JP2002205033A - 生ゴミ分解処理方法 - Google Patents
生ゴミ分解処理方法Info
- Publication number
- JP2002205033A JP2002205033A JP2001039220A JP2001039220A JP2002205033A JP 2002205033 A JP2002205033 A JP 2002205033A JP 2001039220 A JP2001039220 A JP 2001039220A JP 2001039220 A JP2001039220 A JP 2001039220A JP 2002205033 A JP2002205033 A JP 2002205033A
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- JP
- Japan
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- water
- tank
- cooling fin
- garbage
- cooling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】微生物を利用する密閉式生ゴミ処理機におい
て、発生する過剰な水分は発酵菌の分解効率を悪くして
いる。この過剰水分を回収して分解効率を向上させる生
ゴミ処理方法を提供する。 【解決手段】処理槽内上部に循環方式の冷却フィンを設
け、この冷却フィンの下部に水分回収用の受け皿を設け
ると共に、冷却フィンの上部に撹拌用のファンを設け、
槽内で発生するガスと水蒸気を撹拌して水蒸気を冷却フ
ィンに接触させて水滴化して受け皿から回収する。
て、発生する過剰な水分は発酵菌の分解効率を悪くして
いる。この過剰水分を回収して分解効率を向上させる生
ゴミ処理方法を提供する。 【解決手段】処理槽内上部に循環方式の冷却フィンを設
け、この冷却フィンの下部に水分回収用の受け皿を設け
ると共に、冷却フィンの上部に撹拌用のファンを設け、
槽内で発生するガスと水蒸気を撹拌して水蒸気を冷却フ
ィンに接触させて水滴化して受け皿から回収する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は微生物を利用する密
閉式生ゴミ処理機の密閉された処理槽内で発生した水分
を回収する生ゴミ分解処理装置の処理槽内での水分回収
方法に関する。
閉式生ゴミ処理機の密閉された処理槽内で発生した水分
を回収する生ゴミ分解処理装置の処理槽内での水分回収
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からの開放式生ゴミ処理機は、処理
槽内に外気を取入れ、発酵菌と一緒に加熱撹拌して発酵
分解生成物を作っている。この過程では多量の水蒸気と
臭気となる生成ガスの発生があり、臭気は完全に消気す
ることなく外気に放出されている。
槽内に外気を取入れ、発酵菌と一緒に加熱撹拌して発酵
分解生成物を作っている。この過程では多量の水蒸気と
臭気となる生成ガスの発生があり、臭気は完全に消気す
ることなく外気に放出されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この方式に対して臭気
を外気に放出しない密閉式生ゴミ処理機は、処理槽と外
気は完全に遮断された状態で発酵分解作用が行われる
が、このときも水分と臭気は発生する。この発生した水
分（水蒸気）は臭気（生成ガス）と層を形成して処理槽
内に充満する。
を外気に放出しない密閉式生ゴミ処理機は、処理槽と外
気は完全に遮断された状態で発酵分解作用が行われる
が、このときも水分と臭気は発生する。この発生した水
分（水蒸気）は臭気（生成ガス）と層を形成して処理槽
内に充満する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】発明者はこの点に着眼し
鋭意研究の結果本発明に到達したものであって、従来の
密閉式処理槽の構造においては、発生する水蒸気のみを
回収する機構になっておらず、臭気と一緒に脱臭装置で
回収されている。このため水分の回収率は低く、処理槽
内は常に多湿であり水分は再び分解生成物と混練して湿
った生成分を作っている。
鋭意研究の結果本発明に到達したものであって、従来の
密閉式処理槽の構造においては、発生する水蒸気のみを
回収する機構になっておらず、臭気と一緒に脱臭装置で
回収されている。このため水分の回収率は低く、処理槽
内は常に多湿であり水分は再び分解生成物と混練して湿
った生成分を作っている。
【０００５】過剰な水分は発酵菌の分解効率を悪くし、
分解生成物の乾燥を妨げるものとなっている。またこの
水分の一部は臭気と共に脱臭器に吸入されるが水分が多
いため消臭効果を悪くしている。この他に処理槽内は常
に湿気の多い状態にあり機器類の錆の原因にもなってい
る。このため本発明においては密閉式生ゴミ処理機の密
閉された処理槽内で発生した水分を積極的に回収する処
理方法を提供するものである。
分解生成物の乾燥を妨げるものとなっている。またこの
水分の一部は臭気と共に脱臭器に吸入されるが水分が多
いため消臭効果を悪くしている。この他に処理槽内は常
に湿気の多い状態にあり機器類の錆の原因にもなってい
る。このため本発明においては密閉式生ゴミ処理機の密
閉された処理槽内で発生した水分を積極的に回収する処
理方法を提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】添付図面により本発明の実施の形
態を説明すると、図は密閉式生ゴミ処理機の全体図であ
って、処理槽に槽内ガス撹拌装置を備えた水分回収装置
およびこれを作動させる循環機構を示すものである。
