JP2004081917A - 厨芥処理機 - Google Patents
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Abstract
【課題】厨芥処理機における厨芥収納容器の使い勝手、安全性の向上を図る。
【解決手段】厨芥ごみを収納し、本体ケース1から着脱自在の厨芥収納容器4と、この厨芥収納容器4内の厨芥ごみを加熱する加熱手段12と、送風手段13と、循環風路16c、16eと、厨芥収納容器4の上部に備えられる開閉自在の本体蓋2と、前記厨芥収納容器4内に厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃6を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器4の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工する。
【選択図】 図1
【解決手段】厨芥ごみを収納し、本体ケース1から着脱自在の厨芥収納容器4と、この厨芥収納容器4内の厨芥ごみを加熱する加熱手段12と、送風手段13と、循環風路16c、16eと、厨芥収納容器4の上部に備えられる開閉自在の本体蓋2と、前記厨芥収納容器4内に厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃6を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器4の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭や食堂、料理屋、ファーストフード店等から出る厨芥ごみ、特に臭いを伴う生ごみ、残飯等を乾燥処理する厨芥処理機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
厨芥ごみを乾燥処理する方式の従来例として、特許3279251号公報に示すものがある。これを図4を用いて説明すると、本体ケース30内に厨芥ごみを収容する収納容器31を着脱自在に内蔵し、前記収納容器31の上方に厨芥ごみを加熱するためのヒーター32と前記収納容器31中に熱風を吹き付ける撹拌ファン33を有し、前記収納容器31をポリスチレンを主成分とする材料から構成し、前記撹拌容器31内の下部に厨芥ごみを撹拌する撹拌翼34を設けたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の厨芥処理機においては、厨芥ごみを収納する収納容器31の上方に厨芥ごみを加熱するヒーター32と厨芥ごみに熱風を吹き付ける撹拌ファン33を設ける構成となっているため、収納容器31の上面を塞ぐ蓋36の内部にヒーター32と、撹拌ファン33と、この撹拌ファン33を駆動させるモーター35と、これらに電気を送る配線(図示せず)を設ける必要がある。
【0004】
このため、ヒーター32と厨芥ごみを収納する収納容器31の距離が近くなり、収納容器31はヒーター32の輻射熱の影響を受けやすく、厨芥ごみと収納容器31の温度が上がりこびり付きやすくなる。
【0005】
また、ポリスチレンを主成分とするシンジオタクチックポリスチレンは、炭素と水素のみで構成することから厨芥ごみに含まれる糖分との結合がなく、こびり付きにくい特長はあるが、収納容器31の製造工程における通常成型時の金型温度を約80℃で成型した場合、シンジオタクチックポリスチレンの結晶化が表面部分にまで行われないため、表面が荒れた状態となり、厨芥ごみが収納容器31にこびり付きやすくなるという問題があった。
【0006】
また、シンジオタクチックポリスチレンの表面結晶化が不十分であると、耐熱性が120℃程度であり、厨芥ごみの乾燥ごみの温度が焦げ気味となった場合、収納容器31の耐熱温度として不十分であるという問題があった。
【0007】
さらには、耐酸、耐アルカリ性も不十分であり、厨芥ごみに酢などが混じっている場合に耐久性にも問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、厨芥ごみを収納し、本体ケースに着脱自在に設置される厨芥収納容器と、この厨芥収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、送風手段と、循環風路と、前記厨芥収納容器の上部に備えられる開閉自在の本体蓋と、前記厨芥収納容器内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、厨芥ごみを収納し、本体ケースに着脱自在に設置される厨芥収納容器と、この厨芥収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、送風手段と、循環風路と、前記厨芥収納容器の上部に備えられる開閉自在の本体蓋と、前記厨芥収納容器内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工するようにしたものである。
