JP2006218427A - 生ごみ処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】廉価な生ごみ処理機を提供することを目的とする。
【解決手段】本体1に着脱自在に設けられ、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体1内の空気を外部へ排出する排気手段と、前記生ごみ収納容器の上方に開閉自在に設けられた蓋14とを備え、前記蓋14で前記生ごみ収納容器の上方を閉じた際に、前記本体1の、前記蓋14の近傍に位置する部分に、排熱孔38を有する凸部39を延設した。これにより、本体1内で熱された空気は上方に配置する凸部39に自然に集まり、排熱孔38より効率よく排出されるので、本体冷却のために強力な強制的排気手段を設ける必要等がなくなり、廉価な生ごみ処理機を提供することが可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、台所等で出る生ごみを処理する生ごみ処理機に関するものである。
従来の生ごみ処理機を、図6〜図8を用いて説明する。
図6に示されるように、生ごみ処理機本体1は、生ごみを収納する生ごみ収納容器2を備え、生ごみ収納容器2の底面に生ごみを攪拌する攪拌刃3を備えている。攪拌刃3は、生ごみ収納容器2の下方に備えた駆動手段4によって駆動している。駆動手段4は、攪拌刃3を間欠的に動作させ、生ごみを粉砕し蒸気の発生を促すことを繰り返している。駆動手段4及び後に説明する電気負荷の全ては、生ごみ処理機の後段に設けた制御手段5によってコントロールされている。生ごみ収納容器2の上部に生ごみを加熱する加熱手段6が配してあり、加熱手段6は乾燥用ヒータ7及び、遠心ファン8から構成され、熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。遠心ファン8は蓋ベース面9に取付けられた乾燥モーター10により回転駆動され、乾燥モーター10は上方に蓋内部の冷却と乾燥モーター10の冷却を兼ね上方から下方への空気の流れを作る小型のプロペラファン11も回転駆動している。また、プロペラファン11の周囲には上方の吸気側と下方の排気側を仕切るリング状のフランジを持つ冷却風吸引カバー13が設けられており、その吸気側は蓋の外殻を形成する蓋カバー14とで蓋前方の開口部に連通するトンネルを形成している。
また、生ごみ収納容器2の上方には吸気口15が設けられており、この吸気口15は生ごみ収納容器2を介して接続パイプ16を通じて脱臭手段17に接続されている。これら生ごみ収納容器2の上方の加熱手段6や、吸気口15や接続パイプ16は、蓋ベース面9に取付けられており、蓋ベース面9は蓋カバー14に覆われており閉時に生ごみ収納容器2を密閉する。脱臭手段17は、加熱されて臭気を脱臭する触媒18と、触媒18を加熱する触媒加熱ヒータ19より構成されている。脱臭手段17の後段は、駆動手段4の下方に備えた排気手段20を経て、排気減速部21を介し排気口22より外部へ排出される。
排気手段20は、ターボファン23、ターボファン23の吸気口側に設けられ、本体1内を冷却するためのシロッコファン24、ターボファン23を囲むファンケース25、ターボファン23を駆動させる排気モーター26ターボファン23と近接させることによって、ターボファン23の吸引圧と吸引風量を発生させるファンガイド27から構成されており、ファンガイド27は、脱臭手段17の下流側に連通している。
また、排気手段20は、ターボファン23が垂直方向に回転する向きに取り付けられており、本体1の下から排気手段20、駆動手段4、生ごみ収納容器2と直列に配置しており、生ごみ収納容器2の高さは、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることない高さに設定している。