態を説明すると、図は密閉式生ゴミ処理機の全体図であ
って、処理槽に槽内ガス撹拌装置を備えた水分回収装置
およびこれを作動させる循環機構を示すものである。
【０００７】
【実施例】図において本発明の方法に使用する生ゴミ分
解処理槽を説明すると、密閉された処理槽の上部に循環
方式の冷却フィンを設け、その下部に水分回収用の受け
皿を設け、この冷却フィンの上部には槽内ファンを設け
て槽内の気体を撹拌できる構造となっている。
解処理槽を説明すると、密閉された処理槽の上部に循環
方式の冷却フィンを設け、その下部に水分回収用の受け
皿を設け、この冷却フィンの上部には槽内ファンを設け
て槽内の気体を撹拌できる構造となっている。
【０００８】処理槽の外部には冷却フィンを冷却するた
めの冷却水循環タンクと冷却機が設けてあって、処理槽
内の冷却フィンを冷却循環できるように配管されてい
る。
めの冷却水循環タンクと冷却機が設けてあって、処理槽
内の冷却フィンを冷却循環できるように配管されてい
る。
【０００９】冷却フィンは冷却機と冷却水（エア及び他
の液体を含む）により極冷温に冷却され、発生した水蒸
気（水分）を結露させて水滴化させる。そしてこの水滴
化した水分は、水分回収用の受け皿に落ち、排水パイプ
により処理槽外部へ排出される構造である。
の液体を含む）により極冷温に冷却され、発生した水蒸
気（水分）を結露させて水滴化させる。そしてこの水滴
化した水分は、水分回収用の受け皿に落ち、排水パイプ
により処理槽外部へ排出される構造である。
【００１０】この槽内で発酵分解が始まると槽内には各
種生成ガスと水蒸気が発生し、水蒸気は上昇して冷却フ
ィンに接触して水滴となるが、発酵分解が連続して行わ
れると処理槽の上部にはメタンガスが充満するようにな
り水蒸気は冷却フィンまで到達できなくなり水滴化がで
きなくなる。
種生成ガスと水蒸気が発生し、水蒸気は上昇して冷却フ
ィンに接触して水滴となるが、発酵分解が連続して行わ
れると処理槽の上部にはメタンガスが充満するようにな
り水蒸気は冷却フィンまで到達できなくなり水滴化がで
きなくなる。
【００１１】このように本発明の方法は槽内にファンを
設けることにより槽内のガスと水蒸気を同時に撹拌し、
常時水蒸気を冷却フィンに接触できるようにしてあり、
このような機構によって水蒸気は常時水滴化される状態
となって、密閉された処理槽内の水分の回収が可能とな
る。
設けることにより槽内のガスと水蒸気を同時に撹拌し、
常時水蒸気を冷却フィンに接触できるようにしてあり、
このような機構によって水蒸気は常時水滴化される状態
となって、密閉された処理槽内の水分の回収が可能とな
る。
【００１２】
【発明の効果】上述のように本発明の生ゴミ分解処理方
法においては処理槽内発生した水分のみの回収が可能と
なるため乾燥した分解生成物が得られ二次乾燥が不要と
なる。
法においては処理槽内発生した水分のみの回収が可能と
なるため乾燥した分解生成物が得られ二次乾燥が不要と
なる。
【００１３】このように過剰な水分がないため生ゴミの
発酵分解効率が上がり、また脱臭装置へ水蒸気（水分）
が入り込まないため消臭効果が下がることなく、しかも
処理槽内の水分が減少するので錆防止の効果があるとい
う従来の生ゴミ処理機に比較して卓越した作用効果を奏
する。
発酵分解効率が上がり、また脱臭装置へ水蒸気（水分）
が入り込まないため消臭効果が下がることなく、しかも
処理槽内の水分が減少するので錆防止の効果があるとい
う従来の生ゴミ処理機に比較して卓越した作用効果を奏
する。
【図１】本発明方法の全体を示す実施例図
Claims (1)
- 【請求項１】微生物を利用する生ゴミ処理装置において
密閉された処理槽内上部に循環方式の冷却フィンを設
け、該冷却フィンの下部に水分回収用の受け皿を設ける
一方、前記冷却フィンの上部に撹拌用のファンを設け、
処理槽外部に冷却水循環タンクを設けて、冷却水を処理
槽内に循環供給し、前記槽内ファンを設けることにより
槽内で発生するガスと水蒸気を同時に撹拌して水蒸気を
冷却フィンに接触させ水滴化して水分回収受皿から水分
を回収することを特徴とした生ゴミ分解処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001039220A JP2002205033A (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 生ゴミ分解処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001039220A JP2002205033A (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 生ゴミ分解処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002205033A true JP2002205033A (ja) | 2002-07-23 |
Family
ID=18902060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001039220A Pending JP2002205033A (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 生ゴミ分解処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002205033A (ja) |
-
2001
- 2001-01-10 JP JP2001039220A patent/JP2002205033A/ja active Pending
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