【0010】
また、厨芥収納容器4の材料をシンジオタクチックポリスチレンとガラス繊維と難燃剤により構成したものである。
【0011】
【実施例】
以下本発明の一実施例を図1から図3により説明する。
【0012】
図1において、1は金属製もしくは樹脂からなる厨芥処理機の本体ケースである。2はこの本体ケース1の上部に開閉自在に取り付けられた本体蓋で、後部を蓋ヒンジ2aにより枢支されている。この本体蓋2は、バネやダンパーにより急開閉しないように保持されている。
【0013】
3は本体ケース1内に取り付けられた外側固定容器で、アルミや表面に処理を施した鋼板で成形されている。4は厨芥収納容器で、外側固定容器3の内部に着脱自在に設置されている。
【0014】
図2は厨芥収納容器4が本体ケース1から取り外された状態を示した図である。
【0015】
この厨芥収納容器4は、加水分解性に優れた分子配合を有した樹脂を混合したもので成形されている。具体的には、シンジオタクチックポリスチレンを主成分とし、このシンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を15%以上と難燃剤を添加した材料を用いて、製造工程において成形時の金型温度を140℃以上で成形加工したものである。
【0016】
5は厨芥収納容器4の側面および底面より形成した凸部である。この凸部5は、別部品により設けることもあるが、本実施例では厨芥収納容器4に直接形成する方法をとっている。6は回転撹拌刃で、厨芥収納容器4内の下部に設置されており、厨芥収納容器4内の厨芥を撹拌するほかに、凸部5と連携して厨芥ごみを破砕するものである。
【0017】
7は被駆動回転軸で、厨芥収納容器4の底部に設けられて、その先端が回転撹拌刃6と連結しており、厨芥収納容器4の取り外しの際に容器ごと取り外されるものである。
【0018】
8は回転駆動軸で、外側固定容器3の底部に取り付けられており、被駆動回転軸7と着脱自在に連結して被駆動回転軸7に回転力を伝えるものである。9は電動モーターで、回転駆動軸8を回転させるための回転力を発生するものである。10は減速機構で、電動モーター9の回転力を減速して回転駆動軸8に伝達するもので、ギヤやベルトにより構成されている。
【0019】
11は内蓋で、ステンレスや表面に処理を施した鋼板による金属製や耐熱性、難燃性、加水分解性に優れた樹脂製もしくは、樹脂と金属の組み合わせにより構成される。この内蓋11は、本体蓋2内の下面に位置し、固定されるが、本体蓋2と内蓋11に嵌合部を設け、取り外し自在な構造とすることもある。12は加熱手段で、電熱ヒーターよりなり、厨芥収納容器4の上方において、内蓋11の内側天井部に取り付けられている。
【0020】
13は送風手段で、図3に示すようにシロッコファン13aと、このシロッコファン13aを駆動するファンモーター13bとで構成され、厨芥収納容器4と加熱手段12の上方を避けて本体蓋2内の一側に設置されており、加熱手段12で加熱された空気を厨芥収納容器4内に送風するものである。
【0021】
14は内蓋11に開口加工された送風口で、その下部近傍に前記加熱手段12が設置されている。15はこの送風口14とは別に内蓋11に開口加工された循環口である。
【0022】
16は本体蓋2の内部空間部に設置された循環送風ダクトで、一側に送風手段13を設置し、反対側を送風口14及び循環口15を通して厨芥収納容器4に連動させている。16aは遮熱板で、加熱手段12と対向した循環送風ダクト16の内壁面に取り付けられている。
【0023】
16bはダクト仕切で、送風手段13と加熱手段12によって加熱された熱風を、送風口14を通して厨芥収納容器4に送風する循環風路16cと、厨芥収納容器4内の厨芥ごみを加熱乾燥させた後の空気を循環口15から送風手段13に戻す循環風路16eを分離遮断する役目をしている。16dは外気を循環送風ダクト16内に取り入れる通風口で、循環送風ダクト16に設けたファンモーター13bの軸貫通穴を大きく開口させて形成している。
【0024】
17はヒーターカバーで、内蓋11に取り付けられた加熱手段12をカバーするものであり、内蓋11の下面に同じく取り外し自在に取り付けられている。
【0025】
17aはヒーターカバー17の周側壁に開設されたヒーターカバー開口で、送風口14から厨芥収納容器4内に送風される空気を厨芥収納容器4の壁面に当たるようにしている。17bは循環口15の下面でヒーターカバー17に開設されたヒーターカバー開口である。
