JP2007021324A - 生ごみ処理機 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、材質や形状や配置を見直すことによって、効率的な構成を用い低価格の生ごみ処理機の提供することを目的とする。
【解決手段】生ごみを収納する生ごみ収納容器2と前記生ごみを攪拌する攪拌手段3とを内蔵した本体1と、前記生ごみ収納容器2内および/または前記本体1内の空気を外部へ排出する排気手段16とを備え、前記排気手段16をターボファン19と前記ターボファンの周囲を覆い開口を有するファンケース21とファンケースフタ22で構成し、前記ファンケース21と前記ファンケースフタ22を樹脂製としたことによって、設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、部品削減や効率的な構成を用い低価格の生ごみ処理機の提供する。
【選択図】図1
【解決手段】生ごみを収納する生ごみ収納容器2と前記生ごみを攪拌する攪拌手段3とを内蔵した本体1と、前記生ごみ収納容器2内および/または前記本体1内の空気を外部へ排出する排気手段16とを備え、前記排気手段16をターボファン19と前記ターボファンの周囲を覆い開口を有するファンケース21とファンケースフタ22で構成し、前記ファンケース21と前記ファンケースフタ22を樹脂製としたことによって、設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、部品削減や効率的な構成を用い低価格の生ごみ処理機の提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、台所等で出る生ごみを処理する生ごみ処理機に関するものである。
従来の生ごみ処理機を図9、図10を用いて説明する。図9、図10に示されるように、生ごみ処理機本体1は、2は生ごみを収納する生ごみ収納容器2を備え、生ごみ収納容器2の底面に生ごみを攪拌する攪拌羽根3を備えている。攪拌羽根3は、生ごみ収納容器2の下方に備えた駆動手段4によって駆動している。駆動手段4は、攪拌羽根3を間欠的に動作させ、生ごみを粉砕し蒸気の発生を促すことを繰り返している。駆動手段4及び後に説明する電気負荷の全ては、生ごみ処理機の後段に設けた制御手段5によってコントロールされている。生ごみ収納容器2の上部に生ごみを加熱する加熱手段6が配してあり、加熱手段6は乾燥用ヒータ7及び、乾燥ファン8から構成され、熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。なお、乾燥ファン7は乾燥モーター9により回転駆動される。
また、生ごみ収納容器2の上方には吸気口10が設けられており、この吸気口10は生ごみ収納容器2を介して接続パイプ11を通じて脱臭手段12に接続されている。ここで生ごみ収納容器2の上方の加熱手段6や、吸気口10や接続パイプ11は、閉時に生ごみ収納容器2を密閉する蓋13内に備わっている。脱臭手段12は、加熱されて臭気を脱臭する触媒14と、触媒14を加熱する触媒加熱ヒータ15より構成されている。脱臭手段12の後段は、駆動手段4の下方に備えた排気手段16を経て、排気減速部17を介し排気口18より外部へ排出される。
排気手段16は、シュラウドと一体型のターボファン19、ターボファン19のシュラウド面上に設けられ、本体1内を冷却するためのシロッコファン20、ターボファン19の周囲を覆い開口部を持つ耐熱樹脂(PPS)製のファンケース21と金属(ステンレス)製のファンケースフタ22と、ターボファン19を駆動させる排気モーター23ターボファン19と近接させることによって、ターボファン19の吸引圧と吸引風量を発生させるファンガイド24から構成されており、ファンガイド24は、脱臭手段12の下流側に連通している。
また、排気手段16は、ターボファン19の回転面を、本体1の接地面に対して略垂直方向に取り付けられており、生ごみ収納容器2の高さは、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることない高さに設定している。
排気口18の下流側には、排気風の方向を変え且つ途中停止などでターボファン19内に発生する結露水を受ける風方向変換部25を備えており、その上に結露水を一時的に保持するフィルター26を配置している。排気口18及び風方向変換部25は、排気減速部17に設けられている。また、フタ以外の本体は、帯状の金属製ボデーカバー27で覆って外郭を形成しており、内側には本体内部の熱がボデーカバー27に伝わるのを防ぐ断熱材28が貼られている。また、耐熱樹脂製のファンケース21と金属製のファンケースフタ22間は、シールパッキン29とシール材30を介して締結されており、密閉性を確保しており、底面にフィルター31を保持している。