排気口22の下流側には、排気風の方向を変え且つ途中停止などでターボファン23内に発生する結露水を受ける風方向変換部28を備えており、その上に結露水を一時的に保持するフィルター29を配置している。排気口22及び風方向変換部28は、排気減速部21に設けられている。また、生ごみ収納容器2はその上部をボデーウエ30に保持され、ボデーウエ30には、本体1を移動する際に手を掛ける略L字状の把手部31を左右側面に1個、後面に1個設け、把手部31の略L字形状の内方には、補強のために格子状のリブ32が、本体1を冷却するための冷却風の流入口33から、本体1の内方に向かって設けられている。リブ32は、本体1の内方側にて冷却風の流入口33に対し斜めになっており、冷却風の流入口33の正面側から見て、本体1の内方が直接見えないようになっている。更に後面の把手部31は、蓋を開けた状態で、蓋カバー14の最後部よりも後方まで伸びている。
また、ボデーウエ30には生ごみ収納容器2を囲う外容器34が備え付けられ、底部に駆動手段を取り付けている。また、本体1を操作するスイッチや表示部を含んだ操作部35は蓋カバー14の後方に設けてある。
以上のように構成された生ごみ処理機について、以下その動作、作用を説明する。
蓋を開け生ごみ収納容器2に生ごみを投入し、蓋を閉め操作部35のスイッチを入れ本体1の運転を開始させると、乾燥用ヒータ7で加熱された空気が遠心ファン8によって生ごみ収納容器2内に送り出され、生ごみを加熱する。加熱された生ごみより発生した蒸気は、排気手段20であるターボファン23によって吸引されることにより、接続パイプ16を介して脱臭手段17に至る。同時に吸気口15より外気が生ごみ収納容器2内に流入する。
そして脱臭手段17の加熱手段である触媒加熱ヒータ19が作動し、触媒18が加熱され、生ごみ収納容器2内の臭気を含む空気を脱臭した後、冷却用のシロッコファン24によって室温程度の温度まで冷却して、排気減速部21にて流速をおとし、排気音を低減させた後、排気口22より本体1の外部に排出され、風方向変換部28によって後方に向きを変え、外気に排気される。同時に生ごみは、回転する攪拌刃3により、攪拌・粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量・細分化される。
ここで排気による騒音は、排気減速部21で排気風速を低減し風切り音を抑え、風方向変換部28によって排気の方向を変換しているので、直接的な排気音を抑えている。また、風方向変換部28は外気温が低いときに、床面に直接蒸気があたり床上で結露水が発生するのを防止し、排気減速部21の内面で蒸気が結露し水となり滴下しても、水を床に直接落とさない。
また、外気が冷却風の流入口33より本体1内に流入し、排気手段20によって吸引され、本体1の下方に下がり、本体1及び排気を冷却し排気口22より排気される。ここで、把手部31は冷却風の流入によって常に冷やされるので、運転中も温度が低く、人が触れても安全である。また、屋外に設置された場合でも、把手部31が略L字状且つ、内側に格子状のリブ32があるので、雨水等の外部からの水が冷却風の流入口33に直接入るのを防ぐ。万が一水が冷却風の流入口33から侵入しても、本体1内部側にて冷却風の流入口33に対し、斜めになっているリブ32に当たり、下方に滴下する。よって、本体1内のリブ32より内部に水が侵入することはない。また、本体1の後面を壁面に近接させて設置しても、蓋を開けた状態で壁に当たらない。
また、蓋カバー14内部と乾燥モーター10は、プロペラファン11の作用で蓋前方の開口部より冷却風吸引カバー13と蓋カバー14で構成されたトンネルを介して吸引された外気によって効率よく冷却される。
特開2004−027643号公報
しかしながら上記のような従来の構成は、屋外置きに対応できるよう雨水が本体1内部に侵入しないよう閉塞した構成となっていた。また冷却風の流入口33からも雨水が本体1内部に侵入しない様に、把手部31部の下に設けたリブ32形状に数々の工夫を盛込んでおり、複雑な構成となっていた。
また排熱用の孔が制限されているので、本体1を冷却する為に冷却風量を上げ、排気風の騒音低下のために排気の減速構成を設けていた。また蓋カバー14は大部分の本体1を覆うように構成されており、生ごみ処理容器2や外容器34に雨水が浸入するのを防いでおり、蓋カバー14が本体1を覆っている構成上、使用者が操作する操作部35も蓋カバー14上に設けるしかなかった。よって、操作部35には蓋の回動部を介してリード線が必要となり、屈曲耐久性に耐えうる保護チューブ等を使用し高価な構成となっていた。