【0026】
18はヒーターカバー17内にあって送風口14と循環口15とを仕切る仕切で、送風口14から厨芥収納容器4内に送風される空気と循環口15から送風手段13に戻る空気を分離させるためのものである。
【0027】
19は臭気流出口で、循環口15より外側の内蓋11に設けられている。20は触媒脱臭器で、本体ケース1と外側固定容器3との間に設置されており、臭気流出口19から流出する臭気を受け入れ脱臭するものである。
【0028】
21は臭気流出口19と触媒脱臭器20を連結する連結パイプである。なお、図示していないが、この連結パイプ21には接続と離脱が自在なジョイント部が形成されていて、本体蓋2の開閉時にその離脱と接続が行なわれるようになっている。
【0029】
22は冷却ファンで、本体ケース1内の冷却及び触媒脱臭器20からの排気を吸出すためのものである。23はこの冷却ファン22を駆動するための排気モーター、24は冷却ファン22の空気入口側に設けた吸引口で、触媒脱臭器20の排気パイプ25と接続されている。
【0030】
26は本体ケース1内の部品の冷却をした後の空気と排気口25から吸引口24を通して脱臭後の気体の両者を本体ケース1外へ流出させるための排気口である。
【0031】
27は容器センサーで、外側固定容器3の下部側面に取り付けられ、該外側固定容器3内部の温度を検出するものである。28は温度センサーで、遮熱板16aが取り付けられた循環送風ダクト16の内面に取り付けられ、その感熱部は循環送風ダクト16内に臨んでいる。
【0032】
以上の構成による厨芥処理機の動作について説明する。
【0033】
厨芥ごみが厨芥収納容器4内に投入されて乾燥運転が開始されると、まず、電熱ヒーターよりなる加熱手段12に通電され、回転撹拌刃6の駆動用の電動モーター9があらかじめ定められた時間だけ正転、逆転を繰り返す。
【0034】
その後、あらかじめ定められた時間が経過すると、送風手段13のシロッコファン13aを駆動するファンモーター13b及び冷却ファン22を駆動する排気モーター23が動作し、矢印のように厨芥収納容器4内に熱風を循環させる。
【0035】
送風手段13で送風された空気の流れを説明すると、循環送風ダクト16の循環風路16cを通った風は送風口14の近傍に設置された加熱手段12によって暖められた後、ヒーターカバー開口17aを通って厨芥収納容器4の壁面に吹き付けられる。
【0036】
さらに、厨芥収納容器4の壁面に沿って厨芥ごみに当てられ、厨芥ごみを乾燥しながらヒーターカバー開口17bを通り、循環風路16eから送風手段13の構成部品であるシロッコファン13aに戻るという流れで循環する。
【0037】
この循環風は、温度センサー28の検出する雰囲気温度が110℃〜140℃に維持されるように加熱手段12に電力を供給しながら回転撹拌刃6を適宜作動させると、投入された厨芥ごみは撹拌され、かつ厨芥収納容器4の内壁に取り付けられた凸部5とによって破砕されながら蒸気を発生し、乾燥が進行する。
【0038】
一方、冷却ファン22の作動によって、本体ケース1内の部品を冷却した空気が排気口26から本体ケース1の外部に排出されるが、同時に吸引口24は冷却ファン22が動作することによって大気圧に対して低圧となり、厨芥収納容器4内の雰囲気が臭気流出口19を通って吸引され、触媒脱臭器20を通過して脱臭された後、排気口26から冷却風と混ぜ合わされて本体ケース1の外部に排出される。
【0039】
この吸引・排気によって循環送風ダクト16内は大気に対して低圧となるため、循環送風ダクト16に設けられた通風口16dを通して外気が循環送風ダクト16内に取り入れられる。
【0040】
この状態で厨芥ごみの乾燥が進行していくと、厨芥収納容器4の外部壁面部の温度も上昇し、さらに厨芥ごみの乾燥が終了する温度に達すると、その温度を外側固定容器3に取り付けられた容器センサー27が検出し、電源をOFFFして運転動作を終了する。
【0041】
上記本発明において、厨芥収納容器4内に投入された厨芥ごみの乾懐中は、加熱手段12の表面温度が約650℃まで上昇する。
【0042】
このため本発明では、送風手段13の温度対策として上記したように、その構成部品であるシロッコファン13aとファンモーター13bを加熱手段12及び厨芥収納容器4の上方を避けて循環送風ダクト16の一側に配置し、送風手段13が加熱手段12によって加熱されるのを防止している。
【0043】
また、加熱手段12を送風手段13と離して厨芥収納容器4に熱風が送り込まれる送風口14の近傍に配置しているので熱損失が少なく、効率よく厨芥ごみを乾燥する。
【0044】
これによって、モーター13bとシロッコファン13aで構成される送風手段13が加熱手段12によって加熱されることがなくなり、送風手段13の断熱が容易となり、コンパクトで乾燥効率の良い厨芥処理機が提供できるものである。