上記の様な従来の生ごみ処理機において動作を説明すると、蓋13を開け生ごみ収納容器2に生ごみを投入し、蓋13を閉め本体1のスイッチを入れ運転を開始させると、乾燥用ヒータ7で加熱された空気が乾燥ファン8によって生ごみ収納容器2内に送り出され、生ごみを加熱する。加熱された生ごみより発生した蒸気は、排気手段16であるターボファン19によって吸引されることにより、接続パイプ11を介して脱臭手段12に至る。同時に吸気口10より外気が生ごみ収納容器2内に流入する。
そして脱臭手段12の加熱手段である触媒加熱ヒータ15が作動し、触媒14が加熱され、生ごみ収納容器2内の臭気を含む蒸気を脱臭した後、ファンケース21内の冷却用のシロッコファン20によって本体内の空気と混合された上、金属製のファンケースフタ22の放熱効果も加わり、排気風を冷却させる。排気風は、排気減速部17にて流速をおとし、排気音を低減させた後、排気口18より本体1の外部に排出され、風方向変換部25によって後方に向きを変え、外気に排気される。同時に生ごみは、回転する攪拌刃3により、攪拌・粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量・細分化される。
ここで脱臭手段12やファンケースフタ22より本体内部に放熱された熱は、その大半はシロッコファン20に吸引される排気風に混合されて排熱されるが、一部は本体内部の温度を上昇させる。しかしながら、断熱材28の断熱効果により外郭であるボデーカバー27の温度は上昇しないので、使用者が不意に外郭に触れても安全である。
また、ターボファン19とシロッコファン20をファンケース21にて囲っているので、ターボファン19とシロッコファン20の性能アップと本体1内部への排気漏れを防止している。
また、ターボファン19の吸気口と同一面にシロッコファン20を形成しているので、ファンの厚みが薄くなり、結果的にターボファンケース21もコンパクトになる。
さらに、生ごみ収納容器2の投入口を使い勝手の良い高さに配設でき、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることなく、使用性も良い。
その上、排気による騒音は、排気減速部17で排気風速を低減し風切り音を抑え、風方向変換部24によって排気の方向を変換しているので、直接的な排気音を抑えている。また、風方向変換部24は外気温が低いときに、床面に直接蒸気があたり床上で結露水が発生するのを防止している。また、排気減速部の内面で蒸気が結露し水となり滴下しても、風間向変換部24が水を受けフィルター26が吸水するので、水を床に落とさない。
更に運転中の蒸気が充満している状態で本体1が途中停止されて、ターボファン19やファンケース21で結露が発生しても、ファンケース21とファンケースフタ22は、パッキン29とシール材30によって密閉されており、床面にこぼれることはない。その上ここで発生した結露はフィルター31に吸水され、次回使用時の蒸気が発生する前の段階の加熱時に、吸水した水を蒸発させるので、常に結露水を保持できる状態になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−027643号公報
しかしながら、上記従来の構成では、設置面積が小さく使用性も良くなっていたが、コンパクト化と使用性の向上を実現するために、排気手段や排気口周囲が複雑となり、高価な構成となっていた。
本発明は上記課題を解決するもので、設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、材質や形状や配置を見直すことによって、部品削減や効率的な構成を用い低価格の生ごみ処理機の提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、生ごみを収納する生ごみ収納容器と前記生ごみを攪拌する攪拌手段とを内蔵した本体と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体内の空気を外部へ排出する排気手段とを備え、前記排気手段をターボファンと前記ターボファンの周囲を覆い開口を有するファンケースとファンケースフタで構成し、前記ファンケースと前記ファンケースフタを樹脂製とした生ごみ処理機で、ファンケースとファンケースフタを樹脂製にした事で、形状的な自由度が増し本体の設置面積を維持しつつファンケースとファンケースフタに囲まれた空間を最大限大きくすることが可能になった。よって、この空間での本体内の空気と脱臭手段後の高温排気が十分に混合する事で排気を冷却させる事ができる。また金属製のファンケースフタによる本体内部への放熱もなくなり、本体内の温度を下げられるのでボデーカバーに貼っていた断熱材を廃止できる。
