JP2005218974A - 厨芥処理機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 厨芥ごみ収納容器が本体ケースに配設されていないときに、このまま運転して自動的に運転を終了するまで無駄な電力を消費してしまうことをなくす。
また、本体ケース内部に熱風が漏れて電気部品等の温度が上昇し、故障する原因となるのを防ぐ。
【解決手段】 本体ケース1と、この本体ケース1の上部に開閉自在に配設され蓋フック2bを有する本体蓋2と、蓋フック2bと連結して本体蓋2を閉状態に固定する本体フック2cと、本体ケース1内に取り出し自在に配設され厨芥ごみを乾燥処理する厨芥ごみ収納容器4とを備えた厨芥処理機において、厨芥ごみ収納容器4が本体ケース1内に配設されたか否かを検知する容器検知手段41を設け、この容器検知手段41と前記本体フック2cとを連動させ、厨芥ごみ収納容器4が本体ケース1内に配設されていない場合は本体フック2cと蓋フック2bが連結されないようにした。
【選択図】 図5
また、本体ケース内部に熱風が漏れて電気部品等の温度が上昇し、故障する原因となるのを防ぐ。
【解決手段】 本体ケース1と、この本体ケース1の上部に開閉自在に配設され蓋フック2bを有する本体蓋2と、蓋フック2bと連結して本体蓋2を閉状態に固定する本体フック2cと、本体ケース1内に取り出し自在に配設され厨芥ごみを乾燥処理する厨芥ごみ収納容器4とを備えた厨芥処理機において、厨芥ごみ収納容器4が本体ケース1内に配設されたか否かを検知する容器検知手段41を設け、この容器検知手段41と前記本体フック2cとを連動させ、厨芥ごみ収納容器4が本体ケース1内に配設されていない場合は本体フック2cと蓋フック2bが連結されないようにした。
【選択図】 図5
Description
本発明は一般家庭や食堂、料理屋、ファーストフード店等から出る厨芥ごみ、特に臭いを伴う生ごみ、残飯等を加熱乾燥処理する厨芥処理機の改良に関するものである。
従来、厨芥ごみを加熱乾燥処理する方式として特開平11−300325号公報(特許文献1参照)に示すものがある。
このものは、図6に示すように、厨芥ごみを収納する厨芥ごみ収納容器50と、この厨芥ごみ収納容器50を出入り自在に内蔵する外容器51と、この外容器51及び厨芥ごみ収納容器50の上面開口部を塞ぐ外蓋52と、この外蓋52の内側中央部に配置された撹拌ファン53と、この撹拌ファン53の外側に周方向に沿って配置された加熱ヒーター54と、外蓋52内の下面に位置し、厨芥ごみ収納容器50及び外容器51の上部開口部を覆うように内蓋78が設けられている。
また、厨芥ごみ収納容器50内の下部には撹拌羽根55と固定刃56が設けられ、撹拌羽根55は、一方がL状に立ち上げられてその先端を厨芥ごみ収納容器50の内側側面に向けて斜め45度に傾斜させ、他方を下向きにL状に折り曲げ、その先端を上向きに湾曲させている。一方固定刃56は、厨芥ごみ収納容器50の下部内側面に設けられ、前記撹拌羽根55と連携して厨芥ごみを撹拌、粉砕するものである。
さらに、厨芥ごみ収納容器50内で発生した臭気成分を外部に排気する排気通路57と、この排気通路57内に配設された脱臭触媒58及び排気ファン59とで構成されている。
そして、撹拌ファン53によって厨芥ごみ収納容器50内の熱風循環が行われるが、これは内蓋78を介して中央より熱風を吹出し、外周側より吸込む風路を形成して行なわれている。
また、別の方式として例えば特開平7−88463号公報に示すものがある(特許文献2参照)。
これを図7により説明すると、60は本体ケース、61は厨芥収納容器で、この厨芥収納容器61内には厨芥ごみを粉砕、撹拌する手段として固定刃62と回転撹拌刃63が設けられている。
固定刃62は厨芥収納容器61の下部内側面に設けられ、回転撹拌刃63は厨芥収納容器61の底面から突き出た回転軸64に固定されていて、一方が固定刃62と連携するように水平に伸び、他方は下向きにL状に折り曲げられてその端部を厨芥収納容器61の内底面に沿って上向きに湾曲させている。
この回転軸64は撹拌モーター65、減速装置66を介して駆動軸67と連結している。
厨芥収納容器61の上方には厨芥ごみを加熱する加熱ヒーター68と送風ファン69が設けられている。
70は送風ファン69を駆動する送風モーターであり、厨芥収納容器61おび加熱ヒーター68の上部に配置されている。そして加熱ヒーター68と送風ファン69によって厨芥ごみの表面上部を加熱し、この加熱された厨芥ごみを撹拌モーター65によって駆動される回転撹拌刃63と固定刃62により破砕するようにしている。