【0045】
さらに、厨芥収納容器4は、表面に厨芥ごみが付きにくいように処理を施した鋼板や耐熱性、難燃性、さらには、加水分解性に優れた分子配合を有した樹脂を混合したものである。
【0046】
本発明では、上記したように、この厨芥処理容器4をシンジオタクチックポリスチレンを主成分とし、このシンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を15%以上と難燃剤を添加した材料を用いて厨芥収納容器4を成形したものである。このシンジオタクチックポリスチレンは、通常、金型温度が約80℃で結晶化されるが、この温度では厨芥収納容器4の表面部分の温度が十分に上がらず、表面が荒れた状態となるため、金型温度を140℃以上に上げ、表面の結晶化を行う成型加工する。
【0047】
このような成形を行うことにより、厨芥収納容器4の表面はシンジオタクチックポリスチレンの結晶化が進むため、表面はきめ細かで、光沢性のあるものとなり、高温でも厨芥ごみのこびり付きが発生しにくい。
【0048】
また、表面の結晶化が不十分であると、表面部分での酸やアルカリに対して強度が不足し、厨芥ごみに酸やアルカリ成分を投入された場合に問題があるが、表面にまで結晶化を行うことにより耐酸性、耐アルカリ性の強いものとなる。
【0049】
さらに、耐熱性においても、金型温度が低い場合に比べて裕度を得ることができる。
【0050】
また、シンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を配合することで、厨芥収納容器4を着脱する場合、乾燥処理したごみを処分する場合に厨芥収納容器4を落下させたり、ぶつけてしまった時の強度を十分得ることが可能である。
【0051】
さらには、難燃剤を添加することで、万一に厨芥ごみが発火した場合でも、厨芥収納容器4の延焼を抑えることが可能となる。
【0052】
なお、本実施例では加熱手段12を電熱ヒーターの例で説明したが、電磁誘導加熱であっても同等の効果が得られるのは言うまでもない。
【0053】
このように、厨芥収納容器4の材料を、シンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程において成形時の金型温度を140℃以上で成形加工することにより、厨芥収納容器4の表面はシンジオタクチックポリスチレンの結晶化が進むため、表面はきめ細かで、光沢性のあるものとなり、高温でも厨芥ごみのこびり付きが発生しにくい厨芥収納容器4とすることができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、厨芥ごみを収納し、本体ケースに着脱自在に設置される厨芥収納容器と、この厨芥収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、送風手段と、循環風路と、前記厨芥収納容器の上部に備えられる開閉自在の本体蓋と、前記厨芥収納容器内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工するようにしたものである。
【0055】
また、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンとガラス繊維と難燃剤により構成したことにより、厨芥収納容器の表面はシンジオタクチックポリスチレンの結晶化が進むため、表面はきめ細かで、光沢性のあるものとなり、高温でも厨芥ごみのこびり付きが発生しにくくなる。
【0056】
また、表面にまで結晶化を行うことにより耐酸性、耐アルカリ性の強いものとなる。
【0057】
さらに、耐熱性においても、金型温度が低い場合に比べて裕度を得ることができる。
【0058】
また、シンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を配合することで、厨芥収納容器を着脱する場合や、乾燥処理した厨芥ごみを処分する場合に厨芥収納容器を落下させたり、ぶつけてしまった時の強度を十分得ることできる。
【0059】
さらには、難燃剤を添加することで、万一に厨芥ごみが発火した場合でも、厨芥収納容器の延焼を抑えることが可能となるなどの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部断面図である。
【図2】本発明の実施例の厨芥収納容器の外観図である。
【図3】本発明の循環送風ダクトを厨芥収納容器側から見た斜視図である。
【図4】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