よって様々な制約事項により、蓋が大型になり、本体の構成も複雑且つ部品点数が多くなる等、高価な構成になっていた。
本発明は上記課題を解決するもので、簡略した構成にて効率のよい排熱を実現し、安全且つ使い勝手も向上させた上で、廉価な生ごみ処理機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、本体に着脱自在に設けられ、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体内の空気を外部へ排出する排気手段と、前記生ごみ収納容器の上方に開閉自在に設けられた蓋とを備え、前記蓋で前記生ごみ収納容器の上方を閉じた際に、前記本体の、前記蓋の近傍に位置する部分に、排熱孔を有する凸部を延設する構成とした。これにより、本体内で熱された空気は上方に配置する凸部に自然に集まり、排熱孔より効率よく排出されるので、本体冷却のために強力な強制的排気手段を設ける必要がなくなる。
本発明によれば、凸部に排熱孔を設けたので、本体内で熱された空気は上方に配置する凸部に自然に集まり排熱孔より効率よく排熱されるので、本体冷却に強力な強制的排気手段が必要なくより簡略化した構成にて生ごみ処理機を提供できる。
第1の発明は、本体に着脱自在に設けられ、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体内の空気を外部へ排出する排気手段と、前記生ごみ収納容器の上方に開閉自在に設けられた蓋とを備え、前記蓋で前記生ごみ収納容器の上方を閉じた際に、前記本体の、前記蓋の近傍に位置する部分に、排熱孔を有する凸部を延設する構成としたので、本体内で熱された空気は上方に配置する複数の凸部に自然に集まり排熱孔より効率よく排出されるので、本体冷却に強力な強制的排気手段が必要ない。
第2の発明は、第1の発明の生ごみ収納容器の上部に取っ手を設け、前記生ごみ収納容器を本体に装着した際に、前記取っ手が本体の凸部近傍に位置するように構成して、前記生ごみ収納容器の上方を蓋で閉じた際には、前記取っ手を外部から触れられなくしたもので、生ごみ収納容器と取っ手を一体で成形できる上に、本体装着時には取っ手部が本体の凸部をガイドにするので生ごみ収納容器を容易に固定でき、且つ蓋を閉めて本体を運転中している際には取っ手に使用者は触れないので、火傷をする恐れもない。その上、生ごみ収納容器の取っ手は本体装着中も外気に触れることができ、温度上昇を防いでいる。よって安全且つ使い勝手が良く、廉価な構成の生ごみ処理機を提供できる。
第3の発明は、第2の発明の生ごみ収納容器の上部に設けられた取っ手の形状を略山型とし、生ごみ収納容器を本体に装着した際に、前記本体の、前記取っ手の根元両端部分と対峙する部分に、排熱孔を設けたもので、取っ手を挟んだ前後の本体部分を効果的に排熱し、取っ手下方の本体の温度が上昇するのを防いでいる。よって取っ手周辺の本体の温度上昇を防止することによって取っ手の温度上昇も防いでいる。また、排熱孔を取っ手の直下を避け前後に設けているので、本体からの排熱が直接取っ手に当たり冷却効果が減少する事も防いでいる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明に加えて、蓋で生ごみ収納容器の上方を閉じた際に、前記本体の、前記蓋の前方または後方に位置する部分に、本体制御のための操作部を設け、前記操作部の天面または側面に、排熱孔を設けたもので、上方に配置する操作部にも熱された空気が集まるが、排熱孔より効率よく排熱される。また、生ごみ処理機が室内に設置されることで、蓋や操作部の上に誤って物や紙を置かれる場合が考えられるが、排気孔が突出して設けられているので、塞がることない。