また、厨芥収納容器61の外周には外容器71が設けられており、この外容器71の上部開口部は蓋72で覆われている。この蓋72には空気を取り入れる空気取り入れ口73が設けられている。そして、外側固定容器71には厨芥収納容器61内で発生した臭気を排出する排気口74が設けられている。この排気口74は連結パイプ75と厨芥収納容器61内で発生した臭気を無臭化する脱臭ヒーター76aと触媒76bで構成された触媒脱臭器76と、この触媒脱臭器76によって脱臭された気体を本体ケース60の外に排出する排気ファン77に連通されている。
また、蓋72にはラッチ79が設けられており、このラッチ79で蓋72と本体ケース60が固定されるようになっている。そして、このラッチ79は開錠ボタン80によって外されるようになっている。
このように構成されたものにおいて、厨芥収納容器61内に厨芥ごみが投入され、運転スイッチ(図示せず)を操作して乾燥運転が開始されると、加熱ヒーター68と送風ファン69によって厨芥ごみの表面上部が加熱される。
それと同時に、厨芥ごみは固定刃62と回転撹拌刃63によって破砕されながら臭気を含む蒸気を発生する。そして臭気は触媒脱臭器76によって脱臭され、排気ファン77によって本体ケース60外に排出され、乾燥が行なわれる。
乾燥が終了すると、乾燥した厨芥ごみの温度や湿度を温度検知手段(図示せず)が検知して自動的に運転を停止させるものである。
上記従来の厨芥処理機においては、厨芥収納容器が本体ケースに設けられた外容器内に配設されていないときでも、通常通りに運転してしまうため、このまま運転して自動的に運転を終了するまで無駄な電力を消費してしまうという問題があった。
また、厨芥収納容器を配設していないと熱風は外容器に直接吹き込まれることになり、外容器やその周囲の温度が上昇したり、外容器からさらに本体ケース内部に熱風が漏れて電気部品等の温度が上昇して故障する原因となっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その具体的手段は、厨芥処理機の本体ケースと、この本体ケースの上部に開閉自在に配設され蓋フックを有する本体蓋と、蓋フックと連結して本体蓋を閉状態に固定する本体フックと、本体ケース内に取り出し自在に配設され厨芥ごみを乾燥処理する厨芥ごみ収納容器と、厨芥ごみ収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、この加熱手段によって加熱される熱風を厨芥ごみ収納容器に送る送風手段と、前記厨芥ごみ収納容器内の下部内側面に設けた固定刃と、この固定刃と連携して厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃と、厨芥ごみ収納容器から発生する臭気を脱臭する触媒脱臭装置とを備えた厨芥処理機において、厨芥ごみ収納容器が本体ケース内に配設されたか否かを検知する容器検知手段を設け、この容器検知手段と前記本体フックとを連動させ、厨芥ごみ収納容器が本体ケース内に配設されていない場合は本体フックと蓋フックが連結されないようにしたものである。
以上説明したように、本発明によれば、厨芥ごみ収納容器が本体ケースに設けられた外側固定容器内に配設されていないときは、蓋フックと本体フックは連結せず本体蓋を閉めることができないので、厨芥ごみ収納容器を配設していないことがすぐわかり、厨芥ごみ収納容器の取り付け忘れを防止でき、このまま運転して無駄な電力を消費してしまうことがなくなる。
また、厨芥ごみ収納容器の取り付け忘れを防止できるため、本体ケース内部に熱風が漏れてしまうことを未然に防止できるので、電気部品等の温度が上昇して故障することをなくすことができる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図5により説明する。
図1において、1は金属製又は樹脂からなる厨芥処理機の本体ケース、2はこの本体ケース1の上部に開閉自在に配設された本体蓋で、後部を蓋ヒンジ2aにより枢支され、前部に蓋フック2bを設けている。また、この本体蓋2は後部側、即ち、本体蓋2の蓋ヒンジ2a側が高く、前面に向けて下向きに傾斜しており、蓋ヒンジ2aにバネやダンパー等の公知の機構を設けて急開閉しないように保持されている。
本体ケース1には蓋フック2bと対向するように本体フック2cが設けられており、本体蓋2を閉めたときフタフック2bと本体フック2cが連結して本体蓋2を閉状態に固定するようにしている。
