JP2006247517A - 生ごみ処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供すること。
【解決手段】生ごみを収納する生ごみ収納容器2の上方開口部を開閉する蓋部20と、生ごみ収納容器2内で循環する熱風を作り出す乾燥ヒータ7と送風ファンとで構成され、生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、生ごみの加熱乾燥時に発生する蒸気を脱臭する触媒23と触媒加熱ヒータ24とで構成される脱臭装置17とを備え、脱臭装置17の一部を生ごみ収納容器2内に突出する構成とした。これにより、循環する熱風が突出した脱臭装置17を経由することで、循環する熱風に脱臭装置17の触媒加熱ヒータ24から発生する余熱を利用することが可能となり、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、台所等で出る生ごみを処理する生ごみ処理機に関するものである。
従来の生ごみ処理機(例えば、特許文献1参照)を図4、図5を用いて説明する。
図4、図5に示されるように、生ごみ処理機本体1は、着脱自在で生ごみを収納する生ごみ収納容器2を備え、生ごみ収納容器2の底面に生ごみを攪拌する攪拌刃3を備えている。攪拌刃3は、生ごみ収納容器2の下方に備えた駆動手段4によって駆動している。駆動手段4は、攪拌刃3を間欠的に動作させ、生ごみを粉砕し蒸気の発生を促すことを繰り返している。駆動手段4及び後に説明する電気負荷の全ては、生ごみ処理機の後段に設けた制御手段5によってコントロールされている。
生ごみ収納容器2の上部には、生ごみを加熱する加熱手段6が配してあり、加熱手段6は乾燥ヒータ7及び、送風ファン8から構成され、熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。送風ファン8は蓋20に取付けられた乾燥モータ16により回転駆動され、乾燥モータ16は上方に蓋20内部の冷却と乾燥モータ16の冷却を兼ね上方から下方への空気の流れを作る小型のプロペラファン15も回転駆動している。
また、プロペラファン15の周囲には上方の吸気側と下方の排気側を仕切るリング状のフランジを持つ冷却風吸引カバー10が設けられており、その吸気側は蓋20に固定して装着され蓋の外殻を形成する蓋カバー21とで蓋20前方の開口部に連通するトンネルを形成している。
また、生ごみ収納容器2の上方には吸気口22が設けられており、この吸気口22は生ごみ収納容器2を介して排気パイプ18を通じて脱臭装置17に接続されている。これら生ごみ収納容器2の上方の加熱手段6や、吸気口22や排気パイプ18は、蓋20に取付けられており、蓋20は蓋カバー21に覆われており閉時に生ごみ収納容器2を密閉する。脱臭装置17は、加熱されて臭気を脱臭する触媒(図示せず)と、触媒を加熱する触媒加熱ヒータ24より構成されている。脱臭装置17の後段は、駆動手段4の下方に備えた排気手段26を経て、排気減速部を介し排気口25より外部へ排出される。
排気手段26は、ターボファン27の吸気口面に設けられ、本体1内を冷却するためのシロッコファン(図示せず)、ターボファン27を囲む排気ファンケース29、ターボファン27を駆動させる排気モータ30、ターボファン27と近接させることによって、ターボファン27の吸引圧と吸引風量を発生させるファンガイド31から構成されており、ファンガイド31は、脱臭装置17の下流側に連通している。
また、排気手段26は、ターボファン27の回転方向が本体1の接地面に対して垂直になる向きに取付けられており、駆動手段4の下方に配置されている。また生ごみ収納容器2の高さは、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることない高さに設定している。
以上のように構成された生ごみ処理機について、以下その動作、作用を説明する。
蓋を開け生ごみ収納容器2に生ごみを投入し、蓋を閉めスイッチを入れ本体1の運転を開始させると、乾燥ヒータ7で加熱された空気が送風ファン8によって生ごみ収納容器2内に送り出され、生ごみを加熱する。加熱された生ごみより発生した蒸気は、排気手段26であるターボファン27によって吸引されることにより、排気パイプ18を介して脱臭装置17に至る。同時に吸気口22より外気が生ごみ収納容器2内に流入する。
そして脱臭装置17の加熱手段である触媒加熱ヒータ24が作動し、触媒が加熱され、生ごみ収納容器2内の臭気を含む空気を脱臭した後、冷却用のシロッコファンによって室温程度の温度まで冷却して、排気減速部にて流速をおとし、排気音を低減させた後、排気口25より本体1の外部に排出される。同時に生ごみは、駆動手段4によって回転する攪拌刃3により、攪拌・粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量・細分化される。