1・・本体ケース
2・・本体蓋
4・・厨芥収納容器
6・・回転撹拌刃
12・・加熱手段
13・・送風手段
16c、16e・・循環風路
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭や食堂、料理屋、ファーストフード店等から出る厨芥ごみ、特に臭いを伴う生ごみ、残飯等を乾燥処理する厨芥処理機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
厨芥ごみを乾燥処理する方式の従来例として、特許3279251号公報に示すものがある。これを図4を用いて説明すると、本体ケース30内に厨芥ごみを収容する収納容器31を着脱自在に内蔵し、前記収納容器31の上方に厨芥ごみを加熱するためのヒーター32と前記収納容器31中に熱風を吹き付ける撹拌ファン33を有し、前記収納容器31をポリスチレンを主成分とする材料から構成し、前記撹拌容器31内の下部に厨芥ごみを撹拌する撹拌翼34を設けたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の厨芥処理機においては、厨芥ごみを収納する収納容器31の上方に厨芥ごみを加熱するヒーター32と厨芥ごみに熱風を吹き付ける撹拌ファン33を設ける構成となっているため、収納容器31の上面を塞ぐ蓋36の内部にヒーター32と、撹拌ファン33と、この撹拌ファン33を駆動させるモーター35と、これらに電気を送る配線(図示せず)を設ける必要がある。
【0004】
このため、ヒーター32と厨芥ごみを収納する収納容器31の距離が近くなり、収納容器31はヒーター32の輻射熱の影響を受けやすく、厨芥ごみと収納容器31の温度が上がりこびり付きやすくなる。
【0005】
また、ポリスチレンを主成分とするシンジオタクチックポリスチレンは、炭素と水素のみで構成することから厨芥ごみに含まれる糖分との結合がなく、こびり付きにくい特長はあるが、収納容器31の製造工程における通常成型時の金型温度を約80℃で成型した場合、シンジオタクチックポリスチレンの結晶化が表面部分にまで行われないため、表面が荒れた状態となり、厨芥ごみが収納容器31にこびり付きやすくなるという問題があった。
【0006】
また、シンジオタクチックポリスチレンの表面結晶化が不十分であると、耐熱性が120℃程度であり、厨芥ごみの乾燥ごみの温度が焦げ気味となった場合、収納容器31の耐熱温度として不十分であるという問題があった。
【0007】
さらには、耐酸、耐アルカリ性も不十分であり、厨芥ごみに酢などが混じっている場合に耐久性にも問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、厨芥ごみを収納し、本体ケースに着脱自在に設置される厨芥収納容器と、この厨芥収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、送風手段と、循環風路と、前記厨芥収納容器の上部に備えられる開閉自在の本体蓋と、前記厨芥収納容器内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、厨芥ごみを収納し、本体ケースに着脱自在に設置される厨芥収納容器と、この厨芥収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、送風手段と、循環風路と、前記厨芥収納容器の上部に備えられる開閉自在の本体蓋と、前記厨芥収納容器内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工するようにしたものである。
【0010】
また、厨芥収納容器4の材料をシンジオタクチックポリスチレンとガラス繊維と難燃剤により構成したものである。
【0011】
【実施例】
以下本発明の一実施例を図1から図3により説明する。
【0012】
図1において、1は金属製もしくは樹脂からなる厨芥処理機の本体ケースである。2はこの本体ケース1の上部に開閉自在に取り付けられた本体蓋で、後部を蓋ヒンジ2aにより枢支されている。この本体蓋2は、バネやダンパーにより急開閉しないように保持されている。
【0013】
3は本体ケース1内に取り付けられた外側固定容器で、アルミや表面に処理を施した鋼板で成形されている。4は厨芥収納容器で、外側固定容器3の内部に着脱自在に設置されている。
【0014】
図2は厨芥収納容器4が本体ケース1から取り外された状態を示した図である。
【0015】
この厨芥収納容器4は、加水分解性に優れた分子配合を有した樹脂を混合したもので成形されている。具体的には、シンジオタクチックポリスチレンを主成分とし、このシンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を15%以上と難燃剤を添加した材料を用いて、製造工程において成形時の金型温度を140℃以上で成形加工したものである。