3は本体ケース1内に取り付けられた外側固定容器で、アルミや表面に防錆処理を施した鋼板により成形されている。4は厨芥ごみ収納容器で、外側固定容器3の内部に取り出し自在に配設されている。
41は本体フック2cと連動している容器検知手段で、厨芥ごみ収納容器4のフランジ部4aの下面に当接する検出部41aと、この検出部41aと本体フック2cを繋ぐ作動部41bとで構成されており、作動部41bと本体フック2cは連動して動作するようになっている。
そして、厨芥ごみ収納容器4が本体ケース1内に取り付けた外側固定容器3の内部に配設されていないときは図5(b)に示すように、本体フック2cが蓋フック2bと連結されない位置になるようにバネ(図示せず)等により付勢されており、本体フック2cに連動する作動部41bによって検出部41aが押し上げられその先端部が突出するようになっている。
また、厨芥ごみ収納容器4が外側固定容器3に配設されると、図5(a)に示すように検出部41aが厨芥ごみ収納容器4のフランジ部4aの下面に当接して押し込まれ、作動部41bにより本体フック2cが蓋フック2bと連結できる位置に移動させられる。このとき本体蓋2を閉めて蓋フック2bと本体フック2cを連結させれば閉状態で固定されるものである。
すなわち、図5(a)のように厨芥ごみ収納容器4が配設されている場合は、蓋フック2bと本体フック2cが連結して本体蓋2が閉まり、この状態で固定できるようになっている。また、図5(b)のように厨芥ごみ収納容器4が配設されていない場合は、蓋フック2bと連結されず、本体蓋2が閉まらないようになっている。
5は厨芥ごみ収納容器4の下部内側面に内向きに形成した凸部よりなる固定刃である。この固定部5は、別部品により設けることも可能であるが、本実施例では厨芥ごみ収納容器4に直接成形している。
6は回転撹拌刃で、厨芥ごみ収納容器4内の下部に設置されており、厨芥ごみ収納容器4内の厨芥ごみを撹拌するほかに、固定刃5と連携して厨芥ごみを破砕するものである。また、この回転撹拌刃6は厨芥ごみ収納容器4の底面中央部から突き出た後記する被駆動回転軸7に固定され、一方が固定刃5と連携するように下向きにL状に折り曲げられてその端部を厨芥ごみ収納容器4の内底面に沿って上向きに湾曲させ、他方を厨芥ごみ収納容器4の内側側面に沿って、かつ、近接して該厨芥ごみ収納容器4の高さ(h)の約半分(1/2h)の高さまで立ち上げている。
7は被駆動回転軸で、厨芥ごみ収納容器4の底部に設けられ、その先端が連結機構を介して回転撹拌刃6と連結しており、厨芥ごみ収納容器4の取り外しの際には容器4ごと取り外されるものである。
8は回転駆動軸で、外側固定容器3の底部に取り付けられており、被駆動回転軸7と着脱自在に連結して被駆動回転軸7に回転力を伝えるものである。9は電動モーターで、回転駆動軸8を回転させるための回転力を発生するものである。10は減速機構で、電動モーター9の回転力を減速して回転駆動軸8に伝達するもので、ギヤやベルトにより構成されている。
11は本体蓋2内の下面に固定された内蓋で、ステンレスや表面に防錆処理を施した鋼板又は耐熱性、難燃性、加水分解性に優れた樹脂製若しくは樹脂と金属の組み合わせにより構成されており、本体蓋2の傾斜形状に合わせて上面の周縁部に本体蓋2の後部側、即ち、本体蓋2の蓋ヒンジ2a側が高く、前面に向けて下向きに傾斜する周側壁11aを有している。
また、この内蓋11は、該内蓋11と本体蓋2とに夫々嵌合部を設けて取り外し自在な構造としている。
また、この内蓋11は、厨芥ごみ収納容器4の上部開口部を覆うように設けられており、厨芥ごみ収納容器4との接触部にゴムや軟質の樹脂によるパッキン11iを設けることで、厨芥ごみ収納容器4とパッキン11iを介して密閉構造としている。
また、内蓋11は、周側壁11aの後部側に熱風吹出部11bとそれより開口面積の大きい熱風吸気部11cを周方向に沿って並べて開口するとともに、熱風吹出部11b直下の平面部に厨芥ごみ収納容器4内と連なる熱風吹出穴11eを設け、両者をカバーガイド11dで連結している。なお、熱風吹出穴11eは穴部の周縁部につばを形成した鎧穴でもよい。
また、前記平面部の略中央部付近には複数の丸穴又は格子形状の小穴よりなる熱風吸込穴11fが設けられ、その下面側は厨芥ごみ収納容器4内と連なり、上面側は熱風吸気部11cに連なっている。
また、熱風吸込穴11fと熱風吸気部11cとの問にはその通風路を遮らない範囲で突壁11gが設けられている。