また、ファンケースとファンケースフタ共に樹脂製とすることで、インロー嵌合による密閉が容易に可能となった上に、爪嵌合による固定が可能で、金属性での密閉維持のためのパッキンやシール材やねじ締結が必要なくなった。
よって、設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、構成部品の材質や形状を見直すことによって、部品点数の削減等を実施し、効率の良い構成を用いた低価格の生ごみ処理機を提供する。
本発明によれば、設置面積が小さく使用性も高く効率的な構成の生ごみ処理機を低価格で提供できる。
第1の発明は、生ごみを収納する生ごみ収納容器と前記生ごみを攪拌する攪拌手段とを内蔵した本体と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体内の空気を外部へ排出する排気手段とを備え、前記排気手段をターボファンと前記ターボファンの周囲を覆い開口を有するファンケースとファンケースフタで構成し、前記ファンケースと前記ファンケースフタを樹脂製とした生ごみ処理機で、ファンケースとファンケースフタを樹脂製にした事で、形状的な自由度が広がり、本体の設置面積を維持しつつファンケースとファンケースフタに囲まれた空間を最大限大きくすることが可能になった。よって、この空間での本体内の空気と脱臭手段後の高温排気が十分に混合する事で排気を冷却させる事ができる。また金属製のファンケースフタによる本体内部への放熱もなくなり、本体内の温度を下がられるのでボデーカバーに貼っていた断熱材を廃止できる。
また、ファンケースとファンケースフタ共に樹脂製とすることで、インロー勘合による密閉が容易に可能となった上に、爪勘合による固定が可能で、金属性での密閉維持のためのパッキンやシール材やねじ締結が必要なくなった。
よって、設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、材質や形状を見直すことによって、効率的な構成を用い低価格の生ごみ処理機の提供する。
第2の発明は、ターボファンの生ごみ収納容器内の排気が直接あたる部分をファンケースで構成し、ファンケースフタを耐熱性が特に必要ない樹脂で構成したので、高価な耐熱性樹脂の使用量を限定することができ、生ごみ処理機を低価格にて提供できる。
第3の発明は、ファンケースの排気下流側に略格子状の排気口を有した排気減速部を設け、結露水吸収用のフィルターを前記排気減速部の前記排気格子より上流側に設けたので、フィルターは格子の内部にあり、結露水の吸収も全て排気減速部内部で行われる。よって、使用者がフィルターに直接触れることはなく、結露水が乾燥した汚れが目に付くこともない。
第4の発明は、排気減速部を密閉した箱状で形成し、排気口を床面に垂直かつ排気風と略直交になる面上に配したので、従来のような風方向変換部も設けずとも風向きを後方に変えることができ、かつ結露水も本体内部で受けるので使用者がフィルターに直接触れることはなく、結露水が乾燥した汚れが目に付くこともない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における生ごみ処理機の側断面図である。図2は、同生ごみ処理機の後方断面図である。図3は、同生ごみ処理機の上方部分断面図である。
図4は、同他の生ごみ処理機の後方断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における生ごみ処理機の側断面図である。図2は、同生ごみ処理機の後方断面図である。図3は、同生ごみ処理機の上方部分断面図である。
図4は、同他の生ごみ処理機の後方断面図である。