【0016】
5は厨芥収納容器4の側面および底面より形成した凸部である。この凸部5は、別部品により設けることもあるが、本実施例では厨芥収納容器4に直接形成する方法をとっている。6は回転撹拌刃で、厨芥収納容器4内の下部に設置されており、厨芥収納容器4内の厨芥を撹拌するほかに、凸部5と連携して厨芥ごみを破砕するものである。
【0017】
7は被駆動回転軸で、厨芥収納容器4の底部に設けられて、その先端が回転撹拌刃6と連結しており、厨芥収納容器4の取り外しの際に容器ごと取り外されるものである。
【0018】
8は回転駆動軸で、外側固定容器3の底部に取り付けられており、被駆動回転軸7と着脱自在に連結して被駆動回転軸7に回転力を伝えるものである。9は電動モーターで、回転駆動軸8を回転させるための回転力を発生するものである。10は減速機構で、電動モーター9の回転力を減速して回転駆動軸8に伝達するもので、ギヤやベルトにより構成されている。
【0019】
11は内蓋で、ステンレスや表面に処理を施した鋼板による金属製や耐熱性、難燃性、加水分解性に優れた樹脂製もしくは、樹脂と金属の組み合わせにより構成される。この内蓋11は、本体蓋2内の下面に位置し、固定されるが、本体蓋2と内蓋11に嵌合部を設け、取り外し自在な構造とすることもある。12は加熱手段で、電熱ヒーターよりなり、厨芥収納容器4の上方において、内蓋11の内側天井部に取り付けられている。
【0020】
13は送風手段で、図3に示すようにシロッコファン13aと、このシロッコファン13aを駆動するファンモーター13bとで構成され、厨芥収納容器4と加熱手段12の上方を避けて本体蓋2内の一側に設置されており、加熱手段12で加熱された空気を厨芥収納容器4内に送風するものである。
【0021】
14は内蓋11に開口加工された送風口で、その下部近傍に前記加熱手段12が設置されている。15はこの送風口14とは別に内蓋11に開口加工された循環口である。
【0022】
16は本体蓋2の内部空間部に設置された循環送風ダクトで、一側に送風手段13を設置し、反対側を送風口14及び循環口15を通して厨芥収納容器4に連動させている。16aは遮熱板で、加熱手段12と対向した循環送風ダクト16の内壁面に取り付けられている。
【0023】
16bはダクト仕切で、送風手段13と加熱手段12によって加熱された熱風を、送風口14を通して厨芥収納容器4に送風する循環風路16cと、厨芥収納容器4内の厨芥ごみを加熱乾燥させた後の空気を循環口15から送風手段13に戻す循環風路16eを分離遮断する役目をしている。16dは外気を循環送風ダクト16内に取り入れる通風口で、循環送風ダクト16に設けたファンモーター13bの軸貫通穴を大きく開口させて形成している。
【0024】
17はヒーターカバーで、内蓋11に取り付けられた加熱手段12をカバーするものであり、内蓋11の下面に同じく取り外し自在に取り付けられている。
【0025】
17aはヒーターカバー17の周側壁に開設されたヒーターカバー開口で、送風口14から厨芥収納容器4内に送風される空気を厨芥収納容器4の壁面に当たるようにしている。17bは循環口15の下面でヒーターカバー17に開設されたヒーターカバー開口である。
【0026】
18はヒーターカバー17内にあって送風口14と循環口15とを仕切る仕切で、送風口14から厨芥収納容器4内に送風される空気と循環口15から送風手段13に戻る空気を分離させるためのものである。
【0027】
19は臭気流出口で、循環口15より外側の内蓋11に設けられている。20は触媒脱臭器で、本体ケース1と外側固定容器3との間に設置されており、臭気流出口19から流出する臭気を受け入れ脱臭するものである。
【0028】
21は臭気流出口19と触媒脱臭器20を連結する連結パイプである。なお、図示していないが、この連結パイプ21には接続と離脱が自在なジョイント部が形成されていて、本体蓋2の開閉時にその離脱と接続が行なわれるようになっている。
【0029】
22は冷却ファンで、本体ケース1内の冷却及び触媒脱臭器20からの排気を吸出すためのものである。23はこの冷却ファン22を駆動するための排気モーター、24は冷却ファン22の空気入口側に設けた吸引口で、触媒脱臭器20の排気パイプ25と接続されている。
【0030】
26は本体ケース1内の部品の冷却をした後の空気と排気口25から吸引口24を通して脱臭後の気体の両者を本体ケース1外へ流出させるための排気口である。
【0031】