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明に加えて、蓋をベース面と蓋カバーとで構成し、前記蓋ベース面の下面に、生ごみを加熱乾燥させるヒータとファンとを、上面に、前記ファンを駆動させるモーターと前記モーターを冷却する小型ファンとを設け、前記小型ファンの略上方の蓋カバーに、外気吸引のための空気孔を設けたもので、上方に設けた空気孔より直接外気を吸引できるので従来のようにモーターを冷却する為の外気吸引用のトンネル構成を必要としない。また、蓋の上に誤って物や紙を置かれた場合でも、空気孔が突出して設けられているので、塞がることない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における生ごみ処理機の斜視図である。図2は、同生ごみ処理機の側断面図である。図3は、同生ごみ処理機の正面断面図である。
図4は、同生ごみ処理機の後方断面図である。
図1に示されるように、生ごみ処理機本体1は、生ごみを収納する生ごみ収納容器2を備え、生ごみ収納容器2の底面に生ごみを攪拌する攪拌刃3を備えている。攪拌刃3は、生ごみ収納容器2の下方に備えた駆動手段4によって駆動している。駆動手段4は、攪拌刃3を間欠的に動作させ、生ごみを粉砕し蒸気の発生を促すことを繰り返している。駆動手段4及び後に説明する電気負荷の全ては、生ごみ処理機の後段に設けた制御手段5によってコントロールされている。生ごみ収納容器2の上部には生ごみを加熱する加熱手段6が配してあり、加熱手段6は乾燥用ヒータ7及び遠心ファン8から構成され、熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。遠心ファン8は蓋ベース面9に取付けられた乾燥モーター10により回転駆動される。また乾燥モーター10は上方に蓋内部の冷却と乾燥モーター10の冷却を兼ね上方から下方への空気の流れを作る小型のプロペラファン11も回転駆動している。また蓋の外殻を形成する蓋カバー14のプロペラファン11の上方には上方に突出した空気孔36が設けてある。そして生ごみ収納容器2の上方には吸気口15が設けられており、この吸気口15は生ごみ収納容器2を介して接続パイプ16を通じて脱臭手段17に接続されている。これら生ごみ収納容器2の上方の加熱手段6や、吸気口15や接続パイプ16は、蓋ベース面9に取付けられており、蓋ベース面9は蓋カバー14に覆われており閉時に生ごみ収納容器2を密閉する。ここで蓋は必要最小限な大きさとし小型化している。脱臭手段17は、加熱されて臭気を脱臭する触媒18と、触媒18を加熱する触媒加熱ヒータ19より構成されている。脱臭手段17の後段は、駆動手段4の下方に備えた排気手段20を経て、排気口22より外部へ排出される。
排気手段20は、ターボファン23、ターボファン23の吸気口側に設けられ、本体1内を冷却するために必要最小限な小型のシロッコファン24、ターボファン23を囲むファンケース25、ターボファン23を駆動させる排気モーター26ターボファン23と近接させることによって、ターボファン23の吸引圧と吸引風量を発生させるファンガイド27から構成されており、ファンガイド27は、脱臭手段17の下流側に連通している。
また、排気手段20は、ターボファン23のファン側と前記ファンケース25の開口側を、本体1の接地面に対して略水平方向に向く向きに取り付けられており、本体1の下から排気手段20、駆動手段4、生ごみ収納容器2と直列に配置しており、生ごみ収納容器2の高さは、生ごみ投入時や生ごみ収納容器2の着脱時に中腰になることない高さに設定している。
排気口22の下流側には、排気風の方向を変え且つ途中停止などでターボファン23内に発生する結露水を受ける風方向変換部28を備えており、その上に結露水を一時的に保持するフィルター29を配置している。また、生ごみ収納容器2はその上部をボデーウエ30に保持され、ボデーウエ30には後方に蓋と同じ高さとなる操作面37を設けその面上に操作部35を側面には突出した排熱孔38を設け、更に蓋を閉めるときに蓋カバー14の側面に干渉して、蓋の左右位置のずれを規制するの凸部39を蓋の両脇に設け、それぞれの凸部39にも排熱孔38を設けている。