図1に示されるように、生ごみ処理機本体1は、2は生ごみを収納する生ごみ収納容器2を備え、生ごみ収納容器2の底面に生ごみを攪拌する攪拌羽根3を備えている。攪拌羽根3は、生ごみ収納容器2の下方に備えた駆動手段4によって駆動している。駆動手段4は、攪拌羽根3を間欠的に動作させ、生ごみを粉砕し蒸気の発生を促すことを繰り返している。駆動手段4及び後に説明する電気負荷の全ては、生ごみ処理機の後段に設けた制御手段5によってコントロールされている。生ごみ収納容器2の上部に生ごみを加熱する加熱手段6が配してあり、加熱手段6は乾燥用ヒータ7及び、乾燥ファン8から構成され、熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。なお、乾燥ファン7は乾燥モーター9により回転駆動される。
また、生ごみ収納容器2の上方には吸気口10が設けられており、この吸気口10は生ごみ収納容器2を介して接続パイプ11を通じて脱臭手段12に接続されている。ここで生ごみ収納容器2の上方の加熱手段6や、吸気口10や接続パイプ11は、閉時に生ごみ収納容器2を密閉する蓋13内に備わっている。脱臭手段12は、加熱されて臭気を脱臭する触媒14と、触媒14を加熱する触媒加熱ヒータ15より構成されている。脱臭手段12の後段は、駆動手段4の下方に備えた排気手段16を経て、排気減速部17に設けた略格子状の排気口18より外部へ排出される。
排気手段16は、シュラウドと一体型のターボファン19、ターボファン19のシュラウド面上に設けられ、本体1内を冷却するためのシロッコファン20、ターボファン19の排気風が直接当たる部分を含めターボファン19を覆い開口部を持つ耐熱樹脂(PPS)製のファンケース21と、主にシロッコファン20部を覆いファンケース21と勘合する一般樹脂(PP)製のファンケースフタ22と、ターボファン19を駆動させる排気モーター23ターボファン19と近接させることによって、ターボファン19の吸引圧と吸引風量を発生させるファンガイド24から構成されており、ファンガイド24は、脱臭手段12の下流側に連通している。ファンケース21とファンケースフタ22は、インローで勘合されており爪勘合で固定されている。また、排気手段16は、ターボファン19の回転面を、本体1の接地面に対して略垂直方向に取り付けられており、生ごみ収納容器2の高さは、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることない高さに設定している。
排気減速部17は排気手段16からの排気が当たる部分には壁が当接するように設けた密閉した箱状の空間で、床面に垂直で外郭を形成している面上に略格子状の排気口18を設けている。また、排気減速部17の密閉された底面には、結露水を一時的に保持するフィルター26を配置している。また、フタ以外の本体は、帯状の金属製ボデーカバー27で覆って外郭を形成している。ここで、ファンケースフタ22は樹脂製なので、本体外郭のボデーカバー27に沿った形状にする事で、本体の設置面積を小さく維持しつつファンケース21とファンケースフタ22に囲まれた空間を最大限大きくしている。
上記構成における生ごみ処理機において動作を説明すると、蓋13を開け生ごみ収納容器2に生ごみを投入し、蓋13を閉め本体1のスイッチを入れ運転を開始させると、乾燥用ヒータ7で加熱された空気が乾燥ファン8によって生ごみ収納容器2内に送り出され、生ごみを加熱する。加熱された生ごみより発生した蒸気は、排気手段16であるターボファン19によって吸引されることにより、接続パイプ11を介して脱臭手段12に至る。同時に吸気口10より外気が生ごみ収納容器2内に流入する。
そして脱臭手段12の加熱手段である触媒加熱ヒータ15が作動し、触媒14が加熱され、生ごみ収納容器2内の臭気を含む蒸気を脱臭した後、耐熱樹脂(PPS)製のファンケース21を介してターボファン19によって吸引され、耐熱性の必要ない樹脂(PP)製のファンケースフタ22を介して冷却用のシロッコファン20によって取り込まれた温度の低い本体内の空気と、ファンケース21とファンケースフタ22で密閉された空間で十分に混合され、排気風を冷却させる。排気手段16からの排気風は密閉された排気減速部17内の壁に当たり直接排気されず、その空間で拡散し十分流速を減速し排気音を低減した状態で、略格子状の排気口18より本体1の外部に排出される。また本体の運転によって生ごみは、回転する攪拌刃3により、攪拌・粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量・細分化される。
ここでファンケースフタ22を樹脂製にする事で、本体内部への放熱がなく、断熱材がなくても外郭は安全な温度に保たれている。且つファンケース21とファンケースフタ22の空間を最大限大きくできるので、本体内の空気と脱臭手段12後の高温排気を十分に混合しているので排気風を冷却できる。