また、蓋カバー21内部と乾燥モータ16は、プロペラファン15の作用で蓋前方の開口部より冷却風吸引カバー10と蓋カバー21で構成されたトンネルを介して吸引された外気によって効率よく冷却される。
特開2004−027643号公報
しかしながら上記のような従来の構成は、開閉可能な蓋部に加熱手段であるヒータ、送風ファン、送風モータ等が存在し、本体部に生ごみ処理容器内の生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭する触媒と触媒加熱ヒータとで構成される脱臭装置を配置しているが、加熱手段の乾燥ヒータで発生する熱を脱臭装置へ、あるいは、脱臭装置の触媒加熱ヒータで発生する熱を加熱手段へ効率良く利用できなく、脱臭装置、加熱手段で発生する余分な熱は外部へ排出されるのみで、非常に熱効率の悪い構成であった。
よって、結果的に生ごみ処理機運転時に多大な消費電力量と必要とし、電気代の高い製品であった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器の上方開口部を開閉する蓋部と、前記生ごみ収納容器内で循環する熱風を作り出す乾燥ヒータと送風ファンとで構成され前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭する触媒と前記触媒を加熱する触媒加熱ヒータとで構成される脱臭装置とを備え、前記脱臭装置の一部を前記生ごみ収納容器内に突出する構成としたものである。
これにより、安全性、機能性、生ごみを乾燥する性能等の従来例の長所を維持しつつ、蓋部に配置した脱臭装置の一部を生ごみ処理容器内に突出させ、生ごみ処理容器内を循環する熱風を突出させた脱臭装置の一部を経由させることで、生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥させる生ごみ処理容器内を循環する熱風に脱臭装置の触媒加熱ヒータから発生する余熱を利用することが可能となり、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
本発明の生ごみ処理機は、生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥させる生ごみ処理容器内を循環する熱風に脱臭装置の触媒加熱ヒータから発生する余熱を利用することが可能となり、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
第1の発明は、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器の上方開口部を開閉する蓋部と、前記生ごみ収納容器内で循環する熱風を作り出す乾燥ヒータと送風ファンとで構成され前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭する触媒と前記触媒を加熱する触媒加熱ヒータとで構成される脱臭装置とを備え、前記脱臭装置の一部を前記生ごみ収納容器内に突出する構成としたもので、脱臭装置の一部を生ごみ処理容器内に突出させ、生ごみ処理容器内を循環する熱風を突出させた脱臭装置の一部を経由させることで、生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥させる生ごみ処理容器内を循環する熱風に脱臭装置の触媒加熱ヒータから発生する余熱を利用することが可能となり、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
また、脱臭装置を蓋部に設けている場合には、本体側の省スペース化を実現することが可能となり、小型化も実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の脱臭装置は、生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を、加熱手段の乾燥ヒータ付近から吸引する構成としたもので、高温状態のまま生ごみ処理容器内で発生する蒸気を脱臭装置へ吸引することが可能になり、蒸気吸入による脱臭装置を構成する触媒の温度低下を低減することで、触媒加熱ヒータの消費電力量を減少させることが可能となるため、運転時の省エネルギー化を実現した生ごみ処理機を提供することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明の脱臭装置の一部を、生ごみ処理容器内であって、加熱手段から吹出される熱風の直後の経路上に、突出する構成としたもので、脱臭装置の一部を生ごみ処理容器内に突出させ、加熱手段から吹出す熱風を脱臭装置の一部に経由させることで、加熱手段で生成された熱風をさらに脱臭装置の触媒加熱ヒータから発生する余熱にて加熱するになり、加熱手段の乾燥ヒータ出力を低減し、消費電力量を減少させることが可能となるため、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