さらに、内蓋11の下面で熱風吹出穴11eと熱風吸込穴11fとの間には両穴を通る熱風が交じり合わないように仕切り壁11hを設けている。
23は厨芥ごみ収納容器4内に形成される熱風通路で、熱風吹出穴11eから厨芥ごみ収納容器4内に吹き出される熱風の通路であり、この通路上には上記した固定刃5が位置している。
12は耐熱樹脂よりなる略逆L状の熱風循環風路ケースで、外側固定容器3の外側で本体ケース1の中に納められており、その内部を仕切り壁12aによって左右二つの熱風風路12b、12cに仕切っており、その上端略水平部に内蓋11の熱風吹出部11bと連なる熱風吹出口12d及び熱風吸気部11cと連なる熱風吸気口12eを設けている。
また、この熱風循環風路ケース12は、耐熱性、加水分解性などに優れたPPSや結晶性のPSや耐熱性PPによって二つ以上のケース部品12f、12gを組み合わせて形成されているものであり、各ケース部品12f、12gの合わせ部12hはSUS等の金属線を介して加熱溶着によるシール又はシール材さらにはパッキンにより循環風が後記触媒脱臭装置17に導かれる以外に外部に漏れないようにシールされている。
また、熱風吹出口12d及び熱風吸気口12eは熱風を整流するために複数の縦型ルーバーにより形成されており、かつ、熱風吹出口12dの開口面積を熱風吸気口12eの面積より小さくして両口を通る熱風の風速に差を持たせるようにしている。
13は熱風循環風路ケース12内の下部に設けた連絡口で、円形のベルマウス状の穴により形成されており、仕切り壁12aによって仕切られた二つの熱風風路12b、12cを連絡するとともに、後記送風手段15の循環ファン15aを駆動するファンモーター15bのシャフト15cを貫通させている。
14は電熱ヒーターよりなる加熱手段で、熱風風路12bの中に配置され、その周囲を熱風風路12bの内壁面に近接して配置された遮熱用の金属ケース14aによって囲まれている。尚、この加熱手段14は電磁誘導加熱やマイクロ波加熱であってもよい。
15は送風手段で、片面が開放状のターボファン又はラジアルファンよりなる循環ファン15aと、この循環ファン15aを駆動するファンモーター15bと、そのシャフト15cとで構成され、循環ファン15aの吸い込み側は連絡口13を介して熱風風路12cに対応し、吹き出し側は加熱手段14の配置された熱風風路12b側に対応している。
16は送風手段15近傍の熱風風路12bから分岐した熱風分岐口で、その出口に分岐パイプ16aが接続され、その途中に触媒脱臭装置17が接続され、その終端は排気吸引ファン18の吸入口19に接続されている。
前記触媒脱臭装置17の内部には、図示しないが複数の小穴よりなる酸化触媒と触媒加熱ヒーターが設けられ、図4に示すように循環ファン15aから吹き出された循環熱風の一部を熱風分岐口16、分岐パイプ16aを通して酸化触媒に流入させ、排気吸引ファン18で吸引して本体ケース1の外部に排気する。
また、排気吸引ファン18は循環ファン15aより直径が小さく、ターボファン又はラジアルファンによって構成され、送風手段15のファンモーター15bによって駆動されるようになっており、その収納ケース20は図3に示すように熱風循環風路ケース12のケース部品12gの外側面にこれと一体に成形されており、その一部に脱臭後の排気を本体ケース1から外部に排出する排気口22を設けている。
また、収納ケース20の側壁の中心部にはファンモーター15bのシャフト15cを貫通させるとともに、収納ケース20内の排気吸引ファン18と分岐パイプ16aを連絡する円形のベルマウス状の前記吸入口19が設けられている。
なお、21は送風手段15と対向したケース部品12fを切欠し、そこに取り外し自在に配置したサービス点検用の蓋体である。
また、図示していないが、送風手段15の吹出口付近には送風温度を検知する温度センサーと異常温度上昇を防止する安全装置が設けてある。
また、連絡口13付近にも温度センサーが設けてあり、加熱手段14からの送風温度と厨芥ごみの加熱温度を熱風循環風路ケース12内で検知する。
次に、上記厨芥処理機の動作について説明する。
本体フック2cを矢印イのように押すと、本体フック2cが矢印ロのように動き蓋フック2bとの連結が外れて、本体蓋2はヒンジ2aを支点にバネの力で上方に開く。このとき、内蓋11も一緒に上方に持ち上げられ、厨芥ごみ収納容器4の上面開口部が外部に露出する。