また、生ごみ収納容器2には上端に一体型の取っ手40が左右に設けられており、本体1に装着する際には凸部39がガイドとなり取っ手40を保持するようにして生ごみ収納容器2の位置決めをしながら装着される。ここでボデーウエ30は生ごみ収納容器2を本体1に装着した時に取っ手40の下方に空間ができる形状にしており、取っ手40を挟んだ前方と後方には排熱孔41が設けられている。また、ボデーウエ30には生ごみ収納容器2を囲う外容器34が備え付けられ、底部に駆動手段4を取付けている。また、駆動手段4を駆動モーター42と樹脂ケース43で覆った減速装置44で構成し、樹脂ケース43は本体1の外郭を形成するボデーカバー45の下端を締結し、本体の外郭形状を形成している。ボデーカバー45の側面部には随所に排熱孔38が設けてあり、本体内部の熱を放熱しやすくしている。
そして制御手段5により生ごみを加熱乾燥する温度を低く設定し、単位時間あたりの蒸発量すなわち臭気量を抑えて、脱臭手段17の触媒加熱ヒータ19の加熱量を抑えている。
以上のように構成された生ごみ処理機について、以下その動作、作用を説明する。
蓋を開け取っ手40を持ち生ごみ収納容器2を取り出し、シンクや三角コーナー等の生ごみが溜まっている場所の近くに置く。生ごみ収納容器2に生ごみを投入し再び取っ手40を持って本体1の凸部39に取っ手40を当てるように装着する。ここで生ごみ収納容器2は凸部39がガイドになって正規の位置に確実に装着される。また、生ごみの粉砕攪拌動作に対しても、取っ手40が凸部39に固定されているので、生ごみ収納容器2が回りだしたりする事はない。次に蓋を閉めていくと本体1に近い位置で蓋カバー14の側面が凸部39に干渉しながらガイドになって蓋の左右のずれを矯正し、正規の位置に確実に導く。ここで蓋の閉時には、蓋カバー14と凸部39が近接し、一部が接している状態なので、取っ手40を手で触れることが出来ない。よって不意な接触を防ぎ火傷の心配がない。次に操作面37上にある操作部35を入れ本体1の運転を開始させると、乾燥用ヒータ7で加熱された空気が遠心ファン8によって生ごみ収納容器2内に送り出され、生ごみを加熱する。加熱された生ごみより発生した蒸気は、排気手段20であるターボファン23によって吸引されることにより、接続パイプ16を介して脱臭手段17に至る。同時に吸気口15より外気が生ごみ収納容器2内に流入する。
そして脱臭手段17の加熱手段である触媒加熱ヒータ19が作動し、触媒18が加熱され、生ごみ収納容器2内の臭気を含む空気を脱臭した後、冷却用の小型シロッコファン24の冷却風と混合され室温程度の温度まで冷却されて、排気口22より排出し風方向変換板28によって後方に向きを変え、本体1の外部に排出される。同時に生ごみは、回転する攪拌刃3により、攪拌・粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量・細分化される。
そして本体1や蓋の冷却について説明すると、本体1には加熱された生ごみ収納容器2から外容器34を介して伝わる熱、加熱された脱臭手段17よりの熱が本体1を運転している間中、継続して伝導してくる。これらの熱は空気を温め、温まった空気は本体1上部に集まってくる。最終的に本体1内で高い位置に設けた操作面37や凸部39に到達し、そこに設けた排熱孔38を中心にボデーカバー45の随所に設けた排熱孔38等も加わり、より効果的に本体1の外部に排気される。よって本体1内部の熱を効果的に排熱しているので、排気風量の比較的少ない小型化シロッコファン24を採用でき、廉価な構成な上に排気による騒音も抑えることができる。また蓋の内部では、上方から下方への空気の流れを作る小型のプロペラファン11の作用により、上方の空気孔36より外気が流入し、乾燥モーター及び蓋の内部を冷却する。よって簡単かつ廉価な構成で蓋部を冷却することができる。