27は容器センサーで、外側固定容器3の下部側面に取り付けられ、該外側固定容器3内部の温度を検出するものである。28は温度センサーで、遮熱板16aが取り付けられた循環送風ダクト16の内面に取り付けられ、その感熱部は循環送風ダクト16内に臨んでいる。
【0032】
以上の構成による厨芥処理機の動作について説明する。
【0033】
厨芥ごみが厨芥収納容器4内に投入されて乾燥運転が開始されると、まず、電熱ヒーターよりなる加熱手段12に通電され、回転撹拌刃6の駆動用の電動モーター9があらかじめ定められた時間だけ正転、逆転を繰り返す。
【0034】
その後、あらかじめ定められた時間が経過すると、送風手段13のシロッコファン13aを駆動するファンモーター13b及び冷却ファン22を駆動する排気モーター23が動作し、矢印のように厨芥収納容器4内に熱風を循環させる。
【0035】
送風手段13で送風された空気の流れを説明すると、循環送風ダクト16の循環風路16cを通った風は送風口14の近傍に設置された加熱手段12によって暖められた後、ヒーターカバー開口17aを通って厨芥収納容器4の壁面に吹き付けられる。
【0036】
さらに、厨芥収納容器4の壁面に沿って厨芥ごみに当てられ、厨芥ごみを乾燥しながらヒーターカバー開口17bを通り、循環風路16eから送風手段13の構成部品であるシロッコファン13aに戻るという流れで循環する。
【0037】
この循環風は、温度センサー28の検出する雰囲気温度が110℃〜140℃に維持されるように加熱手段12に電力を供給しながら回転撹拌刃6を適宜作動させると、投入された厨芥ごみは撹拌され、かつ厨芥収納容器4の内壁に取り付けられた凸部5とによって破砕されながら蒸気を発生し、乾燥が進行する。
【0038】
一方、冷却ファン22の作動によって、本体ケース1内の部品を冷却した空気が排気口26から本体ケース1の外部に排出されるが、同時に吸引口24は冷却ファン22が動作することによって大気圧に対して低圧となり、厨芥収納容器4内の雰囲気が臭気流出口19を通って吸引され、触媒脱臭器20を通過して脱臭された後、排気口26から冷却風と混ぜ合わされて本体ケース1の外部に排出される。
【0039】
この吸引・排気によって循環送風ダクト16内は大気に対して低圧となるため、循環送風ダクト16に設けられた通風口16dを通して外気が循環送風ダクト16内に取り入れられる。
【0040】
この状態で厨芥ごみの乾燥が進行していくと、厨芥収納容器4の外部壁面部の温度も上昇し、さらに厨芥ごみの乾燥が終了する温度に達すると、その温度を外側固定容器3に取り付けられた容器センサー27が検出し、電源をOFFFして運転動作を終了する。
【0041】
上記本発明において、厨芥収納容器4内に投入された厨芥ごみの乾懐中は、加熱手段12の表面温度が約650℃まで上昇する。
【0042】
このため本発明では、送風手段13の温度対策として上記したように、その構成部品であるシロッコファン13aとファンモーター13bを加熱手段12及び厨芥収納容器4の上方を避けて循環送風ダクト16の一側に配置し、送風手段13が加熱手段12によって加熱されるのを防止している。
【0043】
また、加熱手段12を送風手段13と離して厨芥収納容器4に熱風が送り込まれる送風口14の近傍に配置しているので熱損失が少なく、効率よく厨芥ごみを乾燥する。
【0044】
これによって、モーター13bとシロッコファン13aで構成される送風手段13が加熱手段12によって加熱されることがなくなり、送風手段13の断熱が容易となり、コンパクトで乾燥効率の良い厨芥処理機が提供できるものである。
【0045】
さらに、厨芥収納容器4は、表面に厨芥ごみが付きにくいように処理を施した鋼板や耐熱性、難燃性、さらには、加水分解性に優れた分子配合を有した樹脂を混合したものである。
【0046】
本発明では、上記したように、この厨芥処理容器4をシンジオタクチックポリスチレンを主成分とし、このシンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を15%以上と難燃剤を添加した材料を用いて厨芥収納容器4を成形したものである。このシンジオタクチックポリスチレンは、通常、金型温度が約80℃で結晶化されるが、この温度では厨芥収納容器4の表面部分の温度が十分に上がらず、表面が荒れた状態となるため、金型温度を140℃以上に上げ、表面の結晶化を行う成型加工する。
【0047】
このような成形を行うことにより、厨芥収納容器4の表面はシンジオタクチックポリスチレンの結晶化が進むため、表面はきめ細かで、光沢性のあるものとなり、高温でも厨芥ごみのこびり付きが発生しにくい。
【0048】
また、表面の結晶化が不十分であると、表面部分での酸やアルカリに対して強度が不足し、厨芥ごみに酸やアルカリ成分を投入された場合に問題があるが、表面にまで結晶化を行うことにより耐酸性、耐アルカリ性の強いものとなる。