そこで、厨芥ごみ収納容器4内に厨芥ごみを収納する。または厨芥処理機が屋外など厨芥が出る場所より離れている場合は厨芥ごみ収納容器4を取り外し、台所などで厨芥ごみ収納容器4内に厨芥ごみを収納する。このときは、厨芥ごみ収納容器4が外側固定容器3内に配設されていないので、図5(b)に示すように容器検出手段41の検出部41aが上方に移動していて蓋フック2bと本体フック2cは連結せず、本体蓋2は閉めることができない。その後、厨芥ごみ収納容器4を外側固定容器3内に配設すると蓋フック2bと本体フック2cは連結し本体蓋2を閉めることができる。
内蓋11内において熱風吸込穴11fと熱風吸気部11cとの間にはその通風路を遮らない範囲で突壁11gが設けられており、通常使用状態ではこの突壁11gにて乾燥ごみの吸込口経路への流入防止の働きをする。また、本体蓋2の開閉に伴う乾燥ごみのこぼれ落ちについても突壁11gで防止する働きをする。
厨芥ごみ収納容器4内には満量で75〜80%程度の厨芥ごみが入れられるようになっており、厨芥ごみの上面と内蓋11との問に一定の隙問が形成されて熱風吹出穴11eや熱風吸込穴11fが塞がれないようになっている。
ここで電源が投入されると、熱風循環風路ケース12内の加熱手段14及び触媒脱臭装置17内の触媒加熱ヒーターが加熱されるとともに、送風手段15のファンモーター15bが駆動し、循環ファン15a及び排気吸引ファン18が回転する。循環ファン15aで発生した風は熱風風路12bを矢印のように上昇して加熱手段14の周囲を通る問に熱風となり、さらに上昇して熱風吹出口12dから本体蓋2の内蓋11の周側壁11aに開口した熱風吹出部11bを通り、カバーガイド11dに誘導されて内蓋11の熱風吹出穴11eから熱風通路23を通して厨芥ごみ収納容器4内に流入する。厨芥ごみ収納容器4内の厨芥ごみはこの熱風によって加熱乾燥するとともに、回転撹拌刃6によって撹拌され、さらに、固定刃5と連携して破砕され、減縮する。
このとき、回転撹拌刃6の一方が厨芥ごみ収納容器4の内側側面に沿って、かつ、近接して該厨芥ごみ収納容器4の約半分の高さ(1/2h)まで立ち上げられているので、厨芥ごみ収納容器4の内側側面に付着した厨芥ごみは回転撹拌刃6の立ち上げ部分によって取り除かれ、また、その立ち上げ部分によって厨芥ごみ収納容器4内の上部の厨芥ごみも早く撹拌され、撹拌効率が上がるものである。
また、固定刃5と回転撹拌刃6とが厨芥ごみ収納容器4内の熱風通路23に位置しているので、厨芥ごみが固定刃5と回転撹拌刃6との連携によって粉砕されて凝縮、減量していく際に、熱風吹出穴11eを通して厨芥ごみ収納容器4内に流入した熱風は熱風通路23を通して固定刃5と回転撹拌刃6の連携部分に効率よく吹き付けられ、厨芥ごみの乾燥効率が上がるものである。
なお、回転撹拌刃6を厨芥ごみ収納容器4の約半分の高さ(1/2h)以上に高くした場合には、これを駆動する電動モーター9等に負担がかかって回転トルクを上げなければならず、好ましくない。
その後、臭気を含んだ熱風は厨芥ごみ収納容器4内を上昇して内蓋11の熱風吸込穴11fから内蓋11の上面に吸い込まれ、さらに、突壁11gを乗り越えて熱風吸気部11cに達し、熱風循環風路ケース12の熱風吸気口12eから矢印のように熱風風路12c内に流入し、連絡口13から再び循環ファン15aによって熱風風路12bに流出する。以後、この熱風循環サイクルを繰り返し、厨芥ごみ収納容器4内の厨芥ごみを加熱、乾燥し、減縮する。
一方、送風手段15の循環ファン15aにより吹き出された熱風の一部は熱風分岐口16、分岐パイプ16aを通して触媒脱臭装置17に流入し、ここで脱臭されて排気吸引ファン18により排気口22を通して本体ケース1の外部に排出される。
上記のように、本実施例によれば、厨芥ごみ収納容器4が本体ケース1に設けられた外側固定容器3内に配設されていないときは、蓋フック2bと本体フック2cは連結せず本体蓋2を閉めることができないので、厨芥ごみ収納容器4を配設していないことがすぐわかり、厨芥ごみ収納容器の取り付け忘れを防止でき、このまま運転して無駄な電力を消費してしまうことがなくなるものである。
また、厨芥ごみ収納容器の取り付け忘れを防止できるので、熱風が外側固定容器3に直接吹き込まれて外側固定容器3やその周囲の温度が上昇したり、外側固定容器3からさらに本体ケース1内部に熱風が漏れて電気部品等の温度が上昇して故障したりすることを未然に防止できるものである。
1・・・本体ケース
2・・・本体蓋
2b・・蓋フック
2c・・本体フック
4・・・厨芥ごみ収納容器
41・・容器検知手段