また、生ごみ収納容器2の一体で形成された取っ手40は、その下方に空間を設けたことで、ボデーウエ30からの伝導熱を受けるのを防ぎ、且つ自身の熱を空気中に放熱しているので、取っ手40の不用意な温度上昇を防いでいる。また取っ手40前後に設けた排熱孔41によって、取っ手40前後の本体1の熱を効果的に排熱でき、その間の取っ手40下方の本体1の温度が上昇するのを防いでいる。よって取っ手40周辺の本体1の温度上昇を防止することによって、取っ手40の温度上昇も防いでいる。また、排熱孔41を取っ手40の直下を避け前後に設けているので、本体1からの排熱が直接取っ手40に当たる事も防いでいる。
そして制御手段5により生ごみを加熱乾燥する温度を低く設定し、単位時間あたりの蒸発量すなわち臭気量を抑えて、脱臭手段17の触媒加熱ヒータ19の加熱量を抑えているすなわち印加される熱量を抑えているので、より効果的に廉価な構成で放熱効果が得られる生ごみ処理機を提供できる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における生ごみ処理機の排気手段の側断面図である。以下、なお、上記実施の形態と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
図5において、駆動手段4の樹脂ケース43を外容器34にぶら下げるように固定した。
これにより、より簡単な構成で廉価な生ごみ処理機を提供できる。
以上のように本発明にかかる生ごみ処理機は、冷却や排気の構成を簡略化し、蓋の小型化等で使い勝手を損なうことなく、むしろ向上させた上で廉価な生ごみ処理機を提供できる。
本発明の第1の実施の形態の生ごみ処理機の側断面図 同生ごみ処理機の斜視図 同生ごみ処理機の正面断面図 同生ごみ処理機の後方断面図 本発明の第2の実施の形態の生ごみ処理機の後方断面図 従来の生ごみ処理機の側断面図 従来の生ごみ処理機の後方断面図 従来の生ごみ処理機の上方部分断面図
符号の説明
1 本体
2 生ごみ収納容器
3 攪拌刃
4 駆動手段
6 加熱手段
7 乾燥用ヒータ
8 遠心ファン(ファン)
9 蓋ベース面
10 乾燥モーター(モーター)
11 プロペラファン(小型ファン)
14 蓋カバー
17 脱臭手段
18 触媒
19 触媒加熱ヒータ
20 排気手段
22 排気口
24 シロッコファン
34 外容器
35 操作部
36 空気孔
37 操作面
38 排熱孔
39 凸部
40 取っ手
41 排熱孔
42 駆動モーター
43 樹脂ケース
44 減速装置
45 ボデーカバー(外郭)

Claims (5)

  1. 本体に着脱自在に設けられ、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内および/または前記本体内の空気を外部へ排出する排気手段と、前記生ごみ収納容器の上方に開閉自在に設けられた蓋とを備え、前記蓋で前記生ごみ収納容器の上方を閉じた際に、前記本体の、前記蓋の近傍に位置する部分に、排熱孔を有する凸部を延設した生ごみ処理機。
  2. 生ごみ収納容器の上部に取っ手を設け、前記生ごみ収納容器を本体に装着した際に、前記取っ手が本体の凸部近傍に位置するように構成して、前記生ごみ収納容器の上方を蓋で閉じた際には、前記取っ手を外部から触れられなくした請求項1に記載の生ごみ処理機。
  3. 生ごみ収納容器の上部に設けられた取っ手の形状を略山型とし、生ごみ収納容器を本体に装着した際に、前記本体の、前記取っ手の根元両端部分と対峙する部分に、排熱孔を設けた請求項2に記載の生ごみ処理機。
  4. 蓋で生ごみ収納容器の上方を閉じた際に、前記本体の、前記蓋の前方または後方に位置する部分に、本体制御のための操作部を設け、前記操作部の天面または側面に、排熱孔を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  5. 蓋をベース面と蓋カバーとで構成し、前記蓋ベース面の下面に、生ごみを加熱乾燥させるヒータとファンとを、上面に、前記ファンを駆動させるモーターと前記モーターを冷却する小型ファンとを設け、前記小型ファンの略上方の蓋カバーに、外気吸引のための空気孔を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
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