第4の発明は、第1または第2の発明の脱臭装置の一部を、生ごみ処理容器内であって、加熱手段から吹出される熱風が、生ごみ処理容器内を循環して、前記加熱手段へ吸引される直前の経路上に、突出する構成としたもので、脱臭装置の一部を生ごみ処理容器内に突出させ、生ごみ処理容器内から加熱手段へ吸引される熱風を脱臭装置の一部に経由させることで、生ごみ処理容器内の熱風を加熱手段に吸引される際に脱臭装置の触媒加熱ヒータから発生する余熱にて加熱することになり、熱風温度が高い状態で加熱手段に吸引し乾燥ヒータにて加熱することから、加熱手段の乾燥ヒータ出力を低減し、消費電力量を減少させることが可能となるため、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における生ごみ処理機吹出し側の側断面図、図2は、同生ごみ処理機吸込み側の側断面図、図3は、同生ごみ処理機の要部平断面図である。
図1〜図3に示されるように、生ごみ処理機本体1は、着脱自在で生ごみを収納する生ごみ収納容器2を備え、生ごみ収納容器2の底面に生ごみを攪拌する攪拌刃3を備えている。攪拌刃3は、生ごみ収納容器2の下方に備えた駆動手段4によって駆動している。駆動手段4は、攪拌刃3を間欠的に動作させ、生ごみを粉砕し蒸気の発生を促すことを繰り返している。駆動手段4及び後に説明する電気負荷の全ては、生ごみ処理機の後段に設けた制御手段5によってコントロールされている。蓋部20には本体1に対して回動自在に開閉するもので、本体1に取付けている。蓋部20には、生ごみ収納容器2内の生ごみを加熱乾燥させるための生ごみ処理容器2内で循環する熱風を作り出す加熱手段6を設けている。加熱手段6は並列に並んだ乾燥ヒータ7と送風ファン8より形成され、送風ファン8を覆うファンケース9の送風ファン8下流側の前方部に乾燥ヒータ7を配している。送風ファン8の吸込み口は生ごみ処理容器2開口面に対し、略平行になるよう配置され、ファンケース9は加熱手段6からの吹出す熱風は生ごみ処理容器2開口面に対し、略直交になるように形状化してある。
乾燥ヒータ7には板材を略U字形状に曲げた放熱フィン(図示せず)が、乾燥ヒータ7の上流側を略U字形状で囲う様に装着されている。ファンケース9の生ごみ収納容器2側には、送風ファン8の吸込み部前方に吸込み口11を乾燥ヒータ7の前方に吹出し口12を設け、吸込み口11と吹出し口12前方には格子状あるいは多孔状のカバーA34を設けており、通気性は保ちつつ大型のごみの侵入や指で乾燥ヒータ7や送風ファン8を触るのを防いでいる。またファンケース9に取付けた乾燥ヒータ7の前方に設けた吹出し口12には温度コントロール用センサー14が、乾燥ヒータ7の上方の上面には温度過昇防止装置(図示せず)として温度ヒューズが装着されている。ここで、送風ファン8はファンケース9に取付けられた送風モータ16により回転駆動される。また、送風モータ16は上方に蓋部20内部の冷却と送風モータ16の冷却を兼ね上方から下方への空気の流れを作る小型のプロペラファン15も回転駆動している。乾燥ヒータ7付近のファンケース9には、生ごみ処理容器2内の生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭装置17へ吸引するための、吸引パイプ19を設けている。吸引パイプ19表面には運転終了を判定するための終了判定用温度センサ13が装着されている。
吸引パイプ19と脱臭装置17における入り口パイプ17aは吸引ホース35にて連結される。また、脱臭装置17は、加熱されて臭気を脱臭する触媒23と、触媒23を加熱する触媒加熱ヒータ24より構成されている。触媒23は渦巻き形状の金属板に触媒担持を行ったものを使用しており、渦巻き形状の金属中心箇所に触媒加熱ヒータ24が位置するように配置している。脱臭装置17の1/2が蓋部20閉時に生ごみ処理容器2内に突出する脱臭装置突出部17bを設け、蓋部20に固定されている。蓋部20と脱臭装置17の固定箇所は生ごみ処理容器2内の蒸気漏れがないよう、シール材およびタイトパッキン(図示せず)を使用して固定されている。脱臭装置17の脱臭装置突出部以外の箇所は断熱材17cで覆われている。生ごみ処理容器2内の生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭するため、触媒23は400℃以上まで触媒加熱ヒータ24にて加熱する。触媒23の加熱により、金属製の脱臭装置17および脱臭装置突出部17b表面は200〜300℃程度まで温度上昇する。そして、脱臭装置17の後流には本体側に設けた排気手段26(ターボファン27、ターボファン27の吸気口面に設けられ、本体1内を冷却するための冷却用シロッコファン28、ターボファン27を囲む排気ファンケース29、ターボファン27を駆動させる排気モータ30ターボファン27と近接させることによって、ターボファン27の吸引圧と吸引風量を発生させるファンガイド31から構成されている。)を設けている。脱臭装置17で脱臭された蒸気は、排気パイプA42、蓋回動部に設けたツギパイプ43、排気パイプB44を介して排気手段26へ吸引される。
