装置を示す構成
図である。
【図5】 実施の形態4の他の厨芥乾燥処理装置を示す
部分構成図である。
【図6】 実施の形態5の厨芥乾燥処理装置を示す構成
図である。
【図7】 実施の形態5の厨芥乾燥処理装置の動作説明
図である。
【図8】 実施の形態5の他の厨芥乾燥処理装置を示す
構成図である。
【図9】 実施の形態6の厨芥乾燥処理装置を示す構成
図である。
【図10】 実施の形態7の厨芥乾燥処理装置を示す構
成図である。
【図11】 実施の形態7の他の厨芥乾燥処理装置を示
す構成図である。
【図12】 実施の形態8の厨芥乾燥処理装置を示す構
成図である。
【図13】 従来の厨芥乾燥処理装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
2 密閉蓋、 4 処理容器、 5 送風機、 6 凝
縮器、 7 密閉循環風路、 8 冷却装置、 12
ヒーター、 13 脱臭器、 14 凝縮部、15 ド
レンタンク、 17 冷却ファン、 21 吹出口、
22 吹込み口、 23 側部吹込み部、 24 中央
部吹込み部、 26 安全弁、 27 溝、 28 水封
構造、 29 トラップ構造、 30 通水管、 31
磁石。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 真一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 本木 一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA01 AB03 AC01 AC21 AC44 AC51 AC67 AC87 AC90 BA01 DA02 DA10 4D004 AA03 CA22 CA32 CA42 CA48 CB04 CB36 DA02 DA07 DA20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉蓋により開閉でき内部に厨芥を保持
    できる処理容器と、この処理容器に通風する気流を形成
    する送風機と、この送風機による気流中に含まれる水分
    を凝縮する凝縮器とを含む密閉循環風路を構成し、その
    凝縮器の凝縮部のみを前記密閉循環風路に臨ませ、その
    凝縮部を外部から冷却する冷却手段を隣設するととも
    に、前記処理容器からの気流を前記凝縮器の凝縮部に略
    直角の方向から衝突させて吹込むようにした厨芥乾燥処
    理装置。
  2. 【請求項2】 密閉蓋により開閉でき内部に厨芥を保持
    できる処理容器と、この処理容器に通風する気流を形成
    する送風機と、この送風機による気流中に含まれる水分
    を凝縮する凝縮器とを含む密閉循環風路を構成し、その
    凝縮器の凝縮部のみを前記密閉循環風路に臨ませ、その
    凝縮部を外部から吸込み気流により冷却する冷却手段を
    隣設した厨芥乾燥処理装置。
  3. 【請求項3】 密閉蓋により開閉でき内部に厨芥を保持
    できる処理容器と、この処理容器に通風する気流を形成
    する送風機と、この送風機による気流中に含まれる水分
    を凝縮する凝縮器とを含む密閉循環風路を構成し、その
    凝縮器の凝縮部のみを前記密閉循環風路に臨ませ、その
    凝縮部を外部から冷却する冷却手段を隣設するととも
    に、前記処理容器に気流を前記処理容器の上部から下方
    に向けて複数箇所から通風するようにした厨芥乾燥処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の厨芥乾燥処理装置であ
    って、送風機の気流を処理容器の内側壁に沿う側部と中
    央部とから通風するようにした厨芥乾燥処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4までのいずれかに記
    載の厨芥乾燥処理装置であって、処理容器を加熱する加
    熱手段を備えた厨芥乾燥処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の厨芥乾燥処理装置であ
    って、加熱手段により当該部を流れる気流を昇温するよ
    うにした厨芥乾燥処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4までのいずれかに記
    載の厨芥乾燥処理装置であって、処理容器に通風する気
    流を昇温する加熱手段を備えた厨芥乾燥処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5〜請求項7までのいずれかに記
    載の厨芥乾燥処理装置であって、加熱手段と凝縮器を交
    互に運転させるようにした厨芥乾燥処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8までのいずれかに記
    載の厨芥乾燥処理装置であって、密閉循環風路の処理容
    器への流入側に当該部を通過する気流の臭気を除去する
    脱臭手段を備えるとともに、密閉蓋の開放により前記脱
    臭手段より下流側の前記密閉循環風路が外部に開放する
    ようにした厨芥乾燥処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9までのいずれかに
    記載の厨芥乾燥処理装置であって、密閉循環風路の一部
    に密閉蓋内面に当接し、密閉蓋の内面に対向する側に凝
    縮水を蓄える溝を備えた水封構造を設けた厨芥乾燥処理
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10までのいずれか
    に記載の厨芥乾燥処理装置であって、凝縮器の凝縮部の
    下端にトラップ構造で連絡した水受け容器を設けた厨芥
    乾燥処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項10までのいずれか
    に記載の厨芥乾燥処理装置であって、凝縮器の凝縮部の
    下方に水受け容器を設け、この水受け容器と前記凝縮部
    とを通水管で連絡し、この通水管と前記水受け容器とを
    磁力によって通水可能に接続した厨芥乾燥処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項12までのいずれか
    に記載の厨芥乾燥処理装置であって、密閉循環風路の一
    部に密閉循環風路の内圧上昇により外部に開放する安全
    弁を設けた厨芥乾燥処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項13までのいずれか
    に記載の厨芥乾燥処理装置であって、密閉循環風路を構
    成する構造体と凝縮器とを一体に構成した厨芥乾燥処理
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037019A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ製造装置、カラーフィルタ製造方法、乾燥装置、乾燥方法、表示装置の製造装置、表示装置の製造方法
CN102950144A (zh) * 2012-12-13 2013-03-06 钱盘生 一种餐厨垃圾处理方法
KR101286150B1 (ko) * 2012-12-07 2013-07-15 세원엔테크(주) 건조장치

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