また、耐熱性の必要な個所と必要でない個所を区分し、耐熱性の樹脂量を抑えているので生ごみ処理機を低価格にて提供できる。
また、途中停止などでターボファン19内に発生する結露水や、排気減速部17内で発生した結露水は、密閉されたファンケース21内や排気減速部17の密閉された底面で受けており、フィルター26で吸水され床面を汚すことはなく、次回使用時には排気風によって乾燥するので、水分が累積して飽和することもない。その上フィルター26は略格子状の排気口18の内部にあり、結露水の吸収も全て排気減速部内部で行われる。よって、使用者がフィルター26に直接触れることはなく、結露水が乾燥した汚れが目に付くこともない。更に排気口18は床面に垂直な面に設けてあるので、外気温が低いときに、床面に直接蒸気があたり床上で結露水が発生するのを防止している。
また、本構成でも従来例の良い点であるターボファン19とシロッコファン20をファンケース21にて囲っている事による各ファンの性能アップと本体1内部への排気漏れを防止している点や、ターボファン19の吸気口と同一面にシロッコファン20を形成によるファンの薄形化とターボファンケース21のコンパクト化の点や、生ごみ収納容器2の投入口を使い勝手の良い高さに配設でき、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることなく、使用性も良い点等は、本実施の形態でも踏襲している。
なお図3のように、排気口18をターボファン19からの排気風と略直交になるように排気減速部17の側面に設けた場合にも、実施例と同様の効果を有した上に、排気の方向転換による減速で、風切り音を抑える更に効果が大きくなる。
また図4のように、通気性のあるフィルター26を用い、ファルター26の一部を排気減速部17内部の上方に折り曲げた場合にも、実施例と同様の効果を有した上に、フィルー26通過による効果的な排気風の減速で、絶大な風切り音を抑える効果が得られる。
また図5のように、脱臭手段12と排気手段16をつなぐ経路の途中に通気性を伴う吸水フィルター32を設けた場合も、本実施の形態と同様の効果を有した上に、生ごみから発生した蒸気中の一定量の水分を冷却風と混合するターボファンケース21に至る前段階で吸収するので、冷却風と混合した際の結露水の発生を減少できる。また次回使用時には蒸気が発生する前の脱臭装置12時に、吸水フィルター32内の水分を蒸発させるので、運転の都度、発生した蒸気の一部を吸水できる。よって、結露水の発生を抑えた使い勝手の良い生ごみ処理機を提供できる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における生ごみ処理機の排気手段の斜視図部分断面図である。以下、上記実施の形態1と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施の形態における生ごみ処理機の排気手段の斜視図部分断面図である。以下、上記実施の形態1と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図6のように、本体1の後面にファンケースフタ22が沿うように排気手段16を設け、ファンケース21にターボファン19の回転面が、本体1の後面に平行且つ接地面に対して略垂直方向に成るように配し、ファンケースフタ22の本体1後面上に沿った面上に排気口18を設けた。また、ファンケース21とファンケースフタ22に囲まれた空間は、排気を減速するのに十分な大きさとなっている。
本実施の形態における動作を説明すると、生ごみより発生した蒸気はターボファン19によって吸引され、シロッコファン20によって吸引された本体内の空気と、ファンケース21とファンケースフタ22で密閉された空間で十分に混合され排気される。ここで混合された排気風は排気口18と略直交しており直接排気されないので、ファンケース21とファンケースフタで22囲まれた空間で拡散し十分流速を減速し排気音を低減した状態で、排気口18より本体1の外部に排出される。
よって、設置面積の小ささと使用性の高さを損なうことなく、排気手段16に排気減速部17の機能を持たせて部品を削減した、効率的な構成を用いた低価格の生ごみ処理機の提供できる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態における生ごみ処理機の排気手段の側断面図である。なお、上記実施の形態1、2と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施の形態における生ごみ処理機の排気手段の側断面図である。なお、上記実施の形態1、2と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図7のように、ターボファン19の回転面を本体1の設置面に対し略水平方向に配置し排気手段16を構成した。