【0049】
さらに、耐熱性においても、金型温度が低い場合に比べて裕度を得ることができる。
【0050】
また、シンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を配合することで、厨芥収納容器4を着脱する場合、乾燥処理したごみを処分する場合に厨芥収納容器4を落下させたり、ぶつけてしまった時の強度を十分得ることが可能である。
【0051】
さらには、難燃剤を添加することで、万一に厨芥ごみが発火した場合でも、厨芥収納容器4の延焼を抑えることが可能となる。
【0052】
なお、本実施例では加熱手段12を電熱ヒーターの例で説明したが、電磁誘導加熱であっても同等の効果が得られるのは言うまでもない。
【0053】
このように、厨芥収納容器4の材料を、シンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程において成形時の金型温度を140℃以上で成形加工することにより、厨芥収納容器4の表面はシンジオタクチックポリスチレンの結晶化が進むため、表面はきめ細かで、光沢性のあるものとなり、高温でも厨芥ごみのこびり付きが発生しにくい厨芥収納容器4とすることができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、厨芥ごみを収納し、本体ケースに着脱自在に設置される厨芥収納容器と、この厨芥収納容器内の厨芥ごみを加熱する加熱手段と、送風手段と、循環風路と、前記厨芥収納容器の上部に備えられる開閉自在の本体蓋と、前記厨芥収納容器内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工するようにしたものである。
【0055】
また、厨芥収納容器の材料をシンジオタクチックポリスチレンとガラス繊維と難燃剤により構成したことにより、厨芥収納容器の表面はシンジオタクチックポリスチレンの結晶化が進むため、表面はきめ細かで、光沢性のあるものとなり、高温でも厨芥ごみのこびり付きが発生しにくくなる。
【0056】
また、表面にまで結晶化を行うことにより耐酸性、耐アルカリ性の強いものとなる。
【0057】
さらに、耐熱性においても、金型温度が低い場合に比べて裕度を得ることができる。
【0058】
また、シンジオタクチックポリスチレンにガラス繊維を配合することで、厨芥収納容器を着脱する場合や、乾燥処理した厨芥ごみを処分する場合に厨芥収納容器を落下させたり、ぶつけてしまった時の強度を十分得ることできる。
【0059】
さらには、難燃剤を添加することで、万一に厨芥ごみが発火した場合でも、厨芥収納容器の延焼を抑えることが可能となるなどの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部断面図である。
【図2】本発明の実施例の厨芥収納容器の外観図である。
【図3】本発明の循環送風ダクトを厨芥収納容器側から見た斜視図である。
【図4】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
1・・本体ケース
2・・本体蓋
4・・厨芥収納容器
6・・回転撹拌刃
12・・加熱手段
13・・送風手段
16c、16e・・循環風路
Claims (2)
- 厨芥ごみを収納し、本体ケース(1)に着脱自在に設置される厨芥収納容器(4)と、この厨芥収納容器(4)内の厨芥ごみを加熱する加熱手段(12)と、送風手段(13)と、循環風路(16c)、(16e)と、前記厨芥収納容器(4)の上部に備えられる開閉自在の本体蓋(2)と、前記厨芥収納容器(4)内の厨芥ごみを撹拌する回転撹拌刃(6)を備えた厨芥処理機において、厨芥収納容器(4)の材料をシンジオタクチックポリスチレンを主成分として構成し、製造工程における成形時の金型温度を140℃以上で成型加工することを特徴とする厨芥処理機。
- 厨芥収納容器(4)の材料をシンジオタクチックポリスチレンとガラス繊維と難燃剤により構成することを特徴とする請求項1記載の厨芥処理機。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101906673A (zh) * | 2010-07-09 | 2010-12-08 | 中钢集团洛阳耐火材料研究院有限公司 | 一种纤维制品的干燥窑 |
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- 2002-08-23 JP JP2002243174A patent/JP2004081917A/ja active Pending
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