生ごみ収納容器2の上方には開閉可能な蓋20を設け、蓋20は閉時に蓋タイトパッキン36を介して生ごみ収納容器2を密閉する。蓋部20には、加熱手段6から生ごみ処理容器2へ吹出す熱風が脱臭装置突出部17bを経由するように導風する吹出し風ガイド32と、生ごみ処理容器2内で循環する熱風を加熱手段6へ吸引する際において発生する吸引風が脱臭装置突出部17bを経由するように導風する吸引風ガイド33を設けている。ここで、吸引風ガイド33の生ごみ処理容器2側には大型のごみの侵入を防止するために、格子状あるいは多孔状のカバーB39を設けている。上記の送風ファン8、ファンケース9等で構成される加熱手段6からの熱風は生ごみ処理容器2底部に達する際、風速4m/s有するよう、各カバーでの圧損や導風路での風量損失等を考慮した上、ファンケース9をインボリュート曲線形状とし、送風ファン8の径、送風ファン8の羽高さ、送風モータ16回転数を決定している。
また蓋20には運転入、切ボタンと運転予約設定ボタン等を有する操作パネル40、本体と蓋を施錠する尾錠41、蓋閉状態を検知する蓋スイッチ(図示せず)を有している。
以上のように構成された生ごみ処理機について、以下その動作、作用を説明する。
生ごみを収納する生ごみ収納容器2と、生ごみ収納容器2内の生ごみを加熱乾燥させる生ごみ収納容器2内で循環する熱風を作り出す乾燥ヒータ7と送風ファン8および生ごみ収納容器2内で循環する熱風を乾燥ヒータ7に集中するファンケース9で構成する加熱手段6と生ごみ処理容器2内の生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭する触媒23と触媒加熱ヒータ24で構成される脱臭装置17を蓋部20に備え、脱臭装置17の一部が前記生ごみ処理容器内に突出した構成としたもので、蓋部20に配置した脱臭装置17の一部を生ごみ処理容器2内に突出させた脱臭装置突出部17bを設け、生ごみ処理容器2内を循環する熱風が脱臭装置突出部17bを経由させることで、生ごみ収納容器2内の生ごみを加熱乾燥させる生ごみ処理容器2内を循環する熱風に脱臭装置17の触媒加熱ヒータ24から発生する余熱を利用することが可能となると共に、脱臭装置17を蓋部20に設けたことによる本体1側の省スペース化を実現することが可能となり、小型化、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
加熱手段6の生ごみ収納容器2内循環する熱風を作り出す乾燥ヒータ7配置箇所付近から生ごみ処理容器2内の生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を吸引する構成としたもので、高温状態のまま生ごみ処理容器2内で発生する蒸気を脱臭装置17へ吸引することが可能になり、蒸気吸入による脱臭装置17を構成する触媒23の温度低下を低減することで、触媒加熱ヒータ24の消費電力量を減少させることが可能となるため、運転時の省エネルギー化を実現した生ごみ処理機を提供することができる。
加熱手段6の生ごみ収納容器2内で循環する熱風を作り出す送風ファン8は生ごみ収納容器2開口面に対して、略平行に配置したもので、生ごみ収納容器2内で循環する熱風を生ごみ収納容器2開口面に対して、略直交に加熱手段6へ吸引することが可能となり、お手入れが容易になると同時に、加熱手段6の蓋部20への配置が簡略な構成となり、安全性、機能性、生ごみを乾燥する性能等の従来例の長所を維持しつつ、部品点数が少ない廉価な生ごみ処理機を提供できる。
生ごみ処理容器2へ加熱手段6から吹出す熱風の経路上に生ごみ処理容器内2に突出した脱臭装置17の一部を配置したもので、蓋部20に配置した脱臭装置17の一部を生ごみ処理容器2内に突出させた脱臭装置突出部17bを設け、加熱手段6から吹出す熱風が吹出し風ガイド32を通り、脱臭装置突出部17bに経由することで、加熱手段6で生成された熱風をさらに脱臭装置17の触媒加熱ヒータ24から発生する余熱にて加熱するになり、加熱手段6の乾燥ヒータ7出力を低減し、消費電力量を減少させることが可能となるため、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
生ごみ処理容器2へ加熱手段6から吹出された熱風が生ごみ処理容器2内を循環し、加熱手段6へ吸引される経路上に生ごみ処理容器2内に突出した脱臭装置17の一部を配置したもので、蓋部20に配置した脱臭装置17の一部を生ごみ処理容器内に突出させた脱臭装置突出部17bを設け、生ごみ処理容器2内から加熱手段6へ吸引される熱風が吸引風ガイド33を通り、脱臭装置突出部17bを経由することで、生ごみ処理容器2内の熱風を加熱手段6に吸引される際に脱臭装置17の触媒加熱ヒータ24から発生する余熱にて加熱することになり、熱風温度が高い状態で加熱手段6に吸引し乾燥ヒータ7にて加熱することから、加熱手段6の乾燥ヒータ7出力を低減し、消費電力量を減少させることが可能となるため、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良い生ごみ処理機を提供することができる。