本実施の形態における動作を説明すると、排気手段16の上下高さが低くなるので、減速装置の下方に設けることで、本体の全高を低くすることができ、材料費を削減し低価格な生ごみ処理機が提供できる上に、重心が低くなり設置の安定性が増す効果も得られる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の第4の実施の形態における生ごみ処理機の側断面図である。なお上記実施の形態1〜3と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第4の実施の形態における生ごみ処理機の側断面図である。なお上記実施の形態1〜3と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図8のように、ファンケース21およびファンケースフタ22を金属にて構成した。
本実施の形態における動作を説明すると、ファンケース21及びファンケースフタ22の表面より本体1内部に排気熱を放熱するので、脱臭手段12を通過した排気を冷却するためのシロッコファン20による本体1から空気の流入量を少なくし、混合後の風量を抑えても排気を十分に冷却できる。よって排気減速部17を大きくとらなくても排気の絶対風量が少ないので十分低風速で低騒音且つコンパクトな生ごみ処理機を提供できる。
以上のように、本発明にかかる生ごみ処理機は、設置面積が小さく使用性も高く効率的な構成の生ごみ処理機を低価格で提供できる。
2 生ごみ収納容器
3 攪拌羽根(攪拌手段)
12 脱臭手段(脱臭手段)
16 排気手段
17 排気減速部
18 排気口
19 ターボファン
20 シロッコファン
21 ファンケース
22 ファンケースフタ
26 フィルター
32 吸水フィルター
3 攪拌羽根(攪拌手段)
12 脱臭手段(脱臭手段)
16 排気手段
17 排気減速部
18 排気口
19 ターボファン
20 シロッコファン
21 ファンケース
22 ファンケースフタ
26 フィルター
32 吸水フィルター
Claims (4)
- 生ごみを収納する生ごみ収納容器と前記生ごみを攪拌する攪拌手段とを内蔵した本体と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体内の空気を外部へ排出する排気手段とを備え、前記排気手段をターボファンと前記ターボファンの周囲を覆い開口を有するファンケースとファンケースフタとで構成すると共に、前記ファンケースと前記ファンケースフタとを樹脂製とした生ごみ処理機。
- ターボファンの生ごみ収納容器内の排気が直接あたる部分をファンケースで構成し、ファンケースフタを耐熱性が特に必要ない樹脂で構成した請求項1記載の生ごみ処理機。
- ファンケースの排気下流側に略格子状の排気口を有した排気減速部を設け、結露水吸収用のフィルターを前記排気減速部の前記排気格子より上流側に設けた請求項1〜2のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
- 排気減速部を密閉した箱状で形成し、排気口を床面に垂直かつ排気風と略直交になる面上に配した請求項3記載の生ごみ処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005205268A JP2007021324A (ja) | 2005-07-14 | 2005-07-14 | 生ごみ処理機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072497A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Hitachi Appliances Inc | 乾燥機及び洗濯乾燥機 |
CN106403528A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种中药材用的晾晒装置 |
-
2005
- 2005-07-14 JP JP2005205268A patent/JP2007021324A/ja active Pending
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