5・・・固定刃
6・・・回転撹拌刃
14・・・加熱手段
15・・・送風手段
17・・・触媒脱臭装置
2・・・本体蓋
2b・・蓋フック
2c・・本体フック
4・・・厨芥ごみ収納容器
41・・容器検知手段
5・・・固定刃
6・・・回転撹拌刃
14・・・加熱手段
15・・・送風手段
17・・・触媒脱臭装置
Claims (1)
- 厨芥処理機の本体ケース(1)と、この本体ケース(1)の上部に開閉自在に配設され蓋フック(2b)を有する本体蓋(2)と、蓋フック(2b)と連結して本体蓋(2)を閉状態に固定する本体フック(2c)と、本体ケース(1)内に取り出し自在に配設され厨芥ごみを乾燥処理する厨芥ごみ収納容器(4)と、厨芥ごみ収納容器(4)内の厨芥ごみを加熱する加熱手段(14)と、この加熱手段(14)によって加熱される熱風を厨芥ごみ収納容器(4)に送る送風手段(15)と、前記厨芥ごみ収納容器(4)内の下部内側面に設けた固定刃(5)と、この固定刃(5)と連携して厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃(6)と、厨芥ごみ収納容器(4)から発生する臭気を脱臭する触媒脱臭装置(17)とを備えた厨芥処理機において、厨芥ごみ収納容器(4)が本体ケース(1)内に配設されたか否かを検知する容器検知手段(41)を設け、この容器検知手段(41)と前記本体フック(2c)とを連動させ、厨芥ごみ収納容器(4)が本体ケース(1)内に配設されていない場合は本体フック(2c)と蓋フック(2b)が連結されないようにしたことを特徴とする厨芥処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004030225A JP2005218974A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004030225A JP2005218974A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 厨芥処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005218974A true JP2005218974A (ja) | 2005-08-18 |
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ID=34995035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004030225A Pending JP2005218974A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005218974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2902671A1 (fr) * | 2006-06-27 | 2007-12-28 | Benoit Jean Pierre | Appareil de broyage et/ou de desinfection de dechets, notamment medicaux |
-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004030225A patent/JP2005218974A/ja active Pending
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FR2902671A1 (fr) * | 2006-06-27 | 2007-12-28 | Benoit Jean Pierre | Appareil de broyage et/ou de desinfection de dechets, notamment medicaux |
WO2008000937A1 (fr) * | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Technologies Environnement Et Medical | Appareil de broyage et de desinfection de dechets, notamment medicaux |
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