また、本実施の形態では、加熱手段6の吹出し風と吸引風の経路上に脱臭装置突出部17bを設ける構成としたが、吹出し部のみあるいは吸引部のみ脱臭装置突出部17bを設ける構成としても、生ごみ処理容器2内を循環する熱風は脱臭装置17の触媒加熱ヒータ24から発生する余熱にて加熱することになり、同様な発明効果を実現できる。
また、本実施の形態では、脱臭装置17の1/2が蓋部20閉時に生ごみ処理容器2内に突出する脱臭装置突出部17bを設ける構成としたが、脱臭装置17の性能、触媒加熱ヒータ24からの余熱に応じて、生ごみ処理容器内に突出する割合を変更することが可能であり、その割合を変更することによる生ごみを乾燥する性能等に変わりはなく、同様な発明効果を実現できる。
また、本実施の形態では、脱臭装置17の後流に設け、生ごみ処理容器内の蒸気吸引等を行う排気手段26は、本体1側に設ける構成としたが、加熱手段6、脱臭装置17、排気手段26の更なる小型化により、蓋20部に排気手段16を設けることは可能であり、排気手段16を蓋部20に設けることで、本体1側は排気手段16分の省スペース化を実現可能になると同時に、蓋回動部に設けたツギパイプ43、排気パイプB44を不必要となるので、より小型化した廉価な生ごみ処理機を提供することができる。
また、本実施の形態では、脱臭装置17の一部が蓋部20閉時に生ごみ処理容器2内に突出する脱臭装置突出部17bを設ける構成としたが、脱臭装置17の小型化および加熱手段6の大型化により、加熱手段6のファンケース9内に脱臭装置17の一部が突出する構成としても、脱臭装置17の触媒加熱ヒータ24から発生する余熱を利用することが可能となり、同様な発明効果を実現できる。
また、本実施の形態では、加熱手段6からファンケース9の吹出し口12を通じ、から吹出し風ガイド32を経由して吹出す熱風は、生ごみ処理容器2底部に到達する際、風速4m/s有する構成としたが、3m/s以上有していれば、生ごみを乾燥する性能等の従来例の長所を維持することが可能である。
以上のように本発明にかかる生ごみ処理機は、小型化、運転時の省エネルギー化を実現した熱効率の良いものであり、家庭用、業務用等、幅広く利用することができる。
本発明の実施の形態1における生ごみ処理機の熱風吹出し側の側断面図 同生ごみ処理機の熱風吸込み側の側断面図 同生ごみ処理機の要部平断面図 従来の生ごみ処理機の側断面図 従来の生ごみ処理機の後方断面図
符号の説明
1 本体
2 生ごみ収納容器
6 加熱手段
7 乾燥ヒータ
8 送風ファン
9 ファンケース
11 吸込み口
12 吹出し口
16 送風モータ
17 脱臭装置
17b 脱臭装置突出部
19 吸引パイプ
20 蓋部
24 触媒加熱ヒータ
32 吹出し風ガイド
33 吸引風ガイド

Claims (4)

  1. 生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器の上方開口部を開閉する蓋部と、前記生ごみ収納容器内で循環する熱風を作り出す乾燥ヒータと送風ファンとで構成され前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を脱臭する触媒と前記触媒を加熱する触媒加熱ヒータとで構成される脱臭装置とを備え、前記脱臭装置の一部を前記生ごみ収納容器内に突出する構成とした生ごみ処理機。
  2. 脱臭装置は、生ごみを加熱乾燥することで発生する蒸気を、加熱手段の乾燥ヒータ付近から吸引する構成とした請求項1記載の生ごみ処理機。
  3. 脱臭装置の一部を、生ごみ処理容器内であって、加熱手段から吹出される熱風の直後の経路上に、突出する構成とした請求項1または2記載の生ごみ処理機。
  4. 脱臭装置の一部を、生ごみ処理容器内であって、加熱手段から吹出される熱風が、生ごみ処理容器内を循環して、前記加熱手段へ吸引される直前の経路上に、突出する構成とした請求項1または2記載の生ごみ処理機。

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JP2010057998A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Panasonic Corp 生ごみ処理機
CN101791531A (zh) * 2010-03-19 2010-08-04 江门市汉宇电器有限公司 一种厨余垃圾处理方法及其设备

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